JP2013194644A - 内燃機関及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧縮行程にてインジェクタ33より燃料を噴射させる前段噴射と、膨張行程にてインジェクタ33より燃料を噴射させる後段噴射とを、該各噴射により燃焼室17内に供給される噴射燃料がシリンダ壁面に到達する前にその燃焼を終了するように実行することで、前段燃焼時及び後段燃焼時にそれぞれ、燃焼ガスとシリンダ壁面との間に空気断熱層50を形成するようにした。
【選択図】図4
Description
本発明の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、エンジン1は、火花着火モードと圧縮自己着火モードとを備えているが、これに限ったものではなく、火花着火のみを行うエンジンであってもよいし、圧縮自己着火のみを行うエンジンであってもよい。すなわち、噴射燃料の着火形態は、自己着火であってもよいし火花着火であってもよい。
r1 第1運転領域(低負荷側の運転領域)
r2 第2運転領域(高負荷側の運転領域)
11 シリンダ
13 シリンダヘッド
15 ピストン
15a キャビティ
17 燃焼室
33 インジェクタ(燃料噴射弁)
100 エンジン制御器(噴射弁制御手段)
Claims (11)
- シリンダ壁面とピストンの冠面とシリンダヘッドの下面とに囲まれた燃焼室の上部の中心部に配置される燃料噴射弁の先端部から、シリンダ径方向の外側に向かって燃料を噴射するとともに、該噴射した燃料を火花着火又は自己着火により燃焼させる内燃機関の制御方法であって、
圧縮行程にて上記燃料噴射弁より燃料を噴射する前段噴射工程と、
膨張行程にて上記燃料噴射弁より燃料を噴射する後段噴射工程と、を備え、
上記前段噴射工程及び上記後段噴射工程は、該各工程にて上記燃料噴射弁より噴射される燃料がシリンダ壁面に到達する前にその燃焼を終了するように、上記燃料噴射弁により燃料噴射を実行させる工程であることを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 請求項1記載の内燃機関の制御方法において、
上記前段噴射工程における燃料噴射時期は、圧縮行程末期に燃焼室内に生じる順スキッシュ流の強さが最大になる時期と同じか又はその直前であることを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 請求項1又は2記載の内燃機関の制御方法において、
上記後段噴射工程における燃料噴射時期は、圧縮上死点から膨張行程に移行する際に燃焼室内に生じる逆スキッシュ流の強さが最大になる時期と同じか又はその直前であることを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御方法において、
上記内燃機関の負荷が所定閾値以上となる運転領域においては、上記前段噴射工程及び上記後段噴射工程の実行を許容する一方、上記内燃機関の負荷が上記所定閾値未満となる運転領域においては、上記前段噴射工程の実行を許容するものの上記後段噴射工程の実行を禁止する禁止工程をさらに備えていることを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 請求項4記載の内燃機関の制御方法において、
上記前段噴射工程及び後段噴射工程は、上記内燃機関の負荷が上記所定閾値以上となる運転領域のうち低負荷側の運転領域においては、後段噴射工程における燃料の噴射量が前段噴射工程における燃料の噴射量よりも少なくなるように、上記燃料噴射弁による燃料噴射量を制御する一方、上記内燃機関の負荷が上記所定閾値以上となる運転領域のうち高負荷側の運転領域においては、後段噴射工程における燃料の噴射量が前段噴射工程における燃料の噴射量よりも多くなるように、上記燃料噴射弁による燃料噴射量を制御する工程であることを特徴とする内燃機関の制御方法。 - シリンダ壁面とピストンの冠面とシリンダヘッドの下面とに囲まれた燃焼室と、該燃焼室内の上部の中心部に配設され、該中心部からシリンダ径方向の外側に向かって燃料を噴射する燃料噴射弁と、該燃料噴射弁の作動を制御する噴射弁制御手段とを備え、該燃料噴射弁より噴射された燃料を火花着火又は自己着火により燃焼させる内燃機関であって、
上記噴射弁制御手段は、圧縮行程にて上記燃料噴射弁より燃料を噴射させる前段噴射と、膨張行程にて上記燃料噴射弁より燃料を噴射させる後段噴射とを、該各噴射により燃焼室内に供給される噴射燃料がシリンダ壁面に到達する前にその燃焼を終了するように実行することを特徴とする内燃機関。 - 請求項6記載の内燃機関において、
上記噴射弁制御手段は、上記前段噴射の実行時における燃料の噴射時期が、圧縮行程末期に燃焼室内に生じる順スキッシュ流の強さが最大になる時期と同じか又はその直前になるように、上記燃料噴射弁の作動を制御するように構成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項6又は7記載の内燃機関において、
上記噴射弁制御手段は、上記後段噴射の実行時における燃料の噴射時期が、圧縮上死点から膨張行程に移行する際に生じる逆スキッシュ流の強さが最大になる時期と同じか又はその直前になるように、上記燃料噴射弁の作動を制御するように構成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項6乃至8のいずれか一項に記載の内燃機関において、
上記噴射弁制御手段は、上記内燃機関の負荷が所定閾値以上となる運転領域においては、上記前段噴射及び上記後段噴射の双方を実行する一方、上記内燃機関の負荷が上記所定閾値未満となる運転領域においては、上記前段噴射のみを実行して上記後段噴射の実行を禁止するように構成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項9記載の内燃機関において、
上記噴射弁制御手段は、上記内燃機関の負荷が上記所定閾値以上となる運転領域のうち低負荷側の運転領域においては、後段噴射による燃料噴射量が前段噴射による燃料噴射量よりも少なくなるように、上記燃料噴射弁による燃料噴射量を制御する一方、上記内燃機関の負荷が上記所定閾値以上となる運転領域のうち高負荷側の運転領域においては、後段噴射による燃料噴射量が前段噴射による燃料噴射量よりも多くなるように、上記燃料噴射弁による燃料噴射量を制御するように構成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項6乃至10のいずれか一項に記載の内燃機関において、
上記燃焼室の底面を形成するピストンの冠面には、シリンダ軸心に沿った断面で見て略ω状をなすキャビティが形成されており、
上記キャビティは、上記燃料噴射弁より噴射された噴射燃料が該キャビティ内に指向するように形成されていることを特徴とする内燃機関。
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