JP2013194581A - エンジンの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インジェクタが設置されるエンジンの冷却装置において、運転停止後のインジェクタの必要以上の昇温を抑制または防止可能とする。
【解決手段】エンジン1の停止後にエンジン1内の高温冷却液とタンク21内の低温冷却液とを入れ替える。これにより、エンジン1の停止後におけるエンジン1内の熱のこもりが抑制または防止されるので、インジェクタ10のノズルが必要以上に昇温せずに済むようになる。これにより、ノズルにデポジットが堆積することが抑制または防止される。
【選択図】図3

Description

本発明は、インジェクタ(燃料噴射弁)が設置されるエンジン(内燃機関)の冷却装置に係り、特にインジェクタのノズルの温度上昇を抑制するための技術に係る。
一般に、筒内燃料噴射式のエンジンの場合、インジェクタのノズルが燃焼室近傍に配置されている関係より、高温になりやすいので、前記ノズルに燃料の変質物(カーボンデポジット、以下、単にデポジットと呼ぶ)が堆積しやすくなる。
また、エンジンの吸気ポートにインジェクタを設置するようなタイプであっても、ポンピングロスの低減などのために多量のEGRを行ったり、吸気バルブの作動タイミングを可変としてミラーサイクルで運転したりする場合には、燃焼に伴い生成されたPM(particulate matter)が既燃ガス(排気ガス)と共に吸気ポートに還流されたり、気筒から吸気ポートに吹き返されたりする関係より、この既燃ガス中に含まれるPMが前記吸気ポートに設置されるインジェクタのノズルに付着しやすくなる。
そのために、例えばエンジンを高負荷運転してから即座に停止したとき(ホットソーク)にエンジンに熱がこもりやすくなる。それによって、前記インジェクタのノズル温度が必要以上に昇温するおそれがあり、ひいては、当該インジェクタのノズルにデポジットが堆積しやすくなることが懸念される。
例えば特許文献1には、シリンダヘッドにおいてインジェクタの近傍に冷却水通路を増設して、インジェクタの冷却性能を高めるようにすることが記載されている。
特開2007−231897号公報
上記特許文献1に係る従来例では、例えばエンジンを停止すると冷却水循環が停止するようになっているために、やはり、前記したホットソーク時におけるエンジンの熱のこもりに起因する不具合を解消することは不可能であると考えられる。ここに改良の余地が有る。
このような事情に鑑み、本発明は、インジェクタが設置されるエンジンの冷却装置において、エンジン停止後におけるインジェクタの必要以上の昇温を抑制または防止可能とすることを目的としている。
本発明は、インジェクタが設置されるエンジンの冷却装置であって、前記エンジンを停止する際に、前記エンジンのウォータジャケット内の冷却液を流動させる、ことを特徴としている。
この構成では、エンジンの停止時に、エンジンの運転に伴い昇温したウォータジャケット内の冷却液が流動されることにより、当該冷却液から放熱が可能になるので、エンジン内に熱がこもることが抑制または防止されるようになる。これにより、エンジンの停止後にインジェクタが必要以上に昇温することが抑制または防止されるようになる。
好ましくは、前記エンジンの冷却装置において、前記エンジンのウォータジャケット内の冷却液を流動させる形態としては、当該ウォータジャケット内の冷却液を、前記エンジンの外部に設置されるタンク内の冷却液と入れ替える形態とすることができる。
この構成では、エンジン停止時に前記ウォータジャケット内の高温冷却液と前記タンク内の低温冷却液とを入れ替える形態にすると、前記ウォータジャケット内に流入される低温冷却液によってエンジンが冷却されるようになるので、熱のこもりが抑制または防止されるようになる。これにより、エンジンの停止後にインジェクタが必要以上に昇温することが抑制または防止されるようになる。
好ましくは、前記エンジンの冷却装置において、前記ウォータジャケットには、その外部に冷却液を取り出してから戻すための外部通路が接続され、この外部通路には、冷却液を流動させるための電動式のウォータポンプが設けられ、また、前記外部通路において前記タンクの冷却液導入側と冷却液排出側とには、それぞれ制御弁が設けられ、前記エンジンを停止する際に、前記各制御弁を開弁するとともに前記ウォータポンプを作動する制御装置を備える、構成とすることができる。
この構成では、ウォータジャケットとタンクとを連通する状態と切り離す状態とに切り替える構成を特定しているとともに、エンジンの停止後における当該エンジンの熱のこもりを抑制または防止するための冷却液の流動形態を特定している。特に、電動式のウォータポンプを用いているから、冷却液を流動または停止させる制御が簡単かつ迅速に行えるようになるなど、処理の応答性が向上する。
好ましくは、前記エンジンの冷却装置において、前記制御装置は、前記エンジンの始動要求に応答して、前記ウォータジャケット内の冷却液温度が前記エンジンの停止時に当該エンジンの冷却を可能とする温度に基づいて設定される第1閾値以下であるか否かを判定する始動時判定部と、この始動時判定部で前記第1閾値以下であると判定した場合に、前記各制御弁を開弁するとともに前記ウォータポンプを作動する始動時対処部と、前記エンジンの停止要求に応答して、前記ウォータジャケット内の冷却液温度が前記エンジンの停止後に前記インジェクタの温度が所定の第2閾値以上に上昇するか否かを推定する停止時推定部と、この停止時推定部で前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記各制御弁を開弁するとともに前記ウォータポンプを作動する停止時対処部とを含む、構成とすることができる。
この構成では、エンジンの始動時にウォータジャケット内の低温冷却液をタンク内の冷却液と入れ替えることで、タンク内に低温冷却液を貯留させるようにするとともに、エンジンの停止時に前記タンク内に貯留させた低温冷却液とウォータジャケット内の高温冷却液とを入れ替えることで、エンジンの熱のこもりを抑制または防止させるようにするための制御ロジックを明確にしている。これにより、エンジンの停止後にインジェクタが昇温することを比較的容易に抑制または防止することが可能になる。
好ましくは、前記エンジンの冷却装置において、前記始動時対処部および前記停止時対処部は、共に、前記タンク内の冷却液温度に基づいて当該タンク内の冷却液と前記ウォータジャケット内の冷却液との入れ替えが完了したと判断する、構成とすることができる。
この構成では、エンジン始動時およびエンジン停止時には、前記タンク内の冷却液温度と前記ウォータジャケット内の冷却液温度とに高低差があることを考慮し、タンク内の冷却液温度を基準として冷却液入れ替えの完了の有無を調べるようにしているのであり、比較的簡易に冷却液入れ替えの完了の有無を判断できるようになる。
好ましくは、前記エンジンの冷却装置において、前記ウォータジャケットには、その外部に冷却液を取り出してから戻すための外部通路が接続され、この外部通路には、前記エンジンで発生する回転動力を受けて駆動されかつ冷却液を流動させるための機械式のウォータポンプが設けられ、また、前記外部通路において前記タンクの冷却液導入側と冷却液排出側とには、それぞれ制御弁が設けられ、前記エンジンの停止要求に応答して、前記各制御弁を開弁するとともに前記ウォータポンプを作動してから、前記エンジンを停止する制御装置を備える、構成とすることができる。
この構成では、エンジンで駆動される機械式のウォータポンプを用いる場合、エンジンを停止させると、冷却液の入れ替えができなくなることを考慮し、冷却液の入れ替えが終わってから、エンジンを停止するようにしている。これにより、冷却液の入れ替えが実現できるようになる。
本発明は、インジェクタが設置されるエンジンの冷却装置において、エンジン停止後におけるインジェクタの必要以上の昇温を抑制または防止することが可能になる。これにより、インジェクタの設置場所が筒内噴射用位置または吸気ポート噴射用位置であっても、それに関係なく、当該インジェクタのノズルにデポジットが堆積されにくくなる。したがって、燃料噴射制御を長期にわたって正確に行うことが可能になるなど、エンジンの性能安定化に貢献できるようになる。
本発明に係るエンジンの冷却装置の一実施形態を示す概略構成図である。 図1の実施形態においてエンジン始動時の冷却液入れ替え制御を説明するためのフローチャートである。 図1の実施形態においてエンジン停止時の冷却液入れ替え制御を説明するためのフローチャートである。 エンジン1を停止してからの時間経過に伴うインジェクタの温度の変化を示すグラフである。 本発明に係るエンジンの冷却装置の他実施形態であり、エンジン始動時の冷却液入れ替え制御を説明するためのフローチャートである。 図5の実施形態においてエンジン停止時の冷却液入れ替え制御を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図4に、本発明の一実施形態を示している。図中、1はエンジンである。この実施形態では、エンジン1の吸気ポート3b内に燃料を噴射するポート噴射式のガソリンエンジンを例に挙げている。
このエンジン1は、シリンダブロック2と、シリンダヘッド3とを有している。シリンダブロック2の気筒(シリンダ)2aには、ピストン4が挿入されている。このピストン4は、詳細に図示していないが、コネクティングロッド5を介してクランクシャフト6に連結されている。公知であるが、クランクシャフト6が2回転することに伴い気筒2a内をピストン4が上下2往復することにより、吸入行程、圧縮行程、燃焼−膨張行程、排気行程を順次行う。
エンジン1のクランクシャフト6の回転角、回転速度、回転数などは、クランクポジションセンサ44の出力信号に基づいて制御装置30が認識する。このクランクポジションセンサ44は、シグナルロータ44aと非接触センサ44bとを組み合わせたデジタルエンコーダとされている。シグナルロータ44aは、クランクシャフト6に取り付けられている。このシグナルロータ44aの外周面には、複数の歯(突起)が等角度ごとに設けられるが、この外周所定領域には例えば歯2つ分(任意数)を無くした欠歯部が設けられる。
シリンダヘッド3の天井面においてシリンダブロック2の気筒2aに対向する領域には、ほぼ円錐形状の凹部3aが設けられている。この凹部3aは、気筒2aとピストン4とで、いわゆるペントルーフ型の燃焼室を形成する。このシリンダヘッド3の凹部3aの中央部には、点火プラグ7が設けられている。
シリンダヘッド3には、吸気ポート3bおよび排気ポート3cがそれぞれ設けられている。吸気ポート3bは吸気バルブ8で、排気ポート3cは排気バルブ9でそれぞれ開閉される。これら吸気バルブ8および排気バルブ9は、吸気カムシャフト(符号省略)および排気カムシャフト(符号省略)により開閉動作される。
シリンダヘッド3の吸気ポート3b側には、インジェクタ10が取り付けられている。詳しくは、インジェクタ10は、吸気ポート3bの吸気バルブ8の傘部(気筒2a側開口)へ向けて燃料を噴射するような姿勢で設置されている。インジェクタ10の先端のノズル(図示省略)は、吸気ポート3b内に露呈するように配置されている。
そして、エンジン1のシリンダブロック2およびシリンダヘッド3には、それぞれウォータージャケット2b、3dが設けられている。両方のウォータジャケット2b,3dは、連通連結されている。
このウォータジャケット2b,3d内の冷却液は、必要に応じて、エンジン1の外部に設置されるタンク21内の冷却液と入れ替え可能とされている。前記冷却液は、一般的に公知のように、例えばLLC(Long Life Coolant)などと呼ばれる不凍液とされる。
ブロック内ウォータジャケット2bとタンク21とには、ブロック内ウォータージャケット2b内の冷却液をタンク21に導くための導入路22が連通連結されている。ヘッド内ウォータジャケット3dとタンク21とには、タンク21内の冷却液をヘッド内ウォータージャケット3dに導くための還流路23が連通連結されている。ブロック内ウォータジャケット2bと導入路22とタンク21と還流路23とヘッド内ウォータージャケット3dとが閉ループとされて、冷却液が循環可能になっている。
タンク21は、導入される冷却液を保温する構造になっている。つまり、このタンク21は、その壁部が中空となる二重壁構造とされているとともに、その中空部がほぼ真空状態にされることによって、タンク21の内外を断熱状態に保って貯留する冷却液を保温する構造になっている。このタンク21の貯留容量は、例えばエンジン1のウォータージャケット2b,3d内の冷却液収容量と同等、あるいは前記冷却液収容量よりも適宜多い容量に設定される。
なお、導入路22は、タンク21の底から内部に差し入れられて天井寄りの位置で開口するように配置されている。また、還流路23は、タンク21の底から内部に差し入れられて内底面で開口するように配置されている。
還流路23においてシリンダブロック2寄りの位置と導入路22においてシリンダヘッド3寄りの位置とには、電磁弁などの制御弁24,25が設置されている。この制御弁24,25の開閉動作は、制御装置30により制御される。
また、導入路22においてシリンダブロック2寄りの位置と制御弁24との間には、電動式のウォーターポンプ26が設置されている。この電動式ウォーターポンプ26は、冷却液を流動させるものであり、その動作は制御装置30により制御される。
なお、ブロック内ウォータジャケット2bには、その内部の冷却液の温度(Te)を検出するためのエンジン水温センサ41が設けられている。また、タンク21には、その内部の冷却液の温度(Tt)を検出するためのタンク水温センサ42が設けられている。このエンジン水温センサ41およびタンク水温センサ42の出力信号に基づいて制御装置30がそれぞれの冷却液温度を認識する。
制御装置30は、エンジン1の各種制御を実行するエンジンコントロールコンピュータなどと呼ばれるものであり、図示していない各種センサやスイッチなどから入力される信号に基づいて、インジェクタ10の燃料噴射制御、点火プラグ7のイグナイタ11の点火時期制御、図示していない電子制御式スロットルバルブの制御(スロットル制御)、空燃比フィードバック制御などを実行する。
この実施形態では、この制御装置30に、本発明に係る冷却装置の制御装置としての機能(冷却液入れ替え制御)を実行する制御プログラムが装備されている。但し、この制御装置30をエンジンコントロールコンピュータなどとせずに、前記冷却液入れ替え制御のみを専用で実行する構成とすることも可能である。
前記制御装置30は、一般に公知の構成のECU(Electronic Control Unit)とされており、図示していないが、CPU(中央処理装置)、ROM(プログラムメモリ)、RAM(データメモリ)、ならびにバックアップRAM(不揮発性メモリ)などを備えている。
ROMは、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。RAMは、CPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリである。バックアップRAMは、エンジン1の停止時にその保存すべきデータ等を記憶する不揮発性のメモリである。
CPU、ROM、RAMならびにバックアップRAMは、バスを介して互いに接続されるとともに、入力インターフェース及び出力インターフェースと接続されている。
入力インターフェースには、エンジン1の始動/停止スイッチ43、エンジン水温センサ41、タンク水温センサ42などが少なくとも接続されている他、図示していないエンジン制御に関係するセンサ類が接続されている。出力インターフェースには、点火プラグ7のイグナイタ11、インジェクタ10、制御弁24,25、ウォータポンプ26などが少なくとも接続されている。この実施形態では前記入力インターフェースおよび出力インターフェースに接続される要素を、本発明の特徴に関係するもののみとしている。
次に、前記した制御装置30が実行する冷却液入れ替え制御の概要について説明する。
従来例で説明したように、エンジン1を停止した後でエンジン1に熱がこもってインジェクタ10が必要以上に昇温する傾向となることが知られている。特に、エンジン1を高負荷運転した後で即座にエンジン1を停止すると、前記熱のこもりが増大する。
そこで、この実施形態では、エンジン1を停止した後でエンジン1に熱がこもりにくくするために、エンジン1を停止する際にエンジン1のウォータジャケット2b,3d内の冷却液とタンク21内の冷却液とを入れ替える処理(冷却液入れ替え制御)を行うようにしている。
このような冷却液入れ替え制御を行うにあたって、タンク21内に貯留している冷却液が低温でなければエンジン1の冷却作用が不十分となる。このような事情を考慮し、この実施形態では、まず、エンジンの冷間始動時のようにエンジン1のウォータジャケット2b,3d内の冷却液が低温であるときに、このウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液をタンク21内の冷却液と入れ替えることにより、タンク21内に低温冷却液を貯留させるようにしておく。
そして、前記始動したエンジン1を停止するときに、エンジン1の運転に伴いウォータジャケット2b,3d内で昇温した高温冷却液と、タンク21内に貯留している低温冷却液とを入れ替えるようにする。このように、エンジン1の始動時と停止時とで冷却液入れ替え制御を行うのである。
なお、タンク21が保温機能を有しているので、エンジン1の運転時間が長くても、エンジン1の始動時にタンク21内に貯留させた低温冷却液の温度はほぼ維持される。そのために、エンジン停止時にタンク21内の低温冷却液をエンジン1のウォータジャケット2b,3dと入れ替えると、エンジン1の冷却作用が得られるのである。
一方、エンジン1の停止時にタンク21内に貯留させた高温冷却液の温度もほぼ維持される。そのため、エンジン1の始動時にタンク21内の高温冷却液をエンジン1のウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液と入れ替えるようにしているのであり、これにより、エンジン1の暖機時間を短縮することが可能になるという副次的な効果が得られる。
まず、図2に示すフローチャートを参照して、エンジン1の始動時における冷却液入れ替え制御を詳細に説明する。
図2のフローチャートは、エンジン1が始動されたときにスタートする。まず、ステップS1では、エンジン冷却液温度Teが第1閾値T1以下であるか否かを判定する。ここでは、タンク21に低温冷却液を貯留できるかどうかを調べている。
なお、エンジン冷却液温度Teはエンジン水温センサ41からの出力に基づいて認識する。前記第1閾値T1は、エンジン1の停止後においてエンジン1の冷却液温度Teを十分に低下させるだけの冷却作用を発揮する温度に設定される。具体的に、前記第1閾値T1は、例えばエンジン1の暖機完了温度未満で、1年を通じて最も高い季節の外気温(例えば40℃)を基準として適宜に設定される。その理由は、エンジン1の冷間時にウォータジャケット2b,3d内の冷却液温度が外気温に影響されるからである。
ここで、Te>T1である場合には前記ステップS1で否定判定して、このフローチャートを終了する。一方、Te≦T1である場合には前記ステップS1で肯定判定して、続くステップS2に移行する。
このステップS2では、2つの制御弁24,25を開弁するとともにウォータポンプ26を駆動する。これにより、エンジン1のウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液とタンク21内の冷却液とを入れ替える処理が開始される。
この後、続くステップS3において、タンク21内の冷却液温度Ttが第3閾値T3以下であるか否かを判定する。ここでは、ウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液とタンク21内の冷却液との入れ替えが完了したか否かを調べているのである。
なお、タンク冷却液温度Ttは、タンク水温センサ42からの出力に基づいて認識する。また、前記第3閾値T3は、ウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液がタンク21内に流入したことを調べるための指標であるので、前記第1閾値T1とほぼ同じに設定している。
ここで、Tt>T3である場合には前記ステップS3で否定判定して、Tt≦T3になるまで待つ。そして、Tt≦T3になると、エンジン1のウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液とタンク21内の冷却液とがほぼ完全に入れ替わったと推定できるので、前記ステップS3で肯定判定して、続くステップS4に移行する。
このステップS4では、2つの制御弁24,25を閉弁するとともにウォータポンプ26の駆動を停止する。その後、このフローチャートを終了する。
次に、図3に示すフローチャートを参照して、エンジン1の停止時における冷却液入れ替え制御を詳細に説明する。
図3のフローチャートは、例えば所定周期(数msec)毎に開始される。まず、ステップS21では、エンジン1の停止信号が入力されたか否かを判定する。この停止信号は、例えばエンジン1の運転中において始動/停止スイッチ43が操作されると入力される。
ここで、停止信号が入力されなければ前記ステップS21で否定判定して、このフローチャートを終了する。一方、停止信号が入力された場合には前記ステップS21で肯定判定して、続くステップS22に移行する。
このステップS22では、エンジン冷却液温度Teが第2閾値T2以上であるか否かを判定する。
なお、エンジン冷却液温度Teは、エンジン水温センサ41からの出力に基づいて認識する。前記第2閾値T2は、インジェクタ10の温度がデポジット堆積しやすい温度を実験あるいはシミュレーションなどにより調べて、経験的に設定される。例えば第2閾値T2は、例えば90℃以上、好ましくは、100℃に設定される。このことから、前記ステップS22では、エンジン1を停止した後でインジェクタ10の温度がデポジット堆積しやすい温度T2以上に上昇するか否かを推定している。
ここで、Te<T2である場合には前記ステップS22で否定判定して、このフローチャートを終了する。一方、Te≧T2である場合には前記ステップS22で肯定判定して、続くステップS23に移行する。
このステップS23では、2つの制御弁24,25を開弁するとともにウォータポンプ26を駆動する。これにより、エンジン1のウォータジャケット2b,3d内の高温冷却液とタンク21内の低温冷却液とを入れ替える処理が開始される。
この後、続くステップS24において、タンク21内の冷却液温度Ttが第4閾値T4以上であるか否かを判定する。ここでは、ウォータジャケット2b,3d内の高温冷却液とタンク21内の低温冷却液との入れ替えが完了したか否かを調べているのである。
なお、タンク冷却液温度Ttは、タンク水温センサ42からの出力に基づいて認識する。また、前記第4閾値T4は、ウォータジャケット2b,3d内の高温冷却液がタンク21内に流入したことを調べるための指標であるので、前記第2閾値T2とほぼ同じに設定している。
ここで、Tt<T4である場合には前記ステップS24で否定判定して、Tt≧T4になるまで待つ。そして、Tt≧T4になると、エンジン1のウォータジャケット2b,3d内の高温冷却液とタンク21内の低温冷却液とがほぼ完全に入れ替わったと推定できるので、前記ステップS24で肯定判定して、続くステップS25に移行する。
このステップS25では、2つの制御弁24,25を閉弁するとともにウォータポンプ26の駆動を停止する。その後、続くステップS26でエンジン1を停止してから、このフローチャートを終了する。
参考までに、この実施形態のように、エンジン1の停止時にウォータジャケット2b,3d内に低温(例えば25℃)の冷却液を流入させるようにしている場合、図4の実線で示すように、エンジン1を停止した後、所定時間が経過するまでの間は冷却液温度が約80℃程度に比較的緩やかに上昇するものの、それ以降では冷却液温度は上昇しなくなる。しかしながら、この実施形態での冷却液入れ替え制御をしない比較例の場合には、図4の一点鎖線で示すように、エンジン1を停止した後、比較的短時間で冷却液温度が100℃を超えるようになり、その後、時間経過と共に緩やかに下降するようになる。このように、この実施形態では、エンジン1の停止後におけるインジェクタ10の必要以上の昇温を抑制することが可能になることが判る。
このような実施形態の説明から明らかなように、制御装置30が請求項に記載された記載事項を実現する。つまり、図2のステップS1が請求項4に記載の「始動時判定部」に相当し、図2のステップS2が請求項4に記載の「始動時対処部」に相当する。また、図3のステップS21,S22が請求項4に記載の「停止時推定部」に相当し、図3のステップS23が請求項4に記載の「停止時対処部」に相当している。さらに、請求項5に記載の「始動時対処部」は図2のステップS2〜S4に相当し、請求項5に記載の「停止時対処部」は図3のステップS23〜S25に相当している。
以上説明したように本発明を適用した実施形態では、エンジン1を停止する際にエンジン1のウォータジャケット2b,3d内の高温冷却液とタンク21内の低温冷却液とを入れ替えるようにしている。
これにより、エンジン1の停止後におけるインジェクタ10の必要以上の昇温を抑制または防止することが可能になるので、インジェクタ10のノズルにデポジットが堆積されにくくなる。したがって、この実施形態では、燃料噴射制御を長期にわたって正確に行うことが可能になるなど、エンジン1の性能安定化に貢献できるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態では、本発明に係る冷却装置の適用対象としてポート噴射式エンジンを例に挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば前記適用対象として気筒2a内に燃料を直接噴射する筒内直接噴射式(筒内直噴式とも言う)エンジンとすることも可能である。
(2)上記実施形態では、エンジン1の停止要求を受けたときに、冷却液入れ替え制御を実行してからエンジン1を停止させる形態を例に挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えばエンジン1の停止要求を受けたときに、まずエンジン1を停止させ、その後で冷却液入れ替え制御を実行する形態にすることが可能である。この場合には、エンジン1による燃料の消費を軽減することが可能になる。
(3)上記実施形態では、電動式のウォータポンプ26を用いる例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば機械式のウォータポンプを用いることが可能である。この機械式のウォータポンプとは、エンジン3の回転動力を受けて駆動されるもののことである。
なお、機械式のウォータポンプを用いる場合には、エンジン1の停止要求を受けたときに、エンジン1を即座に停止せずに、冷却液入れ替え制御が完了してからエンジン1を停止させる必要がある。
(4)上記実施形態では、エンジン1の始動時の冷却液入れ替え制御と停止時の冷却液入れ替え制御とにおいて入れ替え完了をタンク21内の冷却液温度を調べるようにした例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば前記入れ替えが完了したことの判断について、入れ替え処理の実行開始からの経過時間を調べることにより間接的に行うようにすることが可能である。
具体的に、例えば図5および図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、図5に示すフローチャートを参照して、エンジン1の始動時における冷却液入れ替え制御を詳細に説明する。
図5のフローチャートは、エンジン1が始動されたときにスタートする。まず、ステップS31では、2つの制御弁24,25を開弁するとともにウォータポンプ26を駆動する。これにより、エンジン1のウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液とタンク21内の冷却液とを入れ替える処理が開始される。
この後、続くステップS32において、前記ステップS31の処理を実行してからの経過時間txが所定時間α以上になったか否かを判定する。ここでは、ウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液とタンク21内の冷却液との入れ替えが完了したか否かを時間経過で調べている。
なお、前記所定時間αは、エンジン1のウォータジャケット2b,3dの冷却液収容量とタンク21の冷却液貯留容量とを考慮して、入れ替えに必要な時間を実験あるいはシミュレーションなどにより調べて、経験的に設定される。
ここで、tx<αである場合には前記ステップS32で否定判定して、tx≧αになるまで待つ。そして、tx≧αになると、エンジン1のウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液とタンク21内の冷却液とがほぼ完全に入れ替わったと推定できるので、前記ステップS32で肯定判定して、続くステップS33に移行する。
このステップS33では、2つの制御弁24,25を閉弁するとともにウォータポンプ26の駆動を停止する。その後、このフローチャートを終了する。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、エンジン1の停止時における冷却液入れ替え制御を詳細に説明する。
図6のフローチャートは、例えば所定周期(数msec)毎に開始される。まず、ステップS41では、エンジン1の停止信号が入力されたか否かを判定する。この停止信号は、例えばエンジン1の運転中において始動/停止スイッチ43が操作されると入力される。
ここで、停止信号が入力されなければ前記ステップS41で否定判定して、このフローチャートを終了する。一方、停止信号が入力された場合には前記ステップS41で肯定判定して、続くステップS42に移行する。
このステップS42では、2つの制御弁24,25を開弁するとともにウォータポンプ26を駆動する。これにより、エンジン1のウォータジャケット2b,3d内の高温冷却液とタンク21内の低温冷却液とを入れ替える処理が開始される。
この後、続くステップS43において、前記ステップS41の処理を実行してからの経過時間tyが所定時間α以上になったか否かを判定する。ここでは、ウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液とタンク21内の冷却液との入れ替えが完了したか否かを時間経過で調べている。
なお、前記所定時間αは、図5のステップS32と同じであるが、エンジン1のウォータジャケット2b,3dの冷却液収容量とタンク21の冷却液貯留容量とを考慮して、入れ替えに必要な時間を実験あるいはシミュレーションなどにより調べて、経験的に設定される。
ここで、ty<αである場合には前記ステップS42で否定判定して、ty≧αになるまで待つ。そして、ty≧αになると、エンジン1のウォータジャケット2b,3d内の低温冷却液とタンク21内の冷却液とがほぼ完全に入れ替わったと推定できるので、前記ステップS42で肯定判定して、続くステップS44に移行する。
このステップS44では、2つの制御弁24,25を閉弁するとともにウォータポンプ26の駆動を停止する。その後、続くステップS45でエンジン1を停止してから、このフローチャートを終了する。
本発明は、インジェクタが設置される水冷式のエンジンの冷却装置に好適に利用することができる。
1 エンジン
2b シリンダブロック側ウォータージャケット
3d シリンダヘッド側ウォータージャケット
10 インジェクタ
21 タンク
22 導入路
23 還流路
24,25 制御弁
26 ウォータポンプ
30 制御装置
41 エンジン水温センサ
42 タンク水温センサ
43 始動/停止スイッチ

Claims (5)

  1. インジェクタが設置されるエンジンの冷却装置であって、
    前記エンジンを停止する際に、前記エンジンのウォータジャケット内の冷却液を流動させる、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの冷却装置において、
    前記エンジンのウォータジャケット内の冷却液を流動させる形態としては、当該ウォータジャケット内の冷却液を、前記エンジンの外部に設置されるタンク内の冷却液と入れ替える形態とする、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  3. 請求項1または2に記載のエンジンの冷却装置において、
    前記ウォータジャケットには、その外部に冷却液を取り出してから戻すための外部通路が接続され、
    この外部通路には、冷却液を流動させるための電動式のウォータポンプが設けられ、また、前記外部通路において前記タンクの冷却液導入側と冷却液排出側とには、それぞれ制御弁が設けられ、
    前記エンジンを停止する際に、前記各制御弁を開弁するとともに前記ウォータポンプを作動する制御装置を備える、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  4. 請求項3に記載のエンジンの冷却装置において、
    前記制御装置は、前記エンジンの始動要求に応答して、前記ウォータジャケット内の冷却液温度が前記エンジンの停止時に当該エンジンの冷却を可能とする温度に基づいて設定される第1閾値以下であるか否かを判定する始動時判定部と、
    この始動時判定部で前記第1閾値以下であると判定した場合に、前記各制御弁を開弁するとともに前記ウォータポンプを作動する始動時対処部と、
    前記エンジンの停止要求に応答して、前記ウォータジャケット内の冷却液温度が前記エンジンの停止後に前記インジェクタの温度が所定の第2閾値以上に上昇するか否かを推定する停止時推定部と、
    この停止時推定部で前記第2閾値以上であると判定した場合に、前記各制御弁を開弁するとともに前記ウォータポンプを作動する停止時対処部とを含む、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
  5. 請求項4に記載のエンジンの冷却装置において、
    前記始動時対処部および前記停止時対処部は、共に、前記タンク内の冷却液温度に基づいて当該タンク内の冷却液と前記ウォータジャケット内の冷却液との入れ替えが完了したと判断する、ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
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