JP2013193820A - 部材剥離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラベルと台紙が一体となった用紙を複数の回転ベルトで搬送すると共に、台紙からラベルを剥離し、梱包箱へ貼り付けするラベル剥離貼付装置において、台紙を良好に回収する。
【解決手段】部材剥離装置10は、部材が貼り付けられた個片台紙をその厚み方向の両側から挟持する第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30を備えている。この回転する第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、ローラ18によって屈曲され、これにより、個片台紙から部材が剥離される。ローラ18よりも第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の回転方向の先側には、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30を分岐させるローラ24が設けられている。そして、このローラ24にて第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30が分岐されることにより、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30による個片台紙の挟持状態が解除され、個片台紙が回収部70に回収される。
【選択図】図2

Description

本願の開示する技術は、部材剥離装置に関する。
従来、ラベルと台紙が一体となった用紙を複数の回転ベルトで搬送すると共に、台紙からラベルを剥離し、この剥離したラベルを梱包箱へ貼り付けするラベル剥離貼付装置が知られている。
実開平5−49605号公報 特開平8−293698号公報 特許第3649940号公報
しかしながら、この装置では、ラベルを剥離した後の台紙を回収することができない。
そこで、本願の開示する技術は、一つの側面として、台紙を回収することができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術の部材剥離装置は、部材が貼り付けられた個片台紙をその厚み方向の両側から挟持する第一回転ベルト及び第二回転ベルトを備えている。この第一回転ベルト及び第二回転ベルトは、回転機構によって回転される。この回転機構によって回転する第一回転ベルト及び第二回転ベルトは、剥離部によって屈曲され、これにより、個片台紙から部材が剥離される。剥離部よりも第一回転ベルト及び第二回転ベルトの回転方向の先側には、回転機構によって回転する第一回転ベルト及び第二回転ベルトを分岐させる解除部が設けられている。そして、この解除部にて第一回転ベルト及び第二回転ベルトが分岐されることにより、第一回転ベルト及び第二回転ベルトによる個片台紙の挟持状態が解除される。また、この解除部によって第一回転ベルト及び第二回転ベルトによる挟持状態が解除された個片台紙は、回収部に回収される。
本願の開示する技術によれば、台紙を回収することができる。
部材剥離装置の斜視図である。 図1の部材剥離装置の内部構造の側面図である。 図1の部材剥離装置にセットされるパーツの斜視図である。 図1の部材剥離装置の要部(供給部)の拡大斜視図である。 図1の部材剥離装置の要部(搬送部)の拡大斜視図である。 図1の部材剥離装置の要部(剥離部)の拡大斜視図である。 図1の部材剥離装置の要部(回収部)の拡大斜視図である。
以下に、本願の開示する技術の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示されるように、本願の開示する技術の一実施形態に係る部材剥離装置10は、筐体12を有している。なお、各図において示される矢印H、矢印W、及び、矢印Lは、この筐体12の高さ方向、幅方向、及び、奥行き方向をそれぞれ示している。
この筐体12の内部には、図2に示されるように、複数のローラ14,16,18,20,22,24,26、第一回転ベルト28、第二回転ベルト30、回転機構32、及び、供給機構34が収容されている。
複数のローラ14,16,18,20,22,24,26は、いずれも筐体12の幅方向に延びる回転軸を中心に回転可能に支持されている。ローラ14,16,18は、筐体12の上部に設けられている。ローラ16は、ローラ14よりも筐体12の正面12A側に配置されており、ローラ18は、ローラ16よりもさらに筐体12の正面12A側に配置されている。
ローラ20,22は、筐体12の下部に設けられている。ローラ20は、ローラ14の下方に配置されており、ローラ22は、ローラ20よりも筐体12の正面12A側に配置されている。ローラ24,26は、ローラ18とローラ22との間に設けられている。ローラ24は、筐体12の奥行き方向において、ローラ16とローラ18との間に配置されており、ローラ26は、ローラ24の下方に配置されている。
第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、それぞれ環状に形成されている。第一回転ベルト28は、第二回転ベルト30よりも全長が長く形成されている。第一回転ベルト28は、上述のローラ14、ローラ16、ローラ18、ローラ24、及び、ローラ26,22,20に巻き掛けられている。
第二回転ベルト30は、第一回転ベルト28の内側に配置されており、ローラ16、ローラ18、及び、ローラ24に巻き掛けられている。なお、ローラ16とローラ24との間には、テンションローラ36が設けられている。そして、第二回転ベルト30には、このテンションローラ36によってテンションが掛けられている。
第一回転ベルト28は、図4〜図7に示されるように、一対の拘束用ベルト28Aを有している。この一対の拘束用ベルト28Aは、筐体12の幅方向に離間して配置されている。一方、第二回転ベルト30は、筐体12の幅方向において、一対の拘束用ベルト28Aと対応する位置に配置された一対の側方搬送用ベルト30Aと、この一対の側方搬送用ベルト30Aの間に設けられた複数の中央搬送用ベルト30Bとを有している。
本実施形態では、一例として、複数の中央搬送用ベルト30Bの本数は、4本とされている。一対の側方搬送用ベルト30Aは、一対の側方ベルト部の一例であり、複数の中央搬送用ベルト30Bは、中央ベルト部の一例である。
図2に示されるように、回転機構32は、モータ38、駆動ローラ40、及び、伝達ベルト42を有している。駆動ローラ40は、ローラ24の下方にローラ24と平行に配置されており、モータ38の出力軸に固定されている。伝達ベルト42は、ローラ24に設けられた図示しない従動ローラと、駆動ローラ40とに巻き掛けられている。
そして、モータ38が駆動すると、駆動ローラ40が回転され、この駆動ローラ40の回転が伝達ベルト42によって図示しない従動ローラに伝達されてローラ24が回転する。また、ローラ24が回転すると、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30が回転する。このとき、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、ローラ14とローラ18との間においてローラ14側からローラ18側に移動するように回転する。
なお、ローラ14は、第一ローラの一例であり、後述する剥離部の一例とされたローラ18よりも第一回転ベルト28の回転方向の後側に配置されている。また、ローラ16は、第二ローラの一例であり、ローラ18とローラ14との間に配置されている。
図3に示されるパーツ44は、上述の第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30(図1等参照)によって搬送されるものであり、個片台紙46と、複数の部材48とを有している。個片台紙46は、平面視にて長方形状を成している。
複数の部材48は、一例として、パーソナルコンピュータ等の電子機器に用いられるゴム足とされており、長尺状に形成されている。この複数の部材48は、それぞれ個片台紙46の短手方向を長手方向とすると共に、互いに個片台紙46の長手方向に間隔を空けて個片台紙46上に配置されている。
この複数の部材48の裏面には、図示しない接着層が設けられており、複数の部材48は、この接着層により個片台紙46に貼り付けられている。また、個片台紙46における幅方向両側の部位46Aは、後述する如く第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30(図5参照)に挟持されるための挟み代として確保されている。
図2に示されるように、供給機構34は、筐体12の高さ方向に延びるハウジング50を有している。このハウジング50の内部には、複数のパーツ44が積み重ねられた状態で収容されている。このハウジング50の上端部に形成された開口は、供給部52とされており、この供給部52は、筐体12の奥行き方向において、上述のローラ14と第二ローラ16との間に配置されている(図4も参照)。
また、この供給機構34は、上昇部54及び押出部56を有している。上昇部54は、ハウジング50の内部を上下動可能とされている。この上昇部54には、複数のパーツ44が積み重ねられた状態で載置されている。なお、複数のパーツ44は、部材48側が上側になるように積み重ねられている。
この上昇部54は、ボールネジ機構58により供給部52に向けて上昇され、ボールネジ機構58は、モータ60により駆動される。そして、この供給機構34では、上昇部54が上昇することにより、供給部52上にパーツ44が供給される。
押出部56は、供給部52よりも筐体12の背面12B側に配置されており、押出板62及びアクチュエータ64を有している。アクチュエータ64が作動すると、押出板62が供給部52上をローラ14側からローラ16側に移動される。従って、供給部52上に供給されたパーツ44は、押出板62により押し出される。
また、押出板62により押し出されたパーツ44は、ローラ16において合流する第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の間に供給される(図4参照)。この第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の間の隙間は、個片台紙46を挟持できる程度に狭く設定されている。
そして、この第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の間に供給されたパーツ44は、個片台紙46における幅方向両側の部位46Aを第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30によって厚み方向の両側から挟持される(図5参照)。このとき、個片台紙46は、部材48が第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の外周側に位置されるように第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30によって挟持される。
なお、より具体的には、図5に示されるように、個片台紙46は、一対の拘束用ベルト28A及び一対の側方搬送用ベルト30Aによって幅方向両側の部位46Aが挟持される。また、個片台紙46における幅方向中央側の部位46Bは、部材48が貼り付けられた側と反対側から複数の中央搬送用ベルト30Bによって支持される。
そして、このパーツ44は、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30によって剥離部の一例であるローラ18へ搬送される。図6に示されるように、このローラ18に対する筐体12の正面12A側には、受け台66が設けられている。この受け台66は、水平に配置されると共に、ローラ18に近接して設けられている。このローラ18と受け台66との間には、個片台紙46が通過可能な隙間68が形成されている。
そして、部材48が貼り付けられた個片台紙46を挟持している第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、ローラ18によって部材48側と反対側、つまり、この場合、筐体12の下側に屈曲される。また、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30が屈曲されると、これらに挟持されていた個片台紙46も筐体12の下側に屈曲される。
また、個片台紙46が筐体12の下側に屈曲されると、複数の部材48の先端側が個片台紙46から剥離され、複数の部材48の先端側が受け台66の上に載置される。また、この状態から個片台紙46がさらに筐体12の下側へ移動されると、複数の部材48が個片台紙46から剥離されると共に、受け台66側に押し出され、受け台66の上に載置される。
この受け台66の表面には、複数の部材48の裏面に設けられた接着層に対して非粘着性を有するコーティング等の処理が施されている。なお、複数の部材48の先端側が個片台紙46から剥離されているときに、複数の部材48と個片台紙46との境界部分にエアーが吹き付けられても良い。
また、このように複数の部材48が剥離された個片台紙46は、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30によって挟持された状態で、ローラ18よりも第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の回転方向の先側に設けられたローラ24に搬送される。そして、図7に示されるように、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、解除部の一例であるローラ24において分岐される。
つまり、このローラ24には、上述の如く第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の両方が巻き掛けられている。また、このローラ24は、第一回転ベルト28のみが巻き掛けられたローラ26よりも上方に配置されている。従って、第一回転ベルト28は、ローラ24からローラ26へ筐体12の下側に向けて移動し、第二回転ベルト30は、ローラ24からローラ16へ筐体12の上側に向けて移動する。そして、これにより、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30が分岐される。
また、このようにして第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30が分岐されると、この第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30による個片台紙46の挟持状態が解除される。そして、このようにして第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30による挟持状態が解除された個片台紙46は、回収部70に回収される。
回収部70は、ローラ24の斜め下方、すなわち、この場合、ローラ24よりも筐体12の下側且つ背面側に配置されている。この回収部70は、箱体とされており、筐体12の上側に向けて開口された状態で筐体12の内部に配置されている。
このローラ24と回収部70との間には、傾斜部72が設けられている。傾斜部72は、一例として、板状に形成されている。この傾斜部72は、筐体12の正面12A側に向かうに従って筐体12の上側に向かうように水平方向に対して傾斜されており、回収部70とローラ24との間を繋いでいる。そして、ローラ24にて第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30による挟持状態が解除された個片台紙46は、傾斜部72上を滑って回収部70に送られる。回収部70は、複数の個片台紙46を貯留し得る容積を有している。
次に、上述の部材剥離装置10の動作について説明する。
この部材剥離装置10では、図2に示されるモータ38が駆動すると、駆動ローラ40が回転され、この駆動ローラ40の回転が伝達ベルト42によって図示しない従動ローラに伝達されてローラ24が回転する。また、ローラ24が回転すると、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30が回転する。このとき、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、ローラ14とローラ18との間においてローラ14側からローラ18側に移動するように回転する。
また、図4に示されるように、上昇部54に複数のパーツ44が積み重ねられて載置された状態で、この上昇部54が上昇される。そして、供給部52上にパーツ44が供給される。また、供給部52上に供給されたパーツ44は、押出板62により押し出され、ローラ16において合流する第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の間に供給される。
そして、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の間に供給されたパーツ44は、図5に示されるように、個片台紙46における幅方向両側の部位46Aを第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30によって厚み方向の両側から挟持される。
このとき、より具体的には、個片台紙46は、一対の拘束用ベルト28A及び一対の側方搬送用ベルト30Aによって幅方向両側の部位46Aが挟持される。また、個片台紙46における幅方向中央側の部位46Bは、部材48が貼り付けられた側と反対側から複数の中央搬送用ベルト30Bによって支持される。さらに、個片台紙46は、部材48が第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の外周側に位置されるように第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30によって挟持される。
そして、このパーツ44は、図6に示されるように、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30によってローラ18へ搬送される。また、この部材48が貼り付けられた個片台紙46を挟持している第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、ローラ18によって部材48側と反対側、つまり、この場合、筐体12の下側に屈曲される。また、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30が屈曲されると、これらに挟持されていた個片台紙46も筐体12の下側に屈曲される。
そして、個片台紙46が筐体12の下側に屈曲されると、複数の部材48の先端側が個片台紙46から剥離され、複数の部材48の先端側が受け台66の上に載置される。また、この状態から個片台紙46がさらに筐体12の下側へ移動されると、複数の部材48が個片台紙46から剥離されると共に、受け台66側に押し出され、受け台66の上に載置される。この受け台66の上に載置された部材48は、図示しないロボットハンド等により対象物へ搬送され、この対象物に貼り付けられる。
また、このように複数の部材48が剥離された個片台紙46は、図7に示されるように、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30によって挟持された状態でローラ24に搬送される。そして、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、ローラ24において分岐される。つまり、第一回転ベルト28は、ローラ24からローラ26へ筐体12の下側に向けて移動し、第二回転ベルト30は、ローラ24からローラ16へ筐体12の上側に向けて移動する(図2参照)。
そして、このようにして第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30が分岐すると、この第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30による個片台紙46の挟持状態が解除される。また、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30による挟持状態が解除された個片台紙46は、傾斜部72に供給される。そして、傾斜部72に供給された個片台紙46は、傾斜部72上を滑って回収部70に送られ、回収部70に回収される。
そして、以上の動作が繰り返されることにより、複数のパーツ44について複数の部材48が個片台紙46から順に剥離される。また、この剥離された複数の部材48が対象物に順に貼り付けられる。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、部材48が剥離された個片台紙46を、回収部70にて回収することができる。これにより、例えば、この個片台紙46の再利用が可能となる。
また、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、個片台紙46における幅方向両側の部位46Aを挟持する。従って、個片台紙46の搬送時に、個片台紙46をバランス良く保つことができる。
また、第二回転ベルト30は、個片台紙46における幅方向両側の部位46Aを挟持する一対の側方搬送用ベルト30Aに加え、一対の側方搬送用ベルト30Aの間に設けられた複数の中央搬送用ベルト30Bを有している。従って、この複数の中央搬送用ベルト30Bによって個片台紙46における幅方向中央側の部位46Bを支持することができる。これにより、個片台紙46の搬送時の姿勢を保つことができる。
また、ローラ18は、部材48が貼り付けられた個片台紙46を挟持している第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30を部材48側と反対側に屈曲させる。これにより、個片台紙46から複数の部材48を円滑に剥離させることができる。
また、複数の部材48を個片台紙46から剥離させるためにローラ18を用いているので、複数の部材48を剥離させる際に個片台紙46が損傷することを抑制することができる。
また、供給機構34の供給部52は、ローラ14と第二ローラ16との間に配置されている。従って、ローラ14と第二ローラ16との間のスペースを個片台紙46の供給用として有効に活用しているので、部材剥離装置10を小型化することができる。また、この供給部52から個片台紙46を第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30の間に供給しているので、個片台紙46を第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30に円滑に挟持させることができる。
また、ローラ24と回収部70との間には、このローラ24と回収部70との間を繋ぐ傾斜部72が設けられている。従って、ローラ24にて第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30による挟持状態が解除された個片台紙46を、傾斜部72を通じて回収部70に円滑に送ることができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、部材48は、ゴム足とされていたが、例えば、シールやラベル等のその他の部材でも良い。
また、第一回転ベルト28及び第二回転ベルト30は、個片台紙46における幅方向両側の部位46Aを挟持していたが、部材48が貼り付けられた部位から外れた位置であれば、個片台紙46におけるその他の部位を挟持しても良い。
また、第二回転ベルト30は、一対の側方ベルト部及び中央ベルト部の一例として、一対の側方搬送用ベルト30A及び複数の中央搬送用ベルト30Bを有していた。しかしながら、この第二回転ベルト30は、その他にも、例えば、一つの平ベルトとされていても良い。この場合には、この平ベルトにおける幅方向両側の部位が一対の側方ベルト部とされ、平ベルトにおける一対の側方ベルト部の間の部分が中央ベルト部とされる。
また、剥離部の一例として、ローラ18が用いられていたが、例えば、第二回転ベルト30が平ベルトとされた場合には、例えば、剥離部の一例として、送り台のエッジ(ナイフエッジ)等が用いられても良い。
なお、上記複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本願の開示する技術の一態様について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 部材剥離装置
14 ローラ(第一ローラの一例)
16 ローラ(第二ローラの一例)
18 ローラ(剥離部の一例)
24 ローラ(解除部の一例)
28 第一回転ベルト
30 第二回転ベルト
30A 側方搬送用ベルト(側方ベルト部の一例)
30B 中央搬送用ベルト(中央ベルト部の一例)
32 回転機構
34 供給機構
46 個片台紙
46A 個片台紙における幅方向両側の部位
46B 個片台紙における幅方向中央側の部位
48 部材
52 供給部
70 回収部
72 傾斜部

Claims (6)

  1. 部材が貼り付けられた個片台紙を前記個片台紙の厚み方向の両側から挟持する第一回転ベルト及び第二回転ベルトと、
    前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトを回転させる回転機構と、
    前記回転機構によって回転する前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトを屈曲させて前記個片台紙から前記部材を剥離させる剥離部と、
    前記剥離部よりも前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトの回転方向の先側に設けられ、前記回転機構によって回転する前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトを分岐させて、前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトによる前記個片台紙の挟持状態を解除させる解除部と、
    前記解除部によって前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトによる挟持状態が解除された前記個片台紙を回収する回収部と、
    を備えた部材剥離装置。
  2. 前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトは、前記個片台紙における幅方向両側の部位を挟持する、
    請求項1に記載の部材剥離装置。
  3. 前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトは、前記部材が外周側に位置されるように前記個片台紙を挟持し、
    前記第二回転ベルトは、前記第一回転ベルトの内側に配置されて前記第一回転ベルトと共に前記個片台紙における幅方向両側の部位を挟持する一対の側方ベルト部と、前記一対の側方ベルト部の間に設けられた中央ベルト部とを有している、
    請求項2に記載の部材剥離装置。
  4. 前記剥離部は、前記部材が貼り付けられた前記個片台紙を挟持している前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトを前記部材側と反対側に屈曲させる、
    請求項2又は請求項3に記載の部材剥離装置。
  5. 前記剥離部よりも前記第一回転ベルトの回転方向の後側に配置され、前記第一回転ベルトが巻き掛けられた第一ローラと、
    前記剥離部と前記第一ローラとの間に配置され、前記第二回転ベルトが巻き掛けられた第二ローラと、
    前記第一ローラと前記第二ローラとの間に配置された供給部を有し、前記部材が貼り付けられた前記個片台紙を前記供給部から前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトの間に供給する供給機構と、
    を備えた、
    請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の部材剥離装置。
  6. 前記回収部は、前記解除部の斜め下方に配置され、
    前記解除部と前記回収部との間には、前記解除部にて前記第一回転ベルト及び前記第二回転ベルトによる挟持状態が解除された前記個片台紙を前記回収部に送る傾斜部が設けられている、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の部材剥離装置。
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