JP2013193796A - エスカレーター等のled方向指示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、エスカレーター等の移動方向を、離れた場所からでも容易に確認することができかつ低コストに設置することができる、エスカレーター等のLED方向指示装置を提供する。
【解決手段】エスカレーター等の乗り口の近傍にて前記乗り口につながる通路の両側又は片側に設置されるLED方向指示装置(1)であって、エスカレーター等の設置方向と同方向の長手方向をもつ帯形状の基板(1D2)と基板(1D2)上に実装された複数のLED素子(1D1)とを具備するLED表示部(1D)と、LED素子(1D1)の動作を制御する制御部(1C)と、を備える。エスカレーター等がエスカレーターであるとき、LED表示部(1D)の基板(1D2)は、エスカレーターの傾斜と同じ向きに傾斜して設けられる。
【選択図】図1A

Description

本発明は、エスカレーター又は動く歩道の乗り口にて、エスカレーター又は動く歩道の移動方向等を表示するLED方向指示装置に関する。
エスカレーター又は動く歩道(以下、「エスカレーター等」と称する)を利用する場合、エスカレーター等の位置が分かり難いことや、乗り口と降り口の識別すなわちエスカレーター等の移動方向の識別が難しいことが、大きな問題である。
特許文献1の乗客コンベア装置では、エスカレーター等の乗り口にセンサを取付け、乗り口において利用者を検知したときには、注意放送を所定時間行うように制御する。
また、特許文献2のエスカレーターでは、乗り口と降り口の床上にそれぞれ異なる形状の突起を形成して乗り口か降り口かを識別できるようにしている。
特許文献3では、エスカレーターの乗降部近傍の移動ベルトの直下にて、複数のLED光源を移動ベルトに沿って設置し、複数のLED光源の移動点滅によりエスカレーターの移動方向を示す装置が開示されている。
特開2006−76674号公報 特開2004−161455号公報 特開2008−239325号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、エスカレーター等の乗り口に近づくまでは移動方向についての注意を受けることはなく、エスカレーター等から離れた場所からでは移動方向を確認することはできない。
また、特許文献2の手法は、各エスカレーターの乗降口の双方の床に加工を施す必要があり、相当のコストがかかる。さらに、比較的大きな突起であるため利用者がつまずくおそれもある。また、特許文献2の手法もやはり、遠方から移動方向を確認することはできない。
健常者でもエスカレーター等から離れた位置からでは、その移動方向の確認が困難であり、特にエスカレータの場合は上向きの傾斜か下向きの傾斜かについても確認が困難である。これらのことは、弱視者の場合はさらに困難となる。
特許文献3では、LEDの点滅により遠方からの移動方向等の確認は容易となるが、十分とはいえない。特に、下向きの傾斜のエスカレータでは乗り口近傍にLED光源があっても見え難い。また、特許文献3では、LED光源はエスカレーターの移動ベルトの直下に設けられているため、移動ベルトによって光線が大幅に遮られることになり、遠方からではさらに見え難くなる。
加えて、特許文献3のようにエスカレーター自体にLED光源を設置する場合、エスカレーターの両側の壁の内面上には設置する余地がない。エスカレーターの両側の壁の内面に少しでも突起などがあると、利用者にとって危険である。従って、エスカレーター自体にLED光源を設置する場合は、エスカレーターの両側の壁の外側に設置せざるを得ない。この結果、エスカレーターの両側の壁を透明パネルとしなければならなくなる。しかしながら、一般的なエスカレーターの両側の壁はステンレス製である。よって、特許文献3のLED光源を既存の一般的なエスカレーターに設置しようとすれば、エスカレーターの両側の壁を交換しなければならない。加えて、エスカレーターの本来の電源系統に変更を加える電気工事を必要とする場合もある。これらにより、設置にあたって相当の作業負担とコストを要することとなる。
また、特許文献3の装置を新設のエスカレーターに適用する場合も、両側の壁を透明パネルとしたり電源系統を特別な仕様とすることは、特注扱いとなってコスト高となったり、強度的に問題となったりする可能性がある。これらの理由から、特許文献3のLED光源による証明装置は、エスカレーター等の方向指示装置として広く普及させるには、問題がある。
以上の現状に鑑み、本発明は、エスカレーター等の移動方向等を、離れた場所(エスカレーター自体は見えるが、移動方向や傾斜までは確認できない程度に離れた場所)からでも容易に確認することができ、かつ、低コストに設置することができる、エスカレーター等のLED方向指示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を提供する。括弧内の数字は後述する図面中の符号であり、参考のために付する。
本発明によるエスカレーター等のLED方向指示装置の態様は、エスカレーター等の乗り口の近傍にて前記乗り口につながる通路の両側又は片側に設置するためのLED方向指示装置(1)であって、設置時に前記エスカレーター等の設置方向と同方向に配置される長手方向をもつ帯形状の基板(1D2)と前記基板(1D2)上に実装された複数のLED素子(1D1)とを具備するLED表示部(1D)と、前記LED素子(1D1)の動作を制御する制御部(1C)と、を備えたことを特徴とする。
上記装置において、前記エスカレーター等がエスカレーターであるとき、前記LED表示部(1D)の前記基板(1D2)は、設置時に前記エスカレーターの傾斜と同じ向きに配置される傾斜を設けられることが、好適である。
また、上記装置において、前記制御部(1C)は、前記複数のLED素子(1D1)の各々の点滅動作の制御において、点灯状態の部分が前記エスカレーター等の移動方向と同じ方向に移動するように制御することが、好適である。
また、上記装置において、設置時に前記エスカレーター等の設置方向と同方向に間隔を空けて配置される2本の縦フレーム(1A1)と、前記2本の縦フレーム(1A1)の上端間を連結する横フレーム(1A2)とから構成される支持フレーム(1A)を備え、前記LED表示部(1D)は、前記2本の縦フレーム(1A1)の各々の中間位置を連結して設けられていることが、好適である。
また、上記装置において、前記横フレーム(1A2)の上面に手摺板(1B)が取り付けられていることが、好適である。
本発明によるエスカレーター等のLED方向指示装置は、エスカレーター又は動く歩道などの人間用の自動搬送装置とともに用いるものである。
エスカレーター等におけるLED方向指示装置は、エスカレーター等の乗り口の近傍に設置される。すなわち、エスカレーター等とは独立した別個の装置として設置されるので、エスカレーター等自体には何ら影響を及ぼすことなく設置することができる。既存のステンレス製の側壁をもつエスカレーター等に組み合わせる場合にも、エスカレーター等を改造する必要はない。また新設のエスカレーター等に組み合わせる場合にも、特別な仕様のエスカレーター等とする必要はない。この結果、非常に低コストかつ短期の施工で設置することが可能である。また、取り外しも容易に行うことができる。
また、エスカレーターの場合、LED表示部がエスカレーターの傾斜と同じ向きに傾斜して設けられることにより、利用者のいる位置からみて、エスカレーターが下向きに傾斜しているか、上向きに傾斜しているかを離れた位置からも容易に認知することができる。
また、LED素子の点滅動作を、エスカレーター等の移動方向と同じ向きに点灯状態が移動するように制御することにより、エスカレーター等の移動方向を容易に把握することができる。
また、LED表示部を支持する支持フレームは縦フレームと横フレームからなる枠体であるので、支持フレームによってLED光源からの光が遮られ難い。よって、離れた場所からも確認しやすい。
本発明によるエスカレーター等のLED方向指示装置は、健常者のみならず、特に、弱視者にとっては非常に便利であり、安全性を向上させることができる。
図1Aの(a)は、本発明によるLED方向指示装置の一例を下りエスカレーターの乗り口に設置した状況を示す図である。(b)は下りエスカレーターの降り口に逆進防止装置を設置した状況を示す図である。 図1Bの(a)は、上りエスカレーターの降り口に逆進防止装置を設置した状況を示す図である。(b)は、本発明によるLED方向指示装置の一例を上りエスカレーターの乗り口に設置した状況を示す図である。 図2は、図1に示したLED方向指示装置1の、(a)側面図、(b)平面図、(c)正面図及び(d)A断面図である。 図3は、(a)は一対のLED方向指示装置のエスカレーターに対する設置状況の一例を示す平面図であり、(b)はLED表示部及び制御部の配置の一例を概略的に示す斜視図であり、(c)はLED表示部のLED素子の点滅制御例を示す図である。 図4は、LED表示部の別の実施例を示した図である。 図5は、図1に示した逆進防止装置2の構成及び動作の概略を示す図である。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。
本発明によるエスカレーター等におけるLED方向指示装置は、エスカレーター又は動く歩道などの人間用の自動搬送装置とともに使用される。以下、主としてエスカレーターへの適用例に基づいて説明するが、動く歩道の場合も一部を除いて同様に適用可能である。
本発明によるLED方向指示装置は、エスカレーター等の乗り口の近傍に設置される。そして、エスカレーター等の降り口の近傍に設置される逆進防止装置と組み合わせて設置されることが最適である。なお、逆進防止装置については、本明細書の末尾で簡単に説明する。
図1Aの(a)は、本発明によるLED方向指示装置の一例を下りエスカレーターの乗り口に設置した状況を示す図である。(b)は下りエスカレーターの降り口に逆進防止装置を設置した状況を示す図である(白矢印は、エスカレーターの移動方向及び利用者の正常な進行方向を示す。以下同様)。
図1Bの(a)は、上りエスカレーターの降り口に逆進防止装置を設置した状況を示す図である。(b)は、本発明によるLED方向指示装置の一例を上りエスカレーターの乗り口に設置した状況を示す図である。
図1A(a)及び図1B(b)に示すように、本発明のLED方向指示装置1は、エスカレーター4の乗り口の近傍に、エスカレーター4とは独立した別個の装置として設置される。図1A(a)及び図1B(b)では、図示の便宜上、1箇所に1台のLED方向指示装置1を示している。しかし、好ましい形態では、LED方向指示装置1を1箇所に2台一組で設置する。2台一組の場合、エスカレーター4の乗り口につながる通路の両側にそれぞれ1台ずつ設置する。LED方向指示装置1とエスカレーター4の乗り口との間には適宜の間隔を空ける。エスカレーター4との間隔は、移動手摺り41の動きの支障とならず、エスカレーター4の清掃やメンテナンス作業に支障とならない程度とする。
なお、設置場所の制限がある場合など種々の事情により、LED方向指示装置1を通路の片側に1台のみ設置したとしても、利用者への指示機能を果たすことは可能である。
エスカレーター用のLED方向指示装置1は、利用者5に対して正しい進入方向である(すなわち乗り口である)ことと、エスカレーターの傾斜の向き(利用者5の位置からみて上向きの傾斜か、下向きの傾斜か)とを、視覚的に容易に認知させることができる。
図2は、図1A及び図1Bに示したLED方向指示装置1を拡大して示した(a)側面図、(b)平面図、(c)正面図及び(d)A断面図である。
図2(a)に示すように、LED方向指示装置1の支持フレーム1Aは、略コの字状の枠体である。2本の縦フレーム1A1は、エスカレーターの設置方向(図1A、図1Bにおける左右方向)と同方向において互いに所定の間隔を空けて配置されている。横フレーム1A2は、2本の縦フレーム1A1の上端間を連結している。支持フレーム1Aは、例えばステンレス製であるが、スチール製でもよい。2本の縦フレーム1A1の下端は、床に固定される。但し、取り外し容易な固定方法とすることにより、必要に応じて設置したり撤去したりできるので好ましい。2本の縦フレーム1A1及び横フレーム1A2の長さは、通常、90〜100cm程度、幅は約10cm程度とするが、これに限定されない。
LED方向指示装置1は、LED表示部1Dを備える。LED表示部1Dは、LED素子を実装している。LED素子は、半透明の表示部カバー1Eにより覆われている。表示部カバー1Eは、例えば塩化ビニル製である。LED表示部1Dの支持枠の下には、LED素子の動作を制御する制御部1Cが設けられている。制御部1Cは、マイクロコンピュータ等の制御回路や電源回路等を具備し、適宜のケースに収容されている。
図2(a)に示すように、LED表示部1D、表示部カバー1E及び制御部1Cは、支持フレーム1Aの2本の縦フレーム1A1、1A1の各々の中間位置を連結するように設けられる。LED表示部1Dの高さ位置は、利用者に見易いように適宜設定する。また、LED方向指示装置1をエスカレーター近傍に設置する場合、LED表示部1D、表示部カバー1E及び制御部1Cは傾斜して設けられる。図示の例では、LED表示部1D、表示部カバー1E及び制御部1Cが一体であるのでこれら全てが傾斜しているが、少なくともLED表示部1Dが傾斜して設けられることが好ましい。これは、実質的には、LED表示部1D内の基板及びLED素子が傾斜していることを意味する。
このLED表示部1Dの傾斜は、エスカレーター4の傾斜と同じ向きとなるように配置される。すなわち、LED表示部1Dの傾斜は、エスカレーター4の乗り口側にいる利用者からみてエスカレーター4が上向きの傾斜か下向きの傾斜かを示している。これにより、エスカレーター4の近傍にいる利用者は、エスカレーター4が上向きか下向きかを容易に認知できる。勾配の程度は、例えば、1/10若しくは2/10又はこれらの間が好ましいが、限定するものではない。また、傾斜したLED表示部1Dのほぼ全長に亘って複数のLED素子が適宜配列され実装されていることが、好ましい。
なお、動く歩道に対して本発明のLED方向指示装置を適用する場合は、傾斜を示す必要がないので、LED表示部1Dを水平に設ける。この点のみが、本発明のLED方向指示装置をエスカレーターに適用する場合と、動く歩道に適用する場合の違いである。
図2(c)に示すように、LED表示部1D及び制御部1Cのケースの幅は、支持フレーム1Aの幅とほぼ同じである。
図2(d)のA断面図に示すように、LED表示部1Dは、複数のLED素子1D1と、LED素子1D1を実装した基板1D2とを備える。LED素子1D1は、エスカレーター4の移動方向を表すように点灯と消灯の動作を制御される。後述する図3及び図4で示すように、基板1D2は、エスカレーター4の設置方向と同方向(平面視にて)の長手方向をもつ帯形状である。基板1D2上には複数のLED素子1D1が実装されている。LED素子1D1の配列の形態は多様に設定できる。LED素子1D1の点灯と消灯の制御により、エスカレーター4の移動方向を利用者5に対して視覚的に認知させる。
図2(b)の平面図に示すように、好ましい形態では、横フレーム1A2の上面に、横フレーム1A2のほぼ全長に亘って手摺板1Bを取り付ける。手摺板1Bの床からの高さは、図1に示すようにエスカレーター4の乗り口における移動ベルト41と同じ高さとすることが好ましい。また、手摺板1Bは、木製とすることが意匠の点でも手触りの点でも好ましい。
図3は、(a)は2台1組のLED方向指示装置のエスカレーターに対する設置状況の一例を示す平面図であり、(b)はLED表示部及び制御部の配置の一例を概略的に示す斜視図であり、(c)はLED表示部のLED素子の点滅制御例を示す図である。
図3(a)に示すように、2台1組のLED方向指示装置1、1は、それぞれ、エスカレーター4の乗り口につながる通路の両側に設置される。
図3(b)の例では、LED表示部の複数のLED素子1D1が、2列の配列で、帯状の基板1D2上に長手方向に実装されている。
図3(c)は、複数のLED表示素子1D1の一部を示す図であり、LED素子1D1の点滅表示パターンの例を示している。複数のLED素子1D1は、例えば、4個2列の8個が1枚のプレートに実装され、複数のプレートが長手方向に連結されている。図2に示した制御部1Cは、CPU及びメモリを具備するマイクロコンピュータを備え、所定のプログラムによって各LED素子1D1の点滅を制御することにより、所定の動的な表示パターンを生成する。
図3(c)の上側のパターンは、長手方向に6個点灯6個消灯を繰り返す表示パターンであり、下側のパターンは、長手方向に3個点灯4個消灯を繰り返す表示パターンである。いずれも、エスカレーターの移動方向と同じ向きで点灯状態の部分が移動するように制御される。これにより、エスカレーターがいずれの方向に動いているかを容易に視認できる。これらの表示パターンは一例であり、多様なパターンでの制御が可能である。
なお、LED素子1D1の表示制御には、1つのLED素子の点灯及び消灯の各時間を制御することに加え、色の異なるLED素子1D1を用いることも含むものとする。また、三原色のLED素子を利用して視覚的に異なる色を表現することも含むものとする。LED素子1D1によってエスカレーターの移動方向を示す表現方法であれば、特定の方法に限定しない。
なお、LED方向指示装置の電力は、外部AC電源から供給する。別の例として、充電可能なバッテリーを内蔵させてもよい。
図4は、LED表示部の別の実施例を示した図である。
図4(a)の例では、複数のLED素子1D1が基板1D2上に1列で配列されている。この配置は、最も簡易な構造かつ低コストで作製することができる。
図4(b)の例では、複数のLED素子1D1が基板1D2上に2列で配列されているが、各列がそれぞれやや内側に向くように基板1D2の中央を谷底として両側に傾斜している。LED素子は極めて高輝度であるので、この配置は直視されない点で好ましい。
図4(c)の例では、(b)とは逆に、2列の各列がそれぞれやや外側に向くように基板1D2の中央を山の頂点として両側に傾斜している。LED素子の輝度を抑制した場合などはこの配置でも有用である。
図示した例に限られず、多様なLED素子の配置が可能である。
図5は、図1に示した逆進防止装置2の構成及び動作の概略を示す図である。図1に示したように、逆進防止装置2も、LED方向指示装置1と同様の支持フレームを備えている。逆進防止装置1の主要部は、センサ2Aと、制御部、警報部及び電源部等で構成される。これらの主要部を収容したケースは、例えば図1に示すように支持フレームの2本の縦フレーム間に取り付けられる。
図5に示すように、センサ2Aは、第1センサ2A1と、第2センサ2A2とから構成される。各センサは、物体・人体検知センサである。例えば、投光部から赤外線等の信号光を発射し、検出物体によって反射する光を受光部で検出する光電センサである。第1センサ2A1と第2センサ2A2は、エスカレーター4の降り口の通路に沿って順方向(利用者の正常な進行方向)に配置されている。各センサの信号光は、通路を横切るように照射される。第1センサ2A1と第2センサ2A2は、所定の間隔Wをもって配置される。間隔Wは、例えば、10cm程度である。各センサの検出可能距離Lは、例えば、0.2〜2mである。
制御部は、第1及び第2センサ21、22の各々から出力された検知信号に基づいて、利用者が順方向に移動しているか、逆方向に移動しているかを判断する。順方向であれば、第1センサ2A1の検知信号が先に出力され、逆方向であれば第2センサ2A2の検知信号が先に出力される。逆方向に移動していると判断した場合には、警報部に対して音響による警報を発するように制御信号を送信する。電源部は、制御部及び警報部等の装置内部機器に対して電力を供給する。外部から電源を供給してもよい。
1 LED方向指示装置
1A 支持フレーム
1A1 縦フレーム
1A2 横フレーム
1B 手摺板
1C 制御部
1D LED表示部
1D1 LED素子
1D2 基板
1E 表示部カバー
2 逆進防止装置
2A センサ
2A1 第1センサ
2A2 第2センサ

Claims (5)

  1. エスカレーター等の乗り口の近傍にて前記乗り口につながる通路の両側又は片側に設置するためのLED方向指示装置(1)であって、
    設置時に前記エスカレーター等の設置方向と同方向に配置される長手方向をもつ帯形状の基板(1D2)と前記基板(1D2)上に実装された複数のLED素子(1D1)とを具備するLED表示部(1D)と、
    前記LED素子(1D1)の動作を制御する制御部(1C)と、を備えたことを特徴とする
    エスカレーター等のLED方向指示装置。
  2. 前記エスカレーター等がエスカレーターであるとき、前記LED表示部(1D)の前記基板(1D2)は、設置時に前記エスカレーターの傾斜と同じ向きに配置される傾斜を設けられることを特徴とする請求項1に記載のエスカレーター等のLED方向指示装置。
  3. 前記制御部(1C)は、前記複数のLED素子(1D1)の各々の点滅動作の制御において、点灯状態の部分が前記エスカレーター等の移動方向と同じ方向に移動するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のエスカレーター等のLED方向指示装置。
  4. 設置時に前記エスカレーター等の設置方向と同方向に間隔を空けて配置される2本の縦フレーム(1A1)と、前記2本の縦フレーム(1A1)の上端間を連結する横フレーム(1A2)とから構成される支持フレーム(1A)を備え、前記LED表示部(1D)は、前記2本の縦フレーム(1A1)の各々の中間位置を連結して設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエスカレーター等のLED方向指示装置。
  5. 前記横フレーム(1A2)の上面に手摺板(1B)が取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載のエスカレーター等のLED方向指示装置。
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