JP2005219865A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、1つの検出器によって乗客の移動速度を検出でき、しかも検出精度が優れた乗客コンベアを提供することにある。
【解決手段】本発明は、乗降床8A,8Bを乗込み方向に歩行する乗客の足の踏み込みから蹴り込みまでの移動時間を検出する乗客移動時間検出手段(18,18A,18B,21A,21B)を設けると共に、この乗客移動時間検出手段(18,18A,18B,21A,21B)で検出された移動時間を基準移動時間と比較して踏板の移動速度を変更させる制御装置19を設けたのである。
【選択図】図1

Description

本発明はエスカレーターや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、乗客の移動速度を検出して踏板の移動速度を変更する乗客コンベアに関する。
従来、乗客の移動速度を検出して踏板の移動速度を変更する乗客コンベアは、例えば特許文献1等で既に提案されている。
特開2002−104761号公報
上記特許文献1に記載の乗客コンベアは、乗客の移動速度を検出するために、間隔をおいて少なくとも2つの検出器を設置し、その間を乗客が通過する時間を検出し、この時間と2つの検出器間の距離とで乗客の移動速度を求め、この乗客移動速度から踏板の移動速度を変更させるようにしたものである。このような構成のため、上記特許文献1に記載の乗客コンベアにおいては、一人の乗客を検出するのに必ず2つの検出器を必要としていた。
そこで、上記検出器を1つにすることが考えられるが、検出器を1つにした場合、乗客の手の振りや手荷物の大きさ等の影響を受けやすくなり、正確な乗客の移動速度を検出することが困難であった。
本発明の目的は、少なくとも1つの検出器によって乗客の移動速度を検出でき、しかも乗客の移動速度が精度よく検出できる乗客コンベアを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、乗降床を乗込み方向に歩行する乗客の足の踏み込みから蹴り上げまでの移動時間を検出する乗客移動時間検出手段を設けると共に、この乗客移動時間検出手段で検出された移動時間を基準移動時間と比較して踏板の移動速度を変更させる制御装置を設けたのである。
通常、乗客の踏み込んで着地した足が蹴り上げられて着地面から離れるまでの移動時間は、健常者に比べて年寄りや身体の不自由な人は当然遅くなり、青年健常者は早くなる。そのため、乗客の足の踏み込みから蹴り上げまでの移動時間を検出し、それを基準移動時間と比較して遅い場合には、踏板の移動速度を遅くし、早い場合には、現状の踏板移動速度を維持するか許容の範囲で早くするのである。そして、上記乗客の足の踏み込みから蹴り上げまでの移動時間は、1つの乗客移動時間検出手段のオン−オフ信号によって測定できるので、従来のように所定間隔を持って設置する2つの検出器は不要となる。
さらに、前記乗客移動時間検出手段が乗客の足の動作を検出しているので、乗客の手の振りに左右されることはなく、また乗客の足の踏み込みから蹴り上げまでの移動時間を検出していることから手荷物が乗客の歩幅以内なら手荷物の影響を受けることなく、精度よい乗客の移動速度を検出することができる。
本発明によれば、1つの検出器によって乗客の移動速度を検出でき、しかも精度よい検出ができる乗客コンベアを得ることができる。
以下本発明による乗客コンベアを図1〜図4に示すエスカレーターについて説明する。
一般に、エスカレーター1は、上階床2と下階床3に跨って支持された枠体4と、上面に踏板を有する踏段5と、踏段5の移動方向両側に立設された欄干6と、この欄干6の周縁に案内されて移動する移動手摺7と、前記踏段5への乗り降りを行う乗降床8A,8Bとを有している。
前記踏段5は、踏段チェーン9に複数無端状に連結されており、前記枠体4に設けたガイドレール(図示せず)に案内されて循環移動するものである。そして、前記踏段チェーン9は、前記枠体4の長手方向の一側に軸支された駆動スプロケット10と前記枠体4の長手方向の他側に軸支された従動スプロケット11に跨って巻掛けられている。駆動スプロケット10は、近傍に設置された駆動装置12によって駆動され、前記移動手摺7も駆動装置12の動力によって踏段5と同期して駆動されている。
前記欄干6は、踏段5の移動方向両側に立設された欄干パネル13と、この欄干パネル13と前記踏段5とを仕切るスカートガード14と、スカートガード14の上方を覆う内側デッキカバー15と、前記欄干パネル13の基部の外側を覆う外デッキカバー16と、スカートガード14と内側デッキカバー15と外デッキカバー16との終端部を覆い前記移動手摺7が出入する出入口が形成された端部カバー17とからなる欄干構成部材によって構成されている。
上記構成のエスカレーター1の欄干構成部材である端部カバー17には、乗客移動時間検出手段である例えば検出光を検出媒体として放射し、その反射光を捉えて検出信号を発する光反射型センサ18を取付けている。そして、この光反射型センサ18は、乗降床8A(8B)の床面とほぼ平行になるように検出光を放射するように設置され、かつ、通過する乗客M1を全て検出できるように、乗客進行方向に対して交差する方向に検出光を放射するように設置されている。
前記光反射型センサ18からの検出信号は、前記駆動装置12の近傍に設置した制御装置19に入力され、この制御装置19内で演算され、演算結果を前記駆動装置12に指示して速度を変更するようにしている。
上記のように、端部カバー17に光反射型センサ18を設けたので、いま、エスカレーター1に乗り込もうとした乗客M1に光反射型センサ18からの検出光が照射されると、その反射光が光反射型センサ18に戻ることにより検出信号が出力される。その検出信号のオン時間を、制御装置19によって、図4に示すように、基準移動時間Tbと比較し、基準移動時間Tbとほぼ同じであれば、標準健常者であると判断して制御装置19から駆動装置12に踏段5の移動速度を標準速度での運転を指令する。基準移動時間Tbと比較し、基準移動時間Tbよりも長移動時間Toであれば老人や身体の不自由な人であると判断し、制御装置19から駆動装置12に踏段5を低速度で運転することを指令する。反対に、基準移動時間Tbと比較して基準移動時間Tbよりも短移動時間Tyであれば、若者であると判断し、制御装置19から駆動装置12に踏段5を標準速度で運転すること、あるいは標準速度よりも許容された高速度で運転することを指令する。
以上から、閑散時には踏段5の移動を休止させておき、乗客を検出したら踏段5を基準速度で駆動する自動運転を行っても、乗込み乗客の種別を判断して的確な運転速度での運転を開始させることができる。尚、閑散時にも踏段5を基準速度で常時運転させておく通常運転においても、乗込み乗客の種別を判断して的確な運転速度へ変更させることができることは云うまでもない。
また、光反射型センサ18を端部カバー17に設けたので、光反射型センサ18は乗客の足の動作を検出することができ、その結果、乗客の手の振りに左右されることがなく、乗客の移動速度を精度よく検出することができる。
さらに、手荷物の進行方向の長さ寸法が乗客の背腹間の寸法よりも大きい場合、その手荷物を光反射型センサ18で検出すると検出時間が長くなるので、乗客が健常者であっても老人や身体の不自由な人であると判断されて踏段5の移動速度を標準速度から低速運転に切換えてしまうことがある。そのため、健常者や若者にとっては意味のない低速運転になる。
このような不都合をなくすために、本実施の形態においては、光反射型センサ18の設置位置、特に、設置高さを乗客の足元を照射する位置とした。詳しく説明すると、手荷物を持った乗客と手荷物を持たない乗客を同じように検出した場合、老人や身体の不自由な人か、それ以外の人かを正しく判断しなければならないので、乗降床8A(8B)の床面から上方5cm〜20cmの範囲内に光反射型センサ18を設置することが望ましい。即ち、健常者が歩行する際、足を踏み出したときの踵の高さは地面から約3cm前後の高さであり、光反射型センサ18を5cm以下の高さに設置した場合、乗客の踏み出し側の足を検出できない恐れがある。そこで、光反射型センサ18の設置高さを5cm以上としたのである。また、床面から20cm以上の高さに光反射型センサ18を設置した場合、手荷物の進行方向の長さ寸法が乗客の背腹間の寸法よりも大きくなって正確な乗客移動速度を検出できなくなる恐れがある。このようなことから、光反射型センサ18を、乗降床8A(8B)の床面から上方5cm〜20cmの範囲内に設置することが望ましく、光反射型センサ18をエスカレーター1の欄干構成部材である端部カバー17に設けることを考慮すると、乗降床8A(8B)の床面から上方15cmの位置に設置することが最も有効である。
このように、光反射型センサ18を乗降床8A(8B)の床面から上方15cmの位置に設置することで、仮に進行方向の長さ寸法が乗客の背腹間の寸法よりも大きい手荷物を検出した場合でも、床面から上方15cmにおける手荷物の進行方向の長さ寸法は、ほぼ乗客の歩幅以内であるので、それは乗客の歩幅を検出したこととほぼ同じとなる。
したがって、乗客の背腹間の寸法よりも大きい手荷物を持った乗客であっても精度よく移動速度を検出することができる。そして、その検出信号は、図5に実線で示すように、図4とほぼ同じ検出信号パターンとなる。
即ち、手荷物を持った乗客を光反射型センサ18で測定し、検出信号のオン時間が基準移動時間Tbとほぼ同じであれば、標準健常者であると判断し、制御装置19から駆動装置12に対して踏段5の移動速度を標準速度で運転することを指令する。基準移動時間Tbと比較し、基準移動時間Tbよりも長移動時間Toであれば老人や身体の不自由な人であると判断し、制御装置19から駆動装置12に対して踏段5の移動速度を低速度で運転することを指令する。反対に、基準移動時間Tbと比較して基準移動時間Tbよりも短移動時間Tyであれば、若者であると判断し、制御装置19から駆動装置12に対して踏段5を標準速度あるいは標準速度よりも許容された高速度で運転することを指令する。尚、このような検出信号パターンは、手荷物を持たずにロングスカートを着用した場合にも得られる検出信号パターンである。
一方、手荷物を持たない、あるいは進行方向の長さ寸法が乗客の背腹間の寸法よりも小さい手荷物を持った乗客、さらにはロングスカートを着用しない乗客を光反射型センサ18で測定すると、一人の乗客に対して2種の検出信号パターンが得られる。第1種の検出信号パターンは、光反射型センサ18の検出光上に乗客の踏み込んだ足が位置した場合である。そのときの検出信号パターンは、踏み込んだ足が蹴り上がるまでの信号を出力するので、図5に実線で示すように、図4とほぼ同じ検出信号パターンになる。第2種の検出信号パターンは、光反射型センサ18の検出光を例えば乗客の右足(左足)が横切った場合である。そのときの検出信号パターンは、図5に破線で示すように、先に光反射型センサ18の検出光を横切った右足(左足)の検出信号Tb1(To1,Ty1)と、次に光反射型センサ18の検出光を横切る左足(右足)の検出信号Tb2(To2,Ty2)との2山の検出信号パターンとなる。そして2山間の時間Tb(To,Ty)を基準移動時間Tbと比較することで、健常者,老人,若者かの判断を行うことができ、踏段5の移動速度を変更あるいは維持することができる。
ところで、乗客を検出してから踏段5の移動速度を完全に切換えるのに約1秒前後の時間を要する。そのため、標準の乗客が1秒で1m進むとすると、その乗客が光反射型センサ18で検出されてから、1秒以後に踏段5に達するようにすることで、乗客を速度切換え後の踏段5に乗り込ませることができる。そのためには、乗客検出部である光反射型センサ18を、乗降床8A(8B)の踏段側先端から反踏段側に約1m隔てた位置に設置することが望ましい。そのために、乗降床8A(8B)の踏段側先端から移動手摺7の方向転換部7Eまでの寸法は平均0.8mあるので、光反射型センサ18を移動手摺7の方向転換部7Eよりも反踏段側の乗降床8A(8B)上で乗客M1を検出できるように検出光を放射するように設置している。ただ、上記踏段5の速度切換えは、ゆっくりと切換えているので、健常者であれば速度切換え途中の踏段5に乗り込んだとしても足を取られることはないので、1m以内で検出してもよい。また、老人や身体が不自由な人は歩行速度が遅いので、例えば乗降床8A(8B)の踏段側先端から0.8m程度離れた移動手摺7の方向転換部7Eで検出されても、十分に踏段5の移動速度を変更することができる。
尚、本実施の形態においては、光反射型センサ18を欄干構成部材である端部カバー17に1つ設置したので、図1において、光反射型センサ18が設置されている側は、乗客の検出エリヤが移動手摺7の方向転換部7Eよりも踏段側寄りの乗降床8A(8B)上となる。したがって、そこで乗客を検出して低速運転の指示を出した場合、踏段5の運転速度が変更される前に、乗客が踏段5に乗り込む可能性があり、それによって転倒する危険性がある。
このような不都合を解消するために、図6に示す第2の実施の形態を採ることが望ましい。即ち、図6に示す第2の実施の形態は、欄干構成部材である左右の端部カバー17に夫々一つずつ光反射型センサ18A,18Bを設けたのである。それ以外の構成は第1の実施の形態と同じであるので、同一部品に同一符号を付けて再度の説明は省略した。
このように、2つの光反射型センサ18A,18Bを左右の欄干構成部材に設けることにより、どの位置から乗り込もうとしている乗客M1,M2も全て検出できると共に、検出エリヤを完全に移動手摺7の方向転換部7Eよりも反踏段側の乗降床8A(8B)上とすることができる。その結果、乗客検出位置から踏段5までの距離を確保できるので、移動速度変更中の踏段5への乗客M1,M2の乗り込みを回避することができる。
ところで、上記各実施の形態においては、エスカレーター1の周囲に壁や誘導柵が存在しない構成であるが、図7に示す本発明による第3の実施の形態に示すように、エスカレーター1の片側、特に乗降床8A(8B)の片側に壁20や誘導柵が存在する場合には、光反射型センサ18を壁20や誘導柵に設けてもよい。この場合、乗客の検出エリヤが完全に移動手摺7の方向転換部7Eよりも反踏段側の乗降床8A(8B)上となり、しかも移動手摺7の方向転換部7Eに接近した位置で検出光を乗客進行方向と直交するように放射させることで、エスカレーター1を利用する乗客のみを検出することができる。そして、この場合、1つの光反射型センサ18で乗客を検出することができる。
尚、エスカレーター1の両側、特に乗降床8A(8B)の両側に壁20や誘導柵が存在する場合には、両側の壁20や誘導柵の何れかを利用して光反射型センサ18を設置することができる。
図8及び図9は、本発明による乗客コンベアの第4の実施の形態を示すものである。前記各実施の形態では、光反射型センサ18,18A,18Bをエスカレーター1の欄干構成部材に設置するか、壁20や誘導柵に設置するものである。しかし、図8及び図9に示すように、移動手摺7の方向転換部7Eよりも反踏段側となる乗降床8A(8B)上に、光反射型センサ21A,21Bを設置して乗客を検出するようにしてもよい。ただ、この場合、光反射型センサ21A,21Bの検出光を床面と平行に放射すると、乗客の足元を検出できなくなる場合があるので、乗降床8A(8B)の床面から上方5cm〜20cmの範囲内に検出光が放射できるように、検出光を上方に傾斜させて放射することが望ましい。
さらに、光反射型センサ21A,21Bの設置位置となる乗降床8A(8B)の床面あるいは上階床2と下階床3の床面に、図9の2点鎖線で示す様に、乗降床8A(8B)の床面から上方5cm〜20cmとなる高さの支柱22A,22Bを立設し、この支柱に光反射型センサ21A,21Bを固定して検出光を床面とほぼ平行に放射するようにしても何等問題はない。
ところで、上記各実施の形態において、乗客移動時間検出手段として光反射型センサを説明したが、例えば光遮断型センサやその他のセンサでもよい。
また、上記各実施の形態において、乗客コンベアとしてエスカレーターを説明したが、限定されるものではなく、隣接踏板間に段差が生じない電動道路にも適用できることは云うまでもない。
本発明による乗客コンベアの第1の実施の形態を示す要部平面図。 図1のA−A線に沿う断面図。 図1の乗客コンベアとしてエスカレーターを示す概略側面図。 図1の光反射型センサによる検出信号を示す線図。 図1の光反射型センサによる検出信号を示す別の線図。 本発明による乗客コンベアの第2の実施の形態を示す図1相当図。 本発明による乗客コンベアの第3の実施の形態を示す図1相当図。 本発明による乗客コンベアの第4の実施の形態を示す図1相当図。 図8のB−B線に沿う正面図。
符号の説明
1…エスカレーター、2…上階床、3…下階床、4…枠体、5…踏段、6…欄干、7…移動手摺、8A,8B…乗降床、13…欄干パネル、14…スカートガード、15…内側デッキカバー、16…外側デッキカバー、17…短部カバー、18,18A,18B,21A,21B…光反射型センサ、19…制御装置。

Claims (8)

  1. 無端状に連結されて循環移動する複数の踏板と、これら踏板への乗降を行う乗降床と、前記踏板の移動方向に沿って設けられた欄干構成部材と、この欄干構成部材に案内され前記踏板と同期して移動する無端状の移動手摺とを備えた乗客コンベアにおいて、前記乗降床を乗込み方向に歩行する乗客の足の踏み込みから蹴り上げまでの移動時間を検出する乗客移動時間検出手段を設け、この乗客移動時間検出手段で検出された移動時間を基準移動時間と比較して前記踏板の移動速度を変更させる制御装置を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記移動時間は、前記乗客の足の踏み込み位置が前記乗客移動時間検出手段から放射される検出媒体を遮る位置にあるとき、その足が検出媒体を遮ったときから蹴り上げられて検出媒体を遮らなくなるまでの時間であることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。
  3. 前記移動時間は、前記乗客の足の踏み込み位置が前記乗客移動時間検出手段からの検出媒体の放射位置の手前にあるとき、一方側の足が検出媒体を遮ったときから反対側の足が検出媒体の遮りを終了したときまでの時間であることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。
  4. 前記乗客移動時間検出手段は、前記移動手摺の方向転換部に至る前の乗客を検出するように設置されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の乗客コンベア。
  5. 前記乗客移動時間検出手段は、前記欄干構成部材に設置されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の乗客コンベア。
  6. 前記乗客移動時間検出手段は、前記乗降床の床面より15cmの高さに設置されていることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の乗客コンベア。
  7. 前記乗客移動時間検出手段は、乗客を検出している間、検出信号を出力し続けるように構成されている請求項1,2,3,4,5又は6記載の乗客コンベア。
  8. 無端状に連結されて循環移動する複数の踏板と、これら踏板への乗降を行う乗降床と、前記踏板の移動方向に沿って設けられた欄干構成部材と、この欄干構成部材に案内され前記踏板と同期して移動する無端状の移動手摺とを備えた乗客コンベアにおいて、前記乗降床を乗込み方向に歩行する乗客の足の踏み込みから蹴り込みまでの移動時間を放射した検出光で検出する乗客移動時間検出手段を設け、この乗客移動時間検出手段で検出された移動時間を基準移動時間と比較して前記踏板の移動速度を変更させる制御装置を設けると共に、前記乗客移動時間検出手段の検出光を前記移動手摺の方向転換部に至る前の乗客を検出する方向に向けて設置し、かつ前記乗客移動時間検出手段を前記検出光が前記乗降床の床面より上方5cm〜20cmの範囲の高さでほぼ水平に放射されるように設置したことを特徴とする乗客コンベア。
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