JP2013193023A - 高圧洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に製造できるとともに、故障の虞がない高圧洗浄機を提供する。
【解決手段】電動機11により駆動されるポンプ12と、電動機11を制御する制御部50と、ポンプ12により加圧された液体が流れる圧力管路20に接続される圧力検出部30とを備える高圧洗浄機において、圧力検出部30は、圧力管路20内の圧力により変位する圧力変位部材32を備え、制御部50は、電動機11への給電をオンオフする第1スイッチ51と、圧力変位部材32により駆動される一端側と第1スイッチ51をオンオフ操作する他端側を有するスイッチレバー52と、スイッチレバー52を第1スイッチ51のオフ位置に規制又は規制解除可能な操作部材61と、を備え、スイッチレバー52は、前記一端側を下方とし、前記他端側を上方として配置されており、第1スイッチ51は、圧力検出部30から上方に離間して配置されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、家庭などで用いられる高圧洗浄機に関するものである。
従来より、家屋の外回りや自動車の洗浄などに用いられる高圧洗浄機が知られている。この高圧洗浄機は、外部電源からの給電により電動機ポンプを運転し、電動機ポンプにより加圧した水をノズルガンから対象物に向かって吐出することで、対象物に付着した汚れの除去を行うことができる。また、ノズルガンからの吐出を中止した場合は、電動機への給電を遮断するように制御されている。例えば、下記特許文献1においては、高圧洗浄機への外部電源の接続をオンオフする手動スイッチと、電動機ポンプの運転により配管経路内の圧力が所定値を超えた場合は、電動機への給電を遮断するためのマイクロスイッチが設けられている。
より具体的には、このマイクロスイッチは、電動機ポンプにより加圧された水が流れる配管経路に設置されたアンローダ弁に取付けられており、アンローダ弁に装備され、配管経路内の圧力が所定値を超えると変位する変位部材によりオンオフされるようになっている。
実公平7−21238号公報
しかしながら、上述の特許文献1の構成の場合、高圧洗浄機の電動機ポンプへの給電を制御するために、手動スイッチとマイクロスイッチが必要となり、製造コストの増加を招いていた。
また、マイクロスイッチを配管経路に設置されたアンローダ弁に取付けたため、長年の使用によりアンローダ弁に設置されたシール部材が劣化して加圧水が漏洩した場合、マイクロスイッチ部で短絡が発生して故障する虞もあった。
本発明は、上述した課題の存在に鑑みてなされたものであって、その目的は、安価に製造できるとともに、故障の虞がない高圧洗浄機を提供することである。
本発明に係る高圧洗浄機は、電動機により駆動されるポンプと、前記電動機を制御する制御部と、前記ポンプにより加圧された液体が流れる圧力管路に接続される圧力検出部と、を備えており、前記圧力検出部は、前記圧力管路内の圧力により変位する圧力変位部材を備え、前記制御部は、前記電動機への給電をオンオフする第1スイッチと、前記圧力変位部材により駆動される一端側と前記第1スイッチをオンオフ操作する他端側を有するスイッチレバーと、前記スイッチレバーを前記第1スイッチのオフ位置に規制又は規制解除可能な操作部材と、を備え、前記スイッチレバーは、前記一端側を下方とし、前記他端側を上方として配置されており、前記第1スイッチは、前記圧力検出部から上方に離間して配置されていることを特徴とする。
本発明に係る高圧洗浄機においては、前記制御部は、前記電動機の回転数を多段階に切り換える第2スイッチを備え、前記第2スイッチは前記操作部材により操作されることとすることができる。
また、本発明に係る高圧洗浄機においては、前記第2スイッチは、前記電動機に給電するための整流回路を全波整流と半波整流とに切り換えることで、前記電動機の回転数を二段階に切り換えることとすることができる。
さらに、本発明に係る高圧洗浄機においては、前記制御部はスイッチハウジングに収容され、前記スイッチハウジングの底面に水抜き孔が形成されていることとすることができる。
本発明によれば、安価に製造できるとともに、故障の虞がない高圧洗浄機を提供することができる。
本実施形態に係る高圧洗浄機の本体部の正面図である。 本実施形態に係る高圧洗浄機の本体部の左側面図である。 本実施形態に係る高圧洗浄機の要部拡大図であり、操作ダイヤルが「オフ」の位置の状態を示している。 本実施形態に係る高圧洗浄機の要部拡大図であり、操作ダイヤルが「オン弱」の位置で第1スイッチがオンの状態を示している。 本実施形態に係る高圧洗浄機の要部拡大図であり、操作ダイヤルが「オン弱」の位置で第1スイッチがオフの状態を示している。 本実施形態に係る高圧洗浄機の要部拡大図であり、操作ダイヤルが「オン強」の位置で第1スイッチがオンの状態を示している。 本実施形態に係る高圧洗浄機の操作ダイヤル部の斜視図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
また、図面は、主に高圧洗浄機の本体部を示しており、加圧水を吐出するノズルガン等は省略されている。
図1は本実施形態に係る高圧洗浄機の本体部の正面図である。図2は本実施形態に係る高圧洗浄機の本体部の左側面図である。図3は本実施形態に係る高圧洗浄機の要部拡大図であり、操作ダイヤルが「オフ」の位置の状態を示している。図4は本実施形態に係る高圧洗浄機の要部拡大図であり、操作ダイヤルが「オン弱」の位置で第1スイッチがオンの状態を示している。図5は本実施形態に係る高圧洗浄機の要部拡大図であり、操作ダイヤルが「オン弱」の位置で第1スイッチがオフの状態を示している。図6は本実施形態に係る高圧洗浄機の要部拡大図であり、操作ダイヤルが「強」の位置で第1スイッチがオンの状態を示している。図7は本実施形態に係る高圧洗浄機の操作ダイヤル部の斜視図である。また、本明細書では、本実施形態の高圧洗浄機の使用時における設置状態に基づき、「上、下」を規定してある。
図1及び図2に示すように、本実施形態における高圧洗浄機の本体部1は、ポンプを駆動するための電動機11と、電動機11の下側に配置され、電動機11により駆動されるポンプ12と、ポンプ12に外部水源から給水するための給水部13と、ポンプ12により加圧された水が流れる圧力管路20と、圧力管路20と接続される圧力検出部30と、圧力検出部30の上方に配置され電動機11への給電を制御する制御部50と、を備えている。また、図中の想像線は、本体部1の主要部分を収容するカバー41の概略を示している。
給水部13には、外部水源と接続するための給水継ぎ手14が備えられている。本実施形態においては、ワンタッチで給水ホースと接続できるワンタッチ継ぎ手を採用している。また、圧力管路20の下流側には、ノズルガンへ加圧水を供給する高圧ホースを接続するための吐出側継ぎ手21が備えられている。
次に、図3〜6をさらに参酌して、圧力検出部30について説明する。圧力検出部30は、筒状体31と、筒状体31の内部に移動可能に配置される圧力変位部材32と、圧力変位部材32を紙面右側に付勢するバネ33と、バネ33の付勢力による圧力変位部材32の移動量を規制する規制部材34と、筒状体31の右側端部に螺着される蓋体35と、規制部材34と蓋体35の間に所定量圧縮された状態で設置される複数の皿バネ36とを備えている。なお、皿バネ36は、圧力検出部30の内部の水が凍結した場合、体積膨張による規制部材34の移動を許容することで、圧力検出部30の損傷を防止するために設置されている。
圧力変位部材32は、ゴルフティーに似た形状の部材で、その左側には筒状体31の左端面に形成された小孔31aと遊嵌状態であり、小孔31aから外部へと突出している軸部32aを有している。また、その右端部には、筒状体31の内径より僅かに小さい外径の鍔部32bを有している。圧力変位部材32の軸部32aと筒状体31の左端面に形成された小孔31aとの嵌合部に隣接した位置には、小孔31aと軸部32aの嵌合部から液体の漏洩することを防止するためにシール用のOリング37が設けられており、鍔部32bと筒状体31の内周面との間にもシール用のOリング38が設けられている。さらに、蓋体35と筒状体31の内周面との間にもシール用のOリング39が設けられている。これら3つのOリング37,38,39により、筒状体31の内部空間は、左室αと右室βに分離されている。
左室αと右室βは、それぞれ圧力管路20と不図示の導圧管により接続されている。より具体的には、左室αは、圧力管路20の大径部と接続されており、右室βは、圧力管路20の大径部の下流側に形成された絞り管路の小径部に接続されている。絞り管路は一般的にベンチュリ管と呼ばれるものである。
上述の構成を備える圧力検出部30の作動原理について説明する。圧力変位部材32には左室αと右室βの圧力により左右方向に移動させる力が働く。その力は、圧力を受ける面積に比例することになるが、圧力変位部材32は軸部32aを有しているため、右室βの圧力を受ける面積は、左室αの圧力を受ける面積より軸部32aの断面積分大きいことになる。よって、例えば、左室αと右室βの圧力が等しい場合、軸部32aの断面積相当分の力が圧力変位部材32を左側に移動させる方向に働くことになる。一方、圧力変位部材32は、バネ33の付勢力が右側に移動させる方向に働いている。よって、圧力変位部材32は、左室αと右室βの圧力と、バネ33の付勢力と、Oリング37,38の摺接抵抗のバランスによって左右方向に移動することになる。なお、以後の記述においては、Oリング37,38の摺接抵抗の影響は省略して説明する。
次に、圧力検出部30の作動形態について説明する。まず、圧力管路20内が低圧で、かつ、圧力管路20内を水が流れていない場合について説明する(図3参照)。この場合、左室αと右室βの圧力は等しく低圧となるため、軸部32aの断面積相当分の力はバネ33の付勢力より小さくなる。よって、圧力変位部材32は右側に移動し、規制部材34に当接した状態で停止する。このとき軸部32aの筒状体31の左端面からの突出量は小さいこととなる。
次に、圧力管路20内が高圧で、かつ、圧力管路20内を水が流れていない場合について説明する(図5参照)。この場合、左室αと右室βの圧力は等しく高圧となるため、軸部32aの断面積相当分の力はバネ33の付勢力により大きくなる。よって、圧力変位部材32は左側に移動し、鍔部32bが筒状体31の内周に形成されている段付面31bに当接して停止する。このとき軸部32aの筒状体31の左端面からの突出量は大きいこととなる。なお、本実施形態においては、圧力管路20内を水が流れていない場合、圧力管路20内の圧力が7MPa程度に達すると、圧力変位部材32を左側に移動するように設定されている。
次に、圧力管路20内が高圧で、かつ、圧力管路20内を水が流れている場合について説明する(図6参照)。この場合、左室αと右室βの圧力は、圧力管路20内の流速により低下するが、右室βの圧力は、圧力管路20の小径部のベンチュリ効果により左室αの圧力よりもさらに低下する。これにより、軸部32aの断面積相当分の力を加味しても、バネ33の付勢力が左室αと右室βの圧力による力より大きくなり、よって、圧力変位部材32は右側に移動し、規制部材34に当接した状態で停止する。このとき軸部32aの筒状体31の左端面からの突出量は小さいこととなる。
次に、図3〜6を参酌して、電動機11への給電を制御する制御部50について説明する。制御部50は、外部電源から電動機11への給電をオンオフする第1スイッチ51と、第1スイッチ51をオンオフ操作するスイッチレバー52と、スイッチレバー52を第1スイッチ51のオン位置側に付勢するバネ53と、電動機11への給電量を制御する第2スイッチ54と、スイッチレバー52と第2スイッチ54を操作する操作部材61を備える操作ダイヤル60と、を備えている。第1スイッチ51は、シーソースイッチであり、ロッカー51aの右側が押し下げられていると電動機11への給電がオフされ、ロッカー51aの左側が押し下げられていると電動機11への給電がオンされる。第2スイッチ54は、マイクロスイッチであり、アクチュエータ54aが押し下げられている場合は、電動機11への給電用の整流回路は半波整流となり、電動機11は低速で回転することとなり、アクチュエータ54aが押し下げられていない場合(突出状態)は、電動機11への給電用の整流回路は全波整流となり、電動機11は高速で回転することとなる。
また、制御部50は、2つ割のスイッチハウジング71にその主要部が収容されている。スイッチハウジング71の下部には、開口71aが形成されており、この開口71aに圧力検出部30の筒状体31の左端面部が接続されている。さらに、スイッチハウジング71の底面には、スイッチハウジング71に水が浸入した場合に備えて、水抜き孔71bが形成されている。なお、図3〜6は、説明の便宜上、スイッチハウジング71の一方を取外した状態を示している。
スイッチレバー52は、孔52aと、孔52aの下側に延設される一端側52bと、孔52aの上側に延設される他端側52eとを備えている。一端側52bは、バネ53により付勢されると共に、その付勢方向とは逆向きに圧力変位部材32の軸部32aにより押圧可能に形成されている。他端側52eは、一端側52bより長く形成されており、その先端部は、第1スイッチ51をオンオフ操作する第1スイッチ操作部52cと、操作部材61へ当接する当接部52dとを備えている。このように、スイッチレバー52を上下方向に長く形成したことで、圧力検出部30に対して第1スイッチ51を上方に離間して配置することが可能となっている。なお、スイッチレバー52は、孔52aがスイッチハウジング71に形成された支軸71cに嵌合することで回動自在に設置されており、バネ53による付勢力は、スイッチレバー52が第1スイッチ51をオン操作する方向に回動するように働いている。
次に、図7をさらに参酌して、操作ダイヤル60について説明する。操作ダイヤル60は、操作者が高圧洗浄機の運転切り換えを行うために回転操作するものであり、本実施形態においては、高圧洗浄機の運転状態を、「オフ」/「オン弱」/「オン強」の3状態に切り換えることが可能となっている。
操作ダイヤル60は、スイッチハウジング71の上部に配置されており、操作者が手指で回転操作するダイヤル62と、ダイヤル62が一端側に固定される軸部63と、軸部63の他端側に一体的に形成される操作部材61とを備えている。軸部63は、スイッチハウジング71に形成された孔71d,71eに回動自在に嵌合されると共に、軸部63の軸線方向中央部に形成された一対の鍔部63aが、スイッチハウジング71の孔71dの両端面を挟むように配置されることで、スイッチハウジング71に対する軸線方向の移動が規制されている。また、軸部63における鍔部63aの他端側には、断面多角形状に形成された多角形状部63bが形成されており、スイッチハウジング71から突設した一対の弾性舌片71fが多角形状部63bの外周面に弾性接触することで、高圧洗浄機の運転状態が、「オフ」/「オン弱」/「オン強」のそれぞれの操作ダイヤル60の回動位置で係止力が発生するようになっている。
操作ダイヤル60の操作部材61は、軸線方向視で扇形状をした部材であり、その軸線方向両端面がカム面として形成されている。操作部材61のダイヤル62側の端面は、スイッチレバー52の当接部52dの位置を規制するカム面61aであり、操作部材61の反ダイヤル62側の端面は、第2スイッチ54を操作するカム面61bである。
次に、操作ダイヤル60の操作部材61によるスイッチレバー52と第2スイッチ54の操作形態ついて説明する。操作ダイヤル60の回動位置が「オフ」位置の場合(図3参照)、スイッチレバー52には、バネ53による付勢力が第1スイッチ51をオン操作する方向に働くが、当接部52dがカム面61aに当接することで、スイッチレバー52は、第1スイッチ操作部52cが第1スイッチ51をオフ操作する位置に規制されており、第1スイッチ51はオフ状態を維持する。よって、高圧洗浄機は停止状態を維持することとなる。また、このとき、カム面61bは、第2スイッチ54のアクチュエータ54aを押し下げている。なお、このとき、スイッチレバー52の一端側52bは、圧力変位部材32の軸部32aの先端から離間した位置にあるため、圧力変位部材32の移動による押圧を受けることはない。
操作ダイヤル60の回動位置が「オン弱」位置の場合(図4参照)、カム面61aへの当接部52dの当接によるスイッチレバー52の位置規制はなく、スイッチレバー52は、バネ53による付勢力により、一端側52bが圧力変位部材32の軸部32aの先端に当接する位置まで回動する。このとき、第1スイッチ操作部52cは第1スイッチ51をオン操作する位置に移動し、第1スイッチ51はオン状態となる。また、カム面61bは、第2スイッチ54のアクチュエータ54aを押し下げている。よって、電動機11は低速で回転し、ポンプ12の吐出量が少ない状態で高圧洗浄機は運転される。また、このとき、ポンプ12の運転により、圧力管路20内の圧力が上昇するが、ノズルガンからの吐出を行っている間は、上述のベンチュリ効果により、圧力変位部材32は左側に移動することは無いため、電動機11への給電は遮断されず、ポンプ12は運転を続けることとなる。
上述の状態からノズルガンの吐出を中止した場合は(図5参照)、圧力管路20内の流速が無くなることでベンチュリ効果による左室αと右室βの圧力差はなくなり、左室αと右室βは等しく高圧となる。これにより、圧力変位部材32が左側に移動し、バネ53による付勢力に抗して、軸部32aの先端がスイッチレバー52の一端側52bを押圧して回動させるため、第1スイッチ操作部52cは第1スイッチ51をオフ操作する位置に移動し、第1スイッチ51はオフ状態となる。よって、電動機11への給電は遮断され、高圧洗浄機は停止することになる。この状態から再びノズルガンからの吐出を開始した場合、吐出により圧力管路20内が低圧状態になることで、圧力変位部材32が右側に移動し、スイッチレバー52は、バネ53による付勢力により回動し、第1スイッチ操作部52cが第1スイッチ51をオン操作することで、電動機11への給電が再開される。
次に、操作ダイヤル60の回動位置が「オン強」位置の場合について説明する。操作ダイヤル60の回動位置が「オン強」位置の場合は、上述の操作ダイヤル60の回動位置が「オン弱」位置の場合と第2スイッチ54の操作形態のみ異なるため、この点についてのみ説明することとし、その他に同様の点ついては説明を一部省略する。
操作ダイヤル60の回動位置が「オン強」位置の場合(図6参照)、カム面61bによる第2スイッチ54のアクチュエータ54aの押し下げは解除されるため、アクチュエータ54aは突出状態となる。よって、電動機11へ給電が行われる場合、給電用の整流回路は全波整流となり、電動機11は高速で回転することとなる。よって、ポンプ12の 吐出量は、操作ダイヤル60の回動位置が「オン弱」位置の場合と比べて大きくなる。
なお、上述の実施形態においては、電動機11の回転を2段階に切り換えるために第2スイッチ54を設けたが、接点を多段階に切り換えることができるスイッチを採用し、カム面61bを適宜設定することで、電動機11の回転を3段階以上に切り換えることも可能である。
以上のように、本発明の高圧洗浄機においては、第1スイッチ51のみで、操作ダイヤル60の操作位置と圧力管路20内の圧力により、ポンプ12を駆動する電動機11の運転を制御できるため、廉価に高圧洗浄機を製造することができる。また、第1スイッチ51は、圧力検出部30の上方に配置しているため、圧力検出部30から水が漏洩した場合、第1スイッチ51部で短絡する虞がない。また、制御部50をスイッチハウジング71に収容したため、制御部50に水が飛散することが防止でき、さらに、スイッチハウジング71の内部に水が浸入した場合でも、スイッチハウジング71の底面に水抜き孔71bを形成したことで、スイッチハウジング71の内部に水が溜まることがない。また、電動機11の回転を多段階に切換え可能とする場合でも、多段階切換用に設置したスイッチも操作部材61で操作できるため、別途専用の操作部材を設ける必要がなく、廉価に製造できるばかりか、操作者による操作性も向上することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の技術的範囲に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り種々なる形態に変更することが可能である。
1 本体部、11 電動機、12 ポンプ、13 給水部、14 給水継ぎ手、20 圧力管路、21 吐出側継ぎ手、30 圧力検出部、31 筒状体、31a 小孔、31b 段付面、32 圧力変位部、32a 軸部、32b 鍔部、33 バネ、34 規制部材、35 蓋体、36 皿バネ、37 Oリング、38 Oリング、39 Oリング、41 カバー、50 制御部、51 第1スイッチ、51a ロッカー、52 スイッチレバー、52a 孔、52b 一端側、52c 第1スイッチ操作部、52d 当接部、52e 他端側、53 バネ、54 第2スイッチ、54a アクチュエータ、60 操作ダイヤル、61 操作部材、61a カム面、61b カム面、62 ダイヤル、63 軸部、63a 鍔部、63b 多角形状部、71 スイッチハウジング、71a 開口、71b 水抜き孔、71c 支軸、71d 孔、71e 孔、71f 弾性舌片

Claims (4)

  1. 電動機により駆動されるポンプと、前記電動機を制御する制御部と、前記ポンプにより加圧された液体が流れる圧力管路に接続される圧力検出部と、を備える高圧洗浄機において、
    前記圧力検出部は、前記圧力管路内の圧力により変位する圧力変位部材を備え、
    前記制御部は、前記電動機への給電をオンオフする第1スイッチと、前記圧力変位部材により駆動される一端側と前記第1スイッチをオンオフ操作する他端側を有するスイッチレバーと、前記スイッチレバーを前記第1スイッチのオフ位置に規制又は規制解除可能な操作部材と、を備え、
    前記スイッチレバーは、前記一端側を下方とし、前記他端側を上方として配置されており、前記第1スイッチは、前記圧力検出部から上方に離間して配置されていることを特徴とする高圧洗浄機。
  2. 前記制御部は、前記電動機の回転数を多段階に切り換える第2スイッチを備え、前記第2スイッチは前記操作部材により操作されることを特徴とする請求項1に記載の高圧洗浄機。
  3. 前記第2スイッチは、前記電動機に給電するための整流回路を全波整流と半波整流とに切り換えることで、前記電動機の回転数を二段階に切り換えることを特徴とする請求項2に記載の高圧洗浄機。
  4. 前記制御部はスイッチハウジングに収容され、前記スイッチハウジングの底面に水抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の高圧洗浄機。
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