JP2013192590A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 外部から測定対象物体の角速度の情報を取得する通信部と、
   前記測定対象物体が静止状態である第１期間の前記角速度に基づいて、時間を関数とするバイアス推定値を求めるバイアス推定部と、
   前記第１期間に続く運動期間としての第２期間の前記角速度から前記バイアス推定値が除去された補正データに基づいて、前記測定対象物体の運動を解析する運動解析部と、
   を有することを特徴とする運動解析装置。
2. 請求項１において、
   前記バイアス推定部は、前記第１期間の前記角速度を時間軸上でサンプリングされたデータを、前記時間軸を含む二次元面で直線近似して、前記バイアス推定値を求めることを特徴とする運動解析装置。
3. 請求項２において、
   一秒あたりの角速度（ｄｐｓ）であるバイアス推定値Ｖｉａｓ（ｔ）の直線近似式を、Ｖｉａｓ（ｔ）＝ａ×ｔ＋ｂとしたとき、前記バイアス推定部は、傾きａがしきい値よりも小さくなった時に前記バイアス推定値を確定することを特徴とする運動解析装置。
4. 請求項３において、
   前記バイアス推定部は、前記傾きａがａ≦０．０１０となった時に前記バイアス推定値を確定することを特徴とする運動解析装置。
5. 請求項３において、
   前記バイアス推定部は、前記傾きａがａ≦０．００５となった時に前記バイアス推定値を確定することを特徴とする運動解析装置。
6. 請求項３乃至５のいずれか一項において、
   前記バイアス推定部にて前記バイアス推定値が確定された時以降に、運動開始を告知する告知部をさらに有することを特徴とする運動解析装置。
7. 請求項１乃至６のいずれか一項において、
   前記運動解析部は、前記補正データ及び前記補正データの積分値に基づいて前記測定対象物体の運動を解析することを特徴とする運動解析装置。
8. 請求項７において、
   前記運動解析部は、前記第２期間の前記角速度が入力される順に前記測定対象物体の運動を解析することを特徴とする運動解析装置。
9. 請求項１乃至８のいずれか一項において、
   前記通信部は、外部から前記測定対象物体の加速度の情報を取得し、
   前記運動解析部は、前記加速度及び前記加速度のｍ（ｍは自然数）階積分値に基づいて前記測定対象物体の運動を解析することを特徴とする運動解析装置。
10. 測定対象物体が静止状態である第１期間における前記測定対象物体の角速度の情報を取得する工程と、
    前記第１期間に取得された前記角速度に基づいて、時間を関数とするバイアス推定値を求める工程と、
    前記第１期間に続く運動期間としての第２期間における前記測定対象物体の角速度の情報を取得する工程と、
    前記第２期間に取得された前記角速度から前記バイアス推定値が除去された補正データに基づいて、前記測定対象物体の運動を解析する工程と、
    を有することを特徴とする運動解析方法。