JP5419268B2 - 三次元姿勢推定装置、三次元姿勢推定方法及び三次元姿勢推定プログラム - Google Patents

三次元姿勢推定装置、三次元姿勢推定方法及び三次元姿勢推定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、三次元姿勢推定装置、三次元姿勢推定方法及び三次元姿勢推定プログラムに関する。
従来より、ジャイロセンサーと、加速度センサー及び方位センサーの独立な2つの系統によって躯体の三次元姿勢角度を算出し、両者の算出値の差異からこれら算出された三次元姿勢角度に含まれる現実の三次元姿勢角度との誤差をカルマンフィルターによって推定し、この誤差を除去した躯体の現実の三次元姿勢角度を推定する技術がある(例えば、非特許文献1)。
鈴木智、外3名、「動加速度環境下における姿勢推定アルゴリズムの研究」日本ロボット学会誌 Vol.26 No.6, p.626〜634 2008年
ところで、カルマンフィルターによる誤差の推定では、演算負荷が高いという課題がある。
本発明はかかる従来の課題に鑑みて成されたもので、軽量な演算処理によって、三次元姿勢角度を推定することを目的とする。
かかる目的を達成するための主たる本発明は、加減速運動可能な躯体の三次元姿勢角度を推定する三次元姿勢推定装置であって、前記躯体の加速度を検出する加速度センサーと、前記躯体が向いている方位を検出する方位センサーと、前記躯体の角速度を検出するジャイロセンサーと、前記加速度センサーが検出した加速度と前記方位センサーが検出した方位とに基づいて、前記躯体の三次元姿勢角度の暫定値である暫定角度を求める暫定角度算出部と、前記躯体の前記三次元姿勢角度を推定する姿勢角度推定部と、前記加速度センサーが検出した加速度に基づいて、前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定する判定部と、前記判定部が加減速運動状態にないと判定した場合には、前記姿勢角度推定部が直近に推定した三次元姿勢角度と前記暫定角度算出部が直近に求めた暫定角度とに基づいて補正値を求め、前記判定部が加減速運動状態にあると判定した場合には、前記判定部が加減速運動状態にないと判定した時点であって直近の時点において求めた前記補正値を保持する補正値算出部と、を備え、前記姿勢角度推定部は、前記ジャイロセンサーが検出した角速度と前記補正値算出部が求めた補正値とに基づいて、前記三次元姿勢角度を推定し、前記判定部は、該角速度と該補正値に基づいて前記姿勢角度推定部が推定した前記三次元姿勢角度と、前記加速度センサーが検出する加速度と、に基づいて、重力加速度成分を除去した加速度を求め、前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ未満であれば加減速運動状態でないと判定し、前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ以上であれば加減速運動状態であると判定することを特徴とする三次元姿勢推定装置である。
この発明によれば、軽量な演算処理によって、三次元姿勢角度を推定することができ、加減速運動状態であるか否かの判定を高い精度で行うことができる。
かかる三次元姿勢角度推定装置であって、前記補正値算出部は、前記判定部が加減速運動状態にないと判定した場合には、前記姿勢角度推定部が推定する三次元姿勢角度が、前記暫定角度算出部が直近に求めた暫定角度と等しくなるような補正値を求めることを特徴とする三次元姿勢推定装置である。
かかる三次元姿勢角度推定装置であって、前記補正値算出部は、前記姿勢角度推定部が推定する三次元姿勢角度と、前記暫定角度算出部が求めた暫定角度との差分の累積値に基づいて、補正値を求めることを特徴とする三次元姿勢推定装置である。
かかる三次元姿勢角度推定装置であって、前記姿勢角度推定部は、前記ジャイロセンサーが検出した角速度から前記補正値算出部が求めた補正値を差し引いて三次元姿勢角度を推定することを特徴とする三次元姿勢推定装置である。
また、加減速運動可能な躯体の三次元姿勢角度を推定する三次元姿勢推定方法であって、前記躯体の加速度を加速度センサーで検出することと、前記躯体が向いている方位を方位センサーで検出することと、前記躯体の角速度をジャイロセンサーで検出することと、前記加速度センサーが検出した加速度と前記方位センサーが検出した方位とに基づいて、前記躯体の三次元姿勢角度の暫定値である暫定角度を求めることと、前記躯体の前記三次元姿勢角度を推定することと、前記加速度センサーが検出した加速度に基づいて、前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定することと、加減速運動状態にないと判定した場合には、直近に推定した前記三次元姿勢角度と直近に求めた前記暫定角度とに基づいて補正値を求め、加減速運動状態にあると判定した場合には、加減速運動状態にないと判定した時点であって直近の時点において求めた前記補正値を保持することと、を有し、前記三次元姿勢角度を推定する際に、加減速運動状態にないと判定した場合には、前記ジャイロセンサーが検出した角速度と求めた前記補正値とに基づいて、前記三次元姿勢角度を推定し、加減速運動状態にあると判定した場合には、前記ジャイロセンサーが検出した角速度と保持した前記補正値とに基づいて、前記三次元姿勢角度を推定し、前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定する際には、該角速度と該補正値に基づいて推定された前記三次元姿勢角度と、前記加速度センサーが検出する加速度と、に基づいて、重力加速度成分を除去した加速度を求め、前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ未満であれば加減速運動状態でないと判定し、前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ以上であれば加減速運動状態であると判定することを特徴とする三次元姿勢推定方法である。
この発明によれば、軽量な演算処理によって、三次元姿勢角度を推定することができ、加減速運動状態であるか否かの判定を高い精度で行うことができる。
また、加減速運動可能な躯体の三次元姿勢角度を推定する三次元姿勢推定プログラムであって、情報処理装置に、加速度センサーで検出した前記躯体の加速度を取得することと、方位センサーで検出した前記躯体が向いている方位を取得することと、ジャイロセンサーで検出した前記躯体の角速度を取得することと、前記加速度と前記方位とに基づいて、前記躯体の三次元姿勢角度の暫定値である暫定角度を求めることと、前記躯体の前記三次元姿勢角度を推定することと、前記加速度に基づいて、前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定することと、加減速運動状態にないと判定した場合には、直近に推定した前記三次元姿勢角度と直近に求めた前記暫定角度とに基づいて補正値を求め、加減速運動状態にあると判定した場合には、加減速運動状態にないと判定した時点であって直近の時点において求めた前記補正値を保持することと、を実行させ、前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定する際には、該角速度と該補正値に基づいて推定された前記三次元姿勢角度と、前記加速度センサーが検出する加速度と、に基づいて、重力加速度成分を除去した加速度を求め、前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ未満であれば加減速運動状態でないと判定し、前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ以上であれば加減速運動状態であると判定することを特徴とする三次元姿勢推定プログラムである。
この発明によれば、軽量な演算処理によって、三次元姿勢角度を推定することができ、加減速運動状態であるか否かの判定を高い精度で行うことができる。
本発明によれば、軽量な演算処理によって、算出された三次元姿勢角度に含まれる現実の三次元姿勢角度との誤差を推定することができる。また、加減速運動状態であるか否かの判定を高い精度で行うことができる。
第1実施形態の三次元姿勢角度推定装置1のブロック構成図である。 情報処理装置2のハードウェア構成を示す図である。 各機能部31〜34が実行する三次元姿勢推定アルゴリズムを示すブロック図である。 図3に示す三次元姿勢推定アルゴリズムを分かりやすく説明するためのフロー図である。 判定基準となる閾値の算出根拠となる考え方を示す概念図である。 三次元姿勢変動に加えて20秒〜30秒の期間に加速度外乱を印加したときにおいて、外乱加速度aを推定する実験の結果を示すグラフである。 三次元姿勢角度推定装置1によって推定したRoll軸についての三次元姿勢角度の推定結果(実線で示す)とエンコーダーによる実測値(点線で示す)を対比して示す折れ線グラフである。 三次元姿勢角度推定装置1によって推定したPitch軸についての三次元姿勢角度の推定結果(実線で示す)とエンコーダーによる実測値(点線で示す)を対比して示す折れ線グラフである。 三次元姿勢角度推定装置1によって推定したYaw軸についての三次元姿勢角度の推定結果(実線で示す)とエンコーダーによる実測値(点線で示す)を対比して示す折れ線グラフである。 判定基準となる閾値の算出根拠となる別の考え方を示す概念図である。
===第1実施形態===
本発明の第1実施形態である三次元姿勢角度推定装置1は、例えば、上下・左右・前後に加減速可能なロボット(「躯体」に相当)に装着され、三次元姿勢角度推定装置1が推定する三次元姿勢角度に基づいて、そのロボットの姿勢を制御することができる。
なお、第1実施形態の説明において用いる記号θ、θ、a、n、ω、Δθ、Δω、aglobal 、gglobalは、次の通りである。
θ=[θ1x θ1y θ1z:3次元姿勢角度ベクトル推定値
θ=[θ2x θ2y θ2z:3次元姿勢角度ベクトル暫定値
=[amxmymz:3軸加速度センサーにより取得される加速度ベクトル
=[nmxmymz:3軸方位センサーにより取得される方位ベクトル
ω=[ωmx ωmy ωmz:3軸ジャイロセンサーにより取得される角速度ベクトル
Δθ=[Δθ Δθ Δθ:3次元姿勢角度ベクトルにおける推定値と暫定値の差分
Δω=[Δωcx Δωcy Δωcz:3軸角速度ベクトルに対する補正値ベクトル
global =[aglobal dxglobal dy Δaglobal dz:3軸加速度ベクトルにおける重量加速度以外の成分
global=[0 0 −1]:慣性座標系での重力加速度ベクトル
図1は、本発明の第1実施形態である三次元姿勢角度推定装置1のブロック構成図である。同図に示すように、三次元姿勢角度推定装置1は、方位センサー21、加速度センサー22、ジャイロセンサー23の各センサー群21〜23と、情報処理装置2とを備える。また、情報処理装置2は、暫定角度算出部31、判定部32、補正値算出部33、姿勢角度推定部34の各機能部31〜34を備える。
図2は、情報処理装置2のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置2は、マイクロコンピューター等のコンピューターと周辺機器とが接続されることにより構成され、CPU(Central Processing Unit)10、メモリー11、記憶手段12、通信インターフェイス13等を備えている。
CPU10は、記憶手段12に記憶されているプログラムをメモリー11に読み出して実行する。メモリー11は、CPU10のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであって、例えばRAM(Random Access Memory)等である。記憶手段12は、例えばフラッシュメモリー等である。通信インターフェイス13は、例えばシリアルポート等であって、各センサー群21〜23が検出した情報などを受信するとともに、CPU10が実行したプログラムの処理結果を外部に送信する。
なお、各機能部31〜34は、CPU10が記憶手段12に記憶されたプログラムをメモリー11に読み出して実行することにより実現される。
方位センサー21は、地磁気に基づいていずれが北の方角であるかを検出する。加速度センサー22は、ロボットの独立な3軸方向の加速度を検出する。ジャイロセンサー23は、独立な3軸方向の角速度を検出する。
暫定角度算出部31は、方位センサー21が検出した方位と加速度センサー22が検出した加速度とに基づいて、座標変換によってロボットの三次元姿勢角度θの暫定値である暫定角度を求める。
なお、暫定角度算出部31が算出する三次元姿勢角度は、ロボットが加減速運動を行っている状態においては誤差を含むので、必ずしも信頼できる値ではないことから暫定値とする。この暫定値は、後述するように三次元姿勢角度を推定するための補正値の算出に用いる。
判定部32は、加速度センサー22が検出する加速度aと、姿勢角度推定部34が推定した三次元姿勢角度θとに基づいて、重力加速度成分を除去した加速度を求める。この重力加速度成分を除去した加速度は、暫定角度算出部31の暫定角度の算出において外乱要因となるが、この重力加速度成分を除去した加速度(以下、「外乱加速度a」)が重力加速度gglobalの1/10(「所定の大きさ」に相当)未満であれば加減速運動状態でないと判定する。また、外乱加速度aが重力加速度gglobalの1/10以上であれば加減速運動状態であると判定する。
より具体的には、外乱加速度aは、姿勢角度推定部34による三次元姿勢角度θの推定が良好に行われていることを前提とし、座標変換を施した重力加速度ベクトルを、加速度センサー21が検出した加速度ベクトルaから差引くことにより得られる。そして、外乱加速度aの大きさにおける重力加速度gglobalの1/10未満であれば加減速運動状態でないと判定し、重力加速度gglobalの1/10以上であれば加減速運動状態であると判定する。
補正値算出部33は、判定部32が加減速運動状態にないと判定した場合には、後述する姿勢角度推定部34が直近に推定した三次元姿勢角度θと、暫定角度算出部31が直近に求めた暫定角度θとの差分Δθの累積値に基づいて、補正値Δωを求める。また、補正値算出部33は、判定部32が加減速運動状態にあると判定した場合には、判定部32が加減速運動状態にないと判定した時点であって直近の時点において求めた補正値Δωを保持する。
より具体的には、補正値算出部33は、判定部32が加減速運動状態にないと判定した場合(r=1)には、三次元姿勢角度θと暫定角度θとの慣性座標系での差分Δθをヤコビ行列によってボディ座標系での角速度に変換し、さらにこの角速度を積分項及び比例項によって変換することによってΔωを求める。ここで、積分項は、時間変動を伴う補正値に対して推定する三次元姿勢角度の追従性を向上する役割を持ち、三次元姿勢角度θが暫定角度θに収束した場合においては、積分項によって保持された補正値Δωにより、角速度の修正が継続される。また、比例項は差分Δθの収束性を確保する。このように、補正値算出部33は、後述する姿勢角度推定部34が推定する三次元姿勢角度θを、暫定角度θに収束させ、差分Δθ→0とする。つまり、補正値算出部33は、三次元姿勢角度θは、暫定角度算出部31が直近に求めた暫定角度θと等しくなるような補正値Δωを求める。
また、補正値算出部33は、判定部32が加減速運動状態にあると判定した場合(r=0)には、三次元姿勢角度θと暫定角度θとの差分Δθにr=0を乗じて、補正値Δωの算出への差分Δθの入力を遮断する。すなわち、補正値算出の積分項は、加減速運動状態にないと判定した時点の最後の時点に用いられた補正Δωを保持する。
姿勢角度推定部34は、ジャイロセンサー23が検出した角速度ωから補正値算出部33が求めた補正値Δωを差し引き、座標変換と数値積分によってロボットの三次元姿勢角度θを推定する。
図3は、各機能部31〜34が実行する三次元姿勢推定アルゴリズムを示すブロック図であり、図4は、図3に示す三次元姿勢推定アルゴリズムを分かりやすく説明するためのフロー図である。以下、図4に沿って説明する。
まず、暫定角度算出部31は、方位センサー21が検出した方位と加速度センサー22が検出した加速度とに基づいて、θ=h(a,n)によってロボットの三次元姿勢角度の暫定値である暫定角度θを求める(S102)。ここで、θ2x、θ2y、θ2zは、式(1)、式(2)、式(3)の通りである。
Figure 0005419268
Figure 0005419268
次に、後述するS124で算出する三次元姿勢角度θと、暫定角度算出部31が直近に求めた暫定角度θとの差分Δθを算出する(S104)。
一方で、判定部32は、加速度センサー22が検出する加速度aと、姿勢角度推定部34が推定した三次元姿勢角度θとに基づいて、重力加速度成分gglobalを除去した外乱加速度a globalを求める(S106)。具体的には、gglobalと三次元姿勢角度θとを式(4)、式(5)で座標変換することによって算出する。
Figure 0005419268
ここで、
Figure 0005419268
である。
外乱加速度aが重力加速度gglobalの1/10(「所定の大きさ」又は「x」に相当)未満であれば加減速運動状態でないと判定し(S108:NO)、外乱加速度aが重力加速度gglobalの1/10以上であれば加減速運動状態であると判定する(S108:YES)。
ところで、図5は、判定基準となる閾値「重力加速度gglobalの1/10」の算出根拠となる考え方を示す概念図である。ここで、外乱加速度aを求める手順を説明する。まず、ロボット全体にかかる加速度aはボディ座標系で得られる。また、重力加速度gは、慣性座標系では鉛直下向きで一定である。重力加速度gと、後述のS124において推定した三次元姿勢角度とに基づいて、式(6)によって座標変換すれば、ボディ座標系の重力加速度
Figure 0005419268
を推定できる。
Figure 0005419268
したがって、式(7)により求められる外乱加速度の推定値の絶対値eが閾値以上であるか閾値未満であるかによって加減速運動状態であるか否かを判定できる。
Figure 0005419268
図6は、三次元姿勢変動に加えて20秒〜30秒の期間に加速度外乱を印加したときにおいて、式(4)〜(7)によって外乱加速度の推定値の重力加速度に対する比率を測定する実験の結果を示すグラフである。同図に示す線分が外乱加速度の推定値の絶対値eの重力加速度に対する比率である。同図に示すように、推定された外乱加速度の絶対値eが重力加速度の1/10以上であるときには加速度状態にあると判定し、重力加速度の1/10未満であるときには加速度状態にないと判定すると、20秒〜30秒の期間のみ加速度状態にあった実際のロボットの動きと概ね符合することが分かる。すなわち、重力加速度の1/10が適切な閾値であることが確認できた。
さて、加減速運動状態でないと判定した場合(S108:NO)には、後述する補正に用いる係数r=1とし(S110)、加減速運動状態であると判定した場合(S108:YES)には、後述する補正に用いる係数r=0とする(S112)。
S110又はS112において求めた係数rに差分Δθを乗じ(S114)、その乗じた値Δθ・rを角速度へ変換し(S116)、補正値Δωを算出する。なお、ここで判定部32が加減速運動状態にないと判定した場合(S108:NO)にはr=1であるので差分Δθに応じて積分計算などにより補正値Δωは順次更新されることとなる。一方で、加減速運動状態であると判定した場合(S108:YES)にはr=0であるので補正値Δωは更新されず、加減速運動状態にないと判定した場合(S108:NO)であって直近の時点において算出された補正値Δωが保持されることとなる。
ジャイロセンサー23が検出した角速度ωと補正値算出部33が求めた補正値Δωとに基づいて、次式(8)によりωを求める(S120)。
Figure 0005419268
そして、それを次式(9)により、
Figure 0005419268
θを慣性座標系の角速度に座標変換する(S122)。なお、f(θ)は次式(10)に示す通りである。
Figure 0005419268
更に数値積分することによってロボットの三次元姿勢角度θを推定する(S124)。なお、推定した三次元姿勢角度θは、S104の差分算出に用いる。
以上、本実施形態の三次元姿勢角度推定装置1によれば、軽量な演算処理によって、三次元姿勢角度を推定することができる。
従来技術においては、理想環境下での特定の最適性が理論証明されるものの、モデルパラメーターの変動に対する鋭敏性、実装時の動作調整に大きな労力を要し、更には演算負荷が高く高周期推定に向かないなどの課題があった。しかし、本実施形態の三次元姿勢角度推定装置1によれば、モデルパラメーターの変動に対する追従性は高く、軽量な演算処理であるので実装時の動作調整にかかる労力は少なく、演算負荷が小さく高周期推定も可能である。
具体的には、ジャイロセンサー23と、加速度センサー22及び方位センサーとによる独立な2系統の姿勢情報が得られ、これらの姿勢情報により加速度外乱の検知状況に応じて、それらを統合処理して三次元姿勢角度を推定できる。本発明の特徴は、累積誤差の要因となるジャイロセンサー23が検出した角速度に係るジャイロバイアス項の継続的な推定・除去機能を、構造の簡単なフィードバックにより達成することができる。そして、これにより、ジャイロセンサーが検出した角速度に含まれるバイアス値の実時間かつ継続的な推定・除去能力を確保し、その上で、加速度外乱の有無を判定する判定部を設けて、2系統の姿勢角度情報を統合する。こうしたフィードバック構造を基本とした統合処理により、累積誤差の除去と動加速度外乱の影響軽減化の機能が得られ、従来技術において適用することが前提となっていたカルマンフィルター(Kalman Filter)などによる処理と比較して、極めて軽量な演算処理によって三次元姿勢角度を推定することができる。
ところで、本実施形態の三次元姿勢角度推定装置1によれば、適切に三次元姿勢角度を推定できることを確認するため、次のような実験を行った。本実験では、振幅及び周波数が異なる正弦波動作をロール軸、ピッチ軸、ヨー軸の3軸に与え、さらに動作中の特定期間(20〜30秒)においては、並進軸での正弦波動作によって加速度外乱を加える。このような実験において、図7Aは、本実施形態の三次元姿勢角度推定装置1によって推定したロール軸についての三次元姿勢角度の推定結果(実線で示す)とエンコーダーによる実測値(点線で示す)を対比して示す折れ線グラフである。また、図7Bは同様にピッチ軸について、図7Cは同様にヨー軸について、それぞれ推定結果と実測値を対比して示す折れ線グラフである。図7A〜図7Cに示すように、三次元姿勢角度推定装置1によれば、いずれも全試験期間(10〜40秒)において推定結果と実測値がほぼ同じ値となっていることから、良好な推定結果を得られることが確認できた。
また、判定部32は、加速度センサー22が検出する加速度と、姿勢角度推定部34が推定した三次元姿勢角度とに基づいて、加減速運動状態であるか否かを判定することで、判定を高い精度で行うことができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
例えば、本実施形態の三次元姿勢角度推定装置1はロボットの姿勢制御に用いることとしたが、これに限られず、例えば、ウェアラブルモーションキャプチャーや、小型無人航空機、ヘッドマウントディスプレイ、ゲーム機の操作部等にも用いることができる。
また、補正値算出部33は、判定部32が加減速運動状態にないと判定した場合(r=1)には、三次元姿勢角度θと暫定角度θとの慣性座標系での差分Δθをヤコビ行列によってボディ座標系での角速度に変換することとしたが、鉛直軸近傍にて姿勢変動を行う物体の3次元姿勢角度推定には、ヤコビ行列を使用しなくともよい。
これにより、演算処理はさらに軽減される一方で、鉛直軸近傍にて姿勢変動を行う場合には、演算結果に大きな差異は生じない。
また、例えば、判定部32は、加速度センサー22が検出する加速度と、姿勢角度推定部34が推定した三次元姿勢角度とに基づいて、加減速運動状態であるか否かを判定することとしたが、加速度センサー22が検出する加速度のみに基づいて、加減速運動状態であるか否かを判定してもよい。
図8は、判定基準となる閾値「重力加速度gglobalの1/10」の算出根拠となる別の考え方を示す概念図である。ここで、外乱加速度aの影響度eを求める手順を説明する。まず、ロボット全体にかかる加速度aはボディ座標系で得られる。また、重力加速度gの大きさは、どの座標系でも一定値である。したがって、次式(11)により、外乱加速度の影響度eを求めることができる。
Figure 0005419268
そして、この値が重力加速度の1/10以上であれば加速度状態にあると判定でき、重力加速度の1/10未満であれば加速度状態にないと判定できる。
このような判定によれば、加減速運動状態であるか否かの判定を簡便に行うことができる。
1 三次元姿勢角度推定装置
2 情報処理装置
10 CPU
11 メモリー
12 記憶手段
13 通信インターフェイス
21 方位センサー
22 速度センサー
23 ジャイロセンサー
31 暫定角度算出部
32 判定部
33 補正値算出部
34 姿勢角度推定部

Claims (6)

  1. 加減速運動可能な躯体の三次元姿勢角度を推定する三次元姿勢推定装置であって、
    前記躯体の加速度を検出する加速度センサーと、
    前記躯体が向いている方位を検出する方位センサーと、
    前記躯体の角速度を検出するジャイロセンサーと、
    前記加速度センサーが検出した加速度と前記方位センサーが検出した方位とに基づいて、前記躯体の三次元姿勢角度の暫定値である暫定角度を求める暫定角度算出部と、
    前記躯体の前記三次元姿勢角度を推定する姿勢角度推定部と、
    前記加速度センサーが検出した加速度に基づいて、前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定する判定部と、
    前記判定部が加減速運動状態にないと判定した場合には、前記姿勢角度推定部が直近に推定した三次元姿勢角度と前記暫定角度算出部が直近に求めた暫定角度とに基づいて補正値を求め、前記判定部が加減速運動状態にあると判定した場合には、前記判定部が加減速運動状態にないと判定した時点であって直近の時点において求めた前記補正値を保持する補正値算出部と、
    を備え、
    前記姿勢角度推定部は、前記ジャイロセンサーが検出した角速度と前記補正値算出部が求めた補正値とに基づいて、前記三次元姿勢角度を推定し、
    前記判定部は、該角速度と該補正値に基づいて前記姿勢角度推定部が推定した前記三次元姿勢角度と、前記加速度センサーが検出する加速度と、に基づいて、重力加速度成分を除去した加速度を求め、
    前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ未満であれば加減速運動状態でないと判定し、
    前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ以上であれば加減速運動状態であると判定することを特徴とする三次元姿勢推定装置。
  2. 請求項1に記載の三次元姿勢推定装置であって、
    前記補正値算出部は、前記判定部が加減速運動状態にないと判定した場合には、前記姿勢角度推定部が推定する三次元姿勢角度が、前記暫定角度算出部が直近に求めた暫定角度と等しくなるような補正値を求めることを特徴とする三次元姿勢推定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の三次元姿勢推定装置であって、
    前記補正値算出部は、前記姿勢角度推定部が推定する三次元姿勢角度と、前記暫定角度算出部が求めた暫定角度との差分の累積値に基づいて、補正値を求めることを特徴とする三次元姿勢推定装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の三次元姿勢推定装置であって、
    前記姿勢角度推定部は、前記ジャイロセンサーが検出した角速度から前記補正値算出部が求めた補正値を差し引いて三次元姿勢角度を推定することを特徴とする三次元姿勢推定装置。
  5. 加減速運動可能な躯体の三次元姿勢角度を推定する三次元姿勢推定方法であって、
    前記躯体の加速度を加速度センサーで検出することと、
    前記躯体が向いている方位を方位センサーで検出することと、
    前記躯体の角速度をジャイロセンサーで検出することと、
    前記加速度センサーが検出した加速度と前記方位センサーが検出した方位とに基づいて、前記躯体の三次元姿勢角度の暫定値である暫定角度を求めることと、
    前記躯体の前記三次元姿勢角度を推定することと、
    前記加速度センサーが検出した加速度に基づいて、前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定することと、
    加減速運動状態にないと判定した場合には、直近に推定した前記三次元姿勢角度と直近に求めた前記暫定角度とに基づいて補正値を求め、加減速運動状態にあると判定した場合には、加減速運動状態にないと判定した時点であって直近の時点において求めた前記補正値を保持することと、を有し、
    前記三次元姿勢角度を推定する際に、加減速運動状態にないと判定した場合には、前記ジャイロセンサーが検出した角速度と求めた前記補正値とに基づいて、前記三次元姿勢角度を推定し、加減速運動状態にあると判定した場合には、前記ジャイロセンサーが検出した角速度と保持した前記補正値とに基づいて、前記三次元姿勢角度を推定し、
    前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定する際には、該角速度と該補正値に基づいて推定された前記三次元姿勢角度と、前記加速度センサーが検出する加速度と、に基づいて、重力加速度成分を除去した加速度を求め、
    前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ未満であれば加減速運動状態でないと判定し、
    前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ以上であれば加減速運動状態であると判定することを特徴とする三次元姿勢推定方法。
  6. 加減速運動可能な躯体の三次元姿勢角度を推定する三次元姿勢推定プログラムであって、
    情報処理装置に、
    加速度センサーで検出した前記躯体の加速度を取得することと、
    方位センサーで検出した前記躯体が向いている方位を取得することと、
    ジャイロセンサーで検出した前記躯体の角速度を取得することと、
    前記加速度と前記方位とに基づいて、前記躯体の三次元姿勢角度の暫定値である暫定角度を求めることと、
    前記躯体の前記三次元姿勢角度を推定することと、
    前記加速度に基づいて、前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定することと、
    加減速運動状態にないと判定した場合には、直近に推定した前記三次元姿勢角度と直近に求めた前記暫定角度とに基づいて補正値を求め、加減速運動状態にあると判定した場合には、加減速運動状態にないと判定した時点であって直近の時点において求めた前記補正値を保持することと、
    を実行させ
    前記躯体が加減速運動状態にあるかないかを判定する際には、該角速度と該補正値に基づいて推定された前記三次元姿勢角度と、前記加速度センサーが検出する加速度と、に基づいて、重力加速度成分を除去した加速度を求め、
    前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ未満であれば加減速運動状態でないと判定し、
    前記重力加速度成分を除去した加速度が所定の大きさ以上であれば加減速運動状態であると判定することを特徴とする三次元姿勢推定プログラム。
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