JP2013192429A - 電気自動車およびモータ駆動装置 - Google Patents

電気自動車およびモータ駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 コスト低減を図り、重量増加や空気抵抗の増加を招くことなく歩行者等に車両の接近を知らせることができる電気自動車およびモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】 この電気自動車は、車輪駆動用のモータ6と、このモータ6を制御するインバータ装置22とを備えている。インバータ装置22は、バッテリ19の直流電力をモータ6の駆動用の交流電力に変換するインバータ31、およびこのインバータ31を駆動するPWMドライバ32を含むパワー回路部28と、このパワー回路部28を制御するモータコントロール部29とを有し、モータ駆動制御部37における入力された電流指令をパルス幅変調するキャリア周波数を車速に応じて変更するキャリア周波数変更手段41を設けた。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば、歩行者等に車両の接近を知らせることができる電気自動車およびモータ駆動装置に関する。
ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車等は、一般的な内燃機関型の自動車に比べて、車両から発生する騒音が小さいため、歩行者等に車両の接近を知らせる必要がある。
従来、車両に音響発生装置を設けたり、車両のホイールに音を発生する機構を設けて、歩行者等に車両の接近を知らせる技術が提案されている(特許文献1〜3)
特開2004−136831号公報 特開平7−209424号公報 実用新案登録第3161000号公報
従来技術においては、車両に新たに音響発生装置等を設けているため、車両全体のコスト上昇、重量増加、および空気抵抗の増加となる。
この発明の目的は、コスト低減を図り、重量増加や空気抵抗の増加を招くことなく歩行者等に車両の接近を知らせることができる電気自動車およびモータ駆動装置を提供することである。
この発明の電気自動車は、車輪駆動用のモータ6と、このモータ6を制御するインバータ装置22とを備えた電気自動車であって、前記インバータ装置22は、バッテリ19の直流電力を前記モータ6の駆動用の交流電力に変換するインバータ31、およびこのインバータ31を駆動するPWMドライバ32を含むパワー回路部28と、このパワー回路部28を制御するモータコントロール部29とを有し、前記モータコントロール部29内にはモータ駆動制御部37を有し、モータ駆動制御部37における入力された電流指令をパルス幅変調するキャリア周波数を車速に応じて変更するキャリア周波数変更手段41を設けたことを特徴とする。
この構成によると、モータコントロール部29は、トルク指令に従い、これらトルク指令を電流指令に変換してパルス幅変調し、パワー回路部28のPWMドライバ32にオンオフ指令を与える。PWMドライバ32はインバータ31を駆動する。前記パルス幅変調は、例えば、正弦波駆動する電流出力が得られるように行う。パルス幅を一定でなく細かく変調した場合、実効的に正弦波を得ることが可能となる。このときモータ駆動制御部37は、キャリア周波数変更手段41から与えられるキャリア周波数により、パルス幅周期を決定する。モータ駆動制御部37は、例えば、電流指令に基づく基準信号と、キャリア(搬送波)とを比較してPWM信号を発生し、PWMドライバ32にオンオフ指令を与えインバータ31を駆動する。
キャリア周波数変更手段41は、車速を常時監視して車速に応じて、キャリア周波数を変更する。例えば、車速が時速30km/h以下のとき、キャリア周波数を4kHz以下に下げる。これにより、キャリア周波数が可聴域に入り、走行音の少ない車両の低速時に、歩行者等に聞こえやすい警報音となり、車両の接近を知らせ注意を喚起することができる。前記可聴域の周波数帯域における一部が、人の可聴域の中で明瞭に聞き取り易い場合には、定められたキャリア周波数以下の一部のキャリア周波数のみを、低速時に用いる周波数としても良い。これらの場合、音響発生装置等を車両に新たに設けるよりも、コスト低減を図れ、重量増加や空気抵抗の増加を招くことなく歩行者等に車両の接近を知らせることができる。
前記キャリア周波数変更手段41は、車速が低速時に前記キャリア周波数を定められた周波数以下に下げるものとしても良い。前記「低速時」とは、車両の徐行速度、例えば時速30km/h以下を言う。前記「定められた周波数」とは、例えば4kHzである。車両が低速になればなる程、この車両から発せられるタイヤからの走行音や風切音等が聞こえ難くなる。そのため、車両の低速時にキャリア周波数を定められた周波数以下に下げることで、車両の接近を知らせる警報音を容易に発することができる。そもそも車両の低速時には、モータ6の回転数が低いため、キャリア周波数をそれ程上げる必要がなく、キャリア周波数を下げることにより効率や発熱に有利となる。
前記キャリア周波数変更手段41は、車速が高速時に前記キャリア周波数を定められた周波数以上に上げるものとしても良い。キャリア周波数を定められた周波数以上に上げることで、モータを高回転にすることができる。これにより車両を容易に高速走行させることができる。
前記キャリア周波数変更手段41は、前記キャリア周波数を車速に応じて連続的に変更するものとしても良い。
前記キャリア周波数変更手段41は、前記キャリア周波数を車速に応じて段階的に変更するものとしても良い。
前記モータコントロール部29は、前記PWMドライバ32にオンオフ指令を与えるモータ駆動制御部37を有し、このモータ駆動制御部37に、前記キャリア周波数変更手段41を設けても良い。
この発明のモータ駆動装置20は、車輪駆動用のモータ6を制御するインバータ装置22と、このインバータ装置22に指令を与える上位制御手段21とを備えたモータ駆動装置において、前記インバータ装置22は、バッテリ19の直流電力を前記モータ6の駆動用の交流電力に変換するインバータ31、およびこのインバータ31を駆動するPWMドライバ32を含むパワー回路部28と、このパワー回路部28を制御するモータコントロール部29とを有し、前記モータ駆動制御部37における入力された電流指令をパルス幅変調するキャリア周波数を車速に応じて変更するキャリア周波数変更手段41を、前記モータコントロール部29または前記上位制御手段21に設けたことを特徴とする。
この構成によると、モータコントロール部29は、上位制御手段21からの例えば、トルク指令に従い、これらトルク指令を電流指令に変換及びパルス幅変調して、パワー回路部28のPWMドライバ32にオンオフ指令を与える。PWMドライバ32はオンオフ指令に基づきインバータ31を駆動する。キャリア周波数変更手段41は、車速を常時監視して車速に応じて、キャリア周波数を変更することで、キャリア周波数が可聴域に入り、走行音の少ない車両の低速時に、歩行者等に聞こえやすい電磁音つまり警報音となり、車両の接近を知らせ注意を喚起することができる。
この発明の電気自動車は、車輪駆動用のモータと、このモータを制御するインバータ装置とを備えた電気自動車であって、前記インバータ装置は、バッテリの直流電力を前記モータの駆動用の交流電力に変換するインバータ、およびこのインバータを駆動するPWMドライバを含むパワー回路部と、このパワー回路部を制御するモータコントロール部とを有し、モータ駆動制御部における入力された電流指令をパルス幅変調するキャリア周波数を車速に応じて変更するキャリア周波数変更手段を設けたため、コスト低減を図り、重量増加や空気抵抗の増加を招くことなく歩行者等に車両の接近を知らせることができる。
この発明のモータ駆動装置は、車輪駆動用のモータを制御するインバータ装置と、このインバータ装置に指令を与える上位制御手段とを備えたモータ駆動装置において、前記インバータ装置は、バッテリの直流電力を前記モータの駆動用の交流電力に変換するインバータ、およびこのインバータを制御するPWMドライバを含むパワー回路部と、このパワー回路部を制御するモータコントロール部とを有し、モータ駆動制御部における入力された電流指令をパルス幅変調するキャリア周波数を車速に応じて変更するキャリア周波数変更手段を、前記モータコントロール部または前記上位制御手段に設けたため、コスト低減を図り、重量増加や空気抵抗の増加を招くことなく歩行者等に車両の接近を知らせることができる。
この発明の第1の実施形態に係る電気自動車を平面図で示す概念構成のブロック図である。 同電気自動車の制御系のブロック図である。 同電気自動車のインバータ装置の回路図である。 (A)は、高速時に出力するPWM信号の例を示す図、(B)は、低速時に出力するPWM信号の例を示す図である。 同インバータ装置の出力波形の説明図である。 車速とキャリア周波数との関係を示す図である。 この発明の他の実施形態に係る電気自動車の制御系のブロック図である。 この発明のさらに他の実施形態に係るモータ駆動装置による、車速とキャリア周波数との関係を示す図である。
この発明の第1の実施形態を図1ないし図6と共に説明する。図1は、この実施形態に係るモータ駆動装置を装備した電気自動車を平面図で示す概念構成のブロック図である。この電気自動車は、車体1の左右の後輪となる車輪2が駆動輪とされ、左右の前輪となる車輪3が従動輪とされた4輪の自動車である。前輪となる車輪3は操舵輪とされている。駆動輪となる左右の車輪2,2は、それぞれ独立の走行用のモータ6により駆動される。モータ6の回転は、減速機7および車輪用軸受4を介して車輪2に伝達される。これらモータ6、減速機7、および車輪用軸受4は、互いに一つの組立部品であるインホイールモータ駆動装置8を構成している。インホイールモータ駆動装置8は、モータ6が車輪2に近接して設置され、一部または全体が車輪2内に配置される。各車輪2,3には、図示外のブレーキが設けられている。
制御系を説明する。車体1には、ECU21と、複数のインバータ装置22とを含むモータ駆動装置20が搭載されている。ECU21は、自動車全般の統括制御を行い、各インバータ装置22に指令を与える上位制御手段である。各インバータ装置22は、ECU21の指令に従って各走行用のモータ6の制御をそれぞれ行う。ECU21は、コンピュータとこれに実行されるプログラム、並びに各種の電子回路等で構成される。ECU21と各インバータ装置22の弱電系とは、互いに共通のコンピュータや共通の基板上の電子回路で構成されていても良い。
ECU21は、トルク配分手段48を有する。このトルク配分手段48は、アクセル操作部16の出力するアクセル開度の信号と、ブレーキ操作部17の出力する減速指令と、操舵手段15の出力する旋回指令とから、左右輪の走行用モータ6,6に与える加速・減速指令をトルク値として生成し、各インバータ装置22へ出力する。また、トルク配分手段48は、ブレーキ操作部17の出力する減速指令があったときに、モータ6を回生ブレーキとして機能させる制動トルク指令値と、図示外のブレーキを動作させる制動トルク指令値とに配分する機能を有する。回生ブレーキとして機能させる制動トルク指令値は、各走行用のモータ6,6に与える加速・減速指令のトルク指令値に反映させる。アクセル操作部16およびブレーキ操作部17は、それぞれアクセルペダルおよびブレーキペダル等のペダルと、そのペダルの動作量を検出するセンサとを有する。操舵手段15は、ステアリングホイールと、その回転角度を検出するセンサとを有する。バッテリ19は、車体1に搭載され、モータ6の駆動、および車両全体の電気系統の電源として用いられる。
図2に示すように、インバータ装置22は、各モータ6に対して設けられたパワー回路部28と、このパワー回路部28を制御するモータコントロール部29とを有する。モータコントロール部29は、各パワー回路部28に対して共通して設けられていても、別々に設けられていても良い。モータコントロール部29は、このモータコントロール部29が持つインホイールモータ駆動装置8に関する各検出値や制御値等の各情報をECU21に出力する機能を有する。
パワー回路部28は、インバータ31と、このインバータ31を駆動するPWMドライバ32とを有する。インバータ31は、バッテリ19の直流電力をモータ6の駆動に用いる3相の交流電力に変換する。
図3に示すように、モータ6は、3相の同期モータ、例えば、IPM型(埋込磁石型)同期モータ等からなる。インバータ31は、複数の駆動素子31aで構成され、モータ6の3相(U,V,W相)の各相の駆動電圧をパルス波形で出力する。各駆動素子31aとして半導体スイッチング素子が適用される。モータ駆動制御部37は、入力された電流指令をに基づきパルス幅変調しPWMドライバ32にオンオフ指令を与え、PWMドライバ32は各駆動素子31aを駆動する。例えば、図5に示すような正弦波駆動するいわゆる正弦波駆動電流がインバータ31から出力されるように、モータ駆動制御部37はパルス幅変調を行う。同図5に示す正弦波駆動電流が、各相につき120度位相がずれた状態でモータ6に入力される。
図3に示すように、パワー回路部28の弱電回路部であるPWMドライバ32とモータコントロール部29とで、インバータ装置22における弱電回路部分である演算部33が構成される。演算部33は、コンピュータとこれに実行されるプログラム、および電子回路により構成される。インバータ装置22には、この他に、バッテリ19とインバータ31間に並列に介在させた平滑コンデンサによる平滑部34が設けられている。
モータ6には、モータロータの角度を検出するモータロータ角度検出器36が設けられている。このモータ6では、その効率を最大にするため、モータロータ角度検出器36で検出されるステータとモータロータの間の相対回転角度に基づき、ステータのコイルへ流す交流電流の各波の各相の印加タイミングを、モータコントロール部29のモータ駆動制御部37によって制御する。またモータ駆動制御部37は、定められた車速に応じてキャリア周波数を変更する、具体的には後述するが、モータ6に付設のモータロータ角度検出器36から求められた車速に応じて、キャリア周波数を変更する。
図2に示すように、前記構成のモータコントロール部29に、車速演算手段38、判定手段39、およびキャリア発生部40を設けている。キャリア発生部40には、キャリア周波数変更手段41が設けられている。
車速演算手段38は、モータ6に付設のモータロータ角度検出器36に接続されている。車速演算手段38は、モータロータ角度検出器36からタイヤ回転数の情報を得て車速を演算する。
判定手段39は、車速演算手段38で演算された車速が、低速域(例えば車速が0Km/hより大きく時速30km/h以下の速度域)か、中速域(例えば車速が30Km/hより大きく時速100km/h未満の速度域)か、高速域(例えば車速が100Km/h以上の速度域)かを常時判定する。
キャリア発生部40は、モータロータ角度検出器36で検出される回転角度より演算された車速に基づきキャリア周波数を設定する。キャリア発生部40におけるキャリア周波数変更手段41は、判定手段39による判定結果に基づき、キャリア周波数を変更する。
ここで図4(A)は、高速時に出力するPWM信号の例を示す図であり、図4(B)は、低速時に出力するPWM信号の例を示す図である。モータ駆動制御部37は、入力された電流指令に基づく基準信号と、キャリア(搬送波)とを、図示外のコンパレータ等の比較器等により比較してオンオフのパルスを発生させる。図4(A)に示すように、高速時には、キャリア周波数変更手段41が、基準信号に対しキャリア周波数を高くするため、単位時間当たりに出現するパルス数が多くなる。図4(B)に示すように、低速時には、基準信号に対しキャリア周波数を低くするため、単位時間当たりに出現するパルス数が少なくなる。具体的に判定手段39(図2)により車速が例えば時速30km/h以下の低速域にあると判断されると、キャリア周波数変更手段41(図2)はキャリア周波数を例えば4kHz以下に下げる。
作用効果について説明する。
ここで図6は、車速とキャリア周波数との関係を示す図である。キャリア周波数変更手段41は、同図に示すように車速に応じてキャリア周波数を変更する。この例では、キャリア周波数変更手段41は、0Km/h〜100Km/hまでキャリア周波数を連続的に増加させている。また100Km/h以上ではキャリア周波数を一定にしている。車速が時速30km/h以下のとき、キャリア周波数変更手段がキャリア周波数を4kHz以下に下げることにより、キャリア周波数が可聴域に入り、走行音の少ない車両の低速時に、歩行者等に聞こえやすい警報音となり、車両の接近を知らせ注意を喚起することができる。前記可聴域の周波数帯域における一部が、人の可聴域の中で明瞭に聞き取り易い場合には、定められたキャリア周波数以下の一部のキャリア周波数のみを、低速時に用いる周波数としても良い。これらの場合、音響発生装置等を車両に新たに設けるよりも、コスト低減を図れ、重量増加や空気抵抗の増加を招くことなく歩行者等に車両の接近を知らせることができる。そもそも車両の低速時には、モータ6の回転数が低いため、キャリア周波数をそれ程上げる必要がなく、キャリア周波数を下げることにより効率や発熱に有利となる。
キャリア周波数変更手段41は、車速が高速時にキャリア周波数を定められた周波数以上に上げるものとしても良い。キャリア周波数を定められた周波数以上(例えば10kHz以上)に上げることで、モータ6を高回転にすることができる。これにより車両を容易に高速走行させることができる。
車速演算手段38および判定手段39を、モータコントロール部29に設ける構成に代えて、図7に示すように、ECU21に設けても良い。
図8に示すように、キャリア周波数変更手段は、キャリア周波数を車速に応じて段階的に変更するものとしても良い。この場合、低速時、歩行者等は警報音をより明瞭に聞き取ることが可能となる。
なお実施形態では、後輪の2輪を個別にモータ駆動する駆動輪とした4輪の電気自動車に適用した場合につき説明したが、この例に限定されるものではない。例えば、前輪の2輪をそれぞれ個別にモータ駆動する車両や、4輪とも個別にモータ駆動する車両、または1台のモータで駆動する車両にも、モータ駆動装置を適用することができる。
以上説明したいずれかのモータ駆動装置を、ハイブリッド車、燃料電池車に適用することも可能である。
2…車輪
6…モータ
19…バッテリ
20…モータ駆動装置
21…ECU(上位制御手段)
22…インバータ装置
28…パワー回路部
29…モータコントロール部
31…インバータ
32…PWMドライバ
37…モータ駆動制御部
41…キャリア周波数変更手段

Claims (7)

  1. 車輪駆動用のモータと、このモータを制御するインバータ装置とを備えた電気自動車であって、
    前記インバータ装置は、バッテリの直流電力を前記モータの駆動用の交流電力に変換するインバータ、およびこのインバータを駆動するPWMドライバを含むパワー回路部と、このパワー回路部を制御するモータコントロール部とを有し、
    前記モータコントロール部内にはモータ駆動制御部を有し、モータ駆動制御部における入力された電流指令をパルス幅変調するキャリア周波数を車速に応じて変更するキャリア周波数変更手段を設けたことを特徴とする電気自動車。
  2. 請求項1において、前記キャリア周波数変更手段は、車速が低速時に前記キャリア周波数を定められた周波数以下に下げるものとした電気自動車。
  3. 請求項1または請求項2において、前記キャリア周波数変更手段は、車速が高速時に前記キャリア周波数を定められた周波数以上に上げるものとした電気自動車。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記キャリア周波数変更手段は、前記キャリア周波数を車速に応じて連続的に変更するものとした電気自動車。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記キャリア周波数変更手段は、前記キャリア周波数を車速に応じて段階的に変更するものとした電気自動車。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記モータコントロール部は、前記PWMドライバにオンオフ指令を与えるモータ駆動制御部を有し、このモータ駆動制御部に、前記キャリア周波数変更手段を設けた電気自動車。
  7. 車輪駆動用のモータを制御するインバータ装置と、このインバータ装置に指令を与える上位制御手段とを備えたモータ駆動装置において、
    前記インバータ装置は、バッテリの直流電力を前記モータの駆動用の交流電力に変換するインバータ、およびこのインバータを制御するPWMドライバを含むパワー回路部と、このパワー回路部を制御するモータコントロール部とを有し、
    前記モータ駆動制御部における入力された電流指令をパルス幅変調するキャリア周波数を車速に応じて変更するキャリア周波数変更手段を、前記モータコントロール部または前記上位制御手段に設けたことを特徴とするモータ駆動装置。
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