JP2013192067A - 光電スイッチおよび相互干渉防止方法 - Google Patents

光電スイッチおよび相互干渉防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検出対象物に対する応答速度を低下させることなく、光電スイッチ間の相互干渉を防止する。
【解決手段】投光器1は、周波数fのパルスの集まりからなるイベントが散発的に発生するパターンのパルス光を検出領域へ投光する。受光器2の受光素子20は、検出領域を透過したパルス光または検出領域に存在する物体によって反射されたパルス光を受光して電気信号に変換する。バンドパスフィルタ23は、受光素子20で得られた電気信号のうち周波数fと同じ周波数を持つ信号を抽出する。判定回路25は、バンドパスフィルタ23の出力に基づいて検出領域に物体が存在するか否かを判定する。各光電スイッチは、他の光電スイッチと周波数fが異なるように設定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、投光方向に存在する物体を検出する光電スイッチに係り、特に複数の光電スイッチの相互干渉を防止する技術に関するものである。
透過型の光電スイッチは、投光器と受光器を1組備え、投光器と受光器との間の光路を通過する検出対象物による遮蔽の有無に応じた光量変化を検出する(特許文献1参照)。図3は、透過型の光電スイッチを3台連装状態で使用する場合の設置例を示す図であり、検出対象物が通過する検出領域の一方側に投光器100A〜100Cを配置し、他方側に受光器200A〜200Cを配置している。この例では、投光器100Aと受光器200Aが対になり、投光器100Bと受光器200Bが対になり、投光器100Cと受光器200Cが対になっており、例えば受光器200Aは投光器100Aからの光のみに反応し、投光器100B,100Cからの光には反応しないことが望ましい。
そこで、特許文献1に開示された技術では、各投光器100A〜100Cの投光周期が異なるようにし、受光器100Aでは、検波した信号を投光器100Aの投光周期時間だけ遅延させ、この遅延させた信号と遅延させる前の信号との論理積をとることにより、信号の弁別を行うようにしていた。
特開平5−175817号公報
特許文献1に開示された技術では、光電スイッチを複数台使用する場合に光電スイッチ間の相互干渉を確実に防止するためには、各光電スイッチの投光器の投光周期を大きく変える必要がある。しかしながら、投光周期を長くすると、検出対象物に対する応答速度が低下し、高速に移動する検出対象物を検出し難くなるという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、検出対象物に対する応答速度を低下させることなく、光電スイッチ間の相互干渉を防止することができる光電スイッチおよび相互干渉防止方法を提供することを目的とする。
本発明の光電スイッチは、周波数fのパルスの集まりからなるイベントが散発的に発生するパターンのパルス光を検出領域へ投光する投光手段と、前記検出領域を透過したパルス光または前記検出領域に存在する物体によって反射されたパルス光を受光して電気信号に変換する受光手段と、この受光手段で得られた電気信号のうち前記周波数fと同じ周波数を持つ信号を抽出するフィルタと、このフィルタの出力に基づいて前記検出領域に物体が存在するか否かを判定する判定手段とを備え、他の光電スイッチと前記周波数fが異なるように設定されることを特徴とするものである。
また、本発明は、投光方向に存在する物体を検出する光電スイッチの相互干渉防止方法であって、周波数fのパルスの集まりからなるイベントが散発的に発生するパターンのパルス光を検出領域へ投光する投光ステップと、前記検出領域を透過したパルス光または前記検出領域に存在する物体によって反射されたパルス光を受光して電気信号に変換する受光ステップと、この受光ステップで得られた電気信号のうち前記周波数fと同じ周波数を持つ信号を抽出するフィルタ処理ステップと、このフィルタ処理ステップで得られた出力に基づいて前記検出領域に物体が存在するか否かを判定する判定ステップとを備え、他の光電スイッチと前記周波数fが異なるように設定されることを特徴とするものである。
本発明によれば、周波数fのパルスの集まりからなるイベントが散発的に発生するパターンのパルス光を投光手段から投光し、受光手段で得られた電気信号のうち周波数fと同じ周波数を持つ信号をフィルタによって抽出する。したがって、各光電スイッチの周波数fが異なるように設定しておけば、信号の選択性が向上するので、光電スイッチ間の相互干渉を防止することができる。本発明では、各光電スイッチでイベント周期を変える必要がないので、イベント周期が長くなることによる応答速度の低下を防ぐことができる。また、本発明では、イベントを複数のパルスの集まりで構成することにより、感度と外乱耐性を両立させることができる。
本発明の実施の形態に係る光電スイッチの構成を示すブロック図である。 図1の各部の信号波形を示す信号波形図である。 透過型の光電スイッチを3台連装状態で使用する場合の設置例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る光電スイッチの構成を示すブロック図である。
光電スイッチは、投光器1と、受光器2とから構成される。投光器1は、発振回路10と、変調回路11と、駆動回路12と、投光素子13とを備えている。受光器2は、受光素子20と、電流−電圧変換回路21と、増幅回路22と、バンドパスフィルタ(BPF)23と、弁別回路24と、判定回路25とを備えている。
投光器1の発振回路10は、一定周波数fのクロック信号を発生する。クロック信号の周波数fは、想定されるノイズの周波数よりも十分に高い周波数であればよい。
変調回路11は、投光素子13から投光されるパルス光が図2(A)に示すような投光パターンになるように、発振回路10から出力されるクロック信号を変調する。
図2(A)に示すように、パルス光は、複数のパルス30の集まりからなるイベント31が散発的に発生する投光パターンを有している。つまり、変調回路11は、発振回路10から出力されるクロック信号をオンオフ変調してパルス信号を生成すればよい。図2(A)において、T1はパルス30の周期(上記クロック信号の周期)、T2はイベント31の周期である。イベント31の周期T2は一定でもよいし、随時変化してもよい。
駆動回路12は、変調回路11から出力されるパルス信号に応じたパルス電流を投光素子13へ供給する。LED(発光ダイオード)等からなる投光素子13は、パルス電流に応じて発光する。こうして、図2(A)に示すような投光パターンのパルス光が投光器1から投光される。
本実施の形態では、透過型の光電スイッチを想定しているので、投光器1と受光器2との間の検出領域に物体が存在しない場合には、投光器1から投光されたパルス光は遮蔽されることなく受光器2に到達する。投光器1と受光器2との間の検出領域に物体が存在する場合には、投光器1から投光されたパルス光は遮蔽され、受光器2には到達しない。また、反射型の光電スイッチの場合には、パルス光の投光方向の検出領域に物体が存在すると、この物体からの反射光が受光器2に入射するようになっている。
受光器2の受光素子20は、フォトダイオードなどで構成され、入射する光を受光して、受光量に応じたレベルの電気信号(電流)を出力する。
電流−電圧変換回路21は、受光素子20から出力された電流を電圧に変換して、図2(B)に示すような電圧信号を出力する。増幅回路22は、電流−電圧変換回路21の出力信号を増幅する。
BPF23は、増幅回路22の出力信号のうち、パルス30の周波数f(クロック信号の周波数f)と同じ周波数を持つ信号を通過させ、それ以外の周波数の信号を減衰させるように通過帯域が予め設定されている。これにより、例えばインバータ式の蛍光灯などに由来する外乱光や、周波数fが異なる他の光電スイッチからの信号などを取り除くことができる。
弁別回路24は、BPF23から出力された信号を所定の閾値と比較して、閾値以上の成分のみを抽出したパルス信号を出力する(図2(C))。
判定回路25は、弁別回路24の出力に応じて、パルス光の投光方向に物体が存在するか否かを判定する。
具体的には、透過型の光電スイッチの場合、判定回路25は、弁別回路24の出力において図2(C)に示すようなイベントがイベント周期T2毎に発生する場合、投光器1と受光器2との間に物体が存在しないと判定し、イベント周期T2が経過してもイベントが発生しない場合、投光器1と受光器2との間に物体が存在すると判定する。また、反射型の光電スイッチの場合、判定回路25は、弁別回路24の出力においてイベント周期T2が経過してもイベントが発生しない場合、パルス光の投光方向に物体が存在しないと判定し、イベントが発生した場合、パルス光の投光方向に物体が存在すると判定する。なお、以上の判定回路25の動作は簡単な1例であって、これに限るものではない。
以上のように、本実施の形態では、周波数fの複数のパルスの集まりからなるイベントが散発的に発生するパターンのパルス光を投光器1から投光し、受光器2では受光素子20で得られた電気信号のうちパルスの周波数fと同じ周波数を持つ信号をBPF23によって抽出する。したがって、複数の光電スイッチを使用する場合には、各光電スイッチのパルスの周波数fが異なるように設定しておけば、信号の選択性が向上するので、光電スイッチ間の相互干渉を防止することができる。本実施の形態では、各光電スイッチでイベント周期を変える必要がないので、イベント周期が長くなることによる応答速度の低下を防ぐことができる。また、本実施の形態では、イベントを複数のパルスの集まりで構成することにより、感度と外乱耐性を両立させることができる。
以上の説明では、本発明を透過型の光電スイッチに適用した場合を例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、本発明を反射型の光電スイッチに適用することも可能である。
本発明は、光電スイッチに適用することができる。
1…投光器、2…受光器、10…発振回路、11…変調回路、12…駆動回路、13…投光素子、20…受光素子、21…電流−電圧変換回路、22…増幅回路、23…バンドパスフィルタ、24…弁別回路、25…判定回路。

Claims (2)

  1. 周波数fのパルスの集まりからなるイベントが散発的に発生するパターンのパルス光を検出領域へ投光する投光手段と、
    前記検出領域を透過したパルス光または前記検出領域に存在する物体によって反射されたパルス光を受光して電気信号に変換する受光手段と、
    この受光手段で得られた電気信号のうち前記周波数fと同じ周波数を持つ信号を抽出するフィルタと、
    このフィルタの出力に基づいて前記検出領域に物体が存在するか否かを判定する判定手段とを備え、
    他の光電スイッチと前記周波数fが異なるように設定されることを特徴とする光電スイッチ。
  2. 投光方向に存在する物体を検出する光電スイッチの相互干渉防止方法であって、
    周波数fのパルスの集まりからなるイベントが散発的に発生するパターンのパルス光を検出領域へ投光する投光ステップと、
    前記検出領域を透過したパルス光または前記検出領域に存在する物体によって反射されたパルス光を受光して電気信号に変換する受光ステップと、
    この受光ステップで得られた電気信号のうち前記周波数fと同じ周波数を持つ信号を抽出するフィルタ処理ステップと、
    このフィルタ処理ステップで得られた出力に基づいて前記検出領域に物体が存在するか否かを判定する判定ステップとを備え、
    他の光電スイッチと前記周波数fが異なるように設定されることを特徴とする光電スイッチの相互干渉防止方法。
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