JPS6218028B2 - - Google Patents
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- JPS6218028B2 JPS6218028B2 JP55146841A JP14684180A JPS6218028B2 JP S6218028 B2 JPS6218028 B2 JP S6218028B2 JP 55146841 A JP55146841 A JP 55146841A JP 14684180 A JP14684180 A JP 14684180A JP S6218028 B2 JPS6218028 B2 JP S6218028B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01V—GEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
- G01V8/00—Prospecting or detecting by optical means
- G01V8/10—Detecting, e.g. by using light barriers
- G01V8/12—Detecting, e.g. by using light barriers using one transmitter and one receiver
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Geophysics (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は変調パルス光線を投光する投光器とこ
のパルス光線を受光する受光器を対向配置して、
それらの間に存在する被検知物体を検知する透過
形の光電式物体検知装置に係り、特に外乱光線に
よる影響を排除することができると共に感知応答
速度を速くすることができる光電式物体検知装置
に関するものである。
のパルス光線を受光する受光器を対向配置して、
それらの間に存在する被検知物体を検知する透過
形の光電式物体検知装置に係り、特に外乱光線に
よる影響を排除することができると共に感知応答
速度を速くすることができる光電式物体検知装置
に関するものである。
一般にこの種の装置における光電スイツチは、
所定の周波数のパルス光線を投光しておき、これ
を受光増幅し、光線が物体などで遮断されたとき
検出信号が得られるように構成されている。
所定の周波数のパルス光線を投光しておき、これ
を受光増幅し、光線が物体などで遮断されたとき
検出信号が得られるように構成されている。
しかしながら、特に屋外で使われる警備用の光
電スイツチの場合には、投光器と受光器間の距離
が遠く、更に設置上の都合により、第1図に示す
ように、投光器の近くや、後方に屋外照明用の光
源が存在することがある。
電スイツチの場合には、投光器と受光器間の距離
が遠く、更に設置上の都合により、第1図に示す
ように、投光器の近くや、後方に屋外照明用の光
源が存在することがある。
このような場合、まず、照明用光源LSa,LSb
の光線は受光器RPTを照射してしまう。つぎ
に、受光器RPTの視野角は光軸ずれによる誤検
知を防止するため、投光器PRTの周辺を全体的
に捕捉するように広くしてあるため、照明用光源
LSa,LSbの光線と投光器PRTからの光線を同時
に受光してしまい、被検知物体DBによつて投光
器PRTからの光線が遮断されても物体検知出力
が得られない場合があつた。
の光線は受光器RPTを照射してしまう。つぎ
に、受光器RPTの視野角は光軸ずれによる誤検
知を防止するため、投光器PRTの周辺を全体的
に捕捉するように広くしてあるため、照明用光源
LSa,LSbの光線と投光器PRTからの光線を同時
に受光してしまい、被検知物体DBによつて投光
器PRTからの光線が遮断されても物体検知出力
が得られない場合があつた。
このような外来光による誤動作は屋内用の光電
スイツチにおいても、しばしば発生しており、外
来光が直流光の場合には容易に区別することがで
きるが、気体放電による光源、例えば水銀灯や螢
光灯のような場合には、パルス状の成分が含まれ
ているため信号成分と雑音成分を区別することは
困難である。
スイツチにおいても、しばしば発生しており、外
来光が直流光の場合には容易に区別することがで
きるが、気体放電による光源、例えば水銀灯や螢
光灯のような場合には、パルス状の成分が含まれ
ているため信号成分と雑音成分を区別することは
困難である。
このような場合、出来る限り投・受光器の設置
時に光学的に外来光を避けて設置しているが、前
述のような場合には回避することができないの
で、各種の対策方法が提案されているが、いずれ
も満足なものはない。
時に光学的に外来光を避けて設置しているが、前
述のような場合には回避することができないの
で、各種の対策方法が提案されているが、いずれ
も満足なものはない。
例えば、受信信号の増幅回路に応答すべき信号
の周波数成分のみを通過させるフイルターを用い
たり、受光パルス信号を検波し直流信号に変換す
るとき充放電時定数を変えるなどの手段によつ
て、雑音と区別しているが、外来光の雑音周波数
が投光パルス信号の周波数に近く、かつ強力な場
合には、このような方法では誤検出する心配があ
る。
の周波数成分のみを通過させるフイルターを用い
たり、受光パルス信号を検波し直流信号に変換す
るとき充放電時定数を変えるなどの手段によつ
て、雑音と区別しているが、外来光の雑音周波数
が投光パルス信号の周波数に近く、かつ強力な場
合には、このような方法では誤検出する心配があ
る。
従来最も多く採用されている光電検出回路の一
例を第2図に示し説明すると、図において、
CNVは光線の入射に応じて電気信号を出力する
光電変換素子を含む光電変換回路、AMP1は光電
変換回路CNVの出力を増幅する増幅器、FILは受
光光線に対応した信号成分を多く通す帯域フイル
ター、AMP2は帯域フイルターFILの出力を増幅
する増幅器、C1は結合用のコンデンサ、D1,D2
は検波用のダイオード、C2は積分用のコンデン
サ、COMPは比較回路である。
例を第2図に示し説明すると、図において、
CNVは光線の入射に応じて電気信号を出力する
光電変換素子を含む光電変換回路、AMP1は光電
変換回路CNVの出力を増幅する増幅器、FILは受
光光線に対応した信号成分を多く通す帯域フイル
ター、AMP2は帯域フイルターFILの出力を増幅
する増幅器、C1は結合用のコンデンサ、D1,D2
は検波用のダイオード、C2は積分用のコンデン
サ、COMPは比較回路である。
このように構成された回路において、光電変換
回路CNVからの電気信号aは増幅器AMP1で増幅
された後、帯域フイルターFILで雑音成分を除
き、その出力を増幅器AMP2で増幅した後、ダイ
オードD1,D2およびコンデンサC2からなる検波
回路で直流電圧に変換し、コンデンサC2の両端
に生じた電圧が所定のレベルを越えたとき出力を
出す比較回路COMPによつて光線入力の有無を検
知している。
回路CNVからの電気信号aは増幅器AMP1で増幅
された後、帯域フイルターFILで雑音成分を除
き、その出力を増幅器AMP2で増幅した後、ダイ
オードD1,D2およびコンデンサC2からなる検波
回路で直流電圧に変換し、コンデンサC2の両端
に生じた電圧が所定のレベルを越えたとき出力を
出す比較回路COMPによつて光線入力の有無を検
知している。
しかしながら、このような光電検出回路で光電
変換素子に螢光灯や水銀灯による雑音光線が入射
した場合の雑音信号は第3図に示すようになり、
ここで直流成分を除くと増幅器AMP2の出力bは
第4図に示すようになる。すなわち、商用周波数
の2倍の周波数成分f1の他に高周波成分f2が重畳
されている。この高周波成分f2は放電灯の気体放
電にともなうガス分子の移動により生ずる変調光
のもので、水銀灯、螢光灯およびナトリウム灯な
どの光源の条件によつて周波数成分や強さが異な
るが、気体分子の移動慣性により、通常の放電灯
では1KHz〜2.5KHz程度の基本波成分で電極方向
の変化に対して、間欠的に、例えば5m.sec毎
の一定周期で発生し、高周波成分の基本波はほと
んどの場合3KHz以下である。なお、この間欠振
動の周期は光源や電源の周波数により異なるが、
交流点灯のため、必ず一時的に雑音成分が消える
時間がある。
変換素子に螢光灯や水銀灯による雑音光線が入射
した場合の雑音信号は第3図に示すようになり、
ここで直流成分を除くと増幅器AMP2の出力bは
第4図に示すようになる。すなわち、商用周波数
の2倍の周波数成分f1の他に高周波成分f2が重畳
されている。この高周波成分f2は放電灯の気体放
電にともなうガス分子の移動により生ずる変調光
のもので、水銀灯、螢光灯およびナトリウム灯な
どの光源の条件によつて周波数成分や強さが異な
るが、気体分子の移動慣性により、通常の放電灯
では1KHz〜2.5KHz程度の基本波成分で電極方向
の変化に対して、間欠的に、例えば5m.sec毎
の一定周期で発生し、高周波成分の基本波はほと
んどの場合3KHz以下である。なお、この間欠振
動の周期は光源や電源の周波数により異なるが、
交流点灯のため、必ず一時的に雑音成分が消える
時間がある。
このような放電による振動成分が発生し、受光
器に時音成分として入光すると、帯域フイルター
FILが振動して残響が残り、これが増幅器AMP2
で再び増幅されて信号成分と同じ周波数成分がそ
の出力bに生じてしまい信号と雑音を区別するこ
とができなくなる。そして、この場合、交流成分
を検波するときに充放電時定数を変えるようにし
て改善を図ることもできるが、大きな効果は期待
できない。特に、雑音成分が商用交流電源の最小
値、最大値の毎に生ずるときはほとんど役立たな
い。
器に時音成分として入光すると、帯域フイルター
FILが振動して残響が残り、これが増幅器AMP2
で再び増幅されて信号成分と同じ周波数成分がそ
の出力bに生じてしまい信号と雑音を区別するこ
とができなくなる。そして、この場合、交流成分
を検波するときに充放電時定数を変えるようにし
て改善を図ることもできるが、大きな効果は期待
できない。特に、雑音成分が商用交流電源の最小
値、最大値の毎に生ずるときはほとんど役立たな
い。
本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すべくなされた光電式物体検知装置を提供する
もので、上記のようなアナログフイルターにより
雑音を除去するという従来の発想を改め、信号波
と雑音を一諸に広帯域増幅器で増幅した後、デイ
ジタル処理することによつて信号波成分のみを検
出するようにしたものである。
決すべくなされた光電式物体検知装置を提供する
もので、上記のようなアナログフイルターにより
雑音を除去するという従来の発想を改め、信号波
と雑音を一諸に広帯域増幅器で増幅した後、デイ
ジタル処理することによつて信号波成分のみを検
出するようにしたものである。
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
まず、投光器に用いる変調パルスの周波数は気
体放電により発生する雑音成分の基本周波数より
を十分に高く、例えば5KHz程度にする。すなわ
ち、投光器は、気体放電にともなうガス分子の移
動慣性により生ずる振動周波数より高い周波数で
パルス光線を投光するように構成されている。
体放電により発生する雑音成分の基本周波数より
を十分に高く、例えば5KHz程度にする。すなわ
ち、投光器は、気体放電にともなうガス分子の移
動慣性により生ずる振動周波数より高い周波数で
パルス光線を投光するように構成されている。
つぎに、第5図に本発明による光電式物体検知
装置における受光器の光電検出回路の一実施例の
ブロツク図を示す。第5図において第2図と同一
符号のものは相当部分を示し、AMPは光電変換
回路CNVの出力を増幅する広帯域増幅器、WSは
広帯域増幅器AMPの出力を一定レベルとしかつ
その波形を整形する波形整形回路、CNTaはこの
波形整形回路WSの出力をクリヤー端子CLに入力
しかつ基準発振器STGの出力をクロツク端子CK
に入力し、基準発振器STGからのパルス数を計
数するカウンターで、このカウンターCNTaは上
記投光器からの赤外パルス光線による信号でリセ
ツトされる機能を備えている。MVはカウンター
CNTaの出力端子Qnからの出力を入力とする単
安定マルチ・バイブレータである。そして、基準
発振器STGからのパルス数がカウンターCNTaの
設定数を越えたとき物体を検知するように構成さ
れている。
装置における受光器の光電検出回路の一実施例の
ブロツク図を示す。第5図において第2図と同一
符号のものは相当部分を示し、AMPは光電変換
回路CNVの出力を増幅する広帯域増幅器、WSは
広帯域増幅器AMPの出力を一定レベルとしかつ
その波形を整形する波形整形回路、CNTaはこの
波形整形回路WSの出力をクリヤー端子CLに入力
しかつ基準発振器STGの出力をクロツク端子CK
に入力し、基準発振器STGからのパルス数を計
数するカウンターで、このカウンターCNTaは上
記投光器からの赤外パルス光線による信号でリセ
ツトされる機能を備えている。MVはカウンター
CNTaの出力端子Qnからの出力を入力とする単
安定マルチ・バイブレータである。そして、基準
発振器STGからのパルス数がカウンターCNTaの
設定数を越えたとき物体を検知するように構成さ
れている。
つぎにこの第5図に示す実施例の動作を各部の
動作波形を示す第6図を参照して説明する。ま
ず、受光素子を含む光電変換回路CNVに入射し
た投光器からの変調光線および照明用光源からの
雑音光線は同時に電気信号に変換されf1の信号出
力(第3図参照)が得られ、その出力は広帯域増
幅器AMPで増幅されてその出力aにはf2の信号
出力が得られる。その波形を第6図に示す。第6
図において、aは広帯域増幅器AMPの出力a,
f2の波形を示したものであり、bは波形整形回路
WSの出力b、cはカウンターCNTaの出力端子
Qnからの出力c、dは単安定マルチ・バイブレ
ータMVの出力である検知信号dのそれぞれの波
形を示したものである。
動作波形を示す第6図を参照して説明する。ま
ず、受光素子を含む光電変換回路CNVに入射し
た投光器からの変調光線および照明用光源からの
雑音光線は同時に電気信号に変換されf1の信号出
力(第3図参照)が得られ、その出力は広帯域増
幅器AMPで増幅されてその出力aにはf2の信号
出力が得られる。その波形を第6図に示す。第6
図において、aは広帯域増幅器AMPの出力a,
f2の波形を示したものであり、bは波形整形回路
WSの出力b、cはカウンターCNTaの出力端子
Qnからの出力c、dは単安定マルチ・バイブレ
ータMVの出力である検知信号dのそれぞれの波
形を示したものである。
今、第6図aにおいて、T時間光線が遮断され
ると、信号波成分Sは時点t1でなくなり、雑音成
分Nのみが現われ、時点t2で再び信号波成分Sが
現われると時点t2以後は信号波成分Sと雑音成分
N、すなわち(S+N)が同時に現われる。
ると、信号波成分Sは時点t1でなくなり、雑音成
分Nのみが現われ、時点t2で再び信号波成分Sが
現われると時点t2以後は信号波成分Sと雑音成分
N、すなわち(S+N)が同時に現われる。
つぎに、この信号は波形整形回路WSを通り、
波形整形された第6図bに示すようなパルス波と
してカウンターCNTaのクリヤー端子CLに入力
される。そして、カウンターCNTaのクロツク端
子CKには信号周波数よりも十分高い周波数、例
えば20KHzのパルスを基準発振器STGから加え
ると、第6図aに示す時点t1以前ではカウンター
CNTaのクリヤー端子CLに200μsec(5KHzの入
射光線)毎に信号パルスが加えられるため、50μ
sec(20KHz)毎に基準発振器STGからクロツ
ク・パルス信号が加えられても、カウンター
CNTaは4パルス毎にリセツトされる。
波形整形された第6図bに示すようなパルス波と
してカウンターCNTaのクリヤー端子CLに入力
される。そして、カウンターCNTaのクロツク端
子CKには信号周波数よりも十分高い周波数、例
えば20KHzのパルスを基準発振器STGから加え
ると、第6図aに示す時点t1以前ではカウンター
CNTaのクリヤー端子CLに200μsec(5KHzの入
射光線)毎に信号パルスが加えられるため、50μ
sec(20KHz)毎に基準発振器STGからクロツ
ク・パルス信号が加えられても、カウンター
CNTaは4パルス毎にリセツトされる。
したがつて、カウンターCNTaの出力端子Qn
からの出力をクロツク・パルス入力が16パルスあ
つたときに得られるように選らべば、信号光線の
あるときは第6図cに示す出力は出ない。そし
て、信号光線が遮断されて、雑音成分Nのみにな
ると、クリヤー端子CLへの入力は第6図aに示
す時点t1〜t2の時間に現われる第6図bに示す波
形整形の出力波形となり、400μ・sec〜1m・
secの周期で、4m・sec〜7m・sec毎に間欠的
に加えられるが、一時的に4m・sec〜7m・sec
の間雑音成分Nが消えるため、クリヤー端子CL
への入力がこの時間の間なくなる。このため、カ
ウンターCNTaへのクロツク入力は16パルス(50
μ・sec×16=800μ・sec)を越えるようにな
り、カウンターCNTaの出力端子Qnから第6図
cに示すような出力が得られる。この出力cを単
安定マルチ・バイブレータMVで一定時間、例え
ば400m・sec程度保持する。そして、カウンター
CNTaの出力cが単安定マルチ・バイブレータ
MVの保持時間内に再び現われると、連続信号と
して第6図dに示すような波形の検知信号の出力
dが得られる。
からの出力をクロツク・パルス入力が16パルスあ
つたときに得られるように選らべば、信号光線の
あるときは第6図cに示す出力は出ない。そし
て、信号光線が遮断されて、雑音成分Nのみにな
ると、クリヤー端子CLへの入力は第6図aに示
す時点t1〜t2の時間に現われる第6図bに示す波
形整形の出力波形となり、400μ・sec〜1m・
secの周期で、4m・sec〜7m・sec毎に間欠的
に加えられるが、一時的に4m・sec〜7m・sec
の間雑音成分Nが消えるため、クリヤー端子CL
への入力がこの時間の間なくなる。このため、カ
ウンターCNTaへのクロツク入力は16パルス(50
μ・sec×16=800μ・sec)を越えるようにな
り、カウンターCNTaの出力端子Qnから第6図
cに示すような出力が得られる。この出力cを単
安定マルチ・バイブレータMVで一定時間、例え
ば400m・sec程度保持する。そして、カウンター
CNTaの出力cが単安定マルチ・バイブレータ
MVの保持時間内に再び現われると、連続信号と
して第6図dに示すような波形の検知信号の出力
dが得られる。
この第5図に示す実施例においては、気体放電
による雑音が間欠的であるため、投光器の投光周
波数を5KHz以上にしなくても、信号と雑音の区
別はできるが、連続的に気体放電による振動が発
生している場合には、更に高い周波数で投光する
ことによつて容易に目的は達成することができ
る。なお、気体放電による振動は人為的に行なつ
た場合でも10KHzが限度である。これに対し
て、発光光源に半導体発光素子を使うことによつ
て数MHzの発光も容易に実現することができ
る。
による雑音が間欠的であるため、投光器の投光周
波数を5KHz以上にしなくても、信号と雑音の区
別はできるが、連続的に気体放電による振動が発
生している場合には、更に高い周波数で投光する
ことによつて容易に目的は達成することができ
る。なお、気体放電による振動は人為的に行なつ
た場合でも10KHzが限度である。これに対し
て、発光光源に半導体発光素子を使うことによつ
て数MHzの発光も容易に実現することができ
る。
更に、本発明による物体検知装置は、遮断時間
が極めて短時間、例えば1.5m・sec程度の場合で
も、確実に被検知物体を検知することができると
いう利点がある。特に、高速で通過する小さな被
検知物体、例えば3cm程度で時速40Km/Hの場
合、光線の幅を1cm程度にしても、光線の遮断時
間は1.8m・secとなり、従来の方法ではフイルタ
ーによる残響振動による時間遅れのため積分時間
を速くしても検知できなかつたが、本発明により
確実に検知できるようになつた。
が極めて短時間、例えば1.5m・sec程度の場合で
も、確実に被検知物体を検知することができると
いう利点がある。特に、高速で通過する小さな被
検知物体、例えば3cm程度で時速40Km/Hの場
合、光線の幅を1cm程度にしても、光線の遮断時
間は1.8m・secとなり、従来の方法ではフイルタ
ーによる残響振動による時間遅れのため積分時間
を速くしても検知できなかつたが、本発明により
確実に検知できるようになつた。
なお、感知応答時間が速すぎて不都合な場合に
は、単安定マルチ・バイブレータMVの代わりに
積分回路を用いることにより容易に遅くすること
ができる。
は、単安定マルチ・バイブレータMVの代わりに
積分回路を用いることにより容易に遅くすること
ができる。
つぎに、この第5図に示す実施例は連続的に投
射されたパルス光線について説明したが、投光パ
ルスが間欠的に投射される場合について説明す
る。
射されたパルス光線について説明したが、投光パ
ルスが間欠的に投射される場合について説明す
る。
第7図は本発明の他の実施例を示すブロツク図
で、光電検出回路の他の実施例を示すものであ
る。第7図において第5図と同一部分には同一符
号を付して説明を省略する。CNTbは投光器から
の投光光線のパルスを計数するカウンターで、こ
のカウンターCNTbのクロツク端子CKには波形
整形回路WSの出力が印加され、クリヤー端子CL
には基準発振器STGの出力が印加され、投光光
線のパルス数が基準時間内に設定数を越えたとき
検知出力を出すように構成されている。
で、光電検出回路の他の実施例を示すものであ
る。第7図において第5図と同一部分には同一符
号を付して説明を省略する。CNTbは投光器から
の投光光線のパルスを計数するカウンターで、こ
のカウンターCNTbのクロツク端子CKには波形
整形回路WSの出力が印加され、クリヤー端子CL
には基準発振器STGの出力が印加され、投光光
線のパルス数が基準時間内に設定数を越えたとき
検知出力を出すように構成されている。
つぎにこの第7図に示す実施例の動作を説明す
る。まず、波形整形回路WSの出力bである第6
図bに示す波形整形の出力信号をカウンター
CNTbのクロツク端子CKに加え、基準発振器
STGの出力をカウンターCNTbのクリヤー端子
CLに加える。このとき基準発振器STGの基準発
振周波数を投光光線の周波数よりも少くする。例
えば、投光光線を5KHzとし、基準発振器STGの
発振周波数を500Hzとし、カウンターCNTbの出
力端子Qmを8パルスのとき出力が得られるよう
に設定することによつて、リセツト信号は2m・
sec毎にカウンターCNTbをクリヤーする。
る。まず、波形整形回路WSの出力bである第6
図bに示す波形整形の出力信号をカウンター
CNTbのクロツク端子CKに加え、基準発振器
STGの出力をカウンターCNTbのクリヤー端子
CLに加える。このとき基準発振器STGの基準発
振周波数を投光光線の周波数よりも少くする。例
えば、投光光線を5KHzとし、基準発振器STGの
発振周波数を500Hzとし、カウンターCNTbの出
力端子Qmを8パルスのとき出力が得られるよう
に設定することによつて、リセツト信号は2m・
sec毎にカウンターCNTbをクリヤーする。
一方、投光光線による信号は0.2m・sec毎にカ
ウンターCNTbのクロツク端子CKに加えられ、
更に雑音が同時に入力されると、0.2m・sec以下
となり、2m・secの間に8パルスを越えるた
め、カウンターCNTbの出力端子Qmから出力が
得られる。ここで、投光光線が被検知物体によつ
て遮断されると、雑音成分のみとなり、この雑音
成分は0.3m・sec(投光光線が3KHzのとき)毎
にクロツク端子CKに入力される。したがつて、
2m・secの間では7パルスを越えて加えられる
ことはないので、カウンターCNTbの出力端子
Qmからは出力は得られない。
ウンターCNTbのクロツク端子CKに加えられ、
更に雑音が同時に入力されると、0.2m・sec以下
となり、2m・secの間に8パルスを越えるた
め、カウンターCNTbの出力端子Qmから出力が
得られる。ここで、投光光線が被検知物体によつ
て遮断されると、雑音成分のみとなり、この雑音
成分は0.3m・sec(投光光線が3KHzのとき)毎
にクロツク端子CKに入力される。したがつて、
2m・secの間では7パルスを越えて加えられる
ことはないので、カウンターCNTbの出力端子
Qmからは出力は得られない。
すなわち、間欠的に投射された投光光線が入力
される毎にカウンターCNTbの出力が得られるこ
とになり、これを単安定マルチ・バイブレータ
MVで一定時間、例えば400m・sec保持すること
により、感知信号d(第6図d参照)として出力
する。なお、この保持時間は投光パルスの間欠周
期の2〜3倍に選ぶように設定すれば、投光パル
スが受光されている間、連続的に感知信号dを得
ることができる。
される毎にカウンターCNTbの出力が得られるこ
とになり、これを単安定マルチ・バイブレータ
MVで一定時間、例えば400m・sec保持すること
により、感知信号d(第6図d参照)として出力
する。なお、この保持時間は投光パルスの間欠周
期の2〜3倍に選ぶように設定すれば、投光パル
スが受光されている間、連続的に感知信号dを得
ることができる。
この第7図に示す実施例は第5図に示す実施例
の一部を変更するだけで容易に実現することがで
き、投受光部を一体とした反射形光電式物体検知
装置の受光回路に使用した場合、外来光による影
響を受けにくいため、安価で極めて安定な反射形
光電式物体検知装置を提供することができる。
の一部を変更するだけで容易に実現することがで
き、投受光部を一体とした反射形光電式物体検知
装置の受光回路に使用した場合、外来光による影
響を受けにくいため、安価で極めて安定な反射形
光電式物体検知装置を提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、連続光
線の時は外乱光線による影響を排除すると同時に
感知応答速度を速くするようにでき、間欠光線の
時は外来光の影響を受けにくく、いずれの場合も
安価で極めて安定な光電式物体検知装置を提供す
ることができるので、実用上の効果は極めて大で
ある。また、第1の発明においては、被検知物体
による遮断時間が極めて短時間でも確実に被検知
物体を検知することができ、第2の発明において
は、外来光に対して誤動作しないという点におい
て極めて有効である。
線の時は外乱光線による影響を排除すると同時に
感知応答速度を速くするようにでき、間欠光線の
時は外来光の影響を受けにくく、いずれの場合も
安価で極めて安定な光電式物体検知装置を提供す
ることができるので、実用上の効果は極めて大で
ある。また、第1の発明においては、被検知物体
による遮断時間が極めて短時間でも確実に被検知
物体を検知することができ、第2の発明において
は、外来光に対して誤動作しないという点におい
て極めて有効である。
第1図は本発明の説明に供する光電スイツチに
おける投光器と受光器の配置の一例を示す構成
図、第2図は従来の光電式物体検知装置における
光電検出回路の一例を示すブロツク図、第3図、
第4図は第2図の動作説明図、第5図は本発明に
よる光電式物体検知装置における受光器の光電検
出回路の一実施例を示すブロツク図、第6図は第
5図の動作説明図、第7図は本発明における受光
器の光電検出回路の他の実施例を示すブロツク図
である。 PRT……投光器、RPT……受光器、DB……被
検知物体、CNTa,CNTb……カウンター、STG
……基準発振器。
おける投光器と受光器の配置の一例を示す構成
図、第2図は従来の光電式物体検知装置における
光電検出回路の一例を示すブロツク図、第3図、
第4図は第2図の動作説明図、第5図は本発明に
よる光電式物体検知装置における受光器の光電検
出回路の一実施例を示すブロツク図、第6図は第
5図の動作説明図、第7図は本発明における受光
器の光電検出回路の他の実施例を示すブロツク図
である。 PRT……投光器、RPT……受光器、DB……被
検知物体、CNTa,CNTb……カウンター、STG
……基準発振器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 投光器と受光器を対向配置して、それらの間
に存在する被検知物体を検知する透過形光電式物
体検知装置において、気体放電にともなうガス分
子の移動慣性により生ずる振動周波数より高い周
波数でパルス光線を投光する投光器と、基準発振
器からのパルス数を計数するカウンターを前記投
光器からの赤外パルス光線による信号でリセツト
する手段を備えた受光器より構成され、前記基準
発振器からのパルスが前記カウンターの設定数を
越えたとき物体を検知するようにしたことを特徴
とする光電式物体検知装置。 2 投光器と受光器を対向配置して、それらの間
に存在する被検知物体を検知する透過形光電式物
体検知装置において、気体放電にともなうガス分
子の移動慣性により生ずる振動周波数より高い周
波数でパルス光線を投光する投光器と、この投光
器からの投光光線のパルスを計数するカウンター
と、このカウンターをリセツトする基準発振器と
を備えた受光器とからなり、前記投光光線のパル
ス数が基準時間内に設定数を越えたとき検知出力
を出すようにしたことを特徴とする光電式物体検
知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55146841A JPS5770477A (en) | 1980-10-22 | 1980-10-22 | Photoelectric type object detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55146841A JPS5770477A (en) | 1980-10-22 | 1980-10-22 | Photoelectric type object detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5770477A JPS5770477A (en) | 1982-04-30 |
JPS6218028B2 true JPS6218028B2 (ja) | 1987-04-21 |
Family
ID=15416738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55146841A Granted JPS5770477A (en) | 1980-10-22 | 1980-10-22 | Photoelectric type object detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5770477A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6027882A (ja) * | 1983-07-23 | 1985-02-12 | Dowa Mining Co Ltd | 光学的検出装置 |
JPS61198085A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-02 | Hokuyo Automatic Co | 光電スイツチ |
-
1980
- 1980-10-22 JP JP55146841A patent/JPS5770477A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5770477A (en) | 1982-04-30 |
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