JP2014121058A - 光電センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】干渉状態における受光信号の減衰を抑制し、誤判定の可能性を低減し得る光電センサを提供する。
【解決手段】第1のBPF回路7の中心周波数を投光パルスの周波数に設定し、第2のBPF回路8の中心周波数を投光パルスの周波数の2倍の周波数に設定する。受光信号を第1のBPF回路7と第2のBPF回路8それぞれでフィルタ処理して加算器9で加算することで、干渉状態における受光信号の減衰を抑制し、弁別回路12が基準電圧で弁別する。
【選択図】図1

Description

この発明は、受光量の変化に基づいて検出対象物を検出する光電センサに関するものである。
インバータ蛍光灯などの高い周波数で点滅する外乱光は、光電センサの信号と周波数が近く、このような外乱光が受光信号に重畳すると光電センサの誤作動の原因となっていた。その対策として、インバータ蛍光灯の点滅する周波数より高い周波数で投光信号を変調し、受光回路で狭帯域のバンドパスフィルタ(以下、BPF)を通すことで、受光信号の外乱光成分を大幅に低減することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−175817号公報
しかしながら、隣接配置した2台の光電センサが干渉状態になると、高周波変調された投光信号間の干渉により、受光信号の周波数成分が非干渉状態の受光信号の周波数に比べて2倍となる場合があり、その場合にはBPFの通過帯域とずれるため受光信号が大幅に減衰するという課題があった。受光信号が減衰すると、入光状態であるにもかかわらず遮光状態であると誤判定することがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、干渉状態における受光信号の減衰を抑制し、誤判定の可能性を低減し得る光電センサを提供することを目的とする。
この発明に係る光電センサは、第1の周波数のパルス光を検出領域へ投光する投光部と、投光部からのパルス光を受光し、受光量に応じたレベルの受光信号を出力する受光部と、受光部からの受光信号のうち、第1の周波数を含む帯域以外の周波数成分を支配的に減衰させる第1のフィルタ部と、受光部からの受光信号のうち、第1の周波数の2倍の周波数をもつ第2の周波数を含む帯域以外の周波数成分を支配的に減衰させる第2のフィルタ部と、第1のフィルタ部の出力と第2のフィルタ部の出力を加算する加算部と、加算部の出力を所定の閾値で弁別する弁別部とを備えるものである。
この発明によれば、中心周波数が投光パルスの周波数と等しい第1のフィルタ部とその2倍の周波数を中心周波数とする第2のフィルタ部を備え、第1のフィルタ部の出力と第2のフィルタ部の出力を加算して弁別部の入力にするようにしたので、投光パルス間の干渉により受光信号の周波数成分が2倍となり第1のフィルタ部の通過帯域とずれた場合でも、第1のフィルタ部の出力に第2のフィルタ部の出力を加算することで干渉状態における受光信号の減衰を抑制することができる。従って、誤判定の可能性を低減し得る光電センサを提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る光電センサの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る光電センサにおいて、干渉状態における投光信号の波形を示すグラフである。 実施の形態1に係る光電センサのフィルタ処理後の受光信号の振幅について、干渉しているときと干渉していないときとの比を表すグラフである。 実施の形態1に係る光電センサのフィルタ処理後の受光信号の電圧について、干渉しているときと干渉していないときを表すグラフである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る光電センサ1の構成を示すブロック図である。投光部は、検出領域へ投光する投光素子2(例えば、発光ダイオード)と、投光素子2を駆動する投光回路3とから構成される。この投光部は、インバータ蛍光灯などの高い周波数で点滅する外乱光より高い周波数(第1の周波数、例えば400kHz)で高周波変調した投光信号を出力する。
受光部は、受光素子4(例えば、フォトダイオード)と、電流−電圧変換回路(以下、IV変換回路)5と、DCカット・増幅回路6とから構成される。受光部の後段には、第1のBPF回路(第1のフィルタ部)7と、第2のBPF回路(第2のフィルタ部)8と、加算器9と、検波回路10と、基準電圧設定回路11と、弁別回路12と、デジタル信号処理部13とが設けられている。
投光部から検出領域へ投光した光を受光素子4が受光して、受光量に応じた電流を出力し、IV変換回路5が電流を電圧に変換して受光信号とする。DCカット・増幅回路6は、この受光信号に含まれるDC成分を除去すると共に信号成分を増幅して、第1のBPF回路7および第2のBPF回路8へ出力する。第1のBPF回路7および第2のBPF回路8でフィルタ処理して外乱光成分を除去した各受光信号を、加算器9で加算し、検波回路10へ出力する。
検波回路10は、加算器9の出力する受光信号を検波して弁別回路12へ出力する。弁別回路12は、検波回路10から入力される受光信号を基準電圧設定回路11の設定する基準電圧で弁別する。デジタル信号処理部13は、弁別回路12の弁別結果に基づいて検出対象物の有無を判定する。
先立って説明したように2台の光電センサ1を隣接配置して使用する場合、高周波変調した投光信号が干渉状態となると、その2倍の周波数成分を持つようになる。そこで、本実施の形態1では、受光側においてその2倍の周波数成分も検出できるように、BPFを並列に2つ使用する。一方の第1のBPF回路7の中心周波数を投光信号の周波数(第1の周波数、例えば400kHz)に設定し、もう一方の第2のBPF回路8の中心周波数を、第1のBPF回路7の中心周波数の2倍(第2の周波数、例えば800kHz)に設定する。なお、第2のBPF回路8の中心周波数を、第1のBPF回路7の中心周波数の丁度2倍に設定する必要はなく、多少ずらした周波数に設定しても構わない。また、第1のBPF回路7および第2のBPF回路8の各通過帯域は任意に設定すればよい。
ここで、図2に、干渉状態における投光信号の波形を示す。横軸は時間、縦軸は電圧である。投光パルスA,Bは、1.0μsのH(ハイレベル)期間と1.5μsのL(ローレベル)期間を持ち、8発のパルスで1つの投光パルスをなす。このとき、投光パルスA,Bは2.5μs周期となるので、400kHzが主となる周波数成分である。従って、第1のBPF回路7の中心周波数は400kHzに設定する。
図2の波形では、投光パルスAを投光する光電センサ1と、投光パルスBを投光する光電センサ1とが干渉状態にあり、投光パルスA,Bが−1.25μsずれて、丁度互いのパルスの間に相手のパルスが入るタイミングになっている。この状態のとき、投光パルスA,Bが干渉した干渉信号の周波数成分は、元々の信号の2倍(800kHz)になるため、第1のBPF回路7の通過帯域から外れ、第1のBPF回路7でフィルタ処理された受光信号は大きく減衰する。
そこで、第2のBPF回路8の中心周波数を800kHzに設定することにより、投光パルスA,Bが干渉した干渉信号の周波数成分が通過帯域に入り、第2のBPF回路8のフィルタ処理後も受光信号が減衰しない。そして、加算器9において、第1のBPF回路7と第2のBPF回路8の出力を加算することで、干渉状態であっても信号の減衰量を小さく抑えることができる。
ただし、図2のように互いのパルスの間に相手のパルスが入るタイミングでずれた干渉状態の800kHzとなる周波数成分は、投光パルスA(またはB)単独時の400kHzの周波数成分より小さいため、フィルタ処理後の受光信号を単純に加算しただけでは、干渉状態での振幅低下がある程度発生する。そこで、中心周波数800kHzの第2のBPF回路8の出力を重み付け(例えば、2〜3倍)して、第1のBPF回路7の出力と加算することで、干渉時の減衰量を低減する。
図3(a)は第1のBPF回路7単独でフィルタ処理した受光信号の振幅について、投光パルスA,Bが干渉しているときと投光パルスAのみのときとの比を表すグラフである。図3(b)は第1のBPF回路7と第2のBPF回路8でフィルタ処理し、かつ、第2のBPF回路8の出力を2倍にして加算した受光信号の振幅について、投光パルスA,Bが干渉しているときと投光パルスAのみのときとの比を表すグラフである。各グラフとも、縦軸が振幅比、横軸が投光パルスA,Bの干渉のタイミング差である。
第1のBPF回路7の単独使用時は、図3(a)のようにタイミング差−1.25μsのときフィルタ処理後の受光信号の振幅が最も低くなり、投光パルスAのみのときと比べて1/10程度まで振幅が低下している。これに対して、第1のBPF回路7と出力2倍の第2のBPF回路8の使用時は、図3(b)のように振幅低下が0.7倍程度までで抑えられている。
図4(a)は第1のBPF回路7の単独使用時、干渉により最も振幅が低くなるとき(即ち、投光パルスA,Bのタイミング差−1.25μsのとき)のフィルタ処理後の受光信号の電圧を表すグラフである。図4(b)は第1のBPF回路7と出力2倍の第2のBPF回路8の使用時、干渉により最も振幅が低くなるとき(即ち、投光パルスA,Bのタイミング差−1.25μsのとき)のフィルタ処理後の受光信号の電圧を表すグラフである。各グラフとも、縦軸が受光信号の電圧、横軸が時間である。
図4(a)において、第1のBPF回路7の単独使用時、干渉がない投光パルスAのみの受光信号はフィルタ処理後の電圧が0.6V近くあるが、投光パルスBが干渉している投光パルスAの受光信号はフィルタ処理後の電圧が0.1V以下に低下している。このため、例えば弁別回路12の基準電圧を0.3Vに設定した場合には、投光パルスBが干渉している投光パルスAの受光信号を検知できず、入光状態であるにもかかわらず遮光状態と判定してしまう。
一方、第1のBPF回路7と出力2倍の第2のBPF回路8の使用時、振幅低下が抑制されることにより、図4(b)のように、投光パルスBが干渉している投光パルスAの受光信号はフィルタ処理および加算後の電圧が0.5V程度に維持されている。このため、弁別回路12において干渉パルスBが干渉している投光パルスAの受光信号を検知可能となり、入光状態を正しく判定することができる。
なお、投光パルスAのみの受光信号の電圧が図4(a)より図4(b)で上昇しているのは、矩形波状の投光パルスAに含まれる高調波成分が第2のBPF回路8で2倍になっているためである。
以上より、実施の形態1によれば、光電センサは、第1の周波数のパルス光を検出領域へ投光する投光部と、投光部からのパルス光を受光し、受光量に応じたレベルの受光信号を出力する受光部と、受光部からの受光信号のうち、第1の周波数を含む帯域以外の周波数成分を支配的に減衰させる第1のBPF回路7と、受光部からの受光信号のうち、第1の周波数の2倍の周波数をもつ第2の周波数を含む帯域以外の周波数成分を支配的に減衰させる第2のBPF回路8と、第1のBPF回路7の出力と第2のBPF回路8の出力を加算する加算器9と、加算器9の出力を基準電圧設定回路11の設定する基準電圧(閾値)で弁別する弁別回路12とを備える構成にした。このため、投光パルス間の干渉により受光信号の周波数成分が本来の2倍となり第1のBPF回路7の通過帯域とずれた場合でも、第1のBPF回路7の出力に第2のBPF回路8の出力を加算することで干渉状態における受光信号の減衰を抑制することができる。従って、誤判定の可能性を低減し得る光電センサを提供することができる。
なお、上記説明では、第2のBPF回路8の出力を2倍にする例を示したが、これに限定されるものではなく何倍にしても構わない。例えば3倍にした場合、第2のBPF回路8の影響が強くなり、投光パルスA単独時の振幅に比べて、投光パルスA,Bがタイミング差−1.25μsで干渉しているときの振幅が大きくなる傾向があるが、加算後の受光信号を弁別回路12で弁別でき、入光状態を正しく判定することができる。
また、上記説明では、第2のBPF回路8の出力に重み付けする例を示したが、反対に第1のBPF回路7の出力に重み付けしてもよい。さらに、第1のBPF回路7と第2のBPF回路8それぞれの出力を重み付けしてもよい。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、上述した実施の形態の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本発明に含まれることは言うまでもない。
1 光電センサ
2 投光素子
3 投光回路
4 受光素子
5 IV変換回路
6 DCカット・増幅回路
7 第1のBPF回路(第1のフィルタ部)
8 第2のBPF回路(第2のフィルタ部)
9 加算器
10 検波回路
11 基準電圧設定回路
12 弁別回路
13 デジタル信号処理部

Claims (3)

  1. 第1の周波数のパルス光を検出領域へ投光する投光部と、
    前記投光部からのパルス光を受光し、受光量に応じたレベルの受光信号を出力する受光部と、
    前記受光部からの受光信号のうち、前記第1の周波数を含む帯域以外の周波数成分を支配的に減衰させる第1のフィルタ部と、
    前記受光部からの受光信号のうち、前記第1の周波数の2倍の周波数をもつ第2の周波数を含む帯域以外の周波数成分を支配的に減衰させる第2のフィルタ部と、
    前記第1のフィルタ部の出力と前記第2のフィルタ部の出力を加算する加算部と、
    前記加算部の出力を所定の閾値で弁別する弁別部とを備える光電センサ。
  2. 前記加算部は、前記第2のフィルタ部の出力を2〜3倍して、前記第1のフィルタ部の出力に加算することを特徴とする請求項1記載の光電センサ。
  3. 前記加算部は、前記第1のフィルタ部の出力および前記第2のフィルタ部の出力のいずれか一方、または両方を重み付け加算することを特徴とする請求項1記載の光電センサ。
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CN109217866A (zh) * 2017-06-29 2019-01-15 阿自倍尔株式会社 光电开关

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