JP2013190945A - 電源接続回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常動作時に、入力端子と出力端子との間を遮断することができる電源接続回路を提供すること。
【解決手段】電源接続回路10であって、互いに並列接続され、入力端子3より入力される入力電圧VINを出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達するスイッチSW1及びスイッチSW2と、スイッチSW1及びスイッチSW2のゲートG1及びゲートG2に電荷を供給する昇圧回路CPと、入力電圧VINとグラウンド電圧との間の電圧の基準電圧VREF1よりも出力電圧VOUTが小さくなったときに、昇圧回路CPからスイッチSW1への経路を遮断してスイッチSW1のゲートG1に蓄えられた電荷をグラウンドへ放電する経路遮断部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、電源接続回路に関し、より詳細には、入力端子より入力される入力電圧を出力電圧として出力端子に伝達する複数のスイッチを備える電源接続回路に関する。
現在、我々の生活環境の中には、パーソナルコンピュータ、DVDプレイヤー、ビデオカメラ等の様々な電子機器が普及している。これらの電子機器には、USBデバイス等の接続機器を用いて、バッテリーやコンセント等の電源と接続して動作するものがある。このとき用いる接続機器は、電子機器と電源とを接続する電源接続回路を備えている。
電源接続回路は、電源が接続される入力端子と電子機器が接続される出力端子との間にスイッチが設けられており、入力電圧が過電圧である場合やスイッチに流れる電流が過電流である場合に、スイッチをオフして、過電圧や過電流が出力端子に伝わらないようにしている。また、電源接続回路は、出力端子とグラウンドとの間に埃などがついてショートしたとき、過電流が流れてスイッチが破壊されないようにする必要がある。
図1に、従来の電源接続回路1の回路図を示す。電源接続回路1は、電源と接続する入力端子3と、電子機器が接続される出力端子5とを備えている。入力端子3と出力端子5との間には、入力端子3から入力される入力電圧VINを出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達するスイッチSW1と、スイッチSW1と並列に接続された抵抗Rsとを備えている。
スイッチSW1のゲートG1は、スイッチSW1に電荷を供給する昇圧回路CPと接続され、ゲートG1と出力端子5との間には、出力電圧VOUTと基準電圧VREF1とを比較するコンパレータCMP1を備えている。ゲートG1と昇圧回路CPとの間には、コンパレータCMP1から出力される検出信号に応じてスイッチSW1のオンとオフの動作を制御するスイッチN1を備えている。すなわち、スイッチN1は、コンパレータCMP1の出力端子6と接続され、コンパレータCMP1の+入力端子及び−入力端子は、それぞれ基準電圧VREF1及び出力端子5に接続されている。ここで基準電圧VREF1は、出力端子5がショートしたときの低い出力電圧に対応した電圧である。
この電源接続回路1の動作について説明する。まず、電源を入力端子3と接続し、電子機器を出力端子5と接続する。そして、電源投入時には、入力端子3から入力される入力電圧VINが、高抵抗の抵抗Rsを介して出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達される。次に、出力電圧VOUTが基準電圧VREF1より大きくなったら、コンパレータCMP1は、検出信号としてLOWをスイッチN1に出力し、スイッチN1はオンする。スイッチN1がオンすると、昇圧回路CPがスイッチSW1のゲートG1に電荷を供給して、スイッチSW1のゲート電圧を昇圧してスイッチSW1をオンする。スイッチSW1をオンすると、入力端子3から入力された入力電圧VINがスイッチSW1を通って、出力電圧VOUTとして出力端子5から電子機器へ出力される。このような電源接続回路1は、例えば特許文献1に記載されている。
一方、出力端子5に埃が付着する等の原因により、出力端子5がショートして出力電圧VOUTが基準電圧VREF1より小さくなったとき、コンパレータCMP1は、検出信号としてHIをスイッチN1に出力し、スイッチN1をオフする。スイッチN1をオフすると、昇圧回路CPはスイッチSW1のゲートG1への電荷供給を停止し、スイッチSW1に過電流が流れないようにする。その後、出力端子5の電圧低下状態が除去された場合には、入力端子3から入力される入力電圧VINが、抵抗Rsを介して再度出力端子5に出力電圧VOUTとして伝達することができるため、自動復帰を行うことができる。
このように、従来の電源接続回路1は、出力端子5がショートしていない通常動作時に、昇圧回路CPからスイッチSW1のゲートG1に電荷を供給してスイッチSW1をオンすることで、入力端子3と出力端子5との間を導通する。一方、出力端子5がショートしたときや、入力端子3から出力端子5に電力を伝達したくないときは、昇圧回路CPの動作を停止させてスイッチSW1のゲートG1への電荷供給をやめてスイッチSW1をオフする。
図2は、ショートが解除された場合の従来の電源接続回路1の出力電圧VOUTと出力電流IOUTとの関係を表すグラフである。まず、出力端子5とグラウンドとがショートした時は、出力電圧VOUT<基準電圧VREF1となる。したがって、入力端子3と出力端子5との間には、抵抗Rsの両端にかかる電位差VIN−VOUT=VIN−0=VINに応じた出力電流IOUT=VIN/Rsが入力電源から流れ続ける。
次に、ショートが解除された場合、出力電圧VOUT≦基準電圧VREF1のときに、抵抗Rsで決まる出力電流IOUTは、
OUT=(VIN−VOUT)/Rs・・・(1)
となる。式(1)の出力電流IOUTにより出力電圧VOUTが上昇する。式(1)を図示したものが、グラフ7である。
出力電圧VOUT>基準電圧VREF1となったときに、スイッチN1及びスイッチSW1がオンする。スイッチSW1がオンすると、スイッチSW1のオン抵抗RON1が抵抗Rより非常に小さいため(Rs>>RON1)、スイッチSW1のオン抵抗RON1及び抵抗Rの合成抵抗は、(Rs×RON1)/(Rs+RON1)≒(Rs×RON1)/Rs=RON1となる。したがって、合成抵抗はオン抵抗RON1で決まり、このときの出力電流IOUTは、
OUT=(VIN−VOUT)/RON1・・・(2)
となる。式(2)の出力電流IOUTにより出力電圧VOUTが上昇し、最終的にVIN=VOUTが出力端子5に伝達される。式(2)を図示したものが、グラフ9である。
特開平7−281769号公報
しかしながら、電源接続回路1は、入力端子3と出力端子5との間に抵抗Rsによるパスがあるため、通常動作時に、昇圧回路CPを停止させてスイッチSW1をオフしても、入力端子3と出力端子5との間を遮断することができないという問題がある。これにより、出力端子5に接続される電子機器に漏れ電流が流れ、無駄な電力消費が生じるという問題もある。
本発明は、上記した点に鑑みて行われたものであり、通常動作時に、入力端子と出力端子との間を遮断することができる電源接続回路を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電源接続回路であって、互いに並列接続され、入力端子より入力される入力電圧を出力電圧として出力端子に伝達する第1のスイッチ及び第2のスイッチと、第1のスイッチ及び第2のスイッチのゲートに電荷を供給する昇圧回路と、入力電圧とグラウンド電圧との間の電圧の基準電圧よりも出力電圧が小さくなったときに、昇圧回路から第2のスイッチへの経路を遮断して第2のスイッチのゲートに蓄えられた電荷をグラウンドへ放電する経路遮断部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、電源接続回路の通常動作時に、第1のスイッチ及び第2のスイッチをオフすると、入力端子と出力端子との間に電流が流れるパスがないため、入力端子と出力端子との間を遮断することができる。これにより、漏れ電流が流れないようにして余分な電力消費を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電源接続回路であって、第2のスイッチを2以上備え、経路遮断部は、第2のスイッチのそれぞれに対応する異なる大きさの基準電圧よりも出力電圧が小さくなったときに、昇圧回路からそれぞれの第2のスイッチへの経路を遮断してそれぞれの第2のスイッチのゲートに蓄えられた電荷をグラウンドへ放電することを特徴とする。
この構成によれば、複数のスイッチを備えていることから、段階的に低抵抗なスイッチをオンでき、出力端子に出力電流をより多く供給できる。これにより、上記請求項1に係る発明の効果に加えて、電源を投入してから起動するまでの時間と、出力端子のショートが解除されてから復帰するまでの時間を短縮することもできる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の電源接続回路であって、経路遮断部は、出力電圧と基準電圧とを比較して、比較信号を出力するコンパレータと、昇圧回路と第2のスイッチのゲートとの間に接続され、比較信号に基づいてオン又はオフする第3のスイッチと、第2のスイッチのゲートとグラウンドとの間に接続され、比較信号に基づいてオン又はオフする第4のスイッチとを対応する第2のスイッチごとに備えたことを特徴とする。この構成により、上記請求項1または2に係る発明と同様の効果を得ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源接続回路であって、第1のスイッチ及び最も大きな基準電圧以外の基準電圧に対応する第2のスイッチと、入力端子との間にそれぞれ直列接続された抵抗素子をさらに備えたことを特徴とする。この構成によれば、高抵抗スイッチや、小サイズとなるスイッチを使用しても、抵抗を挿入することにより、段階的に低抵抗なスイッチをオンできる。これにより、上記請求項1乃至3に係る発明の効果に加えて、高抵抗スイッチや、小サイズとなるスイッチの静電破壊に対する耐量(ESD耐量)も上げることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電源接続回路であっ て、第1のスイッチ及び第2のスイッチのそれぞれは、ボディ・ダイオードの順方向が入力端子から出力端子への方向である第1のMOSトランジスタと、ボディ・ダイオードの順方向が出力端子から入力端子への方向である第2のMOSトランジスタとを含み、第1のMOSトランジスタ及び第2のMOSトランジスタを直列接続して構成されていることを特徴とする。これにより、上記請求項1乃至4に係る発明の効果に加えて、出力電圧から入力端子へのボディ・ダイオードの閾値電圧を簡単な構成でキャンセルすることもできる。
以上説明したように、本発明の電源接続回路によれば、通常動作時に、入力端子と出力端子との間を遮断することができ、これにより余分な電力消費を防止することができる。
従来の電源接続回路の回路図である。 従来の電源接続回路の出力電圧と出力電流との関係を表すグラフである。 本発明の実施形態1の電源接続回路の回路図である。 実施形態1の出力電圧と出力電流との関係を表すグラフである。 本発明の実施形態2の電源接続回路の回路図である。 実施形態2の出力電圧と出力電流との関係を表すグラフである。 本発明の実施形態3の電源接続回路の回路図である。 本発明の実施形態4の電源接続回路の回路図である。 本発明の実施形態5の電源接続回路の回路図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。本発明の電源接続回路は、USBデバイス等の電子機器と電源とを接続する接続機器に用いることができる。
(実施形態1)
図3は、本発明の実施形態1の電源接続回路10の回路図である。図3において電源接続回路10は、電源と接続する入力端子3と、電子機器が接続される出力端子5とを備えている。入力端子3と出力端子5との間には、出力電圧VOUTが基準電圧VREF1より大きいときに入力電圧VINを出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達するスイッチSW1を備えている。さらに、入力端子3と出力端子5との間には、出力電圧VOUTが基準電圧VREF1より小さいときに入力電圧VINを出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達するスイッチSW2がスイッチSW1と並列接続されている。スイッチSW2はスイッチSW1に比べてオン抵抗の値が大きなサイズのスイッチである。
スイッチSW1のゲートG1及びスイッチSW2のゲートG2は、スイッチSW1及びスイッチSW2に電荷を供給する昇圧回路CPと接続され、ゲートG1と出力端子5との間には、出力電圧VOUTと基準電圧VREF1とを比較するコンパレータCMP1を備えている。ゲートG1と昇圧回路CPの間には、コンパレータCMP1から出力される検出信号に応じてスイッチSW1のオンとオフの動作を制御するスイッチN1及びスイッチM1を備えている。すなわち、スイッチN1及びスイッチM1は、コンパレータCMP1の出力端子6と接続され、コンパレータCMP1の+入力端子及び−入力端子は、それぞれ基準電圧VREF1及び出力端子5に接続されている。
ここで、コンパレータCMP1は、出力電圧VOUTが基準電圧VREF1よりも大きくなったときに、出力端子5がショートされていない事を示す検出信号であるLOWをスイッチN1及びスイッチM1に出力する。また、基準電圧VREF1は、出力端子5がショートしたときの低い出力電圧に対応した電圧である。スイッチN1は、コンパレータCMP1からの検出信号がHIのときオフし、LOWのときオンする。スイッチM1は、コンパレータCMP1からの検出信号がHIのときオンし、LOWのときオフする。
次に、図3を用いて、通常動作時及びショート時の電源接続回路10の動作を以下に説明する。
(通常動作時に、スイッチSW1及びSW2を導通する場合)
まず、電源を入力端子3と接続し、電子機器を出力端子5と接続する。次に、昇圧回路CPを起動すると、昇圧回路CPがスイッチSW2のゲートG2に電荷を供給し、スイッチSW2のゲート電圧を昇圧してスイッチSW2がオンする。スイッチSW2がオンすると、入力端子3から入力された入力電圧VINがスイッチSW2を通って、出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達される。出力端子5はショートしていないため、出力電圧VOUTは基準電圧VREF1よりも大きい。出力電圧VOUTが基準電圧VREF1よりも大きいため、コンパレータCMP1は検出信号としてLOWをスイッチN1及びスイッチM1に出力し、スイッチN1はオンし、スイッチM1はオフする。スイッチN1がオンし、スイッチM1がオフすると、昇圧回路CPがスイッチSW1のゲートG1に電荷を供給して、スイッチSW1のゲート電圧を昇圧してスイッチSW1をオンする。スイッチSW1をオンすると、入力端子3から入力された入力電圧VINがスイッチSW1を通って、出力電圧VOUTとして出力端子5から電子機器へ出力される。
(通常動作時に、スイッチSW1及びSW2を遮断する場合)
出力端子5に接続される電子機器が停止した無負荷のとき、入力端子3からの電力供給を止めるため、昇圧回路CPが停止する。また、コンパレータCMP1も停止(パワーダウン)してHIを出力する。昇圧回路CPが停止すると、ゲートG1及びゲートG2に電荷が供給されなくなり、スイッチSW2が遮断され、コンパレータCMP1の停止時の検出信号としてHIをスイッチN1及びM1に出力し、スイッチSW1が遮断される。そして、ゲートG1に蓄えられた電荷がスイッチM1を通ってグラウンドへ放電する。
ここで、電源接続回路10では、従来技術における、昇圧回路CPがスイッチSW1のゲートG1への電荷供給を停止し、再度出力端子5に出力電圧VOUTを伝達する抵抗の役割を、スイッチSW2で実現している。これにより、昇圧回路CPがゲートG1及びG2に電荷を供給するのを停止しているときは、スイッチSW1及びSW2がオフしている。よって、入力端子3と出力端子5との間に電流が流れるパスがないため、入力電圧VINは出力端子5に伝達されなくなる。
このように、通常動作時に、昇圧回路CP及びコンパレータCMP1を停止させてスイッチSW1をオフすると、入力端子3と出力端子5との間を完全に遮断することができる。したがって、漏れ電流が流れないようにして余分な電力消費を防止することができる。
(ショート時及びショート解除時)
図4は、ショートが解除された場合の電源接続回路10の出力電圧VOUTと出力電流IOUTとの関係を表すグラフである。出力端子5とグラウンドとがショートした時は、出力電圧VOUTが基準電圧VREF1よりも小さくなり、コンパレータCMP1は、検出信号としてHIをスイッチN1及びスイッチM1に出力し、スイッチN1がオフし、スイッチM1がオンする。スイッチN1がオフし、スイッチM1がオンすると、昇圧回路CPはスイッチSW1のゲートG1への電荷供給を停止し、スイッチSW1がオフする。そして、ゲートG1に蓄えられた電荷がスイッチM1を通ってグラウンドへ放電する。
したがって、入力端子3と出力端子5との間には、スイッチSW2のオン抵抗RON2の両端にかかる電位差VIN−VOUT=VIN−0=VINに応じた出力電流IOUT=VIN/RON2が流れ続ける。つまり、スイッチSW2は抵抗の役割を成しているので、入力端子3と出力端子5との間に過電流が流れることはない。
ショートが解除された場合、抵抗の役割を成しているスイッチSW2のオン抵抗RON2により、入力電圧VINが出力端子5及びコンパレータCMP1の−入力端子に伝達されるため、自動復帰することができる。このとき、出力電圧VOUTが基準電圧VREF1と一致するまでのスイッチSW2のオン抵抗RON2で決まる出力電流IOUTは、
OUT=(VIN−VOUT)/ RON2・・・(3)
となる。式(3)の出力電流IOUTにより出力電圧VOUTが上昇する。式(3)を図示したものが、グラフ11である。
出力電圧VOUT>基準電圧VREF1となったときに、スイッチM1がオフし、スイッチN1及びスイッチSW1がオンする。スイッチSW1がオンすると、スイッチSW1のオン抵抗RON1がスイッチSW2のオン抵抗RON2より非常に小さくなる(RON2>>RON1)。そのため、スイッチSW1のオン抵抗RON1及びオン抵抗RON2の合成オン抵抗は、(RON1×RON2)/(RON1+RON2)≒(RON1×RON2)/RON2=RON1となる。したがって、合成オン抵抗はオン抵抗RON1で決まり、このときの出力電流IOUTは、
OUT=(VIN−VOUT)/RON1・・・(4)
となる。式(4)の出力電流IOUTにより出力電圧VOUTが上昇し、最終的に入力電圧VIN=出力電圧VOUTが出力端子5に伝達される。式(4)を図示したものが、グラフ13である。
以上のように、本実施形態1の電源接続回路10は、上述した構成及び動作により、従来技術の抵抗をスイッチSW2で実現しており、昇圧回路CPを停止させることでスイッチSW2をオフすることができる。これにより、入力端子3と出力端子5との間に電流が流れるパスがないため、通常動作時に、入力端子3と出力端子5との間を完全に遮断することができる。したがって、漏れ電流が流れないようにして余分な電力消費を防止することができる。そして、ショート時には、スイッチSW2が抵抗の役割を成しているので、スイッチSW1に過電流が流れることはない。さらに、ショート解除時には、スイッチSW2のオン抵抗RON2により、入力電圧VINがコンパレータCMP1の−入力端子に伝達されるため、自動復帰することができる。
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2の電源接続回路20の回路図である。図5において電源接続回路20は、電源と接続する入力端子3と、電子機器が接続される出力端子5とを備えている。入力端子3と出力端子5との間には、出力電圧VOUTが基準電圧VREF21より小さいときに入力端子3より入力される入力電圧VINを出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達するスイッチSW21を備えている。また、出力電圧VOUTが基準電圧VREF22より小さいときに入力電圧VINを出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達するスイッチSW22がスイッチSW21と並列接続されている。さらに、出力電圧VOUTが基準電圧VREF22より大きいときに入力電圧VINを出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達するスイッチSW23がスイッチSW21及びスイッチSW22と並列接続されている。
スイッチSW21、SW22、SW23のそれぞれのゲートG21、G22、G23は、スイッチSW21、SW22、及びSW23に電荷を供給する昇圧回路CPと接続されている。ゲートG22と出力端子5との間には、出力電圧VOUTと基準電圧VREF21とを比較するコンパレータCMP21を備えている。ゲートG22と昇圧回路CPの間には、コンパレータCMP21から出力される検出信号に応じてスイッチSW22のオンとオフの動作を制御するスイッチN21及びスイッチM21を備えている。すなわち、スイッチN21及びスイッチM21は、それぞれコンパレータCMP21の出力端子21と接続 され、コンパレータCMP21の+入力端子及び−入力端子は、それぞれ基準電圧VREF 21及び出力端子5に接続されている。
同様に、ゲートG23と出力端子5との間には、出力電圧VOUTと基準電圧VREF22とを比較するコンパレータCMP22を備えている。ゲートG23と昇圧回路CPの間には、コンパレータCMP22から出力される検出信号に応じてスイッチSW23のオンとオフの動作を制御するスイッチN22及びスイッチM22を備えている。すなわち、スイッチN22及びスイッチM22は、それぞれコンパレータCMP22の出力端子22と接続され、コンパレータCMP22の+入力端子及び−入力端子は、それぞれ基準電圧VREF22及び出力端子5に接続されている。
ここで、基準電圧VREF21及び基準電圧VREF22は、出力端子5がショートしたときの度合い、つまり高抵抗ショート、低抵抗ショートのときの出力電圧に対応した電圧であり、0<基準電圧VREF21<基準電圧VREF22<入力電圧VINの大小関係がある。また、コンパレータCMP21は、出力電圧VOUTが基準電圧VREF21よりも大きくなったときに、出力端子5が低抵抗ショートされていない事を示す検出信号であるLOWをスイッチN21及びスイッチM21に出力する。コンパレータCMP22は、出力電圧VOUTが基準電圧VREF22よりも大きくなったときに、出力端子5が高抵抗ショートされていない事を示す検出信号であるLOWをスイッチN22及びスイッチM22に出力する。スイッチN21及びスイッチN22は、それぞれコンパレータCMP21及びコンパレータCMP22からの検出信号がHIのときオフし、LOWのときオンする。スイッチM21及びスイッチM22は、それぞれコンパレータCMP21及びコンパレータCMP22からの検出信号がHIのときオンし、LOWのときオフする。
次に、図5を用いて、通常動作時及びショート時の電源接続回路20の動作を以下に説明する。
(通常動作時に、スイッチSW21乃至SW23を導通する場合)
実施形態1と同様に、昇圧回路CPがスイッチSW21のゲートに電荷を供給して、スイッチSW21のゲート電圧を昇圧すると、スイッチSW21がオンする。スイッチSW21がオンすると、入力端子3から入力された入力電圧VINがスイッチSW21を通って、出力電圧VOUTとして出力端子5に伝達される。出力端子5はショートしていないため、出力電圧VOUTは基準電圧VREF21及びVREF22よりも大きい。出力電圧VOUTが基準電圧VREF21及びVREF22よりも大きいため、コンパレータCMP21及びCMP22は検出信号としてLOWを、スイッチN21、スイッチM21、スイッチN22及びスイッチM22に出力する。各検出信号はLOWであるため、スイッチN21及びN22はオンし、スイッチM21及びM22はオフする。スイッチN21及びN22がオンし、スイッチM21及びM22がオフすると、昇圧回路CPがスイッチSW22のゲートG22及びスイッチSW23のゲートG23に電荷を供給して、スイッチSW22及びSW23のゲート電圧を昇圧してスイッチSW22及びSW23をオンする。スイッチSW22及びSW23をオンすると、入力端子3から入力された入力電圧VINがスイッチSW22及びSW23を通って、出力電圧VOUTとして出力端子5から電子機器へ出力される。
(通常動作時に、スイッチSW21乃至SW23を遮断する場合)
実施形態1と同様に、出力端子5に接続される電子機器が停止した無負荷のとき、入力端子3からの電力供給を止めるため、昇圧回路CPが停止する。また、コンパレータCMP21及びコンパレータCMP22も停止(パワーダウン)してHIを出力する。昇圧回路CPが停止すると、スイッチSW21、SW22、SW23のそれぞれのゲートG21、G22、G23に電荷が供給されなくなり、スイッチSW21が遮断される。また、コンパレータCMP1及びコンパレータCMP2の停止時の検出信号としてHIをスイッチN21、スイッチM21、スイッチN22及びスイッチM22に出力し、スイッチSW22、及びSW23が遮断される。そして、ゲートG22及びG23に蓄えられた電荷がスイッチM21及びM22を通ってグラウンドへ放電する。
ここで、電源接続回路20では、従来技術における、昇圧回路CPがゲートG22及びG23への電荷供給を停止し、再度出力端子5に出力電圧VOUTを伝達する抵抗の役割を、スイッチSW21で実現している。これにより、昇圧回路CPがゲートG21、G22及びG23に電荷を供給するのを停止しているときは、スイッチSW21、SW22、及びSW23がオフしている。よって、入力端子3と出力端子5との間に電流が流れるパスがないため、入力電圧VINは出力端子5に伝達されなくなる。
このように、通常動作時に、昇圧回路CP、コンパレータCMP1及びコンパレータCMP2を停止させてスイッチSW21、SW22及びSW23をオフすると、入力端子3と出力端子5との間を完全に遮断することができる。したがって、余分な電力消費を防止することができる。
(ショート時及びショート解除時)
図6は、ショートが解除された場合の電源接続回路20の出力電圧VOUTと出力電流IOUTとの関係を表すグラフである。出力端子5とグラウンドとがショートした時は、出力電圧VOUTが基準電圧VREF21よりも小さくなり、コンパレータCMP21及びCMP22は、検出信号としてHIをスイッチN21、M21、N22及びM22に出力し、スイッチN21及びN22がオフし、スイッチM21及びM22がオンする。スイッチN21及びスイッチN22がオフし、スイッチM21及びM22がオンすると、昇圧回路CPはゲートG22及びG23への電荷供給を停止し、スイッチSW22及びSW23がオフする。そして、ゲートG22及びG23に蓄えられた電荷がスイッチM21及びM22を通ってグラウンドへ放電する。
したがって、入力端子3と出力端子5との間には、スイッチSW21のオン抵抗RON21の両端にかかる電位差VIN−VOUT=VIN−0=VINに応じた出力電流IOUT=VIN/RON21が流れ続ける。つまり、実施形態1と同様に、スイッチSW21は抵抗の役割を成しているので、スイッチSW22及びSW23に過電流が流れることはない。
ショートが解除された場合、抵抗の役割を成しているスイッチSW21のオン抵抗RON21により、入力電圧VINが出力端子5に伝達されるため自動復帰することができる。このとき、出力電圧VOUTが基準電圧VREF21と一致するまでのスイッチSW21のオン抵抗RON21で決まる出力電流IOUTは、
OUT=(VIN−VOUT)/ RON21・・・(5)
となる。式(5)の出力電流IOUTにより出力電圧VOUTが上昇する。式(5)を図示したものが、グラフ25である。
出力電圧VOUTが、基準電圧VREF21<出力電圧VOUT≦基準電圧VREF22の範囲の場合、スイッチM21がオフし、スイッチN21及びスイッチSW22がオンする。このとき、スイッチSW21及びSW22の合成オン抵抗は、(RON21×RON22)/(RON21+RON22)となる。したがって、この合成オン抵抗で決まる出力電流IOUTは、
OUT=(VIN−VOUT)×(RON21+RON22)/(RON21×RON22)
・・・(6)
となる。式(6)の出力電流IOUTにより出力電圧VOUTが上昇する。式(6)を図示したものが、グラフ27である。
出力電圧VOUT>基準電圧VREF22となったときに、スイッチM22がオフし、スイッチN22及びスイッチSW23がオンする。スイッチSW23がオンすると、スイッチSW23のオン抵抗RON23が、スイッチSW21及びSW22のオン抵抗RON21及びRON22より非常に小さくなる(RON21、RON22>>RON23)。そのため、スイッチSW1、SW2、及びSW3の合成オン抵抗は、(RON21×RON22×RON23)/(RON21×RON22+RON22×RON23+RON23×RON21)≒(RON21×RON22×RON23)/(RON21×RON22)=RON23となる。したがって、合成オン抵抗はオン抵抗RON23で決まり、このときの出力電流IOUTは、
OUT=(VIN−VOUT)/RON23・・・(7)
となる。式(7)の出力電流IOUTにより出力電圧VOUTが上昇し、最終的に入力電圧VIN=出力電圧VOUTが出力端子5に伝達される。式(7)を図示したものが、グラフ29である。
よって、実施形態1と同様に、スイッチSW21及びSW22は、従来技術の抵抗の役割を成しており、入力電圧VINOUTをコンパレータCMP21の−入力端子に伝達することができるので、ショート解除時に自動復帰することができる。さらに、3個以上のスイッチSWを設けて、これらのスイッチSWを段階的にオンすることで、出力端子5に供給する出力電流IOUTの合計を2個の場合よりも大きくすることができる。
以上のように、本実施形態2の電源接続回路20は、上述した構成及び動作により、従来技術の抵抗をスイッチSW21及びスイッチSW22で実現しているので、スイッチSW21乃至SW23の無動作状態を作ることができる。これにより、入力端子3と出力端子5との間に電流が流れるパスがないため、入力端子3と出力端子5との間を遮断することができる。したがって、漏れ電流が流れないようにして余分な電力消費を防止することができる。さらに、段階的に低抵抗なスイッチSWをオンでき、出力端子5に出力電流IOUTを多く供給できるため、電源を投入してから起動するまでの時間と、出力端子5のショートが解除されてから復帰するまでの時間を短縮することもできる。
(実施形態3)
図7は、本発明の実施形態3の電源接続回路30の回路図である。電源接続回路30が実施形態2の電源接続回路20と相違する点は、3つのスイッチSW31、SW32、SW33が、それぞれ1対のMOSトランジスタ31a及びb、32a及びb、33a及びbで構成されている点である。1対のMOSトランジスタ31a及びbは、それぞれボディ・ダイオードBD31a及びbを備え、ボディ・ダイオードBD31a及びbのカソード同士が向き合う方向に直列接続されている。1対のMOSトランジスタ32a及びb、33a及びbも同様に、それぞれボディ・ダイオードBD32a及びb、BD33a及びbを備えて直列接続されている。また、他の相違する点は、スイッチSW31、SW32、及びSW33のそれぞれのオン抵抗RON31、RON32、及びRON33が、1対のMOSトランジスタ31a及びb、32a及びb、33a及びbのそれぞれの合成オン抵抗値になる点である。
この電源接続回路30は、実施形態2の電源接続回路20と同様に動作する。このような構成及び動作により、本実施形態3の電源接続回路30は、実施形態2の電源接続回路20と同様の効果を得ることができる。さらに、電源接続回路30では、ボディ・ダイオードBD31乃至33が、それぞれカソード同士が接続された構成になっている。このため、順方向が入力端子3から出力端子5への方向であるボディ・ダイオードBD31a乃至33aの閾値電圧と、順方向が出力端子5から入力端子3へのボディ・ダイオードBD31b乃至33bの閾値電圧とを簡単な構成でキャンセルすることができる。
(実施形態4)
図8は、本発明の実施形態4の電源接続回路40の回路図である。電源接続回路40が実施形態2の電源接続回路20と相違する点は、実施形態2の高抵抗スイッチSW21及びSW22の入力端子3側に、それぞれ抵抗R41及びR42が直列接続されている点である。また、他の相違する点は、スイッチSW21及びSW22それぞれの抵抗値が、ス イッチSW21及びSW22のオン抵抗RON21及びRON22に、それぞれ抵抗R41及びR42を加えた合成抵抗値になる点である。
この電源接続回路40は、実施形態2の電源接続回路20と同様に動作する。このような構成及び動作により、本実施形態4の電源接続回路40は、実施形態2の電源接続回路20と同様の効果を得ることができる。さらに、MOSトランジスタでスイッチSW21及びSW22を構成する場合、そのサイズを小さくすることで、高抵抗スイッチSW21及びSW22を実現することができる。電源接続回路40では、スイッチSW21及びSW22の入力端子3側に、それぞれ抵抗R41及びR42を直列接続することにより、高抵抗スイッチ、小サイズとなるスイッチSW21及びSW22の静電破壊に対する耐量(ESD耐量)も上げることができる。
(実施形態5)
図9は、本発明の実施形態5の電源接続回路50の回路図である。電源接続回路50が実施形態3の電源接続回路30と相違する点は、実施形態3の高抵抗スイッチSW31及びSW32の入力端子3側に、それぞれ抵抗R41及びR42が直列接続されている点である。また、他の相違する点は、スイッチSW31及びSW32のパスにおけるそれぞれの抵抗値が、スイッチSW31及びSW32のそれぞれの合成オン抵抗値に、それぞれ抵抗R41及びR42を加えた合成抵抗値になる点である。
この電源接続回路50は、実施形態3の電源接続回路30と同様に動作する。このような構成及び動作により、実施形態5の電源接続回路50は、実施形態3の電源接続回路30と同様の効果を得ることができる。さらに、ボディ・ダイオードBD31乃至33の閾値電圧を簡単な構成でキャンセルすることに加えて、高抵抗スイッチ、小サイズとなるスイッチSW31及びSW32のESD耐量を上げることができる。なお、上記の実施形態1乃至5のスイッチSWは、NチャネルMOSトランジスタで構成することができる。
また、本発明の電源接続回路は、互いに並列接続され、入力端子より入力される入力電圧を出力電圧として出力端子に伝達する第1乃至第N(Nは2以上の整数)のスイッチと、前記第1乃至第Nのスイッチのゲートに電荷を供給する昇圧回路と、前記出力電圧とグラウンド電圧との間の電圧で、順に小さな第1乃至第(N−1)の基準電圧のうち、前記第k(1≦k≦N−1)の基準電圧よりも前記出力電圧が小さくなったとき、前記昇圧回路から前記第(k+1)のスイッチへの経路を遮断する経路遮断部とを備えたことを特徴とすることができる。
また、上記の電源接続回路において、前記経路遮断部は、前記出力電圧と前記第1乃至第(N−1)の基準電圧とをそれぞれ比較して、第1乃至第(N−1)の比較信号を出力する第1乃至第(N−1)のコンパレータと、前記昇圧回路と前記第2乃至第Nのスイッチのゲートとの間にそれぞれ接続され、前記第1乃至第(N−1)の比較信号によりそれぞれオンオフする第(N+1)乃至第(2×N−1)のスイッチとを備えたことを特徴とすることができる。
また、上記の電源接続回路において、Nは3以上であることを特徴とすることができる。さらに、前記第1乃至第(N−1)のスイッチと前記入力端子との間にそれぞれ接続された第1乃至第(N−1)の抵抗素子をさらに備えたことを特徴とすることができる。
1、10、20、30、40、50 電源接続回路
3 入力端子
5 出力端子
6、21、22 コンパレータの出力端子
7、9、11、13、25、27、29 グラフ
31a及びb、32a及びb、33a及びb MOSトランジスタ
IN 入力電圧
OUT 出力電圧
REF 基準電圧
SW1〜SW2、SW21〜SW23、SW31〜SW33 スイッチ
N1、N21、N22 スイッチ
M1、M21、M22 スイッチ
G1〜G2、G21〜G23、G31〜G33 ゲート
CP 昇圧回路
BD31a及びb〜BD33a及びb ボディ・ダイオード
CMP1、CMP21、CMP22 コンパレータ
Rs、R41、R42 抵抗

Claims (5)

  1. 互いに並列接続され、入力端子より入力される入力電圧を出力電圧として出力端子に伝達する第1のスイッチ及び第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチのゲートに電荷を供給する昇圧回路と、
    前記入力電圧とグラウンド電圧との間の電圧の基準電圧よりも前記出力電圧が小さくなったときに、前記昇圧回路から前記第2のスイッチへの経路を遮断して前記第2のスイッチのゲートに蓄えられた電荷をグラウンドへ放電する経路遮断部とを備えることを特徴とする電源接続回路。
  2. 前記第2のスイッチを2以上備え、
    前記経路遮断部は、前記第2のスイッチのそれぞれに対応する異なる大きさの前記基準電圧よりも前記出力電圧が小さくなったときに、前記昇圧回路からそれぞれの前記第2のスイッチへの経路を遮断してそれぞれの前記第2のスイッチのゲートに蓄えられた電荷を前記グラウンドへ放電することを特徴とする請求項1に記載の電源接続回路。
  3. 前記経路遮断部は、
    前記出力電圧と前記基準電圧とを比較して、比較信号を出力するコンパレータと、
    前記昇圧回路と前記第2のスイッチのゲートとの間に接続され、前記比較信号に基づいてオン又はオフする第3のスイッチと、
    前記第2のスイッチのゲートと前記グラウンドとの間に接続され、前記比較信号に基づいてオン又はオフする第4のスイッチと、
    を対応する前記第2のスイッチごとに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源接続回路。
  4. 前記第1のスイッチ及び最も大きな前記基準電圧以外の前記基準電圧に対応する前記第2のスイッチと、前記入力端子との間にそれぞれ直列接続された抵抗素子をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源接続回路。
  5. 前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチのそれぞれは、
    ボディ・ダイオードの順方向が前記入力端子から前記出力端子への方向である第1のMOSトランジスタと、
    ボディ・ダイオードの順方向が前記出力端子から前記入力端子への方向である第2のMOSトランジスタとを含み、
    前記第1のMOSトランジスタ及び前記第2のMOSトランジスタを直列接続して構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電源接続回路。
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