JP2013189152A - 自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造 - Google Patents

自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】トリムフランジ部とドアインナパネルとの間をシールするパネルシールリップの組付不良や巻き込みを防止した取付構造を提供する。
【解決手段】一対のガラスシールリップ12を有するインサイドシール10の取付基部11を、ベース部14と、ベース部14の下端から延長形成された延長フランジ部15と、で断面略くの字状のものとして形成する。延長フランジ部15の先端には、ドアインナパネル3に圧接する断面略くの字状のパネルシールリップ13を上向きに突出形成する。トリムフランジ部9をドアウエスト開口部5の上方から挿入するだけで、パネルシールリップ13を確実にドアインナパネル3に圧接させて、シール性を確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造に関し、より詳しくは、自動車用ドアのドアウエスト開口部においてドアガラスと摺接しつつ当該摺接部位をシールするインサイドシールの取付構造に関するものである。
従来、この種の自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造として特許文献1,2に記載されたものが提案されている。
これらの特許文献1,2に記載されたインサイドシールの構造では、ドアガラスに圧接するガラスシールリップとは別に当該ガラスシールリップとは逆向きのシール片を突出形成して、このシール片をドアインナパネルに圧接させることでドアトリムとの間の隙間を閉塞し、もって当該部位での空気の流れや外部からの打撃音の侵入を遮断して、車室内側での静粛性を確保するようになっている。
実開平7−33710号公報 特開平8−197945号公報
例えば特許文献2に記載されているように、ドアトリムのうちドアウエスト開口部に臨むように曲折形成されたトリムフランジ部にインサイドシールが直接取り付けられるタイプのものでは、ドアの仕様によってはドアインナパネルとトリムフランジ部とのなす距離が微妙に変化することがあり、特にドアインナパネルとトリムフランジ部とのなす距離が大きくなると、それに応じてシール片の突出長を大きくする必要がある。
そして、トリムフランジ部に予めインサイドシールを固定した上でドアトリムをドアインナパネルに装着することになるので、上記のようにシール片の突出長が大きいと、当該シール片が邪魔となって組付不良やシール片そのものの巻き込みが発生し、組付性の低下とシール片によるシール性の低下が余儀なくされる。
また、特許文献1,2に記載されているようないわゆる片持ちリップタイプのシール片では、突出長が大きくなればなるほどシール片の先端での波打ち現象が発生しやすく、十分なシール性が得られない可能性がある。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、特にトリムフランジ部とドアインナパネルとのなす距離が比較的大きい場合であっても、組付不良やシール片の巻き込みを未然に防止できるようにしたインサイドシールの取付構造を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、自動車用ドアのドアインナパネルに装着されるドアトリムのうちドアウエスト開口部に臨むように曲折形成されたトリムフランジ部に取り付けられて、昇降式のドアガラスと摺接しつつ当該摺接部位をシールするインサイドシールの取付構造である。
そして、上記インサイドシールは、トリムフランジ部に固定される板状の取付基部からドアガラス側に向かってガラスシールリップを上下二段にわたって突出形成してある一方、上記取付基部は、トリムフランジ部に着座するベース部と、上記トリムフランジ部の下方にオーバーハングするようにベース部の下端から曲折形成されて反ドアガラス側に突出する延長フランジ部と、で断面略くの字状のものとして形成してあるとともに、上記取付基部にはベース部と延長フランジ部とにまたがるように芯材を設けてある。
さらに、上記延長フランジ部の先端には、トリムフランジ部よりも室内側に位置するドアインナパネルに圧接するパネルシールリップを上向きに突出形成してあることを特徴とする。
この場合において、パネルシールリップ先端でのいわゆる波打ち現象の発生を防止する上では、請求項2に記載のように、上記パネルシールリップは、先端部を反ドアインナパネル側に折り曲げることで断面略くの字状のものとして形成してあるとともに、その断面略くの字状の屈曲部をドアインナパネルに圧接させるようになっていることが望ましい。
より具体的には、請求項3に記載のように、上記ベース部の下端から略直角方向に根元部を延長形成するとともに、この根元部の先端から斜め上方に向けて下側のガラスシールリップを突出形成してあり、上記根元部と下側のガラスシールリップとの接続部分を、当該下側のガラスシールリップの曲げ支点となる屈曲部としてあることが望ましい。
さらに、例えば部品メーカーからカーメーカーへの部品搬送等の物流過程でのインサイドシール単独での姿勢安定性を考慮した場合には、請求項4に記載のように、上記屈曲部の下面は、延長フランジ部の下面の延長線上またはそれよりも下方に位置するように設定してあることが望ましい。より望ましくは、請求項5に記載のように、上記屈曲部の下面に突起部を設けてあるものとする。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、ドアインナパネルとトリムフランジ部とのなす距離が増大化したとしても、トリムフランジ部の下方にオーバーハングするようにベース部の下端から延長形成された剛性の高い延長フランジ部の先端にパネルシールリップを設けてあるので、このパネルシールリップが邪魔となって組付不良やパネルシールリップそのものの巻き込みが発生することはなくなる。
請求項1に記載の発明によれば、上記のようにパネルシールリップが邪魔となって組付不良やパネルシールリップの巻き込みが発生することがなくなるので、組付性が良好になるとともに、パネルシールリップによるシール性も向上する。
請求項2に記載の発明によれば、パネルシールリップそのものを断面略くの字状のものとし、その断面略くの字状の屈曲部をドアインナパネルに圧接させるようになっているので、ドアインナパネルに対してパネルシールリップがいわゆる腹当たりのかたちで圧接することになるので、シールリップ先端あるいはシール線のいわゆる波打ち現象を未然に防止して、シール性のさらなる向上に寄与できるほか、インサイドシールあるいはドアトリムの寸法ばらつきや建て付け精度のばらつきを吸収して、パネルシールリップの反転を未然に防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、インサイドシール単体での物流過程での姿勢を考慮した場合に、延長フランジ部の下面と下側のガラスシールリップの根元部とを着座面として部品通い箱に収容することができるので、わずかな支えだけでインサイドシールの姿勢の安定化する利点があり、特に請求項4,5に記載の発明によれば、上記インサイドシールの姿勢の安定化の効果が一段と顕著となる。
自動車のドア開状態におけるドア内側の斜視図。 本発明に係る自動車用インサイドシールの取付構造の第1の実施の形態を示す図であって、図1におけるA−A線に沿う拡大断面図。 図2に示したインサイドシール単独での要部斜視図。 図3に示したインサイドシールをドアトリム側のトリムフランジ部に取り付けた状態を示す要部斜視図。 図3に示したインサイドシールをドアトリム側のトリムフランジ部に取り付ける際の相対位置関係を示す断面説明図。 図2に示したインサイドシール単独での物流過程における姿勢を示す説明図。 上記インサイドシールの取付構造の変形例を示す図で、図6と同等部位の説明図。 上記インサイドシールの取付構造の別の変形例を示す図で、図6と同等部位の説明図。
図1〜5は本発明に係るインサイドシールの取付構造を実施するための具体的な第1の形態を示していて、図1は本発明が適用される自動車のドア内側の説明図、すなわちドア開状態でのドア内側の斜視図を示し、また図2は図1におけるA−A線に沿う拡大断面図を示している。
図1,2において、自動車用ドア1のドア本体2は周知のようにドアインナパネル3と図示外のドアアウタパネルとによって構成されていて、ドアインナパネル3側のドアウエストフランジ部4とこれに対向する図示外のドアアウタパネル側のドアウエストフランジ部とによってドアウエスト開口部5が形成されている。そして、このドアウエスト開口部5に昇降式のドアガラス6が収容配置されているとともに、ドアインナパネル3の車内側に例えばハードタイプ(樹脂製)の内装材であるドアトリム7が装着されている。
ドアトリム7の上端にはトリム本体8から下向きにほぼ直角にトリムフランジ部9が曲折形成されていて、このトリムフランジ部9がドアインナパネル3側のドアウエストフランジ部4とドアガラス6との間に挟まれるようにしてドアウエスト開口部5に臨んでいる。そして、このトリムフランジ部9のうちドアガラス6側の面にゴム系材料(樹脂材料を含む。)にて形成されたインサイドシール10が堅固に取り付けられている。
なお、トリムフランジ部9およびインサイドシール10共にドア1の前後方向のほぼ全長に及んでいる。また、トリムフランジ部9に対するインサイドシール10の取付形態の詳細については後述する。
インサイドシール10は断面略くの字状に曲折形成された板状の取付基部11と、この取付基部11からドアガラス6側に向かって斜め上方に上下二段にわたって突出形成された略同一断面形状の一対の舌片状のガラスシールリップ12と、取付基部11の下端からドアインナパネル3側に向かって斜め上方に延長形成された断面略くの字状のパネルシールリップ13とを備えている。
取付基部11は、トリムフランジ部9に着座するベース部14と、トリムフランジ部9の下方にオーバーハングするように上記ベース部14の下端から曲折形成されて反ドアガラス6側に突出する板状の延長フランジ部15とを備え、これらのベース部14と延長フランジ部15とで断面略くの字状のものとして形成されているとともに、形状保持性向上のためにベース部14と延長フランジ部15とにまたがるように同じく断面略くの字状の例えば金属製の芯材16が埋設されている。
そして、ベース部14の上下両端からドアガラス6側の略直角方向に向けて極小長さw1の根元部17が延長形成されていて、さらにその根元部17の先端から斜め上方に向けてそれぞれのガラスシールリップ12を突出形成してある。これにより、根元部17と上下一対のそれぞれのガラスシールリップ12との接続部分を、実質的に当該一対のガラスシールリップ12の曲げ支点となる屈曲部18としてある。さらに、下側のガラスシールリップ12における屈曲部18の下面は、延長フランジ部15の下面の延長線上またはそれよりも下方に位置するように設定してある。
また、上下一対のガラスシールリップ12のドアガラス6側の表面には例えば静電植毛法等により植毛層19を形成してあり、これらの植毛層19がドアガラス6と直接的に圧接・摺接することになる。
さらに、インサイドシール10の取付基部11を形成している延長フランジ部15の下端からさらに延長形成されたパネルシールリップ13は、いわゆる片持ち支持形態のものとなっていて、先端部を反ドアインナパネル3側に折り曲げることで断面略くの字状のものとして形成してあるとともに、その断面略くの字状の屈曲部20をドアインナパネル3に圧接または弾接させるようになっている。これは、パネルシールリップ13の最先端部をドアインナパネル3に圧接または弾接させることなく、パネルシールリップ13をドアインナパネル3に対していわゆる腹当たりさせることを意図したものである。なお、パネルシールリップ13の根元部にはノッチ部13aを形成してある。
図3は図2に示したインサイドシール10単独での斜視図を示し、また図4はトリムフランジ部9にインサイドシール10を取り付けた後の図3と同等部位の斜視図を示している。
図3,4から明らかなように、インサイドシール10における取付基部11、より具体的にはその取付基部11を形成しているベース部14には、長手方向の複数箇所を所定のピッチにて芯材16ごと直立姿勢にて切り起こすことで複数の爪片21を突出形成してある。他方、トリムフランジ部9には上記爪片21の位置に対応して矩形状の複数のスロット部22を形成してある。そして、図5にも示すように、トリムフランジ部9側のスロット部22に対してインサイドシール10側の爪片21を挿入するとともに、インサイドシール10側のベース部14をトリムフランジ部9に着座させた状態で、図4に示すようにそれぞれの爪片21をトリムフランジ部9の裏面に密着するように折り曲げることで、トリムフランジ部9に対してインサイドシール10を堅固に固定してある。
この場合において、図5から明らかなように、トリムフランジ部9側のスロット部22に対してインサイドシール10側の爪片21を挿入する際に、パネルシールリップ13の先端がトリムフランジ部9の下端(図5の仮想線L1)と干渉することがないように、ベース部14に対する延長フランジ部15の曲げ角度を調節してある。
より詳しくは、ベース部14に対する延長フランジ部15の曲げ角度は鈍角になっており、トリムフランジ部9にインサイドシール10を取り付ける際に、パネルシールリップ13の先端がトリムフランジ部9の下端より下方に位置するようになっている。
そして、このように構成されたインサイドシールの取付構造によれば、上記のようにトリムフランジ部9にインサイドシール10が予め取り付けられたドアトリム7は、図2に示すように、インサイドシール10が付帯しているトリムフランジ部9をドアウエスト開口部5の上方から挿入するようにしてドアインナパネル3に装着される。
その際に、上下一対のガラスシールリップ12が上方に撓み変形しながらドアガラス6に圧接して、本来のシール機能を発揮するようになるとともに、パネルシールリップ13も上方に撓み変形しながらドアインナパネル3に圧接して、トリムフランジ部9とドアインナパネル3(ドアウエストフランジ部4)との間の比較的大きな隙間を遮蔽することが可能となる。なお、上下一対のガラスシールリップ12はそれぞれの根元部17との接続部分である屈曲部18を曲げ支点として屈曲変形または撓み変形することになることは先に述べたとおりである。
この場合において、インサイドシール10の取付基部11を形成しているベース部14および延長フランジ部15には双方にまたがるかたちで金属製の芯材16が埋設されているので、延長フランジ部15を含む取付基部11が十分な剛性を有していて、さらに十分な剛性を有する延長フランジ部15の下端からさらに片持ち支持形態のパネルシールリップ13が延長形成されていることになる。
そのため、先に述べたように、インサイドシール10が付帯しているトリムフランジ部9をドアウエスト開口部5の上方から挿入したとしても、図2に示すように、トリムフランジ部9とドアインナパネル3とのなす隙間が比較的大きいにもかかわらず、パネルシールリップ13の屈曲姿勢または撓み姿勢が安定化し、組付不良やパネルシールリップ13の巻き込みが発生することがなく、組付性およびパネルシールリップ13によるシール性も良好なものとなる。このパネルシールリップ13の挙動安定性は、ドアトリム7を一旦装着してしまうとそのパネルシールリップ13によるシール状態を目視確認することができないだけに、特に有効である。
しかも、パネルシールリップ13はそれ自体を断面略くの字状のものとして形成してあって、パネルシールリップ13の先端をドアインナパネル3に圧接させるのではなく、断面略くの字状の屈曲部20をドアインナパネル3に圧接させていわゆる腹当たりのかたちとなるようにしてあるので、パネルシールリップ13の先端での巻き込み防止とともに、当該パネルシールリップ13の先端でのいわゆる波打ち現象の発生を防止でき、パネルシールリップ13によるシール線の連続性および直線性を確保することが可能となる。加えて、インサイドシール10あるいはドアトリム7等の寸法ばらつきや建て付け精度のばらつきをも吸収できることから、これによってもまたパネルシールリップ13によるシール性が一段と向上することになる。
また、上記インサイドシール10単体での部品搬送等の物流過程での姿勢に着目した場合、例えば部品通い箱等に収容するにあたって図6のような姿勢とすることが可能である。図6では延長フランジ部15の下面と下側のガラスシールリップ12の根元部17近傍とを着座部として部品通い箱23に収容するようにしていて、芯材16が埋設されていることにより重量が大きな取付基部11の重心が、上記着座部として機能する下側のガラスシールリップ12の根元部17近傍よりも同図の右側にあるので、インサイドシール10の姿勢が安定化することになる。
なお、図6において、下側のガラスシールリップ12の植毛層19の一部が部品通い箱23に対する着座部となっても、図2から明らかなように、植毛層19のうち当該部位はドアガラス6に対するシール部としては機能しないので、部品品質上問題となることはない。
図7,8は先に述べたインサイドシールの取付構造の変形例を示す図で、図6と共通する部分には同一符号を付してある。
図7に示す変形例では、インサイドシール10における下側のガラスシールリップ12の根元部17の下面に相当する部位に突起部25を形成したものである。
この図7に示す変形例では、部品通い箱23にインサイドシール10を収容するにあたって、突起部25が部品通い箱23に対する着座部となるので、先の第1の形態のものと同様の効果に加えて、物流過程において機能上重要な下側のガラスシールリップ12における植毛層19を保護することができる利点がある。
また、図8に示す変形例では、図6に比べて、取付基部11のベース部14に対する下側のガラスシールリップ12側の根元部17の位置をわずかに変化させて、部品通い箱23にインサイドシール10を収容するにあたって、延長フランジ部15の下面全面が部品通い箱23に着座するようにしたものである。言い換えるならば、下側のガラスシールリップ12における屈曲部18の下面が、実質的に延長フランジ部15の下面の延長線上に位置するように設定したものである。
この図8に示す変形例では、延長フランジ部15の全面が部品通い箱23に着座することで、物流過程でのインサイドシール10の姿勢が一段と安定化する利点がある。
1…自動車用ドア
3…ドアインナパネル
5…ドアウエスト開口部
6…ドアガラス
7…ドアトリム
9…トリムフランジ部
10…インサイドシール
11…取付基部
12…ガラスシールリップ
13…パネルシールリップ
14…ベース部
15…延長フランジ部
16…芯材
17…根元部
18…屈曲部
20…屈曲部
25…突起部

Claims (5)

  1. 自動車用ドアのドアインナパネルに装着されるドアトリムのうちドアウエスト開口部に臨むように曲折形成されたトリムフランジ部に取り付けられて、昇降式のドアガラスと摺接しつつ当該摺接部位をシールするインサイドシールの取付構造であって、
    上記インサイドシールは、トリムフランジ部に固定される板状の取付基部からドアガラス側に向かってガラスシールリップを上下二段にわたって突出形成してある一方、
    上記取付基部は、トリムフランジ部に着座するベース部と、上記トリムフランジ部の下方にオーバーハングするようにベース部の下端から曲折形成されて反ドアガラス側に突出する延長フランジ部と、で断面略くの字状のものとして形成してあるとともに、
    上記取付基部にはベース部と延長フランジ部とにまたがるように芯材を設けてあり、
    上記延長フランジ部の先端には、トリムフランジ部よりも室内側に位置するドアインナパネルに圧接するパネルシールリップを上向きに突出形成してあることを特徴とする自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造。
  2. 上記パネルシールリップは、先端部を反ドアインナパネル側に折り曲げることで断面略くの字状のものとして形成してあるとともに、その断面略くの字状の屈曲部をドアインナパネルに圧接させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の自動車におけるインサイドシールの取付構造。
  3. 上記ベース部の下端から略直角方向に根元部を延長形成するとともに、
    この根元部の先端から斜め上方に向けて下側のガラスシールリップを突出形成してあり、
    上記根元部と下側のガラスシールリップとの接続部分を、当該下側のガラスシールリップの曲げ支点となる屈曲部としてあることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造。
  4. 上記屈曲部の下面は、延長フランジ部の下面の延長線上またはそれよりも下方に位置するように設定してあることを特徴とする請求項3に記載の自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造。
  5. 上記屈曲部の下面に突起部を設けてあることを特徴とする請求項4に記載の自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造。
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