JP2013189032A - 車両後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】リアフロアとロアバックとの接合部位における剥離を抑制することができる車両後部構造を得る。
【解決手段】スペアタイヤ格納室14がリアフロア16及びロアバック18を含んで構成されている。当該ロアバック18は、車両後部における後壁10Aを構成すると共に、当該リアフロア16と共に車両後部の底壁10Bを構成している。そして、スペアタイヤ12はスペアタイヤ格納室14に形成された凹部22の周辺部32に着地可能とされている。つまり、リアフロア16よりも高い剛性を有するロアバック18にスペアタイヤ12の少なくとも一部が着地可能とされている。これにより、車両10の悪路走行によりスペアタイヤ12が上下動してもスペアタイヤ12の着地点50における変形が抑制される。したがって、本実施形態によれば、リアフロア16の接合片48とロアバック18の接合片44との剥離を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両後部構造に関する。
車両後部構造において、例えば、特許文献1に記載の発明では、リアフロアにおける車両前後方向の後端部がリアパネル(ロアバック)の下端部に溶接固定されている。そして、当該リアフロア上にスペアタイヤが搭載され、リアフロアによってスペアタイヤの荷重が支持されるようになっている。
特開平5−201355号公報
しかしながら、車両の悪路走行時において、スペアタイヤの上下動に伴ってリアフロアを介して当該リアフロアとロアバックとの溶接部位(接合部位)に荷重が入力され、溶接部位が剥離する可能性がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、リアフロアとロアバックとの接合部位における剥離を抑制することができる車両後部構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両後部構造は、車両後部において底壁を構成するリアフロアと、前記リアフロアに接合され車両後部における後壁を構成すると共に、当該リアフロアと共に車両後部の底壁を構成し、リアフロアよりも高い剛性を有しかつスペアタイヤの少なくとも一部が着地可能なロアバックと、を有している。
請求項1に記載の車両後部構造では、車両後部において底壁を構成するリアフロアにロアバックが接合されている。そして、このロアバックは、車両後部における後壁を構成すると共に、当該リアフロアと共に車両後部の底壁を構成している。
一般的に、リアフロアは大型の板材が用いられており、板厚も薄く形成されている。このため、リアフロアの剛性はロアバックよりも低くなっている。つまり、ロアバック自体は、リアフロアよりも高い剛性を有しており、本発明では、当該ロアバックにスペアタイヤの少なくとも一部が着地可能とされている。
これにより、車両の悪路走行によりスペアタイヤが上下動しても当該スペアタイヤの着地点における変形が抑制される。
本発明に係る請求項2に記載の車両後部構造は、請求項1に記載の車両後部構造において、前記リアフロアと前記ロアバックの接合位置が、当該ロアバックにおいて前記スペアタイヤが着地する着地点を含め当該着地点の車両前方側に設定されている。
本発明に係る請求項2に記載の車両後部構造では、リアフロアとロアバックの接合位置をスペアタイヤの着地点を含め当該着地点の車両前方側に設定することで、スペアタイヤの少なくとも一部がロアバックに着地可能となるようにしている。これにより、リアフロアとロアバックとの接合部に加わる負荷を低減することが可能となる。ここで、リアフロアとロアバックの接合位置とスペアタイヤの着地点とが一致する場合、当該着地点ではスペアタイヤはリアフロア及びロアバックによってその荷重が支持されることになる。
本発明に係る請求項3に記載の車両後部構造は、請求項1又は2に記載の車両後部構造において、前記リアフロアにおける車両前後方向の後端部に設けられ車両上方へ向かって屈曲する接合片に接合される縦壁部と、前記縦壁部に連設され前記スペアタイヤが着地可能となる底壁部と、を含んで構成されている。
本発明に係る請求項3に記載の車両後部構造では、ロアバックにおける車両後部の底壁には、縦壁部及び底壁部が備わっている。リアフロアにおける車両前後方向の後端部には、車両上方へ向かって屈曲する接合片が設けられており、当該縦壁部はこの接合片と接合される。また、縦壁部には底壁部が連設されており、当該底壁部にスペアタイヤが着地可能とされる。このように、ロアバックにおける車両後部の底壁に、縦壁部及び底壁部で構成される段差部が設けられることによって、当該ロアバックのスペアタイヤの着地点における面剛性が向上する。
本発明に係る請求項4に記載の車両後部構造は、請求項1又は2に記載の車両後部構造において、前記ロアバックの一部を構成し前記スペアタイヤが着地可能となる底壁部の車両前後方向の後端部が、平面視で前記スペアタイヤの着地点に沿って円弧状に形成されている。
本発明に係る請求項4に記載の車両後部構造では、ロアバックにおいてスペアタイヤが着地可能となる底壁部の車両前後方向の後端部が、平面視でスペアタイヤの着地点に沿って円弧状に形成されることで、当該底壁部の車両前後方向の後端部が平面視で矩形状に形成された場合と比較して、応力集中が生じ難くロアバックの剛性及び強度を向上させることができる。
本発明に係る請求項5に記載の車両後部構造は、請求項3又は4に記載の車両後部構造において、前記ロアバックが一体絞り成形により形成されている。
本発明に係る請求項5に記載の車両後部構造では、一体絞り成形によりロアバックに段差部が形成されるため、当該ロアバックに当該段差部による稜線を形成することができ、段差部における面剛性が向上する。
以上のように、請求項1に記載の本発明に係る車両後部構造は、リアフロアとロアバックとの接合部位における剥離を抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の本発明に係る車両後部構造は、少なくともリアフロアよりも高い剛性を有するロアバック側に当該スペアタイヤの着地点を持たせることができる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の本発明に係る車両後部構造は、ロアバックの形状によって当該ロアバック自体の剛性及び強度を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の本発明に係る車両後部構造は、ロアバックの形状によって当該ロアバック自体の剛性及び強度を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項5に記載の本発明に係る車両後部構造は、ロアバックの形成方法によって当該ロアバック自体の剛性及び強度を向上させることができる、という優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両後部構造が適用されたスペアタイヤ格納室及びスペアタイヤを示す概略断面図である。 本実施形態に係る車両後部構造が適用されたスペアタイヤ格納室を示す概略平面図である。 図1の要部が拡大された要部拡大断面図である。 本実施形態に係る車両後部構造が適用されたスペアタイヤ格納室の変形例であり、図3に対応する要部拡大断面図である。 本実施形態に係る車両後部構造が適用されたスペアタイヤ格納室の変形例であり、図1に対応する概略断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る車両後部構造について説明する。なお、各図において適宜示される矢印FRは車体前方向、矢印UPは車体上方向を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示すものとする。
(車両後部構造の構成)
図1には、本実施形態に係る車両後部構造が適用されたスペアタイヤ格納室14内にスペアタイヤ12が格納された状態を示す概略断面図が示されており、図2には、当該スペアタイヤ格納室14の概略平面図が示されている。また、図3には、図1においてロアバック18側が拡大された状態を示す要部拡大断面図が示されている。
図1及び図3に示されるように、車両10の車両後部には、スペアタイヤ12が格納されるスペアタイヤ格納室14が設けられている。このスペアタイヤ格納室14は、リアフロアパネル(以下、「リアフロア」という)16及びロアバックパネル(以下、「ロアバック」という)18を含んで構成されている。
リアフロア16におけるスペアタイヤ格納室14の車両前方側には、リアフロアクロスメンバ20が車両幅方向に沿って延在されている。このリアフロアクロスメンバ20は、リアフロア16の上方にスポット溶接等により溶接固定されたリアフロアクロスメンバアッパ20Aと、リアフロア16の下方にスポット溶接等により溶接固定されたリアフロアクロスメンバロア20Bと、で構成されている。そして、リアフロア16とリアフロアクロスメンバアッパ20A、及びリアフロア16とリアフロアクロスメンバロア20Bとの間で、断面形状が略矩形状を成す閉断面部21、23がそれぞれ形成されている。
図1及び図2に示されるように、スペアタイヤ格納室14内には、略円柱状の凹部22が形成されており、凹部22の底壁22Aの略中央部には、例えば、有底円筒状のブラケット24が設けられている。このブラケット24の開口端部からはフランジ部24Aが外側へ向かって張り出しており、当該フランジ部24Aがスポット溶接等により凹部22の底壁22Aに溶接固定されている。
また、ブラケット24の上壁部24Bは、車両後方側へ向かうにつれて車両下方へ傾斜しており、上壁部24Bの中央部には貫通孔24B1が形成されている。この貫通孔24B1の周辺部には、ブラケット24の内側において、当該貫通孔24B1の同軸上にウェルドナット26が設けられており、取付ボルト28が螺合可能とされている。一方、スペアタイヤ12のホイール30の中央部には貫通孔30Aが設けられており、当該取付ボルト28が挿通可能とされている。
ここで、スペアタイヤ12は凹部22の周辺部32に着地可能とされている。本実施形態では、例えば、周辺部32は車両前方側の方が車両後方側よりも高くなるように形成されている。スペアタイヤ12が凹部22の周辺部32に着地した状態で、取付ボルト28はホイール30の貫通孔30A及びブラケット24の貫通孔24B1へ挿通され、ウェルドナット26に螺合される。この状態で、スペアタイヤ12はブラケット24の上壁部24Bの傾斜角度に沿って傾斜した状態で配置される。つまり、ここではスペアタイヤ12が傾斜した状態で配置されるため、前述したブラケット24の上壁部24Bは傾斜して形成されている。
ところで、前述のように、スペアタイヤ格納室14は、リアフロア16及びロアバック18を含んで構成されている。ロアバック18の車両上端側には、ロアバッククロスメンバ34が車両幅方向に沿って延在されており、ロアバック18の一部を構成する後壁部36との間で断面形状が略矩形状を成す閉断面部38が形成されている。
図1及び図3に示されるように、ロアバック18における後壁部36の車両下端には、車両前方側へ向かうにつれて車両下方へ傾斜する傾斜壁40が形成されており、当該傾斜壁40の先端部(車両前後方向の前端部)には、車両前方側へ向かって張り出す底壁部42が形成されている。
底壁部42の車両前後方向の後端部(傾斜壁40との境界部)は、図2に示されるように、平面視でスペアタイヤ12の外周面に沿って(着地点50に沿って)円弧状(曲線P)に形成されている。そして、底壁部42の先端部は車両幅方向に沿って直線状(直線Q)に形成されている。つまり、底壁部42は平面視で弓形状を成している。
また、底壁部42の先端部からは車両下方へ向かって屈曲する縦壁部としての接合片44が形成されており、底壁部42と接合片44によって、ロアバック18には段差部46が形成されている。一方、リアフロア16における車両前後方向の後端部は、車両幅方向に沿って直線状に形成されている。リアフロア16の後端部からは車両上方へ向かって屈曲する接合片48が形成されており、当該接合片48が接合片44と重なった状態で溶接固定(接合)される。
そして、リアフロア16とロアバック18とが溶接固定された状態で、ロアバック18に形成された段差部46を構成する底壁部42の上面には、スペアタイヤ12の一部が着地可能とされている。
(車両後部構造の作用・効果)
図1に示されるように、本実施形態では、スペアタイヤ格納室14がリアフロア16及びロアバック18を含んで構成されている。そして、当該ロアバック18は、車両後部における後壁10Aを構成すると共に、当該リアフロア16と共に車両後部の底壁10Bを構成している。
そして、スペアタイヤ12はスペアタイヤ格納室14に形成された凹部22の周辺部32に着地可能とされている。周辺部32は車両前方側の方が車両後方側よりも高くなるように形成されており、スペアタイヤ12が凹部22の周辺部32に着地した状態で、当該スペアタイヤ12はブラケット24の上壁部24Bの傾斜角度に沿って傾斜した状態で配置される。
これにより、スペアタイヤ格納室14の車体前後方向の長さを低減することができる。したがって、車両10の車体前後方向の長さを低減することができ、車両10のコンパクト化を図ることができる。但し、スペアタイヤ12が略水平に配置されても良いのは勿論のことである。
ここで、一般的に、リアフロア16は大型の板材が用いられており、板厚も薄く形成されている。このため、リアフロア16の剛性はロアバック18よりも低くなっている。つまり、ロアバック18自体は、リアフロア16よりも高い剛性を有しており、本実施形態では、当該ロアバック18にスペアタイヤ12の少なくとも一部が着地可能とされている。
これにより、車両10の悪路走行によってスペアタイヤ12が上下動してもスペアタイヤ12の着地点50における変形が抑制される。このため、リアフロア16の接合片48とロアバック18の接合片44とが溶接された溶接部52では、スペアタイヤ12の上下動による荷重をせん断で受けるため、接合片48と接合片44との剥離を抑制することができる。
また、本実施形態では、図3に示されるように、リアフロア16の接合片48とロアバック18の接合片44との溶接部52をスペアタイヤ12の着地点50の車両前方側に設定することで、スペアタイヤ12がロアバック18に着地可能となるようにしている。
このように、リアフロア16よりも高い剛性を有するロアバック18に、スペアタイヤ12の少なくとも一部が着地することで、リアフロア16の接合片48とロアバック18の接合片44との溶接部52における負荷が低減される。これによって、例えば、溶接部52におけるスポット溶接の打点数を減らすことができる。また、リアフロア16の板厚を薄くすることができる。
なお、図4に示されるように、リアフロア16とロアバック18の溶接部52とスペアタイヤ12の着地点50とが一致する場合、当該着地点50ではスペアタイヤ12はリアフロア16及びロアバック18によってその荷重が支持されることになる。
さらに、図3に示されるように、本実施形態では、ロアバック18における車両後部の底壁18Bには、リアフロア16と接合される接合片44とスペアタイヤ12が着地可能とされる底壁部42とが備わっている。つまり、ロアバック18における車両後部の底壁18Bには、段差部46が形成されている。このように、ロアバック18におけるスペアタイヤ12の着地点50に段差部46が設けられることによって、当該ロアバック18のスペアタイヤ12の着地点50における面剛性が向上する。
そして、ロアバック18において、一体絞り成形により段差部46が形成されることで、当該段差部46による稜線(曲線P)を形成することができ、段差部46における面剛性が向上する。このように、ロアバック18の剛性が高まることによって、車両10におけるボデー剛性が向上し、操安性が向上する。
また、底壁部42の車両前後方向の後端部は、平面視でスペアタイヤ12の外周面に沿って円弧状(曲線P)に形成されている。これにより、図示はしないが、当該底壁部42の車両前後方向の後端部が平面視で矩形状に形成された場合と比較して、応力集中が生じ難くロアバック18の剛性及び強度を向上させることができる。
さらに、底壁部42の先端部は車両幅方向に沿って直線状(直線Q)に形成されている。したがって、リアフロア16における車両前後方向の後端部を車両幅方向に沿って直線状に形成することができる。これにより、リアフロア16を平面視で矩形状に形成することができ、リアフロア16の歩留まりを向上させることができる。
(実施形態の補足)
なお、本実施形態では、図1に示されるように、ロアバック18に形成された段差部46における底壁部42の上面にスペアタイヤ12が直接着地可能とされている。しかし、図5に示されるように、底壁部42の上面に、弾性部材で形成されたタイヤクッション54を取付け、当該タイヤクッション54を介して底壁部42の上面にスペアタイヤ12が着地可能とされても良い。
ここでは、例えば、タイヤクッション54は、段差部46、凹部22及びブラケット24の表面を覆うようにして形成され、段差部46及びブラケット24に貼着される。そして、凹部22の底壁22Aの表面との間には、僅かに隙間が設けられている。この隙間により、タイヤクッション54上でスペアタイヤ12が上下動する際の当該タイヤクッション54の弾性変形量が吸収される。
このように、タイヤクッション54を介して底壁部42の上面にスペアタイヤ12を着地させるようにすることで、車両10の悪路走行時において、スペアタイヤ12の上下動に伴う段差部46への荷重入力を低減させることができる。
また、本実施形態では、図1に示されるように、ロアバック18における後壁部36の車両下端には、車両前方側へ向かうにつれて車両下方へ傾斜する傾斜壁40が形成されているが、この傾斜壁40は必ずしも必要ではない。このため、図4に示されるように、後壁部36の下端部から底壁部42が車両前方側へ向かって張り出すように形成されても良い。
また、本実施形態では、図1に示されるように、ロアバック18の底壁部42の先端部からは車両下方へ向かって屈曲する接合片44が形成され、リアフロア16の後端部からは車両上方へ向かって屈曲する接合片48が形成されている。そして、当該接合片48が接合片44と重なった状態で溶接固定されるようになっている。つまり、ここでは接合片48と接合片44とが車両前後方向に沿って重なった状態で溶接固定されるようになっているが、ロアバック18の先端部をリアフロア16の後端部の上に重ね溶接固定しても良い。
また、ここでは接合片48及び接合片44が底壁10Bに対してそれぞれ略直角に屈曲された状態で図示されているが、接合片44、48は底壁10Bに対して鋭角又は鈍角を成すように形成されても良い。
以上、本発明を実施するための一形態として一実施例を用いて説明したが、本発明はこうした一実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 車両
10A 後壁
10B 底壁
12 スペアタイヤ
16 リアフロア
18 ロアバック
42 底壁部(ロアバック)
44 接合片(縦壁部、ロアバック)
48 接合片
50 着地点
52 溶接部(接合位置)

Claims (5)

  1. 車両後部において底壁を構成するリアフロアと、
    前記リアフロアに接合され車両後部における後壁を構成すると共に、当該リアフロアと共に車両後部の底壁を構成し、リアフロアよりも高い剛性を有しかつスペアタイヤの少なくとも一部が着地可能なロアバックと、
    を有する車両後部構造。
  2. 前記リアフロアと前記ロアバックの接合位置が、当該ロアバックにおいて前記スペアタイヤが着地する着地点を含め当該着地点の車両前方側に設定されている請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 前記ロアバックは、前記リアフロアにおける車両前後方向の後端部に設けられ車両上方へ向かって屈曲する接合片に接合される縦壁部と、前記縦壁部に連設され前記スペアタイヤが着地可能となる底壁部と、を含んで構成されている請求項1又は2に記載の車両後部構造。
  4. 前記ロアバックの一部を構成し前記スペアタイヤが着地可能となる底壁部の車両前後方向の後端部が、平面視で前記スペアタイヤの着地点に沿って円弧状に形成されている請求項1又は2に記載の車両後部構造。
  5. 前記ロアバックが一体絞り成形により形成されている請求項3又は4に記載の車両後部構造。
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