JP2013187973A - 誘導電動機およびそれを搭載した天井扇 - Google Patents

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【課題】固定子鉄心のスロット開口部の漏れ磁束を低減することができ、省電力化と低コスト化が図れる誘導電動機およびそれを搭載した天井扇を提供する。
【解決手段】固定子鉄心16の第1スロット24および第2スロット25から放射状に固定子鉄心16の側面に連通する第1スロット開口部26および第2スロット開口部27を設け、第1スロット開口部26の周方向に互いに向かい合う開口端面32は、外周部から第1スロット24の間に形成されるギャップ幅Wを2.0mm〜4.5mm、最外周部に形成されるギャップ幅w1を0.5mm〜2.0mmの範囲に設定し、かつ、w1<Wとしたことにより、第1スロット開口部26の漏れ磁束32が低減されるので、低損失かつ高効率の誘導電動機が得られ、そして、大きな回転トルクを保持したまま巻線を減少させて、材料コストの低減を図ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の歯部が放射状に配設された固定子を備えた誘導電動機に係り、特に、スロット開口部の漏れ磁束を低減して高効率化を図った誘導電動機に関するものである。
従来、この種の誘導電動機においては、一体型の固定子鉄心に適当な絶縁処理を施し、同心円状に2相の巻線を巻装する方法をとっている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、その誘導電動機について、図8から図10を参照しながら説明する。
図に示すように、固定子鉄心100は中心に中空軸を保持する孔101を有し、その外周近傍に複数の第1歯部102とここから外周方向に二股に延設する第2歯部103とから構成される。この第1歯部102と第2歯部103によって、A相巻線109が巻装される第1スロット104と、B相巻線110が巻装される第2スロット105が形成されている。また、第1スロット104および第2スロット105から放射状に外周方向へ向けて、第1スロット開口部106および第2スロット開口部107が形成されている。
A相巻線109およびB相巻線110に電流を流すと、その電流による起磁力のため固定子鉄心100には磁束が生じる。この磁束は回転子(図示せず)と鎖交して回転トルクが得られ、回転子が回転する。
特開2009−71913号公報
ところが、このような従来の誘導電動機では、以下のような課題を有している。
固定子鉄心100に流れる磁束の大部分は回転子と鎖交して誘導電動機本来の作用を生じるが、一部分は漏れ磁束となり自分自身とだけ鎖交する。
図10に示すように、第1スロット開口部106の幅w1、第2スロット開口部107の幅w2は励磁電流を少なくするという意味では小さいほうが良い。しかし、この種の誘導電動機においては、第1スロットが内周側に配設されており、第1スロット開口部106の開口端面の径方向寸法が長くなる。そのため、漏れリアクタンスが大きくなり、少なからず漏れ磁束120が生じる。漏れ磁束120が増大すると、誘導電動機の損失が増加し、効率が低下する。また、誘導電動機の特性を改善するには巻線を多く巻く必要があり、材料コストが増大する。
また、これを解決するために、第1スロット開口部106の幅w1を広げると、磁束漏れ120は低減できる。しかしながら、第2歯部103の幅を狭めることになり、第2歯部103の磁束密度が増加するため、極端な場合は磁気飽和して、誘導電動機の損失が増加し、効率が低下する。よって、誘導電動機の特性を充分に考慮した固定子鉄心の形状が求められている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、固定子鉄心のスロット開口部の漏れ磁束を低減することができ、省電力化と低コスト化が図れる誘導電動機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の誘導電動機は、内周側にA相巻線を施す複数の第1スロットを円環状に設け、前記第1スロットの外周側にB相巻線を施す複数の第2スロットを設けた固定子鉄心と、この固定子鉄心の側面に対向して回転可能に取り付けられた回転子を備えた誘導電動機であって、前記固定子鉄心の前記第1スロットおよび前記第2スロットから放射状に前記固定子鉄心の側面にまで連通する第1スロット開口部および第2スロット開口部を設け、前記第1スロット開口部の周方向に互いに向かい合う開口端面は、外周部から前記第1スロットの間に形成されるギャップ幅Wを2.0mm〜4.5mm、最外周部に形成されるギャップ幅w1を0.5mm〜2.0mmの範囲に設定し、かつ、w1<Wとしたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明の誘導電動機によれば、前記固定子鉄心の前記第1スロットおよび前記第2スロットから放射状に前記固定子鉄心の側面にまで連通する第1スロット開口部および第2スロット開口部を設け、前記第1スロット開口部の周方向に互いに向かい合う開口端面は、外周部から前記第1スロットの間に形成されるギャップ幅Wを2.0mm〜4.5mm、最外周部に形成されるギャップ幅w1を0.5mm〜2.0mmの範囲に設定し、かつ、w1<Wとしたことにより、スロット開口部の漏れ磁束が低減されるので、低損失かつ高効率の誘導電動機が得られ、そして、大きな回転トルクを保持したまま巻線を減少させて、材料コストの低減を図ることができる。
本発明の実施の形態1の誘導電動機を搭載した天井扇の側面図 同誘導電動機の構成を示す断面図 同誘導電動機の固定子の部分断面による平面図 同誘導電動機の固定子鉄心の拡大図 電磁鋼板のB−H曲線および透磁率を示す図 スロット開口部のギャップ幅Wと漏れリアクタンスおよび歯部磁束密度の関係を示す図 本発明の実施の形態2の誘導電動機の固定子鉄心の拡大図 従来の誘導電動機の固定子鉄心を示す平面図 同誘導電動機の巻線の巻装を完了した固定子の平面図 同誘導電動機の固定子鉄心の拡大図
本発明の請求項1記載の誘導電動機は、内周側にA相巻線を施す複数の第1スロットを円環状に設け、前記第1スロットの外周側にB相巻線を施す複数の第2スロットを設けた固定子鉄心と、この固定子鉄心の側面に対向して回転可能に取り付けられた回転子を備えた誘導電動機であって、前記固定子鉄心の前記第1スロットおよび前記第2スロットから放射状に前記固定子鉄心の側面にまで連通する第1スロット開口部および第2スロット開口部を設け、前記第1スロット開口部の周方向に互いに向かい合う開口端面は、外周部から前記第1スロットの間に形成されるギャップ幅Wを2.0mm〜4.5mm、最外周部に形成されるギャップ幅w1を0.5mm〜2.0mmの範囲に設定し、かつ、w1<Wとした構成を有する。これにより、スロット開口部の漏れ磁束が低減されるので、低損失かつ高効率の誘導電動機が得られ、そして、大きな回転トルクを保持したまま巻線を減少させて、材料コストの低減を図ることができる。
また、前記第1スロット開口部の最外周部には、周方向に互いに向かい合う突起を設けたという構成にしてもよい。これにより、回転子と対向する固定子鉄心側面の実効面積が増えるので、励磁電流を少なくすることができ、低損失かつ高効率の誘導電動機を得ることができる。
また、前記第1スロット開口部の最外周部の前記突起を除いたギャップ幅は、外周部から前記第1スロットまで一定としたという構成にしてもよい。これにより、スロット開口部の漏れ磁束が低減されるので、低損失かつ高効率の誘導電動機を得ることができる。
また、前記第1スロット開口部の外周部から前記第1スロットの間のギャップ幅が、所定の角度で増大するという構成にしてもよい。これにより、スロット開口部の漏れ磁束が低減する効果が増大するので、低損失かつ高効率の誘導電動機が得られ、そして、大きな回転トルクを保持したまま巻線を減少させて、材料コストの低減を図ることができる。
また、前記第1スロット開口部の開口端面は、最外周部に形成される周方向のギャップ幅w1と、外周部から前記第1スロットの間に形成される周方向のギャップ幅Wの比率W/w1を1.0〜9.0の範囲に設定されているという構成にしてもよい。これにより、励磁電流を増大させることなく、スロット開口部の漏れ磁束が低減されるので、低損失かつ高効率の誘導電動機が得られ、そして、大きな回転トルクを保持したまま巻線を減少させて、材料コストの低減を図ることができる。
また、前記固定子鉄心の外径が、100mm以上200mm以下に設定されているという構成にしてもよい。これにより、歯部の最大磁束密度を抑制しながらスロット開口部の漏れ磁束が低減されるので、低損失かつ高効率の誘導電動機を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の誘導電動機を搭載した天井扇の側面図を示したものである。この天井扇1は、天井に取り付けられる扇風機であり、シーリングファンとも呼ばれ、図1に示すように、駆動源として誘導電動機2が利用される。支柱4は、天井に下向きに固定され、その支柱4には、中空軸6が接続されて、その先端に羽根3を備えた誘導電動機2が取り付けられている。誘導電動機2は本体カバー5と上部カバー11とで覆われている。
図2は、同誘導電動機の構成を示す断面図である。この誘導電動機2は、外転型のコンデンサ誘導電動機であり、中空軸6には、インシュレータ7を介してA相巻線8(内側コイル)およびB相巻線9(外側コイル)を施した固定子鉄心16が固定されている。この固定子鉄心16の周囲に空隙を介し、中空軸6を中心として回転子鉄心17が配設されている。そして、回転子鉄心17は、回転子カバー12に圧入保持されて、外転型の回転子としている。また、回転子カバー12及び上部カバー11には、軸受ハウジング部13a・13bが設けられ、玉軸受14a・14bを介して中空軸6に回転可能に取り付けられている。
図3は、同誘導電動機の固定子の部分断面による平面図である。固定子鉄心16は複数枚の電磁鋼板を軸方向に積層したものからなり、その中心部に中空軸6を圧入保持する中心孔21を有し、この中心孔21の外周側に円環状に位置してA相巻線8を巻装する第1歯部22と、この第1歯部22から更に外周方向に二股に延設してB相巻線9を巻装する第2歯部23とを形成してなる。また、隣り合う第1歯部22によって、第1スロット24が形成され、二股に延設した第2歯部23の間に第2スロット25が形成されている。また、第1スロット24および第2スロット25から放射状に固定子鉄心16の側面にまで連通して第1スロット開口部26および第2スロット開口部27が形成されている。固定子鉄心16とそれぞれの巻線の間には樹脂成型品からなるインシュレータ7を介して絶縁が施され、固定子20が構成されている。
図4は、同誘導電動機の固定子鉄心の拡大図である。この固定子鉄心16の周囲には、空隙を介し回転子鉄心(図示せず)が配設されている。A相巻線8およびB相巻線9に電流を流すと、その電流による起磁力のため固定子鉄心16には磁束が生じる。この磁束は回転子と鎖交して回転トルクが得られ、回転子が回転する。
この種の誘導電動機においては、第1スロット24が内周側に配設されており、第1スロット開口部26の開口端面32の径方向寸法が長くなるため、スロット漏れリアクタンスが大きくなり、少なからず漏れ磁束31が生じる。そのため、第1スロット開口部26では、外周部から第1スロット24の間に形成されるギャップ幅Wを大きく取るようにしている。
一方、第1スロット開口部26の最外周部には、周方向に互いに向かい合う突起33を設けており、固定子鉄心16の側面の実効面積を増やしている。これにより、固定子20の励磁電流を少なくすることができ、低損失かつ高効率の誘導電動機を得ることができる。
すなわち、第1スロット開口部26における漏れ磁束を少なくして、固定子20の励磁電流を少なくできるので、効率の良い誘導電動機を得ることができる。
図5は、電磁鋼板のB(磁束密度)−H(磁化力)曲線および透磁率を示す図である。この図において、横軸は磁化力Hを表し、縦軸は左側が磁束密度B、右側が透磁率μを表している。コイル電流が0から次第に増加すれば磁化力Hは増加する。B−H曲線において、Hが微小(図5では(a)の領域)のときを除きHが小さいときの傾きは大きく、Hの増加に対しBは大きく増加する(図5では(b)の領域)。しかしB−H曲線の湾曲点に達するとBの増し方が減り、これよりHが増大すると曲線の傾きが急に小さくなり、Bは一定の値に近づいてくる(図5では(c)の領域)。この領域では、Hが増してもBがほとんど増加しなくなり磁気飽和が生じる。また、透磁率μはB/Hで表され、磁化力や磁束密度によって大きく変化する。誘導電動機は回転磁界を発生させることにより回転子を回転させるが、その際BとHは領域(b)の辺りを変動する。
従来の誘導電動機を種々検討した結果、この種の誘導電動機においては、最大磁束密度をB−H曲線の湾曲点以下、つまり最大透磁率付近までに設計すると、磁気飽和による損失の増加や効率の低下が生じない。よって、図5において最大磁束密度を1.25T以下になるように設定した。
図6は、スロット開口部のギャップ幅Wと漏れリアクタンスおよび歯部磁束密度の関係を示す図である。本発明は漏れリアクタンスと歯部の磁束密度を考慮してスロット開口部のギャップ幅Wを最適化することにある。ここで、スロット開口部のギャップ幅Wの選定について説明する。固定子鉄心16に形成された各スロットの形状は変化させないこととした。この図において、横軸はスロット開口部の周方向のギャップ幅Wを表し、縦軸は左側が漏れリアクタンスを表し、また右側が第1スロット開口部26を形成して成る第2歯部23の磁束密度を表している。図に示すように、スロット開口部のギャップ幅Wを広げると、漏れリアクタンスは減少し漏れ磁束を低減することができる。ここで従来の誘導電動機から漏れリアクタンスを15%以上低減させることを目標とした場合、スロット開口部のギャップ幅Wを従来の1.5mmから、2.0mm以上に設定することが適切であると判断した。
一方、スロット開口部のギャップ幅Wを広げると、歯幅は狭まるため歯部の磁束密度が増加する。前述のように最大磁束密度を1.25T以下に抑えるためには、スロット開口部のギャップ幅Wを4.5mm以下に設定することが適切である。
よって、以上の関係から、スロット開口部のギャップ幅Wは、2.0mm〜4.5mmの範囲に設定することが適切であり、歯部の最大磁束密度を所定の値以下に抑制しつつ漏れ磁束を低減することができる。併せて、固定子鉄心16の外径は、100mmより小さいと歯部の最大磁束密度の増大が顕著となり、また200mmより大きいと歯部の最大磁束密度を比較的容易に低減できるが誘導電動機は大型となり低コスト化が図れないことから、100mm以上200mm以下の範囲に設定することが好ましい。
このように本発明の実施の形態1における誘導電動機2によれば、励磁電流を増大させることなく、スロット開口部の漏れ磁束が低減されるので、低損失かつ高効率の誘導電動機が得られ、そして、大きな回転トルクを保持したまま巻線を減少させて、材料コストの低減を図ることができる。
また、天井扇は羽根径が大きく、羽根を所定の回転数で回転させるだけのトルクを保持した誘導電動機が必要となるため、外転型の回転子と、複数の歯部を放射状に配設した多極の固定子とを備えた比較的大型の誘導電動機が用いられる。このような大型の誘導電動機においては、スロット開口部の漏れ磁束低減が大きな課題となる。そこで、このような大型の誘導電動機には、本実施の形態による誘導電動機が適しており、省電力化と低コスト化を両立することが可能な天井扇を提供することができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2の誘導電動機の固定子鉄心の拡大図である。この図において、実施の形態1と異なるところは、第1スロット開口部26の周方向に互いに向かい合う開口端面32が互いに平行ではなく、第1スロット24に向けてギャップ幅が増大する方向に所定の角度θをつけて構成されている点である。また、図4と同じ構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。また、図1の天井扇および図2の誘導電動機2を示す構成図についても同様のため、その説明を省略する。
この場合、第1スロット開口部26が所定の角度θで拡大するため、第2歯部23と第2スロット25の形状を変更する必要があるが、スロットの漏れ磁束31は第1スロット24に近いほど大きいため、本構成によれば、効率良く漏れリアクタンスを低減することができる。
このように本発明の実施の形態2における誘導電動機2によれば、スロット開口部の漏れ磁束を低減する効果が増大し、低損失かつ高効率の誘導電動機が得られ、そして、大きな回転トルクを保持したまま巻線を減少させて、材料コストの低減を図ることができる。
なお、本発明の実施の形態1及び実施の形態2で説明した誘導電動機2は、第1スロット開口部26の開口端面にのみ段差を設けて説明したが、第2スロット開口部27の開口端面の径方向寸法が長い場合は、第2スロット開口部27においても同様の形状を構成することが可能である。
本発明にかかる誘導電動機は、省電力化および低コスト化を可能とするものであるので、天井扇などの駆動用電動機として有用である。
1 天井扇
2 誘導電動機
3 羽根
4 支柱
5 本体カバー
6 中空軸
7 インシュレータ
8 A相巻線
9 B相巻線
10 コンデンサ
11 上部カバー
12 回転子カバー
13a、13b 軸受ハウジング部
14a、14b 玉軸受
15 回転子エンドリング部
16 固定子鉄心
17 回転子鉄心
20 固定子
21 中心孔
22 第1歯部
23 第2歯部
24 第1スロット
25 第2スロット
26 第1スロット開口部
27 第2スロット開口部
31 漏れ磁束
32 開口端面
33 突起

Claims (7)

  1. 内周側にA相巻線を施す複数の第1スロットを円環状に設け、前記第1スロットの外周側にB相巻線を施す複数の第2スロットを設けた固定子鉄心と、この固定子鉄心の側面に対向して回転可能に取り付けられた回転子を備えた誘導電動機であって、
    前記固定子鉄心の前記第1スロットおよび前記第2スロットから放射状に前記固定子鉄心の側面にまで連通する第1スロット開口部および第2スロット開口部を設け、前記第1スロット開口部の周方向に互いに向かい合う開口端面は、外周部から前記第1スロットの間に形成されるギャップ幅Wを2.0mm〜4.5mm、最外周部に形成されるギャップ幅w1を0.5mm〜2.0mmの範囲に設定し、かつ、w1<Wとしたことを特徴とする誘導電動機。
  2. 前記第1スロット開口部の最外周部には、周方向に互いに向かい合う突起を設けた請求項1に記載の誘導電動機。
  3. 前記第1スロット開口部の最外周部の前記突起を除いたギャップ幅は、外周部から前記第1スロットまで一定とした請求項1または2に記載の誘導電動機。
  4. 前記第1スロット開口部の外周部から前記第1スロットの間のギャップ幅が、所定の角度で増大する請求項1または2に記載の誘導電動機。
  5. 前記第1スロット開口部の開口端面は、最外周部に形成される周方向のギャップ幅w1と、外周部から前記第1スロットの間に形成される周方向のギャップ幅Wの比率W/w1を
    1.0〜9.0の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の誘導電動機。
  6. 前記固定子鉄心の外径が、100mm以上200mm以下に設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の誘導電動機。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の誘導電動機を搭載した天井扇。
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