JP2018033281A - アキシャルギャップモータ - Google Patents

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圭一 森永
Keiichi Morinaga
圭一 森永
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

【課題】回転軸1に固定のロータ2と、このロータに軸方向のギャップGaを持って対向配置されるステータ3とを備えるアキシャルギャップモータを生産性の良い低コストのものとする。【解決手段】ロータ2が、円板状のロータフレーム21を有し、ロータフレームに、ステータ側の磁極を変えて径方向に間隔を存して列設される一対の磁石片22a,22bが、周方向に所定間隔を置いてかつ周方向で互いに隣接する磁石片のステータ側の磁極を変えて並設される。ステータ3が、帯状の磁性材料を複数周巻回してなる巻コアを周方向で二分割して構成されるカットコア31a,31bの複数個を有し、各カットコアに巻線4a,4bが施されてその両端面がロータの径方向外側の磁石片の回転軌道と径方向内側の磁石片の回転軌道とに夫々対向するように各カットコアが配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、回転軸に固定のロータと、このロータに軸方向のギャップを持って対向配置されるステータとを備えるアキシャルギャップモータに関する。
この種のアキシャルギャップモータは例えば特許文献1で知られている。この従来例のものでは、ステータが、巻線を施したコアの複数個を周方向に等間隔で並設して構成されている。コアとしては、帯状の軟磁性合金を巻回してなる巻磁心部材と帯状の軟磁性合金を複数周巻回してなる外周側磁心部材とを備え、巻磁心部材の外周側に外周側磁心部材を配置して一体化したものが用いられる。
然しながら、上記従来例のものでは、巻磁心部材と外周側磁心部材とを別個に製作し、一体化して製作されている。このため、製作工程が多く、生産性が悪いというだけでなく、コスト高を招来するという問題がある。
特開2011−109809号公報
本発明は、以上の点に鑑み、生産性の良い低コストのアキシャルギャップモータを提供することをその課題とするものである。
上記の課題を解決するために、回転軸に固定のロータと、このロータに軸方向のギャップを持って対向配置されるステータとを備える本発明のアキシャルギャップモータは、ロータが、円板状のロータフレームを有し、ロータフレームに、ステータ側の磁極を変えて径方向に間隔を存して列設される一対の磁石片が、周方向に所定間隔を置いてかつ周方向で互いに隣接する磁石片のステータ側の磁極を変えて並設され、ステータが、帯状の磁性材料を複数周巻回してなる巻コアを周方向で二分割して構成されるカットコアの複数個を有し、各カットコアに巻線が施されてその両端面がロータの径方向外側の磁石片の回転軌道と径方向内側の磁石片の回転軌道とに夫々対向するように各カットコアが配置されることを特徴とする。
ここで、近年、(高周波用)変圧器やリアクトルなどに用いるコア(鉄心)として、所謂打抜型鉄心や切コアと比較して磁気特性に優れるだけでなく小型化、軽量化が可能なことから、帯状の各種磁性材料を複数周巻回してなる巻コアを周方向で二分割し、歪み取り焼鈍などの各種加工を施して製作されるカットコアが用いられている。そこで、カットコアに着目し、ステータのコアとしてカットコアを採用することで、上記従来例のものと比較してアキシャルギャップモータの生産性を向上しつつ、低コスト化を図れることを見出した。そして、ロータのロータフレームに、ステータ側の磁極を変えて径方向に間隔を存して列設される一対の磁石片を、周方向に所定間隔を置いてかつ周方向で互いに隣接する磁石片のステータ側の磁極を変えて並設する構成を採用することで、各カットコアの巻線に通電して励磁し、その近傍のロータの各対の磁石片が磁気吸引されてトルクが発生してロータが回転し、各励磁相を順次に切替えることでロータを確実に連続して回転させることができる。
尚、本発明においては、前記ステータが、前記カットコアに対して前記ロータを挟んで対峙するカットコアを更に備える構成を採用することができる。また、前記磁性材料が、アモルファス磁性合金であれば、例えば渦電流損失を小さくでき、有利である。
本発明の実施形態のアキシャルギャップモータの構成を説明する模式断面図。 図1に示すアキシャルギャップモータの部分平面図。 図1に示すアキシャルギャップモータの部分斜視図。 ロータの部分斜視図。 変形例に係るアキシャルギャップモータの構成を説明する模式部分断面図。
以下、図面を参照して、所謂1ロータ2ステータ型に適用した場合を例に本発明のアキシャルギャップモータの実施形態を説明する。以下において、回転軸の軸方向を上下方向とし、「上」、「下」といった方向は図1を基準とする。
図1〜図3を参照して、GMは、アキシャルギャップモータである。アキシャルギャップモータGMは、回転軸1に固定のロータ2と、このロータ2の上側及び下側に上下方向のギャップGaを持って対向配置されるステータ3とを備える。図4も参照して、ロータ2は、円板状のロータフレーム21を備え、ロータフレーム21には、上側(または下側)の磁極を変えて径方向に間隔を存して列設される一対の磁石片22a,22bが、周方向に所定間隔を置いてかつ周方向で互いに隣接する磁石片22a,22bの上側の磁極を変えて並設されている。この場合、対をなす、ロータ2の径方向外側の磁石片22aと径方向内側の磁石片22bとは、略扇状の輪郭を持ち、磁石片22aと磁石片22bとの回転方向の前後の辺221,222がロータ2の回転中心を通る線上に夫々位置するようにしている。なお、磁石片22aと磁石片22bの径方向の幅や、両磁石片22a,22bの径方向の間隔は、設置しようとする極数に応じて適宜選択される。そして、両磁石片22a,22bは、ロータフレーム21に板厚方向に貫通させて開設した格納孔23a,23bに夫々嵌着されている。
ステータ3は、帯状の各種磁性材料を、四角形の輪郭を持つように複数周巻回してなる巻コアを周方向で二分割し、歪み取り焼鈍などの各種加工を施して製作されるカットコア31a,31bを有する。磁性材料としては、例えば渦電流損失を小さくできるアモルファス磁性合金が用いられ、アモルファス磁性合金としては、Fe基アモルファス、Co基アモルファス等が挙げられる。磁性材料は、これに限定されるものではなく、Fe基軟磁性材料等の他の磁性材料を用いることもできる。なお、カットコア31a,31bの製法自体は公知であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
一のカットコア31aは、その両自由端の周囲に巻線4aを夫々施した後、その両端面311,311がロータ2の径方向外側の磁石片22aの回転軌道と径方向内側の磁石片22bの回転軌道とに夫々対向するように配置される。次に、他のカットコア31bは、その両自由端の周囲に巻線4bを夫々施した後、一のカットコア31aに対してロータ2を挟んで対峙するように、即ち、他のカットコア31bの両端面312,312が一のカットコア31aの両端面311,311に夫々対向するように配置される。そして、このように上下方向で対をなすカットコア31a,31bの複数が周方向に等間隔で複数配置される。この場合、カットコア31a,31bの配置数は、ロータ2の極数を基準として適宜選択される。また、上下方向で対をなすカットコア31a,31bの巻線4a,4bは直列に接続され、周方向にU相、V相及びW相の順序を繰り返すようにしている。そして、各巻線4a,4bは、図示省略のU相の電源、V相の電源及びW相の電源に夫々接続されている。これにより、巻線4a,4bに通電すると、周方向に沿って磁束Mfが生じ、両磁石片22a,22bとの対向面の付近では、磁束Mfの向きが軸方向となる(図3中、矢印参照)。
以上の実施形態によれば、ステータ3のコアとしてカットコア31a,31bを採用することで、上記従来例のものと比較してアキシャルギャップモータGMの生産性を向上しつつ、低コスト化を図ることができる。そして、ロータ2のロータフレーム21に、上側(または下側)の磁極を変えて径方向に間隔を存して列設される一対の磁石片22a,22bを、周方向に所定間隔を置いてかつ周方向で互いに隣接する磁石片22a,22bの上側の磁極を変えて並設する構成を採用することで、各カットコア31a,31bの巻線4a,4bに夫々通電して励磁し、その近傍のロータ2の各対の磁石片22a,22bが磁気吸引されてトルクが発生してロータ2が回転し、各励磁相を順次に切替えることでロータ2を確実に連続して回転させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではない。上記実施形態では、四角形の輪郭を持つように複数周巻回してなる巻コアを周方向で二分割してなるものを例に説明したが、これに限定されるものではなく、図5に示すように、ステータ30は、円形の輪郭を持つように複数周巻回してなる巻コアを周方向で二分割してなるカットコア50a,50bを有するものとしてもよい。また、上記実施形態では、所謂1ロータ2ステータ型に適用した場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、所謂1ロータ1ステータ型のものにも適用することができる。
GM…アキシャルギャップモータ、2…ロータ、21…ロータフレーム、22a,22b…磁石片、3…ステータ、31a,31b…カットコア、4a,4b…巻線。

Claims (3)

  1. 回転軸に固定のロータと、このロータに軸方向のギャップを持って対向配置されるステータとを備えるアキシャルギャップモータにおいて、
    ロータが、円板状のロータフレームを有し、ロータフレームに、ステータ側の磁極を変えて径方向に間隔を存して列設される一対の磁石片が、周方向に所定間隔を置いてかつ周方向で互いに隣接する磁石片のステータ側の磁極を変えて並設され、
    ステータが、帯状の磁性材料を複数周巻回してなる巻コアを周方向で二分割して構成されるカットコアの複数個を有し、各カットコアに巻線が施されてその両端面がロータの径方向外側の磁石片の回転軌道と径方向内側の磁石片の回転軌道とに夫々対向するように各カットコアが配置されることを特徴とするアキシャルギャップモータ。
  2. 前記ステータは、前記カットコアに対して前記ロータを挟んで対峙するカットコアを更に備えることを特徴とする請求項1記載のアキシャルギャップモータ。
  3. 前記磁性材料は、アモルファス磁性合金であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のアキシャルギャップモータ。

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