JP2013186856A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第三者への認証情報の流出を抑制する。
【解決手段】顧客による入力操作が行われる入力部と、前記入力部を少なくとも一方向から遮蔽するカバー部材と、前記入力部に光を供給する光源と、前記光源による点灯を制御し、前記入力部への認証情報の入力操作時と、前記入力部への他の情報の入力操作時とで、前記入力部の照明状態を変化させる制御部と、を備える、自動取引装置。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動取引装置に関する。
近日、銀行、駅構内、およびコンビニエンスストアなど、多様な場所に自動取引装置(ATM:automated−teller machine)が設置されている。顧客は、この自動取引装置に表示される表示画面において各種操作を行うことにより、入金、出金および残高照会などの取引を行うことができる。
この自動取引装置には、一般的に、暗証番号を入力するためのキーパッドが設けられている。また、特許文献1には、キーパッドの第三者による覗き見を防止するための遮蔽カバーが設けられた自動取引装置が開示されている。また、遮蔽カバーによりキーパッド周辺が暗くなるので、操作性の観点から、キーパッドを照らす光源が設けられる場合もある。
特開2008−287646号公報
しかし、キーパッドを設けたことによる内部が暗くなるという弊害を解消するために光源を点灯させると、自動取引装置を操作する顧客がキーパッドを見やすくなると共に、周辺からもキーパッドの操作内容が見やすくなってしまう。このため、顧客がキーパッドに暗証番号のような認証情報を入力する際に、認証情報が第三者に知られてしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、第三者への認証情報の流出を抑制することが可能な、新規かつ改良された自動取引装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、顧客による入力操作が行われる入力部と、前記入力部を少なくとも一方向から遮蔽するカバー部材と、前記入力部に光を供給する光源と、前記入力部への認証情報の入力操作時と、前記入力部への他の情報の入力操作時とで、前記入力部の照明状態を変化させる制御部と、を備える、自動取引装置が提供される。
前記制御部は、前記認証情報の入力操作時には前記光源を点灯させず、前記他の情報の入力操作時に前記光源を点灯させてもよい。
前記自動取引装置は、前記認証情報の入力操作時に、前記他の情報の入力操作時よりも弱い光量で前記光源を点灯させてもよい。
前記光源は、複数の光源要素からなり、前記自動取引装置は、前記認証情報の入力操作時に、前記他の情報の入力操作時よりも少ない光源要素を点灯させてもよい。
前記自動取引装置は、前記認証情報の入力操作時に、前記他の情報の入力操作時よりも狭角に光が供給されるように前記光源を点灯させてもよい。
前記カバー部材は、第1の側面、前記第1の側面と対向する第2の側面、および前記第1の側面と前記第2の側面の上部をつなぐ上面を備え、前記光源は、前記第1の側面、前記第2の側面および前記上面により囲まれた領域内に光を供給してもよい。
以上説明したように本発明によれば、第三者への認証情報の流出を抑制することが可能となる。
本実施形態による自動取引システムの構成を示した説明図である。 自動取引装置の外観構成を示した説明図である。 比較例による第1の点灯制御例を示したフローチャートである。 比較例による第2の点灯制御例を示したフローチャートである。 本実施形態による自動取引装置の構成を示した機能ブロック図である。 本実施形態による制御部の機能を示した説明図である。 特殊点灯の第1の例を示した説明図である。 特殊点灯の第2の例を示した説明図である。 特殊点灯の第3の例を示した説明図である。 本実施形態による自動取引装置の第1の動作例を示したフローチャートである。 本実施形態による自動取引装置の第2の動作例を示したフローチャートである。 本実施形態による自動取引装置の第2の動作例を示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて自動取引装置20Aおよび20Bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、自動取引装置20Aおよび20Bを特に区別する必要が無い場合には、単に自動取引装置20と称する。
<1.自動取引システムの構成>
本発明は、一例として以下に説明するように、多様な形態で実施され得る。また、本発明の実施形態による自動取引装置20は、
A.顧客による入力操作が行われる入力部(キーパッド32)と、
B.前記入力部を少なくとも一方向から遮蔽するカバー部材(遮蔽カバー34)と、
C.前記入力部に光を供給する光源(ガイドライト36)と、
D.前記入力部への認証情報の入力操作時と、前記入力部への他の情報の入力操作時とで、前記入力部の照明状態を変化させる点灯制御部(制御部210)と、
を備える。
以下では、まず、このような自動取引装置20を含む自動取引システムの構成について図1を参照して説明する。
図1は、本実施形態による自動取引システムの構成を示した説明図である。図1に示したように、本実施形態による自動取引システムは、金融機関ホスト10と、専用網12と、自動取引装置20と、を備える。
専用網12は、金融機関のネットワークであり、例えばIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)により構成される。金融機関ホスト10と自動取引装置20は、この専用網12を介して通信することができる。
金融機関ホスト10は、専用網12を介して自動取引装置20と通信することにより、各種取引を制御する。例えば、金融機関ホスト10は、自動取引装置20を操作する顧客の認証を行ったり、自動取引装置20において顧客により指示された入金や振込などの金銭取引(勘定の取引処理)を実行したりする。また、金融機関ホスト10は、口座番号、暗証番号、氏名、住所、年齢、生年月日、電話番号、職業、家族構成、年収、預金残高などの顧客情報(口座の元帳)を管理する。
自動取引装置20は、金融機関の顧客による操作に基づいて金銭の取引を実行する顧客操作型端末である。この自動取引装置20は、金融機関の支店、コンビニエンスストア、駅構内、ホテル、病院、アミューズメントパーク、飲食店、オフィスビルディングなどの多様な施設に設置される。以下、図2を参照し、自動取引装置20の外観構成について説明する。
(自動取引装置の外観構成)
図2は、自動取引装置20の外観構成を示した説明図である。図2に示したように、自動取引装置20は、操作表示装置22、カード挿入排出口24、紙幣挿入排出口26、レシート排出口28および顧客入力装置30を有する。
操作表示装置22は、顧客による操作の誘導画面を表示する表示部および顧客操作を検出する顧客操作部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、顧客操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、本明細書においては表示部および顧客操作部の機能が自動取引装置20において一体的に構成される例を説明するが、表示部および顧客操作部の機能は分離して構成されてもよい。
カード挿入排出口24は、顧客のキャッシュカードの挿入および排出を行う。紙幣挿入排出口26は、顧客による紙幣の挿入口、および顧客への紙幣の排出口としての機能を有する。レシート排出口28は、顧客が行った取引の明細を示すレシートを排出する。
顧客入力装置30は、顧客が暗証番号のような認証情報や取引金額などを入力するための構成である。具体的には、顧客入力装置30は、キーパッド32と、遮蔽カバー34と、ガイドライト36と、を備える。
遮蔽カバー34は、キーパッド32を少なくとも一方向から遮蔽するカバー部材である。この遮蔽カバー34は、キーパッド32の第三者による覗き見を防止するために設けられる。例えば、遮蔽カバー34は、図2に示したように、第1の側面34a、第1の側面34aと対向する第2の側面34b、および上面34cを備える。このため、遮蔽カバー34により囲まれる、キーパッド32周辺を含む領域内が暗くなるので、操作性の観点から、第1の側面34a、第2の側面34bおよび上面34cにより囲まれる領域内を照らすガイドライト36が設けられる。
(背景)
以上、本発明の実施形態による自動取引システムおよび自動取引装置20の構成を簡単に説明した。本発明の実施形態は、上述した自動取引装置20に関し、特に、自動取引装置20によるガイドライト36の点灯制御に関する。そこで、本実施形態の優位性を明らかにするために、本実施形態の詳細な説明に先立ち、本実施形態の比較例による自動取引装置が行う点灯制御について説明する。
図3は、比較例による第1の点灯制御例を示したフローチャートである。図3に示したように、比較例による自動取引装置、カードが挿入され(S602)、引き出し処理が選択されると(S604)、暗証番号の入力誘導画面を表示し(S606)、ガイドライトを点灯させる(S608)。
その後、顧客による暗証番号の入力が終了すると(S610、S612)、比較例による自動取引装置は、ガイドライトを消灯する(S614)。続いて、比較例による自動取引装置は、金額の入力誘導画面を表示し、ガイドライトを点灯させる(S618)。
そして、顧客による引き出し金額の入力が終了すると(S620、S622)、比較例による自動取引装置は、ガイドライトを消灯し(S624)、金融機関ホスト10との間で出金取引処理を実行する(S626)。その後、比較例による自動取引装置は、紙幣を排出し、顧客により紙幣が取り出されると(S628)、カードを排出して取引を終了する(S630)。
図4は、比較例による第2の点灯制御例を示したフローチャートである。図4に示したように、比較例による自動取引装置は、カードが挿入されると(S702)、ガイドライトを点灯させる(S704)。そして、顧客により引き出し処理が選択されると(S706)、比較例による自動取引装置は、暗証番号の入力誘導画面を表示する(S708)。
その後、顧客による暗証番号の入力が終了すると(S710、S712)、比較例による自動取引装置は、金額の入力誘導画面を表示する(S714)。そして、顧客による引き出し金額の入力が終了すると(S716、S718)、比較例による自動取引装置は、金融機関ホスト10との間で出金取引処理を実行する(S720)。
続いて、比較例による自動取引装置は、紙幣を排出し、顧客により紙幣が取り出されると(S722)、ガイドライトを消灯し(S724)、カードを排出して取引を終了する(S726)。
上述したように、比較例による自動取引装置が行う点灯制御としては、暗証番号の入力前後、および取引金額の入力前後にガイドライトを点灯/消灯する第1の点灯制御や、取引開始から終了までガイドライトを点灯したままにする第2の点灯制御などが考えられる。
しかし、キーパッドを設けたことによる内部が暗くなるという弊害を解消するためにガイドライトを点灯させると、自動取引装置を操作する顧客がキーパッドを見やすくなると共に、周辺からもキーパッドの操作内容が見やすくなってしまう。このため、顧客がキーパッドに暗証番号のような認証情報を入力する際に、認証情報が第三者に知られてしまう恐れがあった。
そこで、上記事情を一着眼点にして本実施形態による自動取引装置20を創作するに至った。本実施形態による自動取引装置20は、第三者への認証情報の流出を抑制することが可能である。以下、このような本実施形態による自動取引装置20について詳細に説明する。
<2.自動取引装置の構成>
図5は、本実施形態による自動取引装置20の構成を示した機能ブロック図である。図5に示したように、本実施形態による自動取引装置20は、操作表示装置22と、顧客入力装置30と、制御部210と、記憶装置230と、レシートプリンタ243と、カードリーダ・ライタ244と、現金入出金機245と、を備える。
操作表示装置22は、図2を参照して説明したように、顧客による操作の誘導画面を表示する表示部および顧客操作を検出する顧客操作部としての機能を包含する。また、顧客入力装置30は、図2を参照して説明したように、顧客が暗証番号のような認証情報や取引金額などを入力するための構成であり、キーパッド32、遮蔽カバー34、およびガイドライト36を備える。
レシートプリンタ243は、レシートを印刷する印刷装置である。カードリーダ・ライタ244は、キャッシュカードの読出し、およびキャッシュカードへの書き込みを行う磁気装置である。現金入出金機245は、顧客から挿入された紙幣の格納、および顧客へ受け渡す紙幣の排出などを行う。記憶装置230は、自動取引装置20が動作するためのプログラムや有高情報などを記憶する。
制御部210は、自動取引装置20の動作全般を制御する。この制御部210は、顧客入力装置30のガイドライト36の点灯を制御する点灯制御部としての機能を含む。以下、このような制御部210の構成について図6を参照してより具体的に説明する。
図6は、本実施形態による制御部210の機能を示した説明図である。図6に示したように、制御部210の機能は、アプリケーションプログラム211、顧客入力装置制御プログラム212、プリンタ制御プログラム213、リーダ・ライタ制御プログラム214、入出金機制御プログラム215、および表示制御プログラム216を含む。
アプリケーションプログラム211は、自動取引装置20が行う入金取引および出金取引等の各種取引を制御するためのプログラムである。なお、このアプリケーションプログラム211は例えば金融機関により提供される。
プリンタ制御プログラム213は、レシートプリンタ243による印刷動作を制御するプログラムである。リーダ・ライタ制御プログラム214は、カードリーダ・ライタ244による磁気処理を制御するためのプログラムである。入出金機制御プログラム215は、現金入出金機245による紙幣の搬送や格納などの動作を制御するためのプログラムである。表示制御プログラム216は、操作表示装置22の表示を制御するためのプログラムである。
顧客入力装置制御プログラム212は、顧客入力装置30を制御するためのプログラムである。この顧客入力装置制御プログラム212は、顧客入力装置30のガイドライト36の点灯および消灯を制御する。なお、顧客入力装置制御プログラム212は、アプリケーションプログラム211からのガイドライト36の点灯制御に関する具体的な指示に従ってガイドライト36を制御してもよい。または、顧客入力装置制御プログラム212は、アプリケーションプログラム211からの暗証番号入力実行の指示に基づき、ガイドライト36の点灯制御を主体的に行ってもよい。
また、本実施形態による顧客入力装置制御プログラム212は、ガイドライト36の点灯制御を行い、キーパッド32への暗証情報の入力操作時と、キーパッド32への取引金額などの他の情報の入力操作時とで、キーパッド32の照明状態を変化させる。例えば、顧客入力装置制御プログラム212は、キーパッド32への暗証情報の入力操作時の方が他の情報の入力操作時よりもキーパッド32が暗くなるように点灯制御を行う。かかる構成により、第三者への暗証番号の流出を抑制することが可能となる。
上記の照明状態の変化は、例えば、キーパッド32への暗証情報の入力操作時にガイドライト36を消灯させ、キーパッド32への取引金額などの他の情報の入力操作時にガイドライト36を点灯させることにより実現される。
また、上記の照明状態の変化は、キーパッド32への暗証情報の入力操作時にガイドライト36を特殊点灯させることによっても実現される。以下、図7〜図9を参照し、特殊点灯の具体例を説明する。
(特殊点灯の具体例)
図7は、特殊点灯の第1の例を示した説明図である。顧客入力装置制御プログラム212は、図7に示したように、特殊点灯時には通常点灯時よりも狭角に光が供給されるようにガイドライト36を点灯させてもよい。かかる構成により、キーパッド32の外部からの視認性が低下する。
図8は、特殊点灯の第2の例を示した説明図である。図8に示したように、ガイドライト36が複数の光源要素36a、36bおよび36cからなる場合、顧客入力装置制御プログラム212は、通常点灯時には全ての光源要素36a、36bおよび36cを点灯させてもよい。一方、顧客入力装置制御プログラム212は、特殊点灯時には一部の光源要素(図8に示した例では光源要素36b)を点灯させてもよい。かかる構成により、キーパッド32に供給される光量が減少するので、キーパッド32の外部からの視認性が低下する。
図9は、特殊点灯の第3の例を示した説明図である。図9に示したように、顧客入力装置制御プログラム212は、特殊点灯時には通常点灯時よりも弱い光量でガイドライト36を点灯させてもよい。かかる構成によっても、キーパッド32に供給される光量が減少するので、キーパッド32の外部からの視認性が低下する。
上述したように、いずれの特殊点灯によっても外部からのキーパッド32の視認性が低下するので、暗証番号の入力時に暗証番号が第三者に流出してしまうことを抑制することが可能となる。
<3.自動取引装置の動作>
以上、本実施形態による自動取引装置20の構成を説明した。続いて、図10〜図12を参照し、本実施形態による自動取引装置20の動作を説明する。
(第1の動作例)
図10は、本実施形態による自動取引装置20の第1の動作例を示したフローチャートである。図10に示したように、まず、カード挿入排出口24にカードが挿入され(S202)、引き出し処理が選択されると(S204)、制御部210が、操作表示装置22に入力誘導画面を表示させる(S206)。さらに、制御部210の顧客入力装置制御プログラム212が、ガイドライト36を特殊点灯させる(S208)。
その後、顧客による暗証番号の入力が終了すると(S210、S212)、制御部210の顧客入力装置制御プログラム212は、ガイドライト36を消灯させる(S214)。続いて、制御部210が操作表示装置22に金額の入力誘導画面を表示させ、顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36を通常点灯させる(S216、S218)。
そして、顧客による引き出し金額の入力が終了すると(S220、S222)、顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36を消灯し(S224)、アプリケーションプログラム211が金融機関ホスト10との間で出金取引処理を実行する(S226)。その後、自動取引装置20は、紙幣を排出し、顧客により紙幣が取り出されると(S228)、カードをカード挿入排出口24から排出して取引を終了する(S230)。
このように、第1の動作例によれば、暗証番号の入力時にガイドライト36を特殊点灯させることにより、キーパッド32を暗くすることが可能である。
(第2の動作例)
続いて、第2の動作例を説明する。第2の動作例では、暗証番号の入力時にガイドライト36を点灯させないことにより、暗証番号の入力時に外部からのキーパッド32の視認性を低くすることが可能である。
図11は、本実施形態による自動取引装置20の第2の動作例を示したフローチャートである。図11に示したように、まず、カード挿入排出口24にカードが挿入され(S302)、引き出し処理が選択されると(S304)、制御部210が、操作表示装置22に入力誘導画面を表示させる(S306)。
その後、顧客による暗証番号の入力が終了すると(S308、S312)、制御部210が操作表示装置22に金額の入力誘導画面を表示させ、顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36を点灯させる(S314、S316)。
そして、顧客による引き出し金額の入力が終了すると(S318、S320)、顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36を消灯し(S322)、アプリケーションプログラム211が金融機関ホスト10との間で出金取引処理を実行する(S324)。その後、自動取引装置20は、紙幣を排出し、顧客により紙幣が取り出されると(S326)、カードをカード挿入排出口24から排出して取引を終了する(S328)。
このように、第2の動作例によれば、金額の入力時からガイドライト36が点灯するので、暗証番号の入力時に外部からのキーパッド32の視認性を低くすることが可能である。
(第3の動作例)
図12は、本実施形態による自動取引装置20の第2の動作例を示したフローチャートである。図12に示したように、まず、カード挿入排出口24にカードが挿入され(S402)、顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36を点灯させる(S404)。そして、顧客により引き出し処理が選択されると(S406)、制御部210が、操作表示装置22に入力誘導画面を表示させ(S408)、顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36を消灯させる(S410)。
その後、顧客による暗証番号の入力が終了すると(S412、S414)、制御部210が操作表示装置22に金額の入力誘導画面を表示させ、顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36を点灯させる(S416、S418)。
そして、顧客による引き出し金額の入力が終了すると(S420、S422)、アプリケーションプログラム211が金融機関ホスト10との間で出金取引処理を実行する(S424)。その後、自動取引装置20は、紙幣を排出し、顧客により紙幣が取り出されると(S426)、顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36を消灯する(S428)。そして、自動取引装置20は、カードをカード挿入排出口24から排出して取引を終了する(S430)。
このように、第3の動作例によれば、顧客入力装置制御プログラム212が暗証番号の入力時にガイドライト36を消灯させるので、暗証番号の入力時に外部からのキーパッド32の視認性を低くすることが可能である。
<4.むすび>
以上説明したように、本実施形態による自動取引装置20は、ガイドライト36の点灯制御を行い、キーパッド32への暗証情報の入力操作時と、キーパッド32への取引金額などの他の情報の入力操作時とで、キーパッド32の照明状態を変化させる。例えば、本実施形態による自動取引装置20の顧客入力装置制御プログラム212は、キーパッド32への暗証情報の入力操作時の方が他の情報の入力操作時よりもキーパッド32が暗くなるように点灯制御を行う。かかる構成により、例えばカメラや望遠鏡などを用いて暗証番号を盗もうとしている第三者に暗証番号が流出することを抑制できる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では顧客入力装置制御プログラム212がガイドライト36の点灯制御を行って暗証番号入力時にキーパッド32を暗くする例を説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。変形例として、暗証番号入力時に遮光性を有するフィルタでガイドライト36を覆ったり、暗証番号入力時と他の情報の入力時とでガイドライト36の位置を変化させることによっても暗証番号入力時にキーパッド32を暗くするが可能である。
また、本明細書の自動取引装置20の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、自動取引装置20の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、自動取引装置20に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した自動取引装置20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。
10 金融機関ホスト
12 専用網
20 自動取引装置
22 操作表示装置
24 カード挿入排出口
26 紙幣挿入排出口
28 レシート排出口
30 顧客入力装置
32 キーパッド
34 遮蔽カバー
36 ガイドライト
210 制御部
211 アプリケーションプログラム
212 顧客入力装置制御プログラム
213 プリンタ制御プログラム
214 リーダ・ライタ制御プログラム
215 入出金機制御プログラム
216 表示制御プログラム
230 記憶装置
243 レシートプリンタ
244 カードリーダ・ライタ
245 現金入出金機

Claims (6)

  1. 顧客による入力操作が行われる入力部と、
    前記入力部を少なくとも一方向から遮蔽するカバー部材と、
    前記入力部に光を供給する光源と、
    前記入力部への認証情報の入力操作時と、前記入力部への他の情報の入力操作時とで、前記入力部の照明状態を変化させる制御部と、
    を備える、自動取引装置。
  2. 前記制御部は、前記認証情報の入力操作時には前記光源を点灯させず、前記他の情報の入力操作時に前記光源を点灯させる、請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記自動取引装置は、前記認証情報の入力操作時に、前記他の情報の入力操作時よりも弱い光量で前記光源を点灯させる、請求項1に記載の自動取引装置。
  4. 前記光源は、複数の光源要素からなり、
    前記自動取引装置は、前記認証情報の入力操作時に、前記他の情報の入力操作時よりも少ない光源要素を点灯させる、請求項3に記載の自動取引装置。
  5. 前記自動取引装置は、前記認証情報の入力操作時に、前記他の情報の入力操作時よりも狭角に光が供給されるように前記光源を点灯させる、請求項1、3または4のいずれか一項に記載の自動取引装置。
  6. 前記カバー部材は、第1の側面、前記第1の側面と対向する第2の側面、および前記第1の側面と前記第2の側面の上部をつなぐ上面を備え、
    前記光源は、前記第1の側面、前記第2の側面および前記上面により囲まれた領域内に光を供給する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動取引装置。

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