JP2013185978A - 長さ測定装置および長さ測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パラメータ記憶部202は、配線の単位長当たりの容量を記憶する。
ネットワーク接続部203は、配線ネットワーク1に接続される。
配線容量測定部204は、ネットワーク接続部203を介して配線ネットワーク1の容量を測定する。
配線長演算部205は、配線容量測定部204により測定された容量を、パラメータ記憶部202により記憶された単位長当りの容量で除算して、配線ネットワーク1の総配線長を算定する。
したがって、直接測定することが困難な配線に対し、配線に分岐がある場合にも、その総配線長を短時間で簡単に測定することができる。
【選択図】図1
Description
このような配線は、広範囲に設置されていたり、地中や建屋の壁、天井、床下などに埋め込まれている場合もあり、その配線長を、物差しや巻尺などで直接測ることができない場合がある。
これは、測定対象の配線の一端から高周波パルスを注入し、配線の遠端で生じる反射波が到達するまでの時間を観測することにより、配線の長さを測るものであり、配線の断線や地絡といった障害箇所を調べるために利用される。
下記特許文献1では、この技術を利用して対象物との間にケーブルを伸ばし、そのケーブル長を測ることで、多様な対象物の長さの測定を行うことが開示されている。
しかし、途中に分岐のある配線では、分岐点や分岐端など多数の位置で反射波が発生し、その長さを測定することができないという課題がある。
したがって、直接測定することが困難な測定対象に対し、測定対象に分岐がある場合にも、その長さを短時間で簡単に測定することができる効果がある。
図1は本発明の実施の形態1による配線長測定装置の構成を示すブロック図である。
図において、配線ネットワーク1は、総配線長の測定対象となる。
配線長測定装置2は、配線ネットワーク1の総配線長を測定する。
図では、配線ネットワーク1に配線長測定装置2が接続され、配線ネットワーク1の総配線長を測定している状態を示している。
この例の配線ネットワーク1は、複数の分岐を持つツリー型の構成となっているが、バス型、スター型、または全く分岐のない1本の配線など、その構成は、どの様な構成であっても良い。また、配線長測定装置2の接続位置も特に制限はなく、任意の位置で良い。
パラメータ記憶部202は、配線の単位長当たりの容量などを記憶する。
ネットワーク接続部203は、コネクタや端子台などにより構成され、配線ネットワーク1に接続される。
配線長演算部205は、配線容量測定部204により測定された容量を、パラメータ記憶部202により記憶された単位長当りの容量で除算して、配線ネットワーク1の総配線長を算定する。
図1の例では、配線長測定装置2の構成要素である入力出力部201、パラメータ記憶部202、ネットワーク接続部203、配線容量測定部204、および配線長演算部205が、例えば、マイコン等を実装している半導体回路基板等のハードウエアで構成されていることを想定している。
図3は本発明の実施の形態1による配線長測定方法を示すフローチャートである。
配線ネットワーク1の総配線長の測定に先立ち、配線ネットワーク1を構成する配線の単位長当りの容量を入力出力部201より入力し(ST1)、パラメータ記憶部202に記憶させておく(ST3)。
また、配線の単位長当りの容量は、単位長の配線をネットワーク接続部203に接続し、配線容量測定部204で実測した結果を、パラメータ記憶部202に格納するようにしても良い(ST2)。
この状態で、配線容量測定部204で配線ネットワーク1全体の配線容量を測定する(ST5)。
さらに、配線長演算部205において、配線容量測定部204にて測定された配線容量を、パラメータ記憶部202にて記憶された単位長当りの配線容量で除算することにより、配線ネットワーク1の総配線長を算定する(ST6)。
最後に、配線長演算部205にて算定された配線ネットワーク1の総配線長を、入力出力部201より出力する(ST7)。
また、配線ネットワーク1の単位長当りの容量については、その配線ネットワーク1と同等であり、単位長に設定された対象物を用意し、配線長測定装置2により容量を測定すると共に、その測定された容量を記憶させておけば良く、簡単に準備することが可能となる。
図4は本発明の実施の形態2による配線長測定装置の構成を示すブロック図である。
図5は配線ネットワークの配線長測定方法を示す模式図である。
図5では、配線長測定装置2により、装置および器具などの負荷容量3a〜3cが接続された配線ネットワーク1の総配線長を測定している状態を示している。
本実施の形態2では、配線ネットワーク1に負荷容量3a〜3cが接続されている場合でも、その負荷容量により誤差が生じることなく、配線ネットワーク1の総配線長を測定するものである。
配線長演算部305は、配線容量測定部204により測定された容量からパラメータ記憶部302に記憶された負荷容量を減算し、その減算された容量を単位長当りの容量で除算して、配線ネットワーク1の総配線長を算定する。
その他の構成については、実施の形態1と同様である。
図6は本発明の実施の形態2による配線長測定方法を示すフローチャートである。
図5に示したように、配線ネットワーク1には、装置および器具などの何らかの負荷容量3a〜3cが接続されている場合がある。
配線ネットワーク1の総配線長の測定に先立ち、予め負荷容量を確認し、配線の単位長当りの容量(ST1)と共に、負荷容量を入力出力部201より入力し(ST11)、パラメータ記憶部302に記憶させておく(ST13)。
ST4)、配線容量測定部204で配線ネットワーク1全体の配線容量を測定する(ST5)。
さらに、配線長演算部305において、配線容量測定部204にて測定された配線容量からパラメータ記憶部302に記憶された負荷容量を減算し、その減算された配線容量を単位長当りの配線容量で除算することにより、配線ネットワーク1の総配線長を算定する(ST16)。
最後に、配線長演算部305にて算定された配線ネットワーク1の総配線長を、入力出力部201より出力する(ST7)。
図7は本発明の実施の形態3による配線長測定方法を示すフローチャートである。
実施の形態1および実施の形態2では、配線ネットワーク1全体の総配線長を測定する場合について示したが、本実施の形態3では、配線ネットワーク1の診断を行うものである。
配線長測定装置の構成は、実施の形態1と同様である。
まず、新規にネットワークを配線した際の診断について述べる。
配線ネットワーク1の配線完了後、実施の形態1で示した(ST1)〜(ST7)の手順で、配線ネットワーク1の総配線長を求める。
次に、この測定された総配線長と、ネットワーク設計における総配線長とを比較し(ST20)、両者が異なる場合に、正しく配線が行われていないものと判定することにより、新規配線の診断を行う。
新規配線の場合と同様に、配線ネットワーク1の総配線長を測定する(ST1〜ST7)。
次に、この測定された総配線長と、ネットワーク設計時における総配線長とを比較し(ST20)、両者が異なる場合に、通常、配線障害により総配線長が長くなることはなく、障害としては断線が考えられ、測定結果が設計時の配線長より短い場合に、断線が生じているものと判定することにより、診断を行う。
配線ネットワーク1における接続位置を変えて、複数の接続位置での総配線長の測定を行い、その結果得られた総配線長のうちの最も短い総配線長が測定された接続位置が断線位置に最も近いと判定することにより、断線位置の特定を行う(ST26)。
図8において、まず、配線ネットワーク1における接続位置4aに配線長測定装置2を接続して総配線長を測定する。
ここで、設計時の配線長より短いと判定された場合に、配線ネットワーク1における配線長測定装置2の接続位置を、4b〜4gのように変えて、それぞれで総配線長の測定を行う。
次に、測定された接続位置4a〜4gの総配線長のうちの最も短い総配線長が測定された接続位置が断線位置に最も近いと判定する。
図において、接続位置4dより測定された総配線長が最も短い場合に、その接続位置4dが断線位置に最も近いと断線位置の特定を行う。
Claims (5)
- 測定対象の単位長当りの容量を予め記憶した記憶手段と、
測定対象に接続される接続手段と、
上記接続手段を介して測定対象の容量を測定する容量測定手段と、
上記容量測定手段により測定された容量を上記記憶手段により記憶された単位長当りの容量で除算して測定対象の長さを算定する長さ算定手段とを備えた長さ測定装置。 - 容量測定手段は、
接続手段を介して、測定対象と同等であり且つ単位長に設定された対象物の容量を測定し、該測定した容量を測定対象の単位長当りの容量として記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1記載の長さ測定装置。 - 記憶手段は、
測定対象に接続された負荷容量を予め記憶し、
長さ算定手段は、
容量測定手段により測定された容量から上記記憶手段により記憶された負荷容量を減算し、該減算された容量を単位長当りの容量で除算して測定対象の長さを算定することを特徴とする請求項1記載の長さ測定装置。 - 測定対象と同等であり且つ単位長に設定された対象物の容量を測定する単位長容量測定工程と、
測定対象の容量を測定する容量測定工程と、
上記容量測定工程により測定された容量を上記単位長容量測定工程により測定された単位長当りの容量で除算して測定対象の長さを算定する長さ算定工程とを備えた長さ測定方法。 - 長さ算定工程により算定された測定対象の長さと期待される長さとを比較する比較工程と、
上記比較工程による比較結果が、算定された測定対象の長さの方が期待される長さよりも短いと判定された場合に、測定対象との接続位置を変えて、容量測定工程および長さ算定工程を行い、接続位置毎の測定対象の長さを算定する接続位置毎長さ算定工程と、
上記接続位置毎長さ算定工程により算定された複数の長さのうちの最も短い長さが測定された接続位置を障害位置に最も近いと特定する障害位置特定工程とを備えたことを特徴とする請求項4記載の長さ測定方法。
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