JP2013185804A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

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真佐行 濱田
Takayuki Kondo
貴幸 近藤
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新五 藤林
Takao Kobayashi
隆夫 小林
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Abstract

【課題】蒸発器を大型化できるとともに、着霜しにくいヒートポンプ装置を提供すること。
【解決手段】圧縮機、水冷媒熱交換器12、第1減圧手段、蒸発器15からなるヒートポンプサイクルと、蒸発器15に吸熱させるための送風手段21とを備え、水冷媒熱交換器12を、蒸発器15の送風上流側で、筐体の一部を構成する底板23に配置するとともに、水冷媒熱交換器12に対向する蒸発器15の冷媒圧力を上昇させるように、蒸発器15に第2減圧手段を配置したことを特徴とするヒートポンプ装置で、蒸発器の風速低下部分の伝熱管の表面温度を上昇させることができるため、着霜による著しい性能低下を防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ装置に関するものである。
従来、この種のヒートポンプ装置は、蒸発器に吸熱させるために送風ファンを有し、水冷媒熱交換器を、蒸発器の送風上流側で、かつ、筐体の一部を構成する底板に配置するとともに、蒸発器の下部伝熱管を減じた構成としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−147441号公報
しかしながら、前記従来の構成では、蒸発器下部の風速の少ない部分を切り取る構成として、着霜による性能低下を回避しているため、配置できる蒸発器が小さくなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、蒸発器を大型化できるとともに、着霜しにくいヒートポンプ装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ装置は、圧縮機、水冷媒熱交換器、第1減圧手段、蒸発器からなるヒートポンプサイクルと、前記蒸発器に吸熱させるための送風手段とを備え、前記水冷媒熱交換器を、前記蒸発器の送風上流側で、筐体の一部を構成する底板に配置するとともに、前記水冷媒熱交換器に対向する前記蒸発器の冷媒圧力を上昇させるように、前記蒸発器に第2減圧手段を配置したことを特徴とするものである。
これによって、蒸発器の風速の少ない部分の冷媒圧力を上昇させることで、冷媒飽和温度も上昇し、これにより、蒸発器の風速の少ない部分の伝熱管の表面温度が上昇するため、着霜による著しい性能低下を防止できる。
本発明によれば、蒸発器を大型化できるとともに、着霜しにくいヒートポンプ装置を提供できる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ装置の断面図 同ヒートポンプ装置の蒸発器の詳細図 同ヒートポンプ装置の第2減圧手段の詳細図 同ヒートポンプ装置の蒸発器の風速分布を示す図 同ヒートポンプ装置の蒸発器伝熱管の表面温度分布を示す図 同ヒートポンプ装置のヒートポンプサイクルの圧力エンタルピ線図 同ヒートポンプ装置のヒートポンプサイクルの構成図
第1の発明は、圧縮機、水冷媒熱交換器、第1減圧手段、蒸発器からなるヒートポンプサイクルと、前記蒸発器に吸熱させるための送風手段とを備え、前記水冷媒熱交換器を、前記蒸発器の送風上流側で、筐体の一部を構成する底板に配置するとともに、前記水冷媒熱交換器に対向する前記蒸発器の冷媒圧力を上昇させるように、前記蒸発器に第2減圧手段を配置したことを特徴とするヒートポンプ装置で、蒸発器の風速低下部分の伝熱管の表面温度を上昇させることができるため、着霜による著しい性能低下を防止できる。
第2の発明は、前記蒸発器の伝熱管の表面温度が、全体として略均一となるように、前記第2減圧手段の開度を設定することを特徴とするものである。
これにより、除霜時の冷媒温度を除霜可能な温度に設定でき、冷媒温度の上昇による熱交換能力の低下を最小限としつつ、周囲温度が低下し着霜する場合にも、着霜状態を均一にすることが可能となり、性能の著しい低下を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプ装置を示すものである。
図1に示すように、筐体の一部を形成する底板23に、一列の蒸発器15が載置されている。そしてその蒸発器15の送風下流側の底板23に水冷媒熱交換器12は載置されている。
さらに、水冷媒熱交換器12の上方に、送風手段であるファン21、ファンモータ20、ファンモータ取り付け台22が載置されていて、なお、圧縮機11、第1減圧手段13は別の位置に構成されている。
図2は、蒸発器15の詳細図であり、プレートフィン1、伝熱管2からなるフィンアンドチューブ熱交換器である。蒸発器15の伝熱管2は、伝熱管Uベンド3、冷媒分岐管4、冷媒入口管4−a、出口管4−bを溶接することにより冷媒通路を構成しており、冷媒分岐管4に第2減圧手段14を配置している。図3に、第2減圧手段14の断面図を示しており、冷媒流路を狭めた形状としている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図4は、蒸発器15における風速分布を示したものである。これによれば、本実施の形態の蒸発器15は、下部の風速分布が低いことがわかる。
図5は、蒸発器15の伝熱管2の表面温度分布と伝熱管2内部の冷媒温度分布を示している。
従来の技術において、風速の低い部分は表面温度が低くなっていることがわかる。これは、伝熱管2の内部の冷媒温度はほぼ一定であるのに対して、伝熱管2の表面温度が風速の違いにより異なっている。このように風速の高いところが氷結温度以上であっても、風速の低い部分が氷結温度以下になることで着霜が始まってしまう。
これに対して本実施の形態では、風速の低い部分の冷媒圧力を上げることで冷媒温度を上昇させ、氷結温度以上の伝熱管2の表面温度が得られている。これにより、着霜を回避
している。
また、蒸発器15の伝熱管2の表面温度が、蒸発器15全体としてほぼ均一となるように、第2減圧手段14の絞りを設定し、冷媒温度を決定している。
これにより、冷媒温度の上昇による、熱交換能力の著しい低下を防止している。また、周囲温度が低下し着霜する場合にも、着霜状態を蒸発器15全体として略均一にすることが可能となり、性能低下を低減することができる。
さらに、四方弁を用いた逆サイクルによる除霜運転ではなく、冷媒流れ方向を変えずに行う除霜運転時には、蒸発器15の第2減圧手段14の配置位置の下流側の温度が低下することで、除霜能力も低下するが、第2減圧手段14の絞りの開度を、蒸発器15の伝熱管2の表面温度を全体として略均一にするようにすることで、除霜時の冷媒温度を除霜可能な温度に設定でき、除霜能力の著しい低下も防止でき、冷媒流れ方向を変えずに行う除霜運転に利用できる。
なお、本実施の形態におけるヒートポンプ装置を形成するヒートポンプサイクルは、図7に示すように、圧縮機11、水冷媒熱交換器12、第1減圧手段13、蒸発器15を順次接続して形成し、蒸発器15に第2減圧手段を備えているとともに、図6に示すような、圧力エンタルピ線図にて動作している。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ装置は、蒸発器の着霜限界を向上させ、低温時の性能向上が可能となるので、ヒートポンプ給湯機や温水暖房機等を構成するヒートポンプ装置に適用できる。
11 圧縮機
12 水冷媒熱交換器
13 第1減圧手段(膨張弁)
14 第2減圧手段(膨張弁)
15 蒸発器
16 冷媒配管
20 ファンモータ
21 ファン(送風手段)
22 ファンモータ取り付け台
23 底板

Claims (2)

  1. 圧縮機、水冷媒熱交換器、第1減圧手段、蒸発器からなるヒートポンプサイクルと、前記蒸発器に吸熱させるための送風手段とを備え、前記水冷媒熱交換器を、前記蒸発器の送風上流側で、筐体の一部を構成する底板に配置するとともに、前記水冷媒熱交換器に対向する前記蒸発器の冷媒圧力を上昇させるように、前記蒸発器に第2減圧手段を配置したことを特徴とするヒートポンプ装置。
  2. 前記蒸発器の伝熱管の表面温度が、全体として略均一となるように、前記第2減圧手段の開度を設定することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
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