JP2019015432A - 熱交換器及び熱交換ユニット - Google Patents
熱交換器及び熱交換ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019015432A JP2019015432A JP2017131821A JP2017131821A JP2019015432A JP 2019015432 A JP2019015432 A JP 2019015432A JP 2017131821 A JP2017131821 A JP 2017131821A JP 2017131821 A JP2017131821 A JP 2017131821A JP 2019015432 A JP2019015432 A JP 2019015432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- fin group
- heat transfer
- heat
- header
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
Description
なお、この種の従来技術としては、特開2004−218983号公報(特許文献1)に記載のものなどがある。
最初に、扁平多孔管を用いた一般的な熱交換器の構成を、図2を用いて説明する。
第2ヘッダ3に流入した冷媒は、その後、冷凍サイクルを構成している冷媒配管に流出して利用側の熱交換器(図示せず)に流れる。
この課題を解決するための本発明の実施例を以下説明する。
このように、本実施例によれば、コスト上昇や通風抵抗増加を抑制しつつ、伝熱管どうしの熱移動を抑制して性能向上を図ることができる熱交換器を得ることができる。
即ち、熱交換器1が凝縮器として作用する場合、圧縮機からの高温の気相冷媒が、前記第1のヘッダ2に流入し、その後この気相冷媒は、8本の第1の伝熱管5aに分配され、前記伝熱管5a内を流れながら、通風される空気と熱交換して冷却され、凝縮が進んで次第に液相が多い状態となって中間ヘッダ4に流れる。
このように本実施例2によれば、上述した実施例1と同様の効果が得られる上に、上述したように、伝熱性能を更に向上できる効果も得られる。
なお、図4A,図4Bにおいて、63は伝熱管5(図1等参照)に差し込むための切欠きである。他の構成は、上述した実施例1や実施例2と同様である。
本実施例4における熱交換器1も上述した図3に示す実施例2と同様に、第1の伝熱管5a及び前記第1のフィン群6Aを、第2の伝熱管5b及び第2のフィン群6Bよりも上方に配設すると共に、第1の熱交換部Aの高さ方向の寸法L1を、第2の熱交換部Bの高さ方向の寸法L2よりも大きく構成し、第1ヘッダ管2及び前記第1のフィン群6Aを構成している各フィン6aの高さ方向の寸法を、第2ヘッダ管3及び前記第2のフィン群6Bを構成している各フィン6bの高さ方向の寸法よりも大きくしている。
なお、上述した本実施例4では、フィン形状を全て同一にし、風速が大きくなる上部の第1の熱交換部Aではフィン6aの枚数を多くし、風速が小さくなる下部の第2の熱交換部Bではフィン6bの枚数を少なくして、熱交換器1における風速分布の均一化を図る例を説明した。これに対し、以下のように構成して、熱交換器1における風速分布の均一化を図るようにしても良い。
このように構成すれば、熱交換器1の全体に亘って風速分布をより均一化することができるから、熱交換器1の伝熱性能をより向上できる。
更に、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
5…伝熱管(5a…第1の伝熱管、5b…第2の伝熱管)、
6,6a,6b…フィン、6A…第1のフィン群、6B…第2のフィン群、
61,62…スリット、63…切欠き、
7…熱交換ユニット、8…筐体、9…ファン、10,11…矢印、
A…第1の熱交換部、B…第2の熱交換部、
L1…第1の熱交換部Aの高さ方向の寸法L1、
L2…第2の熱交換部Bの高さ方向の寸法L2。
Claims (10)
- 冷媒の入口または出口となる第1ヘッダと、冷媒の出口または入口となる第2ヘッダと、前記第1ヘッダと前記第2ヘッダの間に配設された中間ヘッダと、
前記中間ヘッダと、前記第1ヘッダまたは前記第2ヘッダとの間に配設され、長手方向に通路を有する複数の伝熱管と、
前記伝熱管に接続された複数のフィンを有する熱交換器であって、
前記伝熱管は、前記第1ヘッダと前記中間ヘッダに接続される複数の第1の伝熱管と、前記中間ヘッダと前記第2ヘッダに接続される複数の第2の伝熱管を備え、
前記フィンは、複数の前記第1の伝熱管に差し込まれる複数枚の板状フィンで構成された第1のフィン群と、複数の前記第2の伝熱管に差し込まれる複数枚の板状フィンで構成された第2のフィン群を備え、
前記第1のフィン群と前記第2のフィン群は互いに分離されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1に記載の熱交換器であって、前記第1の伝熱管及び前記第2の伝熱管は、それぞれ扁平形状であって長手方向に多数の通路を有する扁平多孔管で構成されていることを特徴とする熱交換器。
- 請求項1に記載の熱交換器であって、前記第1の伝熱管及び前記第1のフィン群は、前記第2の伝熱管及び前記第2のフィン群よりも上方に配設されていることを特徴とする熱交換器。
- 請求項2または3に記載の熱交換器であって、熱交換器が凝縮器として作用する場合に、前記第1の伝熱管は冷媒の入口側となり、前記第2の伝熱管は冷媒の出口側となるように構成され、且つ前記第1の伝熱管の本数を前記第2の伝熱管の本数よりも多く構成していることを特徴とする熱交換器。
- 請求項4に記載の熱交換器であって、複数の前記第1の伝熱管に差し込まれる前記第1のフィン群における各フィンの長手方向の寸法を、複数の前記第2の伝熱管に差し込まれる前記第2のフィン群における各フィンの長手方向の寸法よりも大きく構成していることを特徴とする熱交換器。
- 請求項2または3に記載の熱交換器であって、熱交換器が凝縮器として作用する場合に、前記第1の伝熱管は冷媒の入口側となり、前記第2の伝熱管は冷媒の出口側となるように構成され、且つ前記第1のフィン群及び前記第2のフィン群の各フィンにはそれぞれスリットが設けられ、前記第1のフィン群の各フィンに設けられたスリットの数を、前記第2のフィン群の各フィンに設けられたスリットの数よりも多く構成していることを特徴とする熱交換器。
- 請求項1〜3の何れか一項に記載の熱交換器であって、熱交換器に通風するためのファンを備え、前記ファンにより通風される熱交換器には風速分布が発生するものにおいて、風速の大きい部分に配置される前記第1のフィン群または前記第2のフィン群におけるフィンの設置間隔(フィンピッチ)を、風速の小さい部分に配置される前記第2のフィン群または前記第1のフィン群におけるフィンの設置間隔よりも小さく構成していることを特徴とする熱交換器。
- 請求項1〜3の何れか一項に記載の熱交換器であって、熱交換器に通風するためのファンを備え、前記ファンにより通風される熱交換器には風速分布が発生するものにおいて、前記第1のフィン群及び前記第2のフィン群の各フィンにはそれぞれスリットが設けられ、風速の大きい部分に配置される前記第1のフィン群または前記第2のフィン群におけるフィンに設けられるスリットの数を、風速の小さい部分に配置される前記第2のフィン群または前記第1のフィン群におけるフィンに設けられるスリットの数よりも多く構成していることを特徴とする熱交換器。
- 筐体と、該筐体の背面、側面及び前面の少なくとも何れかに設けられた熱交換器と、前記筐体の上部に設けられ前記熱交換器に通風するためのファンを備える熱交換ユニットにおいて、
前記熱交換器には上記請求項1〜8の何れか一項に記載の熱交換器を使用し、
前記第1の伝熱管及び前記第1のフィン群を、前記第2の伝熱管及び前記第2のフィン群よりも上方に配設すると共に、
前記第1のフィン群におけるフィンの設置間隔を、前記第2のフィン群におけるフィンの設置間隔よりも小さく構成していることを特徴とする熱交換ユニット。 - 筐体と、該筐体の背面、側面及び前面の少なくとも何れかに設けられた熱交換器と、前記筐体の上部に設けられ前記熱交換器に通風するためのファンを備える熱交換ユニットにおいて、
前記熱交換器には上記請求項1〜8の何れか一項に記載の熱交換器を使用し、
前記第1の伝熱管及び前記第1のフィン群を、前記第2の伝熱管及び前記第2のフィン群よりも上方に配設すると共に、
前記第1のフィン群及び前記第2のフィン群の各フィンにはそれぞれスリットが設けられ、前記第1のフィン群におけるフィンに設けられるスリットの数を、前記第2のフィン群におけるフィンに設けられるスリットの数よりも多く構成していることを特徴とする熱交換ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131821A JP2019015432A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 熱交換器及び熱交換ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131821A JP2019015432A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 熱交換器及び熱交換ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019015432A true JP2019015432A (ja) | 2019-01-31 |
Family
ID=65358443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017131821A Pending JP2019015432A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 熱交換器及び熱交換ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019015432A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112325392A (zh) * | 2019-07-19 | 2021-02-05 | 江明焜 | 一种移动式空调系统 |
CN113606804A (zh) * | 2021-08-06 | 2021-11-05 | 浙江铭鑫冷链设备有限公司 | 一种稳定制冷剂流速增效冷风机 |
CN114087762A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-02-25 | 浙江铭鑫冷链设备有限公司 | 一种快速组装式拼接冷风机 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5257356U (ja) * | 1975-10-24 | 1977-04-25 | ||
JPH0331628A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-12 | Matsushita Refrig Co Ltd | 熱交換器 |
JPH04116384A (ja) * | 1990-09-05 | 1992-04-16 | Hitachi Ltd | 空気側熱交換器 |
JPH11118199A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-04-30 | Hitachi Ltd | 空気調和機 |
JP2005257094A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 熱交換器 |
JP2008111624A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Daikin Ind Ltd | 熱交換器 |
JP2008304109A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Calsonic Kansei Corp | 熱交換器 |
JP2009503427A (ja) * | 2005-08-04 | 2009-01-29 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | マルチプルフロー熱交換器 |
JP2012193872A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Daikin Industries Ltd | 熱交換器および空気調和機 |
JP2013100964A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 空気調和機用サーペンタイン熱交換器 |
-
2017
- 2017-07-05 JP JP2017131821A patent/JP2019015432A/ja active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5257356U (ja) * | 1975-10-24 | 1977-04-25 | ||
JPH0331628A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-12 | Matsushita Refrig Co Ltd | 熱交換器 |
JPH04116384A (ja) * | 1990-09-05 | 1992-04-16 | Hitachi Ltd | 空気側熱交換器 |
JPH11118199A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-04-30 | Hitachi Ltd | 空気調和機 |
JP2005257094A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 熱交換器 |
JP2009503427A (ja) * | 2005-08-04 | 2009-01-29 | ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド | マルチプルフロー熱交換器 |
JP2008111624A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Daikin Ind Ltd | 熱交換器 |
JP2008304109A (ja) * | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Calsonic Kansei Corp | 熱交換器 |
JP2012193872A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Daikin Industries Ltd | 熱交換器および空気調和機 |
JP2013100964A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 空気調和機用サーペンタイン熱交換器 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112325392A (zh) * | 2019-07-19 | 2021-02-05 | 江明焜 | 一种移动式空调系统 |
CN113606804A (zh) * | 2021-08-06 | 2021-11-05 | 浙江铭鑫冷链设备有限公司 | 一种稳定制冷剂流速增效冷风机 |
CN113606804B (zh) * | 2021-08-06 | 2022-09-27 | 浙江铭鑫冷链设备有限公司 | 一种稳定制冷剂流速增效冷风机 |
CN114087762A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-02-25 | 浙江铭鑫冷链设备有限公司 | 一种快速组装式拼接冷风机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6595125B1 (ja) | 空気調和装置の室外機及び空気調和装置 | |
JP6545277B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
EP3091322B1 (en) | Fin and tube-type heat exchanger and refrigeration cycle device provided therewith | |
JP6223596B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
EP2535677B1 (en) | Heat exchanger for air conditioner | |
JP2007183088A (ja) | 熱交換器 | |
JP6553981B2 (ja) | ヒートポンプ応用機器の熱交換装置 | |
CN108139088B (zh) | 空调 | |
JPWO2014207785A1 (ja) | 熱交換器、熱交換器構造体、及び、熱交換器用のフィン | |
JP2016200338A (ja) | 空気調和機 | |
JPWO2019008997A1 (ja) | 空気調和機の室外熱交換器及びこれを備える空気調和機 | |
JP2019015432A (ja) | 熱交換器及び熱交換ユニット | |
JP6157593B2 (ja) | 熱交換器およびこれを用いた冷凍サイクル空調装置 | |
JP6253513B2 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JPH11337104A (ja) | 空気調和機 | |
JP2004271113A (ja) | 熱交換器 | |
JP2005201492A (ja) | 熱交換器 | |
JP2019215161A (ja) | 空気調和装置の室外機及び空気調和装置 | |
JP2015014397A (ja) | 熱交換器 | |
JP2008215737A (ja) | フィンチューブ型熱交換器及び冷凍サイクル | |
JP5864030B1 (ja) | 熱交換器、及び、この熱交換器を備えた冷凍サイクル装置 | |
JP2004085139A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP6987227B2 (ja) | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 | |
JPWO2017042940A1 (ja) | 熱交換器 | |
JP2006046697A (ja) | 冷凍装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200702 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210525 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211019 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220419 |