JPH09119724A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH09119724A JPH09119724A JP28022595A JP28022595A JPH09119724A JP H09119724 A JPH09119724 A JP H09119724A JP 28022595 A JP28022595 A JP 28022595A JP 28022595 A JP28022595 A JP 28022595A JP H09119724 A JPH09119724 A JP H09119724A
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- Japan
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- evaporator
- heat exchanger
- temperature
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 着霜を効果的に抑制でき、かつ熱交換性能の
優れた熱交換器を提供する。 【解決手段】 蒸発器10は、蒸発器前段10aと、蒸
発器後段10bと、キャピラリチューブ3とを備える。
このキャピラリチューブ3が、蒸発器10内における冷
媒の温度低下手段として機能する。好ましくは、蒸発器
前段10aと蒸発器後段10bとを接続する配管経路内
に、切換弁2と、管路1cとが設けられる。そして、除
霜時には、切換弁2を操作することにより、蒸発器前段
10aを通過した冷媒が直接蒸発器後段10b内に送り
込まれる。
優れた熱交換器を提供する。 【解決手段】 蒸発器10は、蒸発器前段10aと、蒸
発器後段10bと、キャピラリチューブ3とを備える。
このキャピラリチューブ3が、蒸発器10内における冷
媒の温度低下手段として機能する。好ましくは、蒸発器
前段10aと蒸発器後段10bとを接続する配管経路内
に、切換弁2と、管路1cとが設けられる。そして、除
霜時には、切換弁2を操作することにより、蒸発器前段
10aを通過した冷媒が直接蒸発器後段10b内に送り
込まれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱交換器に関
し、特に、液化冷媒を内部で蒸発させることにより周囲
の熱を吸収する熱交換器に関するものである。
し、特に、液化冷媒を内部で蒸発させることにより周囲
の熱を吸収する熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、高温流体と低温流体とが固体
壁を介して接することにより、低温流体の加熱、高温流
体の冷却を行なう熱交換器は知られている。このような
熱交換器は、たとえば、冷凍サイクルなどにおいて、蒸
発器あるいは凝縮器として用いられる。
壁を介して接することにより、低温流体の加熱、高温流
体の冷却を行なう熱交換器は知られている。このような
熱交換器は、たとえば、冷凍サイクルなどにおいて、蒸
発器あるいは凝縮器として用いられる。
【0003】図7は、従来から一般に知られている冷凍
サイクルの一例を示すブロック図である。図7を参照し
て、蒸発器10と、コンプレッサ(圧縮機)20と、凝
縮器30と、キャピラリチューブ(減圧器)40とが、
冷媒が循環する管路によって各々接続されている。そし
て、図7において、矢印の方向に冷媒を循環させること
により、冷凍サイクルが行なわれることとなる。
サイクルの一例を示すブロック図である。図7を参照し
て、蒸発器10と、コンプレッサ(圧縮機)20と、凝
縮器30と、キャピラリチューブ(減圧器)40とが、
冷媒が循環する管路によって各々接続されている。そし
て、図7において、矢印の方向に冷媒を循環させること
により、冷凍サイクルが行なわれることとなる。
【0004】次に、図7および図8を用いて、上記の冷
凍サイクルの作用について説明する。図8は、図7に示
される冷凍サイクルの圧力−エンタルピ線図(以下、単
に、「P−h線図」と称する)を示す図である。なお、
図8において、7aは飽和液線を示し、7bは飽和蒸気
線を示している。
凍サイクルの作用について説明する。図8は、図7に示
される冷凍サイクルの圧力−エンタルピ線図(以下、単
に、「P−h線図」と称する)を示す図である。なお、
図8において、7aは飽和液線を示し、7bは飽和蒸気
線を示している。
【0005】ここで再び図7を参照して、蒸発器10か
ら排出された低温,低圧の気化冷媒をコンプレッサ20
内に送り込み、このコンプレッサ20内において気化冷
媒を断熱圧縮する。それにより、図8に示されるよう
に、エンタルピの値はh1からh2へと変化する。次
に、図7に示されるように、上記のようにして圧縮され
た気化冷媒を凝縮器30内に送り込む。そして、凝縮器
30内において気化冷媒を凝縮し、放熱させる。それに
より、凝縮器30内において気化冷媒は等圧液化され、
図8に示されるように、エンタルピの値はh2からh3
へと変化する。
ら排出された低温,低圧の気化冷媒をコンプレッサ20
内に送り込み、このコンプレッサ20内において気化冷
媒を断熱圧縮する。それにより、図8に示されるよう
に、エンタルピの値はh1からh2へと変化する。次
に、図7に示されるように、上記のようにして圧縮され
た気化冷媒を凝縮器30内に送り込む。そして、凝縮器
30内において気化冷媒を凝縮し、放熱させる。それに
より、凝縮器30内において気化冷媒は等圧液化され、
図8に示されるように、エンタルピの値はh2からh3
へと変化する。
【0006】その後、上記のようにして液化された冷媒
を、図7に示されるように、キャピラリチューブ40内
に送り込む。そして、このキャピラリチューブ40内に
おいて断熱膨張させる(図8におけるh3→h4)。そ
の後、図7に示されるように、キャピラリチューブ40
を通過した冷媒が蒸発器10内に送り込まれる。それに
より、冷媒は蒸発器10内において低圧蒸発し、その際
に周囲から熱を奪う。それにより、図8に示されるよう
に、エンタルピの値はh4からh1へと変化する。
を、図7に示されるように、キャピラリチューブ40内
に送り込む。そして、このキャピラリチューブ40内に
おいて断熱膨張させる(図8におけるh3→h4)。そ
の後、図7に示されるように、キャピラリチューブ40
を通過した冷媒が蒸発器10内に送り込まれる。それに
より、冷媒は蒸発器10内において低圧蒸発し、その際
に周囲から熱を奪う。それにより、図8に示されるよう
に、エンタルピの値はh4からh1へと変化する。
【0007】このように、蒸発器10内において冷媒が
蒸発することにより周囲から熱を奪って冷却動作を行な
うが、その冷却動作を効率的に行なうべく蒸発器10の
構造にはさまざまな工夫が施されてきている。図9に
は、蒸発器10の構造の一例が示されている。なお、図
9において、4は蒸発器10内への冷媒の導入/排出方
向を示している。
蒸発することにより周囲から熱を奪って冷却動作を行な
うが、その冷却動作を効率的に行なうべく蒸発器10の
構造にはさまざまな工夫が施されてきている。図9に
は、蒸発器10の構造の一例が示されている。なお、図
9において、4は蒸発器10内への冷媒の導入/排出方
向を示している。
【0008】図9を参照して、蒸発器10は、冷媒が流
れる管路12とフィン11とを備える。冷媒はこの管路
12内を順次通過し、その間に気化して管路12ととも
にフィン11を冷却する。そして、周囲の空気がこのフ
ィン11の近傍を通過することにより熱を奪われ冷却さ
れることとなる。この際、図9に示されるように多数の
フィン11を備えることにより、効率的に熱交換が行な
え、周囲の空気を効率的に冷却することが可能となる。
上記のように蒸発器10内において周囲から熱を奪った
冷媒は気化し、再びコンプレッサ20内に送り込まれる
こととなる。このようなサイクルが繰返されることによ
り、冷却動作が行なわれることとなる。
れる管路12とフィン11とを備える。冷媒はこの管路
12内を順次通過し、その間に気化して管路12ととも
にフィン11を冷却する。そして、周囲の空気がこのフ
ィン11の近傍を通過することにより熱を奪われ冷却さ
れることとなる。この際、図9に示されるように多数の
フィン11を備えることにより、効率的に熱交換が行な
え、周囲の空気を効率的に冷却することが可能となる。
上記のように蒸発器10内において周囲から熱を奪った
冷媒は気化し、再びコンプレッサ20内に送り込まれる
こととなる。このようなサイクルが繰返されることによ
り、冷却動作が行なわれることとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の蒸発器10には、次に説明するような問題点が
あった。その問題点について、図8〜図10を用いて説
明する。図10は、蒸発器10内における温度勾配を有
する冷媒を用いた場合の従来の冷凍サイクルのP−h線
図を示している。
た従来の蒸発器10には、次に説明するような問題点が
あった。その問題点について、図8〜図10を用いて説
明する。図10は、蒸発器10内における温度勾配を有
する冷媒を用いた場合の従来の冷凍サイクルのP−h線
図を示している。
【0010】一般に、蒸発器10内を通過する冷媒の温
度が低いほど蒸発器10の冷却能力は向上する。したが
って、蒸発器10内に送り込まれる冷媒の温度は低く設
定するほうが好ましいといえる。
度が低いほど蒸発器10の冷却能力は向上する。したが
って、蒸発器10内に送り込まれる冷媒の温度は低く設
定するほうが好ましいといえる。
【0011】しかし、上述の従来の冷凍サイクルにおい
て、単純に蒸発器10内に送り込まれる冷媒の温度をた
とえば約0℃より低く設定した場合には、図9に示され
るフィン11間に着霜し、フィン11間を通過する空気
の流れを妨げることとなる。それにより、蒸発器10の
冷却能力が著しく低下するという問題点があった。その
ため、従来では、図8に示されるように、蒸発器10内
に送り込まれる冷媒の温度を0℃よりも高めに設定して
いた。そのため、蒸発器10の冷却能力が十分であると
は言えなかった。
て、単純に蒸発器10内に送り込まれる冷媒の温度をた
とえば約0℃より低く設定した場合には、図9に示され
るフィン11間に着霜し、フィン11間を通過する空気
の流れを妨げることとなる。それにより、蒸発器10の
冷却能力が著しく低下するという問題点があった。その
ため、従来では、図8に示されるように、蒸発器10内
に送り込まれる冷媒の温度を0℃よりも高めに設定して
いた。そのため、蒸発器10の冷却能力が十分であると
は言えなかった。
【0012】上記のような問題は、図10に示されるよ
うな温度勾配を有する冷媒を使用する場合にはさらに顕
著なものとなる。図10を参照して、蒸発器10の冷却
能力をある程度確保しようとするには、図中点線で示さ
れるレベルにまで冷媒温度を下げることが好ましい。し
かし、この場合には図10において領域9内に示される
ように、蒸発器10の入口近傍において冷媒の温度が0
℃を下回ってしまう。そのため、蒸発器10の入口付近
で、着霜が生じてしまう。その結果、図10における実
線で示されるように、蒸発器10内に送り込まれる冷媒
の温度を高めに設定する必要がある。そのため、蒸発器
10の冷却能力が、図8に示される場合よりのさらに低
下するという問題点があった。
うな温度勾配を有する冷媒を使用する場合にはさらに顕
著なものとなる。図10を参照して、蒸発器10の冷却
能力をある程度確保しようとするには、図中点線で示さ
れるレベルにまで冷媒温度を下げることが好ましい。し
かし、この場合には図10において領域9内に示される
ように、蒸発器10の入口近傍において冷媒の温度が0
℃を下回ってしまう。そのため、蒸発器10の入口付近
で、着霜が生じてしまう。その結果、図10における実
線で示されるように、蒸発器10内に送り込まれる冷媒
の温度を高めに設定する必要がある。そのため、蒸発器
10の冷却能力が、図8に示される場合よりのさらに低
下するという問題点があった。
【0013】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、着霜を
効果的に抑制でき、かつ熱交換性能をも向上させること
が可能となる熱交換器を提供することにある。
ためになされたものである。この発明の目的は、着霜を
効果的に抑制でき、かつ熱交換性能をも向上させること
が可能となる熱交換器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、液化冷媒を内部で蒸発させることにより周囲の熱を
吸収するものであり、熱交換器内に冷媒の温度を低下さ
せる冷媒温度低下手段を備える。
は、液化冷媒を内部で蒸発させることにより周囲の熱を
吸収するものであり、熱交換器内に冷媒の温度を低下さ
せる冷媒温度低下手段を備える。
【0015】このように、冷媒温度低下手段を備えるこ
とにより、熱交換器内において冷媒の温度を適宜低下さ
せることが可能となる。それにより、熱交換器内に送り
込まれる冷媒の温度をやや高め(たとえば約5℃程度)
に設定することが可能となる。そして、このやや高めの
温度の冷媒が流れる熱交換器の前段部分において、熱交
換器内に送り込まれる空気を予め除湿することが可能と
なる。その後、冷媒温度低下手段によって冷媒の温度が
低められ、この低温の冷媒が熱交換器の後段部分に送り
込まれる。そのため、熱交換器の後段部分において優れ
た熱交換性能が発揮される。このとき、上記のようにあ
る程度除湿された空気が熱交換器の後段部分を通過する
ので、冷媒の温度を従来例よりも低め(たとえば0℃近
傍)に設定したとしても、後段部分における着霜を効果
的に抑制することが可能となる。以上のことより、この
発明によれば、着霜を効果的に抑制できかつ優れた熱交
換性能を有する熱交換器が得られる。それにより、熱交
換器の小型化も可能となる。
とにより、熱交換器内において冷媒の温度を適宜低下さ
せることが可能となる。それにより、熱交換器内に送り
込まれる冷媒の温度をやや高め(たとえば約5℃程度)
に設定することが可能となる。そして、このやや高めの
温度の冷媒が流れる熱交換器の前段部分において、熱交
換器内に送り込まれる空気を予め除湿することが可能と
なる。その後、冷媒温度低下手段によって冷媒の温度が
低められ、この低温の冷媒が熱交換器の後段部分に送り
込まれる。そのため、熱交換器の後段部分において優れ
た熱交換性能が発揮される。このとき、上記のようにあ
る程度除湿された空気が熱交換器の後段部分を通過する
ので、冷媒の温度を従来例よりも低め(たとえば0℃近
傍)に設定したとしても、後段部分における着霜を効果
的に抑制することが可能となる。以上のことより、この
発明によれば、着霜を効果的に抑制できかつ優れた熱交
換性能を有する熱交換器が得られる。それにより、熱交
換器の小型化も可能となる。
【0016】なお、冷媒温度低下手段の一例としてはキ
ャピラリチューブを挙げることができる。また、熱交換
器内には、冷媒が順次通過する第1と第2の管路が設け
られ、上記のキャピラリチューブと第1の管路の間に切
替弁が設けられ、この切替弁と第2の管路の間に上記の
キャピラリチューブと並列に第3の管路が設けられるこ
とが好ましい。それにより、熱交換器の後段部分におい
て霜がある程度成長したとしても、切替弁を操作するこ
とによって熱交換器の前段部分に送り込まれたやや高め
の温度の冷媒をそのまま第3の管路内を通過させて熱交
換器の後段部分に送り込むことが可能となる。それによ
り、熱交換器の後段部分を効果的に除霜することが可能
となる。つまり、上記の第3の管路を設けることによ
り、必要に応じて適宜熱交換器の除霜を行なうことが可
能となる。
ャピラリチューブを挙げることができる。また、熱交換
器内には、冷媒が順次通過する第1と第2の管路が設け
られ、上記のキャピラリチューブと第1の管路の間に切
替弁が設けられ、この切替弁と第2の管路の間に上記の
キャピラリチューブと並列に第3の管路が設けられるこ
とが好ましい。それにより、熱交換器の後段部分におい
て霜がある程度成長したとしても、切替弁を操作するこ
とによって熱交換器の前段部分に送り込まれたやや高め
の温度の冷媒をそのまま第3の管路内を通過させて熱交
換器の後段部分に送り込むことが可能となる。それによ
り、熱交換器の後段部分を効果的に除霜することが可能
となる。つまり、上記の第3の管路を設けることによ
り、必要に応じて適宜熱交換器の除霜を行なうことが可
能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を用いて、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明
の1つの実施の形態における蒸発器10を示す模式図で
ある。図2は、図1に示される蒸発器の概略構成を示す
ブロック図である。図3は、図1に示される蒸発器10
が組込まれた冷凍サイクルのP−h線図である。図4
は、図1に示される蒸発器10が組込まれた冷凍サイク
ルの除霜時におけるP−h線図を示している。
発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明
の1つの実施の形態における蒸発器10を示す模式図で
ある。図2は、図1に示される蒸発器の概略構成を示す
ブロック図である。図3は、図1に示される蒸発器10
が組込まれた冷凍サイクルのP−h線図である。図4
は、図1に示される蒸発器10が組込まれた冷凍サイク
ルの除霜時におけるP−h線図を示している。
【0018】まず図1を参照して、この発明に係る蒸発
器10は、たとえば図7に示される冷凍サイクル内で使
用されるものであり、切替弁2,キャピラリチューブ3
およびこのキャピラリチューブ3と並列に設けられた管
路1cを介在して接続された蒸発器前段10aと蒸発器
後段10bとを有する。蒸発器前段10a内には管路1
a(第1の管路)が配設され、蒸発器後段10b内には
管路1b(第2の管路)が配設される。そして、管路1
aと管路1bとを接続する配管経路内に、上記の切替弁
2と、管路1c(第3の管路)と、キャピラリチューブ
3とが設けられる。
器10は、たとえば図7に示される冷凍サイクル内で使
用されるものであり、切替弁2,キャピラリチューブ3
およびこのキャピラリチューブ3と並列に設けられた管
路1cを介在して接続された蒸発器前段10aと蒸発器
後段10bとを有する。蒸発器前段10a内には管路1
a(第1の管路)が配設され、蒸発器後段10b内には
管路1b(第2の管路)が配設される。そして、管路1
aと管路1bとを接続する配管経路内に、上記の切替弁
2と、管路1c(第3の管路)と、キャピラリチューブ
3とが設けられる。
【0019】次に、上記の図1〜図3を用いて、冷媒が
流れる経路とその作用について説明する。図1と図2と
を参照して、断熱膨張した冷媒が、矢印4に従って蒸発
器前段10a内に送り込まれる。このとき、冷媒の温度
(蒸発温度)は、やや高め(たとえば約5℃)に設定さ
れる。このような冷媒が、蒸発器前段10a内の管路1
a内を通過する。一方、図1に示されるように、空気
は、矢印5に従って蒸発器10内に送り込まれる。そし
て、蒸発器前段10aを上記の空気が通過することによ
り除湿される。つまり、蒸発器前段10aは蒸発器10
の除湿部としての機能を有する。
流れる経路とその作用について説明する。図1と図2と
を参照して、断熱膨張した冷媒が、矢印4に従って蒸発
器前段10a内に送り込まれる。このとき、冷媒の温度
(蒸発温度)は、やや高め(たとえば約5℃)に設定さ
れる。このような冷媒が、蒸発器前段10a内の管路1
a内を通過する。一方、図1に示されるように、空気
は、矢印5に従って蒸発器10内に送り込まれる。そし
て、蒸発器前段10aを上記の空気が通過することによ
り除湿される。つまり、蒸発器前段10aは蒸発器10
の除湿部としての機能を有する。
【0020】次に、蒸発器前段10aを通過した冷媒
は、図2に示されるように、除霜切替部2aに到達す
る。これが、図1における切替弁2に相当する。そし
て、通常の冷却作用を行なう場合には、図2に示される
ように、付加キャピラリ部3aを通して蒸発器後段10
bに冷媒が送り込まれる。この付加キャピラリ部3aが
図1におけるキャピラリチューブ3に相当する。このよ
うに、付加キャピラリ部3aを冷媒が通過することによ
り、冷媒の温度が低められる。具体的には、約0℃近傍
にまで冷媒の温度を低下させることが可能である。この
様子が図3の領域8内に示されている。
は、図2に示されるように、除霜切替部2aに到達す
る。これが、図1における切替弁2に相当する。そし
て、通常の冷却作用を行なう場合には、図2に示される
ように、付加キャピラリ部3aを通して蒸発器後段10
bに冷媒が送り込まれる。この付加キャピラリ部3aが
図1におけるキャピラリチューブ3に相当する。このよ
うに、付加キャピラリ部3aを冷媒が通過することによ
り、冷媒の温度が低められる。具体的には、約0℃近傍
にまで冷媒の温度を低下させることが可能である。この
様子が図3の領域8内に示されている。
【0021】上記のようにして温度が低められた冷媒
が、蒸発器後段10bに送り込まれることとなる。この
ように冷媒の温度を低下させることにより、蒸発器後段
10bで効率的に周囲から熱を吸収することが可能とな
る。このとき、蒸発器後段10bには、0℃近傍にまで
温度が低められた低温の冷媒が送り込まれるが、蒸発器
後段10bを通過する空気は予め蒸発器前段10aを通
過する際にある程度除湿されているため、蒸発器後段1
0bにおける霜の成長の程度は従来例の場合よりも格段
に抑制される。その結果、蒸発器10内における着霜を
効果的に抑制することが可能となる。また、蒸発器10
内において、冷媒の温度を0℃近傍にまで低めることが
できるので、従来例に比べて、冷却性能も格段に向上さ
せることが可能となる。
が、蒸発器後段10bに送り込まれることとなる。この
ように冷媒の温度を低下させることにより、蒸発器後段
10bで効率的に周囲から熱を吸収することが可能とな
る。このとき、蒸発器後段10bには、0℃近傍にまで
温度が低められた低温の冷媒が送り込まれるが、蒸発器
後段10bを通過する空気は予め蒸発器前段10aを通
過する際にある程度除湿されているため、蒸発器後段1
0bにおける霜の成長の程度は従来例の場合よりも格段
に抑制される。その結果、蒸発器10内における着霜を
効果的に抑制することが可能となる。また、蒸発器10
内において、冷媒の温度を0℃近傍にまで低めることが
できるので、従来例に比べて、冷却性能も格段に向上さ
せることが可能となる。
【0022】上述のように、蒸発器10における実質的
な冷却部として機能する蒸発器後段10bにおける着霜
は効果的に抑制されるが、この蒸発器後段10bにおい
てもある程度霜が成長することも考えられる。その場合
には、除霜を行なう必要がある。ここで再び図2を参照
して、除霜を行なうには、除霜切替部2aによって冷媒
の流路を切替え、蒸発器前段10aを通過した冷媒をそ
のまま蒸発器後段10b内に送り込む。具体的には、図
1において、切替弁2によって冷媒の流路を切替え、管
路1cを通して蒸発器後段10b内に冷媒を送り込む。
つまり、矢印6に従って冷媒がキャピラリチューブ3を
通過することなく蒸発器後段10b内に送り込まれるこ
ととなる。この冷媒は、上述のように、やや高めにその
温度が設定されているため、この冷媒を蒸発器後段10
b内に送り込むことにより、除霜を行なうことが可能と
なる。このように、除霜を行なっている状態が図4に示
されている。
な冷却部として機能する蒸発器後段10bにおける着霜
は効果的に抑制されるが、この蒸発器後段10bにおい
てもある程度霜が成長することも考えられる。その場合
には、除霜を行なう必要がある。ここで再び図2を参照
して、除霜を行なうには、除霜切替部2aによって冷媒
の流路を切替え、蒸発器前段10aを通過した冷媒をそ
のまま蒸発器後段10b内に送り込む。具体的には、図
1において、切替弁2によって冷媒の流路を切替え、管
路1cを通して蒸発器後段10b内に冷媒を送り込む。
つまり、矢印6に従って冷媒がキャピラリチューブ3を
通過することなく蒸発器後段10b内に送り込まれるこ
ととなる。この冷媒は、上述のように、やや高めにその
温度が設定されているため、この冷媒を蒸発器後段10
b内に送り込むことにより、除霜を行なうことが可能と
なる。このように、除霜を行なっている状態が図4に示
されている。
【0023】(変形例)次に、図5および図6を用い
て、上記の実施の形態の変形例について説明する。図5
は、この変形例における蒸発器の概略構成を示すブロッ
ク図である。図6は、この変形例における蒸発器が組込
まれた冷凍サイクルのP−h線図である。なお、この図
6においては、蒸発器10内における温度勾配を有する
冷媒(たとえば非共沸混合冷媒)を使用した場合のP−
h線図が示されている。
て、上記の実施の形態の変形例について説明する。図5
は、この変形例における蒸発器の概略構成を示すブロッ
ク図である。図6は、この変形例における蒸発器が組込
まれた冷凍サイクルのP−h線図である。なお、この図
6においては、蒸発器10内における温度勾配を有する
冷媒(たとえば非共沸混合冷媒)を使用した場合のP−
h線図が示されている。
【0024】まず図5を参照して、本変形例では、除霜
切替部2aと、除霜時の冷媒の迂回路(管路1c)が設
けられていない。それ以外の構成に関しては図2に示さ
れる場合と同様である。このような構成を有する蒸発器
10は、蒸発器10内における温度勾配を有する冷媒を
使用する際に有効である。
切替部2aと、除霜時の冷媒の迂回路(管路1c)が設
けられていない。それ以外の構成に関しては図2に示さ
れる場合と同様である。このような構成を有する蒸発器
10は、蒸発器10内における温度勾配を有する冷媒を
使用する際に有効である。
【0025】図6に示されるように、やや高めの温度の
冷媒を蒸発器前段10a内に送り込み、付加キャピラリ
部3aを通過させて冷媒の温度を適当な段階で低下させ
る。図6では、領域8内において、付加キャピラリ部3
aによって冷媒の温度が低下されている様子が示されて
いる。
冷媒を蒸発器前段10a内に送り込み、付加キャピラリ
部3aを通過させて冷媒の温度を適当な段階で低下させ
る。図6では、領域8内において、付加キャピラリ部3
aによって冷媒の温度が低下されている様子が示されて
いる。
【0026】上記のように、蒸発器10の内部において
適当な段階で冷媒の温度を低下させることにより、蒸発
器10内における温度勾配を有する冷媒を使用した場合
でも、蒸発器10の冷却性能を従来例に比べて向上させ
ることが可能となる。具体的には、図6に示される場合
では、蒸発器10の後段において、図10に示される従
来例における着霜が問題となる場合と同等の冷却性能が
得られることとなる。
適当な段階で冷媒の温度を低下させることにより、蒸発
器10内における温度勾配を有する冷媒を使用した場合
でも、蒸発器10の冷却性能を従来例に比べて向上させ
ることが可能となる。具体的には、図6に示される場合
では、蒸発器10の後段において、図10に示される従
来例における着霜が問題となる場合と同等の冷却性能が
得られることとなる。
【0027】なお、上記の実施の形態では、冷媒の温度
低下手段の一例としてキャピラリチューブ(付加キャピ
ラリ部3a)3を設ける場合について説明したが、それ
以外の手段で蒸発器10内における冷媒の温度を低下さ
せるものであってもよい。また、図1および図2に示さ
れる蒸発器10を非共沸混合冷媒を用いる場合に使用し
てもよい。
低下手段の一例としてキャピラリチューブ(付加キャピ
ラリ部3a)3を設ける場合について説明したが、それ
以外の手段で蒸発器10内における冷媒の温度を低下さ
せるものであってもよい。また、図1および図2に示さ
れる蒸発器10を非共沸混合冷媒を用いる場合に使用し
てもよい。
【0028】以上、本発明の実施の形態について説明を
行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、
特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての
変更が含まれることが意図される。
行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、
特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての
変更が含まれることが意図される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る熱
交換器によれば、熱交換器内において適宜冷媒の温度を
低下させることが可能となる。それにより、やや高めの
温度(たとえば約5℃)の冷媒を熱交換器内に送り込
み、熱交換器内において約0℃近傍にまで冷媒の温度を
低下させて効率的に熱交換を行なうことが可能となる。
このとき、熱交換器の前段部分に上記のやや高めの温度
の冷媒を流し、熱交換器の後段部分において低温の冷媒
を流すことにより、前段部分において除湿された空気が
後段部分に送り込まれることとなる。それにより、低温
の冷媒が流れる後段部分における着霜を効果的に抑制す
ることが可能となる。なお、前段部分においては、やや
高めの温度の冷媒が流れるため、着霜の心配はほとんど
ない。このように、着霜を効果的に抑制でき、かつ従来
例よりも熱交換性能を向上させることが可能となる。ま
た、熱交換性能を向上させることができるので、熱交換
器を小型化することも可能となる。さらに、本発明は、
蒸発過程において温度勾配を有する混合冷媒を使用する
熱交換器にも適用可能であり、この場合には特に熱交換
性能を向上させることが可能となる。
交換器によれば、熱交換器内において適宜冷媒の温度を
低下させることが可能となる。それにより、やや高めの
温度(たとえば約5℃)の冷媒を熱交換器内に送り込
み、熱交換器内において約0℃近傍にまで冷媒の温度を
低下させて効率的に熱交換を行なうことが可能となる。
このとき、熱交換器の前段部分に上記のやや高めの温度
の冷媒を流し、熱交換器の後段部分において低温の冷媒
を流すことにより、前段部分において除湿された空気が
後段部分に送り込まれることとなる。それにより、低温
の冷媒が流れる後段部分における着霜を効果的に抑制す
ることが可能となる。なお、前段部分においては、やや
高めの温度の冷媒が流れるため、着霜の心配はほとんど
ない。このように、着霜を効果的に抑制でき、かつ従来
例よりも熱交換性能を向上させることが可能となる。ま
た、熱交換性能を向上させることができるので、熱交換
器を小型化することも可能となる。さらに、本発明は、
蒸発過程において温度勾配を有する混合冷媒を使用する
熱交換器にも適用可能であり、この場合には特に熱交換
性能を向上させることが可能となる。
【図1】この発明の1つの実施の形態における蒸発器を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図2】図1に示される蒸発器の概略構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1に示される蒸発器が組込まれた冷凍サイク
ルの冷却動作時におけるP−h線図である。
ルの冷却動作時におけるP−h線図である。
【図4】図1に示される蒸発器が組込まれた冷凍サイク
ルの除霜時におけるP−h線図である。
ルの除霜時におけるP−h線図である。
【図5】図1に示される蒸発器の変形例の概略構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】図5に示される変形例における蒸発器が組込ま
れた冷凍サイクルのP−h線図である。
れた冷凍サイクルのP−h線図である。
【図7】冷凍サイクルの一例を示すブロック図である。
【図8】共沸冷媒を使用した従来の冷凍サイクルのP−
h線図である。
h線図である。
【図9】従来の蒸発器の一例を示す斜視図である。
【図10】非共沸混合冷媒を用いた場合の従来の冷凍サ
イクルのP−h線図である。
イクルのP−h線図である。
1a,1b,1c 管路 2 切替弁 3,40 キャピラリチューブ 10a 蒸発器前段 10b 蒸発器後段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】上記のような問題は、図10に示されるよ
うな温度勾配を有する冷媒を使用する場合にはさらに顕
著なものとなる。図10を参照して、蒸発器10の冷却
能力をある程度確保しようとするには、図中点線で示さ
れるレベルにまで冷媒温度を下げることが好ましい。し
かし、この場合には図10において領域9内に示される
ように、蒸発器10の入口近傍において冷媒の温度が0
℃を下回ってしまう。そのため、蒸発器10の入口付近
で、着霜が生じてしまう。その結果、図10における実
線で示されるように、蒸発器10内に送り込まれる冷媒
の温度を高めに設定する必要がある。そのため、蒸発器
10の冷却能力が、図8に示される場合よりさらに低下
するという問題点があった。
うな温度勾配を有する冷媒を使用する場合にはさらに顕
著なものとなる。図10を参照して、蒸発器10の冷却
能力をある程度確保しようとするには、図中点線で示さ
れるレベルにまで冷媒温度を下げることが好ましい。し
かし、この場合には図10において領域9内に示される
ように、蒸発器10の入口近傍において冷媒の温度が0
℃を下回ってしまう。そのため、蒸発器10の入口付近
で、着霜が生じてしまう。その結果、図10における実
線で示されるように、蒸発器10内に送り込まれる冷媒
の温度を高めに設定する必要がある。そのため、蒸発器
10の冷却能力が、図8に示される場合よりさらに低下
するという問題点があった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名迫 賢二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 液化冷媒を内部で蒸発させることにより
周囲の熱を吸収する熱交換器であって、 前記熱交換器内に前記冷媒の温度を低下させる冷媒温度
低下手段を設けたことを特徴とする、熱交換器。 - 【請求項2】 前記熱交換器は、冷媒が順次通過する第
1と第2の管路を内部に有しており、 前記冷媒温度低下手段はキャピラリチューブであり、 前記キャピラリチューブは前記第1と第2の管路を接続
する配管経路内に取付けられる、請求項1に記載の熱交
換器。 - 【請求項3】 前記キャピラリチューブと前記第1の管
路の間に位置する前記配管経路には切替弁が設けられ、 前記切替弁と前記第2の管路の間には、前記キャピラリ
チューブと並列に第3の管路が設けられ、 前記切替弁を操作することにより、前記第1の管路を通
過した前記冷媒は、前記キャピラリチューブ内あるいは
前記第3の管路内に選択的に送り込まれる、請求項2に
記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28022595A JPH09119724A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28022595A JPH09119724A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09119724A true JPH09119724A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17622061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28022595A Withdrawn JPH09119724A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09119724A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013185804A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-19 | Panasonic Corp | ヒートポンプ装置 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP28022595A patent/JPH09119724A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013185804A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-19 | Panasonic Corp | ヒートポンプ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |