JP2006343023A - 冷却器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストにて、着霜に対し空気通路が塞がれ難い構成として良好な冷却性能を得る。
【解決手段】 複数のヘアピンチューブ、U字管等を連結し、冷媒を通す密閉冷媒回路を構成する。ヘアピンチューブの管路39bの長手方向に間隔をあけて、気流に直交する長さ寸法が同一とされた複数のフィン51、52を配設する。フィン51、52を構成する狭幅フィン52を、広幅フィン51に対して、管路39bの配列の2列分少ない幅寸法とし、広幅フィン51の間に2枚ずつ配置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、空調装置あるいは冷凍、冷蔵装置などに用いられる冷却器に関する。
空調装置あるいは冷凍、冷蔵装置には、ファン装置によって冷気を強制循環させる冷却器が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
以下、この種の冷却器を備えた冷蔵装置について説明する。
図14ないし図16に示すように、冷蔵装置を構成する冷蔵庫本体1は、内箱2内が中仕切6、7によって上下に仕切られて冷凍室3、冷蔵室4、野菜室5とされている。冷凍室3には、その背面に、ファングリル9によって仕切られた冷却器室10が形成され、この冷却器室10内に、冷却器8が設置されている。
冷却器室10の上部には、ファン11が設置されており、このファン11によって、冷凍室3内の空気が冷気吸込み口13から冷却器室10内へ導かれ、その後、冷却器8によって冷却されて冷気吹出し口12から冷凍室3内へ送り込まれる。
また、冷却器室10は、その上部が、吹出しダクト14を介して冷蔵室4と連通されており、冷却器室10から冷蔵室4へ冷気が送り込まれる。さらに、冷却器室10は、中仕切6に形成された吸込みダクト15を介して野菜室5と連通されており、野菜室5から冷却器室10へ空気が引き込まれる。
なお、冷却器室10内には、冷却器8の下方に霜取りヒータ16が設置されている。
冷却器8には、冷媒パイプ8aに直交させて、高さ方向と幅方向の寸法が長い広幅フィン8bと、高さ方向と幅方向の寸法が短い狭幅フィン8cとが、空気の流れの入口側である冷却器8の下部でずらされて交互に配列されている。
また、広幅フィン8bには、狭幅フィン8cの幅方向両外側部に、空気の流れ方向に対する高さ位置が冷媒パイプ8aと同じ設置位置(等ピッチの位置)で、かつ広幅フィン8bの幅方向両外側部と冷媒パイプ8aとの距離が最も広い側のみに、空気の流れに抵抗する方向へ向かって同一方向へ折り曲げた複数の切り起こし片20が風路変更部材として形成されている。
以上のように構成された冷却器8では、空気の流れ方向に沿って、広幅フィン8bの外側部によって形成されるバイパス風路17a、17bを流れる空気が、空気の流れ方向上流側から、切り起こし片20によって中央部へ導かれるため、空気がフィン8b、8cおよび冷媒パイプ8aに円滑に接触され、良好な熱交換性能が得られる。
また、着霜時に冷却器8下側で目詰まりが発生しても、バイパス風路17a、17bを通過する空気は、冷却器8の中央部に流れて空気がフィン8b、8cおよび冷媒パイプ8aに円滑に接触されるので、良好な熱交換性能が得られ、吹出し空気温度を低下させることができ、消費電力量が抑えられる。
また、他の構造としては、図17および図18に示すように、冷却器21の空気上流側にHフィン22aが配置され、下流側にLフィン22bが配置され、これらHフィン22a及びLフィン22bのバーリング穴23に、へアピンチューブの管路24を圧接したものがある。なお、Hフィン22aのパーリング高さ寸法hは、Lフィン22bのバーリング高さ寸法Sの3倍程度とされている。
そして、この冷却器21では、空気入口側のHフィン22aの先端に空気中の水蒸気が凍結し霜となって付着しても、Hフィン22aの間隔が下流側のLフィン22bの3倍程度に広くされていることにより、空気の通路が塞がれ難くなる。
特開平11−294901号公報
前述のように、広幅フィン8bと狭幅フィン8cとを交互に配置した上記冷却器8では、着霜より空気が冷却器8を通過できなくなることに対して広幅フィン8bと狭幅フィン8cを交互に配置することにより、狭幅フィン8cの空気入口部が霜により完全に目詰りするのを時間的に遅らせるとともにバイパス風路17a、17bでは熱交換性能を低下させて着霜しにくい構成としつつ、切り起こし片20を設けることにより空気を中央部へ導いて熱交換性能を向上させている。
しかしながら、この冷却器8では、複数の切り起こし片20を所定位置に形成した広幅フィン8bを用いた複雑な構造であることより、製造コストが嵩んでしまう。
また、空気上流側にHフィン22aを配置し、下流側にLフィン22bを配置し、Hフィン22aの間隔をLフィン22bの3倍程度に広くした冷却器21にあっては、必要なフィンの枚数が多く、このため、加工、組み立てが煩雑であり、やはり製造コストが嵩んでしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、低コストにて、着霜に対し空気通路が塞がれ難い構成として良好な冷却性能を得ることが可能な冷却器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の冷却器は、空気吸込口から吸い込まれ、かつ空気排出口から送り出される空気を冷却する冷却器であって、空気との間にて熱交換を行う冷媒が流通する複数の管路と、管路の長手方向に沿って所定間隔をあけて配設され、気流に沿う幅寸法が相対的に広い広幅フィンと、広幅フィンの間に配設され、広幅フィンよりも気流に沿う幅寸法が相対的に狭い狭幅フィンと、を備え、広幅フィンと狭幅フィンは、広幅フィンにおける空気排出口側の縁部と狭幅フィンにおける空気排出口側の縁部を揃えて配設されていることを特徴とする。
このように、上記冷却器では、広幅フィンよりも幅寸法が狭い狭幅フィンが、空気排出口側の縁部を揃えて広幅フィンの間に少なくとも一枚ずつ配置されているので、空気吸込口側におけるフィンの間隔を大きくすることができる。したがって、空気吸込口側におけるフィンの縁部に付着した霜が成長したとしても、この霜による空気の流路の閉塞が抑えられ、良好な空気の流れが常に確保され、高い冷却効率が維持される。
しかも、本発明の冷却器は、広幅フィンと狭幅フィンは、広幅フィンにおける空気排出口側の縁部と狭幅フィンにおける空気排出口側の縁部を揃えて配設されているため、フィンの枚数、より具体的には狭幅フィンの枚数を、図17及び図18に示した冷却器21に比べて少なくすることができる。
本発明の冷却器は、広幅ファン及び狭幅ファンは、気流に直交する長さが同一の平板から構成することが好ましい。切り起こしなどのない長さ寸法が同一の平板から広幅ファン及び狭幅ファンを構成することにより、加工、組み立ての容易化が図られ、製造コストを低減することができる。
また、本発明は、管路が、空気の気流に沿って複数列に配列され、狭幅フィンの幅寸法が、広幅フィンに対して、少なくとも管路の配列の1列分少ないことが好ましい。
このように、狭幅フィンが、広幅フィンに対して、少なくとも管路の配列の1列分少ない幅寸法とされているので、空気吸込口側にてフィンの間隔が確実に確保され、この霜による空気の流路の閉塞が抑えられ、良好な空気の流れが常に確保され、高い冷却効率が維持される。
特に、狭幅フィンは、広幅フィンに対して、管路の配列の2列分少ない幅寸法とされ、広幅フィンの間に2枚ずつ配置されていることが望ましい。
このように、広幅フィンに対して、狭幅フィンの幅寸法を管路の配列の2列分少なくし、広幅フィンの間に2枚ずつ配置することにより、空気吸込口側にてフィンの間隔が確実に確保され、この霜による空気の流路の閉塞が抑えられ、良好な空気の流れが常に確保され、高い冷却効率が維持される。
また、狭幅フィンは、広幅フィンに対して、管路の配列の2列分少ない幅寸法とされ、広幅フィンの間に1枚ずつ配置されていることが好ましい。
この場合も、広幅フィンに対して、狭幅フィンの幅寸法を管路の配列の2列分少なくし、広幅フィンの間に1枚ずつ配置することにより、空気吸込口側にてフィンの間隔が確実に確保され、この霜による空気の流路の閉塞が抑えられ、良好な空気の流れが常に確保され、高い冷却効率が維持される。
さらに、狭幅フィンは、広幅フィンに対して、管路の配列の1列分少ない幅寸法とされ、広幅フィンの間に2枚ずつ配置されていても良い。
このように、広幅フィンに対して、狭幅フィンの幅寸法を管路の配列の1列分少なくし、広幅フィンの間に2枚ずつ配置することにより、空気吸込口側にてフィンの間隔が確実に確保され、この霜による空気の流路の閉塞が抑えられ、良好な空気の流れが常に確保され、高い冷却効率が維持される。
また、狭幅フィンは、広幅フィンに対して、管路の配列の1列分少ない幅寸法とされ、広幅フィンの間に1枚ずつ配置されていることが好ましい。
このように、広幅フィンに対して、狭幅フィンの幅寸法を管路の配列の1列分少なくし、広幅フィンの間に1枚ずつ配置することにより、空気吸込口側にてフィンの間隔が確実に確保され、この霜による空気の流路の閉塞が抑えられ、良好な空気の流れが常に確保され、高い冷却効率が維持される。
本発明の冷却器によれば、空気入口側におけるフィンのピッチを広くすることができるため、空気入口側にてフィンの先端に空気中の水蒸気が凍結し霜となって付着しても空気の通路を塞がれ難くすることができ、良好な空気の流れを常に確保し、高い冷却効率を維持することができる。しかも、用いるフィンの枚数が極力抑えられ、加えて、切り起こしなどのない長さ寸法が同一の平板からなるフィンを用いるので、加工、組み立ての容易化が図られ、製造コストを低減することができる。
以下、本発明に係る冷却器の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る冷却器について説明する。
図1は、冷凍、冷蔵庫内に設置される冷却ユニットの概略断面図、図2は、冷却器の側面図、図3は、冷却器の正面図である。
図1に示すように、冷却ユニット30は、箱型の外殻31と架台32とで構成された筐体33を備え、この筐体33には、その前面に空気吸込口33aが、後面に空気排出口33bが設けられている。
この筐体33内には、空気吸込口33a側から冷却器50および送風機35が配設されている。送風機35は、駆動モータ35aによって回転されるファン35bを備えており、このファン35bは、その外周側に配設されたシュラウド36によって囲われている。
そして、送風機35のファン35bが回転すると、冷凍、冷蔵庫内の空気が空気吸込口33aに吸込まれ、冷却器50を通って冷却され、空気排出口33bから冷凍、冷蔵庫内へ戻され、所定の温度になるまで、この循環運転が行われる。
尚、この冷却ユニット30に対応する冷凍、冷蔵装置の凝縮器や冷媒圧縮機は、図示省略の室外機の中に配置され、冷媒回路および電気回路により接続されている。
図2および図3に示すように、冷却器50は、一対の側板37a、37bを備え、これら側板37a、37bによって両端が筐体33の架台32に支持されている。
この冷却器50は、一端側にて屈曲された複数のヘアピンチューブ39を有している。これらヘアピンチューブ39は、一端側が屈曲部39aとされた一対の管路39bを有しており、これら管路39bが、気流に沿って幅方向に4列に整列されて配置されている。
これらヘアピンチューブ39には、側板37a、37b間における管路39bに、冷却管であるヘアピンチューブ39の熱交換率を高めるために、後に詳述する複数の広幅フィン51および狭幅フィン52が管路39bの長手方向に間隔をあけて取り付けられている。
ヘアピンチューブ39は、管路39bの他端部が、隣接する他のヘアピンチューブ39の管路39bの他端部と、U字管41によってろう付けにて連結されており、また、上部および下部に設置されたヘアピンチューブ39の一方の管路39bには、それぞれ冷媒入口管40および冷媒出口管42がろう付けにて連結されている。
これにより、冷却器50では、ヘアピンチューブ39、U字管41、冷媒入口管40および冷媒出口管42からなる密閉冷媒回路が構成されている。
そして、冷媒入口管40の手前には、図示省略の膨張弁またはキャピラリチューブが接続されており、ここで凝縮器より送り出された高圧液冷媒が断熱膨張して冷却器50に入り、ヘアピンチューブ39に圧接された広幅フィン51および狭幅フィン52の伝熱拡散効果により熱を吸収して蒸発気化する。
次に、冷却器50の構造を、さらに詳述する。
図4は、第1実施形態に係る冷却器の図3におけるA−A断面図、図5は、図4におけるC−C断面図、図6は、広幅フィンの幅寸法を示す平面図、図7は、狭幅フィンの幅寸法を示す平面図である。
図4および図5に示すように、冷却器50は、気流に直交する長さ寸法が同一の平板からなる広幅フィン51および狭幅フィン52を有しており、1枚の広幅フィン51と2枚の狭幅フィン52とが交互に配置され、これにより、広幅フィン51間に2枚の狭幅フィン52が配置されている。
これら広幅フィン51および狭幅フィン52には、例えば、打ち抜き加工などにより、ヘアピンチューブ39の管路39bが圧入可能な穴部43aと、この穴部43aの縁部にて一方向へ立ち上げられて、圧入された管路39bの外周面に密接するバーリング部43bとからなるバーリング穴43が形成されている。
広幅フィン51のバーリング穴43には、冷却器50の空気入口側1列目から4列目までの全てのヘアピンチューブ39の管路39bが圧接され、狭幅フィン52のバーリング穴43には、冷却器50の空気入口側3列目と4列目のヘアピンチューブ39の管路39bが圧接されている。
ここで、広幅フィン51のバーリング高さ寸法S1は、狭幅フィン52のバーリング高さ寸法S2と同じであるが、空気入口側1、2列目におけるフィンピッチPhは、3、4列目のフィンピッチPsの3倍程度とされている。
そして、図6および図7に示すように、広幅フィン51には、バーリング穴43が、前述のように、空気入口側1列目から4列目の全ての管路39bに対応する位置に形成され、狭幅フィン52には、バーリング穴43が空気入口側から3列目と4列目の管路39bに対応する位置に形成されており、狭幅フィン52の幅寸法は、広幅フィン51の幅寸法の約1/2とされている。
上記構造の冷却器50では、送風機35のファン35bが回転すると、冷凍、冷蔵庫内の空気が空気吸込口33aに吸込まれ、冷却器50を通される。
このとき、冷却器50を通る空気は、広幅フィン51および狭幅フィン52の伝熱拡散効果により熱を吸収して蒸発気化するヘアピンチューブ39内を流れる冷媒との間にて熱交換が行われることにより冷却される。
その後、この冷却器50によって冷却された空気は、空気排出口33bから冷凍、冷蔵庫内へ戻される。
ここで、冷却器50によって空気を冷却する際に、この冷却する空気内の水蒸気が凍結する。そして、この凍結した水分は、霜となって空気吸込口33aの広幅フィン51の縁部に付着して成長していく。
ところで、上記構造の冷却器50では、空気入口側1列目から4列目までの全ての管路39bが圧接された広幅フィン51の間に、空気入口側から3、4列目の管路39bだけが圧接された2枚の狭幅フィン52を配設することにより、1列目および2列目におけるフィンピッチPhが、3列目および4列目におけるフィンピッチPsの3倍程度に大きくされている。
したがって、広幅フィン51の縁部に付着した霜が成長したとしても、この霜による空気の流路の閉塞が抑えられる。これにより、冷却器50における良好な空気の流れが確保され、高い冷却効率が維持される。
以上、説明したように、第1実施形態に係る冷却器50によれば、空気入口側1、2列目のフィンピッチPhが3、4列目のフィンピッチPsの3倍程度に広くされていることにより、空気入口側フィンの先端に空気中の水蒸気が凍結し霜となって付着しても空気の通路を塞がれ難くすることができ、良好な空気の流れを常に確保し、高い冷却効率を維持することができる。しかも、用いるフィン51、52の合計枚数が、従来の冷却器21と比較して、25%程度少なくすることができ、また、切り起こしなどのない長さ寸法が同一の平板からなるフィン51、52を用いるので、加工、組み立ての容易化が図られ、製造コストを低減することができる。
なお、上記実施形態では、冷却器50を、冷凍、冷蔵装置の冷却ユニット30に適応した例を示したが、この冷却器50は、冷凍、冷蔵装置に限らず、例えば、空調装置の冷却ユニットにも適応できることは勿論である。
以下、第1実施形態の変形例として、第2〜第4実施形態を説明する。なお、上記第1実施形態と同一構造部分は、同一符号を付して説明を省略する。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る冷却器の断面図、図9は、図8におけるD−D断面図である。
図8および図9に示すように、この冷却器60は、1枚の広幅フィン51と1枚の狭幅フィン52とが交互に配置され、これにより、広幅フィン51間に1枚の狭幅フィン52が配置されている。
狭幅フィン52の幅寸法は、広幅フィン51の幅寸法の約1/2とされており、広幅フィン51のバーリング穴43には、冷却器60の空気入口側1列目から4列目までの全ての管路39bに圧接され、狭幅フィン52のバーリング穴43には、冷却器60の空気入口側3列目と4列目の管路39bが圧接されている。
ここで、広幅フィン51のバーリング高さ寸法S1は、狭幅フィン52のバーリング高さ寸法S2と同じであるが、空気入口側1、2列目におけるフィンピッチPjは、3、4列目のフィンピッチPsの2倍程度とされている。
そして、上記第2実施形態に係る冷却器60によれば、空気入口側1、2列目のフィンピッチPjが3、4列目のフィンピッチPsの2倍程度に広くされていることにより、第1実施形態と同様に、空気入口側フィンの先端に空気中の水蒸気が凍結し霜となって付着しても空気の通路を塞がれ難くすることができ、良好な空気の流れを常に確保し、高い冷却効率を維持することができる。しかも、用いるフィン51、52の合計枚数が、従来の冷却器21と比較して、50%程度少なくすることができ、また、切り起こしなどのない長さ寸法が同一の平板からなるフィン51、52を用いるので、加工、組み立ての容易化が図られ、製造コストを低減することができる。
(第3実施形態)
図10は、第3実施形態に係る冷却器の断面図、図11は、図10におけるE−E断面図である。
図10および図11に示すように、この冷却器70は、1枚の広幅フィン51と2枚の狭幅フィン62とが交互に配置され、これにより、広幅フィン51間に2枚の狭幅フィン62が配置されている。
そして、狭幅フィン62の幅寸法は、広幅フィン51の幅寸法の約3/4とされており、広幅フィン51のバーリング穴43には、冷却器70の空気入口側1列目から4列目までの全ての管路39bが圧接され、狭幅フィン62のバーリング穴43には、冷却器70の空気入口側2列目から4列目の管路39bが圧接されている。
ここで、広幅フィン51のバーリング高さ寸法S1は、狭幅フィン62のバーリング高さ寸法S2と同じであるが、空気入口側1列目におけるフィンピッチPhは、2列目から4列目のフィンピッチPsの3倍程度とされている。
そして、上記第3実施形態に係る冷却器70によれば、空気入口側1列目のフィンピッチPhが2列目から4列目のフィンピッチPsの3倍程度に広くされていることにより、第1実施形態と同様に、空気入口側フィンの先端に空気中の水蒸気が凍結し霜となって付着しても空気の通路を塞がれ難くすることができ、良好な空気の流れを常に確保し、高い冷却効率を維持することができる。しかも、用いるフィン51、62の合計枚数が、従来の冷却器21と比較して、25%程度少なくすることができ、また、切り起こしなどのない長さ寸法が同一の平板からなるフィン51、62を用いるので、加工、組み立ての容易化が図られ、製造コストを低減することができる。
(第4実施形態)
図12は、第4実施形態に係る冷却器の断面図、図13は、図12におけるF−F断面図である。
図12および図13に示すように、この冷却器80は、1枚の広幅フィン51と1枚の狭幅フィン62とが交互に配置され、これにより、広幅フィン51間に1枚の狭幅フィン62が配置されている。
そして、狭幅フィン62の幅寸法は、広幅フィン51の幅寸法の約3/4とされており、広幅フィン51のバーリング穴43には、冷却器80の空気入口側1列目から4列目までの全ての管路39bに圧接され、狭幅フィン62のバーリング穴43には、冷却器80の空気入口側2列目から4列目の管路39bが圧接されている。
ここで、広幅フィン51のバーリング高さ寸法S1は、狭幅フィン62のバーリング高さ寸法S2と同じであるが、空気入口側1列目におけるフィンピッチPjは、2列目から4列目のフィンピッチPsの2倍程度とされている。
そして、上記第4実施形態に係る冷却器80によれば、空気入口側1列目のフィンピッチPjが2列目から4列目のフィンピッチPsの2倍程度に広くされていることにより、第1実施形態と同様に、空気入口側フィンの先端に空気中の水蒸気が凍結し霜となって付着しても空気の通路を塞がれ難くすることができ、良好な空気の流れを常に確保し、高い冷却効率を維持することができる。しかも、用いるフィン51、62の合計枚数が、従来の冷却器21と比較して、50%程度少なくすることができ、また、切り起こしなどのない長さ寸法が同一の平板からなるフィン51、62を用いるので、加工、組み立ての容易化が図られ、製造コストを低減することができる。
冷凍、冷蔵庫内に設置される冷却ユニットの概略断面図である。 第1実施形態に係る冷却器の側面図である。 冷却器の正面図である。 第1実施形態に係る冷却器の図3におけるA−A断面図である。 図4におけるC−C断面図である。 広幅フィンの幅寸法を示す平面図である。 狭幅フィンの幅寸法を示す平面図である。 第2実施形態に係る冷却器の断面図である。 図8におけるD−D断面図である。 第3実施形態に係る冷却器の断面図である。 図10におけるE−E断面図である。 第4実施形態に係る冷却器の断面図である。 図12におけるF−F断面図である。 従来技術に係る冷却器を説明する断面図である。 従来の冷却器の斜視図および上面図である。 従来の冷却器の側面図である。 他の従来技術に係る冷却器の断面図である。 図17におけるB−B断面図である。
符号の説明
33a…空気吸込口、33b…空気排出口、50、60、70、80…冷却器、39b…管路、51…広幅フィン、52、62…狭幅フィン

Claims (7)

  1. 空気吸込口から吸い込まれ、かつ空気排出口から送り出される空気を冷却する冷却器であって、
    前記空気との間にて熱交換を行う冷媒が流通する複数の管路と、
    前記管路の長手方向に沿って所定間隔をあけて配設され、気流に沿う幅寸法が相対的に広い広幅フィンと、
    前記広幅フィンの間に配設され、前記広幅フィンよりも気流に沿う幅寸法が相対的に狭い狭幅フィンと、を備え、
    前記広幅フィンと前記狭幅フィンは、前記広幅フィンにおける前記空気排出口側の縁部と前記狭幅フィンにおける前記空気排出口側の縁部を揃えて配設されていることを特徴とする冷却器。
  2. 前記広幅ファン及び前記狭幅ファンは、気流に直交する長さが同一の平板から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
  3. 前記管路は、前記空気の気流に沿って複数列に配列され、前記狭幅フィンの前記幅寸法は、前記広幅フィンに対して、少なくとも前記管路の配列の1列分少ないことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却器。
  4. 前記狭幅フィンの前記幅寸法は、前記広幅フィンに対して、前記管路の配列の2列分少なく、前記広幅フィンの間に前記狭幅フィンが2枚ずつ配置されていることを特徴とする請求項3に記載の冷却器。
  5. 前記狭幅フィンの前記幅寸法は、前記広幅フィンに対して、前記管路の配列の2列分少なく、前記広幅フィンの間に前記狭幅フィンが1枚ずつ配置されていることを特徴とする請求項3に記載の冷却器。
  6. 前記狭幅フィンの前記幅寸法は、前記広幅フィンに対して、前記管路の配列の1列分少なく、前記広幅フィンの間に前記狭幅フィンが2枚ずつ配置されていることを特徴とする請求項3に記載の冷却器。
  7. 前記狭幅フィンの前記幅寸法は、前記広幅フィンに対して、前記管路の配列の1列分少なく、前記広幅フィンの間に前記狭幅フィンが1枚ずつ配置されていることを特徴とする請求項3に記載の冷却器。
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