JP5020159B2 - 熱交換器、冷蔵庫及び空調装置 - Google Patents

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本発明は、熱交換器、冷蔵庫及び空調装置に関するものである。
従来の熱交換器として、中空円筒状の左右のヘッダに垂直に間隔を置いて配置した複数本の扁平管の両端が挿入され、円滑に冷媒が扁平管の中を通過できるように熱交換器を構成し、隣接する扁平管の間に冷媒と空気の熱交換を促進するためのフィンを設け、左右ヘッダに冷凍サイクルへ導かれる接続管を設置することにより、熱交換器全体をバランス良く、有効に利用することができるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-127529号公報(第1頁、図1)
特許文献1に記載した熱交換器は空気調和機に利用されるものであり、この熱交換器が設置される風路は大きいものであり、中空円筒状の左右のヘッダも風路に配置したとしてもヘッダが通風抵抗に影響を与えないが、このような熱交換器を冷蔵庫に利用した場合、冷蔵庫の風路は通風方向に長いが、断面扁平で風路は狭いために中空円筒状の左右のヘッダを狭い風路に配置すると、ヘッダが通風抵抗になって風速が低下しやすいため、冷却器の空気出口側で扁平管の温度効率を上げる前縁効果を発揮できないと共に着霜に伴う目詰まりを生じさせ易いという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、冷蔵庫のように風路が狭く通風方向に長くても、通風抵抗が少なく、温度効率を向上し、着霜に伴う目詰まり耐力に優れ、冷媒の圧力損失を抑えた熱交換器、冷蔵庫、空調装置を提供することを目的とする。
本発明に係る熱交換器は、所定の間隔を置いて並列に配置された螺旋状に折り曲げて螺旋円弧内の中空の中心部分を風路とし内部に冷媒が流れる複数本の扁平伝熱管と、これら扁平伝熱管の螺旋状に折り曲げて形成される螺旋円弧の領域から外れた側方に配置されて扁平伝熱管の両端がそれぞれ連通するように連結された一対の中空筒状の冷媒ヘッダとを備えて構成され、一方の冷媒ヘッダをL字状の冷気風路の曲がり部付近水平部に配置し、もう一方の冷媒ヘッダをL字状の冷気風路の垂直部に配置して、この垂直部内で互いに隣接する扁平伝熱管同士の間の間隙と螺旋状に折り曲げてなる扁平伝熱管の螺旋円弧内の中空の中心部分とを主な風路とし、冷気風路の通風方向は水平部から垂直部へと至る方向となるようにしたものである。
本発明に係る熱交換器は、所定の間隔を置いて並列に配置された螺旋状に折り曲げて螺旋円弧内の中空の中心部分を風路とし内部に冷媒が流れる複数本の扁平伝熱管と、これら扁平伝熱管の螺旋状に折り曲げて形成される螺旋円弧の領域から外れた側方に配置されて扁平伝熱管の両端がそれぞれ連通するように連結された一対の中空筒状の冷媒ヘッダとを備えて構成され、一方の冷媒ヘッダをL字状の冷気風路の曲がり部付近の水平部に配置し、もう一方の冷媒ヘッダをL字状の冷気風路の垂直部に配置して、この垂直部内で互いに隣接する扁平伝熱管同士の間の間隙と螺旋状に折り曲げてなる扁平伝熱管の螺旋円弧内の中空の中心部分とを主な風路とし、冷気風路の通風方向は水平部から垂直部へと至る方向となるようにしたので、冷気風路の垂直部における冷媒ヘッダがない空気入口側と複数本の扁平伝熱管がある途中の風路断面積を大きく取ることができ、通風抵抗が小さくなり、送風機の動力低減が可能となると共に着霜を抑制できるため除霜時間も短縮できて消費電力量も少なくなり、さらに埃などの異物が詰まり難くなり、長年にわたり伝熱性能を維持することができ、また通風抵抗が小さくなる分、冷気風路を薄くできるという効果がある。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を螺旋状に曲げた構成を示す斜視図、図2は同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を螺旋状に曲げた構成を示す平面図、図3は同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を螺旋状に曲げた構成を示す側面図、図4は同冷蔵庫の構成を示す正面図、図5は同冷蔵庫の構成を示す背面図、図6は同冷蔵庫の構成を示す側面図、図7は同冷蔵庫の冷媒回路の構成を示す回路図、図8は同冷蔵庫の冷凍サイクルの動作を表すP−h線図である。
図4に示すように、冷蔵庫は、上部に食品を冷蔵保管する冷蔵室1を備え、中間部に冷蔵室1の下に氷を作成する製氷室2と冷蔵室1と製氷室2のいずれにも切り替えられる切替室3とを備え、製氷室2及び切替室3の下に野菜類を冷蔵保存する野菜室4を備え、下部に冷凍食品を冷凍保管する冷凍室5を備えている。
図5及び図6に示すように、冷蔵庫の下部背面側に機械室6が設けられており、その機械室6内には送風機7と圧縮機11とドレンの受け皿12と第1の凝縮器13とが配設されている。
また、冷蔵庫の下部を除く背面側に断面扁平で狭い冷気風路9が配設されている。その冷気風路9はL字状をしており、垂直部9aの先端は冷蔵室1に接続されており、垂直部9aの途中で製氷室2及び切替室3と野菜室4に接続され、水平部9bの先端は冷凍室5に接続されており、各室に冷気を送るように構成されている。
その冷気風路9内には冷蔵室1への冷気の量を調整するダンパ10が設けられており、さらに冷気風路9の垂直部9aの一部と曲がり部9cとに冷却器17と冷却器用送風機9とが設けられている。
また、冷蔵庫の側壁部分で、冷蔵室1の外側と鋼板で形成された外箱の内側との間に断熱材であるウレタンが設けられており、そのウレタンに第2の凝縮器14のパイプが外箱の内側と接触するようにして埋設されている。
さらに、冷蔵庫の冷蔵室1の開口部の周囲に、扉開閉時や冷熱の漏洩による扉周囲の露付を防止する機能を有する第3の凝縮器15が埋設されている。
なお、16は絞り手段である毛細管、18は低圧アキュムレータである。
図7に示すように、圧縮機11、第1の凝縮器13、第2の凝縮器14、第3の凝縮器15、毛細管16、冷却器17及び低圧アキュムレータ18の順に配管で接続されて冷凍サイクルを構成している。その冷凍サイクルの冷媒には、自然冷媒であるR600a(イソブタン)が用いられている。
次に、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の動作について図7の冷媒回路図及び図8のP−h線図を用いて説明する。図7および図8中のアルファベット記号と本文の記号は同じ箇所を示している。
圧縮機11で圧縮された冷媒は、高圧高温(465kPa、60℃)の過熱蒸気冷媒となり、第1の凝縮器13に流入する。
送風機7で室温程度(30℃)の空気により冷却され放熱し、高圧(465kPa、35℃)の比較的乾き度の高い二相冷媒まで冷却される。その後、第2の凝縮器14である側面部の配管で冷蔵庫外部に放熱した結果、冷媒は凝縮液化し、さらに第3の凝縮器15である扉周囲の配管で凝縮液化し、乾き度の低い二相冷媒となる。
その後、絞り手段である毛細管16で減圧され、低圧低温(46kPa、−30℃)の二相冷媒となり、冷却器17に流れ込む。
冷却器17では、送風機8で冷蔵庫内からの戻り空気(2℃)を吸熱により冷却し、低圧低温の二相冷媒は蒸発気化し、冷蔵庫内空気を冷却する。低圧低温の蒸気冷媒は圧縮機11に流れ込み、再び圧縮され高温高圧の過熱蒸気冷媒として第1の凝縮器13に流れ込む。
次に、本発明の実施の形態1の冷蔵庫の冷却器17の構成について図1から図3に基づいて説明する。
熱交換器である冷却器17は、図1に示すように、例えば所定の間隔を置いて並列に配置された螺旋状に折り曲げてなる8本の内部に冷媒が流れる扁平伝熱管21と、これら8本の扁平伝熱管21の一端がそれぞれ連通するように連結された断面が扁平な台形で中空筒状の冷媒入口側ヘッダ22と、これら8本の扁平伝熱管21の他端がそれぞれ連通するように連結された断面三角形の中空筒状の冷媒出口側ヘッダ23とで構成されている。その冷却器17の互いに隣接する扁平伝熱管21同士の間には間隙が設けられており、その間隙と螺旋状に折り曲げてなる扁平伝熱管21の中空の中心部分とで通風路24の一部が構成される。
上記のように構成された冷却器17は、図2及び図3に示すように、L字状の冷気風路9の垂直部9a内の一部と曲がり部9c付近の水平部9b内とに配設されている。
即ち、冷却器17の断面三角形の筒状の冷媒出口ヘッダ23が冷気風路9の曲がり部9c付近の水平部9bに配置させられ、冷却器17の螺旋状に折り曲げてなる8本の扁平伝熱管21と断面が扁平な台形で中空筒状の冷媒入口ヘッダ22が冷気風路9の垂直部9aに配置させられている。
従って、冷気風路9の垂直部9a内の8本の扁平伝熱管21と冷媒入口側ヘッダ22を除いた部分が通風路24となる。
冷気風路9の通風方向は水平部9bから曲がり部9cを経て垂直部9aへと至る方向である。また、冷却器17の8本の扁平伝熱管21は、その冷媒の出口側が通風方向の空気入口側、その冷媒の入口側が通風方向の空気出口側となるように配置されている。
このように、断面三角形の筒状の冷媒出口側ヘッダ23が冷気風路9の曲がり部9c付近の水平部9bに配置させられ、冷却器17の断面が扁平な台形で中空筒状の冷媒入口側ヘッダ22が冷気風路9の垂直部9aに配置させられ、垂直部9a内で互いに隣接する扁平伝熱管21同士の間の間隙と螺旋状に折り曲げてなる扁平伝熱管21の中空の中心部分とを主な通風路24とし、冷気風路9の通風方向は水平部9bから垂直部9aへと至る方向となるようにしたので、冷気風路9の垂直部9aにおける冷媒入口ヘッダ22がない空気入口側と8本の扁平伝熱管21がある途中の風路断面積を大きく取ることができ、通風抵抗が小さくなり、送風機の動力低減が可能となると共に着霜を抑制できるため除霜時間も短縮できて消費電力量も少なくなり、さらに埃などの異物が詰まり難くなり、長年にわたり伝熱性能を維持することができ、また通風抵抗が小さくなる分、冷気風路を薄く構成できるため、冷蔵庫の庫内容量増加が可能となる。
また、L字状の冷気風路9内の通風方向は水平部9bから曲がり部9cを経て垂直部9aに風が流れる方向であり、曲がり部9c付近の水平部9bに配置させられた冷媒出口側ヘッダは断面三角形の筒状をしているので、通風抵抗を抑え、空気の整流効果をもつため、曲がり部9cで生じる渦流れを抑えて通風抵抗の増大を抑制でき、通過風速を落とさず冷気を供給できるため、この点からも消費電力量を抑制することができる。
この実施の形態1の熱交換器である冷却器17では、その容量は、扁平伝熱管21の本数を増加させるか、通風方向の曲げ回数を増加させれば、容易に調整することができる。
また、冷却器17の熱交換機能を有する所定の間隔を置いて並列に配置された螺旋状に折り曲げてなる8本の扁平伝熱管21は、通風方向に長いが、厚さ寸法は小さいので、冷蔵庫の通風方向は長いが厚さ寸法が小さく、全体として狭い冷却風路9に設置することを可能としている。
図1及び図2に示す冷却器17は、扁平伝熱管21を螺旋状に折り曲げているが、図9及び図10に示す冷却器17のように、扁平伝熱管21を蛇行状に折り曲げても、扁平伝熱管21を螺旋状に折り曲げたのと同様の効果が得られる。
さらに、図11に示す冷却器17のように、扁平伝熱管21を屈曲させながら冷媒の流れ方向に延ばすようにしてもよい。
このように扁平伝熱管21を屈曲させながら冷媒の流れ方向に延ばすようにすることにより、単位容積当たりの管外の有効伝熱面積を拡大でき、熱交換性能が向上する。
また、冷却器17の複数本の扁平伝熱管21は、その冷媒の出口側が通風方向の空気入口側、その冷媒の入口側が通風方向の空気出口側となるように配置されている。
図12に示すように、冷媒出口温度が冷媒のガス抜けや庫内温度上昇によりドライアウトで温度上昇しても、両流体が対向流(図中太線)で熱交換する場合は、冷媒の出口側で熱交換が可能となる。
しかし、両流体が並行流(図中破線)で熱交換する場合は、冷媒温度がドライアウトにより温度が上昇するため、冷媒の出口側で熱交換ができない。
そこで、冷媒の流れを空気と対向するよう扁平伝熱管21を配置することにより、冷却器17の熱交換効率が向上し、消費電力の低減や長年に渡り信頼性の高い冷蔵庫の提供が可能となる。
次に、冷却器17の扁平伝熱管21の内部構成について図13及び図14に基づいて説明する。
図13は同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の内部構成を示す断面図、図14は同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の別の内部構成を示す断面図である。
図13に示すように、扁平伝熱管21の内部に、短径方向の隔壁21aが長径方向に等間隔に複数設けられ、複数の冷媒流路に仕切られているものがある。この場合は前縁側流路の冷媒が早く蒸発する。
また、図14に示すように、扁平伝熱管21の内部に、隔壁21aが長径方向に1つ設けられ、2つの冷媒流路に仕切られているものがある。この場合は前縁側と後縁側の冷媒が混ざりながら流れるため、前縁側に液冷媒を供給でき、前縁側と後縁側の冷媒の温度は同じとなり、均一に冷却できることとなる。
上述した冷却器17の扁平伝熱管21の素材には、アルミニウム(A1050)が用いられている。
また、上述した冷却器17の扁平伝熱管21に、図15に示すように、扁平伝熱管21を取り巻くようにリング状のフィン25aを複数設け、図16及び図17に示すように、扁平伝熱管21の両側に板状のフィン25bを横に張り出すように設けるようにすることにより、管外伝熱面積を増加でき、蒸発能力を向上することができる。
さらに、図18及び図19に示すように、冷却器17の除霜のため、扁平伝熱管21の外壁にシーズヒータ26を取り付けている。また、シーズヒータ26の代わりに面状ヒータを貼り付けてもよい。これにより、扁平伝熱管21の外表面を直接暖められ、除霜時間を短縮でき、消費電力量を低減することができる。
実施の形態2.
図20は本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の冷却器の冷媒ヘッダを通風方向に設置した状態を示す斜視図、図21は同冷蔵庫の冷却器の冷媒ヘッダを通風方向に設置した状態を示す平面図である。
この実施の形態2の冷却器27は、通風方向に対して直交し、且つ通風方向に所定間隔を置いて配置した8本の真っ直ぐな扁平伝熱管31を一段とし、これを水平方向に四段設けてなる32本の扁平伝熱管31と、これら扁平伝熱管31の両端に連通するように連結され、通風方向に平行に配置された冷媒入口側ヘッダ32及び冷媒出口側ヘッダ33とで構成されている。
その冷媒入口側ヘッダ32及び冷媒出口側ヘッダ33は所定の厚みを有して中空の平板状に形成され、内面に各扁平伝熱管31の端部がヘッダ内部に連通するように連結されている。
その平板状の冷媒入口側ヘッダ32及び冷媒出口側ヘッダ33の両端は半円状に形成され、冷気風路9の垂直部9aの側壁に接触するように配置させられている。
従って、冷気風路9の垂直部9a内の32本の扁平伝熱管31と冷媒入口側ヘッダ32及び冷媒出口側ヘッダ33を除いた部分が通風路34となる。
その冷却器27の水平方向で互いに隣接する各段の扁平伝熱管31同士の間には間隙が設けられており、その間隙で通風路34の一部が構成される。
上記のように構成された冷却器27は、L字状の冷気風路9の垂直部9a内に配設されている。そして、冷気風路9の通風方向は水平部9bから曲がり部9cを経て垂直部9aへと至る方向である。
このように、冷却器27の中空平板状の冷媒入口側ヘッダ32及び冷媒出口側ヘッダ33は冷気風路9の垂直部9aの側壁に接触するように配置させられ、垂直部9a内で水平方向で互いに隣接する各段の扁平伝熱管31同士の間の間隙と前方に位置する段と後方に位置する段の扁平伝熱管31と垂直部9aの前後壁面との間隙とが主な通風路34となるようにしたので、冷気風路9の垂直部9aにおける風路断面積を大きく取ることができ、通風抵抗が小さくなり、送風機の動力低減が可能となると共に着霜を抑制できるため除霜時間も短縮できて消費電力量も少なくなり、さらに埃などの異物が詰まり難くなり、長年にわたり伝熱性能を維持することができ、また通風抵抗が小さくなる分、冷気風路を薄く構成できるため、冷蔵庫の庫内容量増加が可能となる。
また、L字状の冷気風路9内の通風方向は水平部9bから曲がり部9cを経て垂直部9aに風が流れる方向であり、垂直部9aに配置させられた平板状の冷媒入口側ヘッダ32及び冷媒出口ヘッダ33で曲がり部9c付近に位置する端部は半円状に形成されているので、通風抵抗を抑え、空気の整流効果をもつため、曲がり部9cで生じる渦流れを抑え通風抵抗の増大を抑制でき、通過風速を余り落とさず冷気を供給できるため、消費電力量を抑制することができる。
この実施の形態2のように、冷蔵庫の狭い冷気風路9の垂直部9aに設置される冷却器27は、通風方向に対して直交し、且つ通風方向に所定間隔を置いて配置した複数本の真っ直ぐな扁平伝熱管31を一段とし、これを水平方向に複数段設けており、各扁平伝熱管31の幅は同じものを用いている。
そして、図22に示すように、扁平伝熱管31の幅が、冷気風路9における空気入口側に長いもの、空気出口側に短いものを配置する。
これにより、冷気風路9において空気出口側まで風速を落とすことなく、熱交換効率のよい熱交換器を提供することができる。
また、扁平伝熱管31の幅が、冷気風路9における空気入口側に短いもの、空気出口側に長いものを配置すると、冷気風路9において空気入口側の着霜が抑制でき、空気出口側で熱交換効率を向上でき、湿度の高い空気が流れる場合に有効である。
このように、冷却器の使用環境に応じて、扁平伝熱管31の幅を変化させてもよい。
さらに、図23に示すように、複数の扁平伝熱管31の幅は同じで、通風方向における隣接する扁平伝熱管31の中心同士の間隔、即ち通風方向における隣接する扁平伝熱管31のピッチを、空気入口側に大きいもの、空気出口側に小さいものを配置する。
これにより、冷気風路9において空気入口側の着霜が抑制でき、空気出口側で熱交換効率を向上でき、湿度の高い空気が流れる場合に有効である。
このように、冷却器の使用環境に応じて、扁平伝熱管31の通風方向のピッチを変化させてもよい。
また、図24に示すように、複数の扁平伝熱管31の幅は同じで、冷気風路9における空気入口側に複数本の扁平伝熱管31を配置し、空気出口側に複数本の円管35を配置してもよい。
これにより、冷気風路9において空気入口側の着霜が抑制でき、空気出口側で熱交換効率を向上でき、湿度の高い空気が流れる場合に有効である。
次に、図20に示すような複数の扁平伝熱管31が配置された冷却器27の構成で、 冷却器の設置寸法を幅が360mm、通風方向の長さが200mm、高さが70mmとし、冷却器の蒸発能力を一定としたとき、図25のグラフは冷却器の扁平伝熱管の幅の変化に対する管外熱伝達率と重さの関係を示し、図26は冷却器の扁平伝熱管の幅の変化に対する管外熱伝達率と冷却器の通風方向長さの関係を示している。
図25のグラフを見ると、扁平伝熱管31の幅を大きくすると、管外熱伝達率が低下するため、重さは増加することが分かる。
また、図26のグラフを見ると、扁平伝熱管31の幅が大きくなると冷却器27の通風方向の寸法が大きくなるため、200mmの設置寸法を超えてしまうことが分かる。
そこで、通風方向長さが200mmでの扁平伝熱管31の幅は20mm以下にする必要がある。
なお、扁平伝熱管31を通風方向に螺旋状に折り曲げて冷却器を構成するときにも同様である。
図27及び図28は、図20に示す実施の形態2の冷却器27の変形例を示すものである。
実施の形態2の冷却器27は、8本の真っ直ぐな扁平伝熱管31を通風方向に対して直交し、且つ通風方向に所定間隔を置いて配置し、これを一段とし、水平方向に四段設けたものである。
これに対し、この変形例は、図27に示すように、8本の平面的に見て波形に折れ曲がった扁平伝熱管31を通風方向に対して直交に配置し、隣接する扁平伝熱管31の波形が重ならずに食い違うように通風方向に並列に配置したものである。
また、これら扁平伝熱管31の両端に連通するように連結され、通風方向に平行に配置された冷媒入口側ヘッダ32及び冷媒出口側ヘッダ33は、円筒状に形成されている。
この変形例では、扁平伝熱管31は平面的に見て波形に折れ曲がっているので、実施の形態2の真っ直ぐな扁平伝熱管31より長さが長くなり、熱交換効率が向上したものとなっている。
また、この変形例も図22に示すように扁平伝熱管31の幅が、冷気風路9における空気入口側に長いもの、空気出口側に短いものを配置するようにしたり、図23に示すように複数の扁平伝熱管31の幅は同じで、通風方向における隣接する扁平伝熱管31のピッチを、空気入口側に大きいもの、空気出口側に小さいものを配置するようにすることもできる。
なお、上述した実施の形態1、2の熱交換器である冷却器17、27を冷蔵庫に使用した例を挙げて説明したが、実施の形態1、2の熱交換器である冷却器17、27を空調装置に適用してもよい。
この場合、空調装置は、圧縮機11、凝縮器13、絞り手段である毛細管16および冷却器17を順次接続してなる冷凍サイクルを備え、冷却器17を空調装置の冷気風路に設置する。
かかる空調装置であれば、冷気風路において冷却器17の通風抵抗が小さくなり、送風機の動力低減が可能となるといった効果を有し、その結果、長年にわたり伝熱性能を維持することができるといった効果も発揮される。
また、本実施の形態1、2では、冷凍サイクルに用いる冷媒にR600aを用いたがこれに限ることなく、二酸化炭素などのその他の自然冷媒はもちろんのこと、HFC系冷媒でも同様の効果を奏する。
さらに、第1の凝縮器13に、アルミニウム(A1050)を用いたがこれに限ることなく、A3003やA7072などのアルミニウム合金でもよく、その他の金属例えば銅やステンレスなどでもよい。
本実施の形態は、例えば冷凍サイクルを搭載した除加湿機、スポットクーラー等熱交換器の設置スペースの確保が困難な機器に対して有効である。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を螺旋状に曲げた構成を示す斜視図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を螺旋状に曲げた構成を示す平面図 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を螺旋状に曲げた構成を示す側面図。 同冷蔵庫の構成を示す正面図。 同冷蔵庫の構成を示す背面図。 同冷蔵庫の構成を示す側面図。 同冷蔵庫の冷媒回路の構成を示す回路図。 同冷蔵庫の冷凍サイクルの動作を表すP−h線図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を蛇行状に曲げた構成を示す平面図 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を蛇行状に曲げた構成を示す側面図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を屈曲させた構成を示す平面図 同冷蔵庫の冷媒の流れ形式と温度分布を示すグラフ。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の内部構成を示す断面図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の別の内部構成を示す断面図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管のフィン形状を示す断面図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の別のフィン形状を示す平面図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の別のフィン形状を示す断面図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管にヒータを搭載した状態を示す平面図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管にヒータを搭載した状態を示す断面図。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の冷却器の冷媒ヘッダを通風方向に設置した状態を示す斜視図。 同冷蔵庫の冷却器の冷媒ヘッダを通風方向に設置した状態を示す平面図 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の幅を変化させた状態を示す説明図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の通風方向のピッチを変化させた状態を示す説明図。 同冷蔵庫の冷却器の伝熱管に扁平管と円管を配置した状態を示す説明図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の幅の変化に対する管外熱伝達率と重さの関係を示すグラフ。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管の幅の変化に対する管外熱伝達率と冷却器の通風方向長さの関係を示すグラフ。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を波形に曲げた構成を示す斜視図。 同冷蔵庫の冷却器の扁平伝熱管を波形に曲げた構成を示す側面図
符号の説明
1 冷蔵室、2 製氷室、3 切替室、4 野菜室、5 冷凍室、6 機械室、7 機械室送風機、8 冷却器送風機、9 冷気風路、10 ダンパ、11 圧縮機、12 ドレン皿、13 第1の凝縮器、14 第2の凝縮器、15 第3の凝縮器、16 毛細管、17 冷却器、18 低圧アキュムレータ、21 扁平伝熱管、22 冷媒入口側ヘッダ、23 冷媒出口側ヘッダ、24 通風路。

Claims (12)

  1. 所定の間隔を置いて並列に配置され、螺旋状に折り曲げて螺旋円弧内の中空の中心部分を風路とし内部に冷媒が流れる複数本の扁平伝熱管と、これら扁平伝熱管の前記螺旋状に折り曲げて形成される前記螺旋円弧の領域から外れた側方に配置されて扁平伝熱管の両端がそれぞれ連通するように連結された一対の中空筒状の冷媒ヘッダとを備えて構成され、
    一方の冷媒ヘッダをL字状の冷気風路の曲がり部付近の水平部に配置し、もう一方の冷媒ヘッダを該冷気風路の垂直部に配置して、該垂直部内で互いに隣接する扁平伝熱管同士の間の間隙と螺旋状に折り曲げてなる扁平伝熱管の前記螺旋円弧内の中空の中心部分とを主な風路とし、
    前記冷気風路の通風方向は水平部から垂直部へと至る方向であることを特徴とする熱交換器。
  2. 所定の間隔を置いて並列に配置され、蛇行状に折り曲げてなる複数本の内部に冷媒が流れる扁平伝熱管と、これら扁平伝熱管の前記蛇行状に折り曲げて形成される蛇行部の領域から外れた側方に配置されて扁平伝熱管の両端がそれぞれ連通するように連結された一対の中空筒状の冷媒ヘッダとを備えて構成され、
    一方の冷媒ヘッダをL字状の冷気風路の曲がり部付近の水平部に配置し、もう一方の冷媒ヘッダを該冷気風路の垂直部に配置して、該垂直部内で互いに隣接する扁平伝熱管の前記蛇行部同士の間の間隙を主な風路とし、
    前記冷気風路の通風方向は水平部から垂直部へと至る方向であることを特徴とする熱交換器。
  3. 前記扁平伝熱管は屈曲しながら冷媒の流れの方向に延びていることを特徴とする請求項1又は2記載の熱交換器。
  4. 前記扁平伝熱管はその冷媒出口側が前記冷気風路の空気入口側である水平部にくるように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器。
  5. 前記L字状の冷気風路の曲がり部付近の水平部に配置される冷媒ヘッダの空気が当たる先端側は空気の整流効果を持つ形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱交換器。
  6. 前記扁平伝熱管は短径方向の隔壁を長径方向に所定間隔毎に設けて複数の冷媒流路が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の熱交換器。
  7. 前記扁平伝熱管は長径方向の隔壁を設けて2つの冷媒流路が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の熱交換器。
  8. 前記扁平伝熱管はその管外壁にフィンが設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の熱交換器。
  9. 前記扁平伝熱管はその管外壁にヒータが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の熱交換器。
  10. 前記扁平伝熱管内を流れる冷媒は自然冷媒であるR600aであることを特徴とする請求項1〜記載の熱交換器。
  11. 前記請求項1〜10記載の熱交換器を搭載した冷蔵庫。
  12. 前記請求項1〜10記載の熱交換器を搭載した空調装置。
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