JP2013185405A - バックホーローダ - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの点検の作業性が良好なバックホーローダを提供する。
【解決手段】バックホーローダ1は、キャブ2と、ローダ3と、エンジン4と、バックホー5とを備えている。ローダ3は、エンジン4を側方から挟む一対のローダアーム31と、ローダバケット32と、ローダバケットシリンダ33とを有している。ローダアーム31の外側に、地面Gに対してローダバケット32の底面32aを地面Gに接地した状態で水平になるように取付けられている足載せ部材20が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、バックホーローダに関するものであり、特に、キャブの前方に配置されたローダとキャブの後方に配置されたバックホーとを備えたバックホーローダに関するものである。
キャブの前方に配置されたローダとキャブの後方に配置されたバックホーとを備えたバックホーローダがたとえば米国特許第6643577号明細書(特許文献1)に開示されている。
米国特許第6643577号明細書
上記のバックホーローダのエンジンはローダのローダアームに挟まれている。このローダアームがエンジンへのアクセスの障害となるため、ローダアーム越しにエンジンを点検することは困難である。このため、ローダアームを上方へ移動させてエンジンを点検する必要がある。この場合、エンジンの点検前にローダアームを上方に移動させるためにエンジンを始動させる必要がある。このため、エンジンの点検の作業が煩雑である。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、エンジンの点検の作業性が良好なバックホーローダを提供することである。
本発明のバックホーローダは、キャブと、キャブの前方に配置されたローダおよびエンジンと、キャブの後方に配置されたバックホーとを備えている。ローダは、エンジンを側方から挟む一対のローダアームと、ローダアームの先端に設けられたローダバケットと、ローダバケットを作動するローダバケットシリンダとを有している。ローダアームの外側に、地面に対してローダバケットの底面を地面に接地した状態で水平になるように取付けられている足載せ部材が設けられている。
本発明のバックホーローダによれば、足載せ部材は、ローダアームの外側に、地面に対してローダバケットの底面を地面に接地した状態で水平になるように取付けられている。これにより、作業者は足載せ部材を足場としてエンジンを点検することができる。したがって、エンジンの点検前にローダアームを上方に移動させるためにエンジンを始動させる必要がない。このため、エンジンの点検の作業性は良好となる。またエンジンの点検の際に作業者は足載せ部材に水平に足を置くことができるため作業者の姿勢が安定する。よって、作業者は姿勢が安定した状態でエンジンを点検することができるため、エンジンの点検の作業性が良好となる。足載せ部材は、一対のローダアームの少なくとも一方に設けられる。
上記のバックホーローダは、収納部と、手摺り部材とを備えている。収納部は、平面視においてローダアームよりも側方に張り出しており、かつキャブよりも前方に延びている。手摺り部材は、側面視において足載せ部材と上下方向に重なるようにローダバケットシリンダに取付けられている。これにより、作業者は、収納部と足載せ部材とを足場とし、手摺り部材を掴んで、エンジンを点検することができる。したがって、作業者は収納部および足載せ部材のそれぞれに足を置き、かつ手摺り部材を片手で掴むことにより3点支持の安定した状態でエンジンを点検することができる。
また、手摺り部材は足載せ部材と側面視において上下方向に重なるようにローダバケットシリンダに取付けられている。これにより、作業者は足の位置と手の位置とを側面視において上下方向に重ねることができるため、作業者の姿勢が安定する。よって、作業者は姿勢が安定した状態でエンジンを点検することができる。
上記のバックホーローダにおいては、足載せ部材は収納部の上面よりも上方に位置している。これにより、作業者は足載せ部材で踏ん張ることができるため作業者の姿勢が安定する。
上記のバックホーローダにおいては、ローダアームに固定され、かつ回動支軸を有する固定部をさらに備えている。足載せ部材は回動支軸を中心に回動可能に固定部に支持されている。これにより、足載せ部材を回動支軸を中心に回動させることができる。このため、バックホーローダ作業時に足載せ部材が側方へ突出する面積を抑制できる。
上記のバックホーローダにおいては、収納部は燃料タンクを含んでいる。これにより、燃料タンクを足場とすることができる。
また、上記のバックホーローダにおいては、収納部は作動油タンクを含んでいる。これにより、作動油タンクを足場とすることができる。
上記のバックホーローダにおいては、収納部はバッテリボックスを含んでいる。これにより、バッテリボックスを足場とすることができる。
以上説明したように本発明によれば、エンジンの点検の作業性が良好となる。
本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの構成を概略的に示す左側面図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの構成を概略的に示す右側面図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの足載せ部材を概略的に示す拡大斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの足載せ部材がローダアームに沿うように回動した状態を概略的に示す拡大斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの滑り止め部材を概略的に示す拡大上面図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの滑り止め部材を概略的に示す拡大側面図である。 図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの滑り止め部材の変形例を概略的に示す拡大上面図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの滑り止め部材を概略的に示す拡大側面図である。 本発明の一実施の形態のおけるバックホーローダのエンジンの点検の様子を概略的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダのエンジンの点検の様子を概略的に示す斜視図である。 比較例のバックホーローダのローダが上方に移動した状態を概略的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの滑り止め部材が設けられた収納部を概略的に示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
まず本発明の一実施の形態におけるバックホーローダの構成について説明する。
以下の説明において使用する「左」「右」「前」「後」という文言はキャブ2内において作業者100がステアリングハンドル9を前方にして操縦席8に座った時に向く方向を基準とする方向を示すものとする。
図1〜図3を参照して、本実施の形態のバックホーローダ1は、キャブ2と、ローダ3と、エンジン4と、バックホー5と、収納部6と、前輪7aと、後輪7bと、操縦席8と、ステアリングハンドル9と、ローダレバー10と、バックホーレバー11と、フレーム12と、ボンネット13と、アウトリガ14と、排気管15と、足載せ部材20と、手摺り部材21と、固定部22と、滑り止め部材23とを主に有している。
バックホーローダ1の中央にキャブ2が設けられている。キャブ2は枠部材2aと、枠部材2aにはめ込まれたガラス窓2bとを有している。キャブ2の前方にはローダ3が配置されている。キャブ2の前方が車体の前方(図中矢印A方向)となる。ローダ3は、一対のローダアーム31と、ローダバケット32と、一対のローダバケットシリンダ33と、一対のローダロッド34と、一対のローダチルトアーム35とを有している。
一対のローダアーム31はその基端部をフレーム12に揺動自在に取付けられている。一対のローダアーム31の先端にはローダバケット32が設けられている。ローダアーム31とフレーム12とは一対のリフトシリンダ36によって連結されている。一対のリフトシリンダ36が伸縮することによって一対のローダアーム31は揺動するよう構成されている。
ローダバケット32は一対のローダアーム31の先端部に揺動自在に取付けられている。ローダバケット32と一対のローダバケットシリンダ33とは一対のローダロッド34によってそれぞれ連結されている。ローダバケットシリンダ33はローダバケット32を作動するよう設けられている。
ローダ3の中央部においてローダチルトアーム35はその基端部をローダアーム31に揺動自在に支持されており、その先端部をローダバケットシリンダ33およびローダロッド34に揺動自在に支持されている。ローダバケットシリンダ33が伸縮することによってローダバケット32は揺動するよう構成されている。
キャブ2の前方にエンジン4が配置されている。ローダ3の一対のローダアーム31はエンジン4を側方から挟むように設けられている。エンジン4はフレーム12に載置されており、フレーム12に取付けられたボンネット13に覆われている。
キャブ2の後方にはバックホー5が配置されている。バックホー5は、ブーム51と、アーム52と、バックホーバケット53と、ブームシリンダ54と、アームシリンダ55と、バックホーバケットシリンダ56と、バックホーロッド57と、バックホーチルトアーム58とを有している。
ブーム51はその基端部をスイングシリンダ60aによってスイングブラケット60bに揺動自在に取付けられている。スイングブラケット60bはスライドブラケット60cに取付けられ、スライドブラケット60cがフレーム12に取付けられている。アーム52はその基端部をブーム51の先端部に揺動自在に取付けられている。バックホーバケット53はアーム52の先端部に揺動自在に取付けられている。ブーム51とフレーム12とはブームシリンダ54によって連結されている。ブームシリンダ54が伸縮することによってブーム51は揺動するよう構成されている。ブーム51とアーム52とはアームシリンダ55によって連結されている。アームシリンダ55が伸縮することによってアーム52は揺動するよう構成されている。
バックホーバケットシリンダ56はその基端部をアーム52に支持されており、その先端部を第一リンク57および第二リンク58に揺動自在に支持されている。第二リンク58はアーム52に揺動自在に支持されている。第一リンク57はバックホーバケット53に揺動自在に支持されている。バックホーバケットシリンダ56が伸縮することによってバックホーバケット53は揺動するよう構成されている。
収納部6は、燃料タンク61と、バッテリボックス62とを有している。燃料タンク61はバックホーローダ1の左側に配置されている。燃料タンク61はバックホーローダ1の燃料を収納可能に設けられている。燃料タンク61はローダアーム31よりも側方に張り出している。燃料タンク61はキャブ2よりも前方に延びている。
バッテリボックス62はバックホーローダ1の右側に配置されている。バッテリボックス62はバックホーローダ1のバッテリを収納可能に設けられている。バッテリボックス62はローダアーム31よりも側方に張り出している。バッテリボックス62はキャブ2よりも前方に延びている。なお、燃料タンク61およびバッテリボックス62はそれぞれキャブ2への乗降時の階段を構成している。
バックホーローダ1の前方の両側部の各々には前輪7aが取付けられており、後方の両側部の各々には後輪7bが取付けられている。キャブ2の枠部材2aおよびガラス窓2bで囲まれた内部空間には、操縦席8と、ステアリングハンドル9と、ローダレバー10と、バックホーレバー11とが配置されている。
操縦席8は、車体の前方を向いてステアリングハンドル9およびローダレバー10を操作することによってローダ3を操作可能な状態と、車体の後方を向いてバックホーレバー11を操作することによってバックホー5を操作可能な状態とに回動可能に設けられている。ステアリングハンドル9は前輪7aおよび後輪7bの少なくともいずれかを操作可能に設けられている。ローダレバー10はローダ3を操作可能に設けられており、バックホーレバー11はバックホー5を操作可能に設けられている。
アウトリガ14は、バックホー5の使用時に地面Gに接してバックホーローダ1を支持可能に設けられている。排気管15は、エンジン4から排気ガスを排出可能に設けられている。
足載せ部材20は平面視においてローダアーム31の外側に取付けられている。足載せ部材20は一対のローダアーム31の少なくとも一方に設けられていればよい。足載せ部材20は足載せ部20aを有している。水平な地面Gにおいてローダバケット32の底面32aを地面Gに接地した状態で足載せ部材20は水平になるように設けられている。足載せ部材20は凹凸部を有している。足載せ部材20は凹凸部の凹凸によって滑り止めの効果を得ることができる。
また、足載せ部材20は収納部6(燃料タンク61およびバッテリボックス62)の上面6aよりも上方に位置している。足載せ部材20はローダアーム31に溶接によって固定されていてもよく、ボルトを締結することによって固定されていてもよい。また足載せ部材20はローダアーム31に溶接されたシートにボルトを締結することによって固定されていてもよい。足載せ部材20は側面視においてエンジン4と重なるように配置されている。
手摺り部材21は側面視において足載せ部材20と上下方向に重なるようにローダバケットシリンダ33に取付けられている。足載せ部材20と手摺り部材21とは側面視において上下方向に互いに全てが重なる必要はなく、互いに一部が重なっていればよい。手摺り部材21はローダバケットシリンダ33の上方に配置されていることが好ましい。これにより、作業者100はエンジン4側に姿勢を保持しやすくなる。手摺り部材21は側面視においてエンジン4と重なるように配置されている。固定部22は足載せ部材20をローダアーム31に取付けている。滑り止め部材23は収納部6(燃料タンク61およびバッテリボックス62)の上面に設けられている(図14参照)。
続いて、本実施の形態のバックホーローダ1の足載せ部材20の構成について詳しく説明する。図4および図5を参照して、本実施の形態の足載せ部材20は可倒式に構成されている。固定部22はローダアーム31に固定されている。固定部22は回動支軸22aを有している。足載せ部材20の基端部に設けられた貫通孔に回動支軸22aが挿通されている。これにより、足載せ部材20は回動支軸22aを中心に回動可能に固定部22に支持されている。
足載せ部材20は、図4に示すように倒された状態と、図5に示すようにローダアーム31に沿って保持された状態とに回動自在に設けられている。エンジン4の点検時には図4に示すように足載せ部材20は倒されている。これにより、作業者は足載せ部材20に足を載せてエンジン4を点検できる。一方、バックホーローダ1の使用時には図5に示すように足載せ部材20はローダアーム31に沿って保持されている。これにより、バックホーローダ1の使用時において足載せ部材20の側方へ突出する面積を抑えることができる。
また、本実施の形態のバックホーローダ1の滑り止め部材23の構成について詳しく説明する。図6〜図8を参照して、滑り止め部材23は、平板部23aと、平板部23aの表面に設けられた複数の突起部23bとを有している。突起部23bの突起によって滑り止めの効果を得ることができる。
なお、滑り止め部材23の構成はこれに限定されず滑り止め効果が得られる構成であればよい。図9および図10を参照して、滑り止め部材23の変形例では、平板部23aに貫通孔23cが設けられている。貫通孔23cの縁によって滑り止めの効果を得ることができる。また、滑り止め部材23の他の変形例としては、表面にサンドペーパ構造を有していてもよい。さらに、滑り止め部材23としてはこれらが組み合させた構成を有していてもよい。また、滑り止め部材23は収納部6の上面に貼り付けられていてもよい。
次に、本実施の形態のバックホーローダ1のエンジン4の点検の様子について説明する。図11および図12を参照して、収納部6(燃料タンク61)は作業者100の右足を載せられており、足載せ部材20の足載せ部20aは作業者100の左足を載せられている。手摺り部材21は作業者100の左手によって掴まれている。エンジン4は作業者100の右手によって点検作業が施されている。つまり、作業者100が収納部6(燃料タンク61)と足載せ部材20とを足場とし、手摺り部材21を掴んだ状態でエンジン4は点検されている。この状態では作業者100は収納部6(燃料タンク61)、足載せ部材20および手摺り部材21の3点で支持されている。
主に図11を参照して、水平な地面Gにおいてローダバケット32の底面32aを地面Gに接地した状態で足載せ部20aが水平になっている。この状態で足載せ部20aに作業者100の左足が載せられている。そのため、足載せ部20aに作業者100の左足が水平に置かれている。
また、足載せ部材20と手摺り部材21とは側面視において上下方向に重なるように配置されている。これにより、作業者100の左足の位置と左手の位置とが側面視において上下方向に重ねられている。また、足載せ部20aは収納部6(燃料タンク61)の上面6aよりも上方に位置している。そのため、作業者100の左足は、右足より上方に位置している。この状態では、作業者100は足載せ部20aで左足を踏み込むことが可能となる。
なお、上記では作業者100によってバックホーローダ1の左側からエンジン4が点検される場合について説明したが、作業者100によってバックホーローダ1の右側からもエンジン4が点検される。この場合には、収納部6(バッテリボックス62)は作業者100の左足を載せられ、足載せ部材20の足載せ部20aは作業者100の右足を載せられる。手摺り部材21は作業者100の右手によって掴まれる。エンジン4は作業者100の左手によって点検作業が施される。これらの点以外については上記と同様である。
次に、本実施の形態のバックホーローダ1の動作について説明する。
再び図1〜図3を参照して、本実施の形態のバックホーローダ1は一般的には掘削作業および積込作業に用いられる。ローダ3は主に積込作業に用いられ、バックホー5は掘削作業および積込作業の両方に用いられる。
ローダ3が用いられる場合、ローダバケット32を正面に向けた状態でバックホーローダ1が前進し、ローダバケット32の先端が対象物に突っ込む。ここでローダバケットシリンダ33が操作されてローダバケット32が回動することによってローダバケット32内に対象物がすくいこまれる。そして、ローダバケット32内に対象物がすくいこまれた状態でリフトシリンダ36が操作されてローダアーム31が上昇することによってローダバケット32が上昇する。その後、荷台等に接近した位置でローダバケットシリンダ33が操作されてローダバケット32がすくいこむ方向とは逆方向に回動することによってローダバケット32から対象物が荷台等に積み込まれる。
バックホー5が用いられる場合、バックホーバケット53の先端を対象物に向けた状態でブーム51が下降し、バックホーバケット53の先端が対象物に貫入する。ここで、アームシリンダ55が操作されてブーム51にアーム52が引き寄せられ、バックホーバケットシリンダ56が操作されてバックホーバケット53を巻き込むことによってバックホーバケット53が対象物を掘削する。そして、掘削によってバックホーバケット53内に対象物がすくいこまれた状態でブームシリンダ54が操作されてブーム51が上昇することによってバックホーバケット53が上昇する。その後、荷台等に接近した位置でバックホーバケットシリンダ56が操作されてバックホーバケット53が掘削方向とは逆方向にダンプすることによってバックホーバケット53から対象物が荷台等に積み込まれる。
次に、本実施の形態のバックホーローダ1の作用効果について比較例と対比して説明する。図13を参照して、比較例のバックホーローダ1は、本実施の形態のバックホーローダ1と対比して、足載せ部材20および手摺り部材21を有していない。比較例のバックホーローダ1においては、ローダアーム31を降ろした状態ではローダアーム31がエンジン4へのアクセスの障害となる。つまり、ローダアーム31はエンジン4の点検作業の妨げとなる。そのため、ローダアーム31越しにエンジン4を点検することは困難である。このため、ローダアーム31を上昇させてエンジン4が点検される。この場合、エンジン4の点検前にローダアーム31を上方に移動させるためにエンジン4を始動させる必要があるため、エンジン4の点検の作業が煩雑である。
それに対して、本実施の形態のバックホーローダ1によれば、作業者100は、足載せ部材20を足場としてエンジン4を点検することができる。つまり、ローダアーム31を上方に移動させずにエンジン4を点検することができる。したがって、エンジン4の点検前にローダアームを上方に移動させるためにエンジンを始動させる必要がない。このため、エンジン4の点検の作業性は良好となる。またエンジン4の点検の際に作業者100は足載せ部材20に水平に足を置くことができるため作業者100の姿勢が安定する。よって、作業者100は姿勢が安定した状態でエンジン4を点検することができるため、エンジン4の点検の作業性が良好となる。
また、バックホーローダ1は収納部6と手摺り部材21とを備えているため、作業者100は、収納部6と足載せ部材20とを足場とし、手摺り部材21を掴んで、エンジン4を点検することができる。したがって、作業者100は収納部6および足載せ部材20のそれぞれに足を置き、かつ手摺り部材21を片手で掴むことにより3点支持の安定した状態でエンジン4を点検することができる。
また、手摺り部材21は足載せ部材20と側面視において上下方向に重なるようにローダバケットシリンダ33に取付けられている。これにより、作業者100は足の位置と手の位置とを側面視において上下方向に重ねることができるため、作業者100の姿勢が安定する。よって、作業者100は姿勢が安定した状態でエンジン4を点検することができる。以上により、作業者100は姿勢が安定した状態でエンジン4を点検できるため、エンジン4の点検の作業性が良好となる。
また、足載せ部20aは収納部6の上面6aよりも上方に位置している。これにより、作業者100は足載せ部20aで踏ん張ることができるため作業者100の姿勢が安定する。
また、足載せ部材20は回動支軸22aを中心に回動可能に固定部22に支持されている。これにより、足載せ部材20を回動支軸22aを中心に回動させることができる。このため、足載せ部材20を可倒式に構成することができるのでバックホーローダ作業時に足載せ部材20が側方へ突出する面積を抑制できる。
また、収納部6は燃料タンク61を含んでいる。これにより、燃料タンク61を足場とすることができる。
また、収納部6は作動油タンク63を含んでいる。これにより、作動油タンク63を足場とすることができる。
また、収納部6はバッテリボックス62を含んでいる。これにより、バッテリボックス62を足場とすることができる。
上記ではバックホーローダ1の左右両側に足載せ部材20が設けられた場合について説明したが、足載せ部材20はバックホーローダ1の右側および左側のいずれか一方にのみ設けられていてもよい。
また、上記では収納部6として燃料タンク61およびバッテリボックス62が適用される場合について説明したが作動油タンク63などであってもよい。図3に示すように作動油タンク63はバッテリボックス62の内側に配置されていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は、キャブの前方に配置されたローダとキャブの後方に配置されたバックホーとを備えたバックホーローダに特に有利に適用され得る。
1 バックホーローダ、2 キャブ、3 ローダ、4 エンジン、5 バックホー、6 収納部、6a 上面、7a 前輪、7b 後輪、8 操縦席、9 ステアリングハンドル、10 ローダレバー、11 バックホーレバー、12 フレーム、13 ボンネット、14 アウトリガ、15 排気管、20 足載せ部材、21 手摺り部材、22 固定部、22a 回動支軸、23 滑り止め部材、31 ローダアーム、32 ローダバケット、32a 底面、33 ローダバケットシリンダ、34 ローダロッド、35 ローダチルトアーム、36 リフトシリンダ、51 ブーム、52 アーム、53 バックホーバケット、54 ブームシリンダ、55 アームシリンダ、56 バックホーバケットシリンダ、57 第一リンク、58 第二リンク、60a スイングシリンダ、60b スイングブラケット、60c スライドブラケット、61 燃料タンク、62 バッテリボックス、63 作動油タンク、100 作業者。

Claims (7)

  1. キャブと、前記キャブの前方に配置されたローダおよびエンジンと、前記キャブの後方に配置されたバックホーとを備えたバックホーローダであって、前記ローダは、前記エンジンを側方から挟む一対のローダアームと、前記ローダアームの先端に設けられたローダバケットと、前記ローダバケットを作動するローダバケットシリンダとを有し、
    前記ローダアームの外側に、地面に対して前記ローダバケットの底面を地面に接地した状態で水平になるように取付けられている足載せ部材を設けたバックホーローダ。
  2. 平面視において前記ローダアームよりも側方に張り出しており、かつ前記キャブよりも前方に延びている収納部と、
    側面視において前記足載せ部材と上下方向に重なるように前記ローダバケットシリンダに取付けられた手摺り部材とを備えた、請求項1に記載のバックホーローダ。
  3. 前記足載せ部材は前記収納部の上面よりも上方に位置している、請求項2に記載のバックホーローダ。
  4. 前記ローダアームに固定され、かつ回動支軸を有する固定部をさらに備え、
    前記足載せ部材は前記回動支軸を中心に回動可能に前記固定部に支持されている、請求項1〜3のいずれかに記載のバックホーローダ。
  5. 前記収納部は燃料タンクを含む、請求項2〜4のいずれかに記載のバックホーローダ。
  6. 前記収容部は作動油タンクを含む、請求項2〜4のいずれかに記載のバックホーローダ。
  7. 前記収納部はバッテリボックスを含む、請求項2〜4のいずれかに記載のバックホーローダ。
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