JP2013184404A - 導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体の製造方法及び射出装置 - Google Patents

導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体の製造方法及び射出装置 Download PDF

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健太 渡部
Hironari Yamamoto
裕也 山本
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友一 早川
Aika Otaka
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Abstract

【課題】連続して成形体を製造した場合においても、チェックリング部において導電性繊維が詰まりにくくする。
【解決手段】(1)、(2)を満たす導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体の射出成形方法である。
(1):シリンダ1の内周面と、スクリュ本体20の外周面との間の環状の空間の、スクリュ部30の軸に垂直な、かつ、スクリュ本体20の先端位置の断面の面積をSaとし、第二位置14Bにあるチェックリング14の内周面と、ヘッド本体11aの外周面との間の環状の空間の、スクリュ部30の軸に垂直な断面のうち、面積が最小となる断面の面積をSbとし、Saに対するSbの比(Sb/Sa)が0.8〜5である。
(2):スクリュ本体20の外径をDとし、チェックリング14の第一位置14Aから第二位置14Bまでの移動可能距離をLaとし、Dに対するLaの比(La/D)が0.05〜0.5である。
【選択図】図2

Description

本発明は、導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体の製造方法及び射出装置に関するものである。詳しくは、チェックリング部において導電性繊維が詰まりにくく、成形安定性に優れた導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体の製造方法及び射出装置に関するものである。
電磁波シールド性に優れた樹脂成形品として、熱可塑性樹脂と導電性繊維とを含有するものが知られている。このような成形品の製造方法として、熱可塑性樹脂と導電性繊維とを含む樹脂組成物を射出成形することが知られている。
特開2005−264097号公報
しかしながら、従来の装置により導電性繊維含有熱可塑性樹脂を連続して射出成形すると、シリンダ内、特に、チェックリングにおいて導電性繊維が詰まりやすく、成形安定性が十分でない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、連続して成形体を製造した場合においても、チェックリング部において導電性繊維が詰まりにくく、成形安定性に優れた導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体の製造方法及び射出装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、シリンダと、前記シリンダ内部に設けられたスクリュ部とを有する射出装置により、熱可塑性樹脂と導電性繊維とを含有する樹脂組成物を射出成形して、導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体を製造する方法である。
前記スクリュ部は、
スクリュ本体と、
前記スクリュ本体の先端に設けられて前記スクリュ本体の軸方向に延びるヘッド本体、及び、前記ヘッド本体から径方向に突出する突起部を有するスクリュヘッドと、
前記ヘッド本体の前記スクリュ本体側の部分を取り囲むように前記ヘッド本体に固定されたシールリングと、
前記ヘッド本体を取り囲むように配置され、前記シリンダの内周面と接しながら、前記シールリングと接触する第一位置と、前記突起部よりも前記スクリュ本体側で前記突起部と接触する第二位置との間で前記スクリュ部の軸方向に往復移動が可能とされたチェックリングと、を有し、
以下の要件(1)、(2)を満たす。
要件(1):
前記シリンダの内周面と、前記スクリュ本体の外周面との間の環状の空間の、前記スクリュ部の軸に垂直な、かつ、前記スクリュ本体の先端位置の断面の面積をSaとし、
前記第二位置にある前記チェックリングの内周面と、前記ヘッド本体の外周面との間の環状の空間の、前記スクリュ部の軸に垂直な断面のうち、面積が最小となる断面の面積をSbとして、
Saに対するSbの比(Sb/Sa)が、0.8〜5である。
要件(2):
前記スクリュ本体の外径をDとし、前記チェックリングの前記第一位置から前記第二位置までの移動可能距離をLaとして、Dに対するLaの比(La/D)が0.05〜0.5である。
第2の発明は、シリンダと、前記シリンダ内部に設けられたスクリュ部とを有する射出装置であって、
前記スクリュ部が、
スクリュ本体と、
前記スクリュ本体の先端に設けられて前記スクリュ本体の軸方向に延びるヘッド本体、及び、前記ヘッド本体から径方向に突出する突起部を有するスクリュヘッドと、
前記ヘッド本体の前記スクリュ本体側の部分を取り囲むように前記ヘッド本体に固定されたシールリングと、
前記ヘッド本体を取り囲むように配置され、前記シリンダの内周面と接しながら、前記シールリングと接触する第一位置と、前記突起部よりも前記スクリュ本体側で前記突起部と接触する第二位置との間で前記スクリュ部の軸方向に往復移動が可能とされたチェックリングと、を有し、
上記の要件(1)、(2)を満たす。
本発明によれば、連続して成形体を製造した場合においても、導電性繊維含有熱可塑性樹脂が詰まりにくく、成形安定性に優れた導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体の製造方法及び射出装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る射出成形機の一部破断概略図である。 図1のシリンダ部分の拡大図である。 図3の(a)は、図2のIIIa−IIIa断面図、図3の(b)は、図2のIIIb−IIIb断面図である。
以下、本発明の導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体の製造方法及び射出装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<射出装置>
図1に示すように、射出装置100は、主として、水平方向に延びるシリンダ1と、シリンダ1内に配置されたスクリュ部30と、スクリュ部30をその軸まわりに回転させる及びその軸方向に移動させるモータ50とを備える。
シリンダ1は円筒形状を有する。シリンダ1は、モータ50に近い側に、樹脂をシリンダ1内に供給するためのホッパ3を有する。シリンダ1は、さらに、樹脂を金型に供給するためのノズル7を、モータ50とは反対側の先端に有する。
スクリュ部30は、モータ50側から順にスクリュ部30の軸方向に沿って、スクリュ本体20、及び、スクリュ本体20の先端に設けられたスクリュヘッド部10を有する。
スクリュ本体20は、円柱形状の軸部材21と、軸部材21の表面に螺旋状に設けられたフライト22を有する。軸部材21は、モータ50と連結されている。
スクリュ本体20は、モータ50側から順に、フィードゾーンFZ、コンプレッションゾーンCZ、及び、メタリングゾーンMZを有する。メタリングゾーンMZは、スクリュ本体20における、最もスクリュヘッド部10に近い部分である。
図2に示すように、スクリュヘッド部10は、スクリュヘッド11、シールリング13、及び、チェックリング14を備えている。
スクリュヘッド11は、スクリュ本体20の先端に固定され柱状をなしてスクリュ本体20の軸方向に延びるヘッド本体11a、及び、ヘッド本体11aから径方向に突出する突起部11bとを有する。ヘッド本体11aの先端eは略円錐形状とされている。
シールリング13は、環形状を有し、ヘッド本体11aのスクリュ本体20側の部分を取り囲むように配置され、ヘッド本体11aに固定されている。シールリング13の外周の径は、スクリュ本体20の軸部材21の径以下とされている。
チェックリング14は、環形状を有してヘッド本体11aを取り囲み、その外周面がシリンダ1の内周面と接しながら、シールリング13と接触する第一位置14Aと、突起部11bよりもスクリュ本体20側で突起部11bと接触する第二位置14Bとの間でスクリュ部30の軸方向に往復移動が可能とされている。第二位置14Bは、第一位置14Aよりもスクリュヘッド11の先端e側にある。
スクリュ本体20の外径Dに対するチェックリング14の軸方向の長さLbの比(Lb/D)は、計量時にチェックリング14とスクリュヘッド11との間に導電性繊維が詰まりにくくなるようにして成形安定性を向上させるために、0.2〜0.7であることが好ましく、0.2〜0.4であることがより好ましい。ここで、スクリュ本体20の外径Dとは、図2に示すように、軸部材21及びフライト22を含む外径である。
第一位置14Aから第二位置14Bまでのチェックリング14の移動可能距離(摺動ストローク)Laの、スクリュ外径Dに対する比(La/D)の値は、0.05〜0.5であり、0.09〜0.22であることが好ましい。La/Dが小さすぎると、計量時にチェックリング14に導電性繊維が詰まる恐れがある。一方、La/Dが大きすぎると、射出時に樹脂の逆流(バックフロー)を防止するシール効果が不安定となり、生産において成形品の質量にバラツキが生じる。
第一位置14Aでは、チェックリング14は、シールリング13と接触し、チェックリング14は第一位置14Aを超えてスクリュ本体20側へ移動できない。そして、第一位置14Aでは、チェックリング14とシールリング13との間の隙間が閉じられてスクリュヘッド部10からスクリュ本体20の方向へ向かって樹脂が流れなくなる。本実施形態の図面では、シールリング13がチェックリング14と接触する面、及び、チェックリング14がシールリング13と接触する面が、いずれも、スクリュ部30の軸に垂直な面であるが、例えばこれらの面のいずれか又は両方がテーパー面となっていてもよい。
一方、第二位置14Bでは、チェックリング14が突起部11bよりもスクリュ本体20側で突起部11bと接触し、第二位置14Bを超えてチェックリング14がスクリュヘッド部10の先端e側へ移動できない。
第二位置14Bにおいて、チェックリング14の内周面はヘッド本体11aの外周面と対向する。チェックリング14の内周径の大きさは軸方向にわたって一定であってもよく、変化しても良い。また、チェックリング14が移動する範囲において、ヘッド本体11aの外周径の大きさも、軸方向にわたって一定であってもよく、変化しても良い。これらの径の変化は、直線的であっても曲線的であってもよく、また、段差があってもよい。チェックリング14が移動する範囲において、ヘッド本体11aの外周径は、チェックリング14が第一位置14Aと第二位置14Bとの間を移動可能であり、かつ、チェックリング14が第二位置14Bにあるときに、チェックリング14とヘッド本体11a及びシールリング13との間に隙間を生じさせることができる大きさであればよい。
なお、図2では、ヘッド本体11aがスクリュ本体20側にテーパを有し、このテーパ部がシールリング13をスクリュ本体20との間に挟むことによってシールリング13をヘッド本体11aに固定しているが、テーパが無くてもシールリング13をヘッド本体11aに固定できる構造であれば実施可能である。また、第一位置14Aにおいて、チェックリング14がヘッド本体11aと接触しないことが好ましい。
さらに、第二位置14Bでは、チェックリング14と突起部11bとが接触する一方、樹脂が軸方向に流れる流路は確保される。具体的には、例えば、突起部11bが、スクリュ部の軸方向に延びる溝等の流路を有すること、及び/又は、チェックリング14が、第二位置14Bでも軸方向に樹脂を流通させる流路(例えば、チェックリング14の内周面とチェックリングの先端e側の面とを連通する流路など)を有することにより、チェックリング14が第二位置14Bに位置しても樹脂を軸方向に流すことができる。
そして、本射出装置は、次の二つの条件を満足する(図2及び図3参照)。
条件1:シリンダ1の内周面と、スクリュ本体20の外周面との間の環状の空間の、スクリュ部30の軸に垂直な、かつ、スクリュ本体20の先端位置の断面の面積をSaとする。
また、第二位置14Bにあるチェックリング14の内周面と、ヘッド本体11aの外周面との間に環状に形成される空間の、スクリュ部30の軸に垂直な断面のうち、面積が最小となる断面の面積をSbとする。
このとき、Saに対するSbの比(Sb/Sa)が、0.8〜5である。Sb/Saは、0.8〜1.3であることが好ましい。
条件2:スクリュ本体20の外径をDとし、チェックリング14のスクリュ本体20の第一位置14Aから第二位置14Bまでの移動可能距離をLaとする。このとき、Dに対するLaの比(La/D)が0.05〜0.5である。ここで、スクリュ本体20の外径Dとは、図2に示すように、軸部材21及びフライト22を含む外径である。
<成形品の製造方法>
続いて、この射出装置100を用いた、導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形品の製造方法について説明する。
まず、成形原料となる樹脂組成物を準備する。本実施形態では、導電性繊維及び熱可塑性樹脂を含む樹脂組成物を成形材料とする。この樹脂組成物は、さらに、低融点金属を含むことができる。
<熱可塑性樹脂>
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタアクリレート、ポリエーテルイミド、及びこれらの混合物が挙げられる。これらは単独重合体であっても、ほかのモノマーとの共重合体であってもよい。共重合体はブロック共重合体であっても、ランダム共重合体であってもよい。
ポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。ポリスチレンとしては、汎用ポリスチレン(GPPS樹脂)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS樹脂)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)等が挙げられる。ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられる。ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン66等が挙げられる。これらのうちポリオレフィンを用いることが好ましく、ポリプロピレンを用いることがより好ましい。
ポリプロピレンとしては、例えば、プロピレン単独重合体、プロピレン−α−オレフィンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体等が挙げられ、これらを単独または混合して用いることができる。ここで、α−オレフィンとしては、例えば、エチレン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1等の炭素原子数2または4〜8のα−オレフィンなどが挙げられる。
熱可塑性樹脂がポリプロピレンである場合、熱可塑性樹脂のメルトフローレート(MFR)は1〜300g/10分であることが好ましく、5〜100g/10分であることがより好ましい。前記MFRは、JIS K 7210に準拠し、測定温度230℃、荷重2.16kgで測定した値である。
<導電性繊維>
導電性繊維は、体積抵抗率が100mΩcm以下である繊維である。好ましくは、導電性繊維の体積抵抗率は、50μΩcm以下である。
導電性繊維としては、例えば、金属繊維が挙げられる。金属としては、例えば、ステンレス、黄銅、銅、アルミニウム、鉄、金、銀、ニッケル、チタン、錫、亜鉛、マグネシウム、白金、ベリリウム、これらの金属種の合金、これらの金属種とリンとの化合物などが挙げられる。これらの金属種の中で、黄銅、銅、アルミニウム、鉄、金、銀、ニッケル、チタンが好ましく使用され、銅がより好ましく使用される。金属繊維は、上記した金属種を原材料として、伸線引き抜き法、溶融紡糸法、コイル材切削法、ワイヤ切削法等の方法により製造することができる。金属繊維は、シランカップリング剤やチタネートカップリング剤等のカップリング剤またはトリアジンチオール化合物等の表面処理剤で表面処理されていてもよい。
また、導電性繊維として、カーボン繊維のように導電性を有する無機繊維、ポリエステル繊維やポリアミド繊維などの有機繊維の表面に金属層を設けて導電性を付与したもの、ガラス繊維などの無機繊維の表面に金属層を設けて導電性を付与したもの等を挙げることもできる。有機繊維または無機繊維に金属層を設ける方法は、繊維の種類に応じて適宜選択すればよいが、例えば、蒸着、メッキ、スパッタリング、イオンプレーティング等の方法が挙げられる。金属層を構成する金属としては、銅が好ましい。
導電性繊維の断面形状は、略円形であることが好ましい。導電性繊維の繊維径は、5〜100μmの範囲にあることが好ましく、10〜80μmであることがより好ましい。ここで、導電性繊維の繊維径は、通常、同じ断面積を有する円に換算した時の繊維径をいう。繊維径が5〜100μmの範囲にあると、導電性繊維同士の接触が効率的に起こるため、少ない含有量で充分な導電性が得られるため好ましい。
導電性繊維の長さは、電磁波シールド効果を向上させ、かつ成形品の外観及び成形性を維持するために、3〜15mmであることが好ましく、より好ましくは4〜9mmである。
上記樹脂組成物における導電性繊維の含有量は、熱可塑性樹脂を100質量部としたとき、導電性を向上させ、かつチェックリング14における詰まりを起こりにくくするために、15〜120質量部であることが好ましく、20〜100質量部であることがより好ましい。
<低融点金属>
低融点金属とは、導電性繊維よりも融点が低い金属であることを意味する。低融点金属は、導電性繊維と良好な融着性を示すものであることが好ましい。低融点金属の融点は、300℃以下であることが好ましく、250℃以下であることがより好ましい。低融点金属は、例えば、スズを主成分とし、スズと、ビスマス、銀、亜鉛、アルミニウム、ニッケルおよび銅からなる群から選ばれる少なくとも1種の金属種とのはんだ合金などが挙げられ、繊維状、扁平状、球状、板状、円盤状または棒状の形態を有するものである。
本発明で用いられる繊維状または棒状の低融点金属の断面形状は略円形であることが好ましい。低融点金属の径は、0.01〜5mmの範囲にあることが好ましく、0.05〜4mmであることがより好ましい。0.1〜3mmであることが更に好ましい。ここで、低融点金属の径は、通常、同じ断面積を有する円に換算した時の繊維径をいう。低融点金属の径が0.01〜5mmの範囲にあると、導電性繊維同士の接触を効率的に起こさせるため、充分な電磁波シールド特性が得られるため好ましい。
本発明における低融点金属の長さは、電磁波シールド効果を向上させ、かつ成形品の外観及び成形性を維持するために、3〜15mmであることが好ましく、より好ましくは4〜9mmである。
低融点金属中には、導電性繊維との融着性を改善する目的で、フラックスが含有されていてもよい。フラックスが含有されている場合、その含有量は、低融点金属に対して0.1〜5質量%であることが好ましい。フラックスは低融点金属中に含有されていることが好ましい。フラックスとしては、例えば、ステアリン酸、乳酸、オレイン酸、グルタミン酸、ロジン、活性ロジンなどが挙げられる。
樹脂組成物中の低融点金属の含有量は、ヒートショック試験後の導電性を維持し、かつ成形加工性を改良するために、該樹脂組成物中の導電性繊維、低融点金属、熱可塑性樹脂の質量合計を100部としたとき、3〜25質量部であることが好ましく、5〜20質量部であることがより好ましい。
<金属粉>
樹脂組成物は、熱可塑性樹脂、導電性繊維、及び、低融点金属に加えて、金属粉を含有していても良い。金属粉としては、例えば、ステンレス、黄銅、銅、アルミニウム、鉄、金、銀、ニッケル、チタン、錫、亜鉛、マグネシウム、白金、ベリリウム、これらの金属種の合金、これらの金属種とリンとの化合物などが挙げられる。これらの金属種の中で、黄銅、銅、アルミニウム、鉄、金、銀、ニッケル、チタンが好ましく使用され、中でも銀、鉄、ステンレス、銅がより好ましく使用される。金属粉の添加量は、熱可塑性樹脂100質量部に対して、100質量部以下とすることが好ましい。
<その他の成分>
樹脂組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、さらに、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、難燃剤、造核剤、分散剤、可塑剤、銅害防止剤等の添加剤を含有していてもよい。添加剤の量は、熱可塑性樹脂100質量部に対して、5質量部以下とすることが好ましい。
成形原料となる樹脂組成物の製造方法は特に限定されるものではなく、公知のブレンド方法を用いることが出来る。公知のブレンド方法としては、例えば、熱可塑性樹脂と導電性繊維と必要に応じて低融点金属、添加剤等の他の成分とを、ドライブレンドやメルトブレンドする方法等が挙げられる。ドライブレンドする方法としては、例えば、ヘンシェルミキサー、タンブラーミキサー等の各種ブレンダーを用いる方法が挙げられ、メルトブレンドする方法としては、例えば、単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、熱ロール等の各種ミキサーを用いる方法が挙げられる。また、プルトルージョン法により導電性繊維を溶融状の熱可塑性樹脂に含浸させて一体化させる方法を採用してもよい。
続いて、この樹脂組成物をホッパ3からシリンダ1内に供給する。シリンダ1に設けられたヒーター(図示せず)による加熱と、スクリュ部30の回転とによりこの樹脂組成物を溶融可塑化し、メタリングゾーンMZにまで到達させる。ここで、樹脂組成物が低融点金属を含む場合には、熱可塑性樹脂だけでなく、低融点金属をも溶融させることが好ましい。
その後、スクリュ部30を、回転しながら後退させ、溶融可塑化した樹脂組成物をシリンダ1の先端にあるノズル7近傍に貯留する。このとき、チェックリング14は樹脂の流れに押されて第二位置14Bに移動し、チェックリング14と、ヘッド本体11a及びシールリング13との間に隙間を形成し、この隙間を通じて溶融した樹脂組成物が移動する。
続いて、スクリュ1の回転を停止すると共にスクリュ部30を前進し、貯留した溶融樹脂を、ノズル7を経て図示しない金型内に射出する。スクリュ1が前進する際には、チェックリング14はノズル7側の樹脂組成物の圧力により第一位置14Aに移動し、樹脂組成物の逆流が抑制される。金型内に射出された樹脂は冷却及び固化されて、射出成形品となる。
本実施形態によれば、上述の要件(1)及び(2)を備えるため、チェックリング14とヘッド本体11aとの間に導電性繊維を含有する樹脂組成物が詰まりにくい。
また、溶融した樹脂組成物をノズル7近傍に貯留する際には、スクリュ部30により樹脂組成物に、好ましくは0.3〜15MPa、より好ましくは0.5〜5MPaの背圧を与えることが好ましい。これにより、成形体の内部抵抗値を低くし易い。また、この射出装置100では、このようにして背圧を与えても、チェックリング14でのつまりが生じにくい。
このような成形体の製造方法及び射出装置は、自動車部品、家電部品、日用品、その他工業用製品等における電磁波シールド機能が必要とされる部品の製造に好適に使用することが可能である。
なお、本実施形態は上記実施形態に限定されない。
例えば、チェックリングの形状は、上記の形態以外に様々な形状が可能である。すなわち、第一位置14Aでシールリング13に接触してスクリュヘッド部10との間の隙間を閉じることができ、かつ、第二位置14Bでシールリング13から離れ、さらにヘッド本体11aにも接しておらず、ヘッド本体11aとの間に隙間を形成することができ、しかも、その外周面がシリンダ1の内周面と接しながら第一位置14Aと第二位置14Bとの間でスクリュ部30の軸方向に移動可能であればよい。
具体的には、例えば、チェックリング14の先端e側の端面に、複数の凸状の爪部が設けられても、段差があってもよい。
また、シールリング13の形状も、第一位置14Aにあるチェックリングと共に樹脂の逆流を抑制できるものであればよい。
以下本発明を、実施例を用いて説明する。
(1)射出成形機、チェックリング及び成形条件
実施例で使用した射出成形機、チェックリング及び成形条件は、以下のとおりである。
なお射出成形に用いた樹脂組成物は、ホモポリプロピレン樹脂(住友化学(株)製W101、MFR=8g/10min)、及び、銅繊維含有マスターバッチの混合物である。
銅繊維含有マスターバッチの組成は、銅繊維75質量%(銅繊維長の平均の長さが5mm、繊維径が50μm)、はんだ(千住金属工業(株)製、M705)15質量%、及び、ホモポリプロピレン樹脂(住友化学(株)製U501E1、MFR=120g/10min)10質量%であり、銅繊維とはんだとの重量比は、銅繊維/はんだ=5/1(wt/wt)である。
(2)成形安定性の評価
射出成形機を用いて、導電性繊維含有熱可塑性樹脂の成形を10回連続して行い、成形安定性を評価した。評価は、連続成形工程を以下のいずれかに区別することにより行った。
○:成形を10回連続して行っても導電性繊維がチェックリングとスクリュヘッドとの間に詰まらなかった。
×:10回以内に導電性繊維がチェックリングとスクリュヘッドとの間に詰まった。
(3)電磁波シールド性(内部抵抗値)の評価
電磁波シールド特性を評価するために、得られた成形品の内部抵抗値の評価を行った。成形品の中央部から100×100mmの大きさの試験片を取り出し、樹脂組成物の流れと平行な方向(MD方向)の両端部に銀ペースト(福田金属箔粉工業製シルコートRL−10)を塗布し、乾燥させた後、銀ペースト塗布部にそれぞれミリオームテスターの電極を当てて、内部抵抗値を測定した。内部抵抗値の値が小さいほど電磁波シールド性に優れれる。
[実施例1]
射出成形機、射出装置及び成形条件
下記の射出成形機及び成形条件を用いて樹脂組成物を計量及び射出成形を行った。
射出成形機:日精樹脂工業(株)製のFS160S25ASEN 型締力160トン
射出装置: D:40mm
Sa:267mm
Sb:339mm
La:5mm
Lb:15mm
金型:φ200の円盤状で厚み2.5mm。
銅繊維が16.7質量%となるように、ホモポリプロピレン樹脂W101と銅繊維マスターバッチをブレンドした樹脂組成物を成形した。
成形条件:成形温度を250℃、背圧:0%(0MPa)、スクリュ回転速:45%とした。
成形安定性及び内部抵抗値の結果を表1に示す。
[実施例2]
射出成形機、射出装置及び成形条件
下記の射出成形機及び成形条件を用いて樹脂組成物を計量及び射出成形を行った。
射出成形機:日本製鋼所(株)製のJ150E 型締力150トン
射出装置: D:46mm
Sa:528mm
Sb:403mm
La:10mm
Lb:11mm
金型:150mm×150mmの平板で厚み2.5mm。
銅繊維が16.7質量%となるように、ホモポリプロピレン樹脂W101と銅繊維マスターバッチをブレンドした樹脂組成物を成形した。
成形条件:成形温度を250℃、背圧:0%(0MPa)、スクリュ回転速:80%とした。
成形安定性及び内部抵抗値の結果を表1に示す。
[実施例3]
Laを4mm、Lbを17mm、Saを667mm、Sbを510mmとしたこと以外は、実施例2と同様の手順で樹脂組成物を計量及び射出成形を行った。成形安定性及び内部抵抗値の結果を表1に示す。
[実施例4]
背圧を60%(2MPa)としたこと以外は、実施例2と同様の手順で樹脂組成物を計量及び射出成形を行った。成形安定性及び内部抵抗値の結果を表1に示す。
[比較例1]
Laを8mm、Lbを31mm、Sbを176mmとしたこと以外は、実施例1と同様の手順で樹脂組成物を計量及び射出成形を行った。成形安定性及び内部抵抗値の結果を表1に示す。
[比較例2]
Laを2mm、Lbを19mm、Saを667mm、Sbを403mmとしたこと以外は、実施例2と同様の手順で樹脂組成物を計量及び射出成形を行った。成形安定性及び内部抵抗値の結果を表1に示す。
[比較例3]
Laを2mm、Lbを19mm、Sbを195mmとしたこと以外は、実施例2と同様の手順で樹脂組成物を計量及び射出成形を行った。成形安定性及び内部抵抗値の結果を表1に示す。
Figure 2013184404
1…シリンダ、10…スクリュヘッド部、11…スクリュヘッド、11a…ヘッド本体、11b…突起部、13…シールリング、14…チェックリング、14A…チェックリングの第一位置、14B…チェックリングの第二位置、20…スクリュ本体、30…スクリュ部、MZ…メタリングゾーン、100…射出装置。

Claims (7)

  1. シリンダと、前記シリンダ内部に設けられたスクリュ部とを有する射出装置により、熱可塑性樹脂と導電性繊維とを含有する樹脂組成物を射出成形して、導電性繊維含有熱可塑性樹脂成形体を製造する方法であって、
    前記スクリュ部が、
    スクリュ本体と、
    前記スクリュ本体の先端に設けられて前記スクリュ本体の軸方向に延びるヘッド本体及び前記ヘッド本体から径方向に突出する突起部を有するスクリュヘッドと、
    前記ヘッド本体の前記スクリュ本体側の部分を取り囲むように前記ヘッド本体に固定されたシールリングと、
    前記ヘッド本体を取り囲むように配置され、前記シリンダの内周面と接しながら、前記シールリングと接触する第一位置と、前記突起部よりも前記スクリュ本体側で前記突起部と接触する第二位置との間で前記スクリュ部の軸方向に往復移動が可能とされたチェックリングと、を備え、
    以下の要件(1)、(2)を満たす方法。
    要件(1):
    前記シリンダの内周面と、前記スクリュ本体の外周面との間の環状の空間の、前記スクリュ部の軸に垂直な、かつ、前記スクリュ本体の先端位置の断面の面積をSaとし、
    前記第二位置にある前記チェックリングの内周面と、前記ヘッド本体の外周面との間の環状の空間の、前記スクリュ部の軸に垂直な断面のうち、面積が最小となる断面の面積をSbとして、
    Saに対するSbの比(Sb/Sa)が、0.8〜5である。
    要件(2):
    前記スクリュ本体の外径をDとし、前記チェックリングの前記第一位置から前記第二位置までの移動可能距離をLaとして、Dに対するLaの比(La/D)が0.05〜0.5である。
  2. 前記樹脂組成物が、前記導電性繊維よりも融点の低い低融点金属をさらに含有する請求項1に記載の方法。
  3. 前記樹脂組成物は、前記熱可塑性樹脂の100質量部に対し、前記導電性繊維を15〜120質量部、前記低融点金属を3〜25質量部含む請求項2記載の方法。
  4. 前記導電性繊維の長さが4〜9mmである請求項1〜3のいずれか一項記載の方法。
  5. 前記チェックリングの、前記スクリュ部の軸方向の長さをLbとし、Dに対するLbの比(Lb/D)が0.2〜0.7である請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。
  6. シリンダと、前記シリンダ内部に設けられたスクリュ部とを有する射出装置であって、
    前記スクリュ部が、
    スクリュ本体と、
    前記スクリュ本体の先端に設けられて前記スクリュ本体の軸方向に延びるヘッド本体、及び前記ヘッド本体から径方向に突出する突起部を有するスクリュヘッドと、
    前記ヘッド本体の前記スクリュ本体側の部分を取り囲むように前記ヘッド本体に固定されたシールリングと、
    前記ヘッド本体を取り囲むように配置され、前記シリンダの内周面と接しながら、前記シールリングと接触する第一位置と、前記突起部よりも前記スクリュ本体側で前記突起部と接触する第二位置との間で前記スクリュ部の軸方向に往復移動が可能とされたチェックリングと、を有し、
    以下の要件(1)、(2)を満たす射出装置。
    要件(1):
    前記シリンダの内周面と、前記スクリュ本体の外周面との間の環状の空間の、前記スクリュ部の軸に垂直な、かつ、前記スクリュ本体の先端位置の断面の面積をSaとし、
    前記第二位置にある前記チェックリングの内周面と、前記ヘッド本体の外周面との間の環状の空間の、前記スクリュ部の軸に垂直な断面のうち、面積が最小となる断面の面積をSbとして、
    Saに対するSbの比(Sb/Sa)が、0.8〜5である。
    要件(2):
    前記スクリュ本体の外径をDとし、前記チェックリングの前記第一位置から前記第二位置までの移動可能距離をLaとして、Dに対するLaの比(La/D)が0.05〜0.5である。
  7. 前記チェックリングの、前記スクリュ部の軸方向の長さをLbとし、Dに対するLbの比(Lb/D)が0.2〜0.7である請求項6に記載の装置。
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