JP2013184286A - シート束断裁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2枚刃方式のシート束断裁装置において、装置構造を大掛かりにせずとも、シートの切れ残りを防止できるようにする。
【解決手段】固定断裁刃4と、固定断裁刃4に対向して配置された可動断裁刃5とを備える。シート束2をプレス機構によって定位置に固定した後、可動断裁刃5を固定断裁刃4と交差させることによって、シート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分を断裁する。シート束2を定位置に固定した後、可動断裁刃5を固定断裁刃4と交差させる前に、シート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分の固定断裁刃側の面において、シート束2を形成する少なくとも1枚のシートに、予め固定断裁刃4と可動断裁刃5との交差線に沿って切り込みを入れる補助断裁ユニット10、11、13〜17を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート束を所定の切断線に沿って切り揃えるためのシート束断裁装置に関するものである。
従来のシート束断裁装置として、例えば、シート束が載置されるテーブルと、テーブルの上方に配置された断裁刃と、テーブルの上面に断裁刃に対向して取り付けられた刃受け部材と、断裁刃を、上下方向に、断裁刃がテーブルの上方に間隔をあけて位置する待機位置と、断裁刃が刃受け部材に当接する断裁位置との間で往復運動させる刃駆動機構と、を備え、シート束の断裁線を刃受け部材に整合させた後、シート束をプレス機構によってテーブル上に加圧保持した状態で、断裁刃によってシート束を断裁するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このシート束断裁装置(以下、「1枚刃方式の断裁装置」という。)においては、刃受け部材は、断裁時の断裁刃の損傷を抑えるべく、木またはプラスチック等の軟質材料から形成されており、断裁位置において、断裁刃が刃受け部材の全長にわたって均一にかつ僅かに食い込むように、断裁刃の下死点、および断裁刃と刃受け部材の平行度等が予め調整されている。
この構成によれば、断裁動作の度に、断裁刃によって刃受け部材の表面が傷つけられるが、この傷が大きくなり過ぎると、切り残しが発生する等、断裁性能が低下する。そのため、断裁動作が一定回数(通常、約1000回)に達すると、刃受け部材を交換しなければならない。
また、断裁刃についても、断裁動作の度に、刃先が刃受け部材に当接し、少しずつ摩耗するので、一定の動作回数に達すると交換する必要が生じる。
ところで、刃受け部材および断裁刃の交換に際しては、断裁刃の下死点、および断裁刃と刃受け部材との平行度を再調整しなければならないが、この調整が非常に面倒であり、長時間を要していた。
また、この構成によれば、刃受け部材の付近に断裁屑が残り易く、それが断裁不良を引き起こすので、断裁屑を除去する手段を設ける必要があった。
これに対し、シート束が載置されるテーブルと、テーブルの端縁に固定された固定断裁刃と、固定断裁刃の上方にこれに対向して配置された可動断裁刃と、可動断裁刃を固定断裁刃に対し近接および離間する方向に、可動断裁刃が固定断裁刃から間隔をあけて位置する待機位置と、可動断裁刃が固定断裁刃と交差する断裁位置との間で往復運動させる刃駆動機構と、を備え、シート束の断裁線を固定断裁刃に整合させた後、シート束をプレス機構によってテーブル上に加圧保持した状態で、可動断裁刃および固定断裁刃によってシート束を断裁するようにしたものがまた従来技術において知られている(例えば、特許文献2参照)。
このシート束断裁装置(以下、「2枚刃方式の断裁装置」という。)は、刃受け部材を備えておらず、よって、下死点の調整および刃受け部材の交換が不要になるという長所を有している。また、刃受け部材がないので、断裁屑がほとんど残らず、よって、断裁屑を除去する手段を特に設ける必要がない。さらに、2枚刃方式の断裁装置では、可動断裁刃および固定断裁刃は、シート束以外の固体に当接することがないので、1枚刃方式の断裁装置と比較すると、断裁刃が摩耗しにくく、装置の維持コストの低減が図れる。
ところで、2枚刃方式の断裁装置においては、通常、固定断裁刃と可動断裁刃の隙間が0.03mm以下になるように予め調整されているが、断裁負荷によっては、断裁刃間の隙間が変動し、その結果、シート束下面側の1〜数枚のシートが切れ残る場合があり、この切れ残りは、特に、薄いシート(厚さ約0.1mm以下)のシート束を断裁する場合に頻繁に発生する。
このシートの切れ残りを防止する方法として、例えば、可動断裁刃を往復運動可能に案内するガイド機構を強固にし、断裁負荷が及ぼされても、断裁刃間の隙間が設定時のまま維持されるようにすること、あるいは、断裁速度を上げること等が考えられるが、これらの方法を実行すると、断裁装置の構造が大掛かりになり、製造コストが大幅に増大してしまう。
特開2010−260126号公報 特開2010−247237号公報
したがって、本発明の課題は、2枚刃方式のシート束断裁装置において、装置構造を大掛かりにせずとも、シートの切れ残りを防止できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、固定断裁刃と、前記固定断裁刃に対向して配置された可動断裁刃とを備え、シート束をプレス機構によって定位置に固定した後、前記可動断裁刃を前記固定断裁刃と交差させることによって、前記シート束の前記固定断裁刃からはみ出す部分を断裁するシート束断裁装置において、前記シート束を前記定位置に固定した後、前記可動断裁刃を前記固定断裁刃と交差させる前に、前記シート束の前記固定断裁刃からはみ出す部分の前記固定断裁刃側の面において、前記シート束を形成する少なくとも1枚のシートに、予め前記固定断裁刃と前記可動断裁刃との交差線に沿って切り込みを入れる補助断裁ユニットを備えていることを特徴とするシート束断裁装置を構成したものである。
上記構成において、好ましくは、前記補助断裁ユニットは、カッターヘッドと、前記固定断裁刃から間隔をあけて前記固定断裁刃に平行にのびるガイドレールと、を備え、前記カッターヘッドが前記ガイドレールに対しスライド可能に取り付けられるとともに、前記カッターヘッドの刃が前記シート束の前記クランプ板からはみ出す部分に所定の深さ食い込むように前記カッターヘッドの高さレベルが調節され、前記補助断裁ユニットは、さらに、前記カッターヘッドを前記ガイドレールに沿って前記固定断裁刃の一端側から他端側に向けて移動させるカッターヘッド移動機構を備え、前記クランプ機構が前記シート束を挟持した状態で前記定位置に固定したとき、前記カッターヘッドが前記固定断裁刃の一端側から他端側に移動せしめられる。
前記カッターヘッドは、円盤状の回転刃と、前記回転刃を回転させるモータと、を有し、前記回転刃が、前記固定断裁刃および前記可動断裁刃の交差面に平行な面内で回転することが好ましい。あるいは、前記カッターヘッドは、ヘッド本体と、前記ヘッド本体に突設された固定刃と、を有し、前記固定刃が、前記固定断裁刃に平行に配置されていることが好ましい。
上記構成において、また好ましくは、前記補助断裁ユニットは、前記ガイドレールにスライド可能に取付けられたカッターヘッド保持フレームを有し、前記カッターヘッドは、前記カッターヘッドの刃が前記シート束の前記クランプ板からはみ出す部分に押しつけられるように弾性付勢された状態で前記カッターヘッド保持フレームに取り付けられている。
また好ましくは、前記カッターヘッド移動機構は、前記固定断裁刃の一端側および他端側に配置された一対のプーリーと、前記一対のプーリー間に張設され前記ガイドレールに平行にのびるタイミングベルトと、前記一対のプーリーのうちの一方のプーリーを回転させるモータと、を有し、前記タイミングベルトに前記カッターヘッドが固定されている。あるいは、前記カッターヘッド移動機構は、前記ガイドレールに平行にのび、軸まわりに回転可能に支持されたボールネジのネジ軸と、前記ネジ軸を回転させるモータと、前記カッターヘッドに備えられ、前記ボールネジの前記ネジ軸と対をなすナットと、を有し、前記カッターヘッドが、前記ナットを通じて前記ネジ軸に螺合する。
また、前記プレス機構は、一対のクランプ板を有し、かつ前記シート束を挟持した状態で前記定位置に固定するクランプユニットからなり、前記固定断裁刃が、前記一対のクランプ板のうちの一方のクランプ板の一端縁に設けられていてもよい。
あるいは、前記プレス機構は、一端縁に前記固定断裁刃が取り付けられ、シート束の一面側に接する固定ブロックと、前記固定ブロックの前記シート束との接触面に直交する面内において往復運動可能に配置され、前記可動断裁刃が取り付けられた断裁刃保持フレームと、前記断裁刃保持フレームを動かす断裁刃駆動機構と、を有し、前記断裁刃保持フレームが前記断裁刃駆動機構によって往復運動せしめられることで、前記可動断裁刃が前記固定断裁刃に対して交差および離間するようになっており、前記プレス機構は、さらに、前記断裁刃保持フレームに対し、軸方向に沿って、かつ前記固定ブロックの前記接触面に対して近接および離間する向きにスライド運動可能に取り付けられた少なくとも1本のロッドと、前記固定ブロックに対向して配置され、前記ロッドにおける前記固定ブロック側の先端に固定されたプレス板と、前記ロッドにおける前記断裁刃保持フレームおよび前記プレス板の間の部分に嵌め込まれ、前記ロッドを弾性付勢して、前記プレス板が常時前記可動断裁刃の刃先から突出するようにするバネと、を有し、前記断裁刃保持フレームが前記可動断裁刃を前記固定断裁刃に交差させる向きに運動するとき、前記プレス板が前記シート束を前記固定ブロックに対し押しつけて前記定位置に固定した後、前記断裁刃保持フレームがさらに前記交差させる向きに運動することで前記可動断裁刃が前記固定断裁刃と交差し、それによって、前記シート束の前記固定断裁刃からはみ出す部分が断裁されるようになっていてもよい。
本発明によれば、固定断裁刃および可動断裁刃による断裁を行う前に、シート束の固定断裁刃からはみ出す部分の固定断裁刃側の、切れ残りを生じ得る少なくとも1枚のシートに予め補助断裁ユニットによって切り込みを入れるので、シート束の切れ残りの生じることがない。
しかも、本発明によれば、簡単な構成の補助断裁ユニットを備えるだけで、可動断裁刃のガイド機構の補強や断裁速度の増大を行う必要がないので、シート束断裁装置の構成を大掛かりでコスト高なものにせずに済む。
本発明の1実施例によるシート束断裁装置の斜視図である。 図1に示したシート束断裁装置の可動断裁刃が待機位置にあるときの縦断面図である。 図1に示したシート束断裁装置のプレス機構がシート束を定位置に固定した状態を示す図2に類似の図である。 図1に示したシート束断裁装置の可動断裁刃が断裁位置にあるときの図2に類似の図である。 図3の要部拡大図である。 図1に示したシート束断裁装置のカッターヘッドの分解斜視図である。 図6に示したカッターヘッドの組み立て後の斜視図である。 本発明の別の実施例によるシート束断裁装置を示す図1に類似の図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明する。図1は、本発明の1実施例によるシート束断裁装置の斜視図であり、図2は、図1のシート束断裁装置の可動断裁刃が待機位置にあるときの断面図であり、図3は、図1のシート束断裁装置のプレス機構がシート束を定位置に固定した状態を示す図2に類似の図であり、図4は、図1のシート束断裁装置の可動断裁刃が断裁位置にあるときの図2に類似の図である。
図1〜図4を参照して、本発明のシート束断裁装置は、フレーム1と、フレーム1に取り付けられ、その上にシート束2が載置される固定ブロック3と、固定ブロック3の一端縁に取り付けられた固定断裁刃4と、固定断裁刃4に対向して配置され、固定断裁刃4から上方に間隔をあけた待機位置(図2参照)と、固定断裁刃4と交差する断裁位置(図4参照)との間で昇降運動する可動断裁刃5を備えている。
この実施例では、シート束断裁装置は、フレーム1に対し、固定ブロック3におけるシート束載置面に直交する面内において上下に往復運動可能に取り付けられた断裁刃保持フレーム6を備えており、可動断裁刃5が、断裁刃保持フレーム6に取り付けられている。
断裁刃保持フレーム6は、固定ブロック3の両端において、ガイド部材7を介してフレーム1に取り付けられ、軸方向に沿って上下にスライド可能とされた一対の縦部材6a、6bと、一対の縦部材6a、6bの上端部および下端部をそれぞれ連結する上側横部材6cおよび下側横部材6dとから構成された、矩形枠状を有している。そして、可動断裁刃5が、上側横部材6cおよび一対の縦部材6a、6bの上端部に取り付けられている。
シート束断裁装置は、また、断裁刃保持フレーム6、よって可動断裁刃5を昇降運動させる断裁刃駆動機構8を備えている。
断裁刃駆動機構8は、フレーム1に取り付けられたモータ8aと、モータ8aの回転駆動軸8bに取り付けられた偏心カム8cを有している。
そして、偏心カム8cの端縁に断裁刃保持フレーム6の下側横部材6dの下端面が常時当接しており、偏心カム8cの回転によって断裁刃保持フレーム6が昇降運動する。この場合、偏心カム8cの上死点で可動断裁刃5が待機位置をとり、偏心カム8cの下死点で可動断裁刃5が断裁位置をとる。
シート束断裁装置は、また、シート束2を定位置に固定するプレス機構9を備えている。
プレス機構9は、この実施例では、前述の固定ブロック3、断裁刃保持フレーム6および断裁刃駆動機構6のほか、断裁刃保持フレーム6の上側横部材6cに対し、軸方向に沿って、かつ固定ブロック3のシート束載置面に対して近接および離間する向きにスライド運動可能に取り付けられた少なくとも1本、この実施例では6本のロッド9aと、固定ブロック3に対向して配置され、ロッド9aの下端に固定されたプレス板9bと、ロッド9aにおける上側横部材6cおよびプレス板9bの間の部分に嵌め込まれ、ロッド9aを弾性付勢して、プレス板9bが常時可動断裁刃5の刃先から突出するようにするバネ9cとから構成されている。
こうして、可動断裁刃5を待機位置(図2参照)から断裁位置(図4参照)に向けて動かすべく、断裁刃保持フレーム6が下降運動するとき、その途中において、図3に示すように、プレス機構9のプレス板9bがシート束2に当接し、シート束2を固定ブロック2に押しつけて定位置に固定する。次いで、この位置から、プレス板9bおよびロッド9aが制止された状態で、断裁刃保持フレーム6がさらに下降運動し、バネ9cの圧縮によって、プレス板9bがシート束2をさらに強く固定ブロック2に押しつけながら、可動断裁刃5が固定断裁刃4と交差し、それによって、シート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分が断裁される。
本発明のシート束断裁装置は、さらに、シート束2を定位置に固定した後、可動断裁刃5を固定断裁刃4と交差させる前に、シート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分の固定断裁刃側の面において、シート束2を形成する少なくとも1枚のシートに、予め固定断裁刃4と可動断裁刃5との交差線に沿って切り込みを入れる補助断裁ユニットを備えている。
図5は、図3の要部拡大図であり、図6は、図1に示したシート束断裁装置のカッターヘッドの分解斜視図であり、図7は、図6に示したカッターヘッドの組み立て後の斜視図である。
図5〜図7を参照して、補助断裁ユニットは、カッターヘッド10と、カッターヘッド10を保持するカッターヘッド保持フレーム11を有している。
カッターヘッド10は、この実施例では、回転刃10aと、回転刃10aを回転させるモータ10bとから構成されている。
この場合、カッターヘッド10を、ヘッド本体と、ヘッド本体に突設された固定刃とから構成することもできる。
カッターヘッド保持フレーム11は、L字断面の板状を有し、その一面側には、下部に、ガイドレール14(後述する)に嵌合するスライダ12が取り付けられ、上部に、旋回ピン11bが突設されている。
旋回ピン11bには、レバー13が一端のまわりに旋回可能に取付けられる。このとき、トーションバネ13bが旋回ピン11bおよびレバー13間に配置されて、レバー13を常時上向きに弾性付勢する。
また、レバー13の他端にはカッターヘッド10が取付けられる。このとき、カッターヘッド10のモータ10bに突設されたガイドピン10cが、レバー13の取付穴13aを貫通してカッターヘッド保持フレーム11のスロット11a内に進入する。そして、ガイドピン10cが、トーションバネ13bによって弾性付勢されて、常時スロット11aの上端に当接する。
補助断裁ユニットは、また、フレーム1に取付けられて、固定断裁刃4から間隔をあけて固定断裁刃4に平行にのびるガイドレール14を備えている。
そして、カッターヘッド10の回転刃10aが固定断裁刃4および可動断裁刃5の交差面に平行な面内で回転し、かつ、回転刃10aがシート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分に所定の深さ食い込むような配置で、カッターヘッド保持フレーム11が、スライダ12を介してガイドレール10に対しスライド可能に取り付けられる。
補助断裁ユニットは、さらに、カッターヘッド保持フレーム11、よってカッターヘッド10をガイドレール14に沿って固定断裁刃4の一端側から他端側に向けて移動させるカッターヘッド移動機構を備えている。
図1を再び参照して、カッターヘッド移動機構は、この実施例では、固定断裁刃4の一端側および他端側に配置された一対のプーリー15a、15bと、一対のプーリー15a、15b間に張設されガイドレール14に平行にのびるタイミングベルト17と、一対のプーリー15a、15bのうちの一方のプーリー15aを回転させるモータ16とを有している。
そして、タイミングベルト17にカッターヘッド保持フレーム11が固定され、モータ16の回転駆動によって、カッターヘッド保持フレーム11、よってカッターヘッド10が、ガイドレール14に沿って固定断裁刃4の一端側から他端側に向けて移動する。この場合、カッターヘッド保持フレーム11(カッターヘッド10)は、固定断裁刃4の当該一端側および他端側にそれぞれ位置するとき、可動断裁刃5と干渉しないようになっていることは言うまでもない。
こうして、可動断裁刃5が待機位置にある状態で(図2参照)、固定ブロック3上にシート束2が載置され、次いで、可動断裁刃5を待機位置(図2参照)から断裁位置(図4参照)に向けて動かすべく、断裁刃保持フレーム6が下降運動を開始する。この下降運動の途中で、プレス機構9のプレス板9bがシート束2に当接し、シート束2を固定ブロック2に押しつけて定位置に固定する(図3参照)。
このとき、カッターヘッド10がガイドレール14に沿って固定断裁刃4の一端側から他端側に向けて移動する。この移動の間に、回転刃10aが、シート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分の固定断裁刃側の面に所定の深さ食い込みながら、シート束2を形成する少なくとも1枚のシートに固定断裁刃4と可動断裁刃5との交差線に沿って切り込みを入れる。
次いで、この位置から、プレス板9bおよびロッド9aが制止された状態で、断裁刃保持フレーム6がさらに下降運動し、バネ9cの圧縮によって、プレス板9bがシート束2をさらに強く固定ブロック2に押しつけながら、可動断裁刃5が固定断裁刃4と交差し、それによって、シート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分が断裁される(図4参照)。
なお、これまでの説明では、可動断裁刃5を垂直面内において固定断裁刃4に対して交差および離間させ、定位置に水平に固定したシート束を断裁するようにしたが、この実施例において、可動断裁刃5を水平面内において固定断裁刃4に対して交差および離間させ、定位置に垂直に固定したシート束を断裁することもできる。なお、後者の場合には、プレス機構によって固定するまでに、シート束を定位置に保持するための適当な手段が付加される。
本発明によれば、固定断裁刃4および可動断裁刃5による断裁を行う前に、シート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分の固定断裁刃側の、切れ残りが生じ得る1枚または複数枚のシートに、予め補助断裁ユニットによって切り込みを入れるので、シート束の切れ残りの発生が確実に防止される。
さらに、本発明によれば、可動断裁刃のガイド機構を補強し、あるいは断裁速度を増大させる必要がなく、簡単な構成の補助断裁ユニットを備えるだけでよいので、シート束断裁装置を大掛かりかつコスト高な構成にせずに済む。
以上、本発明の好ましい1実施例を説明したが、本発明の構成はこの実施例に限定されるものではない。
例えば、上述の実施例では、プレス機構9の一部を断裁刃保持フレーム6に取付けて、プレス機構9を可動断裁刃5と一緒に動作させる構成としたが、その代わりに、プレス機構9を可動断裁刃5とは独立に動作させる構成とすることもできる。この場合には、プレス機構は、例えば、一対のクランプ板を有し、かつシート束を挟持した状態で定位置に固定するクランプユニットから構成され、固定断裁刃が、一対のクランプ板のうちの一方のクランプ板の一端縁に設けられる。
また、上述の実施例では、カッターヘッド10をカッターヘッド保持フレーム11に取付けるとともに、カッターヘッド10を、その刃10aがシート束2の固定断裁刃4からはみ出す部分に押しつけられるように弾性付勢したが、その代わりに、カッターヘッド10を弾性付勢せずに、直接ガイドレール14にスライド可能に取付ける構成としてもよい。
また、上述の実施例では、カッターヘッド移動機構が、一対のプーリー15a、15bと、一対のプーリー15a、15b間に張設されたタイミングベルト17と、一対のプーリー15a、15bのうちの一方15aを回転させるモータ16とから構成されるが、その代わりに、図8に示すように、カッターヘッド移動機構を、ガイドレール14に平行にのび、軸まわりに回転可能に支持されたボールネジのネジ軸18と、ネジ軸18を回転させるモータ20と、カッターヘッド保持フレーム11に備えられ、ボールネジのネジ軸18と対をなすナット19とから構成し、カッターヘッド保持フレーム11、よってカッターヘッド10を、ナット19を通じてネジ軸18に螺合させる構成としてもよい。
1 フレーム
2 シート束
3 固定ブロック
4 固定断裁刃
5 可動断裁刃
6 断裁刃保持フレーム
6a、6b 縦部材
6c 上側横部材
6d 下側横部材
7 ガイド部材
8 断裁刃駆動機構
8a モータ
8b 回転駆動軸
8c カム板
9 プレス機構
9a ロッド
9b プレス板
9c バネ
10 カッターヘッド
10a 回転刃
10b モータ
10c ガイドピン
11 カッターヘッド保持フレーム
11a スロット
11b 旋回ピン
12 スライダ
13 レバー
13a 取付穴
13b トーションバネ
14 ガイドレール
15a、15b プーリー
16 モータ
17 タイミングベルト
18 ボールネジのネジ軸
19 ボールネジのナット
20 モータ

Claims (9)

  1. 固定断裁刃と、前記固定断裁刃に対向して配置された可動断裁刃とを備え、シート束をプレス機構によって定位置に固定した後、前記可動断裁刃を前記固定断裁刃と交差させることによって、前記シート束の前記固定断裁刃からはみ出す部分を断裁するシート束断裁装置において、
    前記シート束を前記定位置に固定した後、前記可動断裁刃を前記固定断裁刃と交差させる前に、前記シート束の前記固定断裁刃からはみ出す部分の前記固定断裁刃側の面において、前記シート束を形成する少なくとも1枚のシートに、予め前記固定断裁刃と前記可動断裁刃との交差線に沿って切り込みを入れる補助断裁ユニットを備えていることを特徴とするシート束断裁装置。
  2. 前記補助断裁ユニットは、
    カッターヘッドと、
    前記固定断裁刃から間隔をあけて前記固定断裁刃に平行にのびるガイドレールと、を備え、前記カッターヘッドが前記ガイドレールに対しスライド可能に取り付けられるとともに、前記カッターヘッドの刃が前記シート束の前記固定断裁刃からはみ出す部分に所定の深さ食い込むように前記カッターヘッドの高さレベルが調節され、前記補助断裁ユニットは、さらに、
    前記カッターヘッドを前記ガイドレールに沿って前記固定断裁刃の一端側から他端側に向けて移動させるカッターヘッド移動機構を備え、前記プレス機構が前記シート束を前記定位置に固定したとき、前記カッターヘッドが前記固定断裁刃の一端側から他端側に移動せしめられることを特徴とする請求項1に記載のシート束断裁装置。
  3. 前記カッターヘッドは、
    円盤状の回転刃と、
    前記回転刃を回転させるモータと、を有し、前記回転刃が、前記固定断裁刃および前記可動断裁刃の交差面に平行な面内で回転することを特徴とする請求項2に記載のシート束断裁装置。
  4. 前記カッターヘッドは、
    ヘッド本体と、
    前記ヘッド本体に突設された固定刃と、を有し、前記固定刃が、前記固定断裁刃に平行に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のシート束断裁装置。
  5. 前記補助断裁ユニットは、前記ガイドレールにスライド可能に取付けられたカッターヘッド保持フレームを有し、前記カッターヘッドは、前記カッターヘッドの刃が前記シート束の前記固定断裁刃からはみ出す部分に押しつけられるように弾性付勢された状態で前記カッターヘッド保持フレームに取り付けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のシート束断裁装置。
  6. 前記カッターヘッド移動機構は、前記固定断裁刃の一端側および他端側に配置された一対のプーリーと、
    前記一対のプーリー間に張設され前記ガイドレールに平行にのびるタイミングベルトと、
    前記一対のプーリーのうちの一方のプーリーを回転させるモータと、を有し、前記タイミングベルトに前記カッターヘッドが固定されていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のシート束断裁装置。
  7. 前記カッターヘッド移動機構は、
    前記ガイドレールに平行にのび、軸まわりに回転可能に支持されたボールネジのネジ軸と、
    前記ネジ軸を回転させるモータと、
    前記カッターヘッドに備えられ、前記ボールネジの前記ネジ軸と対をなすナットと、を有し、前記カッターヘッドが前記ナットを通じて前記ネジ軸に螺合することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のシート束断裁装置。
  8. 前記プレス機構は、一対のクランプ板を有し、かつ前記シート束を挟持した状態で前記定位置に固定するクランプユニットからなり、前記固定断裁刃が、前記一対のクランプ板のうちの一方のクランプ板の一端縁に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のシート束断裁装置。
  9. 前記プレス機構は、
    一端縁に前記固定断裁刃が取り付けられ、シート束の一面側に接する固定ブロックと、
    前記固定ブロックの前記シート束との接触面に直交する面内において往復運動可能に配置され、前記可動断裁刃が取り付けられた断裁刃保持フレームと、
    前記断裁刃保持フレームを動かす断裁刃駆動機構と、を有し、前記断裁刃保持フレームが前記断裁刃駆動機構によって往復運動せしめられることで、前記可動断裁刃が前記固定断裁刃に対して交差および離間するようになっており、
    前記プレス機構は、さらに、
    前記断裁刃保持フレームに対し、軸方向に沿って、かつ前記固定ブロックの前記接触面に対して近接および離間する向きにスライド運動可能に取り付けられた少なくとも1本のロッドと、
    前記固定ブロックに対向して配置され、前記ロッドにおける前記固定ブロック側の先端に固定されたプレス板と、
    前記ロッドにおける前記断裁刃保持フレームおよび前記プレス板の間の部分に嵌め込まれ、前記ロッドを弾性付勢して、前記プレス板が常時前記可動断裁刃の刃先から突出するようにするバネと、を有し、
    前記断裁刃保持フレームが前記可動断裁刃を前記固定断裁刃に交差させる向きに運動するとき、前記プレス板が前記シート束を前記固定ブロックに対し押しつけて前記定位置に固定した後、前記断裁刃保持フレームがさらに前記交差させる向きに運動することで前記可動断裁刃が前記固定断裁刃と交差し、それによって、前記シート束の前記固定断裁刃からはみ出す部分が断裁されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のシート束断裁装置。
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