JP2013183950A - 生体情報測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排尿に関する下部尿路の疾病の有無や状態をより的確に判断することができる、あるいは排尿に関する介護予防や予防医療を実現することができる生体情報測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被験者によって排泄された尿の排尿量を経時的に測定可能な排尿量測定手段110と、被験者の膀胱の内部の尿量を測定可能な膀胱内尿量測定手段120と、排尿量測定手段の測定結果と膀胱内尿量測定手段の測定結果とに基づいて、経時的に同期した相関データであって膀胱の収縮の経時的変化の情報を含む相関データを作成する演算手段130と、を備えたことを特徴とする生体情報測定装置100が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、生体情報測定装置に関し、具体的には排尿量や残尿量などを測定する生体情報測定装置に関する。
例えば、下部尿路の病状を判断する診断パラメータとしては、排尿量、残尿量、膀胱容量、膀胱内圧等が用いられている。それらを測定する装置として、例えばロート状の開口を有する容器や洋風大便器のボウルなどに排尿することによって排尿量や尿流率などを測定する装置がある。また、例えば膀胱に向けて超音波を発信したときの反射波によって残尿量や膀胱容量などを測定する装置がある(例えば、特許文献1および2)。
下部尿路の管理においては、前述したような診断パラメータの検査結果を総括して判断する必要がある。そのため、排尿量の測定と、その排尿終了直後の膀胱内の尿量(残尿量)の測定と、は、一連の測定として行われることが望ましい。しかし、排尿量や残尿量などの検査は、それぞれ別々に行なわれている。すなわち、診断パラメータの検査結果の総括においては、作業的な手間あるいは負荷がかかる。例えば、トイレにおいて排尿量の測定を行い、時間がしばらく経過した後に、別の検査室において残尿量の測定を行う場合がある。そのため、残尿量の測定結果から排尿終了直後の残尿量を推定することが困難となる場合がある。このように、下部尿路の管理は、泌尿器科の中でも特化した分野になっている。
また、排尿状態は、精神状態の変化の影響を受け易い。そのため、尿流率の測定および残尿量の測定を特別に用意された検査室で行った場合には、測定結果に影響を及ぼすことがある。さらに、体内の臓器である膀胱の状態を超音波等で体外から観察する場合には、測定機器の測定子と膀胱との相対的な位置関係によって観察結果が異なり易い。そのため、測定機器の測定子の固定方法に配慮が必要である。
特開平7−171149号公報 特許第4677615号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、排尿に関する下部尿路の疾病の有無や状態をより的確に判断することができる、あるいは排尿に関する介護予防や予防医療を実現することができる生体情報測定装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、被験者によって排泄された尿の排尿量を経時的に測定可能な排尿量測定手段と、前記被験者の膀胱の内部の尿量を測定可能な膀胱内尿量測定手段と、前記排尿量測定手段の測定結果と前記膀胱内尿量測定手段の測定結果とに基づいて、経時的に同期した相関データであって前記膀胱の収縮の経時的変化の情報を含む相関データを作成する演算手段と、を備えたことを特徴とする生体情報測定装置である。
この生体情報測定装置によれば、排尿量測定手段の測定結果と、膀胱内尿量測定手段の測定結果と、に基づいて排尿に伴う膀胱内の収縮状態をより正確に把握することができる。つまり、下部尿路の主要臓器の1つとしての膀胱の収縮の排尿時の経時的変化をより容易に把握することができる。そのため、排尿に関する下部尿路の疾病の有無や状態をより的確に判断することができる。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記排尿量測定手段は、洋風大便器の溜水の水位変化を計測して前記排尿量を求め、前記膀胱内尿量測定手段は、前記膀胱へ向けて超音波を放射し、前記超音波の反射状態により前記膀胱の内部の尿量を求めることを特徴とする生体情報測定装置である。
この生体情報測定装置によれば、排尿量の測定と、膀胱内の尿量の測定と、をトイレ室内の環境で行うことができる。そのため、測定後の排尿処理や装置の洗浄等の後始末がより簡易的となる。
また、第3の発明は、第2の発明において、前記膀胱内尿量測定手段は、前記膀胱の内部の尿量を測定するときの所定の測定姿勢に前記被験者の姿勢を保持する固定補助部材と、前記膀胱に対して前記超音波を送受信する超音波送受信部材と、前記洋風大便器からみて前記被験者の体を固定し、前記被験者の体の所定部位に前記超音波送受信部材を位置決めする位置決め部材と、を有することを特徴とする生体情報測定装置である。
この生体情報測定装置によれば、被験者は、超音波送受信部材を所定位置に容易に自ら貼り付けることができるとともに、膀胱内の尿量を測定する際の正しい姿勢を特に配慮することなく維持することができる。そのため、プライバシーが確保されたトイレ室内の環境において生体情報の測定を被験者自身が行っても、信頼性のより高い測定値を得ることができる。
また、第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記相関データは、少なくとも排泄中における前記膀胱の内部の尿量の経時的変化を表したことを特徴とする生体情報測定装置である。
この生体情報測定装置によれば、排尿行為の進行に伴う膀胱収縮の経時的変化を端的に把握することができる。そのため、より容易に診断を行うことができる。
本発明の態様によれば、排尿に関する下部尿路の疾病の有無や状態をより的確に判断することができる、あるいは排尿に関する介護予防や予防医療を実現することができる生体情報測定装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかる生体情報測定装置を表す模式的平面図である。 本実施形態にかかる生体情報測定装置の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態にかかる生体情報測定装置における診断パラメータの測定手順の一例を例示するフローチャート図である。 被験者が便座に着座した状態を表す模式的斜視図である。 本実施形態の固定補助部材を表す模式的斜視図である。 被験者が位置決め部材を取り付ける動作の一例を例示する模式的斜視図である。 本実施形態の制御部が作成した相関データの一例を例示するグラフ図である。 本実施形態の制御部が作成した相関データの他の一例を例示するグラフ図である。 本実施形態の排尿量測定手段の具体例を例示する模式的断面図である。 本実施形態の膀胱内尿量測定手段の具体例を例示するブロック図である。 超音波データと蓄尿状態との関係を例示するグラフ図および模式的断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる生体情報測定装置を表す模式的平面図である。
また、図2は、本実施形態にかかる生体情報測定装置の要部構成を表すブロック図である。
なお、図1は、排尿量測定手段110および膀胱内尿量測定手段120と、演算手段130と、が電気的に接続された状態を併せて表している。
図1に表したように、本実施形態にかかる生体情報測定装置100は、排尿量測定手段110と、膀胱内尿量測定手段120と、演算手段130と、を備える。排尿量測定手段110および膀胱内尿量測定手段120は、トイレ室に設けられている。排尿量測定手段110は、被験者300が排尿した尿の量(排尿量)や、単位時間当たりの排尿量(尿流率)を経時的に測定する。膀胱内尿量測定手段120は、超音波を使用して被験者300の膀胱内の尿量(残尿量)を測定する。膀胱内尿量測定手段120は、残尿量を経時的に測定してもよい。排尿量測定手段110および膀胱内尿量測定手段120の具体例については、後に詳述する。
排尿量測定手段110および膀胱内尿量測定手段120が設けられたトイレ室には、トイレ装置200が設置されている。トイレ装置200は、洋風大便器210と、便座220と、ライニング230と、背もたれ部240と、を備える。図2に表したように、洋風大便器210は、溜水211と、尿流率測定装置213と、を有する。溜水211は、洋風大便器210のボウル212(図5参照)の底部に形成されている。尿流率測定装置213は、被験者300の排尿に伴う溜水211の水位変化を測定し、予め記憶した溜水211の水位と水量との検量関係を使用して排尿量や尿流率を演算する。背もたれ部240は、ライニング230の上部に設けられている。
図2に表したように、本実施形態では、洋風大便器210は、生体情報測定装置100の一部であり、排尿量測定手段110に含まれている。つまり、排尿量測定手段110は、洋風大便器210を有する。排尿量測定手段110は、通信手段117を有し、例えばLAN(Local Area Network)などを経由して演算手段130へ測定結果などを送信することができる。
膀胱内尿量測定手段120は、超音波送信装置121を有する。超音波送信装置121は、プローブ(超音波送受信部材)122(図1参照)と、尿量演算装置123と、を有する。プローブ122は、被験者300の膀胱に対して超音波を送受信することができる。膀胱内尿量測定手段120は、プローブ122が発信(放射)した超音波のエコーを利用して膀胱形状を推定し、尿量演算装置123を使用して膀胱内の尿量を測定する。また、膀胱内尿量測定手段120は、通信手段125を有し、例えばLANなどを経由して演算手段130へ測定結果などを送信することができる。
演算手段130は、制御部(処理部)131と、表示部133と、を有する。制御部131は、排尿量測定手段110の測定結果と、膀胱内尿量測定手段120の測定結果と、に基づいて、経時的に同期した相関データであって被験者300の膀胱収縮の経時的変化の情報を含む相関データを作成する。制御部131が作成した相関データは、表示部133に表示される。
図3は、本実施形態にかかる生体情報測定装置における診断パラメータの測定手順の一例を例示するフローチャート図である。
また、図4は、被験者が便座に着座した状態を表す模式的斜視図である。
また、図5は、本実施形態の固定補助部材を表す模式的斜視図である。
また、図6は、被験者が位置決め部材を取り付ける動作の一例を例示する模式的斜視図である。
図3および図4に表したように、被験者300は、排尿量や尿流率や残尿量などの診断パラメータの測定を行う場合には、まず、便座220に着座し排尿量測定手段110の起動操作を行う(ステップS101)。続いて、被験者300は、便座220に着座した状態(座位)において、洋風大便器210のボウル212内に排尿する(ステップS103)。すると、被験者300の排尿量および尿流率の測定が排尿量測定手段110により行われる(ステップS103)。続いて、被験者300は、排尿量測定手段110の終了操作を行う(ステップS105)。
続いて、図5に表したように、被験者300は、固定補助部材127を便座220の後背部に設置する(ステップS107)。なお、固定補助部材127は、便座220の後背部に予め固定されていてもよい。図1および図5に表したように、固定補助部材127は、長手方向あるいは設置状態の左右方向にみたときに略三角形の断面形状を有し、被験者300の姿勢を測定姿勢に設定あるいは保持する。「測定姿勢」とは、座位において膀胱内尿量測定手段120により膀胱内の尿量を測定するときの被験者300の姿勢をいうものとし、後述するように、後傾姿勢をいうものとする。固定補助部材127としては、例えば内部に緩衝材を有するクッションが挙げられる。
なお、固定用補助部材127の使用目的は、座位の場合において、被験者300の腰を浮かせることによって骨盤部の恥骨が膀胱を隠さないように上半身を後傾姿勢とさせ、プローブ122の発する超音波を正しく膀胱に照射させることである。従って、固定用補助部材127は、恥骨が膀胱を隠さないような後傾姿勢に被験者300の姿勢を保持できればよい。そのため、固定補助部材127の断面形状は、略三角形の形状だけでなく、例えば、採血時に使用する採血枕のように略楕円形状でもよい。
ここで、本願明細書においては、便座220に座った使用者からみて前方を「前方」とし、便座220に座った使用者からみて後方を「後方」とする。また、後方を向いて洋風大便器210の前に立った使用者からみて右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。
続いて、図1および図6に表したように、被験者300は、上体を後方へ屈めた後傾姿勢をとり、自身の腰部を固定補助部材127に当て、また自身の背中を背もたれ部240に当てる。続いて、図6に表したように、被験者300は、後傾姿勢のままで位置決め部材129を自身の恥骨部の近傍の周囲に取り付ける(ステップS109)。
位置決め部材129としては、例えばベルトなどが挙げられる。位置決め部材129の一端は、例えばライニング230に固定されている。また、位置決め部材129の他端部には、一対の係合部129a、129bと、一対の孔129c、129dと、が設けられている。なお、本実施形態の位置決め部材129には、二組の一対の係合部129a、129bが設けられているが、一対の係合部129a、129bの設置数は、特に限定されるわけではない。
図6に表した矢印A1〜矢印A3のように、被験者300は、一対の孔129c、129d同士の位置を合わせつつ、一対の係合部129a、129b同士を係合させる。これにより、被験者300の体が洋風大便器210に略固定される。一対の係合部129a、129bとしては、例えば一対のマジックテープ(登録商標)などが挙げられる。このとき、被験者300は、孔129c、129dが恥骨近傍の膀胱付近に位置するように位置決め部材129を取り付ける。
続いて、被験者300は、位置決め部材129の孔129c、129dを通して自身の恥骨近傍の膀胱付近にプローブ122を貼り付ける(ステップS111)。これにより、プローブ122が恥骨近傍の膀胱付近の所定位置に固定される。つまり、孔129c、129dは、被験者300の体の所定部位にプローブ122を位置決めさせる機能を有する。位置決め部材129は、伸縮性を有するため、被験者300のウエストに差違があっても、プローブ122を正しい位置に位置決めさせることができる。
続いて、被験者300は、後傾姿勢のままで膀胱内尿量測定手段120により膀胱内の尿量を測定する(ステップS113)。そして、被験者300は、診断パラメータの測定を終了する(ステップS115)。
本実施形態によれば、被験者300は、排尿量測定手段110により排尿量および尿流率の測定を行った後に、その排尿終了直後の膀胱内の尿量の測定を一連の測定として自ら行うことができる。これにより、排尿に関する一連の行為の中で、どのような排尿状態のときに、膀胱内にどれだけの残尿量があるのかをより正確に把握することができる。また、排尿量測定手段110の測定結果と、膀胱内尿量測定手段120の測定結果と、に基づいて排尿に伴う膀胱内の収縮状態をより正確に把握することができる。つまり、下部尿路の主要臓器の1つとしての膀胱の収縮の排尿時の経時的変化をより容易に把握することができる。そのため、排尿に関する下部尿路の疾病の有無や状態をより的確に判断することができる。
また、排尿量および尿流率の測定と、膀胱内の尿量の測定と、をトイレ室内の環境で行うことができる。そのため、測定後の排尿処理や装置の洗浄等の後始末がより簡易的となる。
また、被験者300は、プローブ122を所定位置に容易に自ら貼り付けることができるとともに、膀胱内の尿量を測定する際の正しい所定の姿勢(後傾姿勢)を特に配慮することなく維持することができる。そのため、プライバシーが確保されたトイレ室内の環境において生体情報の測定を被験者300自身が行っても、信頼性のより高い測定値を得ることができる。
また、プライバシーが確保された環境であって被験者300が安心できる環境において、被験者300自身が生活の中で排尿量や尿流率や残尿量を自ら測定し評価することができる。そのため、排尿に関する介護予防や予防医療を実現することができる。さらに、在宅や介護施設(例えば、ケアハウス、高齢者専用賃貸住宅など)や病院における利用者の排尿情報を集約および管理することができる。
また、制御部131は、少なくとも排尿中における膀胱内の尿量の経時的変化を表す相関データを作成することができる。この場合には、排尿行為の進行に伴う膀胱収縮の経時的変化を端的に把握することができる。そのため、より容易に診断を行うことができる。
図7は、本実施形態の制御部が作成した相関データの一例を例示するグラフ図である。 また、図8は、本実施形態の制御部が作成した相関データの他の一例を例示するグラフ図である。
なお、図7および図8に表したグラフ図の横軸は、時間(秒)を表している。図7に表したグラフ図の左側の縦軸は、膀胱内尿量(ミリリットル:mL)を表している。図7に表したグラフ図の右側の縦軸は、尿流率(ミリリットル/秒:mL/秒)を表している。体積減少率、膀胱半径、および膀胱収縮速度に関する単位は、任意単位である。図7に表したグラフ図の全ての指標は、経時的に同一のタイミングとしてグラフ化されている。図8に表したグラフ図では、時間を表す横軸の位置を揃えて経時的に同一のタイミングとしている点は図7に表したグラフ図と同じであるが、各測定項目を個別に描画している。具体的には、図8(a)の縦軸は、尿流率(mL/秒)を表している。図8(b)の縦軸は、膀胱内尿量(mL)を表している。図8(c)の縦軸は、体積減少率(パーセント:%)を表している。図8(d)の縦軸は、膀胱半径(ミリメートル:mm)を表している。図8(e)の縦軸は、膀胱収縮速度(ミリメートル/秒:mm/秒)を表している。
図3に関して前述したように、まず、尿流率の測定が排尿量測定手段110により行われる。続いて、膀胱内の尿量の測定が膀胱内尿量測定手段120により行われる。そして、排尿量測定手段110により測定された尿流率q(mL/秒)と、膀胱内尿量測定手段120により測定された残尿量R1と、に基づいて膀胱内の尿量を逆に積算し、排尿前に膀胱に溜まっていた尿量を算出する。
すなわち、排尿量測定手段110により測定された尿流率q(mL/秒)と、膀胱内尿量測定手段120により測定された残尿量R1と、に基づいて、時間tにおける膀胱内尿量R(t)(mL)は、式(1)および式(2)により演算される。なお、式(1)中の「R0」は、排尿前の膀胱内尿量を表している。


また、体積減少率η(t)は、時間tにおける膀胱内尿量R(t)の排尿前の膀胱内尿量R0に対する比であり、式(3)により演算される。

また、時間tにおける膀胱の半径r(t)は、膀胱の形状を球と仮定することで、式(4)により演算される。

また、膀胱収縮速度v(t)は、時間tにおける膀胱の半径r(t)の変化量であり、式(5)により演算される。

次に、本実施形態の排尿量測定手段110の具体例について、図面を参照しつつ説明する。
図9は、本実施形態の排尿量測定手段の具体例を例示する模式的断面図である。
なお、図9(a)は、排尿前の排尿量測定手段110の状態を例示する模式的断面図である。図9(b)は、排尿中あるいは排尿直後の排尿量測定手段110の状態を例示する模式的断面図である。図9(c)は、便器洗浄後の排尿量測定手段110の状態を例示する模式的断面図である。
本具体例の排尿量測定手段110の尿流率測定装置213は、導水管111と、水位センサ(圧力センサ)113と、貯留タンク115と、を有する。導水管111の一端は、洋風大便器210のボウル212の底部と接続されている。導水管111の他端は、水位センサ113を介して貯留タンク115と接続されている。導水管111は、ボウル212内の溜水211を水位センサ113を介して貯留タンク115へ導くことができる一方で、貯留タンク115内の水を水位センサ113を介して洋風大便器210のボウル212へ導くことができる。
溜水211の水位は、貯留タンク115内の水の水位と同等である。また、図9(a)に表したように、溜水211の水位は、溢流水位よりも低い位置に適宜設定されている。 ここで、本願明細書において「溢流水位」とは、水がトラップから溢れて排水配管に排出されるときの水位をいうものとする。また、本願明細書において「溜水水位(溜水の水位)」とは、洋風大便器210のボウル212内の溜水211の水位をいうものとする。 また、本具体例の尿流率測定装置213は、本実施形態にかかる生体情報測定装置100が設置されたときの溜水211の水位と水量とを学習し記憶する。
図9(b)に表したように、被験者300が洋風大便器210のボウル212内に排尿すると、溜水211の水位および貯留タンク115内の水の水位は上昇する。このとき、溜水211の水位は、想定される排尿量を考慮し、被験者300が排尿したときでも溢流水位に達しないように適宜設定されている。
水位センサ113は、被験者300の排尿に伴う貯留タンク115内の水の水位変化を検知する。そして、本具体例の尿流率測定装置213は、水位センサ113の検知結果に基づいて、予め記憶した溜水211の水位と水量との検量関係を使用して排尿量や尿流率を演算する。
続いて、図9(c)に表したように、被験者300が便器洗浄を行うと、尿流率測定装置213の内部が適宜洗浄される。そして、溜水211の水位が、前述したように溢流水位よりも低い位置に適宜設定される。
このようにして、被験者300は、洋風大便器210のボウル212内に排尿することで、排尿量の測定および尿流率の測定を行うことができる。
次に、本実施形態の膀胱内尿量測定手段120の具体例について、図面を参照しつつ説明する。
図10は、本実施形態の膀胱内尿量測定手段の具体例を例示するブロック図である。
また、図11は、超音波データと蓄尿状態との関係を例示するグラフ図および模式的断面図である。
図10に表したように、本具体例の膀胱内尿量測定手段120の尿量演算装置123は、超音波振動子振動回路123aと、タイミング発生回路123bと、低雑音増幅器123cと、可変増幅器123dと、AD変換回路123eと、波形メモリ123fと、を有する。
本具体例の膀胱内尿量測定手段120においては、プローブ122は、複数の超音波振動子を内蔵し、膀胱306の形状に最適な位置に装着される。プローブ122は、被験者300の下腹部302の体表面から恥骨303で遮られない方向に、且つできる限り膀胱306の縮小時から最大拡張時の膀胱306の上端を含む適当な方向に超音波122aを発信し、臓器等で反射した超音波エコーを検出する。プローブ122から放射される超音波122aは、超音波振動子を励振させるパルス発生回路を含む超音波振動子振動回路123aによって制御される。超音波振動子振動回路123aは、複数の超音波の送受信を時分割管理し、波形収録回路等との同期を行うタイミング発生回路123bによって制御されている。
プローブ122を介して送信される超音波振動子からの信号は、人体に有害性の無い非常に小さいものである。そのため、反射エコーの信号は、比較的小さく、大きな増幅を必要とされる。そのため、反射エコーの信号は、低雑音増幅器123cを用いて増幅された後、後段の可変増幅器123dに送られる。そして、低雑音増幅器123cからの後壁エコー振幅が飽和せず評価に適切な値となるように、演算手段130によって自動増幅率制御がなされる。可変増幅器123dからの増幅信号は、AD変換回路123eでアナログ信号としての超音波エコーからデジタル信号に変換される。AD変換された超音波波形は、高速メモリとしての波形メモリ123fに格納され記録される。
膀胱306における蓄尿が進行していくと、膀胱306は、周囲の臓器を押しながら拡張していく。収縮している膀胱306自体は、比較的伸張しやすい構造を有する。そのため、膀胱306の内圧は、僅かに穏やかに上昇していく。一方、膀胱306が本来の大きさまで拡張すると、膀胱306を形成する筋層が伸ばされる。膀胱306を形成する筋層は、所定以上伸びると、膀胱306の拡張に対して大きな抵抗となる。膀胱306が所定の容積まで増大すると、ヒトは、膀胱壁の緊張によって大きな尿意を感じる。
また、このように膀胱壁が緊張すると、膀胱壁を透過する超音波122aのエネルギーは減少し、背後臓器310からのエコーが小さくなるという知見が各種の実験により得られた。その実験結果は、図11に表した如くである。
すなわち、図11(e)〜図11(h)に表したように、まず、被験者300の下腹部302における恥骨303の上部に超音波122aの発信と受信を行うプローブ122を配置する。プローブ122は、膀胱306の側に向けて超音波122aを発信して反射エコーを受信する。図11(e)に表したように、膀胱306における蓄尿が比較的少なく、プローブ122からみたときに実質的に恥骨303の背部に膀胱306が存在する状態のときには、プローブ122からの超音波122aは、膀胱306にほとんど当たらず、膀胱306が存在する部分の背後に位置する直腸等の背後臓器310に達する前に散乱吸収される。このときには、図11(a)に表したように、プローブ122に近接した部分の腹筋等の他の生体組織によって反射されるエコー以外の反射エコーは、ほとんど存在しない。
その後、図11(f)に表したように、膀胱306における蓄尿が進行し、プローブ122からの超音波122aが膀胱306を透過するようになると、図11(b)に表したように、膀胱後壁領域307(図10参照)において比較的弱い反射エコーが分散して観察される。このときの反射エコーは、膀胱後壁領域307の内部側308と外部側309とで比較的多く生ずる。また、図11(b)に表したように、外部側309での反射エコーは、内部側308での反射エコーよりも大きい。
その後、図11(g)に表したように、膀胱306における蓄尿がさらに進行すると、膀胱306は、拡張し、ほぼ所定の大きさとなる。すると、膀胱内圧は、次第に上昇していく。図11(c)に表したように、このときの反射エコーは、膀胱後壁領域307における内部側308で比較的大きく生ずる。内部側308での反射エコーは、外部側309での反射エコーよりも大きい。
その後、図11(h)に表したように、膀胱306における蓄尿がさらに進行すると、膀胱306は、膀胱306を形成する筋を強く伸ばしてさらに緊張する。そして、膀胱306の内部の圧力は上昇する。図11(d)に表したように、このときの反射エコーは、膀胱後壁領域307の内部側308でほとんど生ずる。また、後方に透過する超音波122aは少なくなる。さらに、外部側309からの反射エコーは遮られる。
このようにして、被験者300は、恥骨303近傍の膀胱306付近の所定位置にプローブ122を固定することで、後傾姿勢のままで膀胱内尿量測定手段120により膀胱内の尿量を測定することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、排尿量測定手段110および膀胱内尿量測定手段120などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや固定補助部材127および位置決め部材129の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、本実施形態では、膀胱内尿量測定手段120により膀胱内の尿量を測定するときの測定姿勢が座位で後傾姿勢である場合を例に挙げて説明したが、本発明における膀胱内尿量測定手段120による測定の測定姿勢は、観察対象の膀胱が恥骨の投影領域内にはない姿勢であればよい。従って、膀胱内尿量測定手段120による測定の測定姿勢は、座位だけでなく、例えば便座220から立ち上がった状態(立位)の姿勢であってもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
100 生体情報測定装置、 110 排尿量測定手段、 111 導水管、 113 水位センサ、 115 貯留タンク、 117 通信手段、 120 膀胱内尿量測定手段、 121 超音波送信装置、 122 プローブ、 122a 超音波、 123 尿量演算装置、 123a 超音波振動子振動回路、 123b タイミング発生回路、 123c 低雑音増幅器、 123d 可変増幅器、 123e 変換回路、 123f 波形メモリ、 125 通信手段、 127 固定補助部材、 129 位置決め部材、 129a、129b 係合部、 129c、129d 孔、 130 演算手段、 131 制御部、 133 表示部、 200 トイレ装置、 210 洋風大便器、 211 溜水、 212 ボウル、 213 尿流率測定装置、 220 便座、 230 ライニング、 240 背もたれ部、 300 被験者、 302 下腹部、 303 恥骨、 306 膀胱、 307 膀胱後壁領域、 308 内部側、 309 外部側、 310 背後臓器

Claims (4)

  1. 被験者によって排泄された尿の排尿量を経時的に測定可能な排尿量測定手段と、
    前記被験者の膀胱の内部の尿量を測定可能な膀胱内尿量測定手段と、
    前記排尿量測定手段の測定結果と前記膀胱内尿量測定手段の測定結果とに基づいて、経時的に同期した相関データであって前記膀胱の収縮の経時的変化の情報を含む相関データを作成する演算手段と、
    を備えたことを特徴とする生体情報測定装置。
  2. 前記排尿量測定手段は、洋風大便器の溜水の水位変化を計測して前記排尿量を求め、
    前記膀胱内尿量測定手段は、前記膀胱へ向けて超音波を放射し、前記超音波の反射状態により前記膀胱の内部の尿量を求めることを特徴とする請求項1記載の生体情報測定装置。
  3. 前記膀胱内尿量測定手段は、
    前記膀胱の内部の尿量を測定するときの所定の測定姿勢に前記被験者の姿勢を保持する固定補助部材と、
    前記膀胱に対して前記超音波を送受信する超音波送受信部材と、
    前記洋風大便器からみて前記被験者の体を固定し、前記被験者の体の所定部位に前記超音波送受信部材を位置決めする位置決め部材と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の生体情報測定装置。
  4. 前記相関データは、少なくとも排泄中における前記膀胱の内部の尿量の経時的変化を表したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の生体情報測定装置。
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