JP2013182679A - 固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置 - Google Patents
固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013182679A JP2013182679A JP2012043666A JP2012043666A JP2013182679A JP 2013182679 A JP2013182679 A JP 2013182679A JP 2012043666 A JP2012043666 A JP 2012043666A JP 2012043666 A JP2012043666 A JP 2012043666A JP 2013182679 A JP2013182679 A JP 2013182679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal layer
- metal member
- seal
- fuel cell
- solid oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【解決手段】第1金属部材1と第2金属部材3とをガラスセラミックスからなるシール部5により接合してなるとともに、該シール部5が、第1金属部材1に接合した第1シール層5aと、該第1シール層5aに接合し、かつ第2金属部材3に、直接または第1シール層5aを介して接合した第2シール層5bとを具備するとともに、第2シール層5bにおけるセラミック粒子が、第1シール層5aにおけるセラミック粒子よりも多い。
【選択図】図1
Description
体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置に関するものである。
ラミックスからなるシール部により接合してなるとともに、該シール部が、前記第1金属部材に接合した第1シール層と、該第1シール層に接合し、かつ前記第2金属部材に、直接もしくは前記第1シール層を介して接合した第2シール層とを具備するとともに、前記第2シール層におけるセラミック粒子が、前記第1シール層におけるセラミック粒子よりも多いことを特徴とする。
1シール層上もしくは前記第1シール層の内側に位置するように配置され、前記第2シール層が、前記枠体の外側に位置する前記第1シール層に接合し、かつ前記枠体の外面に、直接もしくは前記第1シール層を介して接合し、さらに、前記第2シール層におけるセラミック粒子が、前記第1シール層におけるセラミック粒子よりも多いことを特徴とする。
子とで構成されたガラスセラミックスからなるシール部5により接合されている。このシール部5は、第1シール層5aと第2シール層5bとにより構成されており、図1(a)では、第1シール層5aが棒状の第1金属部材1と第2金属部材3との間に配置され、第
1金属部材1と第2金属部材3とを接合している。第2シール層5bは、第1シール層5aに接合するとともに、棒状の第1金属部材1および第2金属部材3の側面に、第1金属部材1および第2金属部材3を取り囲むように直接接合している。第2シール層5bにおいては、第1シール層5aよりも多くセラミック粒子含有している。
一方、第1シール層5aのペーストに用いた結晶化ガラスに、フォルステライト等のセラミックフィラーを添加して第2シール層5bのペーストを作製し、このペーストを第1金属部材1の側面、第2金属部材3の側面に塗布し、乾燥させた後、熱処理することにより、作製することができる。
も良いことは勿論である。
で封止されている。
シール部5bの枠体16aへの駈け上がりを抑制でき、ケース本体16bと枠体16aとの接合信頼性を向上できる。
体16aの外側に形成された第1シール部5aに第2シール層5bを接合させ、かつ第2シール層5bを枠体16aに接合することができ、この場合にも、ケース本体16bと枠体16aとをある程度強固に接合できる。
ること、さらには、インターコネクタ21を介して集電するために導電性であることが必要とされる。したがって、導電性支持体17としては、かかる要求を満足する材質を用いる必要があり、例えば導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。
ができる。それにより、改質器32で効率よく改質反応を行うことができる。
持した上で中央部の下方から上方へ加重を印加し、ケース本体下部の変形量が200μmとなるまでセルスタック装置をたわませた後に元に戻すことを1サイクルとして50サイクル実施し、その後、外観チェックにてクラックや割れの有無、リークチェックにてシール部よりのリークの有無を確認し、問題のないものを合格とした。なお、リークチェックはセル上部の開口部をゴム等で蓋をした上でシール部を水没させ、ケースのガス導入口より20kPaの圧力で空気を注入しシール部より気泡が発生しないものを合格とした。
.3〜11は、50サイクルのたわみ試験や10サイクルの落下試験後においても、シール部の割れやクラック、ガスのリークがなく良好な機械的信頼性を示した。
ール部の割れやクラック、ガスのリークが観察された。
3・・・第2金属部材
5・・・シール部
5a・・・第1シール層
5b・・・第2シール層
12・・・セルスタック
13・・・固体酸化物形燃料電池セル
14・・・集電部材
16・・・ガスケース
16a・・・枠体(第1金属部材)
16b・・・ケース本体(第2金属部材)
16b1・・・開口部
22・・・ガス流路
31・・・収納容器
35・・・燃料電池装置
Claims (6)
- 第1金属部材と第2金属部材とをガラスセラミックスからなるシール部により接合して
なるとともに、該シール部が、前記第1金属部材に接合した第1シール層と、該第1シール層に接合し、かつ前記第2金属部材に、直接または前記第1シール層を介して接合した第2シール層とを具備するとともに、前記第2シール層におけるセラミック粒子が、前記第1シール層におけるセラミック粒子よりも多いことを特徴とする固体酸化物形燃料電池用接合体。 - 前記第1シール層が前記第1金属部材および前記第2金属部材に接合しているとともに、前記第2シール層が、前記第1シール層に接合し、かつ前記第1金属部材および前記第2金属部材に、直接または前記第1シール層を介して接合していることを特徴とする請求項1記載の固体酸化物形燃料電池用接合体。
- 主面を有する前記第1金属部材と、該第1金属部材の主面に接合した環状の前記第1シール層と、該環状の第1シール層上もしくは前記第1シール層の内側に位置するように配置された環状の前記第2金属部材と、該環状の第2金属部材の外側に位置する前記第1シール層の表面に接合し、かつ前記第2金属部材に、直接もしくは前記第1シール層を介して接合した前記第2シール層とを具備することを特徴とする請求項1記載の固体酸化物形燃料電池用接合体。
- 前記第2シール層のセラミック粒子は、前記第1シール層と同一のセラミック粒子を含有するとともに、さらに他のセラミック粒子を含有することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池用接合体。
- 一端から他端へ貫通するガス流路を内部に有する固体酸化物形燃料電池セルを複数個配列してなるセルスタックと、上面に開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を取り囲むように前記ケース本体の上面に配置された環状の枠体と、該枠体と前記ケース本体の上面との間を封止したガラスセラミックスからなるシール部と、前記枠体の内側でかつ前記固体酸化物形燃料電池セルの一端部の周囲に充填されて前記固体酸化物形燃料電池セルと前記枠体との間を封止した封止部とを具備するとともに、前記シール部が第1シール層と第2シール層とを有し、前記第1シール層が、前記開口部を取り囲むように前記ケース本体の上面に環状に形成され、前記枠体が、前記第1シール層上もしくは前記第1シール層の内側に位置するように配置され、前記第2シール層が、前記枠体の外側に位置する前記第1シール層に接合し、かつ前記枠体の外面に、直接もしくは前記第1シール層を介して接合し、さらに、前記第2シール層におけるセラミック粒子が、前記第1シール層におけるセラミック粒子よりも多いことを特徴とするセルスタック装置。
- 収納容器内に請求項5に記載のセルスタック装置を収容してなることを特徴とする燃料電池装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012043666A JP5932394B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012043666A JP5932394B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013182679A true JP2013182679A (ja) | 2013-09-12 |
JP5932394B2 JP5932394B2 (ja) | 2016-06-08 |
Family
ID=49273233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012043666A Active JP5932394B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5932394B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018106885A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 京セラ株式会社 | セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 |
JP2018181406A (ja) * | 2017-04-03 | 2018-11-15 | 日本特殊陶業株式会社 | 接合構造体および電気化学反応セルスタック |
CN110140251A (zh) * | 2016-12-29 | 2019-08-16 | 株式会社村田制作所 | 全固体电池、电子设备、电子卡、可穿戴设备及电动车辆 |
CN114503339A (zh) * | 2019-10-11 | 2022-05-13 | 株式会社村田制作所 | 固体电池 |
CN115000449A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-09-02 | 西安石油大学 | 一种通过喷涂-流延工艺制备sofc电堆密封涂层的方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11162486A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-06-18 | Siemens Ag | 高温燃料電池および高温燃料電池積層体 |
JP2005183376A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-07-07 | Kyocera Corp | 燃料電池組立体 |
JP2009043709A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-26 | Ngk Insulators Ltd | 反応装置 |
-
2012
- 2012-02-29 JP JP2012043666A patent/JP5932394B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11162486A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-06-18 | Siemens Ag | 高温燃料電池および高温燃料電池積層体 |
JP2005183376A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-07-07 | Kyocera Corp | 燃料電池組立体 |
JP2009043709A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-26 | Ngk Insulators Ltd | 反応装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018106885A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 京セラ株式会社 | セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 |
CN110140251A (zh) * | 2016-12-29 | 2019-08-16 | 株式会社村田制作所 | 全固体电池、电子设备、电子卡、可穿戴设备及电动车辆 |
JPWO2018123319A1 (ja) * | 2016-12-29 | 2019-10-31 | 株式会社村田製作所 | 全固体電池、電子機器、電子カード、ウェアラブル機器および電動車両 |
US11642971B2 (en) | 2016-12-29 | 2023-05-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | All-solid-state battery, electronic device, electronic card, wearable device, and electric vehicle |
JP2018181406A (ja) * | 2017-04-03 | 2018-11-15 | 日本特殊陶業株式会社 | 接合構造体および電気化学反応セルスタック |
CN114503339A (zh) * | 2019-10-11 | 2022-05-13 | 株式会社村田制作所 | 固体电池 |
CN115000449A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-09-02 | 西安石油大学 | 一种通过喷涂-流延工艺制备sofc电堆密封涂层的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5932394B2 (ja) | 2016-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5952139B2 (ja) | セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP6105824B1 (ja) | セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 | |
JP5748584B2 (ja) | 導電体および固体酸化物形燃料電池セルならびにセルスタック、燃料電池 | |
JP6835572B2 (ja) | セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 | |
JP5932394B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置 | |
JP5744348B1 (ja) | セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 | |
WO2014208730A1 (ja) | セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置 | |
JP5709670B2 (ja) | 燃料電池セル装置 | |
JP5377599B2 (ja) | 燃料電池セルならびにそれを用いたセルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP2015183252A5 (ja) | ||
JP5328317B2 (ja) | 燃料電池セル、燃料電池セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP5726023B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池セル、セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP5769646B2 (ja) | 導電体および固体酸化物形燃料電池セルならびにセルスタック、燃料電池装置 | |
JP6154340B2 (ja) | 燃料電池セルスタック装置および燃料電池装置 | |
JP2012181927A (ja) | 固体酸化物形燃料電池セルおよび燃料電池モジュール | |
JP6262586B2 (ja) | セルスタックおよびモジュールならびにモジュール収容装置 | |
JP6166151B2 (ja) | セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置 | |
JP5328316B2 (ja) | 燃料電池セル、燃料電池セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP6215727B2 (ja) | セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 | |
JP2015191693A5 (ja) | ||
JP6174503B2 (ja) | セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収容装置 | |
JP2012114033A (ja) | 燃料電池用支持体、燃料電池セル、燃料電池セル装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 | |
JP2017182909A (ja) | セルスタック装置、モジュール、及びモジュール収容装置 | |
JP5882871B2 (ja) | セルスタックおよび燃料電池モジュール並びに燃料電池装置 | |
JP6616148B2 (ja) | セル、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150304 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150310 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151027 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160428 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5932394 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |