JP2013182679A - 固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置 Download PDF

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Abstract

【課題】金属部材同士のシール性を向上できる固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置を提供する。
【解決手段】第1金属部材1と第2金属部材3とをガラスセラミックスからなるシール部5により接合してなるとともに、該シール部5が、第1金属部材1に接合した第1シール層5aと、該第1シール層5aに接合し、かつ第2金属部材3に、直接または第1シール層5aを介して接合した第2シール層5bとを具備するとともに、第2シール層5bにおけるセラミック粒子が、第1シール層5aにおけるセラミック粒子よりも多い。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1金属部材と第2金属部材とをガラスセラミックスにより接合してなる固
体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置に関するものである。
固体酸化物形の燃料電池装置は、その作動温度が高温であるため発電効率が高く、第3世代の発電システムとして期待されている。この固体酸化物形の燃料電池装置では耐熱性金属が用いられており、耐熱性金属部材同士は、通常、溶接により接合することが行われている。
また、固体酸化物形の燃料電池装置を構成する固体酸化物形燃料電池セル(以下、単にセルということがある)では、燃料ガス(例えば水素)、酸素含有ガス(例えば空気)がリークしないように、セルの周囲と耐熱性金属との間をガラスセラミックスでガスシールすることが行われている(特許文献1参照)。
特開2009−64632号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたガスシールは、構成材料が主としてセラミックスであるセルと耐熱性金属との間のガスシールに関するものであり、近年においては、耐熱性金属同士のガスシールに際してガラスセラミックス等でガスシールすることも要求される場合があり、この場合についてもガスシール性向上が要求されている。
本発明は、金属部材同士のシール性を向上できる固体酸化物形燃料電池用接合体およびセルスタック装置ならびに燃料電池装置を提供することを目的とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池用接合体は、第1金属部材と第2金属部材とをガラスセ
ラミックスからなるシール部により接合してなるとともに、該シール部が、前記第1金属部材に接合した第1シール層と、該第1シール層に接合し、かつ前記第2金属部材に、直接もしくは前記第1シール層を介して接合した第2シール層とを具備するとともに、前記第2シール層におけるセラミック粒子が、前記第1シール層におけるセラミック粒子よりも多いことを特徴とする。
本発明のセルスタック装置は、一端から他端へ貫通するガス流路を内部に有する固体酸化物形燃料電池セルを複数個配列してなるセルスタックと、上面に開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を取り囲むように前記ケース本体の上面に配置された環状の枠体と、該枠体と前記ケース本体の上面との間を封止したガラスセラミックスからなるシール部と、前記枠体の内側でかつ前記固体酸化物形燃料電池セルの一端部の周囲に充填されて前記固体酸化物形燃料電池セルと前記枠体との間を封止した封止部とを具備するとともに、前記シール部が第1シール層と第2シール層とを有し、前記第1シール層が、前記開口部を取り囲むように前記ケース本体の上面に環状に形成され、前記枠体が、前記第
1シール層上もしくは前記第1シール層の内側に位置するように配置され、前記第2シール層が、前記枠体の外側に位置する前記第1シール層に接合し、かつ前記枠体の外面に、直接もしくは前記第1シール層を介して接合し、さらに、前記第2シール層におけるセラミック粒子が、前記第1シール層におけるセラミック粒子よりも多いことを特徴とする。
本発明の燃料電池装置は、収納容器内に上記のセルスタック装置を収容してなることを特徴とする。
本発明の固体酸化物形燃料電池用接合体では、第1シール層のセラミック粒子が少ないため第1シール層を第1金属部材に強固に接合でき、第1シール層と第2シール層がガラスセラミックスで構成されているため、第1シール層と第2シール層とを強固に接合でき、第2シール層のセラミック粒子が多いため機械的強度が高く、この第2シール層が第2金属部材に、直接または第1シール層を介して接合しているため、シール部の金属部材への接合強度とシール部全体の機械的強度を向上できる。このような固体酸化物形燃料電池用接合体を用いたセルスタック装置、このセルスタック装置を収納容器内に収納した燃料電池装置の長期信頼性を向上できる。
3種の固体酸化物形燃料電池用接合体を示す断面図である。 2種の固体酸化物形燃料電池用接合体を示す断面図である。 セルスタック装置を示すもので、(a)はセルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)の一部を拡大して示す横断面図である。 (a)は図3のケース本体と枠体とセルスタックとの関係を示す斜視図、(b)はガスケース本体における第1シール層の形成位置を示す平面図である。 図3のガスケース本体と枠体とセルスタックとの接合構造を示す断面図である。 5種類のガスケース本体と枠体との接合構造を示す断面図である。 図3に示すセルスタック装置を収納容器に収納してなる燃料電池モジュールを分解して示す外観斜視図である。 図7に示す燃料電池モジュールを外装ケースに収納してなる燃料電池装置を示す斜視図である。
以下、本形態の固体酸化物形燃料電池用接合体について説明する。図1は、固体酸化物形燃料電池用接合体(以下、単に接合体ということがある)を示すもので、符号1、3はそれぞれ棒状の第1金属部材、第2金属部材を示している。これらの第1金属部材1、第2金属部材3は耐熱性を有するもので、金属または合金により作製することができる。特には、第1金属部材1、第2金属部材3は、高温の酸化雰囲気に曝されることから4〜30%の割合でCrを含有する耐熱性合金から作製することができ、Fe−Cr系の合金やNi−Cr系の合金等により作製できる。
また、第1金属部材1、第2金属部材3は、固体酸化物形燃料電池の作動時に高温の酸化雰囲気に曝されることから、第1金属部材1、第2金属部材3の表面に、耐酸化性のコーティングを施してもよい。
そして、本形態では、第1金属部材1と第2金属部材3とが、ガラスとセラミックス粒
子とで構成されたガラスセラミックスからなるシール部5により接合されている。このシール部5は、第1シール層5aと第2シール層5bとにより構成されており、図1(a)では、第1シール層5aが棒状の第1金属部材1と第2金属部材3との間に配置され、第
1金属部材1と第2金属部材3とを接合している。第2シール層5bは、第1シール層5aに接合するとともに、棒状の第1金属部材1および第2金属部材3の側面に、第1金属部材1および第2金属部材3を取り囲むように直接接合している。第2シール層5bにおいては、第1シール層5aよりも多くセラミック粒子含有している。
第1シール層5a、第2シール層5bは、ガラスセラミックスからなるもので、例えば、ガラスとしては、珪酸系ガラス、硼珪酸系ガラス、または硼珪酸系ガラスに修飾酸化物としてアルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物や各種金属酸化物を含有するガラス等を用いることができ、セラミック粒子としては、ガラスが結晶化して析出した、例えば、アノーサイト、スラウソナイト、セルジアン、ディオプサイト、フォルステライト、エンスタタイト、スピネル、ガーナイト、ウイレマイト、コーディエライト、ムライト、ゲーレナイト等の結晶相からなるもの、ガラスにフィラーとして添加して用いられる、例えば、アルミナ、ジルコニア、セルジアン、スラウソナイト、アノーサイト、ディオプサイト、フォルステライト、エンスタタイト、ガーナイト、スピネル、ウイレマイト、コーディエライト、ムライト、クオーツおよびこれらの固溶体の群から選ばれる少なくとも1種を用いることができる。
第1シール層5a、第2シール層5bは、結晶化ガラスを用いて作製されたガラスセラミックスであることが望ましい。結晶化ガラスとは、焼成によりガラスの一部あるいは全部が結晶として析出するガラスのことである。
第1シール層5aよりも第2シール層5bにおいてセラミック粒子を多く含有するとは、第2シール層5bの結晶化度が第1シール層5aよりも高いことを意味し、結晶化度が高い程、強度が大きくなる。一方、結晶化度が低い程、第1金属部材1と第2金属部材3との接合強度が高くなる。
第1シール層5aの結晶化度は、70質量%以下、特には10〜60質量%、さらには40〜55質量%が望ましく、第2シール層5bの結晶化度は、20質量%以上、特には30〜90質量%、さらには55〜70質量%が望ましく、第1シール層5aの結晶化度と第2シール層5bの結晶化度の差は、5質量%以上、特には10〜50質量%であることが望ましい。
結晶化度とは、ガラスセラミックス中の全結晶相の質量の合計/ガラスセラミックスの質量により定義されるものであり、ガラスセラミックス中に含まれる結晶相の割合を質量比で表したものである。ガラスセラミックス中の結晶相の質量はリートベルト解析により算出されるものである。したがって、結晶相としては、フィラーとして原料粉末に添加したもの、ガラスから焼成中に析出したもの、ガラスとフィラーとの反応により生成したもの等の全てを含んで測定される。
セラミック粒子については、平均粒径が0.5〜5μmに制御することが望ましい。結晶化ガラスを用いた場合には、セラミック粒子の粒径制御は、焼成パターンを制御することが効果的である。即ち、核生成温度や結晶化温度をあらかじめ測定しておき、例えば、析出結晶相を微細化するためには、焼成中に核生成温度付近にて保持パターンを設け核の発生量を増加させることが効果的であり、逆に、析出結晶相を成長させたい場合には、結晶化温度付近まで急速に昇温し、核生成を抑制することが効果的である。
第1シール層5aの厚みは20〜500μm、特に50〜300μm、第2シール層5bの厚みは200〜5mm、特に500μm〜3mmであることが、金属部材とシール層との接合強度とシール部の機械的強度を向上させるという点から望ましい。
即ち、金属部材とガラス相は金属部材の表面酸化膜や酸化物コート層とガラスとが濡れるため接合強度が発現され、第1シール層5aのガラス相の含有量を適切な範囲とすることにより金属部材とシール層との接合強度を向上せしめることができる。
一方、セラミック粒子をガラス相に分散せしめることにより機械的強度を向上せしめることができるが、金属部材とセラミック粒子とは接合しないため第1シール層の結晶化度を過度に大きくすると金属部材とシール層との接合強度が低下する恐れがある。
そこで、第2シール層5bの結晶化度を第1シール層5aよりも大きくせしめることにより金属部材1、3とシール部5との接合強度とシール部5全体の機械的強度とを同時に向上せしめることができる。
本形態の接合体は、例えば、セラミック粒子を析出させる結晶化ガラスを用いて、第1シール層5aのペーストを作製し、このペーストを第2金属部材3の上面に塗布し、この塗布膜に第1金属部材1を配置し乾燥する。
一方、第1シール層5aのペーストに用いた結晶化ガラスに、フォルステライト等のセラミックフィラーを添加して第2シール層5bのペーストを作製し、このペーストを第1金属部材1の側面、第2金属部材3の側面に塗布し、乾燥させた後、熱処理することにより、作製することができる。
本形態の接合体では、セラミック粒子が少ない第1シール層5aが第1金属部材1と第2金属部材3とを強固に接合し、第1金属部材1および第2金属部材3に接合していない部分の第1シール層5aを被覆するようにセラミック粒子が多い第2シール層5bが接合し、さらに第2シール層5bが第1金属部材1と第2金属部材3とに接合しているため、第1金属部材1と第2金属部材3とを強固に接合できる。
なお、図1(b)に示すように、第1シール層5aを第1金属部材1と第2金属部材3との間だけでなく、第1金属部材1の側面と第2金属部材3の側面にも形成し、第2シール層5bが第1金属部材1の側面と第2金属部材3の側面の第1シール層5aを介して、第1金属部材1と第2金属部材3とに接合することができる。この場合には、第1シール層5aが第1金属部材1の側面と第2金属部材3の側面とに強固に接合できるため、第2シール層5bが第1金属部材1の側面と第2金属部材3の側面とに強固に接合でき、第1金属部材1と第2金属部材3との接合強度をさらに向上できる。
また、図1(c)に示すように、第1金属部材1と第2金属部材3との間に第1シール層5aを形成し、第1金属部材1と第2金属部材3に接合していない部分の第1シール層5aを被覆するように第2シール層5bが接合し、さらにこの第2シール層5bを第1金属部材1の側面に接合させた場合であっても、第1金属部材1と第2金属部材3とを強固に接合できる。
さらに、図2(a)に示すように、第1金属部材1と第2金属部材3とを当接し、第2金属部材3の側面に第1シール層5aを接合させ、この第1シール層5aを被覆するように第2シール層5bを接合させ、さらに第2シール層5bを第1金属部材1に接合させた場合、図2(b)に示すように、第1金属部材1と第2金属部材3とを当接し、第2金属部材1と第2金属部材3との側面にそれぞれ第1シール層5aを接合させ、この第1シール層5aを被覆するように第2シール層5bを接合させた場合にも、第1金属部材1と第2金属部材3とを強固に接合できる。
なお、上記形態では、棒状の第1金属部材1と第2金属部材3とを接合した接合体については説明したが、板状の第1金属部材1と第2金属部材3とを接合した接合体であって
も良いことは勿論である。
図3は、上記接合体をセルスタック装置11に応用した形態を示すものである。なお、図において、理解を容易にするために、断面図では厚み等を拡大縮小して示し、側面図では長さ、幅等を拡大縮小して示している。図4〜図8についても同様である。
セルスタック装置11は、一対の対向する主面を有し、全体的に見て柱状の導電性支持体17の一方の主面上に、内側電極層である燃料極18と、固体電解質19と、外側電極層である酸素極20とをこの順に積層してなる発電部を備えるセル13を有している。導電性支持体17の内部には、複数のガス流路22が一端から他端に貫通して(長さ方向に)形成されている。
セル13は、導電性支持体17の他方の主面にインターコネクタ21を積層してなる柱状(中空平板状)であり、これらのセル13の複数個を1列に配列し、隣接するセル13間に集電部材14を配置し、セル13同士を電気的に直列に接続してセルスタック12が構成されている。
セル13と集電部材14とは導電性接合材23を介して接合されており、それにより、複数個のセル13を集電部材14を介して電気的および機械的に接合して、セルスタック12を形成している。
セル13の酸素極20の表面に集電体層(図示せず)を形成することができる。また、インターコネクタ21の外面にはP型半導体層(図示せず)を設けることもできる。
すなわち、導電性支持体17は、図3(b)に示されている形状から理解されるように、互いに平行な一対の平坦面と、一対の平坦面をそれぞれ接続する弧状面(側面)とで構成されている。平坦面の両面は互いにほぼ平行に形成されており、一方の平坦面と両側の弧状面を覆うように多孔質な燃料極18が設けられており、さらに、この燃料極18を覆うように、緻密質な固体電解質19が積層されている。また、固体電解質19の上には、燃料極18と対面するように、多孔質な酸素極20が積層されている。
言い換えると、燃料極18および固体電解質19は、導電性支持体17の両端の弧状面を経由して他方の平坦面まで形成されており、固体電解質19の両端部にインターコネクタ21の両端部が接合され、固体電解質19とインターコネクタ21とで導電性支持体17を取り囲み、内部を流通する燃料ガスが外部に漏出しないように構成されている。
そして、セルスタック12を構成する各セル13の下端部が、枠体16aに、枠体16aの内側でかつセル13の一端部の周囲に封止材24が充填されて、セル13と枠体16aとの間が封止固定され、図4(a)および図5に示すように、枠体16aがケース本体16bにガラスセラミックスからなるシール部5により接合され、セルスタック装置11が構成されている。ガスケース16内の燃料ガスは、セル13の内部に設けられたガス流路22を介して燃料極18に供給される。
ケース本体16bと枠体16aとセルスタック12との関係を、図4(a)および図5を用いて説明する。ケース本体16bは箱状を有しており、その上面には開口部16b1を有している。開口部16b1は、上面の開口を形成する先端部がケース本体16bの上面から上方に起ち上がった起上部16b2を形成して構成されている。
枠体16aは開口部16b1を取り囲むようにケース本体16bの上面に配置されており、枠体16aとケース本体16bとはガラスセラミックスからなる上記したシール部5
で封止されている。
すなわち、第1シール層5aが、開口部16b1を取り囲むようにケース本体16bの上面に環状に形成され、枠体16aが、図5に示すように、第1シール層5a上に配置され、第2シール層5bが、枠体16aの外側に位置する第1シール層5aに接合し、かつ枠体16aの外面に、直接接合している。
本形態のセルスタック装置は、例えば、セラミック粒子を析出させる結晶化ガラスを用いて、第1シール層5aのペーストを作製し、このペーストをケース本体16bの開口部の周りに塗布し、乾燥させた後、この塗布膜に枠体16aを配置する。一方、第1シール層5aのペーストに用いた結晶化ガラスに、フォルステライト等のセラミックフィラーを添加して第2シール層5bのペーストを作製し、このペーストを枠体16aの外側に位置する第1シール層5aの塗布膜上および枠体16aの外面に、隅肉部を形成するように塗布し、乾燥させた後、熱処理することにより作製することができる。熱処理した後、強度を向上するため、さらに第2シール層5bのペーストを塗布し熱処理することもできる。
このようなセルスタック装置では、セラミック粒子が少ない第1シール層5aがケース本体16b(第2金属部材)と枠体16a(第1金属部材)とを強固に接合し、枠体16aの外側に位置する部分の第1シール層5aを被覆するように強度の大きい第2シール層5bが接合し、さらに第2シール層5bが枠体16aの外面に接合しているため、ケース本体16bと枠体16aとを強固に接合できる。
また、第1シール層5aのペースト、第2シール層5bのペーストを環状に塗布し、熱処理するため、塗布膜が内側に収縮し、当初枠体16aとケース本体16bとの間の隅に塗布されたペーストが枠体16aの上方に移動しやすいが、上記形態では、ケース本体16bの上面に第1シール層5aを形成したので、この上面に形成された第2シール層5bが枠体16aの上方に移動しにくくなり、ケース本体16bと枠体16aとを強固に接合できる。
なお、図6(a)に示すように、枠体16aの内側面と起上部16b2との間に第1シール層5aを形成することなく、空間とした場合においても、ケース本体16bと枠体16aとを強固に接合できるが、図5に示したように、枠体16aの内側面と起上部16b2とを第1シール層5aで接合した方が、より接合強度を向上できる。
また、図6(b)に示すように、枠体16aの外側面にも第1シール層5aを形成し、第2シール層5bを、第1シール層5aを介して枠体16aの外面に接合することができ、この場合には、さらにケース本体16bと枠体16aとを強固に接合できる。枠体16aの内側面と起上部16b2との間にも、第1シール層5aが形成されており、枠体16aと起上部16b2とを接合している。この場合において、図5に示すように枠体16aの内側面と起上部16b2とを第1シール層5aで接合することにより、さらに接合強度を向上できる。
さらに、図6(c)に示すように、枠体16aの内側面と起上部16b2との間に第2シール層5bを形成することもでき、この場合には、枠体16aの内側面と起上部16b2との間を空間とした場合(図6(a)に示す場合)よりも、ケース本体16bと枠体16aとを強固に接合できる。
また、図6(d)に示すように、枠体16aのケース本体16bと接合する部分を内側に傾斜させて、言い換えれば、ケース本体16bの上面に対して外側に傾斜するように、枠体16aをケース本体16bの上面に配置し、シール部5で接合することにより、第2
シール部5bの枠体16aへの駈け上がりを抑制でき、ケース本体16bと枠体16aとの接合信頼性を向上できる。
また、図6(e)に示すように、枠体16aをケース本体16bの上面に当接させ、枠
体16aの外側に形成された第1シール部5aに第2シール層5bを接合させ、かつ第2シール層5bを枠体16aに接合することができ、この場合にも、ケース本体16bと枠体16aとをある程度強固に接合できる。
図3に示すセルスタック装置11においては、セル13のガス流路22の内部を燃料ガスとして水素含有ガスが流れるとともに、セル13の間を酸素含有ガス(空気)が流れる構成となる。それにより、燃料極18にガスケース16から燃料ガスが供給され、酸素極20に集電部材14の内側を通じて酸素含有ガスが供給されることで、セル13の発電が行なわれる。
セルスタック装置11は、セル13の配列方向xの両端から、セルスタック12を挟持するように、ガスケース16に下端部が固定された弾性変形可能な導電部材15を具備している。ここで、図3に示す導電部材15は、セルスタック12の両端部に位置するように設けられた平板部15aと、セル13の配列方向xに沿って外側に向けて延びた形状で、セルスタック12(セル13)の発電により生じる電流を引出すための電流引出部15bとを有している。
以下に、セル13を構成する各部材について説明する。固体電解質19は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrOから形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、ランタンガレート等の他の材料等を用いて形成してもよい。
また、燃料極18としては公知の燃料極材料を用いることができるが、例えば、Niを主成分とするもので、特に、Niを30〜80質量%含有し、残部が安定化ZrO(Yなどの安定化剤を含む)からなる多孔質のサーメット材料からなることが望ましい。
酸素極20は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。酸素極20はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲とすることができる。酸素極20として、例えば、La、Sr、CoおよびFeを含有するペロブスカイト型複合酸化物の他、上記した導電体、すなわち、モル比による組成式を(LaSr1−x)(NiCoFe1−y−zと表したとき、xが0.5〜0.7、yが0.15〜0.3、zが0.05〜0.3、aが0.95〜1.05を満足する導電体を用いることができる。
インターコネクタ21は、導電性セラミックスから形成することができるが、燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触するため、耐還元性及び耐酸化性を有することが必要であり、それゆえランタンクロマイト(LaCrO)を使用することができる。インターコネクタ21は、導電性支持体17に形成された複数のガス流路22を流通する燃料ガス、および導電性支持体17の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度であることが好ましい。
導電性支持体17としては、燃料ガスを燃料極18まで透過するためにガス透過性であ
ること、さらには、インターコネクタ21を介して集電するために導電性であることが必要とされる。したがって、導電性支持体17としては、かかる要求を満足する材質を用いる必要があり、例えば導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。
なお、セル13を作製するにあたり、燃料極18または固体電解質19との同時焼成により導電性支持体17を作製する場合においては、鉄属金属成分と特定希土類酸化物とから導電性支持体17を形成することができる。また、導電性支持体17は、所要ガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は50S/cm以上、さらには300S/cm以上、440S/cm以上にしてもよい。
さらに、P型半導体層(図示せず)としては、遷移金属ペロブスカイト型酸化物からなる層を例示することができる。具体的には、インターコネクタ21を構成するランタンクロマイトよりも電子伝導性が大きいもの、例えば、BサイトにMn、Fe、Coなどが存在するランタンマンガナイト(LaSrMnO)、ランタンフェライト(LaSrFeO)、ランタンコバルタイト(LaSrCoO)などの少なくとも一種からなるP型半導体セラミックスを使用することができる。このようなP型半導体層の厚みは、一般に、30〜100μmの範囲とすることが好ましい。
導電性接合材23は、セル13と集電部材14とを接合するために設けられており、導電性セラミックス等を用いて形成することができる。導電性セラミックスとしては、酸素極20を形成するものと同様のものを用いることができる。
具体的には、LaSrCoFeO、LaSrMnO、LaSrCoO等を用いることができる。これらの材料を単一の材料を用いて作製してもよく、2種以上組み合わせて導電性接合材23を作製してもよい。
次に、セルスタック装置11を収納容器31内に収納してなる燃料電池モジュール30について図7を用いて説明する。
図7に示す燃料電池モジュール30は、セル13にて使用する燃料ガスを得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器32をセルスタック12の上方に配置している。そして、改質器32で生成された燃料ガスは、ガス流通管33を介してガスケース16に供給され、ガスケース16を介してセル13の内部に設けられたガス流路22に供給される。
なお、図7においては、収納容器31の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されているセルスタック装置11および改質器32を後方に取り出した状態を示している。ここで、図7に示した燃料電池モジュール30においては、セルスタック装置11を、収納容器31内にスライドして収納することが可能である。
また収納容器31の内部に設けられた酸素含有ガス導入部材34は、図7においてはガスケース16に並置されたセルスタック12の間に配置されるとともに、酸素含有ガスが、燃料ガスの流れに合わせて、セル13の側方を下端部側から上端部側に向かって流れるように、セル13の下端部側に酸素含有ガスを供給するように構成されている。そして、セル13のガス流路22より排出される発電に使用されなかった余剰の燃料ガス(燃料オフガス)をセル13の上方で燃焼させることにより、セルスタック12の温度を効果的に上昇させることができ、セルスタック装置11の起動を早めることができる。また、セル13の上方にて、セル13のガス流路12から排出され発電に使用されなかった燃料ガスを燃焼させることにより、セルスタック12の上方に配置された改質器32を温めること
ができる。それにより、改質器32で効率よく改質反応を行うことができる。
次に、燃料電池モジュール30と、燃料電池モジュール30を作動させるための補機(図示せず)とを外装ケースに収納してなる燃料電池装置35について図8を用いて説明する。
図8に示す燃料電池装置35は、支柱36と外装板37とから構成される外装ケース内を仕切板38により上下に区画し、その上方側を上述した燃料電池モジュール30を収納するモジュール収納室39とし、下方側を燃料電池モジュール30を作動させるための補機を収納する補機収納室40として構成されている。なお、補機収納室40に収納する補機は省略している。
また、仕切板38には、補機収納室40の空気をモジュール収納室39側に流すための空気流通口41が設けられており、モジュール収納室39を構成する外装板37の一部に、モジュール収納室39内の空気を排気するための排気口42が設けられている。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上記形態では、中空平板型のセル13を用いたが、円筒型のセル、平板型の燃料電池を用いることもできる。
また、上記形態では、インターコネクタ21を有するセル13を用いたが、インターコネクタを有しないセルを用いることもできる。
さらに、上記形態では、図3に示すような集電部材14を用いたが、これに限定されるものではなく、集電部材を用いないセルスタックであっても良い。
図4および図5に示す耐熱性金属からなるケース本体と枠体とを準備し、ケース本体と枠体とを、第1シール層、第2シール層からなるシール部で接合し、接合強度を評価した。
表1に示す組成の平均粒径4.0μmの結晶化ガラス粉末および表2に示す平均粒径1.0〜2.0μmのセラミックフィラーを準備し、表2の組成に従い秤量し、これに、有機バインダー、可塑剤および溶媒を混合し、第1シール層、第2シール層のペーストを作製し、得られた第1シール層のペーストを、先ず、ケース本体の上面に厚み200μmで塗布し、乾燥した後、ケース本体上面に枠体をセットし、第2シール層のペーストを塗布し、乾燥した後、800℃〜900℃で熱処理して、図5、図6に記載のセルスタック装置を作製した。
表2に記載のペーストを上記の条件にて焼成し、得られた焼結体の結晶相をX線回折測定により回折パターンを測定し、結晶相の同定を行った。さらに、リートベルト法を用いて結晶化度を算出した。結果を表2に示す。
このセルスタック装置のシール部の機械的信頼性を評価するにあたり、たわみ試験と落下試験を実施した。
たわみ試験は、セルスタック装置の長手方向の両端部を上方から、中央部を下方から保
持した上で中央部の下方から上方へ加重を印加し、ケース本体下部の変形量が200μmとなるまでセルスタック装置をたわませた後に元に戻すことを1サイクルとして50サイクル実施し、その後、外観チェックにてクラックや割れの有無、リークチェックにてシール部よりのリークの有無を確認し、問題のないものを合格とした。なお、リークチェックはセル上部の開口部をゴム等で蓋をした上でシール部を水没させ、ケースのガス導入口より20kPaの圧力で空気を注入しシール部より気泡が発生しないものを合格とした。
落下試験はセルスタック装置を5cmの高さより地面と平行に落下させることを10回繰り返し、前記外観チェックとリーク試験を実施し、問題のないものを合格とした。
その結果を表3に示す。
表3より、第1シール層、第2シール層について異なる結晶化ガラスを用いた試料No
.3〜11は、50サイクルのたわみ試験や10サイクルの落下試験後においても、シール部の割れやクラック、ガスのリークがなく良好な機械的信頼性を示した。
一方、1種の結晶化ガラスを用いた試料No.1、2は、たわみ試験や落下試験後にシ
ール部の割れやクラック、ガスのリークが観察された。
1・・・第1金属部材
3・・・第2金属部材
5・・・シール部
5a・・・第1シール層
5b・・・第2シール層
12・・・セルスタック
13・・・固体酸化物形燃料電池セル
14・・・集電部材
16・・・ガスケース
16a・・・枠体(第1金属部材)
16b・・・ケース本体(第2金属部材)
16b1・・・開口部
22・・・ガス流路
31・・・収納容器
35・・・燃料電池装置

Claims (6)

  1. 第1金属部材と第2金属部材とをガラスセラミックスからなるシール部により接合して
    なるとともに、該シール部が、前記第1金属部材に接合した第1シール層と、該第1シール層に接合し、かつ前記第2金属部材に、直接または前記第1シール層を介して接合した第2シール層とを具備するとともに、前記第2シール層におけるセラミック粒子が、前記第1シール層におけるセラミック粒子よりも多いことを特徴とする固体酸化物形燃料電池用接合体。
  2. 前記第1シール層が前記第1金属部材および前記第2金属部材に接合しているとともに、前記第2シール層が、前記第1シール層に接合し、かつ前記第1金属部材および前記第2金属部材に、直接または前記第1シール層を介して接合していることを特徴とする請求項1記載の固体酸化物形燃料電池用接合体。
  3. 主面を有する前記第1金属部材と、該第1金属部材の主面に接合した環状の前記第1シール層と、該環状の第1シール層上もしくは前記第1シール層の内側に位置するように配置された環状の前記第2金属部材と、該環状の第2金属部材の外側に位置する前記第1シール層の表面に接合し、かつ前記第2金属部材に、直接もしくは前記第1シール層を介して接合した前記第2シール層とを具備することを特徴とする請求項1記載の固体酸化物形燃料電池用接合体。
  4. 前記第2シール層のセラミック粒子は、前記第1シール層と同一のセラミック粒子を含有するとともに、さらに他のセラミック粒子を含有することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池用接合体。
  5. 一端から他端へ貫通するガス流路を内部に有する固体酸化物形燃料電池セルを複数個配列してなるセルスタックと、上面に開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を取り囲むように前記ケース本体の上面に配置された環状の枠体と、該枠体と前記ケース本体の上面との間を封止したガラスセラミックスからなるシール部と、前記枠体の内側でかつ前記固体酸化物形燃料電池セルの一端部の周囲に充填されて前記固体酸化物形燃料電池セルと前記枠体との間を封止した封止部とを具備するとともに、前記シール部が第1シール層と第2シール層とを有し、前記第1シール層が、前記開口部を取り囲むように前記ケース本体の上面に環状に形成され、前記枠体が、前記第1シール層上もしくは前記第1シール層の内側に位置するように配置され、前記第2シール層が、前記枠体の外側に位置する前記第1シール層に接合し、かつ前記枠体の外面に、直接もしくは前記第1シール層を介して接合し、さらに、前記第2シール層におけるセラミック粒子が、前記第1シール層におけるセラミック粒子よりも多いことを特徴とするセルスタック装置。
  6. 収納容器内に請求項5に記載のセルスタック装置を収容してなることを特徴とする燃料電池装置。
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