JP2013182666A - 車両のヘッドランプとフェンダパネルとの合せ部構造 - Google Patents

車両のヘッドランプとフェンダパネルとの合せ部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な合せ部構造で、必要最小限の凹凸部を設けるだけで笛吹音を防止できる車両のヘッドランプとフェンダパネルとの合せ部構造を提供する。
【解決手段】車両内方側に指向させたランプレンズ側壁部6bとフェンダ側壁部2bとを略平行に対面させ、ランプレンズ6には、ランプレンズ側壁部6bに続いて車両後方側に屈曲して延びるように底壁6cが形成され、ランプレンズ側壁部6bには、底壁6cをランプレンズ側壁部側6bに延長するように凹部6eが形成され、凹部6e内には複数の凹凸部6jが形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のヘッドランプとフェンダパネルとの合せ部構造に関し、特に走行風により、いわゆる笛吹音が発生するのを防止するための構造に関する。
ヘッドランプの隙間付近から発生する笛吹音を防止する構造としては、従来例えば特許文献1に開示されているように、ランプレンズの外周縁部に段部を形成すると共にハウジングのレンズ支持部に微細な凹凸部を形成して風を乱すことにより、空気振動の共鳴を抑えるのが一般的である。
ここで、ランプレンズとフェンダパネルとの合せ部にラビリンス構造を設け、吸い出し流速を低下させることにより、段部等を設けることなく笛吹音を防止することが考えられる。
特開2009−163903号公報
前記合せ部にラビリンク構造を設ける場合、構造が複雑となり、成形用型費が高くなるとともに、組み付け性が悪化するという問題が懸念される。
一方、ランプレンズとフェンダパネルの端部同士を単純に突き合わせた場合、吸出し流速が高くなるのを回避するために、段部を広い範囲に設けることが必要となり、見栄えとともに生産性が悪化するという問題がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、ラビリンス構造を採用しない簡易な合せ部構造を採用しながら、必要最小限の段部を設けるだけで笛吹音を防止できる車両のヘッドランプとフェンダパネルとの合せ部構造を提供することを課題としている。
本発明は、ヘッドランプのランプレンズと車両側部のフェンダパネルとの合せ部が、ランプレンズを車両内方側に指向させたランプレンズ側壁部とフェンダパネルを車両内方側に指向させたフェンダ側壁部とを略平行に対面させた構成となっている車両のヘッドランプとフェンダパネルとの合せ部構造において、
前記ランプレンズには、前記ランプレンズ側壁部に続いて車両後方側に屈曲して延びるように底壁が形成され、前記ランプレンズ側壁部には、前記底壁を該ランプレンズ側壁部側に延長するように凹部が形成され、該凹部内には複数の凹凸部が形成されていることを特徴としている。
本発明に係る合せ部構造によれば、走行風によりランプレンズとフェンダパネルとの隙間から吸い出される吸出し風は、凹部内において渦を巻くと共に、該凹部内の凹凸部によって流れがさらに乱され、流速が低下するので、ラビリンス構造を設けない簡易な合せ部構造であっても必要最小限の凹凸部を設けるだけで、笛吹音を防止できる。
また、凹部を設けるとともに、該凹部内のみに凹凸部を設けるだけで済むので、凹凸部を広範囲に設けた場合のような見栄えの悪化を回避できる。
本発明の一実施形態に係る合せ部構造が適用されたヘッドランプを備えた車両前部の正面斜視図である。 前記車両におけるヘッドランプ回りの断面平面図(図1のII-II線断面図)である。 前記合せ部構造の拡大断面平面図である。 前記合せ部構造を模式的に示す斜視図である。 前記合せ部構造の吸出し風の流れを説明するための拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図において、1は自動車の前部を示しており、該前部1はエンジンルームの左,右側壁を構成する左,右のフェンダパネル2と、該エンジンルームを開閉するボンネット3と、前壁部を構成するフロントバンパ4とを有する。また、前記車両前部1の左,右コーナ部にヘッドランプ5,5が配置されている。
前記ヘッドランプ5は、ランプレンズ6と、該ランプレンズ6を支持するランプハウジング7と、該ランプハウジング7に支持され、前記ランプレンズ6側に突出するバルブ8と、該バルブ8を囲む反射鏡9とを有する。
前記ランプレンズ6の外縁部6aとフェンダパネル2の前縁部2aとの突き合わせ部に本発明の実施例に係るランプレンズとフェンダパネルとの合せ部構造Aが適用されている。
前期合せ部構造Aは、前記ランプレンズ6の外縁部6aに車両内方側に指向するようにランプレンズ側壁部6bを一体形成し、前記フェンダパネル2の前縁部2aに車両内方側に指向するようにフェンダ側壁部2bを一体形成し、該フェンダ側壁部2bと前記ランプレンズ側壁部6bとを略平行に、かつ隙間Dを開けて対面させた構成となっている。
また、前記ランプレンズ6の外縁部6aには、突部6mが横断面視で円弧状をなすように突設されている。この突部6mは、図4に矢印Bで示すように、走行風が、ランプレンズ側壁部6bと前記フェンダ側壁部2bとの対面部から離れて流れるようにするためのものである。
さらにまた、前記ランプレンズ6の外縁部6aには、前記ランプレンズ側壁部6bに続いて車両後方側に屈曲して延びるように底壁6cが形成されている。この底壁6cの後端部6dが前記ランプハウジング7に支持されている。
そして前記ランプレンズ側壁部6bの前記底壁6c側部分には凹部6eが凹設されている。この凹部6eは、前記底壁6cを該ランプレンズ側壁部6b側に延長した延長部6fと、該延長部6fの先端から前記ランプレンズ側壁部6bに向かって傾斜して延びる傾斜部6gとで構成され、横断面視で、前記ランプレンズ側壁部6bの延長線6b′とで三角形の凹状をなしている。
さらにまた前記ランプレンズ6には前後方向に延びる多数の凸条を車幅方向に並列配置してなる凹凸部6hが形成されている。この凹凸部6hは、前記ランプレンズ側壁部6bに形成された側凹凸部6iと、前記凹部6e内に形成された凹状凹凸部6jと、前記凹部6eから前記底壁6cの前部まで延びるように形成された底凹凸部6kとで構成されている。なお、前記側凹凸部6iはレンズ側壁部6bの外端面より少し内側まで形成されているので外部から見えにくくなっている。
本実施例構造では、車両が走行すると、前記ヘッドランプ5からフェンダパネル2に沿って流れる走行風Bによって合せ部構造A付近に負圧が発生し、これによりヘッドランプ5とフェンダパネル2との隙間から吸い出される吸出し風Cが発生することとなる。
本実施例では、ランプレンズ側壁部6bに凹部6eを設け、さらに該凹部6e内に凹状凹凸部6jを設けているので、前記吸出し風Cは、凹部6e内においてその形状によって渦を巻くと共に凹条凹凸部6jによって流れがさらに乱され、流速が低下するので、笛吹音を効果的に防止できる。また、前記吸出し風Cは、前記底凹凸部6k及び側凹凸部6iによっても流れが乱され、この点からも流速が低下する。
さらにまた、前記底壁6cの底凹凸部6kを凹部6eから車両後方に延長し、かつ該凹部6eに向かって直線状に延びる複数の凸条により構成したので、前記吸出し風Cを凹部6e内に効率良く導くことができ、この点からも吸出し風Cが渦を巻き易くなり、さらに流れを乱すことができ、流速を低下させることができる。
またランプレンズ6の外縁部6aに突部6mを設けたので、走行風が、ランプレンズ側壁部6bと前記フェンダ側壁部2bとの対面部から離れて流れ、それだけ吸出し力を低下させることができる。
このように、本実施例では、ラビリンス構造を要しない簡易な突き合わせ構造により、笛吹音を防止できるので、構造の複雑化を招くこともない。
なお、前記実施例では、前記ランプレンズ側壁部6b及び前記底壁6cの前部にも凹凸部を形成したが、本発明では、凹凸部は、少なくとも凹部6e内に設ければ良い。このようにした場合は、必要最小限の凹凸部を設けるだけで笛吹音の発生を抑制でき、凹凸部を広範囲に設けた場合のような見栄えの悪化を回避できる。
また前記実施例では、凹凸部を、直線状に延びる複数の凸条で構成した場合を説明したが、本発明の凹凸部はこれに限定されるものではなく、例えば表面に細かい凹みを設けるディンプル等、風を乱すものであれば何でも良い。
2 フェンダパネル
2b フェンダ側壁部
5 ヘッドランプ
6 ランプレンズ
6b ランプレンズ側壁部
6c 底壁
6e 凹部
6j 凹状凹凸部
A 合せ部構造

Claims (1)

  1. ヘッドランプのランプレンズと車両側部のフェンダパネルとの合せ部が、ランプレンズを車両内方側に指向させたランプレンズ側壁部とフェンダパネルを車両内方側に指向させたフェンダ側壁部とを略平行に対面させた構成となっている車両のヘッドランプとフェンダパネルとの合せ部構造において、
    前記ランプレンズには、前記ランプレンズ側壁部に続いて車両後方側に屈曲して延びるように底壁が形成され、
    前記ランプレンズ側壁部には、前記底壁を該ランプレンズ側壁部側に延長するように凹部が形成され、
    該凹部内には複数の凹凸部が形成されている
    ことを特徴とする車両のヘッドランプとフェンダパネルとの合せ部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007308073A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Murakami Corp アウターミラー
JP2009163903A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用ランプ

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