JP2013178431A - 変倍光学系、この変倍光学系を有する光学機器、及び、変倍光学系の製造方法 - Google Patents

変倍光学系、この変倍光学系を有する光学機器、及び、変倍光学系の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な光学性能を有する変倍光学系、この変倍光学系を有する光学機器、及び、変倍光学系の製造方法を提供する。
【解決手段】変倍光学系ZLは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6と、を有し、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が変化し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が変化し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が変化し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が変化し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間隔が変化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、変倍光学系、この変倍光学系を有する光学機器、及び、変倍光学系の製造方法に関する。
従来、写真用カメラ、電子スチルカメラ、ビデオカメラ等に適した変倍光学系が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−129818号公報
しかしながら、従来の変倍光学系では、良好な光学性能の達成が困難であるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、良好な光学性能を有する変倍光学系、この変倍光学系を有する光学機器、及び、変倍光学系の製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る変倍光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、負の屈折力を有する第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群と、を有し、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が変化し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が変化し、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔が変化し、第5レンズ群と第6レンズ群との間隔が変化し、第3レンズ群の焦点距離をf3とし、第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、次式
1.2 < f3/f4 < 2.5
の条件を満足することを特徴とする。
このような変倍光学系は、第3レンズ群の焦点距離をf3とし、第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、次式
2.0 < f3/(−f2) < 6.0
の条件を満足することが好ましい。
またこのような変倍光学系は、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が減少し、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔が増大し、第3レンズ群内に絞りを有することが好ましい。
また、このような変倍光学系は、第3レンズ群の焦点距離をf3とし、第6レンズ群の焦点距離をf6としたとき、次式
0.7 < f3/f6 < 2.5
の条件を満足することが好ましい。
また、このような変倍光学系において、第2レンズ群を構成するレンズの少なくとも一面は、非球面形状に形成されていることが好ましい。
また、このような変倍光学系において、第5レンズ群の少なくとも一部は、光軸と直交する方向の成分を持つように移動することが好ましい。
また、このような変倍光学系は、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第6レンズ群が像側から物体側に移動することが好ましい。
また、本発明に係る光学機器は、上述の変倍光学系のいずれかを有することを特徴とする。
また、本発明に係る変倍光学系の製造方法は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、負の屈折力を有する第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群と、を有する変倍光学系の製造方法であって、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が変化し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が変化し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が変化し、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔が変化し、第5レンズ群と第6レンズ群との間隔が変化するように配置し、第3レンズ群の焦点距離をf3とし、第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、次式
1.2 < f3/f4 < 2.5
の条件を満足するように配置することを特徴とする。
本発明によれば、良好な光学性能を有する変倍光学系、光学装置、及び変倍光学系の製造方法を提供することができる。
第1実施例に係る変倍光学系の構成を示す断面図である。 第1実施例に係る変倍光学系の諸収差図であって、(a)は広角端状態を示し、(b)は中間焦点距離状態を示し、(c)は望遠端状態を示す。 第2実施例に係る変倍光学系の構成を示す断面図である。 第2実施例に係る変倍光学系の諸収差図であって、(a)は広角端状態を示し、(b)は中間焦点距離状態を示し、(c)は望遠端状態を示す。 第3実施例に係る変倍光学系の構成を示す断面図である。 第3実施例に係る変倍光学系の諸収差図であって、(a)は広角端状態を示し、(b)は中間焦点距離状態を示し、(c)は望遠端状態を示す。 本実施形態に係る変倍光学系を搭載する一眼レフカメラの断面図を示す。 本実施形態に係る変倍光学系の製造方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る変倍光学系ZLは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6と、を有して構成される。また、本変倍光学系ZLは、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が変化し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が変化し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が変化し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が変化し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間隔が変化する。本実施形態に係る変倍光学系ZLを以上のように構成すると、所定の変倍比を確保するとともに、良好な光学性能を達成することができる。
それでは、このような変倍光学系ZLを構成するための条件について説明する。まず、本変倍光学系ZLは、第3レンズ群G3の焦点距離をf3とし、第4レンズ群G4の焦点距離をf4としたとき、次の条件式(1)を満足することが望ましい。
1.2 < f3/f4 < 2.5 (1)
条件式(1)は、第3レンズ群G3の焦点距離に対する第4レンズ群G4の焦点距離を規定するものである。本変倍光学系ZLは、この条件式(1)を満足することで良好な光学性能を実現し、かつ、所定の変倍比を確保することができる。この条件式(1)の上限値を上回ると、第3レンズ群G3の屈折力が弱くなり、広角端における像面の補正が困難となる。なお、本願の効果を確実にするために、条件式(1)の上限値を2.2にすることが好ましく、これにより第3レンズG3の屈折力を適切に設定することができ、広角端における像面変動、及び、非点収差を小さくできる。また、本願の効果を更に確実にするために、条件式(1)の上限値を2.0にすることが好ましい。また、条件式(1)の下限値を下回ると、第3レンズ群G3の屈折力が強くなり、望遠端における球面収差の補正が困難となる。なお、本願の効果を確実にするために、条件式(1)の下限値を1.4にすることが好ましく、これにより第3レンズ群G3の屈折力を適切に設定することができ、望遠端における球面収差を小さくできる。また、本願の効果を更に確実にするために、条件式(2)の下限値を1.5にすることが好ましい。
また、本変倍光学系ZLは、第3レンズ群G3の焦点距離をf3とし、第2レンズ群G2の焦点距離をf2としたとき、次の条件式(2)を満足することが望ましい。
2.0 < f3/(−f2) < 6.0 (2)
条件式(2)は、第3レンズ群G3の焦点距離に対する第2レンズ群G2の焦点距離を規定するものである。本変倍光学系ZLは、この条件式(2)を満足することで良好な光学性能を実現し、かつ、所定の変倍比を確保することができる。この条件式(2)の上限値を上回ると、第3レンズ群G3の屈折力が弱くなり、または第2レンズ群G2の屈折力が強くなるため、変倍時の像面補正が困難となる。なお、本願の効果を確実にするために、条件式(2)の上限値を5.0にすることが好ましく、これにより第3レンズG3の屈折力を適切に設定することができ、広角端における像面変動、非点収差を小さくできる。また、本願の効果を更に確実にするために、条件式(2)の上限値を4.5にすることが好ましい。また、条件式(2)の下限値を下回ると、第3レンズ群G3の屈折力が強くなり、または第2レンズ群G2の屈折力が弱くなるため、変倍時の球面収差補正が困難となる。なお、本願の効果を確実にするために、条件式(2)の下限値を2.5にすることが好ましく、これにより第3レンズ群G3の屈折力を適切に設定することができ、望遠端における球面収差を小さくできる。また、本願の効果を更に確実にするために、条件式(2)の下限値を3.0にすることが好ましい。
また、本変倍光学系ZLは、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が減少し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が増大し、また、第3レンズ群G3内に開口絞りSを有することが好ましい(開口絞りSが第3レンズ群G3の像側、及び、物体側に配置された場合を含む)。これにより、周辺光量と変倍効果が効率良く確保できる。なお、開口絞りSとしての部材を設けずに、レンズの枠でその役割を代用しても良い。
また、本変倍光学系ZLは、第3レンズ群G3の焦点距離をf3とし、第6レンズ群G6の焦点距離をf6としたとき、次の条件式(3)を満足することが望ましい。
0.7 < f3/f6 < 2.5 (3)
条件式(3)は、第3レンズ群G3の焦点距離に対する第6レンズ群G6の焦点距離を規定するものである。本変倍光学系ZLは、この条件式(3)を満足することで良好な光学性能を実現し、かつ、所定の変倍比を確保することができる。この条件式(3)の上限値を上回ると、第6レンズ群G6の屈折力が強くなり、変倍時におけるコマ収差変動の補正が困難となる。なお、本願の効果を確実にするために、条件式(3)の上限値を2.3にすることが好ましく、これにより第6レンズ群G6の屈折力を適切に設定することができ、広角端におけるコマ収差を小さくできる。また、本願の効果を更に確実にするために、条件式(3)の上限値を2.1にすることが好ましい。また、条件式(3)の下限値を下回ると、第6レンズ群G6の屈折力が弱くなり、広角端における像面湾曲収差の補正が困難となる。なお、本願の効果を確実にするために、条件式(3)の下限値を0.9にすることが好ましく、これにより第6レンズ群G6の屈折力を適切に設定することができ、広角端における像面湾曲収差を小さくできる。また、本願の効果を更に確実にするために、条件式(3)の下限値を1.0にすることが好ましい。
また、本変倍光学系ZLにおいて、第2レンズ群G2を構成するレンズの少なくとも一面は、非球面形状に形成されていることが望ましい。これにより広角端状態における歪曲収差と像面湾曲を同時に補正することができる。
また、本変倍光学系ZLにおいて、第5レンズ群G5の少なくとも一部は、光軸と直交する方向の成分を持つように移動するように構成することにより、回転ブレを補正することができる。
また、本変倍光学系ZLは、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第6レンズ群G6が像側から物体側に移動することが好ましく、これにより、像面湾曲等の諸収差を良好に補正することができる。
図7に、上述の変倍光学系ZLを備える光学機器として、一眼レフカメラ1(以後、単にカメラと記す)の略断面図を示す。このカメラ1において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2(変倍光学系ZL)で集光されて、クイックリターンミラー3を介して焦点板4に結像される。そして、焦点板4に結像された光は、ペンタプリズム5中で複数回反射されて接眼レンズ6へと導かれる。これにより、撮影者は、物体(被写体)像を接眼レンズ6を介して正立像として観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、クイックリターンミラー3が光路外へ退避し、撮影レンズ2で集光された不図示の物体(被写体)の光は撮像素子7上に被写体像を形成する。これにより、物体(被写体)からの光は、当該撮像素子7により撮像され、物体(被写体)画像として不図示のメモリに記録される。このようにして、撮影者は本カメラ1による物体(被写体)の撮影を行うことができる。なお、図7に記載のカメラ1は、変倍光学系ZLを着脱可能に保持するものでも良く、変倍光学系ZLと一体に成形されるものでも良い。また、クイックリターンミラー等を有さないコンパクトカメラでも良く、上記カメラと同様の効果を奏することができる。
なお、以下に記載の内容は、光学性能を損なわない範囲で適宜採用可能である。
本実施形態では、6群または7群構成の変倍光学系ZLを示したが、以上の構成条件等は、8群、9群等の他の群構成にも適用可能である。また、最も物体側にレンズまたはレンズ群を追加した構成や、最も像側にレンズまたはレンズ群を追加した構成でも構わない。また、レンズ群とは、変倍時に変化する空気間隔で分離された、少なくとも1枚のレンズを有する部分を示す。
また、単独または複数のレンズ群、または部分レンズ群を光軸方向に移動させて、無限遠物体から近距離物体への合焦を行う合焦レンズ群としても良い。この場合、前記合焦レンズ群はオートフォーカスにも適用でき、オートフォーカス用の(超音波モーター等を用いた)モーター駆動にも適している。特に、第2レンズ群G2の少なくとも一部を合焦レンズ群とするのが好ましい。
また、レンズ群または部分レンズ群を光軸に垂直な方向の成分を持つように移動させ、または、光軸を含む面内方向に回転移動(揺動)させて、手ぶれによって生じる像ぶれを補正する防振レンズ群としても良い。特に、前述のように、第5レンズ群G5の少なくとも一部を防振レンズ群とするのが好ましい。
また、レンズ面は、球面または平面で形成されても、非球面で形成されても構わない。レンズ面が球面または平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、加工及び組立調整の誤差による光学性能の劣化を妨げるので好ましい。また、像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないので好ましい。レンズ面が非球面の場合、非球面は、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモールド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面でも構わない。また、レンズ面は回折面としても良く、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)あるいはプラスチックレンズとしても良い。
さらに、各レンズ面には、フレアやゴーストを軽減し高コントラストの高い光学性能を達成するために、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施しても良い。
また、本実施形態の変倍光学系ZLは、変倍比が2.0〜7.0程度である。
以下、本実施形態の変倍光学系ZLの製造方法の概略を、図8を参照して説明する。まず、各レンズを配置してレンズ群をそれぞれ準備する(ステップS100)。具体的に、本実施形態では、例えば、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸レンズL12との接合レンズ、及び、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13を配置して第1レンズ群G1とし、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状の非球面負レンズL21、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22、両凸レンズL23、及び、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ形状の非球面負レンズL24を配置して第2レンズ群G2とし、両凸レンズL31を配置して第3レンズ群G3とし、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL41と両凸レンズL42との接合レンズ、及び、両凸レンズL43を配置して第4レンズ群G4とし、物体側から順に、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズ、及び、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL53を配置して第5レンズ群G5とし、物体側から順に、両凸レンズ形状の非球面正レンズL61、及び、両凸レンズL62と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL63との接合レンズを配置して第6レンズ群G6とする。なお、開口絞りSは、第3レンズ群G3の両凸レンズL31の物体側に隣接させて配置する。このようにして準備した各レンズ群を配置して変倍光学系ZLを製造する。
この際、本変倍光学系ZLを構成する第1〜第6レンズ群を、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が変化し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が変化し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が変化し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が変化し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間隔が変化するよう配置する(ステップS200)。
また、本変倍光学系ZLを構成する第1〜第6レンズ群を、第3レンズ群G3の焦点距離をf3とし、第4レンズ群G4の焦点距離をf4としたとき、前述の条件式(1)を満足するように配置する(ステップS300)。
以下、本願の各実施例を、図面に基づいて説明する。なお、図1、図3及び図5は、各実施例に係る変倍光学系ZL(ZL1〜ZL3)の構成及び屈折力配分並びに無限遠合焦状態から近距離合焦状態への合焦状態の変化における各レンズ群の移動の様子を示す断面図である。また、これらの変倍光学系ZL1〜ZL3の断面図の下部には、広角端状態(W)から望遠端状態(T)に変倍する際の各レンズ群G1〜G6(またはG7)の光軸に沿った移動方向が矢印で示されている。
各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、高さyにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(y)とし、基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)をrとし、円錐定数をκとし、n次の非球面係数をAnとしたとき、以下の式(a)で表される。なお、以降の実施例において、「E−n」は「×10-n」を示す。
S(y)=(y2/r)/{1+(1−κ×y2/r21/2
+A4×y4+A6×y6+A8×y8+A10×y10 (a)
なお、各実施例において、2次の非球面係数A2は0である。また、各実施例の表中において、非球面には面番号の左側に*印を付している。
〔第1実施例〕
図1は、第1実施例に係る変倍光学系ZL1の構成を示す図である。この変倍光学系ZL1は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6と、を有して構成されている。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸レンズL12との接合レンズ、及び、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13から構成される。また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状の非球面負レンズL21、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22、両凸レンズL23、及び、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ形状の非球面負レンズL24から構成される。また、第3レンズ群G3は、両凸レンズL31から構成される。また、第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL41と両凸レンズL42との接合レンズ、及び、両凸レンズL43から構成される。また、第5レンズ群G5は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズ、及び、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL53から構成される。また、第6レンズ群G6は、物体側から順に、両凸レンズ形状の非球面正レンズL61、及び、両凸レンズL62と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL63との接合レンズから構成される。なお、開口絞りSは、第3レンズ群G3の両凸レンズL31の像側に隣接して配置されてる。また、第2レンズ群G2の最も物体側に位置する非球面負レンズL21は、その物体側のガラスレンズ面に非球面が形成され、最も像側に位置する非球面負レンズL24は、その像側のガラスレンズ面に非球面が形成されている。また、第6レンズ群G6の最も物体側に位置する非球面正レンズL61は、その物体側のガラスレンズ面に非球面が形成されている。
このような構成である本第1実施例に係る変倍光学系ZL1では、広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との空気間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との空気間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との空気間隔が減少し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との空気間隔が増大し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との空気間隔が減少するように、各レンズ群の間隔が変化する。なお、開口絞りSは、変倍に際し、両凸レンズL31とともに移動する。
また、本第1実施例に係る変倍光学系ZL1では、無限遠から近距離物点への合焦に際して、第2レンズ群G2が像側から物体側に向かって光軸上を移動する。
また、本第1実施例に係る変倍光学系ZL1では、第5レンズ群G5における物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズを光軸と直交する方向の成分を持つように移動させることにより、ぶれ発生時の像面補正を行うように構成されている。
以下の表1に、本第1実施例に係る変倍光学系ZL1の諸元の値を掲げる。この表1の全体諸元において、fは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角、TLは全長、Bfはバックフォーカスを表しており、それぞれについて、広角端状態、中間焦点距離状態、及び、望遠端状態の各焦点距離における値を示している。なお、全長は、無限遠合焦時のレンズ面の第1面から像面Iまでの光軸上の距離を表している。また、レンズデータにおいて、面番号は光線の進行する方向に沿った物体側からのレンズ面の順序を、面間隔は各光学面から次の光学面までの光軸上の間隔を、アッベ数及び屈折率はそれぞれd線(λ=587.6nm)に対する値を示している。なお、この表1に示す面番号1〜31は、図1に示す番号1〜31に対応している。また、曲率半径0.0000はレンズ面においては平面を示し、開口絞りSにおいては開口を示す。また、空気の屈折率1.00000は省略してある。また、レンズ群焦点距離は、第1〜第6レンズ群G1〜G6の各々の始面と焦点距離を示している。ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離、曲率半径、面間隔、その他長さの単位は一般に「mm」が使われるが、光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。また、これらの符号の説明及び諸元表の説明は以降の実施例においても同様である。
(表1)
[全体諸元]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f = 25.9 〜 50.3 〜 117.1
FNO= 4.1 〜 4.1 〜 4.1
2ω = 81.6 〜 44.8 〜 20.0
TL = 147.7 〜 160.4 〜 188.7
Bf = 37.3 〜 52.0 〜 65.5

[レンズデータ]
面番号 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率
1 219.6899 2.000 23.78 1.84666
2 87.5000 7.463 67.91 1.59318
3 -1118.0649 0.100
4 53.9477 5.279 52.31 1.75499
5 123.7200 (d1)
*6 1768.0436 1.350 42.72 1.83480
7 16.6860 7.500
8 -35.0924 1.000 42.72 1.83480
9 -306.6108 0.100
10 57.7753 4.750 23.78 1.84666
11 -32.5822 0.508
12 -27.0776 1.000 40.94 1.80610
*13 -164.8289 (d2)
14 49.9402 2.558 52.31 1.75499
15 -948.0052 1.400
16 0.0000 (d3) 開口絞りS
17 29.9522 2.000 23.78 1.84666
18 17.5705 7.250 70.40 1.48749
19 -105.7939 0.100
20 41.8156 2.700 67.91 1.59318
21 -629.5059 (d4)
22 -56.1850 3.330 32.34 1.85026
23 -16.8047 1.000 52.31 1.75499
24 69.3978 2.745
25 -30.7946 1.000 52.31 1.75499
26 -48.9788 (d5)
*27 252.2562 5.500 61.16 1.58913
28 -24.0846 0.100
29 472.1281 6.640 70.40 1.48749
30 -20.9950 1.200 32.34 1.85026
31 -106.8897 (Bf)

[レンズ群焦点距離]
レンズ群 始面 焦点距離
第1レンズ群 1 104.16
第2レンズ群 6 -17.94
第3レンズ群 14 62.90
第4レンズ群 17 37.43
第5レンズ群 22 -33.28
第6レンズ群 27 51.33
この第1実施例において、第6面、第13面、及び、第27面の各レンズ面は非球面形状に形成されている。次の表2に、非球面のデータ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A10の値を示す。
(表2)
κ A4 A6 A8 A10
第6面 1.0000 1.30512E-05 -2.68206E-08 3.30474E-11 -5.95313E-15
第13面 10.0000 2.88979E-06 -1.22276E-08 -2.33664E-11 1.00000E-14
第27面 -30.0000 -1.22508E-05 8.08264E-09 -7.11494E-11 2.79122E-13
また、上述したように、この第1実施例において、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との軸上空気間隔d1、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との軸上空気間隔d2、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との軸上空気間隔d3、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との軸上空気間隔d4、及び、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との軸上空気間隔d5は、変倍に際して変化する。次の表3に、無限遠合焦状態における広角端状態、中間焦点距離状態、及び、望遠端状態の各焦点距離における可変間隔を示す。
(表3)
広角端 中間焦点距離 望遠端
d1 2.88 17.44 42.44
d2 23.20 9.90 1.19
d3 4.50 2.50 0.50
d4 3.53 6.45 9.18
d5 7.71 3.58 1.34
次の表4に、この第1実施例に係る変倍光学系ZL1の各条件式対応値を示す。なおこの表4において、f2は第2レンズ群G2の焦点距離を、f3は第3レンズ群G3の焦点距離を、f4は第4レンズ群G4の焦点距離を、f6は第6レンズ群G6の焦点距離を、それぞれ表している。以上の符号の説明は以降の実施例においても同様である。
(表4)
(1)f3/f4=1.7
(2)f3/(−f2)=3.5
(3)f3/f6=1.2
このように、第1実施例に係る変倍光学系ZL1は、上記条件式(1)〜(3)を全て満足している。
図2に、この第1実施例に係る変倍光学系ZL1の広角端状態、中間焦点距離状態、及び、望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。各収差図において、FNOはFナンバーを、Yは半画角に対する像高を、dはd線(λ=587.6nm)を、gはg線(λ=435.6nm)を、それぞれ示している。また、非点収差図において実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示している。これらの収差図の説明は、以降の実施例においても同様である。図2に示す各収差図から明らかなように、この第1実施例に係る変倍光学系ZL1では、広角端状態から望遠端状態までの各焦点距離において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
[第2実施例]
図3は、第2実施例に係る変倍光学系ZL2の構成を示す図である。この変倍光学系ZL2は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6と、を有して構成されている。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸レンズL12との接合レンズ、及び、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13から構成される。また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状の非球面負レンズL21、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22、両凸レンズL23、及び、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ形状の非球面負レンズL24から構成される。また、第3レンズ群G3は、両凸レンズL31から構成される。また、第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL41と両凸レンズL42との接合レンズ、及び、両凸レンズL43から構成される。また、第5レンズ群G5は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズ、及び、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL53から構成される。また、第6レンズ群G6は、物体側から順に、両凸レンズ形状の非球面正レンズL61、及び、両凸レンズL62と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL63との接合レンズから構成される。なお、開口絞りSは、第3レンズ群G3の両凸レンズL31の物体側に隣接して配置されている。また、第2レンズ群G2の最も物体側に位置する非球面負レンズL21は、その物体側のガラスレンズ面に非球面が形成され、最も像側に位置する非球面負レンズL24は、その像側のガラスレンズ面に非球面形状が形成されている。また、第6レンズ群G6の最も物体側に位置する非球面正レンズL61は、その物体側のガラスレンズ面に非球面が形成されている。
このような構成である本第2実施例に係る変倍光学系ZL2では、広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との空気間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との空気間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との空気間隔が減少し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との空気間隔が増大し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との空気間隔が減少するように、各レンズ群の間隔が変化する。なお、開口絞りSは、変倍に際し、両凸レンズL31とともに移動する。
また、本第2実施例に係る変倍光学系ZL2では、無限遠物点から近距離物点への合焦に際して、第2レンズ群G2が像側から物体側に向かって光軸上を移動する。
また、本第2実施例に係る変倍光学系ZL2では、第5レンズ群G5における物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズを光軸と直交する方向の成分を持つように移動させることにより、ぶれ発生時の像面補正を行うように構成されている。
以下の表5に、本第2実施例に係る変倍光学系ZL2の諸元の値を掲げる。なお、この表5に示す面番号1〜32は、図3に示す番号1〜32に対応している。
(表5)
[全体諸元]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f = 26.4 〜 48.4 〜 116.1
FNO= 4.1 〜 4.1 〜 4.1
2ω = 81.6 〜 46.6 〜 20.4
TL = 151.7 〜 167.5 〜 198.8
Bf = 43.7 〜 53.4 〜 70.9

[レンズデータ]
面番号 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率
1 246.0491 2.000 23.77 1.84666
2 84.7836 7.700 67.87 1.59318
3 -885.6521 0.100
4 59.1074 5.479 46.63 1.81600
5 140.2546 (d1)
*6 824.4655 0.100 38.09 1.55389
7 195.0000 1.500 46.63 1.81600
8 15.9678 8.000
9 -34.9410 1.000 42.72 1.83481
10 -201.2418 0.100
11 54.8341 4.500 23.77 1.84666
12 -33.9457 0.537
13 -29.1034 1.200 40.94 1.80610
*14 -537.4230 (d2)
15 0.0000 1.500 開口絞りS
16 71.2839 3.000 52.29 1.75500
17 -194.6988 (d3)
18 27.7021 2.257 23.77 1.84666
19 17.0331 6.800 70.45 1.48749
20 -110.4725 0.500
21 59.2943 3.000 67.87 1.59318
22 -205.9500 (d4)
23 -61.9240 3.300 32.35 1.85026
24 -18.9306 1.000 52.29 1.75500
25 87.8977 2.411
26 -30.0963 1.000 55.52 1.69680
27 -241.7912 (d5)7
*28 99.6270 6.400 61.18 1.58913
29 -21.6319 0.100
30 3925.1473 6.500 70.45 1.48749
31 -19.8799 1.350 32.35 1.85026
32 -65.5862 (Bf)

[レンズ群焦点距離]
レンズ群 始面 焦点距離
第1レンズ群 1 107.20
第2レンズ群 6 -17.82
第3レンズ群 15 69.44
第4レンズ群 18 38.63
第5レンズ群 23 -25.59
第6レンズ群 28 35.62
この第2実施例において、第6面、第14面、及び、第28面の各レンズ面は非球面形状に形成されている。次の表6に、非球面のデータ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A10の値を示す。
(表6)
κ A4 A6 A8 A10
第6面 1.0000 1.59500E-05 -3.85270E-08 5.99450E-11 -5.06110E-14
第14面 1.0000 6.16800E-07 -1.55190E-08 -1.73480E-11 0.00000E+00
第28面 -35.0909 -9.85051E-06 2.14685E-09 6.17710E-11 -2.07970E-13
また、上述したように、この第2実施例において、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との軸上空気間隔d1、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との軸上空気間隔d2、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との軸上空気間隔d3、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との軸上空気間隔d4、及び、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との軸上空気間隔d5は、変倍に際して変化する。次の表7に、無限遠合焦状態における広角端状態、中間焦点距離状態、及び、望遠端状態の各焦点距離における可変間隔を示す。
(表7)
広角端 中間焦点距離 望遠端
d1 3.10 20.10 44.70
d2 20.10 9.93 1.20
d3 4.10 2.10 0.10
d4 3.87 7.32 9.34
d5 5.54 3.31 1.15
次の表8に、この第2実施例に係る変倍光学系ZL2の各条件式対応値を示す。
(表8)
(1)f3/f4=1.8
(2)f3/(−f2)=3.9
(3)f3/f6=1.9
このように、第2実施例に係る変倍光学系ZL2は、上記条件式(1)〜(3)を全て満足している。
図4に、この第2実施例に係る変倍光学系ZL2の広角端状態、中間焦点距離状態、及び、望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。この図4に示す各収差図から明らかなように、この第2実施例に係る変倍光学系ZL2では、広角端状態から望遠端状態までの各焦点距離において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
[第3実施例]
図5は、第3実施例に係る変倍光学系ZL3の構成を示す図である。この変倍光学系ZL3は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、負の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6と、負の屈折力を有する第7レンズ群G7と、を有して構成されている。第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸レンズL12との接合レンズ、及び、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13から構成される。また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状の非球面負レンズL21、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22、両凸レンズL23、及び、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ形状の非球面負レンズL24から構成される。また、第3レンズ群G3は、両凸レンズL31から構成される。また、第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL41と両凸レンズL42との接合レンズ、及び、両凸レンズL43から構成される。また、第5レンズ群G5は、物体側から順に、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズ、及び、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL53から構成される。また、第6レンズ群G6は、物体側から順に、両凸レンズ形状の非球面正レンズL61、及び、両凸レンズL62と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL63との接合レンズから構成される。また、第7レンズ群G7は、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL71から構成される。なお、開口絞りSは、第3レンズ群G3の両凸レンズL31の物体側に隣接して配置されている。また、第2レンズ群G2の最も物体側に位置する非球面負レンズL21は、その物体側のガラスレンズ面に非球面が形成され、最も像側に位置する非球面負レンズL24は、その像側のガラスレンズ面に非球面が形成されている。また、第6レンズ群G6の最も物体側に位置する非球面正レンズL61は、その物体側のガラスレンズ面に非球面が形成されている。
このような構成である本第2実施例に係る変倍光学系ZL3では、広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との空気間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との空気間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との空気間隔が減少し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との空気間隔が増大し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との空気間隔が減少し、第6レンズ群G6と第7レンズ群G7との空気間隔が増大するように、各レンズ群の間隔が変化する。なお、開口絞りSは、変倍に際し、両凸レンズL31とともに移動する。
また、本第3実施例に係る変倍光学系ZL3では、無限遠物点から近距離物点への合焦に際して、第2レンズ群G2が像側から物体側に向かって光軸上を移動する。
また、本第3実施例に係る変倍光学系ZL3では、第5レンズ群G5における物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52との接合レンズを光軸と直交する方向の成分を持つように移動させることにより、ぶれ発生時の像面補正を行うように構成されている。
以下の表9に、本第3実施例に係る変倍光学系ZL3の諸元の値を掲げる。なお、この表9に示す面番号1〜33は、図5に示す番号1〜33に対応している。
(表9)
[全体諸元]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f = 25.8 〜 54.1 〜 127.8
FNO= 4.3 〜 4.3 〜 4.4
2ω = 82.4 〜 41.8 〜 18.4
TL = 120.2 〜 131.5 〜 151.1
Bf = 34.1 〜 39.2 〜 45.7

[レンズデータ]
面番号 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率
1 180.0413 2.000 23.77 1.84666
2 81.9054 7.463 67.87 1.59318
3 -5099.7346 0.100
4 58.7905 5.279 52.29 1.75500
5 147.0393 (d1)
*6 295.9545 1.350 42.72 1.83481
7 16.0882 7.500
8 -39.5913 1.000 42.72 1.83481
9 -2106.1423 0.100
10 69.3773 4.750 23.77 1.84666
11 -29.0611 0.508
12 -24.9671 1.000 40.94 1.80610
*13 -124.2494 (d2)
14 67.9584 2.558 52.29 1.75500
15 -319.1136 1.400
16 0.0000 (d3)
17 31.1322 2.000 23.77 1.84666
18 18.1526 7.250 70.45 1.48749
19 -195.5609 0.100
20 40.9954 2.700 67.87 1.59318
21 -168.9756 (d4)
22 -56.2563 3.330 32.35 1.85026
23 -17.3446 1.000 52.29 1.75500
24 72.7521 2.745
25 -49.7257 1.000 52.29 1.75500
26 -208.3943 (d5)
*27 154.0855 5.500 61.18 1.58913
28 -24.2020 0.100
29 207.5409 6.640 70.45 1.48749
30 -22.8642 1.200 32.35 1.85026
31 -105.5544 (d6)
32 -60.3491 2.000 82.56 1.49782
33 -80.5414 (Bf)

[レンズ群焦点距離]
レンズ群 始面 焦点距離
第1レンズ群 1 104.49
第2レンズ群 6 -18.30
第3レンズ群 14 74.41
第4レンズ群 17 37.16
第5レンズ群 22 -30.58
第6レンズ群 27 42.67
第7レンズ群 32 -500.00
この第3実施例において、第6面、第13面、及び、第27面の各レンズ面は非球面形状に形成されている。次の表10に、非球面のデータ、すなわち円錐定数κ及び各非球面定数A4〜A10の値を示す。
(表10)
κ A4 A6 A8 A10
第6面 1.0000 9.82794E-06 -2.69137E-08 4.37827E-11 -2.73112E-14
第13面 10.0000 -1.99274E-06 -1.53403E-08 -2.85439E-11 1.00000E-14
第27面 -30.0000 -1.08758E-05 9.28259E-09 -3.10463E-11 6.70373E-14
また、上述したように、この第3実施例において、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との軸上空気間隔d1、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との軸上空気間隔d2、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との軸上空気間隔d3、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との軸上空気間隔d4、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との軸上空気間隔d5、及び、第6レンズ群G6と第7レンズ群G7との軸上空気間隔d6は、変倍に際して変化する。次の表11に、無限遠合焦状態における広角端状態、中間焦点距離状態、及び、望遠端状態の各焦点距離における可変間隔を示す。
(表11)
広角端 中間焦点距離 望遠端
d1 2.30 22.00 44.24
d2 25.00 10.80 1.19
d3 4.50 2.50 0.50
d4 3.55 6.64 9.25
d5 7.18 3.87 1.26
d6 7.12 15.12 24.12
次の表11に、この第3実施例に係る変倍光学系ZL3の各条件式対応値を示す。
(表11)
(1)f3/f4=2.0
(2)f3/(−f2)=4.1
(3)f3/f6=1.7
このように、第3実施例に係る変倍光学系ZL3は、上記条件式(1)〜(3)を全て満足している。
図6に、この第3実施例に係る変倍光学系ZL3の広角端状態、中間焦点距離状態、及び、望遠端状態における無限遠合焦時の球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、及び、コマ収差の諸収差図を示す。この図6に示す各収差図から明らかなように、この第3実施例に係る変倍光学系ZL3では、広角端状態から望遠端状態までの各焦点距離において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
ZL(ZL1〜ZL3) 変倍光学系
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群 G5 第5レンズ群 G6 第6レンズ群
S 開口絞り 1 一眼レフカメラ(光学機器)

Claims (9)

  1. 物体側から順に、
    正の屈折力を有する第1レンズ群と、
    負の屈折力を有する第2レンズ群と、
    正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    正の屈折力を有する第4レンズ群と、
    負の屈折力を有する第5レンズ群と、
    正の屈折力を有する第6レンズ群と、を有し、
    広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が変化し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が変化し、前記第5レンズ群と前記第6レンズ群との間隔が変化し、
    前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、次式
    1.2 < f3/f4 < 2.5
    の条件を満足することを特徴とする変倍光学系。
  2. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、次式
    2.0 < f3/(−f2) < 6.0
    の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の変倍光学系。
  3. 広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が減少し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が増大し、
    前記第3レンズ群内に絞りを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の変倍光学系。
  4. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第6レンズ群の焦点距離をf6としたとき、次式
    0.7 < f3/f6 < 2.5
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の変倍光学系。
  5. 前記第2レンズ群を構成するレンズの少なくとも一面は、非球面形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の変倍光学系。
  6. 前記第5レンズ群の少なくとも一部は、光軸と直交する方向の成分を持つように移動することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の変倍光学系。
  7. 広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第6レンズ群が像側から物体側に移動することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の変倍光学系。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の変倍光学系を有することを特徴とする光学機器。
  9. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、負の屈折力を有する第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群と、を有する変倍光学系の製造方法であって、
    広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が変化し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が変化し、前記第5レンズ群と前記第6レンズ群との間隔が変化するように配置し、
    前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、次式
    1.2 < f3/f4 < 2.5
    の条件を満足するように配置することを特徴とする変倍光学系の製造方法。
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