JP2013177936A - アタッチメント部材およびコントロールケーブル連結構造 - Google Patents

アタッチメント部材およびコントロールケーブル連結構造 Download PDF

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Abstract

【課題】少なくとも一つのインナーケーブルがアタッチメント部材から外れることが無い連結構造を提供する。
【解決手段】アタッチメント部材7が、複数の係止部71a、71bと、ケーブルエンドIE1、IE2を中心として、インナーケーブルI1、I2が旋回し、前記インナーケーブルI1、I2が所定の方向に延在するようにガイドするガイド溝72bと、ガイド溝72bからインナーケーブルI1、I2が外れないようにインナーケーブルI1、I2を規制する規制部とを備え、規制部が、複数のインナーケーブルI1、I2のうちの少なくとも一のインナーケーブルがガイド溝72bから外れようとしたときに、少なくとも他の一のインナーケーブルが規制部と当接し、少なくとも一のインナーケーブルがガイド溝72bから外れるのを規制するように構成されてなることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のインナーケーブルをアタッチメント部材に連結してから、アタッチメント部材を操作部材に連結するまでの間に、少なくとも一つのインナーケーブルがアタッチメント部材から外れることが無いアタッチメント部材およびコントロールケーブル連結構造に関する。
複数のインナーケーブルをアタッチメント部材に連結し、そのアタッチメント部材を操作部材に連結することで、操作部材を操作することによって複数のインナーケーブルを同時に操作したり、複数のインナーケーブルのうちの一つを操作することによって操作部材を操作するようにしたコントロールケーブル連結構造として、特許文献1のようなものが知られている(図10参照)。このコントロールケーブル連結構造100は、図10に示すように、1本の駆動ケーブル101と2本の被動ケーブル102、103を用いて操作レバー等の単一の操作部材(図示せず)により、2つの被動部(図示せず)を個別に作動させ得るようにしている。
駆動ケーブル101と2本の被動ケーブル102、103を連結するためのアタッチメント部材104には、駆動ケーブル101、2本の被動ケーブル102、103を係止させるための係止部104a、104b、104cが形成されている。この係止部104a、104b、104cへの駆動ケーブル101、被動ケーブル102、103の係止は、駆動ケーブル101のインナーケーブル101a、および被動ケーブル102、103のインナーケーブル102a、103aを、アタッチメント部材104の軸方向に沿って形成された開口部に、インナーケーブルの延びる方向に対して垂直方向(アタッチメント部材104の周方向)から入れることにより取り付けられる。インナーケーブル101a、102a、103aを係止部104a、104b、104cに入れた後、駆動ケーブル101、被動ケーブル102、103の延びる方向に引っ張ることにより、それぞれのケーブルエンド101b、102b、103bがアタッチメント部材104の両端面において係止される。
特開平8−277830号公報
しかしながら、特許文献1の同方向に延びる駆動ケーブル101と被動ケーブル102の2つのインナーケーブル101a、102aは、インナーケーブルの延びる方向に対して垂直方向からアタッチメント部材104へ挿入されることでアタッチメント部材104と連結されるため、2つのインナーケーブル101a、102aをアタッチメント部材104に連結してから、アタッチメント部材104をもう1つのインナーケーブル103aと連結するまでの間に、インナーケーブル101a、102aがアタッチメント部材104から外れてしまう問題がある。
本発明は、複数のインナーケーブルをアタッチメント部材に連結してから、アタッチメント部材を操作部材に連結するまでの間に、少なくとも一つのインナーケーブルがアタッチメント部材から外れることを抑制するアタッチメント部材およびコントロールケーブル連結構造を提供することを目的とする。
本発明のアタッチメント部材は、端部にそれぞれケーブルエンドが設けられた複数のインナーケーブルを連結し、操作部材に連結されるアタッチメント部材であって、該アタッチメント部材が、前記ケーブルエンドをそれぞれ回動可能に係止する複数の係止部と、前記係止部に係止された前記ケーブルエンドを中心として、前記インナーケーブルが旋回し、前記インナーケーブルが所定の方向に延在するようにガイドするガイド溝と、該ガイド溝から前記インナーケーブルが外れないように前記インナーケーブルを規制する規制部とを備え、該規制部が、複数の前記インナーケーブルのうちの少なくとも一のインナーケーブルが前記ガイド溝から外れようとしたときに、少なくとも他の一のインナーケーブルが前記規制部と当接し、前記少なくとも一のインナーケーブルが前記ガイド溝から外れるのを規制するように構成されてなることを特徴とする。
また、前記アタッチメント部材は柱状を呈し、前記ガイド溝は開口部を有し、該開口部が前記アタッチメント部材の軸心周りに離間してそれぞれ配置されていることが好ましい。
また、前記インナーケーブルは第一インナーケーブルと第二インナーケーブルとを有し、前記係止部は前記第一インナーケーブルの端部に設けられた第一ケーブルエンドを係止する第一係止部と、前記第二インナーケーブルの端部に設けられた第二ケーブルエンドを係止する第二係止部とを有し、前記ガイド溝は前記第一インナーケーブルを所定の方向に延在させる第一ガイド溝と、前記第二インナーケーブルを所定の方向に延在させる第二ガイド溝とを有しており、前記第二ガイド溝は、前記第一ガイド溝を前記アタッチメント部材の軸心を中心として180度回転させた位置に配置されていることが好ましい。
また、本発明のコントロールケーブル連結構造は、上記アタッチメント部材と、複数の前記インナーケーブルを含む複数のコントロールケーブルとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のインナーケーブルをアタッチメント部材に連結してから、アタッチメント部材を操作部材に連結するまでの間に、少なくとも一つのインナーケーブルがアタッチメント部材から外れることを抑制することができる。
本発明のアタッチメント部材およびコントロールケーブル連結構造が適用されたシート操作装置を示す概略図である。 本発明の一実施形態におけるアタッチメント部材およびコントロールケーブル連結構造を含む、中継機構を説明するための部分断面図である。 本発明の一実施形態におけるアタッチメント部材が取り付けられるコントロールケーブル連結構造を示す部分断面図である。 本発明の一実施形態におけるアタッチメント部材の斜視図である。 本発明の一実施形態におけるアタッチメント部材の正面図である。 本発明の一実施形態におけるアタッチメント部材の上面図である。 本発明の一実施形態におけるアタッチメント部材の下面図である。 本発明の一実施形態におけるアタッチメント部材の取り付け部位側から見た左側面図である。 本発明の一実施形態におけるアタッチメント部材の係止部位側から見た右側面図である。 本発明のアタッチメント部材へのインナーケーブルの取り付け方法を説明するための図である。 (a)および(b)は、本発明のアタッチメント部材の機能を説明するための説明図である。 (a)および(b)は、本発明のアタッチメント部材の第2の実施形態を説明するための図ある。 複数のガイド溝が設けられた本発明のアタッチメント部材を示す図である。 従来のコントロールケーブル連結構造を示す図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明のアタッチメント部材およびコントロールケーブル連結構造は、一例として、図1に示されるように、車両用のシート操作装置SDに適用することができる。なお、本実施の形態では、本発明を車両用のシート操作装置SDに適用した例を示しているが、シート操作装置SDに限られず、フューエルリッドや、トランクの開閉機構にも適用することができ、また、車両用の用途以外も含め、1つのコントロールケーブルの操作力を、複数のコントロールケーブルに伝達するための様々な機構に本発明を適用することができる。
図1に示すように、車両用シートSは、シートクッションS1と、シートクッションS1の一方の側方に設けられた操作レバーLと、シートバックS2と、シートバックS2の両側に設けられたリクライニング用のロック解除レバーRを有している。シートクッションS1の下部には、後述する本発明のアタッチメント部材およびコントロールケーブル連結構造を備えた中継機構1が取り付けられている。
操作レバーLに連結されるコントロールケーブルC3と、2箇所のロック解除レバーRにそれぞれ連結されるコントロールケーブルC1、C2とは、中継機構1により連結されている。操作レバーLが操作されると、中継機構1を介して、2箇所のロック解除レバーRが操作され、シートバックS2のロックが解除され、リクライニングが可能になる。
中継機構1は、図2に示すように、操作レバーL側に連結される操作部材2と、ロック解除レバーR側に連結され、操作部材2に取り付けられる被操作部材となるコントロールケーブル連結構造3とを備えている。
操作部材2は、図2に示すように、中継機構1に対して一方側に延びる一方のコントロールケーブルC3を有し、コントロールケーブル連結構造3は、中継機構1に対して一方のコントロールケーブルC3とは逆方向の他方側に延びる他方のコントロールケーブルC1、C2を有している。それぞれのコントロールケーブルC1、C2、C3は、それぞれアウターケーシングO1、O2、O3と、アウターケーシングO1、O2、O3に挿通されるインナーケーブルI1、I2、I3を有している。
操作部材2は、一方のコントロールケーブルC3のアウターケーシングO3の端部が固定され、内部空洞ISを有する筒状のジョイントケース4と、ジョイントケース4内の内部空洞ISに沿って移動し、後述するアタッチメント部材7を連結するジョイント部材5と、アタッチメント部材7の連結時等に、ジョイント部材5の移動を規制するロック部材6とをさらに有している。ジョイントケース4は、コントロールケーブル連結構造3のアタッチメント部材7を連結するために、コントロールケーブル連結構造3側に向かって開口しており、ジョイントケース4の端部には、コントロールケーブル連結構造3と係合するための係合突起41が形成されている。
ジョイントケース4の一端に固定されるアウターケーシングO3に挿通されるインナーケーブルI3は、ジョイントケース4の内部空洞IS内を通って、ジョイント部材5の一端に、インナーケーブルI3のケーブルエンドIE3により係止される。ジョイント部材5の他端には、アタッチメント部材7を挿入固定するための挿通孔51が形成され、アタッチメント部材7がジョイント部材5の内部に挿入できるように、ジョイント部材5は中空の筒状体として形成されている。
ロック部材6は、アタッチメント部材7をジョイント部材5に連結するときに、ジョイント部材5のジョイントケース4内での移動を規制するために設けられる部材である。図2に示す状態は、ロック部材6により、ジョイント部材5の図2中、左方向への移動が規制された状態である。ロック部材6は、略U字状の部材であり、ジョイントケース4の側面(外周面)に、ジョイントケース4を挟み込むように取り付けられる。ロック部材6は、図2に示す状態では、ジョイントケース4の側面に形成されたロック用孔42内に部分的に入り込むことにより、ロック部材6がジョイントケース4の内部空洞IS内に部分的に突出し、ジョイント部材5の移動路を遮断して、ロック部材6とジョイント部材5が当接することにより、ジョイント部材5の移動を規制する。
操作部材2に連結されるコントロールケーブル連結構造3は、図2および図3に示すように、アタッチメント部材7と、2本のインナーケーブルI1、I2を含む2本のコントロールケーブルC1、C2とを備えている。なお、図2および図3においては、2本のコントロールケーブルC1、C2が図示されているが、コントロールケーブルの本数は、2本だけでなく、3本以上であってもよく、コントロールケーブル連結構造3は、アタッチメント部材7と、複数のインナーケーブルを含む、複数のコントロールケーブルとを備えることができる。
コントロールケーブル連結構造3は、ジョイントケース4に固定され、ジョイント部材5が移動する内部空洞ISを閉じて画定する連結構造側ケース8をさらに備えている。図2および図3においては、連結構造側ケース8は、ジョイントケース4に蓋をするキャップ状に示されているが、ジョイントケース4と同様に、筒状のケースとすることもできる。連結構造側ケース8は、ジョイントケース4に形成された係合突起41と係合する係合凹部81を有し、ジョイントケース4を連結構造側ケース8に押し込むことにより嵌合固定することができる。なお、ジョイントケース4と連結構造側ケース8との間の固定は、図示する態様に限定されることはなく、公知の固定手段により固定するものであれば、特に限定されるものではない。
連結構造側ケース8には、2本のアウターケーシングO1、O2の端部が固定されている。当該固定されるアウターケーシングO1、O2内に挿通されるインナーケーブルI1、I2は、連結構造側ケース8内を通って、インナーケーブルI1、I2のケーブルエンドIE1、IE2によりアタッチメント部材7に係止される。ケーブルエンドIE1、IE2の形状は、図3においては、球状のケーブルエンドIE1、IE2が示されているが、必ずしもケーブルエンドIE1、IE2は球状である必要はなく、円柱状等他の形状であってもよい。また、同様にケーブルエンドIE3は、円柱状で示しているが、必ずしも円柱状である必要はなく、球状等他の形状であってもよい。
アタッチメント部材7には、図2および図3に示すように、ばね部材9が設けられている。ばね部材9は、図3に示すように、部分的に周方向に広がった板ばねを備えている。アタッチメント部材7に取り付けられたばね部材9は、ジョイント部材5の挿通孔51に挿入されるときに弾性変形し、ジョイント部材5の内側に入った後に、ばね部材9の板ばねが外向きに広がって、アタッチメント部材7がジョイント部材5から脱落することを防止でき、アタッチメント部材7をジョイント部材5に連結することができる。
アタッチメント部材7をジョイント部材5に連結すると共に、連結構造側ケース8がジョイントケース4に連結され、操作部材2側と、コントロールケーブル連結構造3側の連結が完成する。連結が完成すると、ロック部材6をさらに押し込む等により、ロック用孔42から内部空洞IS内へのロック部材6の突出によるジョイント部材5の移動路の遮断を解除し、ジョイント部材5の移動の規制を解除する。これにより、ジョイント部材5が、内部空洞IS内で図2中、左右に移動が可能になり、操作部材2、コントロールケーブル連結構造3を介して、操作レバーLの操作力の、ロック解除レバーR側への伝達が可能になる。なお、アタッチメント部材7をジョイント部材5に連結した後に、連結構造側ケース8をジョイントケース4に連結してもよく、操作部材2側とコントロールケーブル連結構造3側とを連結できれば特に限定されるものではない。
つぎに、図2〜7を参照し、アタッチメント部材7の構造について説明する。
アタッチメント部材7は、上述したように、端部にそれぞれケーブルエンドIE1、IE2が設けられた複数のインナーケーブルI1、I2を連結し、操作部材2に連結される。アタッチメント部材7は、図3および図4に示すように、ケーブルエンドIE1、IE2をそれぞれ回動可能に係止する複数の係止部71a、71bと、係止部71a、71bに係止されたケーブルエンドIE1、IE2を中心として、インナーケーブルI1、I2が旋回し、インナーケーブルI1、I2が所定の方向に延在するようにガイドするガイド溝72a、72bと、ガイド溝72a、72bからインナーケーブルI1、I2が外れないようにインナーケーブルI1、I2を規制する規制部73a、73bとを備えている。ここでの所定の方向とは、インナーケーブルI1、I2を配索しようとする方向であり、アタッチメント部材7およびコントロールケーブル連結構造3の適用部位に合わせて適宜決められるものである。
係止部71a、71bおよびガイド溝72a、72bは、アタッチメント部材7に固定すべきインナーケーブルの本数に応じて、適宜変更することができるが、本実施形態に基づいて詳細に説明すると、インナーケーブルは第一インナーケーブルI1と第二インナーケーブルI2とを有し、係止部は第一インナーケーブルI1の端部に設けられた第一ケーブルエンドIE1を係止する第一係止部71aと、第二インナーケーブルI2の端部に設けられた第二ケーブルエンドIE2を係止する第二係止部71bとを有し、ガイド溝は第一インナーケーブルI1を所定の方向に延在させる第一ガイド溝72aと、第二インナーケーブルI2を所定の方向に延在させる第二ガイド溝72bとを有している。なお、以下、第一インナーケーブルI1および第二インナーケーブルI2、第一係止部71aおよび第二係止部71b、第一ガイド溝72aおよび第二ガイド溝72b、第一ケーブルエンドIE1および第二ケーブルエンドIE2について、特に必要がある場合を除き、単にインナーケーブルI1、I2、係止部71a、71b、ガイド溝72a、72b、ケーブルエンドIE1、IE2として説明する。
また、図4および図5a〜図5eに示すように、アタッチメント部材7は、柱状を呈し、第一および第二ガイド溝72a、72bは開口部A1、A2を有し、開口部A1、A2はアタッチメント部材7の軸心X(図4、および図5e参照)周りに離間してそれぞれ配置されている。なお、アタッチメント部材7は、図4においては、参照符号7Aで示すインナーケーブルI1、I2を係止するための係止部位と、参照符号7Bで示される、ばね部材9が設けられる取り付け部位とで大きさの異なる略円柱状の部材が同軸上に連結された形状を呈しているが、アタッチメント部材7の形状は、図4に示す形状には限られない。すなわち、アタッチメント部材7は、複数のインナーケーブルI1、I2を連結することができ、操作部材2に連結することができ、係止部71a、71b、ガイド溝72a、72b、規制部73a、73bを有するものであれば、円柱に限らず、四角柱等の角柱等、柱状を呈したものとすることができ、また柱状以外の他の形状を採用することもできる。また、アタッチメント部材7の係止部位7Aと取り付け部位7Bとの大きさも同程度にすることもできるし、係止部位7Aと取り付け部位7Bとの間で、形状をそれぞれ別形状としてもよい。
図4および図5a〜図5eに示すように、係止部71a、71bは、アタッチメント部材7に取り付けられるインナーケーブルI1、I2のケーブルエンドIE1、IE2を係止するために係止部位7Aに形成される。係止部71a、71bは、ケーブルエンドIE1、IE2が係止部71a、71b内で回動できるように構成され、図4、図5bおよび図5cでは、半球状にくりぬかれた凹部として示されている。しかしながら、係止部71a、71bは、ケーブルエンドIE1、IE2が係止部71a、71b内で回動できる形状であればよく、半円柱状にくりぬかれた凹部や他の形状であってもよく、ケーブルエンドIE1、IE2の形状に応じて適宜変更が可能である。
ケーブルエンドIE1、IE2は係止部71a、71bに係止され、インナーケーブルI1、I2の軸方向に沿った動きを規制するために、図4、図5b、図5cおよび図5dに示すように、係止部71a、71bには障壁部W1、W2が、アタッチメント部材7の軸心X方向(インナーケーブルI1、I2の取り付け完了後のインナーケーブルI1、I2の軸方向)両側に設けられている。障壁部W1は、図2中、右側にインナーケーブルI1、I2が引き操作されたときにケーブルエンドIE1、IE2と当接し、障壁部W2は、図2中、左側にインナーケーブルI1、I2が引き操作されたときにケーブルエンドIE1、IE2と当接し、アタッチメント部材7に対するケーブルエンドIE1、IE2の軸方向への動きを規制する。
障壁部W1は、アウターケーシングO1、O2側(図2中、右側)全面に形成されているが、ケーブルエンドIE1、IE2の軸方向の移動を規制できるものであれば、全面に形成されていなくても構わない。また、障壁部W2は、操作部材2側の一部に形成され、図5b、図5cおよび図5dに示すように、操作部材2側に一部開口しながら、ケーブルエンドIE1、IE2の軸方向の移動を規制しているが、障壁部W1と同様に、操作部材2側の全面に形成されていてもよい。
図5a〜図5cに示すように、第一および第二係止部71a、71bからは、それぞれ第一および第二ガイド溝72a、72bが延びる。ガイド溝72a、72bは、アタッチメント部材7へのインナーケーブルI1、I2の取り付け時に、インナーケーブルI1、I2がガイドされる溝である。第二ガイド溝72bは、軸心Xを中心として第一ガイド溝72aを回転させた同形状のものであってもよいし、軸心X周りに回転させたものではなく、第一ガイド溝72aと第二ガイド溝72bとが別形状であっても構わない。
図5a〜図5cに示す実施形態では、ガイド溝72a、72bは、係止部71a、71bからアタッチメント部材7の周方向に沿って形成された後、アタッチメント部材7の軸心X方向(インナーケーブルI1、I2の取り付け完了後のインナーケーブルI1、I2の軸方向)に曲がるように形成されている。また、本実施の形態では、図5eに示すように、第二ガイド溝72bは、第一ガイド溝72aをアタッチメント部材7の軸心Xを中心として180度回転させた位置に配置されている。特に、本実施形態では、アタッチメント部材7の軸心X方向に形成されているガイド溝72a、72bは、図5eに示すように、アタッチメント部材7の外周縁からアタッチメント部材7の軸心Xに向かって延びずに、軸心Xから互いにそれるように形成されるように、軸心Xを中心として180度回転させた位置に形成されている。図5eに示すように、ガイド溝72a、72bが軸心Xに対して互いに逆方向に軸心Xからそれるように設けられることにより、後述する効果に加えて、それぞれのガイド溝72a、72bにつながる係止部71a、71bを干渉しない位置関係で配置することができるため、アタッチメント部材7の係止部位7Aの外径を小さくすることができる。なお、第一ガイド溝72aと第二ガイド溝72bとの間の軸心Xに対する角度は、本発明の効果が得られる範囲内において適宜変更でき、たとえば軸心Xを中心として90〜270度であってもよい。
図4、図5bおよび図5eに示すように、ガイド溝72a、72bからインナーケーブルI1、I2が外れないようにインナーケーブルI1、I2を規制する規制部73a、73bは、アタッチメント部材7の係止部位7Aのうち、ガイド溝72a、72bが形成されていない残りの部位のうち、特にガイド溝72a、72bに隣接する部位である。
規制部73a、73bは、インナーケーブルI1、I2のうちの少なくとも一のインナーケーブル(たとえば第一インナーケーブルI1)がガイド溝72aから外れようとしたときに、少なくとも他の一のインナーケーブル(第二インナーケーブルI2)が規制部73aと当接し、少なくとも一のインナーケーブル(第一インナーケーブルI1)がガイド溝72aから外れるのを規制するように構成されている。なお、ここではインナーケーブルが二つの場合で説明しているが、インナーケーブルが三つの場合は、一のインナーケーブルがガイド溝から外れようとしたときに、他の一のインナーケーブルが規制部と当接しても良いし、他の二のインナーケーブルが規制部と当接しても良く、一のインナーケーブルがガイド溝から外れるのを規制する他のインナーケーブルの数は、インナーケーブルの数によって適宜選択が可能である。
つぎに、図6、図7(a)および(b)を参照し、アタッチメント部材7へのインナーケーブルI1、I2の取り付けと、インナーケーブルI1、I2がガイド溝72a、72bから外れることを防止する機能について説明する。
まず、図6を用いて、インナーケーブルI1、I2のアタッチメント部材7への取り付け方法について説明する。ここでは、第二インナーケーブルI2を用いて説明する。
最初に、取り付け開始位置を示す参照符号Iaで示す位置に第二インナーケーブルI2をアタッチメント部材7に取り付け、第二係止部71bに第二ケーブルエンドIE2を係止させる。このとき、第二インナーケーブルI2は、アタッチメント部材7の周方向に沿った第二ガイド溝72bにガイドされ、アタッチメント部材7の軸心X方向に対してほぼ90度(インナーケーブルI2の取り付け完了後のインナーケーブルI2の軸方向に対して90度)の取り付け開始位置Iaに位置している。
この取り付け開始位置Iaから、アタッチメント部材7の軸心X方向に沿って形成された第二ガイド溝72bに沿って、第二インナーケーブルI2を、第二係止部71bに係止された第二ケーブルエンドIE2を中心にアタッチメント部材7の軸心X方向(第二インナーケーブルI2の取り付け完了後の第二インナーケーブルI2の軸方向)に向かって旋回させる(図6中、参照符号Ibで示す旋回途中位置)。
旋回途中位置Ibからさらに第二インナーケーブルI2を旋回させ、第二インナーケーブルI2を、アタッチメント部材7の端面7Eにおける、第二ガイド溝72bの端部まで旋回させ、第二ガイド溝72bの端部に隣接する規制部73bに当接させる(図6中、参照符号Icで示す旋回完了位置)。この旋回完了位置Icまで、第二インナーケーブルI2を旋回させることにより、第二インナーケーブルI2のアタッチメント部材7への取り付けが完了する。
他方の第一インナーケーブルI1についても、同様に第一ガイド溝72a内で旋回させ、規制部73aに当接させる。図6で示した第二インナーケーブルI2は、図6において、取り付け開始位置Iaで、第二インナーケーブルI2が第二係止部71bから図6中、上方に向かって延びているが、他方の第一インナーケーブルI1は、取り付け開始位置Iaでは、第二インナーケーブルI2とは逆方向、すなわち、第一係止部71aから下方に向かって延びるように係止される。
なお、図6の取り付け開始位置Iaの前に、第二インナーケーブルI2が第二ガイド溝72bに入らないように第二ケーブルエンドIE2のみを第二係止部71b内に挿入し、第二係止部71b内に係止された第二ケーブルエンドIE2を中心に第二インナーケーブルI2をアタッチメント部材7の軸心X方向に垂直な面に沿って倒すように旋回させてから、図6の取り付け開始位置Iaとすることもできる。
このようにして、図7(a)および(b)に示すように、インナーケーブルI1、I2が組み付けられたアタッチメント部材7には、2本のインナーケーブルI1、I2が互いに平行に連結される。この連結状態では、インナーケーブルI1、I2のケーブルエンドIE1、IE2は、アタッチメント部材7の係止部71a、71bによって、軸心X方向の移動が規制されているので、アタッチメント部材7とインナーケーブルI1、I2との間の軸心X方向の相対的な移動が規制されている。
したがって、インナーケーブルI1、I2がアタッチメント部材7から外れるのは、アタッチメント部材7がインナーケーブルI1、I2に対して旋回するか、逆にインナーケーブルI1、I2がアタッチメント部材7に対して旋回するか、いずれかの場合である。通常、アタッチメント部材7にインナーケーブルI1、I2を組み付けた後は、2本のインナーケーブルI1、I2が同方向に延びた状態となっている。この状態で、上記のようなアタッチメント部材7と、インナーケーブルI1、I2との間に、相対的な旋回方向の力が加わるのは、輸送時の振動や、インナーケーブルI1、I2が組み付けられたアタッチメント部材7を作業者が手に持ったとき等である。
以下、図7(a)および(b)により、インナーケーブルI1、I2がアタッチメント部材7から外れるのを防止する機能について説明する。
アタッチメント部材7が、図7(a)における第二ケーブルエンドIE2を中心にしてY方向に旋回する方向に力が加わった場合は、第二インナーケーブルI2には、図7(b)におけるZ方向へ移動しようとする。同様に、第一インナーケーブルI1も、Z2方向へ移動しようとする。しかしながら、第一インナーケーブルI1は、第一ガイド溝72aと隣接する規制部73aに当接してZ2方向に第一インナーケーブルI1は移動できず、アタッチメント部材7のY方向への旋回動作に抵抗が加わり、Y方向とは逆方向に戻ろうとする力が加わり、アタッチメント部材7がY方向に移動することを防ぐことができる。したがって、第二インナーケーブルI2も、Z方向に移動し難くなり、第二インナーケーブルI2がアタッチメント部材7から外れることを抑制することができる。
また、アタッチメント部材7にY方向に旋回する方向に力が加わらずに、第二インナーケーブルI2にZ方向の力が加わった場合にも、第二インナーケーブルI2を意図的にアタッチメント部材7から外そうとする場合以外は、第一インナーケーブルI1も、第二インナーケーブルI2に追従して同方向に動こうとするため、輸送時の振動や、作業者が手に持ったときに、第一インナーケーブルI1が、第一ガイド溝72aと隣接する規制部73aに当接し、第二インナーケーブルI2のZ方向の旋回動作を規制することができる。したがって、インナーケーブルI1、I2がアタッチメント部材7から外れることを抑制することができる。なお、図2、図3等では、2本のインナーケーブルI1、I2が連結構造側ケース8により互いに対して固定されており、このように2本のインナーケーブルI1、I2を少なくとも1箇所において固定する固定部を有することにより、さらに効果的にインナーケーブルI1、I2のアタッチメント部材7からの外れを抑制することができる。
このように、本実施形態では、2本のインナーケーブルI1、I2のうちの一方のインナーケーブル(第二インナーケーブルI2)が旋回しようとしても、他方のインナーケーブル第一インナーケーブルI1)が他方のインナーケーブル(第一インナーケーブルI1)側のガイド溝(第一ガイド溝72a)における規制部(規制部73a)と当接することにより、他方のインナーケーブル(第一インナーケーブルI1)が旋回しないようにし、一方のインナーケーブル(第二インナーケーブルI2)の旋回を規制することができる。したがって、インナーケーブルI1、I2とアタッチメント部材7との間の相対的な旋回動作を規制することができ、複数のインナーケーブルI1、I2をアタッチメント部材7に連結してから、アタッチメント部材7を操作部材2に連結するまでの間に、少なくとも一つのインナーケーブル(I1またはI2)がアタッチメント部材7から外れることを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、アタッチメント部材7の周方向および軸心X方向に連続してガイド溝72a、72bが形成されているので、インナーケーブルI1、I2が完全に外れるためには、図6のIcの状態からIaの状態へ旋回してから、更に周方向に向かってインナーケーブルI1、I2が移動する必要がある。したがって、インナーケーブルI1、I2をさらに外れにくくすることができる。
(第2の実施形態)
図8(a)および(b)は、本発明の第2の実施形態を示す図である。本実施形態は、全体構成において上述した第1の実施形態とほぼ同様であるので、同一または類似する部分については図8(a)および(b)中において図1〜図7中の対応する構成要素と同一の符号で示し、相違点についてのみ説明する。
図8に示す実施形態では、ガイド溝72a、72bが係止部71a、71bから、アタッチメント部材7の端面7Eに向かって湾曲して形成されている。本実施形態のガイド溝72a、72bは、ガイド溝72a、72bの係止部側端部72PEから、ガイド溝72a、72bのアタッチメント部材端面側端部72DEに向かって、ガイド溝72a、72bが90度方向転換するように形成されている。なお、図8(a)では、ガイド溝72a、72bが、係止部側端部72PEから、アタッチメント部材端面側端部72DEに亘って全域が湾曲しているが、アタッチメント部材端面側端部72DE、または係止部側端部72PEにおいて、部分的に直線状の部分をガイド溝72a、72bが有していてもよいし、係止部側端部72PEおよびアタッチメント部材端面側端部72DEの間において、部分的に直線状の部分をガイド溝72a、72bが有していてもよい。
なお、図8(a)および(b)において、ガイド溝72a、72bが湾曲したものを示したが、この湾曲は、曲率が一定のものに限らず、曲率を変化させた湾曲部であってもよいし、複数の湾曲状の部分を複数組み合わせたものであっても構わない。
本実施形態では、2本のインナーケーブルI1、I2のうちの一方のインナーケーブル(第二インナーケーブルI2)が旋回しようとしても、他方のインナーケーブル(第一インナーケーブルI1)が他方のインナーケーブル(第一インナーケーブルI1)側のガイド溝(第一ガイド溝72a)における規制部(規制部73a)と当接することにより、他方のインナーケーブル(第一インナーケーブルI1)が旋回しないようにし、一方のインナーケーブル(第二インナーケーブルI2)の旋回を規制することができる。したがって、インナーケーブルI1、I2とアタッチメント部材7との間の相対的な旋回動作を規制することができ、複数のインナーケーブルI1、I2をアタッチメント部材7に連結してから、アタッチメント部材7を操作部材2に連結するまでの間に、少なくとも一つのインナーケーブル(I1またはI2)がアタッチメント部材7から外れることが無い。
また、本実施形態においては、第1の実施形態と同様に、係止部71a、71bから、アタッチメント部材7の端面7Eにかけてガイド溝72a、72bが方向転換しているので、湾曲したガイド溝72a、72b内でインナーケーブルI1、I2がガイド溝72a、72bに沿って変形し、その復元力によりガイド溝72a、72bの内側の壁部とインナーケーブルI1、I2とが接触することにより、インナーケーブルI1、I2をよりガイド溝72a、72bから外れにくくしている。
上述の実施形態において、ガイド溝72a、72bの幅は一様に示しているが、ガイド溝72a、72bの幅は必ずしも一様である必要はない。また、ガイド溝72a、72bの深さは適宜変更が可能である。また、上記各実施形態では、各アタッチメント部材7にガイド溝72a、72bが2つ設けられ、2つのガイド溝72a、72bにインナーケーブルI1、I2を通していたが、図9に示すように、ガイド溝72a、72b、72cを3つ設けてもよく、ガイド溝の個数は限定されるものではない。したがって、1つまたは複数の駆動側インナーケーブルの操作力を伝えたい従動側インナーケーブルの本数に応じて複数のガイド溝を形成すればよく、図9の場合では1つのインナーケーブルがガイド溝から外れようとしたときに、他の2つのインナーケーブルが規制部と当接することによって、1つのインナーケーブルがガイド溝から外れるのを規制するように構成されている。
また、アタッチメント部材7の材質は、特に限定されるものではなく、アタッチメント部材7全体が一体であっても、別体の部材を互いに接合してアタッチメント部材7を形成しても構わない。
また、操作部材2とアタッチメント部材7が連結することができれば、操作部材2には連結構造側ケース8が無くてもよく、コントロールケーブル連結構造3にはジョイントケース4が無くても構わない。
また、上記実施形態では、コントロールケーブルC1、C2のように同方向に延びる複数のコントロールケーブルを従動側のコントロールケーブルとし、コントロールケーブルC3のようなアタッチメント部材から逆方向に延びる他のコントロールケーブルを駆動側としているが、どのコントロールケーブルを駆動ケーブルとし、どのコントロールケーブルを従動ケーブルとするかは適宜変更が可能である。
1 中継機構
2 操作部材
3 コントロールケーブル連結構造
4 ジョイントケース
41 係合突起
42 ロック用孔
5 ジョイント部材
51 挿通孔
6 ロック部材
7 アタッチメント部材
71a 第一係止部
71b 第二係止部
72a 第一ガイド溝
72b 第二ガイド溝
72DE アタッチメント部材端面側端部
72PE 係止部側端部
73a、73b 規制部
7E 端面
8 連結構造側ケース
81 係合凹部
9 ばね部材
A1、A2 開口部
C1、C2、C3 コントロールケーブル
I1 第一インナーケーブル
I2 第二インナーケーブル
I3 インナーケーブル
IE1 第一ケーブルエンド
IE2 第二ケーブルエンド
IE3 ケーブルエンド
IS 内部空洞
L 操作レバー
O1、O2、O3 アウターケーシング
R ロック解除レバー
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック
SD シート操作装置
W1、W2 障壁部
X 軸心

Claims (4)

  1. 端部にそれぞれケーブルエンドが設けられた複数のインナーケーブルを連結し、操作部材に連結されるアタッチメント部材であって、
    該アタッチメント部材が、
    前記ケーブルエンドをそれぞれ回動可能に係止する複数の係止部と、
    前記係止部に係止された前記ケーブルエンドを中心として、前記インナーケーブルが旋回し、前記インナーケーブルが所定の方向に延在するようにガイドするガイド溝と、
    該ガイド溝から前記インナーケーブルが外れないように前記インナーケーブルを規制する規制部とを備え、
    該規制部が、
    複数の前記インナーケーブルのうちの少なくとも一のインナーケーブルが前記ガイド溝から外れようとしたときに、少なくとも他の一のインナーケーブルが前記規制部と当接し、前記少なくとも一のインナーケーブルが前記ガイド溝から外れるのを規制するように構成されてなるアタッチメント部材。
  2. 前記アタッチメント部材は柱状を呈し、
    前記ガイド溝は開口部を有し、該開口部が前記アタッチメント部材の軸心周りに離間してそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1記載のアタッチメント部材。
  3. 前記インナーケーブルは第一インナーケーブルと第二インナーケーブルとを有し、前記係止部は前記第一インナーケーブルの端部に設けられた第一ケーブルエンドを係止する第一係止部と、前記第二インナーケーブルの端部に設けられた第二ケーブルエンドを係止する第二係止部とを有し、前記ガイド溝は前記第一インナーケーブルを所定の方向に延在させる第一ガイド溝と、前記第二インナーケーブルを所定の方向に延在させる第二ガイド溝とを有しており、
    前記第二ガイド溝は、前記第一ガイド溝を前記アタッチメント部材の軸心を中心として180度回転させた位置に配置されていることを特徴とする請求項2記載のアタッチメント部材。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のアタッチメント部材と、複数の前記インナーケーブルを含む複数のコントロールケーブルとを備えたコントロールケーブル連結構造。
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