JP2013174705A - 表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動基板と表示パネルとの間を接続するフレキシブル基板に亀裂等の破損が発生することが抑制された表示装置の提供。
【解決手段】表示装置10は、表示パネル11と、導光板16と、底板14a、立壁板14d及び張出板141dを有するシャーシ14と、接触部131、対向部13a、及び導光板16の端面16d及び立壁板14dとの間に空間S1が形成されるように対向部13aから張出板141d等に向かって延設される外壁部13bとを有するフレーム13と、空間S1内に収容され、表示パネル11の表示駆動を制御する駆動基板113と、表示パネル11と駆動基板113との間を電気的に接続するフレキシブル配線基板111と、外壁部13bと駆動基板113の板面113aとの間に介在される第1弾性部31と、立壁板14dと板面113bとの間に介在され、第1弾性部31との間で駆動基板113を挟む第2弾性部32とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。
テレビ、携帯電話、携帯情報端末等の表示装置に、液晶パネルが利用されている。液晶パネルは、液晶層と、この液晶層を挟んで互いに対向する一対のガラス基板とを備えている。これらのガラス基板には、それぞれ所定の電極が形成されており、これらの電極間に駆動電圧が印加されることによって、液晶層中の液晶分子の配向が制御されている。なお、前記駆動電圧は、所定の駆動回路によって制御されている。
また、液晶パネルを備えた表示装置は、液晶パネルに光を供給するための照明装置(所謂、バックライト装置)を備えている。この照明装置は、液晶パネルの背面側に配されており、面状に広がった光を液晶パネルの背面に向けて照射するように構成されている。上述したように、液晶層中の液晶分子の配向が制御されると、液晶パネルの背面側から表示面側に向かって透過する光の割合が調節されて、液晶パネルの表示画像が制御される。
なお、特許文献1に示されるように、液晶パネルの端部には、SOF(System on film)からなるフレキシブル基板を介して液晶パネルに駆動信号を送信する駆動基板が設けられている。この駆動基板は、基板差込型コネクタに差し込まれた状態で、液晶パネルの周縁に被せられている枠状部材(ベゼル)と、液晶パネルの背面側に配されている箱状のシャーシの壁との間に、配されている。なお、基板差込型コネクタは、シャーシの底側に配されている板材上に半田付け等によって強固に固定されているため、駆動基板も前記板材に対してしっかりと固定されている。
特開2009−294377号公報
上述したように、駆動基板がしっかりと固定されていると、駆動基板の動きが過度に制限されてしまい、問題となることがあった。例えば、表示装置に外力等が加わって表示装置内部が振動した場合、駆動基板の動きが制限されていると、駆動基板とフレキシブル基板との接続部分や、フレキシブル基板と液晶パネルとの接続部分等に応力が集中して、それらの接続部分等に亀裂が生じることがあった。
本発明の目的は、駆動基板と表示パネルとの間を接続するフレキシブル基板に亀裂等の破損が発生することが抑制された表示装置と、この表示装置を備えたテレビ受信装置を提供することである。
本発明に係る表示装置は、表側に画像が表示される表示パネルと、前記表示パネルの裏側に配される板状部材であって、前記板状部材の表側の板面からなり前記表示パネルの裏側に向かって光を出射する光出射面を有する導光板と、前記導光板の裏側に配される底板と、この底板の端部に立設される立壁板と、この立壁板から前記底板の反対側に向かって張り出す張出板とを有するシャーシと、前記表示パネルの表側の周縁に宛がわれる接触部と、この接触部から外側に向かって延びると共に前記張出板と対向する対向部と、前記導光板の端面及び前記立壁板との間に空間が形成されるように前記対向部から前記張出板に向かって延設され、かつ前記接触部と前記底板との間で前記表示パネル及び前記導光板が挟持されるように前記張出板に固定される外壁部とを有するフレームと、前記空間内に収容され、前記表示パネルの表示駆動を制御する駆動基板と、前記表示パネルと前記駆動基板との間を電気的に接続し、可撓性を有するフレキシブル配線基板と、前記外壁部と前記駆動基板の一方の板面との間に介在される第1弾性部と、前記立壁板と前記一方の板面の反対側にある他の板面との間に介在され、前記第1弾性部との間で前記駆動基板を挟む第2弾性部と、を備える。前記表示装置において、前記表示パネルの表示駆動を制御する前記駆動基板は、前記表示パネルに対して可撓性を有する前記フレキシブル配線基板を介して電気的に接続されている。また、前記駆動基板は、前記第1弾性部と前記第2弾性部との間で挟まれた状態で、前記フレームの前記外壁部と、前記シャーシの前記立壁板及び前記導光板の前記端面との間で形成される前記空間内に収容されている。このように、前記表示装置では、前記空間内に収容されている前記駆動基板は、前記第1弾性部と前記第2弾性部との間で挟まれているため、前記表示装置が振動しても、前記駆動基板や前記フレキシブル配線基板等に応力が集中することが抑制される。
前記表示装置において、前記第2弾性部は、前記立壁板に接着されていてもよい。前記表示装置において、前記第2弾性部が前記立壁板に接着されていると、前記第2弾性部が前記立壁板に対して位置決めされるため、前記第2弾性部と前記第1弾性部との間で前記駆動基板を挟み易くなる。
前記表示装置において、前記他の板面は、グランドパターンを有し、前記第2弾性部は、導電性を有すると共に、前記グランドパターンと接触し、前記シャーシは、導電性材料からなるものであってもよい。前記表示装置において、前記他の板面が前記グランドパターンを有し、前記第2弾性部が導電性を有すると共に、前記グランドパターンと接触し、前記シャーシが導電性材料からなると、前記シャーシを利用して前記駆動基板を電気的に安定させることができる。
前記表示装置において、前記第2弾性部は、導電性ガスケットからなるものであってもよい。
前記表示装置において、前記第1弾性部は、前記外壁部に接着されているものであってもよい。前記表示装置において、前記第1弾性部は、前記外壁部に接着されていると、前記第1弾性部が前記外壁部に対して位置決めされるため、前記第1弾性部と前記第2弾性部との間で前記駆動基板を挟み易くなる。
前記表示装置において、前記一方の板面は、グランドパターンを有し、前記第1弾性部は、導電性を有すると共に、前記グランドパターンと接触し、 前記シャーシは、導電性材料からなり、前記フレームは、導電性材料からなるものであってもよい。前記表示装置において、前記一方の板面が前記グランドパターンを有し、前記第1弾性部が導電性を有すると共に、前記グランドパターンと接触し、前記シャーシ及び前記フレームが導電性材料からなると、前記シャーシ及び前記フレームを利用して前記駆動基板を電気的に安定させることができる。
前記表示装置において、前記第1弾性部は、導電性ガスケットからなるものであってもよい。
前記表示装置において、前記導光板の前記端面と対向すると共に、前記端面に向かって光を照射する光源ユニットと、前記底板の端部から前記対向部に向かって立ち上がり、前記光源ユニットが支持される光源支持壁と、を備えるものであってもよい。前記表示装置において、前記導光板の前記端面と対向すると共に、前記端面に向かって光を照射する前記光源ユニットと、前記底板の端部から前記対向部に向かって立ち上がり、前記光源ユニットが支持される前記光源支持壁とを備えるものであってもよい。
前記表示装置において、前記第1弾性部と、前記第2弾性部とが一体的に形成された一体形成物からなるものであってもよい。前記表示装置において、前記第1弾性部と、前記第2弾性部とが一体的に形成された一体形成物からなると、取り扱い易くなり、例えば、前記一体成形物を予め前記駆動基板に取り付けた後に、前記空間内に収容することができる。
前記表示装置において、前記外壁部は、前記張出板に対して接触した状態で固定されているものであってもよい。
前記表示装置において、前記第2弾性部は、熱伝導性弾性材料からなり、前記シャーシは、熱伝導性材料からなるものであってもよい。前記表示装置において、前記第2弾性部が熱伝導性弾性材料からなり、前記シャーシが熱伝導性材料からなると、前記駆動基板から発生した熱を前記第2弾性部を利用して前記シャーシ側へ移動させ易くなり、前記駆動基板の放熱性に優れるものとなる。
前記表示装置において、前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルからなるものであってもよい。
本発明に係るテレビ受信装置は、前記表示装置を備える。
本発明によれば、駆動基板と表示パネルとの間を接続するフレキシブル基板に亀裂等の破損が発生することが抑制された表示装置と、この表示装置を備えたテレビ受信装置を提供できる。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図 テレビ受信装置の背面図 液晶表示装置を構成する液晶表示ユニットの概略構成を示す分解斜視図 液晶表示装置の短辺方向に沿った断面構成を示す断面図 液晶表示装置の長辺方向に沿った断面構成を示す断面図 図5に示される液晶表示装置の拡大断面図 実施形態2に係る液晶表示装置の拡大断面図 実施形態3に係る液晶表示装置の拡大断面図 実施形態4に係る液晶表示装置の拡大断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1から図6を参照しつつ説明する。本実施形態では、テレビ受信装置TV、及び液晶表示装置10を例示する。なお、各図面には、X軸、Y軸及びZ軸が示されており、各軸方向が各図面において共通の方向となるように描かれている。また、図3及び図4に示される上側を、表側(表示面側)とし、同図下側を裏側(背面側)とする。
図1は、本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置TVの概略構成を示す分解斜視図であり、図2は、テレビ受信装置TVの背面図である。本実施形態に係るテレビ受信装置TVは、図1に示されるように、液晶表示ユニットLDUと、この液晶表示ユニットLDUの裏側(背面側)に取り付けられる各種基板PWB,MB,CTBと、液晶表示ユニットLDUの裏側に、各種基板PWB,MB,CTBを覆う形で取り付けられるカバー部材CVと、スタンドSTとを備えている。液晶表示ユニットLDUは、その表示面11cが鉛直方向(Y軸方向)に沿うように、スタンドSTによって支持されている。
本実施形態に係る液晶表示装置10は、上記した構成のテレビ受信装置TVから、少なくともテレビ信号を受信するための構成(メイン基板MBのチューナー部等)を除いたものからなる。液晶表示ユニットLDUは、全体として横長の矩形状をなしており、表示パネルとしての液晶パネル11と、外部光源としてのバックライト装置(照明装置)12とを備え、これらが液晶表示装置10の外観を構成するフレーム13及びシャーシ14によって一体的に保持された構成となっている。
液晶表示装置10における裏側の外観を構成するシャーシ14の裏面には、図2に示されるように、Y軸方向に沿って延在する形態のスタンド取付部材STAがX軸方向に離間した二個所に一対取り付けられている。これらスタンド取付部材STAは、断面形状がシャーシ14側の面が開口した略チャンネル型をなしており、シャーシ14との間に形成される空間内に、スタンドSTにおける一対の支柱部STbが差し込まれるように構成されている。なお、スタンド取付部材STA内の空間には、バックライト装置12が有するLED基板18に接続された配線部材(電線等)が通されるようになっている。スタンドSTは、X軸方向及びZ軸方向に沿って広がる台座部STaと、台座部STaからY軸方向に沿って立ち上がる一対の支柱部STbとからなる。カバー部材CVは、合成樹脂製であり、一対のスタンド取付部材STAをX軸方向において横切りつつ、シャーシ14の裏面における下側半分程度(図2参照)を覆う形で取り付けられている。このカバー部材CVとシャーシ14との間には、後述する各種基板PWB,MB,CTB等の部品を収容可能な空間が形成されている。
各種基板PWB,MB,CTBとしては、図2に示されるように、電源基板PWB,メイン基板MB及びコントロール基板CTBが含まれている。電源基板PWBは、液晶表示装置10の電力供給源であり、他の各基板MB,CTB及びバックライト装置12が有するLED17等に駆動電力を供給する。メイン基板MBは、テレビ信号を受信可能なチューナー部(不図示)と、受信したテレビ信号を画像処理する画像処理部(不図示)とを有しており、処理した画像信号をコントロール基板CTBへ出力する。なお、このメイン基板MBは液晶表示装置10が、外部の画像再生機器(不図示)に接続された時には、その画像再生機器からの画像信号が入力されるため、その画像信号を画像処理部にて処理し、処理後の信号がコントロール基板CTBに出力される。コントロール基板CTBは、メイン基板MBから入力される画像信号を液晶駆動用の信号に変換し、その変換した液晶駆動用の信号を液晶パネル11に供給する機能を有する。
図3は、液晶表示装置10を構成する液晶表示ユニットLDUの概略構成を示す分解斜視図であり、図4は、液晶表示装置10の短辺方向に沿った断面構成を示す断面図であり、図5は、液晶表示装置10の長辺方向に沿った断面構成を示す断面図であり、図6は、図5に示される液晶表示装置の拡大断面図である。液晶表示装置10を構成する液晶表示ユニットLDUは、図3乃至図6に示されるように、その主要な構成部品が、表側に配されるフレーム(フロントフレーム)13と、裏側に配されるシャーシ(リアシャーシ)14との間で挟まれた構成となっている。フレーム13とシャーシ14との間で挟まれる主要な構成部品には、少なくとも、液晶パネル11と、光学部材15と、導光板16と、LEDユニット(光源ユニット)LUと、反射シート20とが含まれている。これらのうち、液晶パネル11、光学部材15、導光板16及び反射シート20は、相互に積層された状態で、その表側のフレーム13と、裏側のシャーシ14とによって、挟み込まれる形で保持される。なお、バックライト装置12は、主として、光学部材15と、導光板16と、LEDユニットLUと、シャーシ14と、反射シート20とを含むものからなる。LEDユニットLUは、フレーム13とシャーシ14との間において、導光板16の長辺側の端面に沿うように配されている。LEDユニットLUは、光源であるLED(LED光源)17と、LED17が実装されるLED基板(光源基板)18と、放熱部材(光源支持部材)19とを備えている。
液晶パネル11は、図3等に示されるように、平面に視て横長の矩形状をなしている。液晶パネル11は、透光性に優れた一対のガラス製の基板11a,11bが所定のギャップを隔てた状態で貼り合わせられるとともに、両基板11a,11b間に液晶が封入された構成となっている。一対の基板11a,11bのうち表側(表示面側)のものがカラーフィルタ(以下、CF)基板11aであり、裏側(背面11d側)のものがアレイ基板11bである。アレイ基板11bには、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えば、薄膜トランジスタ:TFT)と、そのスイッチング素子に接続された画素電極、さらには配向膜等が設けられている。詳しくは、アレイ基板11bには、TFT及び画素電極が多数個並んで設けられるとともに、これらTFT及び画素電極の周りには、格子状をなすゲート配線及びソース配線が取り囲むようにして多数本ずつ配設されている。ゲート配線とソース配線とがそれぞれTFTのゲート電極とソース電極とに接続され、画素電極がTFTのドレイン電極に接続されている。また、アレイ基板11bには、ゲート配線に並行するとともに画素電極に対して平面に視て重畳する容量配線(補助容量配線、蓄積容量配線、Cs配線)が設けられており、容量配線とゲート配線とがY軸方向について交互に並ぶ形で配されている。一方、CF基板11aには、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)等の各着色部が所定配列で配置されたカラーフィルタや対向電極、さらには配向膜等が設けられている。なお、両基板11a,11bの外側にはそれぞれ偏光板(不図示)が配されている。
液晶パネル11を構成する一対の基板11a,11bのうち、アレイ基板11bは、図4及び図5に示すように、平面に視た大きさがCF基板11aよりも大きく形成されている。アレイ基板11bは、その端部がCF基板11aの端部よりも外側に突き出す形で配されている。詳しくは、アレイ基板11bは、その外周端部が全周にわたってCF基板11aの外周端部よりも外側に突き出すように、CF基板11aよりも一回り大きく形成されている。アレイ基板11bの外周端部を構成する一対の長辺側端部のうち、Y軸方向についてコントロール基板CTB側(図3に示される手前側、図4に示される左側)の長辺側端部には、上記したソース配線から引き回されたソース側端子部(不図示)が複数設けられている。各ソース側端子部には、図3に示されるように、フレキシブル基板(フレキシブル配線基板)211が接続されている。フレキシブル基板211は、X軸方向(つまり、アレイ基板11bの長辺側端部に沿う方向)について、複数のものが間欠的に並んで配されている。各フレキシブル基板211は、アレイ基板11bの長辺側端部からY軸方向に沿って外側に突き出している。
一方、アレイ基板11bの外周端部を構成する一対の短辺側端部のうちの一方(図3に示される奥側、図5に示される左側)の短辺側端部には、上記したゲート配線及び容量配線から引き回されたゲート側端子部(不図示)が複数設けられている。各ゲート側端子部には、フレキシブル基板(フレキシブル配線)111が接続されている。フレキシブル基板111は、Y軸方向(つまり、アレイ基板11bの短辺側端部に沿う方向)について、複数のものが間欠的に並んで配されている。各フレキシブル基板111は、アレイ基板11bの短辺側端部からX軸方向に沿って外側に突き出している。
各フレキシブル基板111,211は、絶縁性及び可撓性を有する合成樹脂材料(例えばポリイミド系樹脂)からなるフィルム状の基材と、その基材上に実装される液晶駆動用のドライバ112,212とを備えている。各フレキシブル基板111,211の基材上には、多数本の配線パターン(不図示)が形成されており、その配線パターンに、基材の中央付近に実装されているドライバ112,212が接続されている。前記配線パターンは、銅箔等の金属膜からなる導電路であり、各フレキシブル基板111,211の基材上に、公知の技術を利用して、適宜、形成されている。
本実施形態の場合、前記ドライバ112,212が実装されている各フレキシブル基板111,211は、所謂、SOF(System on Film)から構成されている。フレキシブル基板211は、その一方の端部がアレイ基板11bのソース側端子部に対して異方性導電膜(ACF)を介して圧着接続されると共に、他方の端部がソース側のプリント基板(ソース基板)213が有する端子部(不図示)に対して異方性導電膜(ACF)を介して圧着接続されている。プリント基板(ソース基板)213は、図示されない配線部材(FPC:フレキシブルプリント基板)を介して上述したコントロール基板CTBに接続されている。プリント基板213は、コントロール基板CTBから入力される信号(ゲート配線への走査信号、ソース配線へのデータ信号、容量配線への容量信号等)を、フレキシブル基板211に伝送する。なお、プリント基板213は、長尺状(帯状)をなしている。本実施形態の場合、2本のプリント基板213が利用されており、これらは互いに一列に並ぶように、各フレキシブル基板211に接続されている。1本分のプリント基板213の長さは、液晶パネル11における長辺の半分程度の長さに設定されている。
これに対して、フレキシブル基板111は、一方の端部がアレイ基板11bのゲート側端子部に対して異方性導電膜(ACF)を介して圧着接続されると共に、他方の端部がゲート側のプリント基板(ゲート基板、駆動基板の一例)113が有する端子部(不図示)に対して異方性導電膜(ACF)を介して圧着接続されている。プリント基板113は、長尺状(帯状)をなしている。本実施形態の場合、2本のプリント基板113が利用されており、これらは互いに一列に並ぶように、各フレキシブル基板111に接続されている。1本分のプリント基板113の長さは、液晶パネル11における短辺の半分程度の長さに設定されている。なお、アレイ基板11bには、ソース側端子部とゲート側端子部との間を結ぶ中継配線(図示せず)が形成されている。この中継配線を介して、コントロール基板CTBから入力される信号(ゲート配線への走査信号、容量配線への容量信号等)が、ゲート側端子部、フレキシブル基板111及びプリント基板113に伝送される。このような構成により、液晶パネル11は、コントロール基板CTBから入力される信号に基づいてその表示面11cに画像を表示させている。
液晶パネル11は、図3乃至図5に示されるように、後述する光学部材15の表側(光出射側)に積層する形で載せられている。液晶パネル11の裏側の面(裏側の偏光板の外面)は、光学部材15に対して殆ど隙間無く密着している。これにより、液晶パネル11と光学部材15との間に塵埃等が侵入することが防がれている。液晶パネル11の表示面(表側の板面)11cは、画面中央側にあって画像が表示可能な表示領域11c1と、画面外周端側にあって表示領域の周りを取り囲む枠状(額縁状)の非表示領域11c2とからなる。なお、上記した各端子部及び各フレキシブル基板111,211は、非表示領域に配されている。
光学部材15は、図3に示されるように、液晶パネル11と同様、平面に視て横長の矩形状をなしている。光学部材15の大きさ(短辺寸法及び長辺寸法)は、液晶パネル11と同等に設定されている。光学部材15は、後述する導光板16の表側(光出射側)に積層する形で載せられており、液晶パネル11と導光板16との間に挟み込まれた状態で配されている。光学部材15は、いずれもシート状をなすと共に、3枚のものが互いに積層して配されたものからなる。光学部材15の具体例としては、例えば、拡散シート、レンズシート、反射型偏光シートなどが挙げられ、これらの中から適宜、選択したものを使用できる。
導光板16は、屈折率が空気よりも十分に高く且つほぼ透明な(透光性に優れた)合成樹脂材料(例えば、PMMA等のアクリル樹脂やポリカーボネート)からなる。導光板16は、図3に示されるように、液晶パネル11及び光学部材15と同様、平面に視て横長の矩形状をなしている。また、導光板16は、光学部材15よりも厚みが大きな板状をなしている。なお、導光板16は、その主面(板面16a,16f)における長辺方向がX軸方向と一致し、短辺方向がY軸方向と一致し、そして主面(板面16a,16f)と直交する板厚方向がZ軸方向と一致するように、各図に描かれている。導光板16は、図4及び図5に示されるように、その表側から見た際の大きさ(短辺寸法及び長辺寸法)が、液晶パネル11に比べて大きく設定されている。導光板16の端部が液晶パネル11の端部よりも外側に突き出す形でそれらは表示装置10内に配されている。
導光板16は、その端部が全周にわたって液晶パネル11のアレイ基板11bにおける外周端部よりも外側に突き出すように液晶パネル11よりも一回り大きく形成されている。導光板16は、光学部材15の裏側に配されており、光学部材15とシャーシ14との間で挟まれている。導光板16の長辺側における2つ端面16b,16cの外側には、それぞれLEDユニットLUが配されており、LEDユニットLUからの光が前記端面16b,16cから導光板16内に導入される。導光板16は、長辺側の端面16b,16cから導入されたLEDユニットLUからの光を内部で伝播させつつ、光学部材15側(表側)へ向かうように立ち上げて出射させる機能を有する。
導光板16の板面のうち、表側の板面(光学部材15との対向面)16aが、図4に示されるように、内部の光を光学部材15及び液晶パネル11に向けて出射させる光出射面16aとなっている。また、導光板16における主面(板面16a等)に対して隣り合う外周端面のうち、X軸方向に沿って長手状をなす長辺側の両端面は、それぞれLED17(LED基板18)と所定間隔を置いて対向しており、これらがLED17から発せられた光が入射される一対の光入射面16b,16cとなっている。光入射面16b,16cは、X軸方向及びZ軸方向(LED基板18の主板面)に沿ってそれぞれ平行に配されており、光出射面16aに対して略直交している。また、導光板16の外周端面のうち、短手状をなす短辺側の両端面16d,16eは、Y軸方向及びZ軸方向に沿ってそれぞれ平行に配されており、光出射面16aに対して略直交している。
導光板16の裏側には、導光板16内の光を光出射面16側に向けて反射させるための反射シート20が配されている。反射シート20は、導光板16の裏側の板面16f全域を覆う形で設けられている。なお、反射シート20は、表示装置12内において、シャーシ14と導光板16との間に挟み込まれた形で配されている。反射シート20は、表面が光反射性に優れた白色を呈する合成樹脂製のシート(例えば、発泡ポリエチレンテレフタレートシート)からなる。反射シート20は、図4に示されるように、少なくともその短辺寸法が導光板16の短辺寸法よりも大きく設定されており、その両端部が導光板16の光入射面16b,16cよりもLED17寄りに突き出した状態で配されている。
なお、導光板16の光出射面16a又は裏側の板面16fの少なくともいずれか一方には、導光板16内部の光を反射させる反射部(不図示)、又は導光板16内部の光を散乱させる散乱部(不図示)が所定の面内分布を持つようパターニングされている。それらによって、光出射面16aからの出射光が面内において均一な分布となるよう制御されている。
次に、LEDユニットLUを構成するLED17、LED基板18及び放熱部材19の構成について説明する。LEDユニットLUを構成するLED17は、図3及び図4に示されるように、LED基板18に固着される基板部上にLEDチップを樹脂材により封止した構成となっている。基板部に実装されるLEDチップは、主発光波長が1種類からなる。具体的には、青色を単色発光するものがLEDチップに用いられている。LEDチップを封止する樹脂材には、LEDチップから発せられた青色の光により励起されて所定の色を発光する蛍光体が分散配合されている。前記樹脂材は、全体として概ね白色光を発するように構成されている。なお、蛍光体としては、例えば、黄色光を発光する黄色蛍光体、緑色光を発光する緑色蛍光体、及び赤色光を発光する赤色蛍光体の中から適宜、組み合せたものを用いてもよいし、それらを単独で用いてもよい。LED17は、LED基板18に対する実装面とは反対側の面(導光板16の光入射面16b,16cと対向する板面)が主発光面17aとなっている、所謂、頂面発光型である。
LED基板18は、図3及び図4に示されるように、導光板16の長辺方向(X軸方向、光入射面16b,16cの長手方向)に沿って延在する細長い板状(帯状、長尺状)をなしている。LED基板18は、その主面がX軸方向及びZ軸方向に沿った姿勢(つまり、導光板16の光入射面16b,16cに平行に並んだ姿勢)で、フレーム13及びシャーシ14内に収容されている。LED基板18は、その長手方向の長さ(寸法)が、導光板16の長辺の概ね半分程度に設定されている。LED基板18の導光板16側を向いた板面(実装面)18aには、LED17が表面実装されている。LED17は、LED基板18の実装面18aにおいて、その長さ方向(X軸方向)に沿って複数のものが所定間隔を置きつつ一列に並んでいる。また、複数個のLED17からなるLED列同士が、導光板16の長辺方向に沿って、互いに平行に並んでいる。X軸方向において隣り合ったLED17同士の間隔(つまり、LED17の配列ピッチ)は、略等しく設定されている。なお、LED17の並び方向は、LED基板18の長さ方向(X軸方向)と一致している。
LED基板18の実装面18aには、LED基板18の長手方向(X軸方向)に沿って延在すると共に各LED17を横切って隣り合ったLED17同士を直列接続する、金属膜(例えば、銅箔)からなる配線パターン(不図示)が形成されている。この配線パターンの両端部に形成された端子部が、コネクタや電線等の配線部材を介して電源基板PWBに接続されることで、各LED17に駆動電力が供給されるように構成されている。導光板16を挟んで対をなすLED基板18は、LED17の実装面18aが互いに対向状をなす姿勢でフレーム13及びシャーシ14内に収容されるので、対をなすLED基板18にそれぞれ実装された各LED17の主発光面17aが対向状をなすとともに、各LED17における光軸がY軸方向とほぼ一致する。また、LED基板18の基材は、例えばアルミニウム等の金属製であり、その表面に絶縁層を介して既述した配線パターン(不図示)が形成されている。そして、その配線パターンを覆うように、前記絶縁層上に白色のソルダーレジスト膜(不図示)が形成されている。なお、LED基板18の基材に用いる材料としては、セラミック等の絶縁材料を用いることも可能である。
放熱部材19は、図3及び図4に示されるように、アルミニウム等の熱伝導性に優れた金属製からなる。放熱部材19は、LED基板18が取り付けられるLED取付部(光源取付部)19aと、シャーシ14の板面に面接触される放熱部19bとを備えており、これらが断面略L字型の屈曲形状をなしている。放熱部材19は、その長さ寸法が上記したLED基板18の長さ寸法とほぼ同じ程度に設定されている。LED取付部19aは、LED基板18の板面18a及び導光板16の光入射面16b,16cに対してそれぞれ平行に配される板状をなしている。LED取付部19aの長辺方向はX軸方向と一致し、短辺方向はZ軸方向と一致し、厚さ方向がY軸方向と一致するように、各図に描かれている。LED取付部19aのうち、内側の板面(つまり、導光板16側を向いた板面)には、LED基板18が取り付けられている。LED取付部19aは、その長辺寸法がLED基板18の長辺寸法と概ね同等とされるものの、短辺寸法がLED基板18の短辺寸法よりも大きく設定されている。そして、LED取付部19aにおける短辺方向の両端部は、LED基板18の両端部からZ軸方向に沿って外向きに突出している。
LED取付部19aのうち外側の板面(つまり、LED基板18が取り付けられる板面とは反対側の板面)は、後述するフレーム13が有する外壁部13b(13b1)と対向する。つまり、LED取付部19aは、フレーム13の外壁部13b(13b1)と導光板16との間に介在する形で表示装置12内に配されている。LED取付部19aは、放熱部19bにおける内側の端部(つまり、LED17(導光板16)側の端部)からZ軸方向(液晶パネル11、光学部材15及び導光板16の重なり方向)に沿って表側(つまり、フレーム13側)に向けて立ち上がっている。
放熱部19bは、図3及び図4に示されるように、シャーシ14の板面に対して平行に並んだ板状をなしている。放熱部19bの長辺方向がX軸方向と一致し、短辺方向がY軸方向と一致し、厚さ方向がZ軸方向と一致するように各図に示されている。放熱部19bは、LED取付部19aにおける裏側の端部(つまり、シャーシ14側の端部)からY軸方向に沿って外側(つまり、導光板16側とは反対側)に向けて突出している。放熱部19bは、その長辺寸法がLED取付部19aと略同じに設定されている。放熱部19bの裏側の板面(つまり、シャーシ14側を向いた板面)は、その全域がシャーシ14の板面に対して面接触されている。そして、放熱部19bの表側の板面(つまり、シャーシ14に対する接触面とは反対側の板面)は、後述するフレーム13が有する外壁部13b(13b1)の下端面に対して接触されている。つまり、放熱部19bは、フレーム13の外壁部13b(13b1)とシャーシ14との間に挟み込まれる(介在される)形で配されている。これにより、LED17の点灯に伴って発生した熱は、LED基板18、LED取付部19a及び放熱部19bを介して、シャーシ14及び外壁部13b(13b1)を有するフレーム13へと伝達される。このようにして、LED17からの熱が液晶表示装置10の外部へと効率的に放散され、装置内部に熱が籠ることが抑制されている。また、放熱部19bには、ネジ部材SMが通される挿通孔19b1が設けられている。放熱部19bは、フレーム13の外壁部13b(13b1)に対して、ネジ部材SMを利用して固定される。
次いで、フレーム13及びシャーシ14の構成について説明する。フレーム13及びシャーシ14は、いずれもアルミニウム等の金属製であり、機械的強度(剛性)、熱伝導性、及び導電性(導通性)が高くなっている。フレーム13及びシャーシ14は、LEDユニットLUを収容しつつ、液晶パネル11、光学部材15、導光板16及び反射シート20からなる積層物を、その表側と裏側とから挟み込む形で保持する。
フレーム13は、図3から図6に示されるように、液晶パネル11の表示面11cにおける表示領域11c1を取り囲むような枠状をなすと共に、全体として横長の矩形状をなしている。フレーム13は、主として、液晶パネル11の表側に配される枠状の対向部13aと、この対向部13aの外縁部分からシャーシ14側に向かって延びる外壁部13bと、前記対向部13aの内縁部分から液晶パネル11側に向かって突出した形をなすと共に、表示領域11c1の周縁に配されている非表示領域11c2に宛がわれる接触部13cとを備えている。
対向部13aは、フレーム13の長辺側に配される長手対向部13a1と、その短辺側に配される短手対向部13a2とに分けられる。外壁部13bは、フレーム13の長辺側に配される長手外壁部13b1と、その長辺側に配される短手外壁部13b2とに分けられる。接触部13cは、フレーム13の長辺側に配される長手接触部13c1と、その短辺側に配される短手接触部13c2とに分けられる。なお、フレーム13が備える2つの長辺側部分は、互いに同じ構造を備えている。また、フレーム13が備える2つの短辺側部分についても、基本的には、互いに同じ構造を備えている。ただし、フレーム13の短辺側部分については、一方のみが、プリント基板113が収容される構成となっている。
対向部13aは、表示面11cにおける非表示領域11c2を覆うように、液晶パネル11の表側に配される。対向部13aは、接触部13cから外側(フレーム13の外縁側)に向かって延びると共に、後述するシャーシ14の張出板141b,141c,141d,141eと対向する。長手対向部13a1と、短手対向部13a2とは、それぞれ全体的には、シャーシ14の板面(液晶パネル11の板面)に沿って広がった所定の厚みを有する板状をなしている。図4に示されるように、長手対向部13a1の裏側には、導光板押さえ部23が下側(シャーシ14側)に向かって突出した形で設けられている。導光板押さえ部23は、長手外壁部13b1と、長手接触部13c1との間に配されている。
各長手対向部13a1が備えている導光板押さえ部23は、導光板16の長辺側の端部(周縁)を、表側からシャーシ14側に向かって押え付ける部分となっている。導光板押さえ部23は、フレーム13(対向部13a)の長辺方向に沿って細長く延びた形をなしている。なお、一方の長手対向部13a1が備えている導光板押さえ部23には、フレーム13の短辺方向(Y軸方向)に沿って貫通する切り欠き部23aが部分的に設けられている。この切り欠き部23aには、液晶パネル11の端部に設けられているソース側のフレキシブル基板211が通されている。導光板押さえ部23と長手外壁部13b1との間には隙間があり、この隙間に、LEDユニットLUのLED基板18及びLED17が配されている。そして、長手外壁部13b1と放熱部材19のLED取付部19aとの間にも、若干の隙間が設けられており、この隙間に、ソース側のプリント基板(ソース基板)213が収容されている。本実施形態の場合、ソース側のプリント基板213は、図4に示されるように、シャーシ14(液晶パネル11)に対して起立した状態となっている。つまり、プリント基板213は、その短手方向が、導光板16の厚み方向(Z軸方向)に沿った状態で、フレーム13とシャーシ14との間に配されている。
長手対向部13a1が備えている長手接触部13c1は、液晶パネル11の長辺側の端部(非表示領域11c2)を、表側からシャーシ14(導光板16)側に向かって押さえる部分となっている。長手接触部13c1は、フレーム13(対向部13a)の長辺方向に沿って細長く延びた形をなしている。長手接触部13c1の突出した先端部分131は、遮光性を有する弾性体(例えば、黒色のゴム弾性体)からなる。長手接触部13c1は、その先端部分131が、液晶パネル11の非表示領域11c2に宛がわれるように設定されている。図4に示されるように、長手接触部13c1と導光板押さえ部23との間には隙間があり、この隙間に、フレキシブル基板211と接続する液晶パネル11の端部が配されている。
短手対向部13a2の裏側には、図5及び図6に示されるように、導光板押さえ部231が下側(シャーシ14側)に向かって突出した形で設けられている。短手対向部13a2が備えている導光板押さえ部231は、導光板16の短辺側の端部(周縁)を、表側からシャーシ14側に向かって押さえる部分となっている。この導光板押さえ部231は、フレーム13(対向部13a)の短辺方向に沿って概ね細長く延びた形をなしている。なお、短手対向部13a2に設けられている細長く延びた導光板押さえ部231の端部(末端)は、長手対向部13a1に設けられている導光板押さえ部23の端部(末端)に接続されている。つまり、導光板押さえ部23,231同士は、全体的には、液晶パネル11の表示領域11c1を取り囲む枠状をなしている。なお、短手対向部13a2に設けられている導光板押さえ部231についても、フレーム13の長辺方向(X軸方向)に沿って貫通する切り欠き部231aが部分的に設けられている。この切り欠き部231aには、ゲート側のフレキシブル基板111が通されている。
短手対向部13a2が備えている短手接触部13c2は、液晶パネル11の短辺側の端部(非表示領域11c2)を、表側からシャーシ14(導光板16)側に向かって押せる部分となっている。短手接触部13a2は、フレーム13(対向部13a)の短辺方向に沿って細長く延びた形をなしている。短手接触部13c2の突出した先端部分131は、長手接触部13c2と同様、遮光性を有する弾性体(例えば、黒色のゴム弾性体)からなる。短手接触部13c2は、その先端部分131が、液晶パネル11の非表示領域11c2に宛がわれるように設定されている。なお、短手対向部13a2に設けられている細長く延びた短手接触部13c2の端部(末端)は、長手対向部13a1に設けられている長手接触部13c1の端部(末端)に接続されている。つまり、接触部13cは、全体的には、液晶パネル11の表示領域11c1を取り囲むと共に、非表示領域11c2に宛がわれる枠状をなしている。
外壁部13bは、全体的には、液晶パネル11等の周りを囲むと共に、対向部13aからシャーシ14側に延びた枠状(筒状)をなしている。外壁部13bは、対向部13aの外縁部分に設けられている。外壁部13bは、対向部13aの外縁部分に設けられている。外壁部13bは、液晶パネル11、光学部材15、導光板16及び反射シート20からなる積層物の周り(端面)を囲むように配されている。
長手外壁部13b1は、図4に示されるように、長手対向部13a1の外縁部分から下方(シャーシ14側)に向かって真っ直ぐに延びた所定の厚みを有する板状(壁状)をなしている。長手外壁部13b1の下端部(先端部)には、ネジ部材SMを螺着可能な溝部13dが形成されている。ネジ部材SMがシャーシ14のネジ孔25a,25bと共に、放熱部材19の挿通孔19b1に通された状態で、溝部13dに螺着されると、長辺側においてフレーム13とシャーシ14とが互いに固定される。
短手外壁部13b2は、図5及び図6に示されるように、短手対向部13a2の外縁部分から下方(シャーシ14側)に向かって真っ直ぐに延びた所定の厚みを有する板状(壁状)をなしている。ここで、フレーム13の短辺側に配されている2つの短手外壁部13b2のうち、導光板16の端面16d側に配されているものについて説明する。導光板16の端面16d側に配されている一方の短手外壁部13b2は、導光板16の端面16d及び後述するシャーシ14の立壁板14dとの間に空間S1が形成されるように、短手対向部13a2から後述するシャーシ14の張出板141dに向かって延設されている。後述するように、この空間S1内に、ゲート側のプリント基板113が収容される。これに対して、導光板16の端面16e側に配されている他方の短手外壁部13b2は、導光板16の端面16e及び後述するシャーシ14の立壁板14eとの間に所定の空間が形成されるように、短手対向部13a2から後述するシャーシ14の張出板141eに向かって延設されている。なお、本実施形態の場合、導光板16の端面16e側に形成される前記空間内には、前記プリント基板113等の駆動基板は、収容されない。
各短手外壁部13b2の下端部(先端部)には、ネジ部材SM1を螺着可能な溝部13eがそれぞれ形成されている。ネジ部材SM1がシャーシ14のネジ孔25cに通された状態で、溝部13eに螺着されると、短辺側においてフレーム13とシャーシ14とが互いに固定される。なお、各短手外壁部13b2の内側(内面側)には、導光板16の端面16d,16eと当接する導光板当接部132が形成されている。この導光板当接部232は、短手外壁部13b2の内側(内面側)から導光板16側に向かって突出した形をなしており、その先端面が導光板16の短辺側の各端面16d,16eと接触するように設定されている。つまり、導光板16は、その両短辺側から、互いに対向するように配されている一対の導光板当接部232によって、挟まれた状態となっている。なお、導光板16の端面16d側に配されている短手外壁部13b2には、導光板当接部232が、導光板16の短辺方向に沿って部分的に設けられている。つまり、導光板16の端面16d側に配されている短手外壁部13b2には、導光板当接部232が部分的に設けられていない個所があり、このような個所に、上述した空間S1が形成されている。なお、フレーム13が備える2つの短辺側部分のうち、プリント基板113が収容されていない方の部分は、プリント基板を収容可能な空間は形成されていないものの、図5に示されるように、基本的には、プリント基板113が収容されている方の部分と同じような構造を備えている。
シャーシ14は、全体的には、液晶パネル11等と同様、横長の矩形状をなした板状部材からなり、導光板16の裏側の板面16fを覆う形で、液晶表示ユニットLDU(液晶表示装置10)の背面側に配されている。シャーシ14は、矩形状をなす板状の底板14aと、この底板14aの各端部に立設される立壁板14b,14c,14d,14eと、これらの立壁板14b,14c,14d,14eから底板14aの反対側(外側)に向かって張り出す張出板141b,141c,141d,141eとを備えている。底板14aは、反射シート20を介して導光板16の裏側の板面16fに対して宛がわれる部分であり、シャーシ14の大部分を占めている。この底板14aは、反射シート20を介して導光板16の裏側の板面16fに対して密着している。
立壁板14b,14c,14d,14eは、底板14aを取り囲むように矩形状をなす底板14aの各辺に設けられている。各立壁板14b,14c,14d,14eは、底板14aと同程度の厚みを有する板状部材からなる。これらのうち、立壁板14b,14cは、底板14aの長辺側の端部に立設されている。立壁板14b,14cは、底板14aから液晶パネル11側とは反対側に向かって立設されている。つまり、立壁板14b,14cは、図4に示されるように、底板14aの長辺側の端部から下側に向かって垂れ下がった形をなしている。立壁板14b,14cは、底板14aの長辺方向に沿って細長く延びた板状(壁状)をなしている。これらの長辺側の立壁板14b,14cから、底板14aの反対側(外側)に向かって張出板141b,141cが設けられている。張出板141b,141cは、底板14aの長辺方向に沿って細長く延びると共に、底板14aと同程度の厚みを有する板状部材からなる。なお、長辺側の張出板141b,141cにおける外縁部分は、上側(液晶パネル11側)に向かってそれぞれ立ち上がっており、その立ち上がった部分が長手外壁部13b1の外側に配するように設定されている。長辺側の張出板141b,141cは、図4に示されるように、長手対向部13a1と対向している。また、張出板141b,141cは、放熱部材19の放熱部19bが接触する部分となっている。また、張出板141b,141cは、放熱部19bを介して長手外壁部13b1と対向する部分となっている。
これに対して、立壁板14d,14eは、底板14aの短辺側の端部に立設されている。立壁板14d,14eは、底板14aから液晶パネル11側とは反対側に向かって立設されている。つまり、立壁板14d,14eは、図5及び図6に示されるように、底板14aの短辺側の端部から下側に向かって垂れ下がった形をなしている。立壁板14d,14eは、底板14aの短辺方向に沿って細長く延びた板状(壁状)をなしている。本実施形態の場合、立壁板14dの内表面と導光板16の端面16dとは、同一平面(所謂、面一)となるように設定されている。上述した空間S1は、このような立壁板14d及び導光板16の端面と、短手外壁部13b2との間に形成されている。なお、本実施形態の場合、立壁板14eの内表面と導光板の端面16eとについても、それらが同一平面(所謂、面一)となるように、設定されている。これらの短辺側の立壁板14d,14eから、底板14aの反対側(外側)に向かって張出板141d,141eがそれぞれ設けられている。なお、短辺側の張出板141d,141eも、長辺側と同様、底板14aと同程度の厚みを有する板状部材からなる。短辺側の張出板141d,141eは、図5及び図6に示されるように、短手対向部13a2と対向している。また、張出板141d,141eは、短手外壁部13b2に接触した状態で対向している。
シャーシ14の長辺側に配される張出板141b,141cには、大小2種類の挿通孔25a,25bがそれぞれ設けられている。一方の大きな挿通孔25aは、放熱部材19を長手外壁部13b1に固定する際に利用されるネジ部材SMの端部(頭部)を露出させるためのものであり、ネジ部材SMの端部(頭部)よりも大きく設定されている。これに対して、他方の小さな挿通孔25bは、シャーシ14をフレーム13に固定するために利用されるネジ部材SMが挿通される孔である。シャーシ14は、この挿通孔25bにネジ部材SMが挿通されると共に、前記ネジ部材SMが放熱部材19(放熱部19b)に設けられている所定の挿通孔19b1に挿通された状態で、更に前記ネジ部材SMが溝部13dに挿し込まれつつ螺着されることによって、フレーム13に固定される。このようにシャーシ14がフレーム13に固定されることによって、液晶パネル11、光学部材15、導光板16及び反射シート20からなる積層物と、その周縁に配されているLEDユニットLUとが、フレーム13及びシャーシ14によって挟み付けられた状態で保持される。
なお、シャーシ14の短辺側に配される張出板141d,141eにも、挿通孔25cが設けられている。この挿通孔25cと共に、短手外壁部13b2に設けられている溝部13eに、ネジ部材SM1が挿通される。このネジ部材SM1が、フレーム13に設けられている溝部13eに挿し込まれつつ螺着されることによって、短辺側についても、シャーシ14がフレーム13に固定されている。そして、短辺側についても、前記積層物は、フレーム13及びシャーシ14によって挟み付けられた状態で保持される。
フレーム13に設けられている接触部13cは、液晶パネル11の表側の周縁にある非表示領域11c2に宛がわれた状態で、シャーシ14の底板14aとの間で前記積層物を挟持している。また、フレーム13に設けられている導光板押さえ部23,231は、導光板16の表側の周縁に宛がわれた状態で、シャーシ14の底板14aとの間で前記積層物を挟持している。
図6に示されるように、ゲート側のプリント基板(ゲート基板、駆動基板の一例)113は、長手外壁部13b2と、導光板16の端面16d及び立壁板14dとの間に形成される空間S1内に、第1弾性部31及び第2弾性部32を利用して、起立した状態で収容されている。つまり、プリント基板113の短手方向が、導光板16の厚み方向(Z軸方向)に沿った形で、空間内S1内に配されている。前記空間S1は、プリント基板113を収容するための空間(スペース)となっており、フレーム13の短手対向部13a2と、シャーシ14の張出板141dとの間に配されている。そして、プリント基板113と、液晶パネル11のアレイ基板11bとの間を電気的及び構造的に接続するフレキシブル基板111は、そのプリント基板113側の端部が曲がった状態で、短手対向部13a2と導光板16との間に形成されている空間内に配されている。フレキシブル基板111が配されている前記空間は、上述した空間S1と繋がっている。なお、フレキシブル基板111は、フレーム13(短手対向13a2、短手外壁部13b2)、導光板16(表側の板面16a)、光学部材15等と極力、接触しないような形で、前記空間内に配されている。
前記空間S1内において、プリント基板113の表側の板面113aは、短手外壁部13b2の内側表面に対して所定間隔を保ちつつ対向した形となっている。これに対して、プリント基板113の裏側の板面113bは、導光板16の端面16d及び立壁板14dの内側表面に対して所定間隔を保ちつつ対向した形となっている。プリント基板113の短手方向における長さ(以下、縦幅)は、プリント基板113に形成される配線パターン等の都合上、導光板16の厚みよりも大きくなっている。そのため、図6に示されるように、プリント基板113の板面113bは、導光板16の端面16dと共に、立壁板14dと対向した形となっている。つまり、導光板16の厚みよりも縦幅が大きなプリント基板113を、シャーシ14に対して起立させた状態で収容するために、シャーシ14の端部が、後方(液晶パネル11側とは反対側)に向かって突出した形をなしている。このシャーシ14の突出した部分は、上述した立壁板14dと張出板141dとから構成され、短手外壁部13b2と共にプリント基板113の一部を収容するための空間を確保するために利用される。
前記空間S1内において、プリント基板113の一方の板面113aと、短手外壁部13b2との間には、第1弾性部31が介在されている。また、前記空間S1内において、プリント基板113の他方の板面113bと、立壁板14dとの間には、第2弾性部32が介在されている。プリント基板113は、第1弾性部31と第2弾性部31との間で挟まれた形となっている。第1弾性部31は、例えば、弾性変形可能な樹脂成型品からなる。第1弾性部31に利用される材料としては、例えば、ポリウレタンフォームが挙げられる。第1弾性部31は、プリント基板113の板面113aと短手外壁部13b2との間に、若干、弾性変形して圧縮された状態で介在されている。なお、第1弾性部31は、絶縁性も備えている。第1弾性部31は、全体的には、プリント基板113の長手方向に沿って細長く延びた断面四角形の棒状(角柱状)をなしている。第1弾性部31は、シャーシ14側に配されているプリント基板113の端部における一方の板面113aに対して分離可能な状態で接触した形となっている。また、第1弾性部31は、短手外壁部13b2に対しても分離可能な状態で接触した形となっている。
これに対して、第2弾性部32は、弾性変形可能であると共に、導電性を有する樹脂成型品からなる。第2弾性部32に利用される材料には、導電性フィラーが添加されているため、導電性が付与されている。第2弾性部32としては、例えば、所定形状に加工された導電性ガスケットが利用される。第2弾性部32は、プリント基板113の板面113bと立壁板14dとの間に、若干、弾性変形した圧縮された様態で介在されている。第2弾性部32は、全体的には、第1弾性部31と同様、プリント基板113の長手方向に沿って細長く延びた断面四角形の棒状(角柱状)をなしている。第2弾性部32は、シャーシ14側に配されているプリント基板113の端部における他方の端面113bに対して分離可能な状態で接触した形となっている。なお、プリント基板113の板面113b上には、液晶パネル11の駆動回路におけるグランド(GND)パターンG1が形成されており、第2弾性部32は、このグランドパターンG1と接触した形となっている。グランドパターンG1は、プリント基板113上に形成されている銅箔等の金属膜からなる配線パターンの一部からなる。本実施形態の場合、第2弾性部32は、立壁板14dに対して、導電性を備えた接着剤等を利用して、接着固定されている。
プリント基板113は、シャーシ14側に配されている端部側が、第1弾性部31と第2弾性部32とによって挟まれた状態で、前記空間S1内に配されている。第1弾性部31と第2弾性部32とは、プリント基板113を介して互いに対向した形となっている。プリント基板113のシャーシ14側に配されている端部と、張出板141dとの間には、若干の隙間が設けられており、プリント基板113が張出板141dに接触しないように設定されている。空間S1内に収容されているプリント基板113は、通常は、第1弾性部31と第2弾性部32とで挟まれた状態で静止している。なお、液晶表示装置10に外部から力が加えられる等して、液晶表示装置10の各構成部品(例えば、シャーシ14やフレーム13)が振動しても、第1弾性部31と第2弾性部32とが有る程度、振動を吸収するため、プリント基板113には、振動が伝わり難くなっている。また、フレキシブル基板111側等からプリント基板113に外部からの力が伝わった場合であっても、プリント基板113は、完全には固定されていないため、フレキシブル基板111等と連動して振動等することにより、フレキシブル基板111の特定個所に応力が集中することが抑制される。例えば、フレキシブル基板111とプリント基板113との接続部分や、フレキシブル基板111と液晶パネル11(アレイ基板11b)との接続部分に応力が集中することが抑制される。
ここで、液晶表示装置10の各構成部品を組み立てる作業手順を説明する。最初の作業手順としては、フレーム13が、所定の作業台上に設置されることが行われる。その際、作業台上のフレーム13は、その表側が下側(作業台側)を向くと共に、その裏側が上側を向いた状態となっている。つまり、フレーム13は、作業台上に裏返しの状態で設置される。次いで、作業台上のフレーム13の上側(つまり、フレーム13の裏側)に、液晶パネル11が組み付けられる。その際、液晶パネル11は、CF基板11aが下側(作業台側)に配され、かつアレイ基板11b側が上側に配された状態となっている。また、液晶パネル11にフレキシブル基板111を介して接続されているゲート側のプリント基板113は、その板面113aが短手外壁部13b2と対向するような形で、フレーム13の内側に一時的に配される(仮置きされる)。また、フレーム13の接触部13cが、液晶パネル11の非表示領域11c2に宛がわれた状態となっている。次いで、光学部材15が液晶パネル11の裏側(背面11d側)に載せられる。
その後、LEDユニットLUが、放熱部材19のLED取付部19aが下側に配され、かつ放熱部19bが上側に配された状態で、長手外壁部13b1上に載せられる。そして、LEDユニットLUは、フレーム13の長手外壁部13b1上に、ネジ部材SMを利用して固定される。次いで、光学部材15上に、導光板16が載せられる。その際、導光板16は、光出射面16aとなる表側の板面16aが下側に配され、かつ裏側の板面16fが上側に配された状態となっている。そして、導光板16は、その表側の板面16aにおける周縁部分が、フレーム13の導光板押さえ部23,231と接触した状態で、フレーム13上に載せられている。なお、導光板16は、その端面(光入射面16b,16c)とLEDユニットLUとの間隔(距離)が、所定間隔となるように、フレーム13に対して位置決めされる。
次いで、導光板16の裏側の板面16f上に、反射シート20が組み付けられる。そして、その後、シャーシ14が、その底板14aが反射シート20を介して導光板の板面16f上に載せられた状態で、フレーム13に組み付けられる。なお、シャーシ14の立壁板14dには、予め第2弾性部32が取り付けられている。また、シャーシ14が組み付けられる前に、上述したゲート側のプリント基板113の板面113aと短手外壁部13b2との間には、予め第1弾性部31が介在される。シャーシ14がフレーム13に組み付けられる際は、第1弾性部31の位置やプリント基板113の位置等が適宜、調整される。シャーシ14は、上述したように、その張出板141b,141c,141d,141eが、ネジ部材SM,SM1を利用して、フレーム13の外壁部13bに固定される。以上の作業手順を経て、液晶表示ユニットLDUの各構成部品が組み立てられる。
その後、液晶表示ユニットLDUに対して、その裏面側に、スタンド取付部材STA及び各種基板PWB,MB,CTBが組み付けられ、更に、スタンドST及びカバー部材CVが組み付けられることによって、本実施形態の液晶表示装置10及びテレビ受信装置TVが製造される。
このような液晶表示装置10の電源をON(オン)状態にすると、電源基板PWBからの電力供給を受けてコントロール基板CTBから各種信号が液晶パネル11に供給されてその駆動が制御されると共に、バックライト装置12を構成する各LED17が点灯駆動される。各LED17が駆動して、各LED17から光が発せられると、導光板16の光入射面16b,16cからその内部に光が入射される。入射された光は、導光板16の裏側に敷かれている反射シート20で反射等されて導光板16内を進みつつ、その表側の板面(光出射面16a)から光学部材15に向かって出射される。出射された光は、光学部材15を通過することによって面状に略均一に広がった光となって、液晶パネル11の背面11dを照らす。液晶パネル11は、この面状に広がった光を利用して、表示面11cの表示領域11c1に画像を表示させている。
本実施形態に係る液晶表示装置(表示装置)10は、上述したように、表側に画像が表示される液晶パネル(表示パネル)11と、液晶パネル(表示パネル)11の裏側に配される板状部材であって、前記板状部材の表側の板面からなり液晶パネル(表示パネル)11の裏側に向かって光を出射する光出射面16aを有する導光板16と、導光板16の裏側に配される底板14aと、この底板14aの端部に立設される立壁板14dと、この立壁板14dから底板14aの反対側に向かって張り出す張出板141dとを有するシャーシ14と、液晶パネル(表示パネル)11の表側の周縁に宛がわれる接触部13c2と、この接触部13c2から外側に向かって延びると共に張出板141dと対向する対向部13a2と、導光板16の端面16d及び立壁板14dとの間に空間S1が形成されるように対向部13a2から張出板141dに向かって延設され、かつ接触部13c2と底板14aとの間で液晶パネル(表示パネル)11及び導光板16が挟持されるように張出板141dに固定される外壁部13b2とを有するフレーム13と、空間S1内に収容され、液晶パネル(表示パネル)11の表示駆動を制御するプリント基板(駆動基板)113と、液晶パネル(表示パネル)11とプリント基板(駆動基板)113との間を電気的に接続し、可撓性を有するフレキシブル基板(フレキシブル配線基板)111と、外壁部13b2とプリント基板(駆動基板)113の一方の板面113aとの間に介在される第1弾性部31と、立壁板14dと一方の板面113aの反対側にある他の板面113bとの間に介在され、第1弾性部31との間でプリント基板(駆動基板)113を挟む第2弾性部32と、を備える。
本実施形態の液晶表示装置10において、液晶パネル11の表示駆動を制御するプリント基板(ゲート基板)113は、液晶パネル11に対して、可撓性を有するフレキシブル基板111を介して電気的及び構造的に接続されている。また、プリント基板113は、第1弾性部31と第2弾性部32との間で挟まれた状態で、フレーム13の外壁部13b2と、シャーシ14の立壁板14d及び導光板16の端面16dとの間で形成される空間S1内に収容されている。このように、液晶表示装置10では、空間S1内に収容されているプリント基板113は、第1弾性部31と第2弾性部32との間で挟まれているため、液晶表示装置10に外部からの力等が加えられて液晶表示装置10が振動しても、プリント基板113は、ある程度、動くことが可能であるため、プリント基板113やフレキシブル基板111に応力が集中することが抑制される。特に、プリント基板113とフレキシブル基板111との接続部分や、フレキシブル基板111と液晶パネル11(アレイ基板11b)との接続部分に、応力が集中することが抑制される。その結果、それらの接続部分が切断させること(所謂、SOF切れ)が抑制される。
また、本実施形態の液晶表示装置10において、第2弾性部32は、立壁板14dに対して接着固定されている。つまり、第2弾性部32は、立壁板14dに対して予め所定の個所に位置決めされており、その取り扱い(作業性)が容易になっている。したがって、本実施形態では、プリント基板113を第1弾性部31と第2弾性部32との間で挟み易くなっている。
また、本実施形態の液晶表示装置10において、プリント基板113の板面113b上は、グランドパターンG1が形成されている。また、第2弾性部32は、導電性を備えている。つまり、第2弾性部32によって、プリント基板113の板面113bに形成されているグランドパターンG1と、シャーシ(グランド)14とが互いに導通されている。このように、本実施形態では、第2弾性部32によってグランドパターンG1とシャーシ(グランド)14とが互いに導通されていると、液晶パネル11の駆動回路(プリント基板113に形成されている駆動回路)を電気的に安定させることができる。なお、本実施形態の場合、フレーム13の外壁部13bと、シャーシ14の張出板14d等とは、互いに接触して繋がっているものの、それ以外の部分では、フレーム13とシャーシ14とは、互いに繋がっていない。つまり、フレーム13とシャーシ14との間には、環状(ループ状)に繋がった部分が形成されていない。そのため、本実施形態のように、第2弾性部32によってグランドパターンG1とシャーシ(グランド)14とを互いに導通させても、所謂、グランドループが形成されず、不要な電磁波の発生(所謂、EMI:Electro Magnetic Interference)を抑制できる。
また、本実施形態のように、第2弾性部32として、導電性ガスケットを使用すると、第2弾性部32を立壁板14dの所定個所に、公知の技術を利用して形成し易い。なお、導電性ガスケットとしては、例えば、弾性樹脂材料の芯材を、導電性の布材で覆ったものを、導電性ガスケット(第2弾性部32)として利用してもよい。
また、本実施形態の液晶表示装置10において、外壁部13bは、ネジ部材SM,SM1を利用して、張出板14d等に対して互いに接触(密着)した状態で固定されている。このように、フレーム13の外側部13bと、シャーシ14の張出板14d等とが、ネジ部材SM等によって直接固定されていると、それらの接触面積が大きくなる。したがって、フレーム13側からシャーシ14側に向かって熱を効率的に移動させることができる。したがって、本実施形態の液晶表示装置10は、液晶表示装置10で発生した熱(特に、フレーム13に移動した熱)を、効率的に、シャーシ14側に移動させて、冷却(大気中に放熱)することができる。
また、本実施形態の液晶表示装置10において、フレーム13の外壁部13bと、シャーシ14の張出板141d等とが、ネジ部材SM1等を利用して、互いに固定されている。つまり、本実施形態の液晶表示装置10は、液晶パネル11の表示領域11c1の周りに配されている額縁部分が、狭小化された構造となっている。本実施形態の場合、従来のように、フレーム又はシャーシに立設されているプリント基板113を固定するための専用の支持部を設ける必要がないため、その分だけ、液晶表示装置10の額縁部分の狭小化を図ることができる。また、本実施形態の場合、図6等に示されるように、プリント基板113をシャーシ14等に対して起立させた状態で、空間S1に収容させているため、液晶表示装置10の狭額縁化を妨げることがない。
<実施形態2>
以下、本発明の実施形態2を、図7を参照しつつ説明する。なお、以降の実施形態では、実施形態1と同じ部分については、実施形態1と同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。本実施形態では、バックライト装置12Aを備える液晶表示装置10Aを例示する。図7は、実施形態2に係る液晶表示装置10Aの拡大断面図である。図7に示される液晶表示装置10Aの断面構成は、図6に示される実施形態1の液晶表示装置10の断面構成に対応している。本実施形態に係る液晶表示装置10Aの基本的な構成は、実施形態1のものと同様である。ただし、本実施形態の場合、プリント基板113A、第1弾性部31A,第2弾性部32B等の構成が、実施形態1のものと異なっている。
ゲート側のプリント基板(駆動基板の一例)113Aは、短手外壁部13b2と対向する板面113Aaと、この板面113Aaの反対側にあり、導光板16の端面16d及びシャーシ14の立壁板14dと対向する板面113Abとを備えている。本実施形態の場合、グランドパターンG2は、板面113Aa上に形成されている。このグランドパターンG2は、実施形態1のグランドパターンG1に相当するものであり、実施形態1の場合と比べて、反対側の板面上に形成されている。そして、板面113Aaと短手外壁部13b2との間で挟まれる形で、第1弾性部31Aが介在され、また、板面113Abと立壁板14dとの間で挟まる形で、第2弾性部32Aが介在されている。なお、本実施形態の場合、第1弾性部31Aが、導電性を備えた弾性部材(導電性ガスケット)からなり、そして、第2弾性部32Aが、弾性部材(ウレタンフォーム)からなる。また、第1弾性部31Aは、短手外壁部13b2の所定個所に導電性を有する接着剤等を利用して、予め接着固定されている。これに対して、第2弾性部32Aは、実施形態1の場合とは異なり、立壁板14dに対して分離可能な状態で密着している。本実施形態の場合、第1弾性部31Aによって、フレーム13とプリント基板113A上のグランドパターンG2とが互いに導通されている。なお、フレーム13とシャーシ14とは、実施形態1と同様、ネジ部材S1を利用して互いに密着した状態で固定されている。したがって、グランドパターンG2とシャーシ14とが、第1弾性部31A及びフレーム13を介して、互いに導通されている。
本実施形態の液晶表示装置10Aのように、シャーシ(グランド)14に導通させるグランドパターンG2が、プリント基板113Aの板面113Aa側に形成されていてもよい。このようにして、液晶パネル11の駆動回路(プリント基板113Aに形成されている駆動回路)を電気的に安定させてもよい。
また、本実施形態のように、第1弾性部31Aが、外壁部13b2に対して接着されていてもよい。つまり、第1弾性部31Aを、外壁部13b2に対して予め所定個所に位置決めしておいてもよい。このようにすれば、第1弾性部31Aの取り扱い(作業性)が容易となる。したがって、本実施形態では、プリント基板113Aを第1弾性部31Aと第2弾性部32Aとの間で挟み易くなっている。
また、本実施形態のように、第1弾性部31Aとして、導電性ガスケットを使用すると、第1弾性部31Aを外壁部13b2の所定個所に、公知の技術を利用して形成し易い。なお、導電性ガスケットとしては、例えば、弾性樹脂材料の芯材を、導電性の布材で覆ったものを、導電性ガスケット(第1弾性部31A)として利用してもよい。
<実施形態3>
次いで、本発明の実施形態3を、図8を参照しつつ説明する。本実施形態では、バックライト装置12Bを備える液晶表示装置10Bを例示する。図8は、実施形態3に係る液晶表示装置10Bの拡大断面図である。図8に示される液晶表示装置10Bの断面構成は、図6に示される実施形態1の液晶表示装置10の断面構成に対応している。本実施形態に係る液晶表示装置10Bの基本的な構成は、実施形態1のものと同様である。ただし、本実施形態の場合、第1弾性部31B及び第2弾性部32Bの構成が、実施形態1のものと異なっている。具体的には、本実施形態の場合、第1弾性部31Bと第2弾性部32Bとが、互いに同じ材料から構成されていると共に、互いに一体的に形成されている点が、実施形態1の場合と異なっている。
本実施形態において、ゲート側のプリント基板(駆動基板の一例)113Bの下端部(シャーシ14側に配されている端部)には、第1弾性部31部と第2弾性部32Bとが一体となっている一体成形物330が取り付けられている。この一体成形物330は、全体的には、第1弾性部31Bと第2弾性部32Bとの間に、差し込み口を備えた形状をなしている。一体成形物330は、シャーシ14の張出板141d上に配される平坦な板状の土台部33と、この土台部33の両端にそれぞれ対向部13a側に向かって突設される第1弾性部31Bと、第2弾性部32Bとを備えている。本実施形態の場合、一体成形物330は、ウレタンフォームからなり、押出し成形、金型成型等の公知の成型(成形)技術を利用して製造される。
図8に示されるように、一体成形物330は、プリント基板113Bの下端部に取り付けられた状態で、空間S1内に収容される。なお、一体成形物330を構成する第1弾性部31Bは、外壁部13b2と、プリント基板113Bの一方の板面113Baとの間で挟まれた状態で介在されている。また、一体成形物330を構成する第2弾性部32Bは、シャーシ14の立壁板14dとプリント基板113Bの他方の板面113Bbとの間で挟まれた状態で介在されている。
本実施形態の液晶表示装置10Bのように、第1弾性部31Bと、第2弾性部32Bとが一体的に形成された一体形成物330からなるものであってもよい。このような一体形成物330という形で第1弾性部31B及び第2弾性部32Bを利用すると、それらの取り扱い(作業性)が容易となり、例えば、一体成形物330を予めプリント基板113Bの端部に取り付けた後に、プリント基板113Bを空間S1内に収容することができる。
<実施形態4>
次いで、本発明の実施形態4を、図9を参照しつつ説明する。本実施形態では、バックライト装置12Cを備える液晶表示装置10Cを例示する。図9は、実施形態4に係る液晶表示装置10Cの拡大断面図である。図9に示される液晶表示装置10Cの断面構成は、図4に示される液晶表示装置10の断面構成の一部と対応している。つまり、図9には、矩形状をなす液晶表示装置10Cのうち、短辺方向(Y軸方向)に沿った断面構成が示されている。本実施形態の場合、ゲート側のプリント基板111(実施形態1参照)が実施形態1と同様、空間S1に収容されているのみならず、ソース側のプリント基板(駆動基板の一例)213Cが、所定の空間S2内で、第1弾性部31Cと第2弾性部32Cとの間で挟まれた状態で収容される構成となっている。
本実施形態において、光源ユニットLUは、シャーシ14に立設されている光源支持壁142によって支持されている。光源支持壁142は、底板14Caの長辺側の端部に沿って立設されている。そして、図9に示されるように、その光源支持壁142の下方には、立壁板14Cbが設けられている。本実施形態の場合、立壁板14Cbは、光源支持壁142よりも厚みが大きく設定されている。そして、立壁板14Cbから外側(底板14Caの反対側)に向かって張出板141Cbが延設されている。張出板141Cbには、ネジ孔25b等が設けられている。
フレーム13Cは、実施形態1と同様、主として、接触部13Ccと、対向部13Caと、外壁部13Cbとが設けられている。また、対向部13Caの裏側には、導光板押さえ部23Cが設けられている。そして、外壁部13Cbには、溝部13dが設けられている。フレーム13Cの外壁部13Cbと、シャーシ14Cの張出板141Cbとは、ネジ部材SMを利用して、互いに固定されている。
光源ユニットLUは、光源支持壁142に支持された状態で、導光板16の端面16bと対向すると共に、その端面16bに向かって光源ユニットLUのLED17から光が照射される。なお、図9には示されていないが、端面16bの反対側にある端面16cと対向するように、光源支持壁に支持された状態で、他の光源ユニットが配されている。
プリント基板213Cが収容される空間S2は、長手外壁部13Cb1と、導光板16の端面16b及び立壁板14Cbとの間に形成される。なお、長手外壁部13Cb1と導光板16の端面16bとの間には、光源ユニットLUを支持する光源支持壁142が配されている。また、空間S2は、フレーム13Cの対向部13Caと、シャーシ14Cの張出板141Cbとの間で挟まれている。プリント基板213Cの一方の板面213Caは、長手外壁部13Cb1に対して所定間隔を保ちつつ対向し、そして、その反対側にある他方の板面213Cbは、導光板16の端面16b及び立壁板14Cbと対向している。また、第1弾性部31Cは、長手外壁部13Cb1と板面213Caとの間に挟まれた状態で介在され、そして、第2弾性部32Cは、立壁板14Cbと板面213Cbとの間で挟まれた状態で介在されている。第1弾性部31Cと第2弾性部32Cとは、プリント基板213Cを挟んで互いに対向している。なお、プリント基板213Cの板面213Cb上には、グランドパターンG3が形成されており、このグランドパターンG3には、第2弾性部32Cが密着されている。第2弾性部32Cは、導電性ガスケットからなり、立壁板14Cbに対して予め接着固定されている。第1弾性部31Cは、弾性樹脂成型品(ウレタンフォーム)からなり、長手外壁部13Cb1に対して分離可能な状態で接触している。第1弾性部31C及び第2弾性部32Cは、プリント基板213Cに対しては、共に分離可能な状態で密着されている。第2弾性部32Cは、プリント基板213Cの板面213Cbに形成されているグランドパターンG3と、シャーシ(グランド)14Cとが第2弾性部32Cによって互いに導通され、液晶パネル11の駆動回路が電気的に安定化されている。
本実施形態の液晶表示装置10Cのように、ゲート側のプリント基板(ゲート基板)のみならず、ソース側のプリント基板(ソース基板)213Cが所定の空間S2内で収容された構成となっている。このように、ソース側のプリント基板213Cも、第1弾性部31Cと第2弾性部32Cとの間で挟まれた状態で、空間S2内に収容されてもよい。このようにすれば、ソース側のプリント基板213Cについても、プリント基板213Cやフレキシブル基板211に応力が集中して、フレキシブル基板211に亀裂が生じること(所謂、SOF切れ)が抑制される。特に、プリント基板213Cとフレキシブル基板211との接続部分や、フレキシブル基板211と液晶パネル11(アレイ基板11b)との接続部分に応力が集中することが抑制される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1等では、第1弾性部と第2弾性部とが、互いに異なった弾性材料から構成されていた。他の実施形態においては、第1弾性部と第2弾性部とが互いに同じ弾性材料(弾性樹脂成型品)から構成されるものであってもよい。例えば、第1弾性部と第2弾性部とが、互いにウレタンフォールから構成されるものであってもよい。
(2)他の実施形態においては、第1弾性部が外壁部に予め接着固定され、第2弾性部が立壁板に予め接着固定されていてもよい。また、他の実施形態においては、第1弾性部を外壁部に対して分離可能な状態で密着させ、かつ第2弾性部を立壁板に対して分離可能な状態で密着させてもよい。
(3)上記各実施形態において、ゲート側のプリント基板は、液晶パネルにおける2つの短辺のうち、一方の短辺のみに配されていた。他の実施形態においては、ゲート側のプリント基板が、液晶パネルの2つの短辺にそれぞれ配される構成であってもよい。特に、液晶パネルが大型化された場合、このようにゲート側のプリント基板が、配されることがあり、本発明は、このような場合にも適用可能である。
(4)他の実施形態において、第1弾性部及び/又は第2弾性部が、熱伝導性弾性材料(例えば、熱伝導性シリコーンゴムの成型品)からなるものであってもよい。このような、熱伝導性弾性材料を第1弾性部及び/又は第2弾性部に使用すると、第1弾性部及び/又は第2弾性部を介して、プリント基板(駆動基板)から発生した熱をシャーシやフレームに効率良く移動させることができる。つまり、プリント基板(駆動基板)の放熱性に優れるものとなる。
(5)他の実施形態においては、ソース側のプリント基板のみが、第1弾性部及び第2弾性部との間に挟まれた状態で、フレームとシャーシ等との間で形成される所定の空間内に収容されてもよい。
(6)上記実施形態では、光源としてLEDを利用するものを例示したが、他の実施形態においては、LED以外の光源(例えば、冷陰極管)を利用してもよい。
(7)他の実施形態においては、LED基板の設置数や配置、LED基板におけるLEDの実装数や配置等は、適宜、変更可能である。
(8)上記実施形態では、液晶パネル及びシャーシがその短辺方向を鉛直方向と一致させた縦置き状態とされるものを例示したが、液晶パネル及びシャーシがその長辺方向を鉛直方向と一致させた縦置き状態とされるものも本発明に含まれる。
(9)上記実施形態では、液晶表示装置のスイッチング素子としてTFTを用いたが、TFT以外のスイッチング素子(例えば薄膜ダイオード(TFD))を用いた液晶表示装置にも本発明は適用可能であり、また、カラー表示する液晶表示装置以外にも、白黒表示する液晶表示装置にも適用可能である。
(10)上記実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(11)上記実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えていない表示装置にも本発明は適用可能である。
10…液晶表示装置(表示装置)、11…液晶パネル(表示パネル)、12…バックライト装置(照明装置)、13…フレーム、13a…対向部、13a1…長手対向部、13a2…短手対向部、13b…外壁部、13b1…長手外壁部、13b2…短手外壁部、13c…接触部、13c1…長手接触部、13c2…短手接触部、14…シャーシ、14a…底板、14b,14c,14d、14e…立壁板、141b,141c,141d、141e…張出板、15…光学部材、16…導光板、16a…表側の板面(光出射面)、16b,16c…端面(光入射面)、16d,16e…端面、16f…裏側の板面、17…LED(光源)、18…LED基板(光源基板)、19…放熱部材(光源支持部材)、20…反射シート、111…ゲート側のフレキシブル基板(フレキシブル配線基板)、113…プリント基板(ゲート基板)、211…ソース側のフレキシブル基板(フレキシブル配線基板)、213…プリント基板(ソース基板)、TV…テレビ受信装置、S1…空間

Claims (13)

  1. 表側に画像が表示される表示パネルと、
    前記表示パネルの裏側に配される板状部材であって、前記板状部材の表側の板面からなり前記表示パネルの裏側に向かって光を出射する光出射面を有する導光板と、
    前記導光板の裏側に配される底板と、この底板の端部に立設される立壁板と、この立壁板から前記底板の反対側に向かって張り出す張出板とを有するシャーシと、
    前記表示パネルの表側の周縁に宛がわれる接触部と、この接触部から外側に向かって延びると共に前記張出板と対向する対向部と、前記導光板の端面及び前記立壁板との間に空間が形成されるように前記対向部から前記張出板に向かって延設され、かつ前記接触部と前記底板との間で前記表示パネル及び前記導光板が挟持されるように前記張出板に固定される外壁部とを有するフレームと、
    前記空間内に収容され、前記表示パネルの表示駆動を制御する駆動基板と、
    前記表示パネルと前記駆動基板との間を電気的に接続し、可撓性を有するフレキシブル配線基板と、
    前記外壁部と前記駆動基板の一方の板面との間に介在される第1弾性部と、
    前記立壁板と前記一方の板面の反対側にある他の板面との間に介在され、前記第1弾性部との間で前記駆動基板を挟む第2弾性部と、を備える表示装置。
  2. 前記第2弾性部は、前記立壁板に接着されている請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記他の板面は、グランドパターンを有し、
    前記第2弾性部は、導電性を有すると共に、前記グランドパターンと接触し、
    前記シャーシは、導電性材料からなる請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2弾性部は、導電性ガスケットからなる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記第1弾性部は、前記外壁部に接着されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記一方の板面は、グランドパターンを有し、
    前記第1弾性部は、導電性を有すると共に、前記グランドパターンと接触し、
    前記シャーシは、導電性材料からなり、
    前記フレームは、導電性材料からなる請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記第1弾性部は、導電性ガスケットからなる請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記導光板の前記端面と対向すると共に、前記端面に向かって光を照射する光源ユニットと、
    前記底板の端部から前記対向部に向かって立ち上がり、前記光源ユニットが支持される光源支持壁と、を備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 前記第1弾性部と、前記第2弾性部とが一体的に形成された一体形成物からなる請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記外壁部は、前記張出板に対して接触した状態で固定されている請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の表示装置。
  11. 前記第2弾性部は、熱伝導性弾性材料からなり、
    前記シャーシは、熱伝導性材料からなる請求項1に記載の表示装置。
  12. 前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルからなる請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の表示装置。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載された表示装置を備えるテレビ受信装置。
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