JP2013174655A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】転写体に巻き付けられた記録媒体の先端側が、転写体から浮くことを抑制することができる画像形成装置を得る。
【解決手段】転写ドラム30の周速度V2よりも像保持体の周速度V1が速いことから、転写位置Trにおけるシート部材Pの搬送速度が、像保持体22の周速度に倣って上昇する。このため、シート部材Pの先端側が弾性層30Cから浮く場合がある。しかし、シート部材Pの先端側は、規制部材50により、支持面60に押し付けられているため、シート部材Pの先端側の浮きが抑制される(姿勢が安定する)。
【選択図】図1
【解決手段】転写ドラム30の周速度V2よりも像保持体の周速度V1が速いことから、転写位置Trにおけるシート部材Pの搬送速度が、像保持体22の周速度に倣って上昇する。このため、シート部材Pの先端側が弾性層30Cから浮く場合がある。しかし、シート部材Pの先端側は、規制部材50により、支持面60に押し付けられているため、シート部材Pの先端側の浮きが抑制される(姿勢が安定する)。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置においては、トナー画像が表面に形成された像保持体から転写ドラム(転写体)に保持された記録媒体へトナー画像を転写して、これを複数回行なうことで、記録媒体上にカラー画像が形成されるようになっている。そして、この画像形成装置には、最初のトナー画像の転写前に記録媒体の弛みを低減する弛み低減手段が備えられている。
本発明の課題は、転写体に巻き付けられた記録媒体の先端側が、転写体から浮くことを抑制することである。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、回転しながら表面にトナー画像が順次形成される像保持体と、記録媒体が外周面に巻き付けられ、前記像保持体の周速度よりも遅い周速度で回転し、回転しながら前記記録媒体を前記像保持体と対向する転写位置に複数回搬送して前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を順次前記記録媒体に転写する転写体と、前記転写体の外周を構成し、前記転写体の周方向の一部が切り欠かれ、前記転写体に巻き付けられた前記記録媒体を支持し、前記転写位置では、前記記録媒体を支持しながら前記像保持体に押圧されて前記転写体の径方向に弾性的に変形する弾性層と、前記弾性層が切り欠かれた切欠き領域に配置され、前記転写体に巻き付けられる前記記録媒体の先端部を把持し、前記転写体から離間させる前記記録媒体の先端部を解放する先端把持部材と、少なくとも一部が前記先端把持部材よりも前記記録媒体の後端側に設けられ、前記先端把持部材によって先端部が把持された前記記録媒体の先端側を、前記弾性層に沿わせるように規制する規制部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載において、前記先端把持部材は、前記像保持体による前記弾性層の圧縮領域外に配置され、前記規制部材の少なくとも一部は、前記像保持体による前記弾性層の圧縮領域内に配置され、前記転写位置に移動した前記規制部材は、前記像保持体に押圧されて弾性的に変形することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2に記載において、前記規制部材は、前記先端把持部材に支持され、前記先端把持部材の前記記録媒体に対する把持動作に伴って前記記録媒体の先端側を前記弾性層に沿わせるように規制することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載において、前記転写体の回転軸方向から見て、前記転写体の前記弾性層に形成され、前記先端把持部材との間で前記記録媒体の先端部を把持する把持面と、前記把持面に隣接し、前記規制部材との間で前記記録媒体を支持する支持面とは、鈍角を成すことを特徴とする。
本発明の請求項1の画像形成装置によれば、先端把持部材によって先端部が把持された記録媒体の先端側を、弾性層に沿わせるように規制する規制部材が設けられていない場合と比して、転写体に巻き付けられた記録媒体の先端側が、転写体から浮くのを抑制することができる。
本発明の請求項2の画像形成装置によれば、規制部材が、像保持体による弾性層の圧縮領域内に配置されていない場合と比して、転写体に巻き付けられた記録媒体の先端側を広い範囲で弾性層に沿わせるように規制することができる。
本発明の請求項3の画像形成装置によれば、規制部材が先端把持部材に支持されていない場合と比して、規制部材を移動させるだけの駆動源を用いることなく規制部材を稼働させることができる。
本発明の請求項4の画像形成装置によれば、先端把持部材との間で記録媒体の先端部を把持する把持面と、把持面と隣接して配置され、記録媒体を支持する支持面とが同一平面状に配置されている場合と比して、記録媒体を引っ張ることにより、先端把持部材と把持面との間で把持される記録媒体の先端部が、移動してしまうのを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例について図1〜図8に従って説明する。
(全体構成)
図8に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、トナー画像を形成する画像形成部12と、供給される記録媒体としてのシート部材Pが巻き付けられると共に巻き付けられたシート部材Pに画像形成部12で形成されたトナー画像を転写する転写装置14と、転写装置14から解放されたシート部材Pに形成されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置16と、転写装置14へシート部材Pを供給する用紙供給部18と、画像形成装置10の全体を制御する制御部20と、を備えている。
(全体構成)
図8に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、トナー画像を形成する画像形成部12と、供給される記録媒体としてのシート部材Pが巻き付けられると共に巻き付けられたシート部材Pに画像形成部12で形成されたトナー画像を転写する転写装置14と、転写装置14から解放されたシート部材Pに形成されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置16と、転写装置14へシート部材Pを供給する用紙供給部18と、画像形成装置10の全体を制御する制御部20と、を備えている。
〔画像形成部〕
先ず、トナー画像を形成する画像形成部12について説明する。
先ず、トナー画像を形成する画像形成部12について説明する。
画像形成部12は、回転しながら表面にトナー画像が順次形成される像保持体22を備えている。さらに、画像形成部12は、像保持体22の表面を帯電させる帯電装置24と、帯電された像保持体22の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置26と、現像剤を用いて像保持体22の表面に形成された静電潜像をトナー画像として現像するロータリ現像装置28と、像保持体22上に残った異物を清掃する清掃装置46と、を備えている。
[像保持体]
像保持体22は、矢印A方向に回転するように取り付けられ、その表面に負の帯電極性を有する感光層22Aを備えている。そして、帯電装置24、露光装置26、ロータリ現像装置28、清掃装置46は、像保持体22の周囲に、矢印A方向に沿って、この順番に配置されている。また、像保持体22を周速度V1で回転させる駆動源(図示省略)が備えられている。
像保持体22は、矢印A方向に回転するように取り付けられ、その表面に負の帯電極性を有する感光層22Aを備えている。そして、帯電装置24、露光装置26、ロータリ現像装置28、清掃装置46は、像保持体22の周囲に、矢印A方向に沿って、この順番に配置されている。また、像保持体22を周速度V1で回転させる駆動源(図示省略)が備えられている。
[帯電装置]
帯電装置24は、像保持体22に対向して設けられ、回転する像保持体22と従動回転しながら像保持体22の表面を帯電させるようになっている。
帯電装置24は、像保持体22に対向して設けられ、回転する像保持体22と従動回転しながら像保持体22の表面を帯電させるようになっている。
[露光装置]
露光装置26は、帯電装置24によって帯電した像保持体22の表面に光を照射することで静電潜像を形成するものであって、本実施形態においては一例として複数のLED(図示せず)を含んで構成されている。
露光装置26は、帯電装置24によって帯電した像保持体22の表面に光を照射することで静電潜像を形成するものであって、本実施形態においては一例として複数のLED(図示せず)を含んで構成されている。
[ロータリ現像装置]
ロータリ現像装置28は、回転軸28Aと、回転軸28Aの周囲に配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の現像器28Y、28M、28C、28Kとを備えている。さらに、ロータリ現像装置28は、回転軸28Aを中心として矢印C方向に回転するようになっている。
ロータリ現像装置28は、回転軸28Aと、回転軸28Aの周囲に配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の現像器28Y、28M、28C、28Kとを備えている。さらに、ロータリ現像装置28は、回転軸28Aを中心として矢印C方向に回転するようになっている。
そして、ロータリ現像装置28は、像保持体22と対向する位置において、いずれかの現像器28Y、28M、28C、28Kを位置決めすることで、露光装置26によって形成された像保持体22上の静電潜像を、トナー画像として各色毎に順次現像するようになっている。
なお、これらの現像器28Y、28M、28C、28Kの内部には、対応する色の現像剤が収容されている。
[清掃装置]
清掃装置46は、後述する転写装置14によってシート部材Pに転写されずに像保持体22の表面に残ったトナーやトナー以外の付着物を像保持体22の表面から剥離させて回収するようになっている。本実施の形態の清掃装置46は、ブレード方式のクリーナとされている。
清掃装置46は、後述する転写装置14によってシート部材Pに転写されずに像保持体22の表面に残ったトナーやトナー以外の付着物を像保持体22の表面から剥離させて回収するようになっている。本実施の形態の清掃装置46は、ブレード方式のクリーナとされている。
〔転写装置〕
次に、シート部材Pが巻き付けられると共に巻き付けられたシート部材Pに画像形成部12で形成したトナー画像を転写する転写装置14について説明する。
次に、シート部材Pが巻き付けられると共に巻き付けられたシート部材Pに画像形成部12で形成したトナー画像を転写する転写装置14について説明する。
転写装置14は、像保持体22上のトナー画像が転写されるシート部材Pが巻き付けられる転写体の一例としての転写ドラム30と、転写ドラム30に巻き付けられるシート部材Pの先端部を把持する先端把持部材の一例としての先端グリッパ32と、シート部材Pの後端部の位置を規制する後端規制部材の一例としての後端グリッパ34とを備えている。
さらに、転写装置14は、シート部材Pが通過することを検知する用紙検知センサ36と、転写ドラム30を回転させる駆動モータM1(図4参照)と、転写ドラム30にトナーとは逆極性の電圧から成る転写バイアスを印加する電源48と、を備えている。
[転写ドラム]
像保持体22に対向して配置される転写ドラム30は、回転軸30Aを備え、ドラム形状とされた基部30Bと、この基部30Bの外周面に形成された弾性変形可能な弾性層30Cとを備えている。
像保持体22に対向して配置される転写ドラム30は、回転軸30Aを備え、ドラム形状とされた基部30Bと、この基部30Bの外周面に形成された弾性変形可能な弾性層30Cとを備えている。
弾性層30Cは、シート部材Pの搬送方向先端である弾性層先端側から、シート部材Pの搬送方向後端である弾性層後端側まで、ドラム形状の基部30Bの外周に沿って設けられている。そして、最大サイズのシート部材Pが巻き付けられない部分は、弾性層30Cが転写ドラム30の周方向で一部が切り欠かれた切欠き領域30Dとさている。
また、転写ドラム30の切欠き領域30Dが、像保持体22と対向する場合には、転写ドラム30と像保持体22とが接触しないように各部材の大きさ及び位置関係が決められている。さらに、弾性層30Cの外周表面には誘電体シートのような誘電体は設けられておらず、転写ドラム30にシート部材Pを巻き付ける場合には、静電吸着を利用しないようになっている。
ここで、図7に示されるように、転写ドラム30と像保持体22とが対向し、シート部材Pにトナー画像を転写する転写位置Trおいては、転写ドラム30の弾性層30Cは、像保持体22に押圧される。そして、弾性層30Cは、図中の二点鎖線で示す圧縮外周線NLまで、像保持体22によって押し潰されるようになっている。
また、この転写位置Trおいては、転写ドラム30と像保持体22と挟み込まれるシート部材Pの搬送は、像保持体22による静電吸着搬送が支配的になるようになっている。
図4(A)(B)に示されるように、転写ドラム30の回転軸30Aの一端部には、ギア30Eが設けられ、ギア30Eは、転写ドラム30を回転させる駆動モータM1の出力軸に設けられたギア30Fと噛み合っている。この駆動モータM1の駆動力により、転写ドラム30は、像保持体22の周速度V1よりも遅い周速度V2で回転するようになっている。
[用紙検知センサ]
図8に示されるように、用紙検知センサ36は、転写ドラム30の外周面に対向して配置されており、転写ドラム30に巻き付けられて搬送されるシート部材Pに赤外光を照射し、この反射光により、シート部材Pの通過を検知するようになっている。
図8に示されるように、用紙検知センサ36は、転写ドラム30の外周面に対向して配置されており、転写ドラム30に巻き付けられて搬送されるシート部材Pに赤外光を照射し、この反射光により、シート部材Pの通過を検知するようになっている。
この用紙検知センサ36は、後述する後端グリッパ34の待機位置(図8に示す位置)に対してシート部材Pの搬送方向上流側に配置され、シート部材Pが転写ドラム30に給紙される給紙位置Paに対してシート部材Pの搬送方向下流側に配置されている。
[先端グリッパ]
図2(A)(B)に示されるように、転写ドラム30に巻き付けられるシート部材Pの先端部を把持する先端グリッパ32は、転写ドラム30に取り付けられ、切欠き領域30Dに配置されている。なお、図2(A)は、転写ドラム30の外周を展開した展開図である。
図2(A)(B)に示されるように、転写ドラム30に巻き付けられるシート部材Pの先端部を把持する先端グリッパ32は、転写ドラム30に取り付けられ、切欠き領域30Dに配置されている。なお、図2(A)は、転写ドラム30の外周を展開した展開図である。
図1(A)(B)に示されるように、先端グリッパ32は、シート部材Pの先端部を弾性層30Cに押え付ける押圧板32Aと、押圧板32Aを回転移動させてシート部材Pの先端部を把持又は解放する軸部材32Bとを備えている。
押圧板32Aは、転写ドラム30の回転軸方向(以下単に、「ドラム軸方向」と記載する場合がある)に延びて設けられている。一例として押圧板32Aは、ステンレス板を折り曲げて形成され、ドラム軸方向から見て、一箇所の折れ部を備える一つ折り形状とされている。
また、軸部材32Bの軸方向は、ドラム軸方向に沿っている。さらに、円柱状とされる軸部材32Bは、押圧板32Aの一端側に固定されている。これにより、軸部材32Bを回転させることで、先端グリッパ32は、押圧板32Aの他端側でシート部材Pの先端部を把持する把持状態(図1(B)参照)と、シート部材Pの先端部を解放する解放状態(図1(A)参照)との間を移行するようになっている。
そして、図1(A)(B)に示されるように、把持状態と解放状態との間を移行する先端グリッパ32の軌跡は、圧縮外周線NLの内側に配置されており、像保持体22とは当らないようになっている。換言すれば、先端グリッパ32は、像保持体22による弾性層30Cの圧縮領域外に配置され、転写位置Trに移動した先端グリッパ32は、像保持体22と離間するようになっている。
また、押圧板32Aには、先端グリッパ32によって先端部が把持されたシート部材Pの先端側を、弾性層30Cに沿わせるように規制するフィルム状の規制部材50が取り付けられている。
なお、先端グリッパ32との間でシート部材Pの先端部を把持する部分の弾性層30Cの形状、及び規制部材50については詳細を後述する。
[後端グリッパ]
図2(A)(B)に示されるように、後端グリッパ34は、ドラム軸方向において、転写ドラム30を跨ぐように配置されている。そして、回転軸30Aの周囲を転写ドラム30に対して独立に回転するようになっている。
図2(A)(B)に示されるように、後端グリッパ34は、ドラム軸方向において、転写ドラム30を跨ぐように配置されている。そして、回転軸30Aの周囲を転写ドラム30に対して独立に回転するようになっている。
図4(A)(B)に示されるように、後端グリッパ34は、ドラム軸方向に延びる用紙規制部34Aと、用紙規制部34Aの両端部を保持する保持部34Bとを備えており、用紙規制部34Aでシート部材Pの後端部の移動を規制するようになっている。
用紙規制部34Aは、フィルム状の樹脂部材から形成され、弾性変形可能とされている。樹脂部材の材質としては、例えばPET(Polyethylene terephthalate)、ポリイミド、フッ素系樹脂等が上げられる。
また、保持部34Bは、転写ドラム30の径方向(以下単に、「ドラム径方向」と記載する場合がある)に延びて設けられている。さらに、後端グリッパ34は、ドラム軸方向に移動することで、保持部34Bを介して用紙規制部34Aをドラム径方向に沿って移動させる楔状の楔型移動部材34Cを備えている。
また、図3(A)(B)に示されるように、回転軸30Aには、ベアリング34Dを介してギア34Eが取り付けられており、ギア34Eには、ドラム径方向に延びる支持部34Fが取り付けられている。前述した保持部34Bは、支持部34Fに対してドラム径方向に移動可能に取り付けられている。そして、保持部34Bと支持部34Fとの間には、保持部34Bを径方向内側に付勢するバネ部材34Gが設けられている。さらに、バネ部材34Gによって径方向内側に付勢される保持部34Bと当って、保持部34Bの位置を規制するストッパ部34Jが設けられている。
この構成において、制御部20が図示せぬソレノイドを制御して、楔型移動部材34Cをドラム軸方向に沿って移動させて、楔型移動部材34Cを保持部34Bとストッパ部34Jとの間に挿入し、保持部34Bを径方向外側に移動さる。これにより、用紙規制部34Aが、弾性層30Cから離間してシート部材Pの後端部を解放する解放状態へ移行するようになっている(図3(A)、図4(A)参照)。
一方、制御部20が図示せぬソレノイドを制御して、楔型移動部材34Cをドラム軸方向に沿って移動させて、楔型移動部材34Cを保持部34Bとストッパ部34Jとの間から引き抜き、保持部34Bを径方向内側に移動さる。これにより、用紙規制部34Aが、シート部材Pを弾性層30Cに接触させて弾性層30Cに沿わせるように規制する規制状態へ移行するようになっている(図3(B)、図4(B)参照)。
また、図4(A)(B)に示されるように、後端グリッパ34を、回転軸30Aを中心に回転させる駆動モータM2が設けられ、この駆動モータM2の出力軸に設けられたギア34Hが、一方側に配置された前述したギア34Eと噛み合っている。
このように、後端グリッパ34は、転写ドラム30と別体として設けられており、転写ドラム30に対する後端グリッパ34の相対位置を変更することが可能となっている。
なお、前述した先端グリッパ32がシート部材Pの先端部を把持した場合には、シート部材Pの搬送方向へのずれを許容せず、かつ転写ドラム30から離れる方向の移動を制限するようになっている。一方、後端グリッパ34がシート部材Pの後端部を規制した場合、シート部材Pの搬送方向へのずれを許容し、かつ転写ドラム30から離れる方向の移動を規制するようになっている。
〔定着装置〕
次に、シート部材Pに形成されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置16について説明する。
次に、シート部材Pに形成されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置16について説明する。
図8に示されるように、定着装置16は、加熱源(図示せず)を備え回転力が伝達される加熱ロール16Aと、この加熱ロール16Aに圧接される加圧ロール16Bとを備えている。
そして、トナー画像が形成されたシート部材Pが、加熱ロール16Aと加圧ロール16Bとで挟持搬送されることで、トナー画像が溶融・加圧されてシート部材Pに定着されるようになっている。
また、定着装置16に対してシート部材Pの搬送方向下流側には、トナー画像が定着されたシート部材Pを装置本体10Aの上面に設けられた排出部42に排出する排出ロール44が設けられている。
〔用紙供給部〕
次に、転写装置14へシート部材Pを供給する用紙供給部18について説明する。
次に、転写装置14へシート部材Pを供給する用紙供給部18について説明する。
用紙供給部18は、画像形成装置10の装置本体10A内の下方に配置され、シート部材Pが積載される用紙収容部材18Aと、用紙収容部材18Aからシート部材Pを取り出す取出しロール18Bと、密着したシート部材Pを分離する分離ロール18Cと、シート部材Pの先端部の通過を検知する先端検知センサ18Dとを備えている。
また、用紙供給部18には、複数の搬送ロール18Eが備えられ、シート部材Pは、この搬送ロール18Eによって搬送経路40に沿って搬送されるようになっている。
これにより、転写位置Trに対して転写ドラム30の回転方向上流側に設けられた給紙位置Paに向けて、用紙収容部材18Aから搬送経路40に沿ってシート部材Pが供給されるようになっている。
(全体構成の作用)
次に、全体構成の作用について説明する。
(全体構成の作用)
次に、全体構成の作用について説明する。
先ず、図示せぬパーソナルコンピュータ等によって形成された色材画像データは、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の各データとして、画像信号処理装置(図示せず)に入力され、画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、露光装置26に出力されて画像形成動作が開始される。
図8に示されるように、画像形成動作の開始に伴い、像保持体22及び転写ドラム30は同期して回転を開始する。このとき、像保持体22の周速度V1は、転写ドラムの周速度V2よりも速い。例えば、像保持体22の周速度V1が転写ドラムの周速度V2よりも、0.5%〜1%程度速くされている。
なお、このタイミングでは、先端グリッパ32及び後端グリッパ34は、解放状態とされている。
また、先端グリッパ32は転写ドラム30と共に回転するのに対して、後端グリッパ34は、転写ドラム30と共に回転することなく解放状態とされて待機位置で停止している。
そして、回転する像保持体22の感光層22Aが帯電装置24により帯電された後、露光装置26により像保持体22に光が照射され、画像情報に応じた一色目(たとえばイエロー)の静電潜像が像保持体22に形成される。
一方、ロータリ現像装置28が回転し、像保持体22上に形成される静電潜像に対応する色成分トナーを有する現像器(例えばイエローの場合にはイエローの現像器28Y)が、像保持体22との対向位置に配置されるように位置決めされている。
そして、現像器28Yにより像保持体22上の静電潜像が現像され、像保持体22上にトナー画像が形成される。このトナー画像は、像保持体22の回転に伴って転写ドラム30と対向する転写位置Trに向かって搬送される。
一方、画像形成動作の開始に伴って、シート部材Pの供給も行われる。具体的には、取出しロール18Bにより用紙収容部材18Aから取り出したシート部材Pは、分離ロール18Cにより分離される。さらに、分離したシート部材Pは、搬送ロール18Eによって搬送経路40に送り出される。そして、先端検知センサ18Dがシート部材Pの先端部が通過したことを検出し、検出信号を制御部20へ送る。
検出信号を受けた制御部20は、この検出信号に基づき、先端グリッパ32が給紙位置Paに到達するのに合わせて、シート部材Pが給紙位置Paに到達するようにシート部材Pの搬送を制御する(図5(A)参照)。
なお、シート部材Pが供給される際に、用紙サイズセンサ(図示せず)によって検知されたシート部材Pのサイズが制御部20へ送られる。
図5(B)に示されるように、シート部材Pの先端部が給紙位置Paに到達するのに合わせて、解放状態とされた先端グリッパ32が把持状態へ移行する。これにより、シート部材Pの先端部が先端グリッパ32によって把持される。
そして、シート部材Pを把持した先端グリッパ32は、停止した後端グリッパ34と対向する位置を通過する。後端グリッパ34を通過した先端グリッパ32は、シート部材Pを把持したまま転写位置Trへ向う。
これにより、図5(C)に示されるように、先端グリッパ32によって把持されて転写位置Trを通過したシート部材Pは、先端グリッパ32に把持されたまま転写ドラム30に巻き付けられる。
像保持体22上に形成された一色目(例えばイエロー)のトナー画像は、像保持体22と転写ドラム30とが対向する転写位置Trにおいて、転写ドラム30上のシート部材Pに転写される。なお、転写後に像保持体22上に残ったトナーは、清掃装置46(図7参照)によって像保持体22上から回収される。
そして、露光装置26により画像情報に応じた一色目(たとえばイエロー)の静電潜像が形成され、用紙検知センサ36によってシート部材Pの後端部が通過したことが検知される。この用紙検知センサ36からの信号を受けた制御部20が、後端グリッパ34へ指示を出す。
指示を受けた後端グリッパ34は、解放状態から規制状態へ移行して、シート部材Pの後端部を規制する。
規制状態へ移行した後端グリッパ34は、転写ドラム30と同期して回転を開始する。つまり、後端グリッパ34の用紙規制部34Aの速度は、転写ドラム30の周速度V2と等しくなる。
さらに、図5(D)に示されるように、転写ドラム30と同期して回転する後端グリッパ34は、シート部材Pの後端部を規制しながら転写位置Trを通過する。
そして、二色目から、最終色(例えば黒)前の潜像形成(例えばマゼンタ、シアン)、現像及び転写が、前述した工程に従って同様に繰り返される。
図6(A)(B)に示されるように、最終色のトナー画像が転写される場合には、最終色(例えば黒)前の転写の場合と異なり、転写位置Trにおいて、先端グリッパ32が把持状態から解放状態へ移行する。
さらに、図6(C)(D)に示されるように、先端グリッパ32による把持が解除され、複数のトナー画像が形成されたシート部材Pの先端側は、弾性層30Cと像保持体22とのニップにより、転写ドラム30から剥離する。
図8に示されるように、先端側が転写ドラム30から剥離したシート部材Pは、定着装置16に向って搬送される。
さらに、シート部材Pの搬送に従い、シート部材Pの後端部を規制する後端グリッパ34が前述した待機位置に到達する。この待機位置にて、後端グリッパ34は、規制状態から解放状態へ移行してシート部材Pの後端部を解放する。そして、解放状態へ移行した後端グリッパ34は、この待機位置で停止する。
定着装置16に向って搬送されたシート部材Pのトナー画像は、定着装置16によってシート部材Pに定着される。さらに、搬送されるシート部材Pは、転写ドラム30から離間する。そして、シート部材Pは、排出ロール44によって排出部42に排出される。
(要部構成)
次に、先端グリッパ32との間でシート部材Pの先端部を把持する部分の弾性層30Cの形状、及び、シート部材Pの先端側を弾性層30C沿わせるように規制する規制部材50について説明する。
(要部構成)
次に、先端グリッパ32との間でシート部材Pの先端部を把持する部分の弾性層30Cの形状、及び、シート部材Pの先端側を弾性層30C沿わせるように規制する規制部材50について説明する。
〔弾性層の形状〕
図1(A)に示されるように、ドラム軸方向から見て、先端グリッパ32の押圧板32Aとの間でシート部材Pの先端部を把持する把持面56は、弾性層30Cの最外周面である一般面58より径方向内側に一段凹んで形成されている。
図1(A)に示されるように、ドラム軸方向から見て、先端グリッパ32の押圧板32Aとの間でシート部材Pの先端部を把持する把持面56は、弾性層30Cの最外周面である一般面58より径方向内側に一段凹んで形成されている。
一段凹んだ把持面56は、一般面58に沿って形成され、把持面56と一般面58との間には、ドラム軸方向から見て把持面56に対して傾斜した支持面60が形成されている。このように支持面60を傾斜させることで、弾性層30Cが像保持体22によって徐々に押圧されるようになっている。
また、把持面56と把持面56に隣接する支持面60と(把持面56の基端部における接線と支持面60と)は、ドラム軸方向から見て、鈍角を成すように形成されている。つまり、図1(A)に示すα°は、90°より大きく180°より小さくされている。
〔規制部材〕
規制部材50は、一例として厚さ200〔μm〕〜300〔μm〕のフィルム状の樹脂部材から形成されている。なお、樹脂部材の材質としては、例えばPET(Polyethylene terephthalate)、ポリイミド、フッ素系樹脂等が上げられる。
規制部材50は、一例として厚さ200〔μm〕〜300〔μm〕のフィルム状の樹脂部材から形成されている。なお、樹脂部材の材質としては、例えばPET(Polyethylene terephthalate)、ポリイミド、フッ素系樹脂等が上げられる。
このフィルム状の規制部材50は、ドラム軸方向に沿って延びて設けられている。また、規制部材50の基端部は、押圧板32Aにおいて把持面56と接触する面とは反対側の面に接着等で固定されている。
そして、図1(B)に示されるように、先端グリッパ32を把持状態に移行させることで、規制部材50は、支持面60に押圧されて弾性的に変形する。弾性的に変形した規制部材50は、復元力でシート部材Pの先端側を支持面60に押し付けるようになっている。
また、弾性層30Cにシート部材Pを押し付けた状態の規制部材50の先端側は、前述した圧縮外周線NLの外側に配置されている。換言すれば、規制部材50の先端側は、像保持体22による弾性層30Cの圧縮領域内に配置される。
(要部構成の作用)
先端部が先端グリッパ32によって把持されたシート部材Pが転写位置Trを通過すると、転写位置Trにおいて、シート部材Pの先端側が弾性層30Cから浮くことが考えられる。
(要部構成の作用)
先端部が先端グリッパ32によって把持されたシート部材Pが転写位置Trを通過すると、転写位置Trにおいて、シート部材Pの先端側が弾性層30Cから浮くことが考えられる。
これは、転写ドラム30と像保持体22とに挟み込まれたシート部材Pは、像保持体22による静電吸着搬送が支配的になる。ここで、転写ドラム30の周速度V2よりも像保持体22の周速度V1が速いことから、転写位置Trにおけるシート部材Pの搬送速度が、像保持体22の周速度に倣って上昇する。このため、転写位置Trにおいて、シート部材Pの先端側が弾性層30Cから浮くことが考えられる。
しかし、図1(B)に示されるように、シート部材Pの先端側は、規制部材50により、支持面60に押し付けられているため、シート部材Pの先端側の浮きが抑制される(姿勢が安定する)。
また、このようにシート部材Pの先端側の浮きが抑制されることで、各色のトナー画像の書き出し位置が安定し、各色間での色ずれが抑制される。
また、規制部材50は、復元力でシート部材Pの先端側を支持面60に押し付ける構成となっている。このため、シート部材Pの先端側を単に支持面60に接触させる場合と比して、効果的にシート部材Pの先端側の浮きが抑制される。
また、規制部材50は、復元力でシート部材Pの先端側を支持面60に押し付ける構成となっている。このため、シート部材Pの先端側を単に支持面60に接触させる場合と比して、規制部材50の厚さを薄くしても同様の押付力が得られる。
また、規制部材50は、樹脂フィルムから形成されているため、転写位置Trで像保持体22に押圧されても撓むようになっている。このため、像保持体22が規制部材50と当って損傷するのが抑制される。
また、規制部材50が像保持体22と当って撓むため、先端グリッパ32とは異なり規制部材50を弾性層30Cの圧縮領域内に配置することができる。このため、規制部材50により広い範囲でシート部材Pの先端側が弾性層30Cに沿うように規制される。
また、規制部材50は、先端グリッパ32に取り付けられている。このため、規制部材50を単独で稼働させるためだけの駆動源を用いることなく、先端グリッパ32の把持動作に伴ってシート部材Pの先端側が規制部材50によって支持面60に押し付けられる。
また、把持面56と支持面60とは、ドラム軸方向から見て、鈍角を成すように形成されている。このため、シート部材Pがシート部材Pの後端側に引っ張られた場合でも、把持面と支持面とが同一平面状に形成されている場合と比して、把持面56と先端グリッパ32との間に把持されるシート部材Pの先端部が移動するのが抑制される。
具体的には、把持面と支持面とが同一平面状に配置されている場合には、支持面の面沿い方向にシート部材Pを引っ張り、把持面と先端グリッパとの間からシート部材Pを抜き取ろうとすると、面沿い方向に引っ張った荷重がそのままシート部材Pの先端部に負荷される。
一方、把持面56と支持面60とが鈍角を成す場合には、支持面60の面沿い方向にシート部材Pを引っ張り、把持面56と先端グリッパ32との間からシート部材Pを抜き取ろうとすると、支持面60の面沿い方向に引っ張った荷重の分力がシート部材Pの先端部に負荷される。
このように、把持面と支持面とが同一平面状に配置されている場合に比してシート部材Pの先端部に負荷される荷重が小さくなる。このため、把持面56と支持面60とが、ドラム軸方向から見て、鈍角を成すように形成されている場合には、把持面56と先端グリッパ32との間に把持されるシート部材Pの先端部が移動するのが抑制される。
また、前述したように、像保持体22の周速度V1は、転写ドラム30の周速度V2よりも速く、転写位置Trにおいてシート部材Pの搬送速度が、像保持体22の周速度V1と倣う。このため、像保持体22からシート部材Pへトナー画像を転写する転写速度が一定となる。
また、先端グリッパ32は、転写位置Trに移動しても、像保持体22と離間しているため、先端グリッパ32により、像保持体22が損傷することはない。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、把持面56と支持面60との成す角を鈍角としたが、把持面と支持面とを同一平面状に設けてもよい。そして、この場合には、図9に示されるように、フィルム状の規制部材を支持面側に倒してもよい。
また、上記実施形態では、規制部材50を撓ませ、この復元力を利用してシート部材Pの先端側を支持面60に押し付けたが、特に規制部材を撓ませることなくシート部材Pの先端側を支持面60に沿わせるように規制してもよい。
10 画像形成装置
22 像保持体
30 転写ドラム(転写体の一例)
30C 弾性層
30D 切欠き領域
32 先端グリッパ(先端把持部材の一例)
50 規制部材
56 把持面
60 支持面
Tr 転写位置
22 像保持体
30 転写ドラム(転写体の一例)
30C 弾性層
30D 切欠き領域
32 先端グリッパ(先端把持部材の一例)
50 規制部材
56 把持面
60 支持面
Tr 転写位置
Claims (4)
- 回転しながら表面にトナー画像が順次形成される像保持体と、
記録媒体が外周面に巻き付けられ、前記像保持体の周速度よりも遅い周速度で回転し、回転しながら前記記録媒体を前記像保持体と対向する転写位置に複数回搬送して前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を順次前記記録媒体に転写する転写体と、
前記転写体の外周を構成し、前記転写体の周方向の一部が切り欠かれ、前記転写体に巻き付けられた前記記録媒体を支持し、前記転写位置では、前記記録媒体を支持しながら前記像保持体に押圧されて前記転写体の径方向に弾性的に変形する弾性層と、
前記弾性層が切り欠かれた切欠き領域に配置され、前記転写体に巻き付けられる前記記録媒体の先端部を把持し、前記転写体から離間させる前記記録媒体の先端部を解放する先端把持部材と、
少なくとも一部が前記先端把持部材よりも前記記録媒体の後端側に設けられ、前記先端把持部材によって先端部が把持された前記記録媒体の先端側を、前記弾性層に沿わせるように規制する規制部材と、
を備える画像形成装置。 - 前記先端把持部材は、前記像保持体による前記弾性層の圧縮領域外に配置され、
前記規制部材の少なくとも一部は、前記像保持体による前記弾性層の圧縮領域内に配置され、前記転写位置に移動した前記規制部材は、前記像保持体に押圧されて弾性的に変形する請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記規制部材は、前記先端把持部材に支持され、前記先端把持部材の前記記録媒体に対する把持動作に伴って前記記録媒体の先端側を前記弾性層に沿わせるように規制する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記転写体の回転軸方向から見て、前記転写体の前記弾性層に形成され、前記先端把持部材との間で前記記録媒体の先端部を把持する把持面と、前記把持面に隣接し、前記規制部材との間で前記記録媒体を支持する支持面とは、鈍角を成す請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
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