JP2013174167A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の制御装置に関し、低温時における圧縮圧開放ブレーキの作動精度を効果的に向上させる。
【解決手段】圧縮行程時において、排気弁19を開閉動作させる圧縮圧開放ブレーキが可能な内燃機関10の制御装置において、作動油の油圧により排気弁19を開閉動作させて圧縮圧開放ブレーキを作動させる排気弁開閉手段30と、作動油の油温を検出する油温検出手段26と、排気弁開閉手段30による圧縮圧開放ブレーキの作動を制御する制御手段82とを備え、制御手段82は、油温検出手段26の検出値が所定の下限閾値未満の時は、排気弁開閉手段30による圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に、圧縮行程時に排気弁を開閉動作させる圧縮圧開放ブレーキが可能な内燃機関の制御装置に関する。
エンジンブレーキ力を高める手法として、エンジンの圧縮行程時に排気バルブを開弁させて圧縮圧力を開放し、膨張行程時にピストンを押し下げる力の発生を抑制することで、圧縮行程で得た制動力を有効に作用させるようにした圧縮圧開放ブレーキが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一般的に、圧縮圧開放ブレーキを作動させる排気バルブの開閉動作には、作動油としてエンジンオイルが用いられている。そのため、エンジンオイルの粘性が低下して油圧が高くなる低油温時は、圧縮圧開放ブレーキ作動時に圧縮圧開放ブレーキ用バルブスプリングが油圧に負けて誤作動を起こし、圧縮行程時に上昇するピストンと開閉動作する排気バルブとが衝突する不具合を引き起こす虞がある。このような不具合を回避すべく、従来技術ではエンジンの冷却水温をモニタし、冷却水温が低い時は圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させている。
特開2007−85187号公報
ところで、エンジンの冷却水温とエンジンオイルの油温との間には比熱に差があり、エンジンが暖機された状態で停止された場合は冷却水温の方が油温よりも早期に低下する。そのため、このような状態でエンジンを再始動すると、冷却水温をモニタする従来装置では、エンジンオイルが圧縮圧開放ブレーキを作動させるのに十分な油温を確保しているにもかかわらず、冷却水温が低いため圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させてしまう問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、その目的は、低温時における圧縮圧開放ブレーキの作動精度を効果的に向上させることにある。
上記目的を達成するため、本発明の内燃機関の制御装置は、圧縮行程時において、排気弁を開閉動作させる圧縮圧開放ブレーキが可能な内燃機関の制御装置において、作動油の油圧により前記排気弁を開閉動作させて圧縮圧開放ブレーキを作動させる排気弁開閉手段と、前記作動油の油温を検出する油温検出手段と、前記排気弁開閉手段による圧縮圧開放ブレーキの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記油温検出手段により検出される前記作動油の油温が所定の下限閾値未満の時は、前記排気弁開閉手段による圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させることを特徴とする。
また、前記制御手段はさらに、前記油温検出手段により検出される前記作動油の油温が所定の上限閾値を超えた時は、前記排気弁開閉手段による圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させてもよい。
また、前記油温検出手段は、前記排気弁開閉手段の油路に設けられてもよい。
本発明の内燃機関の制御装置によれば、低温時における圧縮圧開放ブレーキの作動精度を効果的に向上することができる。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置を示す模式的な部分断面図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置による制御内容を示すフローチャートである。
以下、図1,2に基づいて、本発明の一実施形態に係る内燃機関の制御装置を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
本実施形態の内燃機関の制御装置は、複数気筒(例えば、6気筒)のディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)10に適用されるものである。なお、図示の関係上、図1にはエンジン10の複数気筒のうち1気筒のみを示し、他の気筒については図示を省略している。
シリンダブロック11に形成されたシリンダ13内には、ピストン14が上下方向に摺動可能に収容されている。また、シリンダブロック11の上部にはシリンダヘッド12が設けられ、このシリンダヘッド12には排気ポート15が形成されている。さらに、シリンダヘッド12のバルブ挿通孔には、バルブスプリング16,17により閉弁方向(図1中の上方)に付勢された一対の排気バルブ18,19が摺動可能に挿通されている。
一対の排気バルブ18,19の上端部にはバルブブリッジ20が架設されており、このバルブブリッジ20の上部には、ロッカシャフト21が設けられている。また、ロッカシャフト21には一端部をバルブブリッジ20の上部に当接させたロッカアーム22が揺動可能に支持されている。
シリンダヘッド12の上部にはカムシャフト23が設けられており、このカムシャフト23にはロッカアーム22の他端部と接触する排気用カム24が設けられている。すなわち、排気行程時においては、カムシャフト23と回転する排気用カム24がロッカアーム22の他端部を押し上げて揺動させると共に、ロッカアーム22の一端部がバルブブリッジ20を押し下げることで、一対の排気バルブ18,19はバルブスプリング16,17の付勢力に抗して開弁される。
圧縮圧開放ブレーキ機構30は、圧縮行程時に排気バルブ19を開弁させる圧縮圧開放ブレーキを作動させるもので、エンジン10の各気筒毎にそれぞれ対応して設けられている。以下、圧縮圧開放ブレーキ機構30の詳細について説明する。
ブレーキ用カム31は、カムシャフト23に設けられており、ロッカシャフト21に揺動可能に支持されたブレーキ用ロッカアーム32の一端部とローラ33を介して接触する。また、ブレーキ用ロッカアーム32の他端部にはマスターシリンダ34が当接している。このマスターシリンダ34は、圧縮行程時にブレーキ用カム31がブレーキ用ロッカアーム32を揺動させることで、押圧されるように構成されている。なお、圧縮圧開放ブレーキ機構30を説明する関係上、図1にはロッカシャフト21とカムシャフト23とがそれぞれ2本示されているが、これらは何れも1本のシャフトである。
ハウジング35は、その一端部にマスターシリンダ34を摺動可能に収容する中空部36が形成されると共に、その他端部に油圧作動部50が一体形成されている。また、ハウジング35内には、中空部36と油圧作動部50の中空部51とを接続する油路37が形成されている。さらに、この油路37は、後述するコントロールバルブ40の中空部41と油路38を介して接続されている。
コントロールバルブ40には油路61を介してソレノイドバルブ60が接続されており、さらにこのソレノイドバルブ60には油路61を介してエンジンオイル(以下、作動油という)を圧送供給するオイルポンプ(不図示)が接続されている。
コントロールバルブ40の中空部41内には、弁体43が摺動可能に収容されると共に、この弁体43を下方に向けて付勢するリターンスプリング44が収容されている。また、中空部41の上部にはドレン孔45が形成されると共に、中空部41の下部には油路61と連通する流入口46が形成されている。
ソレノイドバルブ60は、ECU80と電気的に接続された電磁ソレノイド62と、この電磁ソレノイド62に電流が印可されると上方に移動する弁体63と、弁体63を下方に付勢する図示しないリターンスプリングとを備えている。すなわち、電磁ソレノイド62に電流が印可されて弁体63が上方に移動すると、コントロールバルブ40の弁体43はオイルポンプから圧送供給される作動油の油圧により上方に押し上げられて流入口46を開放する。これにより、3つの油路37,38,61が中空部41を介して連通状態となり、ハウジング35の中空部36及び油圧作動部50の中空部51に作動油が供給されるように構成されている。
一方、電磁ソレノイド62への電流の印可がオフにされると、コントロールバルブ40の弁体43が下方に移動して流入口46を閉塞する。これにより、ハウジング35の中空部36は、油路37,38及び中空部41を介してドレン孔45と連通状態となり、ブレーキ用カム31がブレーキ用ロッカアーム32を揺動させてマスターシリンダ34を押圧した際に発生する油圧は、ドレン孔45から抜け出るように構成されている。
油圧作動部50は、その上端側を中空部51内に上下方向に摺動可能に収容されたスレーブピストン52と、スレーブピストン52を上方に付勢するスレーブスプリング53とを有する。また、スレーブピストン52の下端部にはバルブブリッジ20に摺動可能に挿通されたピン部材54が当接しており、このピン部材54の下端部には排気バルブ19の上端部が当接している。すなわち、圧縮圧開放ブレーキを作動させる際は、中空部51内に供給される作動油の油圧によりスレーブピストン52が押し下げられると共に、ピン部材54が排気バルブ19を下方(開弁方向)に押し下げるように構成されている。
油温センサ26は、圧縮圧開放ブレーキ機構30に作動油として供給されるエンジンオイルの油温を検出するもので、ソレノイドバルブ60とオイルポンプ(不図示)との間の油路61に設けられている。この油温センサ26の検出値(以下、油温Tという)は、電気的に接続されたECU80に出力される。
ECU80は、エンジン10の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。この各種制御を行うために、ECU80には、何れも図示しない車速センサや、アクセル開度センサ、油温センサ26等の各種センサの出力信号が入力される。
また、ECU80は、作動油温判定部81と、圧縮圧開放ブレーキ制御部82とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアであるECU80に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
作動油温判定部81は、圧縮圧開放ブレーキ機構30に供給される作動油の油温が、圧縮圧開放ブレーキ機構30を作動させるのに適している温度であるか否かを判定する。より詳しくは、ECU80には、実験等で算出した作動油温の下限閾値TMINと上限閾値TMAXとが予め記憶されている。ここで、下限閾値TMINは、作動油の粘性が低下して圧縮圧開放ブレーキ機構30による排気バルブ19の開閉動作が誤作動することを回避できる下限油温(例えば、30℃)に設定されている。また、上限閾値TMAXは、圧縮圧開放ブレーキを作動させて圧縮された空気を放出しても、エンジン10のオーバヒートが回避される上限油温(例えば、130℃)に設定されている。
作動油温判定部81は、油温センサ26の検出値(油温T)が下限閾値TMINから上限閾値TMAXの範囲にある場合(TMIN≦T≦TMAX)は、作動油温を「作動適切温度」と判定する。一方、油温センサ26の検出値(油温T)が下限閾値TMINから上限閾値TMAXの範囲にない場合(T<TMIN,T>TMAX)は、作動油温を「作動不適切温度」と判定する。
圧縮圧開放ブレーキ制御部82は、圧縮圧開放ブレーキ機構30を制御して圧縮圧開放ブレーキを作動させる。より詳しくは、この圧縮圧開放ブレーキ制御部82は、作動油温判定部81が「作動適切温度」と判定した場合において、車両の減速時など圧縮圧開放ブレーキを作動させる際は、圧縮行程時にソレノイドバルブ60の電磁ソレノイド62に電流を印可する制御信号を出力する。すなわち、作動油温が作動適切温度にある状態で圧縮圧開放ブレーキを作動させる際は、電磁ソレノイド62に電流が印可されてソレノイドバルブ60は開弁される。これにより、圧縮圧開放ブレーキ機構30の3つの油路37,38,61は連通状態となり、ブレーキ用カム31がブレーキ用ロッカアーム32を押し上げてマスターシリンダ34を押圧すると共に、中空部51内の油圧によりスレーブピストン52が押し下げられることで、排気バルブ19は排気行程以外の圧縮行程においても開閉動作される。
一方、圧縮圧開放ブレーキ制御部82は、作動油温判定部81が「作動不適切温度」と判定した場合は、圧縮圧開放ブレーキ機構30による圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させる。すなわち、作動油温が作動不適切温度にある時は、電磁ソレノイド62への電流の印可がオフにされてソレノイドバルブ60は閉弁される。これにより、ハウジング35の中空部36は、油路37,38及び中空部41を介してドレン孔45と連通状態となり、ブレーキ用カム31がブレーキ用ロッカアーム32を揺動させてマスターシリンダ34を押圧した際に発生する油圧は、ドレン孔45から抜け出るように構成されている。
次に、本実施形態に係る内燃機関の制御装置による制御フローを図2に基づいて説明する。なお、本制御はエンジン10の始動(イグニッションスイッチのキースイッチON)と同時にスタートする。
ステップ(以下、ステップを単にSと記載する)100では、作動油温判定部81により、油温センサ26の検出値が「作動適切温度」の範囲内にあるか否かが確認される。油温センサ26で検出される油温Tが下限閾値TMINから上限閾値TMAXの範囲にある場合(TMIN≦T≦TMAX)は、作動適切温度と判定されてS110へと進む。一方、油温センサ26で検出される油温Tが下限閾値TMINから上限閾値TMAXの範囲にない場合(T<TMIN,T>TMAX)は、作動不適切温度と判定されてS120へと進む。
S110では、圧縮圧開放ブレーキ制御部82により圧縮圧開放ブレーキの作動が通常制御される。すなわち、車両の減速時等、圧縮圧開放ブレーキを作動させる運転状態の時は、圧縮圧開放ブレーキ制御部82からソレノイドバルブ60の電磁ソレノイド62に電流を印可する制御信号が出力される。
一方、S120に進んだ場合は、圧縮圧開放ブレーキ制御部82により圧縮圧開放ブレーキの作動が停止される。すなわち、作動油温が作動適切温度の範囲内にない時は、電磁ソレノイド62への電流の印可がオフにされる。これにより、車両の減速時等、圧縮圧開放ブレーキを作動させる運転状態になっても、作動油温が作動適切温度の範囲に入るまでは、圧縮圧開放ブレーキの作動は停止される。その後、S100〜120の各制御フローは、エンジン10が停止(イグニッションスイッチのキースイッチOFF)されるまで繰り返し行われる。
次に、本実施形態に係る内燃機関の制御装置による作用効果について説明する。
作動油温が低い状態(例えば30℃未満)で圧縮圧開放ブレーキを作動させると、作動油の圧力が高いため排気バルブ19の開閉動作がスレーブスプリング53の付勢力に打ち勝って誤作動し、上昇するピストン14と排気バルブ19とが衝突する不具合を引き起こす可能性がある。
本実施形態の内燃機関の制御装置によれば、エンジン10の始動から圧縮圧開放ブレーキ機構30の作動油温が下限閾値TMINに達するまで、圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させるので、このような誤作動によるピストン14と排気バルブ19との衝突を確実に防止することができる。
また、冷却水温と作動油温との間には比熱に差があり、特にエンジン10が暖機された状態で停止された場合は、冷却水温の方が作動油温よりも早期に低下する。そのため、このような状態でエンジン10を再始動すると、冷却水温をモニタする従来装置では、作動油温が圧縮圧開放ブレーキを作動させるのに十分な油温を確保しているにもかかわらず、圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させていた。
本実施形態の内燃機関の制御装置によれば、圧縮圧開放ブレーキの作動を作動油温に基づいて制御するので、作動油温が圧縮圧開放ブレーキを作動させるのに十分な油温を確保している場合は、冷却水温にかかわらず圧縮圧開放ブレーキを確実に作動させることが可能となり、圧縮圧開放ブレーキの作動精度を効果的に向上することができる。
また、エンジン10の高負荷運転時等、作動油温が高くなる状態(例えば130℃を超えた状態)で圧縮圧開放ブレーキを作動させると、圧縮された高温状態の空気の放出によりエンジン10がオーバヒートする可能性がある。
本実施形態の内燃機関の制御装置によれば、圧縮圧開放ブレーキ機構30の作動油温が上限閾値TMAXを超えると、圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させるので、このようなエンジン10のオーバヒートを確実に防止することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。例えば、本発明が適用されるエンジンは、ディーゼルエンジンに限られず、ガソリンエンジン等にも広く適用することが可能である。
また、油温センサ26は、必ずしも圧縮圧開放ブレーキ機構30の油路61に設けられる必要はなく、例えばシリンダブロック11に形成されたオイルギャラリ11aや図示しないオイルタンク等に設けられてもよい。
10 エンジン(内燃機関)
19 排気バルブ
26 油温センサ(油温検出手段)
30 圧縮圧開放ブレーキ機構(排気弁開閉手段)
80 ECU
81 作動油温判定部(作動判定手段)
82 圧縮圧開放ブレーキ制御部(制御手段)

Claims (3)

  1. 圧縮行程時において、排気弁を開閉動作させる圧縮圧開放ブレーキが可能な内燃機関の制御装置において、
    作動油の油圧により前記排気弁を開閉動作させて圧縮圧開放ブレーキを作動させる排気弁開閉手段と、
    前記作動油の油温を検出する油温検出手段と、
    前記排気弁開閉手段による圧縮圧開放ブレーキの作動を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記油温検出手段により検出される前記作動油の油温が所定の下限閾値未満の時は、前記排気弁開閉手段による圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記制御手段はさらに、前記油温検出手段により検出される前記作動油の油温が所定の上限閾値を超えた時は、前記排気弁開閉手段による圧縮圧開放ブレーキの作動を停止させる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記油温検出手段は、前記排気弁開閉手段の油路に設けられている請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
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