JP2013172135A - トランス - Google Patents

トランス Download PDF

Info

Publication number
JP2013172135A
JP2013172135A JP2012037205A JP2012037205A JP2013172135A JP 2013172135 A JP2013172135 A JP 2013172135A JP 2012037205 A JP2012037205 A JP 2012037205A JP 2012037205 A JP2012037205 A JP 2012037205A JP 2013172135 A JP2013172135 A JP 2013172135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
primary coil
secondary coil
coil
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012037205A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kaneko
幸司 金子
Tomotsugu Ota
智嗣 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP2012037205A priority Critical patent/JP2013172135A/ja
Priority to CN201280070489.9A priority patent/CN104115243A/zh
Priority to PCT/JP2012/008242 priority patent/WO2013124941A1/ja
Priority to US14/378,756 priority patent/US20150302981A1/en
Publication of JP2013172135A publication Critical patent/JP2013172135A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/346Preventing or reducing leakage fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/08High-leakage transformers or inductances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • H01F3/14Constrictions; Gaps, e.g. air-gaps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

【課題】漏れインダクタンスを任意に調整することができるとともに、加工が容易で、かつ一層の小型化も実現することができるトランスを提供する。
【解決手段】1次コイル10および2次コイル12と、これら1次コイルおよび2次コイルとの間にわたって配置されることにより環状の閉磁路を形成するコア14とを備えたトランスにおいて、1次コイル10と2次コイル12との間に、断面積がコアの断面積よりも小さい磁性体15を、その両端部と上記コアとの間に隙間を介して上記環状の閉磁路をショートカットするように配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源回路に組み込まれるトランスに係り、より詳しくは漏れインダクタンスを増大させ、かつ小型化を実現したトランスに関するものである。
電源回路に組み込まれるトランスとして、1次コイルから2次コイルに伝わる磁気の漏れを積極的に生じさせることにより、漏れインダクタンスを増大させたトランスが知られている。
図11は、従来のこの種のトランスを示すもので、ボビン1の一端部側に1次コイル2が巻回され、他端部に2次コイル3が巻回されるとともに、互いの中足4aがボビン内に挿入され、外足4bが1次コイル2または2次コイル3の外周に沿わせて対向配置された一対のE型コア4によって閉磁路が形成されたものである。
上記構成からなるトランスにおいて、上記漏れインダクタンスを増大させるには、同図に示すように、1次コイル2と2次コイル3との間隔を大きくすることにより、両コイルの結合状態を低下させる必要がある。このため、トランス自体の大型化を招いてしまうという問題点を生じる。
これに対して、図12は、下記特許文献1に見られる従来の他のトランスを示すもので、このトランスは、1次コイル2と2次コイル3とが、互いの軸線を平行にして配置され、一対のE型コア4の一方の外足4bが1次コイル2のボビン内に挿入され、他方の外足4bが2次コイル3のボビン内に挿入された状態で、1次コイル2および2次コイル3の外周部間に中足4aを対向配置させるとともに、これら中足4a間にギャップを形成して漏れ磁路の調整を行うことにより、任意の漏れインダクタンスに設定可能にしたものである。
上記構成からなるトランスによれば、E型コア4の中足4a間に形成したギャップによって、漏れ磁路の調整を行うようにしているために、図11に示したものよりも、小型化を図ることができるという利点があるものの、依然として、中足4aの厚さ寸法分、製品が大型化するという問題点があった。
そこで、上記中足4aのみを薄くすることによって対応することにより、上記問題点を解決する方法も考えられるが、第1に中足4aのみを薄く加工することが難しいことに加えて、組み立て中に中足4aが破断したり、あるいは電源回路に組み込んで使用に供された後に、例えば振動等によって中足4aが予期せぬ箇所で割れを生じたりするおそれもあった。
特開平05−67536号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、漏れインダクタンスを任意に調整することができるとともに、加工が容易で、かつ一層の小型化も実現することができるトランスを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、1次コイルおよび2次コイルと、これら1次コイルおよび2次コイルとの間にわたって配置されることにより環状の閉磁路を形成するコアとを備えたトランスにおいて、上記1次コイルと2次コイルとの間に、断面積が上記コアの断面積よりも小さい磁性体を、その両端部と上記コアとの間に隙間を介して上記環状の閉磁路をショートカットするように配置したことを特徴とするものである。
ここで、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記1次コイルおよび2次コイルが、互いの軸線を一致させて配置されているとともに、上記磁性体が、上記1次コイルおよび2次コイルの端面間に配置されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、上記コアが、上記1次コイルおよび2次コイル内に挿入された中足と、これら1次コイルおよび2次コイルの外周を間に挟んで対向する一対の外足とを備えた日字状に形成されるとともに、上記磁性体が、上記中足と外足との間に配置されていることを特徴とするものである。
他方、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記1次コイルと2次コイルとが、互いの軸線を平行にして配置されるとともに、上記磁性体が、上記軸線間であって上記1次コイルおよび2次コイルの外周部間に配置されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、上記コアが、上記1次コイル内に挿入された第1のコアと、上記2次コイル内に挿入された第2のコアと、上記1次コイルおよび2次コイルの端面側に配設されて上記第1および第2のコアの端部同士を連結する第3のコアとを備えたロ字状に形成されるとともに、上記磁性体は、上記第3のコア間に配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、上記第1および第2のコアは、軸線と直交する断面視において長辺部と短辺部を有する非円柱状に形成され、各々の長手方向を平行にして配置されているとともに、上記第3のコアは、上記第1および第2のコアの上記長手方向の長さ寸法よりも、当該方向の長さ寸法が大きく形成されていることを特徴とするものである。
請求項1〜6のいずれかに記載の発明によれば、1次コイルと2次コイルとの間に配置した磁性体によって、上記コアによる1次コイルと2次コイルとを貫通する環状の主たる閉磁路に対して、さらに当該閉磁路をショートカットして1次コイルおよび2次コイルを貫通しない磁路を形成することができ、これにより漏れインダクタンスを増加させることができる。
そして、上記磁性体は、コアとは別体であるために、その幅寸法、厚さ寸法、形状およびコアと間の隙間量等を自由に選択することができ、よって容易に任意の漏れインダクタンス量に調整することが可能になるとともに、コアと一体成形した場合のように割れを生じるおそれも無い。加えて、予め主たる閉磁路を形成するコアよりも断面積を小さくしているために、その厚さをコアよりも薄く形成することにより、トランス全体の小型薄肉化を図ることが可能になる。
特に、請求項4〜6に記載の発明においては、1次コイルと2次コイルとを、互いの軸線を平行にして配置しているために、トランスの薄型化に有利になるとともに、請求項5に記載の発明においては、主たる閉磁路を形成するコアをロ字状に形成し、その対向する第3のコア間に磁性体を配置しているために、当該磁性体を一層薄板状にすることができる。
また、上記コアをロ字状に形成した場合には、第1のコアと第2のコアと第3のコアにおける磁束が鎖交する方向と直交する方向の断面積を互いに同じに設計する必要がある。この際に、請求項6に記載の発明においては、上記第1および第2のコアを、上記断面視において長辺部と短辺部を有する非円柱状に形成し、各々の長手方向を平行にして配置するとともに、上記第1および第2のコアの上記長手方向の長さ寸法よりも、上記第3のコアの長さ寸法を大きくしているために、相対的に第3のコアの厚さ寸法を減じることができ、これにより一層の薄肉化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態を模式化して示す縦断面図である。 第1の実施形態の磁性体を配置した部分の横断面図である。 第1の実施形態の全体を示す斜視図である。 図2の磁性体の変形例を示す横断面図である。 図2の磁性体の他の変形例を示す横断面図である。 第1の実施形態の変形例を示すもので、(a)は磁性体を配置した部分の横断面図、(b)は要部の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態を模式化して示す縦断面図である。 第2の実施形態を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は正面図である。 図8のコア形状を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図である。 第2の実施形態を1/2部分を縦断面視した斜視図である。 従来のトランスを示す縦断面図である。 従来の他のトランスを示す縦断面図である。
(第1の実施形態)
図1〜図3は、本発明に係るトランスの第1の実施形態を示すものであり、図4〜図6は、各々その変形例を示すものである。
図1〜図3において、符号10は、ボビン11に巻回された1次コイルであり、符号12は、ボビン13に巻回された2次コイルである。そして、これら1次コイル10および2次コイル12は、互いのリング状のボビン11、13の端面同士が積層されることにより、軸線を一致させて配置されている。なお、符号10a、12aは、各々1次コイル10および2次コイル12の引出線である。
そして、これら1次コイル10および2次コイル12にわたって、図1中に実線矢印で示す環状の主たる閉磁路を形成するコアが配置されている。
コアは、対向配置された一対のE型のフェライトコア(以下、E型コアと略す。)14によって日字状に形成されたものである。すなわち、各々のE型コア14は、円柱状の中足14aが1次コイル10または2次コイル12内に挿入され、各2本の平板状の外足14bが、各々1次コイル10または2次コイル12を間に挟んで対向配置されるとともに、互いの中足14aの先端同士および外足14bの先端同士を当接させて配置され、接着テープ14cが巻回されて一体化されている。
そして、1次コイル10および2次コイル12のボビン11、13の対向面間に、フェライトからなる磁性板(磁性体)15が介装されている。この磁性板15は、板厚が薄いリング状に形成されたもので、コアの中足14aを、隙間を介して囲繞するとともに、外足14bと外周縁との間にも隙間を形成して、ボビン11、13の対向面に形成されたリング状の凹部内に収納されている。
これにより、磁性板15は、図1に点線矢印で示すように、1次コイル10および2次コイル12を貫通するコアによって形成される環状の主たる閉磁路をショートカットするように配置されている。また、磁性板15は、その磁束が鎖交する方向と直交する断面積(鎖交面積)が、E型コア14の中足14aあるいは外足14bにおける磁束が鎖交する方向と直交する断面積(鎖交面積)よりも小さくなるように形成されている。
以上の構成からなる第1の実施形態のトランスによれば、1次コイル10と2次コイルとの間に配置した磁性板15によって、コアに形成される1次コイル10と2次コイル12とを貫通する環状の主たる閉磁路に対して、さらに当該閉磁路をショートカットして1次コイル10および2次コイル12を貫通しない磁路を形成することができ、これにより漏れインダクタンスを増加させることができる。
また、磁性板15は、E型コア14とは別体であるために、その幅寸法、厚さ寸法、形状およびコアと間の隙間量等を自由に選択することができ、よって容易に任意の漏れインダクタンス量に調整することが可能になる。例えば、図4および図5に示すように、1次コイル10および2次コイル12の引出線10a、12aの引き出し部等における構造上の制約がある場合には、円弧板状に分割した2枚の磁性板16を配置したり、これをさらに分割した8枚の磁性板17を配置したりすることにより対応することができる。
また、これら磁性板15、16、17は、いずれもE型コア14と別体であるために、当該E型コア14に一体成形した場合のように、製造する際や製品化した後に、割れを生じるといったおそれも無い。加えて、E型コア14も上記断面積を小さくしているために、その厚さ寸法をE型コア14よりも薄く形成することにより、トランス全体の小型薄肉化を図ることができる。
なお、上記第1の実施形態およびその磁性板15の変形例においては、いずれも1次コイル10を巻回するボビン11と2次コイル12を巻回するボビン13とを別体として形成し、これらの対向面に形成した凹部に、上記磁性板15、16、17を設置した場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な変形例を適用することが可能である。
例えば、図6は、上記第1の実施形態の変形例を示すもので、このトランスにおいては、一体型のボビン18に1次コイル10および2次コイル12が巻回されている。すなわち、このボビン18は、全体として略円環状に形成されるとともに、軸線方向の一端部側の巻線部18aに1次コイル10が巻回され、この巻線部18aと軸線方向に間隔をおいて形成された他端部側の巻線部18bに2次コイル12が巻回されている。
これにより、両巻線部18a、18b間には、間隙部19が形成されている。そして、ボビン18の外周2箇所には、それぞれ上記間隙部19に連通する開口部20が形成され、この開口部20から、コ字状に形成された磁性板21の一対の足21aがE型コア14の中足14aと外足14bとの間に隙間を介して挿入されている。
このような構成を採用することにより、上記第1の実施形態と同様に作用効果が得られることに加えて、さらに組み立てが容易になるという効果も得られる。
(第2の実施形態)
図7〜図10は、本発明に係るトランスの第2の実施形態を示すものである。
このトランスにおいては、1次コイル10が巻回されたボビン22と、2次コイル12が巻回されたボビン23とが、軸線を平行にするとともに互いの外周間に隙間を形成した状態で配置されている。ここで、ボビン22、23の巻線部は、各々軸線と直交する断面において細長い筒状に形成されるとともに両端部が円弧状に形成されている。これにより、ボビン22、23の中心部には、両端部が円弧状をなす長穴22a、23aが形成されている。
そして、これら1次コイル10および2次コイル12にわたって、図7中に実線矢印で示すロ字状の主たる閉磁路を形成するためのコアが配置されている。
このコアは、対向配置された一対のU型のフェライトコア(以下、U型コアと略す。)24によってロ字状に形成されたものである。すなわち、各々のU型コア24は、ボビン22、23の端面側に配設された方形板状の平板部(第3のコア)24aと、この平板部24aの両側に一体に立設された一対の足部(第1および第2のコア)24bによって形成されたものである。
そして、これらU型コア24は、一方の足部24bを1次コイル10のボビン22の長穴22a内に挿入されるとともに、他方の足部24bを2次コイル12のボビン23の長穴23a内に挿入され、かつ互いの先端面を当接させて一体化されている。
ここで、足部24bは、図9(b)に示すように、ボビン22、23の孔部22a、23aに緩く挿入可能となるように、軸線と直交する断面視において、両端部が円弧状の長方形状に形成されている。そして、これら足部24bは、各々の長手方向を平行にして配置されているとともに、長手方向の長さ寸法L1は、平板部24aの同方向の長さ寸法L0よりも、短くなるように形成されている。
そして、1次コイル10および2次コイル12の軸線間であって、かつ1次コイル10および2次コイル12の外周部間に、フェライトからなる磁性板(磁性体)25が介装されている。この磁性板25は、少なくとも足部24bの長手方向の長さ寸法L1以上の長さを有する長方形の平板状に形成されたもので、ボビン22、23間に充填された合成樹脂製の絶縁部材26に形成されたスリット26a内に挿入されている。
これにより、磁性板25は、図7に点線矢印で示すように、1次コイル10および2次コイル12を貫通するコアによって形成される環状の主たる閉磁路をショートカットするように配置されている。また、磁性板25は、その磁束が鎖交する方向と直交する断面積(鎖交面積)が、U型コア24の平板部24aあるいは足部24bにおける磁束が鎖交する方向と直交する断面積(鎖交面積)よりも小さくなるように形成されている。
以上の構成からなる第2の実施形態のトランスによれば、1次コイル10と2次コイル12との間に配置した磁性板25によって、1次コイル10と2次コイル12とを貫通するコアのロ字状の主たる閉磁路をショートカットして1次コイル10および2次コイル12を貫通しない磁路を形成することにより、漏れインダクタンスを増加させることができるために、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
加えて、このトランスにおいては、1次コイル10のボビン22と2次コイル12のボビン23とを、互いの軸線を平行にして配置しているために、トランスの薄型化に有利になるとともに、主たる閉磁路を形成するコアをロ字状に形成し、その対向する足部24b間に磁性板25を配置しているために、磁性板25を一層薄板状にすることができるという効果も得られる。
さらに、U型コア24における平板部24aの長さ寸法L0を、足部24bの長さ寸法L1よりも大きくしているために、足部24bと平板部24aにおける磁束が鎖交する方向と直交する方向の断面積を互いに等しくした場合に、相対的に平板部24aの厚さ寸法tを薄くすることができ、これにより一層の薄肉化を図ることもできる。
10 1次コイル
11、13、18、22、23 ボビン
12 2次コイル
14 E型コア
14a 中足
14b 外足
15、16、17、21、25 磁性板(磁性体)
24 U型コア
24a 平板部(第3のコア)
24b 足部(第1および第2のコア)

Claims (6)

  1. 1次コイルおよび2次コイルと、これら1次コイルおよび2次コイルとの間にわたって配置されることにより環状の閉磁路を形成するコアとを備えたトランスにおいて、
    上記1次コイルと2次コイルとの間に、断面積が上記コアの断面積よりも小さい磁性体を、その両端部と上記コアとの間に隙間を介して上記環状の閉磁路をショートカットするように配置したことを特徴とするトランス。
  2. 上記1次コイルおよび2次コイルは、互いの軸線を一致させて配置されているとともに、上記磁性体は、上記1次コイルおよび2次コイルの端面間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のトランス。
  3. 上記コアは、上記1次コイルおよび2次コイル内に挿入された中足と、これら1次コイルおよび2次コイルを間に挟んで対向する一対の外足とを備えた日字状に形成されるとともに、上記磁性体は、上記中足と外足との間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のトランス。
  4. 上記1次コイルと2次コイルとは、互いの軸線を平行にして配置されるとともに、上記磁性体は、上記軸線間であって上記1次コイルおよび2次コイルの外周部間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のトランス。
  5. 上記コアは、上記1次コイル内に挿入された第1のコアと、上記2次コイル内に挿入された第2のコアと、上記1次コイルおよび2次コイルの端面側に配設されて上記第1および第2のコアの端部同士を連結する第3のコアとを備えたロ字状に形成されるとともに、上記磁性体は、上記第3のコア間に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のトランス。
  6. 上記第1および第2のコアは、軸線と直交する断面視において長辺部と短辺部を有する非円柱状に形成され、各々の長手方向を平行にして配置されているとともに、上記第3のコアは、上記第1および第2のコアの上記長手方向の長さ寸法よりも、当該方向の長さ寸法が大きく形成されていることを特徴とする請求項5に記載のトランス。
JP2012037205A 2012-02-23 2012-02-23 トランス Pending JP2013172135A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012037205A JP2013172135A (ja) 2012-02-23 2012-02-23 トランス
CN201280070489.9A CN104115243A (zh) 2012-02-23 2012-12-25 变压器
PCT/JP2012/008242 WO2013124941A1 (ja) 2012-02-23 2012-12-25 トランス
US14/378,756 US20150302981A1 (en) 2012-02-23 2012-12-25 Transformer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012037205A JP2013172135A (ja) 2012-02-23 2012-02-23 トランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013172135A true JP2013172135A (ja) 2013-09-02

Family

ID=49005165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012037205A Pending JP2013172135A (ja) 2012-02-23 2012-02-23 トランス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150302981A1 (ja)
JP (1) JP2013172135A (ja)
CN (1) CN104115243A (ja)
WO (1) WO2013124941A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016063050A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 株式会社豊田中央研究所 磁気結合リアクトル及び電力変換装置
EP3021332A1 (de) * 2014-06-04 2016-05-18 Michael Riedel Transformatorenbau GmbH Induktivität sowie herstellungsverfahren hierfür
CN107533897A (zh) * 2015-02-24 2018-01-02 马克西姆综合产品公司 具有泄露控制的低轮廓耦合感应器
TWI616906B (zh) * 2017-03-01 2018-03-01 Yujing Technology Co Ltd Resonant transformer with leakage inductance adjustment
US10741095B2 (en) 2015-10-01 2020-08-11 Omron Corporation Teaching compatibility determining device, system, method and recording medium
CN106876123B (zh) * 2015-11-30 2021-03-02 发那科株式会社 多相电抗器
US10984945B2 (en) 2015-10-05 2021-04-20 Omron Corporation Transformer and resonant circuit having same
WO2023188026A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 スミダコーポレーション株式会社 磁気結合インダクタおよび、その組立方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014206469A1 (de) * 2014-04-03 2015-10-08 SUMIDA Components & Modules GmbH Drossel und drosselkern
CN105575646B (zh) * 2014-11-10 2017-11-17 天津市鲲鹏电子有限公司 一种提高变频变压器漏感的方法
CN105679489B (zh) * 2014-11-17 2019-06-11 台达电子工业股份有限公司 磁性元件
KR101681406B1 (ko) * 2015-04-01 2016-12-12 삼성전기주식회사 코일 전자부품 및 그 제조방법
DE112016007063T5 (de) 2016-07-13 2019-03-28 Mitsubishi Electric Corporation Leck-transformator
CN107195448B (zh) * 2017-04-26 2019-10-25 昱京科技股份有限公司 具漏感调整的谐振变压器
JP7065720B2 (ja) * 2018-07-19 2022-05-12 太陽誘電株式会社 磁気結合型コイル部品及びその製造方法
AT526570A1 (de) * 2022-10-04 2024-04-15 Egston System Electronics Eggenburg Gmbh Spulenanordnung

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527235Y2 (ja) * 1977-09-30 1980-06-30
JPS5839024U (ja) * 1981-09-10 1983-03-14 ティーディーケイ株式会社 リ−ケ−ジトランス
JPS59144112A (ja) * 1983-02-08 1984-08-18 Tdk Corp 漏洩変圧器用コア組立体
JPH10256060A (ja) * 1997-03-12 1998-09-25 Meiji Natl Ind Co Ltd 放電灯用高周波トランス
JP2004327569A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Toyota Motor Corp リアクトル装置
JP2009158757A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sony Corp トランス、冷却装置及び電子機器
JP2009283804A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Panasonic Corp 磁心およびインダクタ部品、インダクタ部品の製造方法、及びこれを用いた電子機器
JP2011035234A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Japan Steel Works Ltd:The コロナ放電処理装置用の高周波トランス

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2180759A (en) * 1937-09-23 1939-11-21 Richard F Kneisley Stationary induction apparatus
US2844786A (en) * 1951-04-23 1958-07-22 Philips Corp Magnetic system
GB1188326A (en) * 1967-08-21 1970-04-15 Hirst Electric Ind Ltd Transformer with Variable Secondary Reactance
US4031496A (en) * 1973-07-06 1977-06-21 Hitachi, Ltd. Variable inductor
DE2836401C2 (de) * 1978-08-19 1983-09-08 Fa. Hermann Schwabe, 7067 Urbach Streufeldtransformator oder Drossel, insbesondere als Vorschaltgerät für Gasentladungslampen
NL8304414A (nl) * 1983-12-22 1985-07-16 Nedap Nv Veiligheidstransformator.
US4656452A (en) * 1985-11-08 1987-04-07 Rte Corporation Transformer telephone influence tractor core shunt
DE69205624T2 (de) * 1991-05-29 1996-05-30 Philips Electronics Nv Elektronenstrahlröhre mit Bildfenster.
US5473299A (en) * 1993-12-13 1995-12-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Horizontal linearity correction coil
TW504714B (en) * 2000-01-14 2002-10-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Line filter
JP4304019B2 (ja) * 2003-07-24 2009-07-29 Fdk株式会社 磁心型積層インダクタ
TWI253658B (en) * 2005-03-01 2006-04-21 Darfon Electronics Corp Bobbin module of transformer
CN1849026A (zh) * 2005-04-05 2006-10-18 王根荣 霓虹灯高频漏磁电子变压器
US7432793B2 (en) * 2005-12-19 2008-10-07 Bose Corporation Amplifier output filter having planar inductor
CN102187409B (zh) * 2008-12-10 2013-01-23 胜美达集团株式会社 线圈元件

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527235Y2 (ja) * 1977-09-30 1980-06-30
JPS5839024U (ja) * 1981-09-10 1983-03-14 ティーディーケイ株式会社 リ−ケ−ジトランス
JPS59144112A (ja) * 1983-02-08 1984-08-18 Tdk Corp 漏洩変圧器用コア組立体
JPH10256060A (ja) * 1997-03-12 1998-09-25 Meiji Natl Ind Co Ltd 放電灯用高周波トランス
JP2004327569A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Toyota Motor Corp リアクトル装置
JP2009158757A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sony Corp トランス、冷却装置及び電子機器
JP2009283804A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Panasonic Corp 磁心およびインダクタ部品、インダクタ部品の製造方法、及びこれを用いた電子機器
JP2011035234A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Japan Steel Works Ltd:The コロナ放電処理装置用の高周波トランス

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3021332A1 (de) * 2014-06-04 2016-05-18 Michael Riedel Transformatorenbau GmbH Induktivität sowie herstellungsverfahren hierfür
JP2016063050A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 株式会社豊田中央研究所 磁気結合リアクトル及び電力変換装置
US9570995B2 (en) 2014-09-17 2017-02-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Magnetically coupled reactor and power converter
CN107533897A (zh) * 2015-02-24 2018-01-02 马克西姆综合产品公司 具有泄露控制的低轮廓耦合感应器
CN107533897B (zh) * 2015-02-24 2020-10-16 马克西姆综合产品公司 具有泄露控制的低轮廓耦合感应器
US10741095B2 (en) 2015-10-01 2020-08-11 Omron Corporation Teaching compatibility determining device, system, method and recording medium
US10984945B2 (en) 2015-10-05 2021-04-20 Omron Corporation Transformer and resonant circuit having same
CN106876123B (zh) * 2015-11-30 2021-03-02 发那科株式会社 多相电抗器
TWI616906B (zh) * 2017-03-01 2018-03-01 Yujing Technology Co Ltd Resonant transformer with leakage inductance adjustment
JP2018148190A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 ▲りつ▼京科技股▲ふん▼有限公司 漏れインダクタンス調整付き共振変圧器
WO2023188026A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 スミダコーポレーション株式会社 磁気結合インダクタおよび、その組立方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN104115243A (zh) 2014-10-22
WO2013124941A1 (ja) 2013-08-29
US20150302981A1 (en) 2015-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013172135A (ja) トランス
US8570133B2 (en) Transformer
JP6079225B2 (ja) トランス
WO2009104474A1 (ja) 受電用コイルブロック
JP2012094560A (ja) 誘導機器
WO2009072227A1 (ja) トランス
JP7087083B2 (ja) 変圧器鉄心および変圧器
US10984945B2 (en) Transformer and resonant circuit having same
US20190267179A1 (en) Electromagnetic apparatus
JP2014220435A (ja) リアクタ
JP3196424U (ja) 結合調整巻溝を有するボビン構成
JP2010232390A (ja) トランス
JP2019050327A (ja) 内鉄型変圧器の鉄心
TWM428476U (en) Pulse transformer
KR101167176B1 (ko) 보빈 및 이 보빈을 이용한 코일의 권선방법
JP4496556B2 (ja) 小形トランス
JP5463878B2 (ja) 巻線付き磁芯および電機子
US8854172B2 (en) Inductor and transformer
US10319516B2 (en) Ignition coil
US9007162B2 (en) Laminated “Y”-core transformer
JP2016096313A (ja) 誘導機器
JP2019192867A (ja) リアクトル装置
JP2014049681A (ja) トランス
JP2006237030A (ja) 鉄心及びその製造方法
KR101904100B1 (ko) 변압기의 철심

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170314