JP2013170589A - 圧力配管用のねじ込み式管結合構造 - Google Patents

圧力配管用のねじ込み式管結合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ネジ込み式管継手の緩み止め結合構造を提供する。
【解決手段】ねじ込み式管結合構造100は、圧力配管1と、管継手3と、ボルト4とからなる。管継手3は、中心線b1に沿って円形の中央孔3aが形成され、かつ外周から中央孔3aに貫通する透孔3b1が形成されており、さらに中央孔3aの周面に中央線b1を中心とする螺旋状の雌ネジ3c1が形成され且つ透孔3b1に雌ネジ3d1が形成されている。圧力配管1には、端部の外周面に雄ネジ3c1に螺合する雄ネジ1aが形成されており、かつ雄ネジ1aが雌ネジ3c1に螺合されたときに透孔3b1に連通する位置に開口された非貫通孔1bが形成されている。ボルト4は、雌ネジ3d1に螺入された状態で先部が非貫通孔1bに嵌合される。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧力配管同士又は、圧力配管を設備に接続するねじ込み式管結合構造に関する。
流体密管路を形成する継手として、ねじ込み式管継手が知られている。例えば、特許文献1、2及び3には、ねじ込み式管継手の一例が示されている。
ねじ込み式管継手は、据付現場において溶接を使用しないでも簡易に配管工事ができるものである。
特開平4−69484号公報 特開平7−71666号公報 特開平9−60774号公報
ねじ部分には、螺旋状に内部から外部に連絡する隙間があり、管内の流体が漏れ出るのを阻止するため、パッキンなどの封止手段を介在させる。しかし、ねじ込み式管継手は、封止手段によるシール性に信頼がおけないため、主に小口径・低圧・常温の配管系のフランジなどに利用されるのが一般的である。すなわち、ねじ込み式管継手を比較的高い圧力の配管系に使用すると管内を流れる流体の圧力振動などにより、ねじが徐々に緩む。一方、封止手段は圧縮された状態から復元しようとする力でシールを行うため、ねじが緩むと、封止手段へ付与された圧縮状態が失われ、やがて管系統内の圧力流体が漏れ出る事態に繋がる。
本発明は、このような事態に対処するものであって、従来のねじ込み式管継手の利点を維持しつつ、ねじの緩みを止めて、管継手と管との締結状態を保持する流体密管路形成用のねじ込み式管結合構造を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明の圧力配管用のネジ込み式管結合構造は、中心線に沿って円形の中央孔が形成され、かつ外周から前記中央孔に貫通する透孔が形成されており、さらに前記中央孔の周面に前記中央線を中心とする螺旋状の第1の雌ネジが形成され且つ前記透孔に第2の雌ネジが形成された管継手と、端部の外周面に前記第1の雄ネジに螺合する雄ネジが形成されており、かつ前記雄ネジが前記第1の雌ネジに螺合されたときに前記非貫通孔に連通する位置に開口された非貫通孔を形成された圧力配管と、前記第2雌ネジに螺入された状態で先部が前記透孔に嵌合されるボルトとを備える。
本発明によれば、溶接やガス燃焼器具におけるような高熱を必要とすることなく流体密管系統を構築できるという従来のねじ込み式管継手の利点を確保した上で、ネジ込み式管継手とこれにねじ込まれる圧力配管とがこれらに付与される振動などに起因する緩みを防止することができるものである。
実施例1を示す。 上記実施例1の変形例1、2を示す。 上記実施例1の変形例3を示す。 実施例2を示す。 実施例2に使用される要素を示す。 上記実施例2の変形例4を示す。 実施例3を示す。 実施例4を示す。
本発明の実施の形態を以下の複数の実施例により、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の各図において実質的に同一の部位には同一符号を付している。
図1は第1実施例のねじ込み式管結合構造100を示しており、図1Aは断面図であり、図1Bは分解断面図である。
ねじ込み式管結合構造100は、圧力配管1と、スリーブ状の管継手(以下、スリーブ管継手と称する)3と、複数のボルト4と、Oリング5とからなっている。
圧力配管1、2は直径及び断面形状が同一で一端部の外周面に雄の平行ネジ1a、2aを形成され、肉部に半径方向へ向かう非貫通孔1b、2bを形成されている。平行ネジ1a、2aの中心線b1方向の長さは圧力配管1、2内を流動する流体が低圧(例えば1.5MPa未満)であるときは10mm〜30mmであり、高圧(例えば1.5MPa以上)であるときは20mm〜40mmである。非貫通孔1b、2bはボルト4の先部が嵌入され、その断面形状は円形である。また非貫通孔1b、2bの深さはボルト4の先端が底面に衝接するように設定するのが好ましい。圧力配管1、2における非貫通孔1b、2bの数は任意に定めて差し支えないが、複数個とするときは圧力配管1、2の中心線回りへ等角配置となるように位置させるのが力のバランスを図る上で好ましい。
スリーブ管継手3は中心線b1方向(長さ方向)に沿って断面が円形の中心孔3aが形成されている。スリーブ管継手3の左右両側の端部から中心孔3aに入る入口から奥に向かって、中心線b1を中心として螺旋を描く雌の平行ネジ3c1、3c2が夫々形成されている。平行ネジ3c1、3c2には、平行ネジ1a、2aが螺合される、また、スリーブ管継手3はその半径方向に沿って外周から中心孔3aに貫通する透孔3b1、3b2が設けられ、透孔3b1、3b2内には雌の平行ネジ3d1、3d2が設けられている。平行ネジ3d1、3d2は中心孔3aの両入口近くに配置されている。平行ネジ3d1、3d2は図示例では、スリーブ管継手3の直径上に対向配置状に形成されている。平行ネジ3c1、3c2に圧力配管1、2の平行ネジ1a、2aが完全にねじ込まれたとき、透孔3b1、3b2と1つの非貫通孔1b、2bとが正対する位置関係を有している。
平行ネジ3c1、3c2の間の中心孔3aの部分には中心線b1側へ張り出した環状突条部3eが形成されている。この環状突条部3eの内径は圧力配管1、2の内径と同径である。環状突条部3eは対向する半径面部3e1、3e2を有しており、各半径面部3e1、3e2は、圧力配管1、2を中心孔3a奥へ完全ねじ込んだとき、圧力配管1、2の先端面に当接する。各半径面部3e1、3e2の半径方向幅中央箇所には環状のリング溝3e3、3e4が形成されている。このリング溝3e3、3e4には既存のOリング5、5が嵌着される。
ボルト4は、透孔3b1、3b2とその対応する非貫通孔1b、2bとが正対して連通したときに、平行ネジ3d1、3d2を螺入することが可能である。ボルト4は、先部4a以外の全長範囲に設けられた雄平行ねじが平行ネジ3d1、3d2と螺合する。一方、先部4aはネジ山が設けられておらず、円筒状となっており、ボルト4が平行ネジ3d1、3d2に完全に螺入された状態において、先部4aが非貫通孔1b、2bの孔底まで嵌合し、頭部4bは透孔3b1、3b2に没入する長さである。これにより、ボルト4が締結された状態で頭部4bが他物に接触して不用意な脱落が回避されるようになる。ボルト4の頭部4bの端面にはスクリュードライバが嵌合する係合溝4cが形成されている。
上記したねじ込み式管結合構造100により配管据付現場で圧力配管1、2を結合するときは例えば次のように行う。
圧力配管1、2の長さを据付現場において調整し、管端部に平行ネジ1a、2aを形成する。スリーブ管継手3の平行ネジ3c1、3c2と透孔3b1、3b2は、据付現場搬入時点ですでに工場において加工されている。
スリーブ管継手3における平行ネジ3c1、3c2と透孔3b1、3b2の位置関係を予め規格化して決めておけば、圧力配管1、2に平行ネジ1a、2aを形成する段階で、この決められた位置関係で非貫通孔1b、2bも連続して穿孔することができる。
Oリング5をリング溝3e3、3e4に嵌着した後、圧力配管1、2の平行ネジ1a、2aを一杯までねじ込む。平行ネジ3d1、3d2と非貫通孔1b、2bとが正対した状態を確認した後、平行ネジ3d1、3d2にボルト4をスクリュードライバでねじ込み、ボルト4の先端4aが非貫通孔1b、2bの底面に圧接された締結状態にする。
これにより圧力配管1、2の先端面と環状突条部3eにおける対応する側の半径面部3e1、3e2とが、リング溝3e3、3e4に予め嵌装されたOリング5、5を押圧し変形させて当接した状態となる。Oリング5、5に付与された圧力により、圧力配管1、2内を圧送される流体がシールされる。また各ボルト4により、スリーブ管継手3と圧力配管1、2の相対回転を規制した状態となる。このため、圧力配管1、2とスリーブ管継手3とが相対回転し、Oリング5、5に付与された圧力が失われ、流体が漏れ出すことを抑止する。
次に上記第1実施例の変形例を説明する。
〈変形例1〉
図2は上記実施例1の変形例であるねじ込み式管結合構造100を示す断面図である。図2Aに示す変形例1のねじ込み式管結合構造100は実施例1の場合に較べると、スリーブ管継手3の長さを長くし、且つボルト4の本数を増やし、スリーブ管継手3の両端から中央孔b1への入口に平行ネジ1a、2aを設けずに、円筒状の滑らかな曲面となる範囲c1を設け、この範囲にボルト4と透孔3b1、3b2を配置した点が相違している。あわせて、圧力配管1、2側の非貫通孔1bも平行ネジ1a、2aの範囲よりも奥側に配置する。
透孔3b1、3b2の平行ネジ3d1、3d2が第1雌ネジ山3c1、3c2の存在範囲内に存在しないため、これら平行ネジ3d1、3d2の加工の際、加工刃による第1雌ネジ山3c1、3c2への変形(反りやバリ)を回避できる。
〈変形例2〉
図2Bは上記実施例1の変形例2に係るねじ込み式管結合構造100を示す断面図である。変形例2のねじ込み式管結合構造100は変形例1の場合に較べると、環状突条部3eと平行ネジ1a、2aとの間に平行ネジ1a、2aを設けずに、円筒状の曲面となる範囲c2を設けている。さらに、圧力配管1、2の平行ネジ1a、2aの位置を先側部分から範囲c2に相当する長さだけ後退させて、先端1c、2cに円筒状の曲面の箇所を設けている。また、先端1c、2cの直径は平行ネジ1a、2aの谷底位置の直径と同じであり、スリーブ管継手3側の範囲c2は、内径が平行ネジ3c1、3c2の山頂位置の直径と同じである点が異なる。変形例2によれば圧力配管1、2をスリーブ管継手3内に差し込むときに先側部分1c、2cが誘い込み作用を奏し作業が容易化される。
〈変形例3〉
図3は上記実施例の変形例3に係るねじ込み式管結合構造100を示し、図3Aはその断面図であり、図3Bはこの変形例3に係るねじ込み式管結合構造100のインサート6を各部材に分解して示した断面図である。図3Cは、スリーブ管継手3にインサート6をボルト6aで固定する例を示した図である。
この変形例のねじ込み式管結合構造100は変形例1の場合に較べると、実施例1の環状突条部3eがなく、その代わりに中心孔3aをなす周面は滑らかな曲面であって、その高さは平行ネジ3c1、3c2の山部の内径に一致させてある。そして、この場所に実施例1の環状突条部3eに対応するインサート6を配置している点が相違している。インサート6は図4Bに示すように、環状部材7とOリング5、5からなり、環状部材7は中心線b1方向で対向する半径面部7a1、7a2を有し、各半径面部7a1、7a2にはOリング5、5の嵌装されるリング溝7b1、7b2が形成されている。スリーブ管継手3の平行ネジ3c1、3c2に圧力配管1、2の平行ネジ1a、2aが両側から完全にねじ込まれたとき、圧力配管1、2の先端面が各Oリング5、5を押圧し変形させた状態で半径面部7a1、7a2に当接する。このときに各Oリング5、5に付与される圧縮力により、流体密状に封止する。そして、ボルト4を透孔3b1、3b2の平行ネジ3d1、3d2に締結して平行ネジ1a、2aの緩みを防止する。
図3Cの例においては、インサート6は環状部材7の周面に有底孔6bが設けられ、インサート6をスリーブ管継手3の所定位置に配置したときに、スリーブ管継手3に設けられたボルト孔3hと有底孔6bとが連通する。そして、連通したボルト孔3hと有底孔6bにボルト6aをねじ込む。本例においても、図3Aの例と同様に、スリーブ管継手3の平行ネジ3c1、3c2に圧力配管1、2の平行ネジ1a、2aが両側から完全にねじ込まれたとき、各Oリング5、5に流体密状に封止するのに適切な圧縮力が与えられるが、本例の場合は、その後、平行ネジ1a或いは平行ネジ2aの一方のみを取り外してメンテナンスできる。
図4に実施例2のねじ込み式管結合構造200を説明する。図4Aはねじ込み式管結合構造200を示す断面図であり、図4Bは分解図である。また、図5Aはねじ込み式管結合構造200の要素である管継手203の斜視図であり、図5Bはインサート60を示す図である。
ねじ込み式管結合構造200は、圧力配管1と、管継手203と、複数のボルト4と、インサート60とからなっている。
管継手203は図5Aに示すように、中心孔3aを中心線b1方向に沿って形成されたフランジの形をしたリングであり、以下フランジ管継手203と称する。中心孔3aの周囲に平行に貫通した複数のボルト孔203fを穿設されている。そして中心孔3aの一方の入口から奥に渡って、圧力配管1、2の平行ネジ1a、2aが螺合される雌の平行ネジ3cを形成されている。中心孔3aの他方の入口には平行ネジ3cの谷部位置の直径に一致した直径を有した短小な平滑円筒面部分3gが設けられている。フランジ管継手203の肉部にはその半径方向に沿って2個の平行ネジ3dが透設されている。フランジ管継手203の厚さは平行ネジ1a、2aの長さに対応して定められ、例えば圧力配管1、2内を流動される流体が低圧であるときは30mm程度、高圧であるときは40mm程度である。
インサート60は図5Bに示すように、中心孔3aの平滑円筒面部分3g内に嵌め込まれる環状部材8と、これに係着されるOリング5、5からなっている。環状部材8は中心線b1方向の半分或いはそれより僅かに小さい量だけ平滑円筒面部分3g内に嵌め込まれるものであり、外周面の中心線b1幅の中央部に環状突部8aを形成され、これの中心線b1方向各側に中心線b1に垂直な面8b1、8b2と中心線b1方向に沿う円周面部分8c1、8c2とを形成されており、円周面部分8c1、8c2のそれぞれにOリング5、5が外嵌される。
ねじ込み式管結合構造200を配管据付現場で実現するときは、実施例1の場合に準じて、圧力配管1、2の長さを調整した後、平行ネジ1a、2aと非貫通孔1、2bを加工する。フランジ管継手203の平行ネジ3cに圧力配管1、2の平行ネジ1a、2aをねじ込み、平行ネジ3dと非貫通孔1b、2bとにそれぞれボルト4をねじ込む(図4B)。ボルト4を透孔3bの平行ネジ3dに締結して平行ネジ1aの緩みを防止する。
そして2つのフランジ管継手203の接合面を対向させ、これらフランジ管継手203の間にインサート60を位置させる(図4A)。この後、2つのフランジ管継手203の対向したボルト孔3f、3fに橋渡し状に挿通させたボルト10(図4Aでは、ボルト10の位置のみ一点破線で示した。)によりこれら2つのフランジ管継手203を近接させ締結状態とする。この締結の過程で圧力配管1、2の先端面が面8b1、8b2に当接すると、各Oリング5、5は圧力配管1、2の先端面と環状部材8の半径面部8c1、8c2で挟圧されてOリング5、5に対して封止に必要な圧縮力が与えられる。また圧力配管1、2とフランジ管継手203との相対回転はボルト4により規制される。
次に上記第2実施例の変形例に言及する。
<変形例4>
図6は、低圧の圧力配管の接合の例であり、上記実施例2の変形例に係るねじ込み式管結合構造200を示す断面図である。図中、既述と実質的に同一の箇所には同一の符号が付してある。このねじ込み式管結合構造200は実施例2の各円筒面部分3gを持たずに、平行ネジ3cを中央孔3aの端から端まで設けて、圧力配管1、2の先端面がフランジ管継手203の接合面に一致するか或いは僅かに前方にまで、螺合可能にしている。ボルト4を透孔3bに締結して圧力配管1の緩みを防止する。フランジ管継手203の間にシートパッキン9を挟み、ボルト孔3fにボルト10によりシートパッキン9を挟圧させる。シートパッキン9への圧縮圧力は自動的には所望の値にならないので、別途ボルト孔3fの締め付け力を調整して所望圧力になるようにする必要がある。
図7に、第3実施例によるねじ込み式管結合構造300を示す。図7Aは断面図であり、図7Bは分解図である。
本実施例のねじ込み式管結合構造300は、圧力配管1と、管継手303と、複数のボルト4と、インサート60とからなっている。
管継手303は、ネックの付いたフランジの形状をしたリング状であり、以下ネック付フランジ管継手303と称する。ネック付フランジ管継手303は前部のフランジ部3xと後部のネック部3yからなり、ネック部3yはフランジ部3xの背面に同心状に延在している。フランジ部3xは平行ネジ3dが設けられていない点を除いて実施例2のフランジ管継手203と実質的に同一であり、ネック部3yは実施例1の変形例1におけるスリーブ管継手3の一部(図2中の符号c1で示す部分)を切り出したものと同一である。ネック付フランジ管継手303は中心孔3aの前部に平行ネジ3cが形成されている。インサート60は実施例2で説明したものである。
図8に、第4実施例によるねじ込み式管結合構造400を示す。図8Aは断面図であり、図8Bは分解図である。
本実施例のねじ込み式管結合構造400は、圧力配管1と、スタブエンド403aと、スタブエンド403aに外嵌されるルーズフランジ403bと、複数のボルト4と、インサート60とからなっている。スタブエンド403aとルーズフランジ403bとにより管継手403(ルーズフランジ管継手)を構成する。
スタブエンド403aは実施例2のフランジ管継手203においてボルト孔3gの形成されていないものと等価な構成である。ルーズフランジ403bはスタブエンド403aに外嵌された状態でスタブエンド403aに対し前後移動可能であり且つ中心線b1回りへ回動変位可能な状態であるが、スタブエンド403aが障害になり、ルーズフランジ403bを圧力配管1、2から脱落しないようにせき止めている。ルーズフランジ403bの側には、ボルト孔3fが設けられている。ボルト4及びインサート60は実施例2の場合と実質的に同一である。本実施例においては、ボルト4をスタブエンド403aに設けた透孔3bに締結して圧力配管1、2とスタブエンド403aとの間の緩みを防止する。
100、200、300、400 ねじ込み式管結合構造
1、2 圧力配管
1a、2a 平行ネジ
1b、2b 非貫通孔
3 スリーブ管継手
203 フランジ管継手
303 ネック付フランジ管継手
403 ルーズフランジ管継手
3a 中心孔
3b、3b1、3b2 透孔
3d、3d1、3d2 平行ネジ
4 ボルト

Claims (5)

  1. 中心線に沿って円形の中央孔が形成され、かつ外周から前記中央孔に貫通する透孔が形成されており、さらに前記中央孔の周面に前記中央線を中心とする螺旋状の第1の雌ネジが形成され且つ前記透孔に第2の雌ネジが形成された管継手と、
    端部の外周面に前記第1の雄ネジに螺合する雄ネジが形成されており、かつ前記雄ネジが前記第1の雌ネジに螺合されたときに前記非貫通孔に連通する位置に開口された非貫通孔を形成された圧力配管と、
    前記第2雌ネジに螺入された状態で先部が前記透孔に嵌合されるボルトとを備えたことを特徴とする圧力配管用のネジ込み式管結合構造。
  2. 前記中央孔は、中心線方向に第1の雌ネジが形成される範囲と滑らかな曲面の範囲を有し、前記第2雌ネジは滑らかな曲面の範囲に形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧力配管用のネジ込み式管結合構造。
  3. 前記管継手が前記中心孔に沿って左右両側の端部に、前記第1の雌ネジと前記非貫通孔とが夫々形成されており、左右両側の端部から前記圧力配管が螺入され、かつ左右両側の端部において前記ボルトが前記第2雌ネジに螺入された状態で先部が前記非貫通孔に嵌合している請求項1記載の流体密管路形成用の圧力配管用のネジ込み式管結合構造。
  4. 前記管継手が前記中心孔の周囲に、前記中心孔と平行に貫通したボルト孔を具備していることを特徴とする請求項1記載の流体密管路形成用の圧力配管用のネジ込み式管結合構造。
  5. 前記継手が、前記第1の雌ネジと前記透孔を有するスタブエンドと、前記ボルト孔を有し前記スタブエンドを障害として脱落を防止されるルーズフランジとを備えていることを特徴とする請求項1記載の流体密管路形成用のねじ込み式管結合構造。
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