JP2013170573A - 圧縮機制御装置及びその制御方法、圧縮機システム - Google Patents
圧縮機制御装置及びその制御方法、圧縮機システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013170573A JP2013170573A JP2012037335A JP2012037335A JP2013170573A JP 2013170573 A JP2013170573 A JP 2013170573A JP 2012037335 A JP2012037335 A JP 2012037335A JP 2012037335 A JP2012037335 A JP 2012037335A JP 2013170573 A JP2013170573 A JP 2013170573A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- compressor
- upstream
- flow rate
- guide vane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D27/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
- F04D27/002—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids by varying geometry within the pumps, e.g. by adjusting vanes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B41/00—Pumping installations or systems specially adapted for elastic fluids
- F04B41/06—Combinations of two or more pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D27/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
- F04D27/009—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids by bleeding, by passing or recycling fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D27/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
- F04D27/02—Surge control
- F04D27/0207—Surge control by bleeding, bypassing or recycling fluids
- F04D27/0223—Control schemes therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D27/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
- F04D27/02—Surge control
- F04D27/0246—Surge control by varying geometry within the pumps, e.g. by adjusting vanes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D27/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
- F04D27/02—Surge control
- F04D27/0269—Surge control by changing flow path between different stages or between a plurality of compressors; load distribution between compressors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
【解決手段】圧縮機制御装置201は、インレットガイドベーン32の開度を制御するインレットガイドベーン開度制御部を有し、インレットガイドベーン開度制御部は、出口圧力検出値からインレットガイドベーン開度指令値を算出するインレットガイドベーン開度指令値算出部と、複数の最上流側圧縮機本体21毎に、対応する入口流量検出値と合流後圧力検出値により前記インレットガイドベーン開度指令値を補正する複数のインレットガイドベーン開度補正部とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、最も上流側に配置された複数の最上流側圧縮機本体と、
前記複数の最上流側圧縮機本体の下流側に配置され、前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれから流出し、その後に合流したガスが流入する、少なくとも一段の下流側圧縮機本体と、複数の最上流側圧縮機本体それぞれの入口付近に設けられ、前記対応する最上流側圧縮機本体に流入するガスの流入量を制御するインレットガイドベーンと、前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれの入口または出口付近に設けられ、前記対応する最上流側圧縮機本体を流通する流量を検出することにより最上流流量検出値を生成する複数の最上流流量検出器と、前記複数の最上流側圧縮機それぞれから流出したガスの、合流後圧力を検出することにより合流後圧力検出値を生成する合流後圧力検出器と、前記下流側圧縮機本体のうち、最も下流側に配置される最下流側圧縮機の出口圧力を検出することにより出口圧力検出値を生成する出口圧力検出器とを備える圧縮機を制御する圧縮機制御装置であって、該圧縮機制御装置は、前記インレットガイドベーンの開度を制御するインレットガイドベーン開度制御部を有し、該インレットガイドベーン開度制御部は、出口圧力検出値からインレットガイドベーン開度指令値を生成するインレットガイドベーン開度指令値生成部と、 前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれについて、対応する最上流流量検出値と合流後圧力検出値により前記インレットガイドベーン開度指令値を補正する複数のインレットガイドベーン開度指令値補正部とを有することを特徴としている。
IGV32及び放風弁38は、圧縮機の出口圧力を制御したり、サージングを回避したりするために、その開度が制御される。
図2に示すように、圧縮機制御装置201は、IGV開度制御部40と放風弁開度制御部50とを備える。IGV開度制御部40は、IGV32の開度の制御を行う。IGV開度制御部40は、第一IGV開度制御部40aと第二IGV開度制御部40bとからなり、第一IGV開度制御部40aは、第一IGV32aの開度の制御を行い、第二IGV開度制御部40bは、第二IGV32bの開度の制御を行う。第一IGV開度制御部40aと第二IGV開度制御部40bとの構成は等しいため、以下、符号末尾のa、bを省略して表示するものとして、合わせて説明するとともに、個別の説明とする場合には各構成の符号末尾にa、bを表示して区別するものとする。
IGV開度指令値生成部41は、IGV32の開度を示すIGV開度指令値を生成し、出力する。IGV開度指令値生成部41は、圧力制御器91と、関数発生器61とを備える。
各IGV開度指令値補正部42は、入力された入口流量検出値をそのまま出力する流量インジケータ81(81a、81b)と、入力された合流後圧力検出値をそのまま出力する圧力インジケータ82と、入口流量検出値を合流後圧力検出値で除算し出力する除算器71(71a、71b)と、IGV開度補正値を出力する関数発生器62(62a、62b)とを備える。流量インジケータ81は、第一IGV開度指令値補正部42aに対応する第一流量インジケータ81aと、第二IGV開度指令値補正部42bに対応する第二流量インジケータ81bとからなる。除算器71は、第一IGV開度指令値補正部42aに対応する第一除算器71aと、第二IGV開度指令値補正部42bに対応する第二除算器71bとからなる。関数発生器62は、第一IGV開度指令値補正部42aに対応する第一関数発生器62aと、第二IGV開度指令値補正部42bに対応する第二関数発生器62bとからなる。また、圧力インジケータ82は、第一IGV開度指令値補正部42aと第二IGV開度指令値補正部42bとで共通のものとしているが、これに限るものではない。
図1に示すように、圧力制御器91には、出口圧力検出器35にて生成された出口圧力検出値が入力される。圧力制御器91は、入力された出口圧力検出値が設定値となるように、操作値を生成し、出力する。
一般に、IGVは、スロットル式の制御弁であり、その構造に起因して、ある開度以下での制御精度が低くなる。そのため、その開度を最小開度θと設定し、全閉状態とはせず、最小開度θ〜全開開度に制御して使用する。したがって、制御する際には、最小開度θに該当する操作量をX%とし、全開状態に該当する操作量を100%としている。
各流量インジケータ81(81a、81b)には、対応する入口流量検出器33(33a、33b)にて生成された入口流量検出値が入力され、そのまま入口流量検出値が出力される。
圧力インジケータ82には、合流後圧力検出器34にて生成された合流後圧力検出値が入力され、合流後圧力検出値がそのまま出力される。
ここで、各入口流量検出器33のかわりに、最上流側圧縮機本体21それぞれの出口に流量検出器を設け、該流量検出器において検出した最上流側圧縮機出口流量検出値を除算器に入力しても良い。
図1に示すように、圧力インジケータ82には、合流後圧力検出器34にて生成された合流後圧力検出値が入力される。圧力インジケータ82は、入力された合流後圧力検出値を、そのまま出力する。
圧力制御器91には、出口圧力検出器35にて生成された出口圧力検出値が入力される。圧力制御器91は、入力された出口圧力検出値が設定値となるような操作値を生成し、出力する。この圧力制御器91は、IGV開度制御部40におけるIGV開度指令値生成部41と共通のものとしているが、これに限るものではない。つまり、操作値は、関数発生器61と、関数発生器64に入力される。なお、これに限らず、関数発生器61に入力する構成と、関数発生器64に入力する構成とを別のものとしても良い。
各IGV開度制御部40では、出口圧力検出値に基づいて、圧力制御器91及び関数発生器61によって算出されたIGV開度指令値を、複数の最上流側圧縮機それぞれにおける入口流量検出値を合流後圧力検出値によって除算することで生成されたIGV開度指令補正値によって補正してから、対応するIGV32へ入力することができる。これによって、複数の最上流側圧縮機本体21それぞれにおける入口流量検出値がIGV32の開度の制御に考慮されるため、複数の最上流側圧縮機本体21間の性能差を考慮して、対応するIGV32へとIGV開度補正値を出力することができる。これによって第一IGV32aと第二IGV32bそれぞれの開度を適切に制御することができる。
図6に示すように、本実施形態にかかる圧縮機制御装置202のIGV開度制御部40(40a、40b)において、各IGV開度指令値補正部42(42a、42b)は、関数発生器66(66a、66b)を備える。関数発生器66は、第一IGV開度指令値補正部42aに対応する第一関数発生器66aと、第二IGV開度指令値補正部42bに対応する第二関数発生器66bとからなる。各関数発生器66には、合流後圧力検出器34によって生成され、圧力インジケータ82を介して出力された合流後圧力検出値と、対応するIGV32(32a、32b)に設けられたIGV開度検出器37(37a、37b)によって生成されたIGV開度検出値、更には入口流量検出器33により生成され、流量インジケータ81を介して出力された入口流量検出値が入力される。各関数発生器66は、予め設定された関数FX66によって、合流後圧力検出値とIGV開度検出値から、入口流量推定値を算出し、入口流量推定値と入口流量検出値との差分から、IGV開度補正指令値を算出し、対応する関数発生器62(62a、62b)へと出力する。各関数発生器62は、第一実施形態と同様の処理を行う。
図7は、各関数発生器66に設定されている、対応する最上流側圧縮機本体21の性能カーブを示したグラフである。グラフ中の記号は、図5と同様である。IGV開度検出値A2と合流後圧力検出値P2から算出される流量推定値がF2であるとする。ここで、入口流量検出値がFであった場合、最上流側圧縮機本体21の性能カーブは、A2からA2´へと変化していると考えられる。そのため、入口流量検出値が入口流量推定値となるように、対応するIGV32の開度を大きくなるように制御する。
図8において、IGV開度制御部40(40a、40b)におけるIGV開度指令値補正部42(42a、42b)は、補正取消信号生成部102(102a、102b)と指令値選択部120(120a、120b)とを備える。補正取消信号生成部102は、第一IGV開度指令値補正部42aに対応する第一補正取消信号生成部102aと、第二IGV開度指令値補正部42bに対応する第二補正取消信号生成部102bとからなる。指令値選択部120は、第一IGV開度指令値補正部42aに対応する指令値選択部120aと、第二IGV開度指令値補正部42bに対応する第二指令値選択部120bとからなる。各補正取消信号生成部102は、補正取消信号を生成し、出力する。出力された各補正取消信号は、対応する指令値選択部120へ入力される。各指令値選択部120には、対応する補正取消信号とIGV開度指令補正値が入力される。ここで、補正取消信号とは、対応する指令値選択部120に入力されるIGV開度指令補正値を打ち消す信号である。具体的には、IGV開度指令補正値がIGV開度指令値を差分により補正する性質の値であれば、補正なし信号は値が0に設定された信号である。また、IGV開度指令補正値が、IGV開度指令値を比率により補正する性質の値であれば、補正なし信号は値が1に設定された信号である。
アクチュエータの故障等の異常が発生し、アラーム110が異常を検知した場合、アラーム110はアラーム信号を各指令値選択部120へと出力する。各指令値選択部120は、アラーム信号が入力された場合は、補正取消信号を選択し、アラーム信号が入力されていない場合はIGV開度指令補正値を選択し、対応する関数発生器62へと出力する。各関数発生器62は、第一実施形態と同様の処理を行う。
図9において、IGV開度制御部40(40a、40b)におけるIGV開度指令値補正部42(42a、42b)は、性能差補正係数生成部104と入口流量目標値生成部105と関数発生器67(67a、67b)とを備える。関数発生器67は、第一IGV開度指令値補正部42aに対応する関数発生器67aと、第二IGV開度指令値補正部42bに対応する関数発生器67bとからなる。また、性能差補正係数生成部104及び入口流量目標値生成部105は、第一IGV開度指令値補正部42a及び第二IGV開度指令値補正部42bとで共通のものである。性能差補正係数生成部104は、複数の最上流側圧縮機本体21間の性能差を表す性能差補正係数を生成し、出力する。入口流量目標値生成部105には、性能差補正係数と、対応する複数の最上流側圧縮機本体21それぞれにおける入口流量検出値が入力され、複数の最上流側圧縮機本体21それぞれについて入口流量目標値を生成する。入口流量目標値は、対応する関数発生器67へと入力される。各関数発生器67は、各指令値選択部120と対応して設けられている。
図10において、C1は、第一最上流側圧縮機本体21の性能を表すプロットである。また、C2は、第二最上流側圧縮機本体21の性能を表すプロットである。入口流量目標値生成部105は、第一最上流側圧縮機本体21及び第二最上流側圧縮機本体21それぞれにおける入口流量検出値と、性能差補正係数生成部104で生成された性能差補正係数αによって、入口流量目標値F3を数1によって算出する。F3は、図10においては、C3のプロットが示す流量である。したがって、F1とF2との中間値を流量目標値としたい場合は、αを0.5として生成する。なお、αは、手動で入力されることで生成されても良く、自動で生成されても良い。
性能差補正係数生成部104において、複数の最上流側圧縮機本体21間の性能差を表す補正係数を調整して生成することができ、その補正係数によって、複数の最上流側圧縮機本体21それぞれに設けられたIGV32の開度を制御することができる。これによって、各最上流側圧縮機本体21間の性能差による補正量を、状況に応じて調整することができる。例えば、よりサージングから遠い領域で運転させたい場合には、より小さいαを生成させることで、そのような運転を実現することが可能となる。
2 圧縮機
21 最上流側圧縮機本体
22 下流側圧縮機本体
32 インレットガイドベーン(IGV)
33 入口流量検出器
34 合流後圧力検出器
35 出口圧力検出器
36 出口流量検出器
37 インレットガイドベーン開度検出器
38 放風弁
40 インレットガイドベーン開度制御部
41 インレットガイドベーン開度指令値生成部
42 インレットガイドベーン開度指令値補正部
50 放風弁開度制御部
51 上流側アンチサージ制御部
52 出口圧力制御部
53 下流側アンチサージ制御部
101、120 指令値選択部
102 補正取消信号生成部
104 性能差補正係数生成部
105 入口流量目標生成部
110 アラーム
201、202、203、204 圧縮機制御装置
Claims (10)
- 最も上流側に配置された複数の最上流側圧縮機本体と、
前記複数の最上流側圧縮機本体の下流側に配置され、前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれから流出し、その後に合流したガスが流入する、少なくとも一段の下流側圧縮機本体と、
複数の最上流側圧縮機本体それぞれの入口付近に設けられ、前記対応する最上流側圧縮機本体に流入するガスの流入量を制御するインレットガイドベーンと、
前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれの入口または出口付近に設けられ、前記対応する最上流側圧縮機本体を流通する流量を検出することにより最上流流量検出値を生成する複数の最上流流量検出器と、
前記複数の最上流側圧縮機それぞれから流出したガスの、合流後圧力を検出することにより合流後圧力検出値を生成する合流後圧力検出器と、
前記下流側圧縮機本体のうち、最も下流側に配置される最下流側圧縮機の出口圧力を検出することにより出口圧力検出値を生成する出口圧力検出器とを備える圧縮機を制御する圧縮機制御装置であって、
該圧縮機制御装置は、前記インレットガイドベーンの開度を制御するインレットガイドベーン開度制御部を有し、
該インレットガイドベーン開度制御部は、出口圧力検出値からインレットガイドベーン開度指令値を生成するインレットガイドベーン開度指令値生成部と、
前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれについて、対応する最上流流量検出値と合流後圧力検出値により前記インレットガイドベーン開度指令値を補正する複数のインレットガイドベーン開度指令値補正部とを有することを特徴とする圧縮機制御装置。 - 前記インレットガイドベーン開度指令値補正部は、
最上流流量検出値を合流後圧力検出値で除算することでインレットガイドベーン開度補正値を生成し、前記インレットガイドベーン開度指令値を前記インレットガイドベーン開度指令補正値に基づいて補正すること
を特徴とする請求項1に記載の圧縮機制御装置。 - 前記インレットガイドベーン開度指令値補正部は、
前記インレットガイドベーンの開度を検出するために圧縮機に備えられたインレットガイドベーン開度検出器が生成するインレットガイドベーン開度検出値と、合流後圧力検出値とから流量推定値を生成し、該流量推定値と最上流流量検出値との差分からインレットガイドベーン開度指令補正値を生成し、前記インレットガイドベーン開度指令値を前記インレットガイドベーン開度指令補正値に基づいて補正すること
を特徴とする請求項1に記載の圧縮機制御装置。 - 前記インレットガイドベーン開度指令値補正部は、
インレットガイドベーン開度補正値を取り消す信号を出力する補正取消信号出力部を有すること
を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の圧縮機制御装置。 - 前記インレットガイドベーン開度指令値補正部は、
前記複数の最上流側圧縮機間の性能差を表す補正係数を生成する性能差補正係数生成部と、
前記複数の最上流側圧縮機それぞれの最上流流量検出値と前記性能差補正係数から入口流量目標値を算出する入口流量目標値生成部とを有し、
入口流量目標値と最上流流量検出値からインレットガイドベーン開度指令補正値を算出すること
を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の圧縮機制御装置。 - 前記最下流側圧縮機本体の出口付近に設けられた放風弁の開度を制御する放風弁開度制御部を有し、
該放風弁開度制御部は、最上流流量検出値と合流後圧力検出値に基づいて第一放風弁開度指令値を算出する上流側アンチサージ制御部と、
出口圧力検出値に基づいて第二放風弁開度指令値を算出する出口圧力制御部と、
最下流側圧縮機の出口付近に設けられた出口流量検出器が検出する出口流量検出値と出口圧力検出値から第三放風弁開度指令値を算出する下流側アンチサージ制御部とを有し、
第一放風弁開度指令値と第二放風弁開度指令値と第三放風弁開度指令値のうち、放風弁開度が最も大きくなる指令値を選択し、放風弁開度を制御する指令値選択部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の圧縮機制御装置。 - 前記上流側アンチサージ制御部は、
合流後圧力検出値から入口流量目標値を算出し、前記最上流圧縮機本体の入口での流量が入口流量目標値となるように放風弁開度を制御する第一放風弁開度指令値を出力すること
を特徴とする請求項6に記載の圧縮機制御装置。 - 前記指令値選択部は、
第一放風弁開度制御値と第二放風弁開度制御値と第三放風弁開度制御値のうち、最も値の小さいものを選択するローセレクターであること
を特徴とする請求項6又は7に記載の圧縮機制御装置。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の圧縮機制御装置と、
前記圧縮機制御装置によって制御される前記圧縮機とを備えること
を特徴とする圧縮機システム。 - 最も上流側に配置された複数の最上流側圧縮機本体と、前記複数の最上流側圧縮機本体の下流側に配置され、前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれから流出し、その後に合流したガスが流入する、少なくとも一段の下流側圧縮機本体と、複数の最上流側圧縮機本体それぞれの入口付近に設けられ、前記対応する最上流側圧縮機本体に流入するガスの流入量を制御するインレットガイドベーンと、前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれの入口付近に設けられ、前記対応する最上流側圧縮機本体の入口流量を検出することにより最上流流量検出値を生成する複数の最上流流量検出器と、前記複数の最上流側圧縮機それぞれから流出したガスの、合流後圧力を検出することにより合流後圧力検出値を生成する合流後圧力検出器と、前記下流側圧縮機本体のうち、最も下流側に配置される最下流側圧縮機の出口圧力を検出することにより出口圧力検出値を生成する出口圧力検出器とを備える圧縮機を制御する圧縮機制御方法であって、
該圧縮機制御方法は、前記インレットガイドベーンの開度を制御するインレットガイドベーン開度制御部において出口圧力検出値からインレットガイドベーン開度指令値を生成し、
前記複数の最上流側圧縮機本体それぞれについて、対応する最上流流量検出値と合流後圧力検出値とにより前記インレットガイドベーン開度指令値を補正すること
を特徴とする圧縮機制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012037335A JP5611253B2 (ja) | 2012-02-23 | 2012-02-23 | 圧縮機制御装置及びその制御方法、圧縮機システム |
US14/373,429 US10036395B2 (en) | 2012-02-23 | 2013-02-20 | Compressor control device and control method therefor, and compressor system |
EP13752272.8A EP2818723B1 (en) | 2012-02-23 | 2013-02-20 | Compressor control device and control method therefor, and compressor system |
CN201380007137.3A CN104081057B (zh) | 2012-02-23 | 2013-02-20 | 压缩机控制装置及其控制方法、压缩机系统 |
PCT/JP2013/054221 WO2013125597A1 (ja) | 2012-02-23 | 2013-02-20 | 圧縮機制御装置及びその制御方法、圧縮機システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012037335A JP5611253B2 (ja) | 2012-02-23 | 2012-02-23 | 圧縮機制御装置及びその制御方法、圧縮機システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013170573A true JP2013170573A (ja) | 2013-09-02 |
JP5611253B2 JP5611253B2 (ja) | 2014-10-22 |
Family
ID=49005779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012037335A Active JP5611253B2 (ja) | 2012-02-23 | 2012-02-23 | 圧縮機制御装置及びその制御方法、圧縮機システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10036395B2 (ja) |
EP (1) | EP2818723B1 (ja) |
JP (1) | JP5611253B2 (ja) |
CN (1) | CN104081057B (ja) |
WO (1) | WO2013125597A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104806548A (zh) * | 2014-01-24 | 2015-07-29 | 三星泰科威株式会社 | 压缩机系统与控制所述系统的方法 |
WO2016002557A1 (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-07 | 三菱重工業株式会社 | 多段圧縮システム、制御装置、制御方法及びプログラム |
KR20170056068A (ko) * | 2015-11-12 | 2017-05-23 | 현대중공업 주식회사 | 가스 압축기 시스템 |
KR20170127588A (ko) * | 2016-05-11 | 2017-11-22 | 현대중공업 주식회사 | 병렬식 가스 압축기 시스템 |
US9845807B2 (en) | 2012-12-04 | 2017-12-19 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Compressor control device, compressor system and compressor control method |
US10746182B2 (en) | 2014-07-01 | 2020-08-18 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Multi-stage compressor system, control device, malfunction determination method, and program |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102551338B1 (ko) * | 2016-07-07 | 2023-07-05 | 한화에어로스페이스 주식회사 | 압축기 제어 시스템 및 압축기의 제어 방법 |
US10584719B2 (en) * | 2017-09-11 | 2020-03-10 | Ford Global Technologies, Llc | Systems and method for a variable inlet device of a compressor |
US10578124B2 (en) * | 2017-09-11 | 2020-03-03 | Ford Global Technologies, Llc | Systems and method for a variable inlet device of a compressor |
CN109281824A (zh) * | 2018-09-29 | 2019-01-29 | 四川德胜集团钒钛有限公司 | 钒钛炼钢生产线的制氧机空压机零排空系统及方法 |
CN110735669B (zh) * | 2019-10-08 | 2021-12-28 | 中国航发沈阳发动机研究所 | 一种航空燃气涡轮发动机旋转失速判断方法及装置 |
TWI737323B (zh) * | 2020-05-29 | 2021-08-21 | 中國鋼鐵股份有限公司 | 多台空壓機節能操作調控方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61201900A (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-06 | Hitachi Ltd | 圧縮機の容量制御装置 |
JPH0688597A (ja) * | 1992-06-22 | 1994-03-29 | Compressor Controls Corp | 負荷分割方法及び複数コンプレッサーを備えたコンプレッサー基地の主要ガスパラメータ制御装置 |
JP2008075477A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Nippon Steel Corp | ガス供給用圧縮機の運転方法 |
JP2011111950A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Kobe Steel Ltd | 多段遠心圧縮機の容量制御方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE788368A (fr) * | 1971-09-10 | 1973-01-02 | D M Weatherly Cy | Procede et appareil pour la compression en plusieurs etages d'un premier courant de gaz avec l'energie derivee d'un second courant de gaz |
US5306116A (en) * | 1992-04-10 | 1994-04-26 | Ingersoll-Rand Company | Surge control and recovery for a centrifugal compressor |
JP4699130B2 (ja) * | 2005-08-03 | 2011-06-08 | 三菱重工業株式会社 | ガスタービンの入口案内翼制御装置 |
DE102009038786A1 (de) | 2009-08-25 | 2011-05-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Verdichter |
FR2950927B1 (fr) * | 2009-10-06 | 2016-01-29 | Snecma | Systeme de commande de la position angulaire d'aubes de stator et procede d'optimisation de ladite position angulaire |
JP5635831B2 (ja) | 2010-08-05 | 2014-12-03 | フルタ電機株式会社 | 屋外設置形風力検出スイッチ |
-
2012
- 2012-02-23 JP JP2012037335A patent/JP5611253B2/ja active Active
-
2013
- 2013-02-20 WO PCT/JP2013/054221 patent/WO2013125597A1/ja active Application Filing
- 2013-02-20 EP EP13752272.8A patent/EP2818723B1/en not_active Not-in-force
- 2013-02-20 CN CN201380007137.3A patent/CN104081057B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2013-02-20 US US14/373,429 patent/US10036395B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61201900A (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-06 | Hitachi Ltd | 圧縮機の容量制御装置 |
JPH0688597A (ja) * | 1992-06-22 | 1994-03-29 | Compressor Controls Corp | 負荷分割方法及び複数コンプレッサーを備えたコンプレッサー基地の主要ガスパラメータ制御装置 |
JP2008075477A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Nippon Steel Corp | ガス供給用圧縮機の運転方法 |
JP2011111950A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Kobe Steel Ltd | 多段遠心圧縮機の容量制御方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9845807B2 (en) | 2012-12-04 | 2017-12-19 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Compressor control device, compressor system and compressor control method |
CN104806548A (zh) * | 2014-01-24 | 2015-07-29 | 三星泰科威株式会社 | 压缩机系统与控制所述系统的方法 |
WO2016002557A1 (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-07 | 三菱重工業株式会社 | 多段圧縮システム、制御装置、制御方法及びプログラム |
CN106460834A (zh) * | 2014-07-01 | 2017-02-22 | 三菱重工业株式会社 | 多级压缩系统、控制装置、控制方法以及程序 |
US10400774B2 (en) | 2014-07-01 | 2019-09-03 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Multi-stage compression system, control device, control method, and program |
US10746182B2 (en) | 2014-07-01 | 2020-08-18 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Multi-stage compressor system, control device, malfunction determination method, and program |
KR20170056068A (ko) * | 2015-11-12 | 2017-05-23 | 현대중공업 주식회사 | 가스 압축기 시스템 |
KR102279918B1 (ko) | 2015-11-12 | 2021-07-23 | 한국조선해양 주식회사 | 가스 압축기 시스템 |
KR20170127588A (ko) * | 2016-05-11 | 2017-11-22 | 현대중공업 주식회사 | 병렬식 가스 압축기 시스템 |
KR102153768B1 (ko) | 2016-05-11 | 2020-09-09 | 한국조선해양 주식회사 | 병렬식 가스 압축기 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2013125597A1 (ja) | 2013-08-29 |
EP2818723A4 (en) | 2015-10-21 |
CN104081057A (zh) | 2014-10-01 |
JP5611253B2 (ja) | 2014-10-22 |
EP2818723B1 (en) | 2016-09-21 |
EP2818723A1 (en) | 2014-12-31 |
US10036395B2 (en) | 2018-07-31 |
CN104081057B (zh) | 2016-08-24 |
US20140363269A1 (en) | 2014-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5611253B2 (ja) | 圧縮機制御装置及びその制御方法、圧縮機システム | |
AU2014243207B2 (en) | Methods and systems for controlling turbocompressors | |
US11421596B2 (en) | Gas turbine control device and method, non-transitory storage medium, and gas turbine | |
JP6637434B2 (ja) | サイドストリームを伴うバックトゥバック型圧縮機を動作させるための方法及びシステム | |
JP5738262B2 (ja) | 圧縮機制御装置、圧縮機システムおよび圧縮機制御方法 | |
JP5595232B2 (ja) | ガスタービンおよび冷却方法 | |
JP5535772B2 (ja) | 燃料供給システム | |
JP6501380B2 (ja) | 多段圧縮機システム、制御装置、異常判定方法及びプログラム | |
US10400774B2 (en) | Multi-stage compression system, control device, control method, and program | |
JP4332740B2 (ja) | 航空機用抽気システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20131224 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5611253 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |