JPH0688597A - 負荷分割方法及び複数コンプレッサーを備えたコンプレッサー基地の主要ガスパラメータ制御装置 - Google Patents

負荷分割方法及び複数コンプレッサーを備えたコンプレッサー基地の主要ガスパラメータ制御装置

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JPH0688597A
JPH0688597A JP5150335A JP15033593A JPH0688597A JP H0688597 A JPH0688597 A JP H0688597A JP 5150335 A JP5150335 A JP 5150335A JP 15033593 A JP15033593 A JP 15033593A JP H0688597 A JPH0688597 A JP H0688597A
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compressor
control means
surge
relative distance
base
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JP5150335A
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English (en)
Inventor
Naum Staroselsky
スタロセルスキー ナウム
Saul Mirsky
マースキー ソウル
Paul A Reinke
エイ.ラインケ ポール
Paul M Negley
エム.ネグリー ポール
Robert J Sibthorp
ジェイ.シブソープ ロバート
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Compressor Controls LLC
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Compressor Controls LLC
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
    • F04D27/02Surge control
    • F04D27/0269Surge control by changing flow path between different stages or between a plurality of compressors; load distribution between compressors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明の目的は、コンプレッサー基地を制御
するための方法および装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 最初にすべての個々のコンプレッサーの性能
を、例えばその速度を減じることによって同時的に変化
させ、次に個々のアンチサージ弁を同時的に開くことに
よってすべての機械の作動点がそれらの各サージ制御ラ
インに到達することによって、主要プロセスガスパラメ
ータを必要レベルへ戻すため全基地の性能を増加あるい
は減少させる基地コントローラに主要プロセスガスパラ
メータの制御を可能にする、複数の動コンプレッサーを
備えるコンプレッサー基地の、吸入圧、吐出圧、吐出流
等の主要プロセスガスパラメータを管理するための方法
及び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に、コンプレッ
サー基地を制御するための制御方法及び制御装置、より
詳細には並列及び直列作動の動コンプレッサーを制御す
るための方法及び装置に関する。
【0002】本発明は、また、一般的に、最初のすべて
の個々のコンプレッサー性能の同時的変化、例えばそれ
らの速度を減じることにより、そして次にすべての機械
の操作点が各サージ制御ラインへ到達した後に個々のア
ンチサージ弁の同時開口によって主要プロセスガスパラ
メータを必要レベルへ戻すため、全基地の性能を増大あ
るいは減少させるための主要プロセスガスパラメータを
制御する複数の動コンプレッサーを備えたコンプレッサ
ー基地の、吸気圧、吐出圧、吐出流等の主要なプロセス
ガスパラメータを維持する為の制御方法及び制御装置に
関する。
【0003】提案された負荷分割の構成においては、一
のコンプレッサーが親機として自動的に選択される。並
列作動では、親機として選ばれたコンプレッサーはその
サージ制御ラインへの距離が最も離れているものであ
る。直列作動では、親機はそのサージ制御ラインへの距
離及び該コンプレッサーを通る等質量流れ(equivant ma
ss flow)の双方を示す最低基準”R”値をもつ。
【0004】親機は残りの他のコンプレッサーによって
従属され、残りのコンプレッサーは各サージ制御ライン
との距離又は親機の該距離に関する基準”R”を平均化
する。 提案された構成においては、基地制御システム
はコンプレッサーがサージが危険状態になるまでだけ各
コンプレッサーの性能を減じることができる。かかる危
険が生じた後は、主要プロセスガスパラメータは、アン
チサージ弁を調節することにより該工程を通る流れを変
化させて制御される。
【0005】
【従来の技術】並列作動コンプレッサー及び直列作動コ
ンプレッサーのためのあらゆる既知の制御システムは、
二つのカテゴリーに分けることができる。第一のカテゴ
リーでは、アンチサージ保護装置と基地ガスパラメータ
を調節するための制御装置とは独立で、互いにすべてが
接続されている訳ではない。基地制御装置は、この基地
作動期間中一定である予設定のゲイン及びバイアスを確
立することによって個々のコンプレッサーの性能を変化
させる。ある種のコンプレッサーでは、該ゲインはゼロ
に等しく、該バイアスは一定の及びしばしば最大の速度
を基底負荷操作のために与えるよう設定される。この制
御システムのカテゴリーは、二つの主要な問題点を処理
できない。
【0006】第1の問題は、吸入条件あるいは何らかの
機械の低調等の基地の作動条件の変化のもとで最大の負
荷分割を行うため、負荷分割装置設定点のための該ゲイ
ン及び該バイアスを変化させる必要性に関連している。
第2の問題は、工程流れ要求が持続的に減少している状
況下で、基地制御装置と個々のコンプレッサーのアンチ
サージ制御装置との間の可能な相互作用に関連してい
る。この制御システムのカテゴリーにおいては、サージ
に遠いコンプレッサーを作動する一方、サージを防止す
るための早期アンチサージ流れを含めて1又はそれ以上
のコンプレッサーをサージに危険なほど接近させること
が極めて普通である。
【0007】第2の制御システムカテゴリーにおいて
は、基地制御装置と個々の機械の負荷分割装置とのカス
ケード接続が存在する。このカテゴリーでは、基地制御
装置が個々の操作点と各サージ限界との間の距離のため
設定点を操作する。
【0008】並列作動のため、もし何らかの安定化手段
がかかるカスケード進入を作働可能にするため有効であ
るならば、直列作動には全く働かないであろう。しかし
並列作動に対してさえ、前記確認された安定化手段は制
御の動的正確性を低下させる。 前記問題を克服するた
め、コンプレッサーの動的制御を、カスケードを排除す
ることによって並列及び直列作動機械双方のために改善
することができるが、なおも各サージ制御ラインへの相
対距離の平均化を与えている。この動的制御は、サージ
付近での危険な相互作用を排除するため全ての制御ルー
プ間に特別な相互接続を与えることによってさらに改善
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、主要プロセスガスパラメータの制御が、再循環等の
無駄なアンチサージ流れによって与えられる前に、同時
作動しているすべてのコンプレッサーの操作点をそれら
の各々のサージ制御ラインへ到達させることを可能とす
ることである。
【0010】本発明の他の目的は、有効なアンチサージ
保護及び同時作動コンプレッサー間の最大負荷分割を与
える一方、該制御システムが主要プロセスガスパラメー
タの安定かつ正確な制御を行うことを可能とすることで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、コンプ
レッサー基地の上流の工程から、該基地の下流の工程へ
ガスをポンプで吸い上げるコンプレッサー基地を制御す
る方法であって、該コンプレッサー基地は複数の並列作
動の動コンプレッサーを含み、該コンプレッサーはコン
プレッサー性能を変化させるユニット最終制御手段によ
って作動され、該コンプレッサー基地は、主要プロセス
ガスパラメータを管理するため該上流及び下流の工程双
方の要求へ基地性能を調整するための基地制御システム
をも備え、該基地制御システムは、該主要プロセスガス
パラメータを制御するための基地制御手段、該ユニット
最終制御手段を作動するための各コンプレッサーに1個
のユニット制御手段、及びコンプレッサー作動点と各サ
ージ限界との間の相対距離を計算し及び該相対距離がア
ンチサージ最終制御手段を開くことにより予め決められ
た最小レベル以下に減少することを防止するための各コ
ンプレッサーに1個のアンチサージ制御手段から成り、
主要プロセスガスパラメータのその必要レベルとの偏差
を防止するため、該基地制御手段の出力の補正変化を発
現させること、各個コンプレッサーのため、サージ制御
ラインへの正常化された相対距離を計算し、各サージ限
界からのコンプレッサー作動点の前記相対距離が予め決
められた最小レベルと等しくなる瞬間に前記正常化され
た距離がゼロと等しく、並列作動コンプレッサーの各サ
ージ制御ラインへの該正常化された相対距離の中から最
高のものを選択すること、該主要プロセスガスパラメー
タを必要レベルへ戻すため、該基地制御手段の出力の測
定された補正変化により、そのサージ制御ラインへの最
高の正常化された距離でコンプレッサーのユニット最終
制御手段を作動すること、各サージ制御ラインへのその
正常化された相対距離を該選択された最高の正常化され
た距離と平均化するため、各個のコンプレッサーのため
のユニット補正信号を発現させること、及び基地主要プ
ロセスガスパラメータを必要レベルへ戻し、及び該正常
化されたコンプレッサーサージ制御ラインへの相対距離
を選択された最高の正常化距離と平均化するため、該基
地制御手段の出力の測定した変化と、該基地制御手段を
補助する該ユニット補正信号の組み合わせによって、各
サージ制御ラインへの正常化された相対距離が該選択し
た最高のものより短い、各個コンプレッサーのための該
ユニット最終制御手段を作動させること、から構成され
る該方法及び後述する装置により達成される。
【0012】
【作用】本発明方法及び装置の主たる特長は、各個コン
プレッサーのため及びコンプレッサー基地全体のために
再循環を行わずに安全操作領域を拡大すること、ループ
相互作用の最小化又は非干渉、及びシステム安定性及び
反応速度の向上である。
【0013】本発明によれば、コンプレッサー基地の各
動コンプレッサーは、三つの相互接続した制御ループに
よって制御される。
【0014】第1のループは、基地において作動してい
るすべてのコンプレッサーに共通な主要プロセスガスパ
ラメータを制御する。この制御ループは、全てのコンプ
レッサーに共通である基地コントローラ中に与えられて
いる。基地コントローラはまず調速機、入口(吸入)
弁、案内弁等の各個コンプレッサーのためのユニット最
終制御を操作し、次に再循環弁等の各個のアンチサージ
最終制御装置を連続的に操作することができる。
【0015】第2の制御ループは最適の負荷分割を与え
る。このループはユニットコントローラ中に、各コンプ
レッサー当たり1個与えられている。該ユニットコント
ローラは、コンプレッサー作動点が他のコンプレッサー
の作動点と同時かつ再循環等の何らかのアンチサージ流
が始まる前に、各サージ制御ラインへ到達することを可
能とする。各個のコンプレッサーのためのユニットコン
トローラの出力は、ユニット最終制御装置の位置のため
の設定点を与えるため、すべてのコンプレッサーに共通
な基地コントローラの出力と相互接続されている。
【0016】第3の制御ループは、サージ制御ラインと
の相互距離を計算し、この距離がゼロレベル以下になる
ことを防止し、及びこの距離をコンパニオンユニットコ
ントローラへ伝えるアンチサージコントローラ中に与え
られている。該アンチサージコントローラの出力は、ア
ンチサージ最終制御装置の位置を操作するため基地コン
コローラの出力と相互接続されている。
【0017】各個の機械の操作に役立つ3個全ての制御
ループ間の相互接続は、以下の方法で与えられる。
【0018】ith各個コンプレッサーのユニット最終制
御装置のための設定点は、基地コントローラ及び各ユニ
ットコントローラのいずれによっても操作されるが、基
地コントローラの出力は、各サージ制御ラインとの相対
距離dciが予設定値”ri ”より高いか又は同等な場合
のみ該設定点を増加し又は減少させることができる。そ
れはdciがri より小さい時、該設定点を増加できるだ
けである。
【0019】各々のアンチサージ最終制御装置の位置の
ための設定点は、各アンチサージコントローラ又は基地
コントローラのいずれかによって操作することができ
る。アンチサージ最終制御装置は、該アンチサージコン
トローラによってのみ閉じることができる。この装置
は、ある実施においてdci<ri である場合、より高い
開口を要求するもののいずれか1つによって開けること
ができる。別に第2の実施においては、アンチサージコ
ントローラと基地コントローラ双方の補正作用は、双方
がアンチサージ最終制御装置が開けられるこを要求する
場合に一緒に加えることができ、そしてその結果は、d
ci<ri である場合、アンチサージ最終制御装置を開け
るために使用される。
【0020】並列作動コンプレッサー間の最大負荷分割
は、本発明において以下の方法によって与えられる。
【0021】各ユニットコントローラは、コンパニオン
アンチサージコントローラによって計算された各々のサ
ージ制御ラインとの相対距離を受け取り、該距離を並列
作動にあるすべてのコンプレッサー間の基地コントロー
ラによって選択された最大相対距離と比較する。その各
サージ制御ラインとの最大相対距離をもつコンプレッサ
ーは親機として自動的に選択される。親機のユニット最
終制御装置のための設定点は基地コントローラによって
のみ操作される。
【0022】並列システムにある残りのコンプレッサー
のユニット最終制御装置(devices)のための設定点は、
すべてのコンプレッサーに共通の主要プロセスガスパラ
メータの制御が該基地コントローラによって操作されて
いることに加えて、親機の相対距離と各サージ制御ライ
ンとの相対距離を平均化するように操作される。
【0023】コンプレッサーの直列作動では、ithコン
プレッサーのためのユニットコントローラが、ithコン
プレッサーのためのサージ制御ラインとの相対距離とi
thコンプレッサーを通る等質量流速の双方を示す特別な
基準”Ri ”値を計算する。該ユニットコントローラ
は、基地コントローラによって選抜された親機コンプレ
ッサーの最終基準Rmin 値とそれ自体の基準”Ri ”値
を平均化することによって接続したコンプレッサーのた
めの負荷分割を制御する。
【0024】同様に、並列作動コンプレッサーの場合
は、親機コンプレッサーが選ばれ、残りのコンプレッサ
ーが親機に従う。しかし直列作動コンプレッサーについ
ては、それらの基準Ri 値を親機の値と平均化すること
により従う。
【0025】本発明の目的は、主要プロセスガスパラメ
ータを制御する目的のため、すべての負荷分割を行うコ
ンプレッサーがそれら各々のサージ制御ラインへ到達す
るまで、再循環等のアンチサージ最終装置を通る不要な
ガス流を防止することである。この目的は、並列作動コ
ンプレッサーについては各サージ制御ラインとの相対距
離を平均化することにより、直列作動コンプレッサーに
ついては該各サージ制御ラインとの相対距離とコンプレ
ッサーを通る等質量流速の双方を示す基準”R”値を平
均化することによれ達成される。該等質量流れは、直列
作動機械間の流れ抽出(flow extraction) 又は流れ進入
(flow admission)を補償する。
【0026】本発明の他の目的は、各個コンプレッサー
のアンチサージ保護とコンプレッサー基地の主要プロセ
スガスパラメータを制御する制御ループとの間の相互作
用を防止することである。
【0027】本発明の他の目的、特長及び新規な特性
は、添付の図面と関連して検討することにより、以下の
詳細な記載から明らかとなる。
【0028】
【実施例】図面中、参照番号は数枚の図面を通して同一
又は対応する部分を指している。第1図は、蒸気タービ
ン(102)及び(202)各々によって駆動され、圧
縮されたガスを各逆流防止弁(105)及び(205)
を通して共通の吐出マニホルド(104)へ汲み上げる
二つの並列作動動コンプレッサー(101)及び(20
1)を示す。各コンプレッサーは、ポジショナー(10
7)及び(207)を有する各作動装置を有するコンプ
レッサー(101)のための再循環弁(106)及びコ
ンプレッサー(201)のための同弁(206)によっ
て供給される。前記蒸気タービンはそれぞれ調速機(1
03)及び(203)を有し、各動コンプレッサーの速
度を制御している。各コンプレッサーは、コンプレッサ
ー(101)のための流量測定装置(108)及びコン
プレッサー(201)のための同装置(208)によっ
て供給され;伝送機(111),(112),(11
3),(114),(115)及び(116)は、コン
プレッサー(101)のため吸入状態の流れ成分(10
8)に交差する異なる圧力、吸入圧、吐出圧、吐出温度
及び回転速度それぞれを測定するために与えられ;伝送
機(211),(212),(213),(214),
(215)及び(216)は、コンプレッサー(20
1)のため吸入状態の流れ成分(208)に交差する異
なる圧力、吸入圧、吸入温度、吐出圧、吐出温度及び回
転速度それぞれを測定するために与えられている。
【0029】再循環ライン(150)及び(250)
は、上流工程からのガスを受け取る共通の吸入マニホル
ドへ送り込み、そのガスを共通のクーラー(198)及
び共通のノックアウトドラム(197)を通して共通の
マニホルド(196)へ通過させる。
【0030】コンプレッサー(101)及び(201)
双方は、共通の吸入マニホルド(104)における圧力
制御、及び個々のコンプレッサーの最適な負荷分割及び
アンチサージ保護を与える基地制御システムによって補
充される。
【0031】前記制御システムは、計算された補正信号
△SOUT を用いて圧力伝送機(195)によって測定さ
れた主要プロセスガスパラメータ(本願実施例における
吐出圧)を制御する一個の共通の基地コントローラ(1
29);各コンプレッサーの性能を設定点UOUT1及びU
OUT2を制御することによって調速機(103)及び(2
03)のそれぞれへ制御するコンプレッサー(101)
及び(201)のそれぞれのための二つのユニットコン
トローラ(123)及び(223);及び再循環弁(1
06)及び(206)それぞれのためのポジショナー
(107)及び(207)の設定点AOUT1及びAOUT2
操作するコンプレッサー(101)及び(201)それ
ぞれのための二つのアンチサージコントローラ(10
9)及び(209)から構成される。
【0032】第2図によれば、各コンプレッサー当たり
1個の、2個のアンチサージコントローラ(109)及
び(209)はそれぞれ7個の制御モジュールから構成
されている。即ち、コンプレッサー(101)のための
6個の伝送機(111),(112),(113),
(114),(115)及び(116)、及びコンプレ
ッサー(201)のための伝送機(211),(21
2),(213),(214),(215)及び(21
6)から各々信号受け取るコンプレッサー(101)の
ための同モジュール(110)及びコンプレッサー(2
01)のための測定モジュール(210);コンプレッ
サー(101)のための計算モジュール(117)及び
コンプレッサー(201)のための同モジュール(21
7);コンプレッサー(101)のためのコンパラメー
タモジュール(118)及びコンプレッサー(201)
のための同モジュール(218);コンプレッサー(1
01)のためのP+I制御モジュール(119)及びコ
ンプレッサー(201)のための同モジュール(21
9);コンプレッサー(101)のための出力処理モジ
ュール(120)及びコンプレッサー(201)のため
の同モジュール(220);コンプレッサー(101)
のための非一次関数モジュール(121)及びコンプレ
ッサー(201)のための同モジュール(221)、及
びコンプレッサー(101)のための掛算器モジュール
(122)及びコンプレッサー(201)のための同モ
ジュール(222)である。
【0033】各コンプレッサー当たり1個の2個のユニ
ットコントローラ(123)及び(223)はそれぞれ
5個の制御モジュールから成っている。即ち、コンプレ
ッサー(101)のための正常化モジュール(124)
及びコンプレッサー(201)のための同モジュール
(224);コンプレッサー(101)のためのP+I
制御モジュール(125)及びコンプレッサー(20
1)のための同モジュール(225);コンプレッサー
(101)のための合計モジュール(126)及びコン
プレッサー(201)のための同モジュール(22
6);コンプレッサー(101)のための非一次関数モ
ジュール(127)及びコンプレッサー(201)のた
めの同モジュール(227);及びコンプレッサー(1
01)のための掛算器モジュール(128)及びコンプ
レッサー(201)のための同モジュール(228)で
ある。
【0034】前記基地コントローラ(129)は双方の
コンプレッサーに共通であり、3個の制御モジュール、
すなわち、圧力伝送機(195)からの信号を受け取る
測定モジュール(130)、P+I+D制御モジュール
(131)、及び選択モジュール(132)から成って
いる。
【0035】アンチサージコントローラ(109)及び
(209)とユニットコントローラ(123)及び(2
23)は全く同一であるので、それらの成分間の相互接
続はコンプレッサー(101)だけのための実施例によ
って記載できる。
【0036】コンプレッサー(101)のアンチサージ
コントローラ(109)の計算モジュール(117)は
測定モジュール(110)により、6個の伝送器、すな
わち流量測定装置(108)と交差する圧力作動伝送器
(111)、吸入圧及び温度伝送器各(112)及び
(113)、吐出圧及び温度伝送器各(114)及び
(115)、及び速度伝送器(116)から収集された
データを受け取る。収集されたデータに基づいて、前記
計算モジュール(117)は、コンプレッサー(10
1)の操作伝送器のその各サージ限界ラインへの相対距
離を計算する。該相対距離は例えば次のように計算され
る:
【0037】
【式1】 式中、f(N)はコンプレッサー(101)の速度
(N)の変化に対する各サージ限界の傾斜の変化を示
し、Rc はコンプレッサー(101)によって生じる圧
縮比であり、△Po は吸入状態の流量測定装置を交差す
る圧力差動であり、Psは吸入圧であり、σはコンプレ
ッサー(101)のためのポリトロープ指数、及びKは
一定分子量及び圧縮性をもつガス定数である。
【0038】その順番がきた時の圧縮比Rc は、以下の
ように計算される。
【0039】
【式2】 式中、Pd 及びPs は絶対単位であり、及び指数σはポ
リトロープ圧縮の法則、
【0040】
【式3】 を用いて計算され、
【0041】
【式4】 を得る。ここでRT は温度比
【0042】
【式5】 d 及びTs はそれぞれ絶対単位ににおける吐出及び吸
入温度である。
【0043】計算されたサージ限界ラインへの該相対距
離(dr1)に基づいて、コンパラメータモジュール(1
18)は各サージ制御ラインへの相対距離(dc1):
【0044】
【式6】 を計算する。式中、b1 は各サージ限界とサージ制御ラ
インの安全限界である。P+I制御モジュールはゼロに
等しい設定点をもつ。これは再循環弁(106)を開口
することにより、距離dc1が正の数レベル以下に下がる
ことを防止する。該バルブ(106)は、アンチサージ
コントローラ(109)の出力処理モジュール(12
0)によって作動されるポジショナー(107)により
作動装置と一緒に操作される。該出力処理モジュール
(120)は、選択モジュールあるいは合計モジュール
として任意に配置できる。選択モジュールとして、モジ
ュール(120)はP+Iモジュール(119)の微分
変化あるいは掛算器(122)の微分変化のいずれかを
選択し、これらはいずれも弁(106)のより大きな開
口を要求する。合計モジュールとして、P+Iモジュー
ル(119)及び掛算器モジュール(122)の双方の
微分変化が合計される。前記掛算器モジュール(12
2)は、基地コントローラ(129)のP+I+D制御
モジュール(131)の微分変化△Sout に相対距離d
c1及び基地コントローラ補正信号△Soutの非一次関数
を掛算する。この一次関数値は、値M11、値M12又は0
と等しくすることができる。この値は、dc1<r1 でか
つ△Sout >0である場合を除き常にゼロに等しく、こ
の場合それは値M11に等しく、dc1<r1 でかつ△S
out <0である場合は、それは値M12に等しい。
【0045】ユニットコントローラ(123)及び(2
23)はまた全く同一で、いずれの操作もユニットコン
トローラ(123)のみについての実施例によって十分
記載することができる。
【0046】相対距離dc1は、正常化モジュール(12
4)がアンチサージコントローラ(109)によって計
算された相対距離dc1に、係数β1 を掛算するユニット
コントローラ(123)へ向けられている。このような
正常化の目的は、その最大で、
【0047】
【式7】 となる方法で、その最大速度及び必要な吐出圧下でコン
プレッサー(101)の作動点を位置決めすること、あ
るいは最も頻繁な作動条件下でその最大効率域に各作動
点を位置決めすることである。係数β1 はより高いレベ
ルの最適化システムによって動的に限定してもよい。
【0048】正常化モジュール(124)の出力は、基
地コントローラ(129)の選択モジュール(132)
及びユニットコントローラ(129)のP+I制御モジ
ュールへ向けられている。選択モジュール(132)は
コンプレッサー(101)及び(201)それぞれのた
めdcn1 及びdcn2 の間の最高値としてdcnmax を選択
し、設定点としてこの最高値を各ユニットコントローラ
(123)及び(223)のP+Iモジュール(12
5)及び(225)へ送る。
【0049】もしモジュール(132)によって選ばれ
たdcnmax 値がdcn1 ならば、コンプレッサー(10
1)は自動的に親機となる。そのP+Iモジュール(1
25)は次に0に等しい出力の微分変化を起こす。結果
として、合計モジュール(126)は非一次関数(12
7)がゼロに等しくないことを条件に、基地コントロー
ラ(129)のP+I+Dモジュール(131)の出力
微分変化△Sout によってのみ作動される。もしモジュ
ール(132)が正常化された距離dcn2 を選ぶなら
ば、続いてユニットコントローラ(123)のP+Iモ
ジュール(125)は、それ自身の正常化された距離d
cn1 を自動的に親機となるコンプレッサー(201)の
該距離へ平均化する。
【0050】この場合該合計ユニット(126)は、そ
の出力を二つの制御モジュール、すなわちユニットコン
トローラ(123)のP+Iモジュール(125)及び
基地コントローラ(129)のP+I+Dモジュール
(131)の微分変化をベースとして変化させる。関数
制御モジュール(127)によってつくられた非一次関
数のため、P+I+Dモジュール(131)の微分変化
△Sout はモジュール(128)によって、M13又はM
14に等しい値、又はゼロのいずれかによって掛算され
る。
【0051】相対距離dc1が値”r1 ”より高いか又は
等しい場合、掛算因数は常に等しい。それはdcn1 <r
1 の場合M14に等しく、モジュール(131)の出力の
微分変化△Sout はゼロより大きい。しかしながら、d
cn1 <r1 でかつモジュール(131)の出力の微分変
化△Sout がゼロより小さいか等しい場合は、掛算因数
はゼロに等しい。これは、共通のマニホルド(104)
における吐出圧を制御する一方で、基地コントローラが
共通のコンプレッサー(101)のためのその各々のサ
ージ制御ラインへの相対距離dc1を一定の予設定レベ
ル”r1 ”以下に減少できないことを意味する。
【0052】ユニットコントローラ(123)の合計モ
ジュール(126)の出力は、調速機(103)のため
の設定点Uout1を操作する。
【0053】基地コントローラ(129)は、共通の吐
出マニホルド(104)中の伝送機(195)によって
測定された圧力を維持するためそのP+I+D制御モジ
ュール(131)の微分変化△Sout を変化させる。
【0054】第1図により示された制御システムの作動
は、以下の実施例により説明される。最初に、コンプレ
ッサー(101)及び(201)の双方が、共通のマニ
ホルド(104)中の要求された吐出圧下で、完全に閉
じ込められた再循環弁(106)及び(206)ととも
に作動されることを仮定しよう。それらの作動点の各サ
ージ制御ラインへの正常化された相対距離dcn1 及びd
cn2 は、同じ値”2”に等しい。さらに流れに対する工
程の要求が共通のマニホルド(104)中で減少するこ
とを仮定する。結果として、マニホルド(104)中の
圧力は増加を始める。コンプレッサー(101)のその
サージ制御ラインへの正常化された距離dcn1 は値A1
へ減少する。そして、コンプレッサー(201)のた
め、その正常化された相対距離dcn2 の値は値2から値
2 へ減少する。同様にA1 >A2かつ相対距離dcn1
及びdcn2 の双方がそれらの各予設定値”r1 ”及び”
2”より大きいことを仮定する。
【0055】選択モジュール(132)は、ユニットコ
ントローラ(123)及び(223)それぞれの制御モ
ジュール(125)及び(225)のための設定点d
cnmaxとしてdcn1 の値を選択する。該コンプレッサー
(101)はそれゆえ自動的に親機として選択されてい
る。
【0056】dcn1 はr1 より大きいので、該非一次関
数(127)はM11に等しく、そしてユニットコントロ
ーラ(123)の合計モジュール(126)は、掛算器
(128)を介して必要レベルまでマニホルド(10
4)中の圧力を戻すことが要求され、M11によって掛算
されたP+I+Dモジュール(131)の出力の微分減
少△Sout を受け取る。前記P+I+Dモジュール(1
31)の出力の微分減少は、タービン(102)用の調
速機(103)の設定点を減少させ、コンプレッサー
(101)を介する流れを減少させる。同時に、コンプ
レッサー(201)のユニットコントローラ(223)
の合計モジュール(226)は、基地コントローラ(1
29)の制御モジュール(131)の出力の微分変化、
及びコンプレッサー(201)のユニットコントローラ
(223)のP+I制御モジュール(225)の出力の
変化双方の影響を受けながらコンプレッサー(201)
のための調速機(203)の設定点を変化させる。
【0057】該過渡処理は距離dc1n 及びdc2n 双方が
平均化されるまで続き、そして吐出マニホルド(10
4)中の圧力が必要なレベルへ戻される。
【0058】再び、該工程流れ要求がさらに減少し、そ
して各個コンプレッサーの速度がdcn1 =dcn2 =0ま
で減少されることを仮定する。流れ要求のそれ以上の減
少は、各サージ制御ラインの作動点を保持するため、出
力処理モジュール(120)及び(220)それぞれを
介するアンチサージコントローラ(109)及び(20
9)による両再循環弁(106)及び(206)の開口
を開始するだろう。
【0059】流れ要求のそれ以上の減少は再び吐出圧を
増加し;距離dcn1 及びdcn2 はレベルr1 及びr2
下にそれぞれ減少し;そして基地コントローラ(12
9)はコンプレッサー(101)及び(201)の速度
を減少させる能力を失うであろう。その代わりに、それ
は掛算器モジュラー(122)及び(222)のそれぞ
れを介してアンチサージコントローラ(109)及び
(209)の出力処理モジュール(120)及び(22
0)へ、そのP+I制御モジュール(131)の出力の
微分変化を送ることを開始するであろう。もし、出力処
理モジュール(120)及び(220)が選択機能を遂
行し、そしてもしこれらの微分変化△Soutが、モジュ
ール(119)及び(219)によって要求される以上
に再循環弁(106)及び(206)の開口を要求する
ならば、その時は、必要なレベルへ圧力を戻すため再循
環弁は微分変化△Sout により開かれるであろう。もし
出力処理モジュール(120)及び(220)が合計機
能を行うならば、その時は双方の微分変化は組み合わさ
れ必要レベルへ圧力を戻すため再循環弁(106)及び
(206)を開くであろう。距離dcn1 及びdcn2 がそ
れぞれ予設定レベルr1 及びr2 より高くなるや否や、
基地コントローラ(129)のP+I+D制御モジュー
ル(131)は、両方のコンプレッサーの速度を減少さ
せるためユニットコントローラ(123)及び(22
3)を介して機能するであろう。この工程は共通の吐出
マニホルド(104)中の圧力がその必要レベルへ戻る
まで続くであろう。
【0060】さらに流れ要求が増加することを仮定す
る。結果として、マニホルド(104)中の圧力が降下
し、そして距離dcn1 及びdcn2 が正の数となる。基地
コントローラ(129)は、そのP+I+Dモジュール
(131)を介して、コンプレッサー(101)及び
(201)双方の速度を直ちに増加することを開始する
であろう。同時に、アンチサージコントローラは、それ
らの各P+Iモジュール(119)及び(219)を介
して再循環弁(106)及び(206)を閉じることを
開始するであろう。同様に距離dcn2 がdcn1 より高く
なることを仮定する。結果として、該コンプレッサー
(201)は自動的に親機となるであろう。ユニットコ
ントローラ(123)の該P+Iモジュール(125)
は、基地コントローラ(129)のP+I+Dモジュー
ルの出力の微分増加に加えて、コンプレッサー(10
1)の速度を高めるであろう。結果として、両方のコン
プレッサーは、それらの距離dcn1 及びdcn2 を平均化
するであろう。もし、その最大速度へ到達した結果とし
てコンプレッサー(201)がその相対距離dcn2 を減
少できないならば、この限界のあるコンプレッサー(2
01)は選択工程において除外されるであろう。結果と
して、コンプレッサー(101)が親機として自動的に
選択され、基地コントローラ(129)へ、コンプレッ
サー(101)の速度を増加し、そして必要レベルへ基
地吐出圧をもとへ戻すことを可能にするであろう。
【0061】次に第3図に示された図面を参照すると、
コンプレッサー基地が図中に二つの直列作動の遠心回転
コンプレッサー(101)及び(201)とともに示さ
れている。コンプレッサー(101)及び(201)
は、調速機各(103)及び(203)と一緒にタービ
ン各(102)及び(202)によって駆動される。低
圧コンプレッサー(101)は、吸入基地マニホルド
(105)から与えられた基地吸入ドラム(104)か
らガスを受け取る。ドラム(104)中へ入る前に該ガ
スはクーラー(106)で冷却される。
【0062】高圧コンプレッサー(201)は吸入マニ
ホルド(205)から与えられる吸入ドラム(204)
からガスを受け取る。吸入ドラム(204)へ入る前に
該ガスはクーラー(206)により冷却される。同様に
マニホルド(205)へ入る側流の流れがある。結果と
して、高圧コンプレッサー(201)を介する該質量流
れは、低圧コンプレッサー(101)を介する質量流れ
よりも高い。
【0063】各コンプレッサーは、コンプレッサー(1
01)のための吸入流量測定装置(107)及びコンプ
レッサー(201)のための同装置(207)のためコ
ンプレッサー(101)のための吐出吸引流量測定装置
(108)及びコンプレッサー(201)のための同装
置(208);流量測定装置(108)及び(208)
それぞれの下流に配置された逆流防止弁(111)及び
(211);コンプレッサー(101)のための再循環
弁(109)及びコンプレッサー(201)のための同
弁(209)を備えている。該再循環弁は、コンプレッ
サー(101)のためのポジショナー(110)及びコ
ンプレッサー(201)のためのポジショナー(21
0)といっしょに作動装置によって操作される。
【0064】該して、直列のすべてのコンプレッサーを
通って吸入マニホルド(105)から吐出マニホルド
(213)へ通過する最小質量流速Wm は、吐出流量測
定装置によって測定される最小の全質量流速である。コ
ンプレッサー(101)及び(201)それぞれのため
の吐出流量測定装置(108)及び(208)により測
定された該質量流速をWd1及びWd2としよう。マニホル
ド(205)中へ入った側流質量流れをWs2としよう。
もし、前記側流質量流速Ws2が正の数であるならば、質
量流れはマニホルド(205)へ加えられる。それゆ
え、質量流速Wd2はマニホルド(205)に加えられて
いる質量流れWs2の量により質量流速Wd1より大きく、
そしてこの最小質量流速Wm はコンプレッサー(10
1)への吐出質量流速Wd1に等しくなるであろう。も
し、側流質量流速Ws2が負の値であるならば、その時
は、質量流れはマニホルド(205)から抽出されてい
る。この場合、質量流速Wd2は、マニホルド(205)
で抽出されている質量流れWd2の量によって質量流速W
m はコンプレッサー(101)への吐出質量流速Wd2
等しくなるであろう。
【0065】最小質量流速Wm とithコンプレッサーの
ための吐出質量流速Wd1の差△i が、最小流量のコンプ
レッサーの上流又は下流へ加えられる。
【0066】各コンプレッサーはさらに、コンプレッサ
ー(101)のため吸入状態の流れ成分(107)を交
差する差動圧、吸入圧、吐出圧、吐出温度、吐出中の流
れ成分(108)を交差する差動圧及び回転速度をそれ
ぞれ測定するための伝送機(114),(115),
(116),(117),(118),(119)及び
(120);及び、コンプレッサー(201)のため吸
入状態の流れ成分(207)を交差する差動圧、吸入
圧、吸入温度、吐出圧、吐出温度、吐出中の流れ成分
(208)を交差する差動圧、及び回転速度をそれぞれ
測定するための伝送機(214),(215),(21
6),(217),(218),(219)及び(22
0)によって補充される。
【0067】コンプレッサー(101)及び(210)
双方は、最適な方法でコンプレッサー(101)及び
(210)間の共通の基地圧力比を分割し、そしてサー
ジから両コンプレッサーを保護する一方、吸入ドラム
(104)中の圧力を維持している基地制御システムに
よって補充される。
【0068】前記基地制御システムは、計算された補正
信号△Sout を用いて圧力伝送機(141)によって測
定された主要プロセスガスパラメータ(本実施例におけ
る吸入ドラム(104)圧)を制御する1個の共通基地
コントローラ;調速機(103)及び(203)それぞ
れへの設定点Uout1とUout2を制御することによって、
各コンプレッサー(101)及び(201)それぞれの
ための2個のユニットコントローラ(129)及び(2
29);及び、再循環弁(109)及び(209)それ
ぞれのためのポジショナー(110)及び(210)の
設定点Aout1及びAout2を操作するコンプレッサー(1
01)及び(201)それぞれのための2個のアンチサ
ージコントローラ(128)及び(228)から成って
いる。
【0069】第2(b)図を参照すると、コンプレッサ
ー(101)及び(201)それぞれのための2個の同
一のアンチサージコントローラ(128)及び(22
8)は、各々が7個の制御モジュール、すなわち、コン
プレッサー(101)のための7個の伝送機(11
4),(115),(116),(117),(11
8),(119)及び(120)、及びコンプレッサー
(201)のための伝送器(214),(215),
(216),(217),(218),(219)及び
(220)から各々信号を受け取るコンプレッサー(1
01)のための測定制御モジュール(126)及びコン
プレッサー(201)のための同モジュール(22
6);コンプレッサー(101)のための計算モジュー
ル(127)及びコンプレッサー(201)のための同
モジュール(227);コンプレッサー(101)のた
めの比率及び積分制御モジュール(122)及びコンプ
レッサー(201)のための同モジュール(222);
コンプレッサー(101)のためのコンパラメータモジ
ュール(121)及びコンプレッサー(201)のため
の同モジュール(221);コンプレッサー(101)
のための出力処理モジュール(123)及びコンプレッ
サー(201)のための同モジュール(223);コン
プレッサー(101)のための掛算器モジュール(12
4)及びコンプレッサー(201)のための同モジュー
ル(224);及びコンプレッサー(101)のための
非一次関数モジュール(125)及びコンプレッサー
(201)のための同モジュール(225);から構成
される。
【0070】コンプレッサー(101)及び(201)
それぞれのための2個のユニットコントローラ(12
9)及び(229)は、各々6個の制御モジュール、す
なわち、コンプレッサー(101)のための同モジュー
ル(231);コンプレッサー(101)のための計算
制御モジュール(130)及びコンプレッサー(20
1)のための同モジュール(230);コンプレッサー
(101)のための比率・積分制御モジュール(13
5)及びコンプレッサー(201)のための同モジュー
ル(235);コンプレッサー(101)のための合計
制御モジュール(134)及びコンプレッサー(20
1)のための同モジュール(234);コンプレッサー
(101)のための掛算器モジュール(133)及びコ
ンプレッサー(201)のための同モジュール(23
3);及びコンプレッサー(101)のための非一次関
数モジュール(132)及びコンプレッサー(201)
のための同モジュール(232);から構成される。
【0071】基地コントローラ(136)は両コンプレ
ッサーに共通であり、そして4個の制御モジュール、す
なわち、圧力伝送機(141)からの信号を読み取る測
定モジュール(139)、最小基準R選択モジュール
(138)、最小質量流れ選択モジュール(137)、
及び比率・積分・導函教制御モジュールから構成され
る。 アンチサージコントローラ(128)及び(22
8)は全く同一であるので、それらの作動は実施例のよ
うにアンチサージコントローラ(128)を用いて説明
できる。該アンチサージコントローラ(128)の測定
制御モジュール(126)は、7個の伝送機すなわち、
流量測定装置(107)を交差する圧力差動を測定する
差動圧力伝送機(114);吸入及び吐出圧力伝送機各
(115)及び(117);吸入及び吐出温度伝送機各
(116)及び(118);速度伝送機(120)、及
び流量測定装置(108)を交差する圧力差動を測定す
る差動圧力伝送機(119)からデータを収集する。
【0072】全く同様に、並列作動では前記計算モジュ
ール(127)は、式(1)〜(5)を参照して、伝送
機から収集されたデータに基づいてその各々のサージ限
界ラインからのコンプレッサー(101)の作動点の相
対距離dr1を計算する。一定のガス組成を仮定して、該
モジュールは同様に流量測定装置(107)を通る下記
で表される質量流速Wc1
【0073】
【式8】 ここで、△Pos、Ps 及びTs は、伝送機(114),
(115),及び(116)によってそれぞれ読み取ら
れ、流量測定装置(108)を通る下記で表される質量
流速Wd1
【0074】
【式9】 ここで、△Pod、Pd 及びTd は、伝送機(119),
(117),及び(118)でそれぞれ読み取られる。
計算された両質量流速Wc1及びWd1は、コンプレッサー
(101)のためのコンパニオンユニットコントローラ
(129)の計算モジュール(130)へ向けられる。
質量流速Wd1は、コンプレッサー(101)及び(20
1)双方を介して通過する最小質量流速Wm を選択する
ため、基地コントローラ(136)の最小流量モジュー
ル(137)へ同様に向けられる。計算された各々のサ
ージ限界ラインへの相対距離は、コンプレッサー(10
1)のための作動点とそのサージ制御ラインとの相対距
離dc1を相対距離dc1
【0075】
【式10】 から安定限界b1 を減じることによって算出するコンパ
ラータモジュール(121)へ向けられる。このサージ
制御ラインへの相対距離は、ユニットコントローラ(1
29)の正常化モジュール(130)及びアンチサージ
コントローラ(128)の非一次関数モジュール(12
5)及びP+I制御モジュール(122)双方へ向けら
れる。該(P+I)制御モジュール(122)はゼロに
等しい設定点をもつ。それは、距離dc1が再循環弁(1
09)を開くことによって正の数レベル以下に下がらな
いよう防止する。再循環弁(109)は、アンチサージ
コントローラ(128)の出力処理モジュール(12
3)によって作動されるホジショナー(110)により
作動装置と一緒に操作される。該モジュール(123)
は、選択モジュールあるいは合計モジュールとして任意
に配置することができる。選択モジュールとして、P+
Iモジュール(122)から受け取った微分変化又は掛
算器(124)の微分変化のいずれかを選択し、これら
の変化はいずれも弁(109)のより大きな開口を要求
する。合計モジュールとして、P+Iモジュール(12
2)と掛算器モジュール(124)双方の微分変化を合
計する。掛算器モジュール(124)は、基地コントロ
ーラ(136)のP+I+D制御モジュール(140)
を、相対距離dc1と基地コントローラ微分出力△Sout
の非一次関数で乗じる。この関数は値M11,M12又は0
のいずれかと等しくすることができる。この値はdc1
i の場合はゼロに等しく、dc1<ri でかつ△Sou t
>0の時はM11に等しく、そしてdc1<ri でかつ△S
out <0の場合はM12に等しい。
【0076】ユニットコントローラ(129)及び(2
29)は同様に全く同一であるから、両者の操作はユニ
ットコントローラ(129)だけの実施例によって十分
記載可能である。
【0077】ユニットコントローラ(129)の正常化
モジュール(131)は、コンプレッサー(101)の
サージ制御ラインへの相対距離dc1を下記式の形で正常
化する。
【0078】
【式11】 このような正常化の目的は、その最大速度及び必要吐出
圧下でコンプレッサー(101)の作動点を位置決めす
ること、又は最も頻繁な作動条件においてその最大効率
域で各作動を位置決めすることのいずれかである。係数
β1 は、より高いレベルの最適な系によって動的に限定
してもよい。
【0079】ユニットコントローラ(129)の正常化
モジュール(131)の出力は、アンチサージコントロ
ーラ(128)の計算モジュール(127)から受け取
った計算された質量流れWc1及びWd1といっしょに、さ
らに基地のコントローラ(136)の選択制御モジュー
ル(137)によって選択された最小吐出流れWm とい
っしょに計算モジュール(130)へ入る。直列作動コ
ンプレッサー間での安定な最適負荷分割のためには、コ
ンプレッサー作動点のそれらの各々のサージ制御ライン
との相対距離dc1を平均化するだけでは十分ではない。
コンプレッサーがそれらのサージ制御ライン上で作動
し、そして相対距離dc1及びdc2がゼロに等しい場合が
特に重要である。該制御システムは、次に中立となり、
そして負荷分割は不可能となる。最適な直列負荷分割の
ための最も便宜な基準は、サージ制御ラインへの相対距
離と吸入マニホルド(150)からその吐出マニホルド
(213)へすべての直列で作動するコンプレッサーを
通過する最小流れに等しい等質量流速の両方から成って
なければない。用いられる基準は、すべてのコンプレッ
サーを通して等質量流速及び各サージ制御ラインへ等し
い距離を与えなければならない。
【0080】ユニットコントローラ(129)の計算制
御モジュール(130)は、そのような基準Rとして計
算し、この基準は下記式で定義される。
【0081】
【式12】 ここで、
【0082】
【式13】 である。
【0083】最小吐出質量流速Wm は、コンプレッサー
(101)及び(201)それぞれのために計算された
質量流速Wd1及びWd2から基地コントローラ(136)
の流れ選択モジュール(137)によって選択される。
【0084】第3図に示された系においては、側流質量
流速Ws2は正の数をもち、Wd1=Wm であり、そしてコ
ンプレッサー(101)に関して△1 =0である。しか
し、コンプレッサー(201)に関しては、△2 は正の
数で、
【0085】
【式14】 である。
【0086】計算モジュール(130)の出力R1 は、
処理変数としてユニットコントローラ(130)のP+
I制御モジュール(135)へ、及び基地コントローラ
(136)の選択モジュール(138)へ向けられる。
基地コントローラ(136)の選択モジュール(13
8)は、コンプレッサー各(101)及び(201)の
計算制御モジュール(130)及び(230)の出力か
らの最低の基準R値であるRm を選択する。該選択され
た最低基準Rm は、各ユニットコントローラの比率・積
分モジュール(135)及び(235)のための設定点
として用いられる。 2個のP+Iモジュール(13
5)及び(235)の一つに関して、基準Ri 処理変数
は設定点Rm に等しい。このP+I制御モジュールの出
力は、それゆえ変化していない。しかしながらもしR1
≠R2 であれば、他のP+Iモジュールの出力は、基準
R値を平均化するため変化しているであろう。
【0087】もしこの実施例におけるように、コンプレ
ッサー(101)が親機として選択されるならば、ユニ
ットコントローラ(129)の合計制御モジュール(1
34)の出力の変化は、基地コントローラ(136)の
P+I+D制御モジュール(140)の出力の微分変化
のみに基づくであろう。ユニット制御手段(129)の
基地コントローラ(136)は、コンプレッサー(10
1)の作動点のそのサージ制御ラインとの相対距離dc1
が予設定レベル”r1 ”より大きいかあるいは等しい場
合のみ、並列作動に関して記載したものと全く同様に、
非一次制御関数(132)の手段によって合計モジュー
ル(133)の出力を増加あるいは減少させることがで
きる。dc1<0の時は、P+I+Dモジュール(14
0)はモジュール(134)の出力を増加させることだ
けができる。
【0088】基準R2 が基準R1 より小さい場合は、コ
ンプレッサー(201)が親機として選択される。この
ような場合には、合計制御モジュール(134)の出力
の変化は、P+I制御モジュール(135)の出力変化
及びP+I+D制御モジュール(140)の出力の微分
変化に基づく。結果としてコンプレッサー(101)の
速度は、計算された基準R1 値を選択された最小基準R
m =R2 と平均化するため補正される。再循環弁(10
9)及び(209)が閉じられている場合の基準R値の
平均化は、直列作動の性質によりコンプレッサー(10
1)及び(201)双方を通る等質量流れが等しいた
め、相対距離dc1及びdc2を同様に自動的に平均化する
よう働く。両コンプレッサーの作動点が各々のサージ制
御ライン上にあり、そして正常化された相対距離dcn1
及びdcn2 が、アンチサージコントローラ(128)及
び(129)の各々によってゼロに等しく保たれるなら
ば、平均化されている基準Ri はコンプレッサー(10
1)及び(201)を通る等質量流速の平均化を自動的
に行い、続いて再循環負荷を含めた最適な負荷分割を与
える。
【0089】第3図、第4図に示された系の操作は、以
下の実施例を用いて記載できる。
【0090】最初にそれぞれN1 及びN2 の速度をもつ
コンプレッサー(101)及び(201)を仮定しよ
う。それらの再循環弁(109)及び(209)は完全
に閉じられており、そして該コンプレッサーは同じ各サ
ージ制御ラインへの正常化された相対距離上で作動して
いる。すなわち、
【0091】
【式15】 であり、それゆえ両基準値R1 及びR2 もまた等しい。
すなわち、
【0092】
【式16】 同様に、コンプレッサー基地の吸入ドラム(104)内
圧は必要な設定点に等しく、従って△Sout =0とな
る。
【0093】さらに吸入ドラムへ入る流量が減少するこ
とを仮定する。その結果、吸入ドラム(104)中の吸
入圧も同様に減少するであろう。基地コントローラは、
P+I+D制御モジュール(140)の出力の微分変化
△Sout を介して、ユニットコントローラ各(129)
及び(229)の掛算器(133)及び(233)の出
力の減少を開始し、ユニットコントローラ各(129)
及び(229)の合計モジュール(134)及び(23
4)双方の出力も同様に減少させ、それにより両コンプ
レッサーの速度を減少させるため調速機(103)及び
(203)各々の設定点を減少させる。同様に、コンプ
レッサー(101)及び(201)の速度が減少を始め
るや否や、基準R2 が基準R1 より大きくなることを仮
定する。この時、基地コントローラの選択制御モジュー
ル(138)は、各ユニットコントローラ(129)及
び(229)のP+I制御モジュール(135)及び
(235)双方のための設定点Rm としてR1 を選択す
る。コンプレッサー(101)のためのユニットコント
ローラ(129)のP+I制御モジュール(135)の
出力は変化せず、そして合計制御モジュール(134)
は、コントローラ(136)のP+I+D制御モジュー
ル(140)の出力の影響下でのみその出力を減少させ
るであろう。反対にコンプレッサー(201)のP+I
制御モジュール(235)の出力が増加し、基準R2
基準R1 と平均化させるため、P+I+D制御モジュー
ル(140)の出力の微分減少を部分的に補償する。
【0094】本工程は、吸入ドラム(104)における
圧力が必要なレベルへ戻され、そして基準R1 及び基準
2 の双方が平均化されるまで続けられる。
【0095】さらに、吸入ドラム(104)への流れの
供給の持続的な減少があり、第2図に示された制御シス
テムの作動が、両コンプレッサーの作動点をそれら各々
のサージ制御ラインへもっていく、つまりdc1=dc2
0となることを仮定する。上記状況の下で、もし吸入ド
ラム(104)中の圧力が必要とされるよりも尚低いな
らば、そのP+I+D制御モジュール(140)を介す
る基地コントローラ(136)は、さらに相対距離dc1
及びdc2を、それら両距離が予設定レベル“r1 ”及び
“r2 ”各々と等しくなるまで減少させる。同時に、ア
ンチサージコントローラ(128)及び(228)は、
再循環弁(109)及び(209)を開口を開始するで
あろう。
【0096】もし、吸入圧が降下し続けるならば、P+
I+D制御モジュール(140)は、必要なレベルへ吸
入圧を戻すため、再循環弁をさらにもっと開くためにア
ンチサージコントローラ(128)及び(228)を無
視するであろう。相対距離dc1及びdc2がそれらの各予
設定レベル“r1 ”及び“r2 ”より高くなるや否や、
各々のユニットコントローラの合計ユニット(134)
及び(234)を介して基地コントローラ(136)
は、コンプレッサーの速度を減少させるであろう。本工
程は、吸入圧が必要なレベルとなるまで続き、そして両
コンプレッサーのための各基準R値が等しくなり、圧縮
負荷の最適な分割が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】並列作動の動コンプレッサーを備えるコンプレ
ッサー基地のための制御システムの模式図である。
【図2】並列作動の動コンプレッサーを備えるコンプレ
ッサー基地のための制御システムの模式図である。
【図3】直列作動の動コンプレッサーを備えるコンプレ
ッサー基地のための制御システムの模式図である。
【図4】直列作動の動コンプレッサーを備えるコンプレ
ッサー基地のための制御システムの模式図である。
【符号の説明】
101,201…並列作動動コンプレッサー、102,
202…蒸気タービン、103,203…調速機、10
4…吐出マニホルド、105,205…逆流防止弁、1
06,206…再循環弁、107,207…ポジショナ
ー、108,208…流量測定装置、109,209…
アンチサージコントローラ、111〜116、211〜
216…伝送機、121,221…非一次関数モジュー
ル、122,222…掛算器モジュール、123,22
3…ユニットコントローラ、124,224、125,
225…P+I制御モジュール、正常化モジュール、1
26,226…合計モジュール、127,227…非一
次関数モジュール、128,228…掛算器モジュー
ル、129…基地コントローラ、130…測定モジュー
ル、131…P+I+D制御モジュール、132…選択
モジュール、150,250…再循環ライン、195…
圧力伝送機、196…共通のマニホルド、197…ノッ
クアウトドラム、198…クーラー、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ソウル マースキー アメリカ国 アイオア、カウンティー オ ブ ポーク、ウェスト デ モイン、ティ ンバーウッド ドライヴ 4114 (72)発明者 ポール エイ.ラインケ アメリカ国 アイオア、カウンティー オ ブ ポーク、エルカルト、エヌイー 118 アヴェニュー 5750 (72)発明者 ポール エム.ネグリー アメリカ国 アイオア、カウンティー オ ブ ポーク、アーバンデール、ロックリン ドライヴ 2400 (72)発明者 ロバート ジェイ.シブソープ アメリカ国 アイオア、カウンティー オ ブ ポーク、アンケニー、エヌイー フリ スク ドライヴ 9639

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサー基地の上流の工程から、
    該基地の下流の工程へガスをポンプで吸い上げるコンプ
    レッサー基地を制御する方法であって、該コンプレッサ
    ー基地は複数の並列作動の動コンプレッサーを含み、該
    コンプレッサーはコンプレッサー性能を変化させるユニ
    ット最終制御手段によって作動され、該コンプレッサー
    基地は、主要プロセスガスパラメータを管理するため該
    上流及び下流の工程双方の要求へ基地性能を調整するた
    めの基地制御システムをも備え、該基地制御システム
    は、該主要プロセスガスパラメータを制御するための基
    地制御手段、該ユニット最終制御手段を作動するための
    各コンプレッサーに1個のユニット制御手段、及びコン
    プレッサー作動点と各サージ限界との間の相対距離を計
    算し及び該相対距離がアンチサージ最終制御手段を開く
    ことにより予め決められた最小レベル以下に減少するこ
    とを防止するための各コンプレッサーに1個のアンチサ
    ージ制御手段から成り、 主要プロセスガスパラメータのその必要レベルとの偏差
    を防止するため、該基地制御手段の出力の補正変化を発
    現させること、 各個コンプレッサーのため、サージ制御ラインへの正常
    化された相対距離を計算し、各サージ限界からのコンプ
    レッサー作動点の前記相対距離が予め決められた最小レ
    ベルと等しくなる瞬間に前記正常化された距離がゼロと
    等しく、並列作動コンプレッサーの各サージ制御ライン
    への該正常化された相対距離の中から最高のものを選択
    すること、 該主要プロセスガスパラメータを必要レベルへ戻すた
    め、該基地制御手段の出力の測定された補正変化によ
    り、そのサージ制御ラインへの最高の正常化された距離
    でコンプレッサーのユニット最終制御手段を作動するこ
    と、 各サージ制御ラインへのその正常化された相対距離を該
    選択された最高の正常化された距離と平均化するため、
    各個のコンプレッサーのためのユニット補正信号を発現
    させること、及び基地主要プロセスガスパラメータを必
    要レベルへ戻し、及び該正常化されたコンプレッサーサ
    ージ制御ラインへの相対距離を選択された最高の正常化
    距離と平均化するため、該基地制御手段の出力の測定し
    た変化と、該基地制御手段を補助する該ユニット補正信
    号の組み合わせによって、各サージ制御ラインへの正常
    化された相対距離が該選択した最高のものより短い、各
    個コンプレッサーのための該ユニット最終制御手段を作
    動させること、から構成される該方法。
  2. 【請求項2】 コンプレッサー基地の上流の工程から、
    該既知の下流の工程へガスをポンプで吸い上げるコンプ
    レッサー基地を制御する方法であって、 該コンプレッサー基地は、複数の直列作動する動コンプ
    レッサーから成り、その各々がコンプレッサー性能を変
    化させるユニット最終制御手段によって作動され、 該コンプレッサー基地は、主要プロセスガスパラメータ
    を管理するため該上流及び下流工程双方の要求に基地性
    能を調節する基地制御システムも備えており;該基地制
    御システムは、該基地主要プロセスガスパラメータを制
    御する基地制御手段;該ユニット最終制御手段を作動す
    る各コンプレッサーに1個のユニット制御手段;及びコ
    ンプレッサー作動点と各サージ限界との間の相対距離を
    計算して該距離がアンチサージ最終制御手段を開くこと
    により予め決められた最小レベル以下に減少することか
    ら防止する各コンプレッサーに1個のアンチサージ制御
    手段から構成され、 該主要プロセスガスパラメータのその必要レベルとの偏
    差を防止するため、該基地制御手段の出力の補正変化を
    発現させること;各個のコンプレッサーのため、サージ
    制御ラインへの正常化された相対距離を計算し、各サー
    ジ限界からのコンプレッサー作動点の前記相対距離が予
    め決められた最小レベルと等しくなる瞬間に前記正常化
    された距離がゼロと等しくなること;各コンプレッサー
    のため、コンプレッサーを介するガスの質量流速Wc
    計算し、質量流速Wd がアンチサージ最終制御手段を介
    するガスの質量流速を小さくしてWc と等しくするこ
    と;直列作動の該コンプレッサーの中で、直列作動の全
    コンプレッサーのためのWdiの中の最低質量流速Wm
    選択し、該質量流速が該コンプレッサー基地の上流の該
    工程から該コンプレッサー基地の下流の該工程へすべて
    のコンプレッサーを通過する質量流速を示すこと;全コ
    ンプレッサーを通過する該選択された最小質量流速Wm
    から特定のコンプレッサーのために計算した質量流速W
    d の偏差Δを各コンプレッサーのために計算すること;
    各コンプレッサーのために基準Rを計算し、該基準Rは
    1からサージ制御ラインへの正常化された相対距離及び
    コンプレッサーを通過する該質量流速Wc から該偏差Δ
    を引いた差Wc を引いた結果に等しく、該差は該コンプ
    レッサーを通過する等質量流速を示すこと;直列作動の
    全コンプレッサーのため、該基準Rの中から最低値Rm
    を選択すること;該主要プロセスガスパラメータを必要
    レベルへ戻すため、該基地制御手段の出力の測定された
    補正変化によって最低基準Rを用いて該ユニット最終制
    御手段を作動すること;その基準Rを該選択された最低
    基準Rm と平均化するため、各個コンプレッサーのため
    のユニット補正信号を発現させること;該基地制御手段
    の出力の調整された変化と基地主要プロセスガスパラメ
    ータをその必要レベルへ戻しそして該基準Rを選択した
    基準Rm と平均化するため基地制御手段を補助するため
    の該ユニット信号との組み合わせによって、基準Rが該
    選択された最低のものより高い各個コンプレッサーのた
    めの最終ユニット制御手段を作動すること;から構成さ
    れる該方法。
  3. 【請求項3】 並列あるいは直列で作動する複数の動コ
    ンプレッサーから構成されるコンプレッサー基地の主要
    プロセスガスパラメータの制御手段であって、 該コンプレッサー基地の各動コンプレッサーは、その工
    程の要求にコンプレッサー性能を調整するためのユニッ
    ト最終制御手段によって作動されており、またサージを
    防止するためのアンチサージ最終制御手段が与えられて
    おり;該コンプレッサー基地は、その要求される設定点
    からの該主要プロセスガスパラメータの偏差を防止する
    ための基地制御手段、各コンプレッサーのため該ユニッ
    ト最終制御手段を作動しているユニット制御手段、及
    び、各コンプレッサーのため該アンチサージ最終制御手
    段の位置を操作するためのアンチサージ制御手段を含む
    制御システムを有しており:各個コンプレッサーのた
    め、そのサージ限界ラインへの相対距離及び、そのサー
    ジ制御ラインへの相対距離を計算し、該サージ制御ライ
    ンへの相対距離が、各サージ限界への相対距離がそれ以
    下になるとアンチサージ制御手段が該アンチサージ最終
    制御手段を開き始めるその最終許容レベルへ減少する時
    にゼロに等しくなること;各個コンプレッサーのため、
    各サージ制御ラインへの該相対距離から二つの非一次関
    数を計算し;該第1の非一次関数が該ユニット最終制御
    手段へ与えられ、該サージ制御ラインからの該相対距離
    が予め決められたレベル“r”より高いか又は等しい場
    合、及び、該相対距離が“r”より少ないが主要プロセ
    スガスパラメータの制御がコンプレッサー性能の増大を
    要求している場合に定数M1 に等しく、他のすべての場
    合において該第1の非一次関数はゼロに等しいこと;該
    第2の非一次関数は該アンチサージ最終制御手段へ与え
    られ、各サージ制御ラインへの相対距離が該予め決めら
    れたレベル“r”より小さくかつ該主要プロセスガスパ
    ラメータの制御が該アンチサージ最終制御手段の開口を
    要求する場合は定数M2 に等しく;各サージ制御ライン
    への相対距離が該予め決められたレベル“r”より小さ
    くかつ該主要プロセスガスパラメータの制御が該アンチ
    サージ最終制御手段の閉鎖を要求する場合は0以下の定
    数M3 に等しく;他のすべての場合は該第2の非一次関
    数はゼロに等しいこと;該主要プロセスガスパラメータ
    のその必要レベルとの偏差を防止するため、該基地制御
    手段の出力の補正変化を発現させること;各個コンプレ
    ッサーのため、該基地制御手段の出力の補正変化に各サ
    ージ制御ラインへの相対距離の該第1非一次関数を乗
    じ、この値を該ユニット制御手段の出力のユニット補正
    信号へ加え、該ユニット補正信号は並列作動コンプレッ
    サーのためコンプレッサーサージ制御ラインへの該正常
    化された相対距離を選択された最大の正常化距離と平均
    化し、あるいは、直列作動コンプレッサーのため各基準
    R値を選択された最小値と平均化し、該主要プロセスガ
    スパラメータを制御するため該ユニット最終制御手段の
    位置のための設定点として合計値を用い、該制御が各サ
    ージ制御ラインへの相対距離が予め決められたレベル
    “r”より大きいか、等しい場合、あるいは、該相対距
    離が“r”より小さいが該システム制御手段の出力の補
    正変化がコンプレッサー性能の増大を必要とする場合の
    み与えられ; 各個コンプレッサーのため、該システム
    制御手段の出力の補正変化に各サージ制御ラインへの相
    対距離の該第2非一次関数を乗じ、任意にこの値をサー
    ジを防止する該アンチサージ制御手段へ加えるか、ある
    いはこれと比較して最大値を選択し、及び各サージ制御
    ラインへの該距離が該予め決められたレベル“r”より
    小さい場合は、該主要プロセスガスパラメータを制御す
    るため該アンチサージ最終制御手段の位置のための設定
    点として該最終値を用いること、から構成される該方
    法。
  4. 【請求項4】 コンプレッサー基地の上流の工程から、
    該既知の下流の工程へガスをポンプで吸い上げるコンプ
    レッサー基地を制御する装置であって、該コンプレッサ
    ー基地は、その各々がコンプレッサーの性能を変化させ
    るユニット最終制御手段及びサージからコンプレッサー
    を保護できるアンチサージ最終制御手段によって作動さ
    れており;該コンプレッサー基地はまた主要プロセスガ
    スパラメータを管理するため基地性能を調整する基地制
    御システムを備えており;該基地制御システムは主要プ
    ロセスガスパラメータを制御する基地制御手段、コンプ
    レッサー作動点と各サージ限界との間の相対距離を計算
    し、該相対距離がアンチサージ最終制御手段を制御する
    ことにより予め決められた最小レベル以下減少すること
    を防止する各個コンプレッサー中のサージを制御するた
    めの別のアンチサージ制御手段、該相対距離を最大の相
    対距離をもつコンプレッサーのものと等しく維持するた
    め該ユニット最終制御成分を作動させている各個コンプ
    レッサーのための別のユニット制御手段から構成されて
    おり;各個コンプレッサーのための該アンチサージ制御
    手段は、吸入温度、吐出温度、吸入圧、吐出圧、回転速
    度及び吸入状態の流れ成分を交差する差動圧を継続的に
    測定する手段、コンプレッサー作動点と各サージ制御ラ
    インとの間の相対距離を継続的に計算する手段、同じコ
    ンプレッサーと連結するユニット制御手段との相対距離
    を継続的に伝送する手段、サージ制御ラインとの相対距
    離に基づいてアンチサージ補正変化を継続的に発現さ
    せ、この該アンチサージ補正変化の値を基地制御手段か
    ら継続的に受け取った補正変化に該アンチサージ手段に
    よって継続的に計算されているサージ制御ラインとの相
    対距離の該第2非一次関数で乗じて計算した他の補正変
    化値へ加える手段、及び、前記作動点とサージ限界との
    間の相対距離が予め決められた安定性の限界以下に減少
    することを防止するため該アンチサージ最終制御手段の
    位置の設定点として任意に関連する補正変化の最大値又
    は合計値を継続的に使用する手段を含み;該ユニット制
    御手段は、各コンプレッサーのため、同じ連結したコン
    プレッサーのための該アンチサージ制御手段からサージ
    制御ラインからの相対距離を継続的に受け取り;該相対
    距離を一定の縮尺定数を乗じて正常化された相対距離を
    継続的に計算してこの正常化された相対距離を該基地制
    御手段へ伝送し;該基地制御手段から最大の正常化相対
    距離を継続的に受け取ってユニット制御手段補正作用を
    計算し;該ユニット制御手段補正作用を、該基地制御手
    段から継続的に受け取った該補正変化に該アンチサージ
    制御手段から受け取ったサージ制御ラインへの該相対距
    離の該ユニット制御手段によって継続的に計算されてい
    る該第1非一次関数で乗じて計算される他の補正変化値
    へ加え;及び該ユニット最終制御手段の一次関数の設定
    点として関連する補正変化の合計値を継続的に使用し、
    基地主要プロセスガスパラメータをその必要レベルへ戻
    すため及びコンプレッサーサージ制御ラインへの該正常
    化相対距離を該システム制御手段から受け取った最大の
    正常化相対距離と平均化するため、基地制御手段を補助
    するコンプレッサー性能を操作し;基地主要プロセスガ
    スパラメータを継続的に制御するための該基地制御手段
    は、例えば質量流圧等の主要プロセスガスパラメータを
    測定し;このガスパラメータの予め決められた設定点限
    界からの差を継続的に計算し、基地制御手段補正変化を
    継続的に計算し;及び基地主要プロセスガスパラメータ
    をその必要な設定点レベルへ戻すために基地制御手段を
    補正するため該ユニット制御手段及びアンチサージ制御
    手段によって使用させるために、基地制御システムを構
    成するすべてのユニット制御手段及びアンチサージ制御
    手段へこの基地制御手段補正変化を継続的に伝送するこ
    と;及び該基地制御手段は、該システム中のすべてのコ
    ンプレッサーのためユニット制御手段から該正常化相対
    距離を継続的に受け取り;該基地を構成するすべてのコ
    ンプレッサーのため各サージ制御ラインへの最大の正常
    化相対距離を選択して親機を選択し、及び任意に流れ負
    荷を分割するため、それらのサージ制御ラインへの各正
    常化相対距離を親機の最大正常化相対距離と平均化する
    ことにおいて、ユニット制御手段のための設定点として
    使用されるように、基地制御システム中に含まれている
    すべてのユニット制御手段への最大正常化相対距離を継
    続的に伝送すること、から構成される該装置。
  5. 【請求項5】 コンプレッサー基地の上流の工程から、
    該基地の下流の工程へガスをポンプで吸い上げるコンプ
    レッサー基地の制御装置であって;該コンプレッサー基
    地は直列作動する複数の動コンプレッサーから成り、そ
    の各々はコンプレッサー性能を変化させるユニット最終
    制御手段及びサージからコンプレッサーを保護できるア
    ンチサージ最終制御手段によって作動されており;該コ
    ンプレッサー基地はまた、主要プロセスガスパラメータ
    を管理するため基地の性能を調節する基地制御システム
    を備えており;各コンプレッサーに1個のアンチサージ
    制御手段が、コンプレッサー作動点と各サージ限界間の
    相対距離を計算し、そして該相対距離がアンチサージ最
    終手段を制御することにより予め決められた最小レベル
    以下に減少することを防止し;各コンプレッサーに1個
    のユニット制御手段が、該相対距離及びコンプレッサー
    を通過する等質量流速の双方を示す基準R値をもつコン
    プレッサーのものと等しく維持するため該ユニット最終
    制御成分を作動しており;吸入温度、吐出温度、吐出
    圧、回転速度、吸入状態の流れ成分を交差する差動圧、
    及びアンチサージ最終制御手段を通過する流れを止めた
    下流に吐出する流れ成分に交差する差動を継続的に測定
    し;該吐出中の流れ成分に交差する差動圧に該吐出を乗
    じ、該吐出温度を割って結果の平方根を出し、そして縮
    尺定数を乗じることにより正常化された吐出質量流速W
    d を継続的に計算し;該正常化された吐出質量流速を該
    基地制御手段へ継続的に伝送し、そして該吐出速度を該
    コンプレッサーと連結する該ユニット制御手段へ継続的
    に伝送し;吸入中の流れ成分に交差する差動圧に該吸入
    圧を乗じ、該吸入圧温度で割って結果の平均根を出し、
    そして縮尺定数を乗じて正常化コンプレッサー質量流速
    c を継続的に計算し、;及び該正常化コンプレッサー
    質量流速を該コンプレッサーに連結した該ユニット制御
    手段へ継続的に伝送し;コンプレッサー作動点と各サー
    ジ制御ラインとの間の相対距離を継続的に計算して該相
    対距離を該コンプレッサーと連結した該ユニット制御手
    段へ継続的に伝送し;該相対距離に基づくアンチサージ
    補正変化をサージ制御ラインへ継続的に発現し;該アン
    チサージ補正変化の値を、基地制御手段から継続的に受
    け取った補正変化にサージ制御ラインへの該相対距離の
    該第2非一次関数を乗じて計算したほかの補正変化へ加
    え;該第2非一次関数が該アンチサージ手段によって継
    続的に計算され;及び該作動点とサージ限界との間の相
    対距離が予め決められた安全性の限界以下に減少するこ
    とを防止するため該アンチサージ最終制御手段の位置の
    設定として、関連補正変化の任意に最大値又は合計であ
    る値を継続的に用いる;各コンプレッサーに1個の該ア
    ンチサージ制御手段;サージ制御ラインからの該相対距
    離を同じ連結するコンプレッサーのための該アンチサー
    ジ制御手段から継続的に受け取り;該相対距離に縮尺定
    数を乗じて正常化相対距離を継続的に計算し;該基地制
    御手段によって計算された最小正常化吐出質量流速Wm
    を継続的に受け取って基地制御システム中のすべての該
    ユニット制御手段へ継続的に伝送し;該コンプレッサー
    のための該正常化吐出質量流速Wd から該最小正常化吐
    出質量流速Wm を引いて質量流速偏差△を継続的に計算
    して連結するアンチサージ制御手段から継続的に受け取
    り;連結したアンチサージ制御手段から継続的に受け取
    った該正常化コンプレッサー質量流速We から該質量流
    速偏差△を引いて等質量流速We を継続的に計算し;1
    からサージ制御ラインへの該正常化相対距離をひいたも
    のに該等質量流速Wc を乗じて該コンプレッサーのため
    の基準Rを継続的に計算し;該基準Rを該基地制御手段
    へ継続的に伝送し;該基地制御手段から最低基準R値R
    m を継続的に受け取ってユニット制御手段補正作用を計
    算し;該基地制御手段から継続的に受け取った該補正変
    化に該アンチサージ制御手段から受け取ったサージ制御
    ラインへの該相対距離の第1非一次関数、ここで該第1
    非一次関数は該ユニット制御手段により継続的に計算さ
    れる、を乗じて計算された他の補正変化値へ該ユニット
    制御手段補正作用を加え;及び該ユニット最終制御手段
    の位置の設定点として関連補正変化の合計値を継続的に
    使用して、基地主要プロセスガスパラメータをその必要
    レベルへ戻し、そして該基準Rを該基地制御手段から受
    け取った最低基準R値Rm と平均化するために基地制御
    手段を補助するためコンプレッサー性能を操作する、各
    コンプレッサーのための該ユニット制御手段;例えば圧
    力、質量流等の主要プロセスガスパラメータを継続的に
    測定し;このガスパラメータのための予め決められた設
    定点限界からの差を継続的に計算して基地制御手段補正
    変化を継続的に計算し;及び基地主要プロセスガスパラ
    メータをその必要設定点レベルへ戻すために基地制御手
    段を補助するための該ユニット制御手段及びアンチサー
    ジ制御手段による使用のため、基地制御システムを構成
    するすべてのユニット制御手段及びアンチサージ制御手
    段へこの基地制御手段補正変化を継続的に伝送する、基
    地主要プロセスガスパラメータを制御するための該基地
    制御手段;基地内のコンプレッサーのため該基準R値を
    継続的に受け取り;基地制御システム内のすべてのユニ
    ット制御手段から受け取ったすべての基準R値の中から
    最低の基準Rm 値を選択してそれにより親機を選択し;
    該最低基準Rm を、それらの各基準R値を圧縮負荷を任
    意に分割するために親機の最低基準R値と平均化する場
    合におけるユニット制御手段のための設定点として用い
    られるように、基地を構成するすべてのユニットコンプ
    レッサーのための該ユニット制御手段へ継続的に伝送す
    る該基地制御手段、から構成される該装置。
JP5150335A 1992-06-22 1993-06-22 負荷分割方法及び複数コンプレッサーを備えたコンプレッサー基地の主要ガスパラメータ制御装置 Withdrawn JPH0688597A (ja)

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