JP2013169681A - 液滴吐出装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ノズルから液滴を吐出するヘッドと、前記液滴を吸引する吸引口と、を備え、前記ヘッドのノズル面は、前記吸引口に向かって水平方向から鉛直方向下方に向かって傾斜しており、前記ノズルから前記液滴を吐出して画像形成を行っているときにおいて、前記画像を形成する液滴よりも小さいミストを前記吸引口から吸引させ、前記ヘッドの内部に圧力を加え前記ノズルから液滴を放出させる加圧クリーニングを行っているときにおいて、前記ノズルから放出される液滴を前記吸引口から吸引させる、液滴吐出装置。
【選択図】図8
Description
特許文献1及び特許文献2には、加圧クリーニングで押し出されたインクの所謂受け皿を設けることが示されている。また、特許文献3には、傾斜ヘッドのインクの受け皿について示されている。
ノズルから液滴を吐出するヘッドと、
前記液滴を吸引する吸引口と、
を備え、
前記ヘッドのノズル面は、前記吸引口に向かって水平方向から鉛直方向下方に向かって傾斜しており、
前記ノズルから前記液滴を吐出して画像形成を行っているときにおいて、前記画像を形成する液滴よりも小さいミストを前記吸引口から吸引させ、
前記ヘッドの内部に圧力を加え前記ノズルから液滴を放出させる加圧クリーニングを行っているときにおいて、前記ノズルから放出される液滴を前記吸引口から吸引させる、
液滴吐出装置である。
ノズルから液滴を吐出するヘッドと、
前記液滴を吸引する吸引口と、
を備え、
前記ヘッドのノズル面は、前記吸引口に向かって水平方向から鉛直方向下方に向かって傾斜しており、
前記ノズルから前記液滴を吐出して画像形成を行っているときにおいて、前記画像を形成する液滴よりも小さいミストを前記吸引口から吸引させ、
前記ヘッドの内部に圧力を加え前記ノズルから液滴を放出させる加圧クリーニングを行っているときにおいて、前記ノズルから放出される液滴を前記吸引口から吸引させる、
液滴吐出装置である。
このようにすることで、ミストを回収する吸引口を用いて、加圧クリーニング時においてノズルから放出される液滴を吸引することができる。そのため、加圧クリーニング時においてノズルから放出される液滴を回収するための他の機構を設ける必要がなく、効率的にスペースを利用することができる。
このようにすることで、ミスト回収時には液滴の軌道を変化させない程度の吸引力とすることができ、また、加圧クリーニング時のように液体が大量に放出される場合にはこれらを十分に回収することができる。
このようにすることで、印刷動作を行っていないときにおいて、吐出動作及び吸引動作を停止して休止モードにすることができる。
傾斜が少ない場合、すなわち、吸引口がほぼ鉛直下方に向かうときにおいては、強い吸引力により液体を吸引することができる。一方、傾斜が大きい場合、すなわち、吸引口がほぼ水平に向かうときにおいては、弱い吸引力により液体を吸引することができる。そして、液体が落下してしまうのを防止することができる。
このようにすることで、ヘッドを吸引口よりもセットバックさせ、吸引口の壁面に液体をつたわせることができる。そして、加圧クリーニング時においてより確実に液体を回収することができる。
前記吸引口は、前記ヘッドのノズル面と照射器の照射面との間に配置され、前記吸引口から吸引された空気が前記照射器の裏側を通るように配置されていることが望ましい。
吸引口からは液体のみならず空気も吸引されるが、この空気の移動を利用して、照射器から発生する熱も回収することができる。
図1は、本実施形態における印刷システムのブロック図である。図2は、本実施形態におけるプリンター1の側面図である。図3は、本実施形態におけるプリンター1の上面図である。
図7は、本実施形態における加圧クリーニング方法のフローチャートである。
通常印刷時は、各ヘッドユニットは、ドラム10上に移動させられており、各ヘッドからインクを吐出することによりドラムに巻き付けられた媒体M上に画像を形成する。このとき、前述のようにインクの吐出時にインクミストが発生するため、吸引ユニット80によりインクミストが吸引される。なお、インクを吐出して印刷を行っているときにおいて、吸引ユニット80の出力は小さく抑えられている。これは、吸引力が強いと、吐出されたインクの飛行曲がりが発生してしまい、インクが所望の位置に着弾しない結果、適切な画像が得られない場合があるからである。
上述の実施形態では、画像形成装置としてプリンター1が説明されていたが、これに限られるものではなくインク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体)を噴射したり吐出したりする液体吐出装置に具現化することもできる。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、気体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の装置に、上述の実施形態と同様の技術を適用してもよい。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
10 ドラム回転ユニット、
20 給排紙ユニット20、
30 移動ユニット、
40−1 第1ヘッドユニット、40−2 第2ヘッドユニット、
40−3 第3ヘッドユニット、40−4 第4ヘッドユニット、
42 ラインヘッドモジュール、48 摺動ユニット、
50 検出器群、
60 コントローラー、
70 駆動信号生成回路、
80 吸引ユニット、81 吸引ノズル、82 チャンバー、83 圧力室、
90 紫外線照射ユニット、91 紫外線照射LED、92 ブラケット、
110 コンピューター
Claims (6)
- ノズルから液滴を吐出するヘッドと、
前記液滴を吸引する吸引口と、
を備え、
前記ヘッドのノズル面は、前記吸引口に向かって水平方向から鉛直方向下方に向かって傾斜しており、
前記ノズルから前記液滴を吐出して画像形成を行っているときにおいて、前記画像を形成する液滴よりも小さいミストを前記吸引口から吸引させ、
前記ヘッドの内部に圧力を加え前記ノズルから液滴を放出させる加圧クリーニングを行っているときにおいて、前記ノズルから放出される液滴を前記吸引口から吸引させる、
液滴吐出装置。 - 前記加圧クリーニング時における前記吸引口の吸引力は、前記画像形成における前記吸引口の吸引力よりも大きい、請求項1に記載の液滴吐出装置。
- 媒体を支持するプラテンと対向しない位置へ前記ヘッドのノズル面が位置しているときにおいて、前記吸引口からの吸引動作は停止される、請求項1又は2に記載の液滴吐出装置。
- 請求項3に記載の液滴吐出装置を複数備え、
前記複数の液滴吐出装置のそれぞれは、ドラム形式のプラテンと対向してそれぞれ異なる角度で傾斜するように配置され、
前記プラテンと対抗しない位置へ前記ヘッドのノズル面を移動させる前に、前記画像形成動作時における吸引力以上の吸引力で所定時間吸引を行わせる制御を行い、当該吸引力以上の吸引力は、前記液体吐出装置の前記ドラム形式のプラテンに対する角度に基づいてそれぞれ決められる、画像形成装置。 - 前記ヘッドは、前記吸引口よりも前記プラテンから遠ざかる方向へ移動させることができる、請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記液滴を硬化させるために光の照射を行う照射器を備え、
前記吸引口は、前記ヘッドのノズル面と照射器の照射面との間に配置され、前記吸引口から吸引された空気が前記照射器の裏側を通るように配置されている、請求項4又は5に記載の画像形成装置。
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