JP2013169625A - プリント基板加工機 - Google Patents

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Hiroyuki Sato
博之 佐藤
Toshiyuki Akiyama
俊幸 秋山
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Abstract

【課題】 制御装置を起動した際に各主軸ユニットのリニアエンコーダヘッドを初期化して当該ホーム位置に速やかに位置決めすることができるプリント基板加工機を提供すること。
【解決手段】複数の主軸ユニットを支持する個別のスライダ毎に設けたセンサに対応するそれぞれのドグの端面位置を定めておき、プリント基板加工機の制御装置がオンされた時、まず各スライダに対応するセンサのオン・オフ状態を確認・記憶し、一方奇数番目の前記スライダは前記センサがオンの場合は右方、オフの場合は左方、偶数番目の前記スライダは前記センサがオンの場合は左方、オフの場合は右方、に向かってそれぞれ同時に移動を開始して前記各スライダに対応するリニアエンコーダヘッドの出力を初期化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の主軸を個別に制御してプリント基板を加工するようにしたプリント基板加工機に関する。
図6は複数の主軸を用いて1枚のプリント基板を加工するようにしたプリント基板加工機の側面図、図7は平面図である。
テーブル2は、ベッド1に固定された案内手段3により矢印X方向に移動可能に支持され、図示を省略するねじ送り機構によって駆動される。ワークであるプリント基板16はテーブル2上に固定されている。クロスレール6は、テーブル2を跨ようにベッド1に固定されている。スライダ7r、7c、7lは、クロスレール6に固定された案内手段8により矢印Y方向に移動可能に支持されている。サドル11r、11c、11lは、それぞれスライダ7r、7c、7lに固定された案内手段12により矢印Z方向に移動可能に支持され、図示を省略するねじ送り機構によって駆動される。モータ14は図示を省略するねじ送り機構を駆動する。主軸ユニット15r、15c、15lは、ドリルを着脱可能に支持する主軸と、主軸の回転駆動用モータとを備え、それぞれサドル11r、11c、11lに支持されている。リニアモータの磁性体レール17は、案内手段8と並行となるようにしてクロスレール6に固定されている。クロスレール6の両端には、ストッパ19が固定されている。
リニアモータのコイル18rおよび図示を省略するコイル18c、18lは、それぞれ磁性体レール17と対向するようにしてスライダ7r、7c、7lに固定されている。ホーム位置復帰用のドグ20r、20c、20l(以下、これらを単に「ドグ」という。)は、クロスレール6に固定されている。透過型光学センサであるセンサ22r、22c、22l(以下、これらを単に「センサ」という。)は、それぞれドグ20r、20c、20lと対応するようにして、スライダ7r、7c、7lに固定されたブラケット21に固定されている。リニアエンコーダ23は、案内手段8と平行となるようにしてクロスレール6に固定されている。リニアエンコーダヘッド24r、24c、24lは、それぞれリニアエンコーダ23と対向するようにしてスライダ7r、7c、7lに固定されている。干渉検出用のドグ27r、27c(以下、「干渉検出用ドグ」という。)は、それぞれスライダ7r、7cに固定されている。透過型光学センサであるセンサ26c、26l(以下、「干渉検出用センサ」という。)は、それぞれドグ27r、27cと対応するようにして、それぞれスライダ7c、7lに固定されたブラケット25c、25lに固定されている。
制御装置100は可動部の各駆動装置、センサおよびリニアエンコーダヘッド24r、24c、24l等を制御する。主軸ユニット15r、15c、15lのホーム位置(各主軸の待機位置であり、加工に先立ちドリルの軸線が予め位置決めされる位置である。)は、それぞれ対応するドグ20r、20c、20lの右端からLr、Lc、Llの位置である。
加工開始が指令されると、制御装置100は、スライダ7r、7c、7lをY方向に移動させると共にテーブル2をX方向に移動させ、主軸ユニット15r、15c、15lに保持されたドリルの軸線を加工する穴の軸線に一致させる。
ところで、リニアエンコーダ23の特性として、制御装置100の電源がオフされるとスライダ7r、7c、7lの位置情報は失われる。また、スライダ7r、7c、7lはY方向の力が作用すると容易に移動する。このため、制御装置100をオンにした場合は、以下に示す手順a〜dにより、スライダ7r、7c、7lの位置を制御して各主軸ユニットに保持されたドリルの軸線をホーム位置に位置決めする。なお、透過型光学センサの投光器からの光が受光器で受光されている状態をオフ、ドグにより光が遮られた状態をオンとする。
手順a.干渉検出用センサ26c、26lのいずれか一方もしくは両方がオンである場合は、干渉検出用センサ26c、26lがオフされるまで、スライダ7r、7cのいずれか一方もしくはその両方を各スライダ7r、7c、7lの間隔が広がる方向に移動させる。
手順b.センサ22r、22c、22lの出力がオンの場合は、センサ22r、22c、22lの出力がオフになるまで、スライダ7r、7c、7lを対応する各ドグから離れる方向に移動させる。
手順c.センサ22r、22c、22lの出力がオンになるまでスライダ7r、7c、7lをホーム位置方向に低速で移動させ、出力がオンになった位置でスライダ7r、7c、7lを停止させる。
手順d.リニアエンコーダヘッド24r、24c、24lの出力を見ながらスライダ7r、7c、7lをホーム位置方向に移動させ、各ホーム位置でスライダ7r、7c、7lを停止させる。
上記手順a〜dにより各主軸ユニットに保持されたドリルの軸線をそれぞれホーム位置に位置決めしてから加工を開始するので、精度に優れる加工を能率よく行うことができた(特許文献1)。
特許第3806894号公報
しかし、特許文献1に開示されたプリント基板加工機は、スライダ7r、7c、7lが干渉する(すなわち、衝突する)ことを防止するため、干渉検出用センサ26c、26lを必要とする。
本発明の目的は、干渉検出用センサ26c、26lを設けなくても、スライダ7r、7c、7lが互いに衝突することを防止でき、かつ干渉検出用センサ26c、26lがオフになるまでスライダ7r、7cのいずれか一方もしくはその両方を各スライダ7r、7c、7lの間隔が広がる方向に移動させ手順を(上記手順a)を省略できるプリント基板加工機を提供するにある。
上記課題を解決するため、ドリルを回転自在に保持する複数の主軸ユニットを対応する個別のスライダに支持させ、前記スライダ毎に設けたリニアエンコーダヘッドにより前記各スライダの位置を定め、前記複数の主軸ユニットを個別に位置制御してプリント基板を加工するようにしたプリント基板加工機において、前記スライダ毎に設けたセンサと、クロスレールに設けられた対応するドグを有し、前記主軸ユニットの数をN、前記スライダの幅をw、クッションの高さをh、前記スライダが停止指令を受けてから停止するまでの移動距離をα、左側を基準として番号付け(添え字i)をした場合、奇数番目のドグの左端とその次の偶数番目のドグの右端との距離、又は偶数番目のドグの右端とその次の奇数番目のドグの左端との距離をLii+1、i番目のスライダに対応するドグの左端と左のストッパの右端との距離をdiL、i番目のスライダに対応するドグの右端と右のストッパの左端との距離をdiR、左のストッパの右端と右のストッパの左端の距離をLとするとき、下記(1)〜(5)式を満足するように前記各ドグの端面位置を定めておき、プリント基板加工機の制御装置がオンされた時、まず各スライダに対応するセンサのオン・オフ状態を確認・記憶し、奇数番目の前記スライダは前記センサがオンの場合は右方、オフの場合は左方、一方偶数番目の前記スライダは前記センサがオンの場合は左方、オフの場合は右方、に向かってそれぞれ同時に移動を開始して前記各スライダに対応するリニアエンコーダヘッドの出力を初期化することを特徴とする。
1L>w/2+α (1)
NR>w/2+α(N:偶数)又はdNL<L−w/2−α(N:奇数)(2)
iR≦(2N−2i+1)w/2+(N−i)h (i:Nを超えない奇数)(3)
iL≦(2i−1)w/2+(i−1)h (i:Nを超えない偶数)(4)
R+w+h>Lii+1≧w+h+2α (1≦i≦N−1)(5)
スライダの干渉検出用のセンサを不要にすると共に、上記従来技術の上記手順aを省略できるため、スライダをホーム位置方向に移動させる時間を短縮できる。
本発明におけるドグの位置関係を説明する平面図である。 本発明における制御手順のフローチャートである。 本発明におけるドグ50の右端502Rとドグ50の右端501Lの関係の説明図である。 本発明におけるドグの位置関係を説明する平面図である。 加工時におけるスライダの速度線図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。
以下、主軸ユニットが3個であるプリント基板加工機を例にとり、本発明を説明する。図1は本発明におけるドグの位置関係を説明する平面図である。なお、全体構成はドグの配置を除き実質的に図6、7と同じであるので、図6、7と同じものまたは同一機能のものは同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1において、主軸ユニット15、15、15は、ドリルを着脱可能に保持する主軸と、主軸回転駆動用のモータとを備え、紙面に垂直なZ方向に位置決め自在になるようにして、それぞれスライダ7、7、7に支持されている。ここで、図中の添え字iは左側を基準として番号付けをしてある。スライダ7、7、7の幅wは、主軸ユニット15、15、15に配置される配管、配線を含めたY方向の長さである。主軸ユニット15、15、15に保持されたドリルの回転中心のY座標はスライダ7、7、7のY方向の中心に位置決めされている。スライダ7、7の右側面には、衝撃を和らげるためのクッション60、60が配置されている。クッション60のY方向の高さはhである。スライダ7、7、7は、クロスレール6に固定された案内手段8によりY方向に移動可能に支持されている。各スライダにはそれぞれリニアエンコーダヘッド(図示せず。)が取り付けられている。
スライダ7、7、7に固定されたブラケット21、21、21には、センサ22、22、22が固定されている。センサ22、22、22は、それぞれのY方向の中心が主軸ユニット15、15、15に保持されたドリルの回転中心のY座標と一致するようにして、ブラケット21、21、21に位置決めされている。それぞれのセンサに対応するドグ50、50、50がクロスレール6上に設けられている。
次に、図2の制御手順のフローチャートを用いて、制御装置100により制御される本実施例のプリント基板加工機の動作を説明する。制御装置100の電源がオンされ、ホーム位置(図示せず。)への移動が指示されると、センサ22、22、22の初期状態(オン又はオフ)を確認し(S100)、この初期状態を記憶する(S110)。次に、センサ22、22、22のそれぞれのオン・オフ状態に従い、奇数番目のスライダはセンサがオンの場合は右方、オフの場合は左方、一方偶数番目のスライダはセンサがオンの場合は左方、オフの場合は右方、に向かってそれぞれスライダ7、7、7の移動を同時に開始させる(S120)。例えば図1の場合には図中矢印で示すように、スライダ7,7は左方、スライダ7は右方である。そして、センサ22、22、22のオン、オフ状態が初期状態から反転するかどうかをそれぞれ監視し(S131〜S133)、反転しない場合は各スライダの移動を継続する(S141〜S143)。各センサのオン、オフ状態が初期状態から反転した時点で、スライダ7、7、7を個別に停止させる(S151〜S153)。次に、センサ22、22、22のオン、オフがステップS110で記憶した初期状態と一致するまで、スライダ7、7、7を低速かつステップS120における移動方向と逆の方向に移動させ(S161〜S163)、センサ22、22、22の状態を監視し(S171〜S173)、センサ22、22、22のオン、オフがステップS110で記憶した初期状態と一致するところで停止させて、その時の各リニアエンコーダヘッドの出力を初期化する(S181〜S183)。それぞれのリニアエンコーダヘッドの出力を見ながらスライダ7、7、7を各ホーム位置まで移動させてスライダ7、7、7を停止させる(S191〜S193)。即ち、各リニアエンコーダヘッドの出力を初期化する端面は、奇数番目のスライダに対応するドグは左側端面、偶数番目のスライダに対応するドグは右側端面となる。
ここで、スライダ7、7、7は速度線図が同一となるように予め調整されている。図5に速度線図を示す。移動開始指令からt秒後に最高速度Vmax(10m/min程度)に達し、停止指令後に減速してt秒後に停止する。本発明においては、各スライダの停止は個別であるので、少なくとも移動開始から最高速度に達するまでの経過と最高速度Vmaxが同一となるように調整されていれば良い。また、各スライダは停止指令後α≒Vmax/2だけオーバーランすることもこの図からわかる。
なお、スライダ7、7、7の各加工領域は各スライダの物理的可動範囲ならばどのように決めてもよく、例えば図1の上方に記載したE、E、EやE’、E’、E’のように決めればよく、各ホーム位置はそのように決定した各加工領域に合わせて、加工領域の左端や中央等加工の都合に合わせて決めればよい。
また、S161〜S163の速度が十分に低速な場合は、S181〜S183において停止させる必要はない。
図2のフローチャートを踏まえた上で図1に戻り、各ドグ50、50、50の端面位置を説明する。ここで、R、R、Rをそれぞれスライダ7、7、7の中心の物理的可動範囲とし、R、R、Rの左端とストッパ19の右端との距離をそれぞれa1L、a2L、a3Lとし、R、R、Rの右端とストッパ19の左端との距離をそれぞれa1L、a2L、a3Lとすると、
=R=R=R (6)
であり、
1L=a3R=w/2 (7)
2L=a2R=3w/2+h (8)
3L=a1R=5w/2+2h (9)
であることを指摘しておく。
まず、ドグ50の設置位置ついて検討する。ドグ50の左端501Lは、スライダ60が左に移動した時にストッパ19に衝突させないように、ストッパ19の右端からの距離をd1Lとおくと、
1L>a1L+α=w/2+α (10)
を満たす必要がある。
一方、ドグ50の右端501Rは、スライダ60の物理的可動範囲Rの右端と同じか、より右側に延びていれば良いので、ストッパ19の左端からの距離をd1Rとおくと、
1R≦a1R=5w/2+2h (11)
を満たす必要がある。
次にドグ50について検討すると、ドグ50の左端503Lは、スライダ60が右に移動した時にストッパ19に衝突させないように、ストッパ19の左端からドグ50の左端503Lの距離をd3L、ストッパ19の右端からストッパ19の左端の距離をLとおくと、
−d3L>a3R+α=w/2+α
∴ d3L<L−w/2−α (12)
を満たす必要がある。
ここで、
=R+3w+2h (13)
であるから、(11)式は
3L<R+5w/2+2h−α (14)
と書くこともできる。
一方、ドグ50の右端503Rは、スライダ60の物理的可動範囲Rの右端と同じか、より右側に延びていれば良いので、ストッパ19の左端からの距離をd3Rとおくと、
3R≦a3R=w/2 (15)
を満たす必要がある。
最後にドグ50について検討する。まず、ドグ50の左端502Lは、スライダ60の物理的可動範囲Rの左端と同じか、より左側に延びていれば良いので、ストッパ19の右端からの距離をd2Lとおくと、
2L≦a2L=3w/2+h (16)
を満たす必要がある。
図3はドグ50の右端502Rとドグ50の右端501Lの関係を検討するうえで考慮すべき事項を示す。(a)はステップS120(移動開始)においてスライダ60が右方、スライダ60が左方に移動を開始する場合の状況(図中矢印)、(b)はステップS151とS152が同時に終了した場合の状況を示す。図3(b)からわるように、スライダ60とスライダ60が近づくため、オーバーランしても衝突しないようにするためには、ドグ50の右端501Lとドグ50の右端502Rとの距離をL12とすると、
12≧w+h+2α (17)
を満たす必要がある。
次にL12の上限を検討すると、物理的可動範囲Rと物理的可動範囲Rが重なる範囲を重複範囲k12とすると、図3(a)からわかるように、
+R−k12>L12 (18)
を満たす必要がある。ここで、
=a1L+R+R−k12+a2R
=w/2+R+R−k12+3w/2+h
=2R+2w+h−k12
であるから、(12)式を用いて、
∴k12=R−w−h(≡k) (19)
であり、これは他の物理的可動範囲の重複範囲についても同じである。従って、
+R−k12=2R−k=R+w+h
であるから、(18)式は
R+w+h>L12 (20)
となる。
(17)式と(20)式を統合すると、L12の満たすべき条件は、
R+w+h>L12≧w+h+2α (21)
となる。
ドグ50の右端502Rとドグ50の左端503Lの距離をL23とおくと、上記L12と同様に、
R+w+h>L23≧w+h+2α (22)
を満たす必要がある。
尚、クッション60は設けなくてもよい(すなわち、h=0でもよい)。
上述のようにN=3の場合、(10)、(11)、(12)、(15)、(16)、(21)、(22)の各式が各ドグについての条件式であることを説明したが、本発明はスライダ(主軸ユニット)が3個であるプリント基板加工機に限らず、スライダ(主軸ユニット)が4個以上であるプリント基板加工機に対しても一般化することができる。
次に、N個の主軸ユニット(すなわち、スライダ)を備えるプリント基板加工機におけるドグの配置について説明する。
左側を基準として番号付け(添え字i)をした場合、奇数番目のドグの左端とその次の偶数番目のドグの右端との距離、又は偶数番目のドグの右端とその次の奇数番目のドグの左端との距離をLii+1、i番目のスライダに対応するドグの左端と左のストッパの右端との距離をdiL、i番目のスライダに対応するドグの右端と右のストッパの左端との距離をdiR、左のストッパの右端と右のストッパの左端の距離をLとするとき、下記(1)〜(5)式を満足するように前記各ドグの端面位置を定めておき、プリント基板加工機の制御装置がオンされた時、まず各スライダに対応するセンサのオン・オフ状態を確認・記憶し、奇数番目の前記スライダは前記センサがオンの場合は右方、オフの場合は左方、一方偶数番目の前記スライダは前記センサがオンの場合は左方、オフの場合は右方、に向かってそれぞれ同時に移動を開始することとする。その後の動作は図2のフローチャートの並列処理部分をスライダの数だけ同様に設定すればよい。
1L>w/2+α (1)
NR>w/2+α(N:偶数)又はdNL<L−w/2−α(N:奇数)(2)
iR≦(2N−2i+1)w/2+(N−i)h (i:Nを超えない奇数)(3)
iL≦(2i−1)w/2+(i−1)h (i:Nを超えない偶数)(4)
R+w+h>Lii+1≧w+h+2α (1≦i≦N−1)(5)
なお、上記説明においては一方の側を左側としたが、一方の側を右側とする場合は、上記説明における左右を逆に(すなわち、左を右に、右を左に)読み替えればよい。
図5は、4(N=4)個の主軸ユニット15(すなわち、スライダ7)を備えるプリント基板加工機におけるドグ50の配置例を示す図である。図中の符号及び添え字iは図1と同様であるので説明を省略する。
この場合、(1)〜(5)式は次のようになる。
1L>w/2+α (23)
4R>w/2+α (24)
1R≦7w/2+3h (25)
3R≦3w/2+h (26)
2L≦3w/2+h (27)
4L≦7w/2+3h (28)
R+w+h>L12≧w+h+2α (29)
R+w+h>L23≧w+h+2α (30)
R+w+h>L34≧w+h+2α (31)
図5の場合、センサ22、22はドグ50、50に対向しており、センサ22、22はドグ50、50から外れている。したがって、図示の状態で手順S120の処理が開始されると、例えば図示の場合には図中矢印で示すように、スライダ7,7は左方に、スライダ7、7は右方に、それぞれ移動を開始する。
6 クロスレール
、7、7 スライダ
8 案内手段
15、15、15 主軸ユニット
19、19 ストッパ
21、21、21 ブラケット
22、22、22 センサ
50、50、50 ドグ
60 クッション
100 制御装置
全加工領域
h クッションの幅
1L、d2L、d3L ドグ50、50、50の左端とストッパ19との距離
1R、d2R、d3R ドグ50、50、50の右端とストッパ19との距離
12 ドグ50左端とドグ50右端の距離
23 ドグ50右端とドグ50左端の距離
ストッパ19とストッパ19との距離
、R、R 移動範囲
12、k23 重複範囲
α スライダが停止指令を受けてから停止するまでの移動距離
w スライダの幅

Claims (1)

  1. ドリルを回転自在に保持する複数の主軸ユニットを対応する個別のスライダに支持させ、前記スライダ毎に設けたリニアエンコーダヘッドにより前記各スライダの位置を定め、前記複数の主軸ユニットを個別に位置制御してプリント基板を加工するようにしたプリント基板加工機において、
    前記スライダ毎に設けたセンサと、クロスレールに設けられた対応するドグを有し、
    前記主軸ユニットの数をN、前記スライダの幅をw、クッションの高さをh、前記スライダが停止指令を受けてから停止するまでの移動距離をα、左側を基準として番号付け(添え字i)をした場合、奇数番目のドグの左端とその次の偶数番目のドグの右端との距離、又は偶数番目のドグの右端とその次の奇数番目のドグの左端との距離をLii+1、i番目のスライダに対応するドグの左端と左のストッパの右端との距離をdiL、i番目のスライダに対応するドグの右端と右のストッパの左端との距離をdiR、左のストッパの右端と右のストッパの左端の距離をLとするとき、下記(1)〜(5)式を満足するように前記各ドグの端面位置を定めておき、
    プリント基板加工機の制御装置がオンされた時、まず各スライダに対応するセンサのオン・オフ状態を確認・記憶し、奇数番目の前記スライダは前記センサがオンの場合は右方、オフの場合は左方、一方偶数番目の前記スライダは前記センサがオンの場合は左方、オフの場合は右方、に向かってそれぞれ同時に移動を開始して前記各スライダに対応するリニアエンコーダヘッドの出力を初期化することを特徴とするプリント基板加工機。
    1L>w/2+α (1)
    NR>w/2+α(N:偶数)又はdNL<L−w/2−α(N:奇数)(2)
    iR≦(2N−2i+1)w/2+(N−i)h (i:Nを超えない奇数)(3)
    iL≦(2i−1)w/2+(i−1)h (i:Nを超えない偶数)(4)
    R+w+h>Lii+1≧w+h+2α (1≦i≦N−1)(5)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113001665A (zh) * 2019-12-19 2021-06-22 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 一种汽车内饰件生产加工用钻孔装置

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CN113001665A (zh) * 2019-12-19 2021-06-22 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 一种汽车内饰件生产加工用钻孔装置

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