JP2013169278A - 遊技場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不正嫌疑者を精度よく検出可能な遊技場管理システムを提供する。
【解決手段】遊技場内の人物を撮像する撮像手段100と、撮像手段100によって撮像した画像に基づいて、前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置を算出する制御、前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置に基づいて遊技場内の前記人物の動線を作成する制御、遊技場内の前記人物の動線と、比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報が遊技者にとって有利に調整されている各遊技機300の位置とを表示させる制御、を行う制御手段と、遊技場内の前記人物の動線と、比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報が遊技者にとって有利に調整されている各遊技機300の位置とを表示する表示手段と、を備えた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場管理システムに関する。
従来、遊技場に設置されている各遊技機(例えばスロットマシン、パチンコ機)には比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報(例えばスロットマシンの場合は1〜6の6段階で設定する入賞率、パチンコ機であれば始動入賞口上方の2本の釘の間隔等)があり、この調整情報は遊技場の従業員が遊技機を調整する予定、あるいは調整した結果を示すものである。スロットマシンについていえば入賞率が低い遊技機(いわゆる低設定台)と入賞率が高い遊技機(いわゆる高設定台)とを混在させた上で、全体では遊技場側が適切な利益を上げられるように調整するのが一般的である。尚、遊技者が各遊技機の調整情報を、遊技機の外見から判断することは容易ではない。
ところで、最近、いわゆる打ち子による遊技が問題視されている。これは、遊技場の機密情報である調整情報(入賞率の設定情報等)を知った人間(例えば従業員)が遊技者にとって有利に調整されている遊技機の情報を第三者(打ち子)に漏洩して当該遊技機で遊技させ、その見返りを得るという行為である。このような打ち子による遊技が横行すると、一般の遊技者は遊技者にとって有利に調整されている遊技機で遊技することが難しくなり、ひいては客離れを引き起こして経営を悪化させてしまうという問題が生じる。
このような打ち子による遊技に対して、特許文献1に示す遊技場用管理システムの構成が開示されている。この遊技場用管理システムでは、営業開始から所定時間内において、スロットマシンの入賞率が高く設定された遊技機が遊技者によって稼働している一方、遊技場に設置されている遊技機全体の稼働率が所定値未満である場合には、警告発生手段が警告を発生する構成が開示されている。
特開2008−279181号公報
しかし、特許文献1に示す構成では、遊技者の使用した遊技機が、たまたま入賞率が高く設定された高設定台(遊技者にとって有利に調整されている遊技機)であったという偶然の可能性も捨てきれず、打ち子の可能性のある人物(不正嫌疑者)の検出の精度が低い。
そこで本発明は、上記問題点に対処するため、かかる不正嫌疑者を精度よく検出可能な遊技場管理システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、
遊技場内の人物を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像した画像に基づいて、前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置を算出する制御、
前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置に基づいて遊技場内の前記人物の動線を作成する制御、
遊技場内の前記人物の動線と、比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報が遊技者にとって有利に調整されている各遊技機の位置とを表示させる制御、を行う制御手段と、
遊技場内の前記人物の動線と、比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報が遊技者にとって有利に調整されている各遊技機の位置とを表示する表示手段と、を備えた、遊技場管理システムとした。
また請求項2の発明は、
前記制御手段が、前記撮像手段によって撮像した画像に基づいて、指定された時間帯に係る前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置を算出する制御を行う、請求項1に記載の遊技場管理システムとした。
本発明は、遊技場の入場者(=遊技者)が遊技場に入場してから退場するまでの動向を把握可能な構成としたため、打ち子の可能性のある人物(不正嫌疑者)を精度よく検出することができる。
本発明は、遊技場内の人物を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像した画像に基づいて、前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置を算出する制御、前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置に基づいて遊技場内の前記人物の動線を作成する制御、遊技場内の前記人物の動線と、比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報が遊技者にとって有利に調整されている各遊技機の位置とを表示させる制御、を行う制御手段と、遊技場内の前記人物の動線と、比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報が遊技者にとって有利に調整されている各遊技機の位置とを表示する表示手段と、を備えた構成としたため、打ち子の可能性のある人物(不正嫌疑者)を精度よく検出することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施例を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<遊技場管理システムの構成>
図1は、本実施例に係る遊技場管理システムのシステム構成を例示的に示したブロック図である。
図1に示すように、遊技場管理システムは、撮像手段100、管理装置200、遊技機300、及びこれらの機器を接続するネットワーク501、502から構成されている。各機器等については以下に詳述する。
本実施例では、各撮像手段100は少なくともそれぞれの受け持ちエリア(図2において、点線で区画された8つの撮像エリア101)を撮像できるように、各エリアに1台ずつ、例えば遊技場の天井付近に所定の間隔をおいて設置されている。撮像手段100は、例えば1秒間に30コマの撮像を行うCCDカメラ等であって、撮像手段100の台数は、遊技場の規模やコスト等を考慮して適宜決定される。
管理装置200は、各撮像手段100と接続されており、撮像手段100で撮像した画像を受信して画像処理を実行し、遊技場への入場者を検出、識別すると共に、入場者の遊技場内での位置を算出する情報処理装置である。詳しくは後述する。なお、遊技場への入場者は、ほとんどの場合遊技者であり、以下の説明では、入場者のことを遊技者とも表現する場合がある。
遊技機300は、遊技者によってパチンコ玉やメダルを用いて遊技が行われるパチンコ機、パチスロ機(スロットマシン)、パチロット等である。また各遊技機300は、パチンコ機であれば自身の稼働状況を示す打玉信号、出玉信号等の稼動信号を、スロットマシンであればIN信号、OUT信号等の稼働信号を、管理装置200に対して適宜送出する。なお、ここで各遊技機300から出力される稼動信号には、遊技機300周辺の機器(例えばアウトボックスからの打玉信号や補給装置からの補給玉数を示す信号、台間機(図示省略)から出力される売上信号等)を含むこととする。以降、本実施例における遊技機300はパチスロ機を例にとって説明する。
次に、図2を参照して遊技場内のレイアウトについて簡単に説明する。遊技場内には、複数の遊技機300が背中合わせで整列配置された遊技島10が設置されている(図2では2島)。各遊技機300の前には、遊技機300に対応して、遊技者が腰掛ける椅子20が設置されている。また各遊技機300に対応して、メダル、パチンコ玉等の遊技媒体を遊技者に貸し出す機能等を有する台間機(図示省略)が設置されている。また各島2の島端には遊技媒体を計数するための計数機(図示省略)が設置されていてもよい。
さらに遊技場内には、高額紙幣を低額紙幣に交換したり、低額紙幣を硬貨に交換するための両替機30や、缶ジュース等の自動販売機40も設置されている。また、遊技場の出入り口50の横方向には、遊技者が獲得した遊技媒体を景品に交換する場合等に立ち寄るカウンタ60が配置されている。カウンタ60の上には、POS端末、会員カード処理機等(図示省略)が設置される。カウンタ60の後ろには、景品棚70が設けられており、景品棚70には、遊技媒体の数に応じて交換可能な複数種類の景品が並べられている。
<管理装置200の構成>
管理装置200は、遊技場管理システムの全体を管理し、各遊技機300のゲーム回数、大当たり回数、出玉数、打玉数等の稼働情報や遊技機300に対応して設けられている各台間機(図示省略)の売上信号等を集計・管理する情報処理装置である。管理装置200は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)等で実現される。
次に、管理装置200のハードウェア構成について、図3を参照して説明する。図3は、管理装置200のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である。
計時手段202は、現在時刻を計時するリアルタイムクロック等である。
外部記録媒体接続手段203は、メディアへのアクセスを実現するためのものであり、メディア(記録媒体)204に記憶されたプログラム等を管理装置200にロードすることができる。尚、メディア204には、例えば、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等が含まれる。
記憶手段205は、大容量メモリとして機能する、例えばHDD(=ハードディスクドライブ)を有しており、記憶手段205には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等が記憶される。
また、この記憶手段205には画像データ記憶領域251、基準パターン記憶領域252、座標記憶領域253、調整情報記憶領域254、入場者情報記憶領域255、フロア図記憶領域256が設けられている。ただし、この構成に限定されるわけではなく、例えば画像データ記憶領域251や基準パターン記憶領域252や座標記憶領域253や調整情報記憶領域254や入場者情報記憶領域255やフロア図記憶領域256をメディア204に設ける構成としてもよい。
<画像データ記憶領域251の構成>
画像データ記憶領域251は、各撮像手段100から受信した画像を記憶する。詳しくは、撮像を行った撮像手段100を識別可能な撮像手段識別情報に関連付けて各画像を記憶する。また各画像は、管理装置200が当該画像を撮像手段100から受信した日時である日時情報を付加して記憶する。なお本実施例では、これらの画像データは、所定の蓄積量を超えない範囲で画像データ記憶領域251に時系列に沿って蓄積され、蓄積量を超えて最新のものが蓄積されようとすると、過去のものから順に消去されて当該最新のものが蓄積される構成としている。
<基準パターン記憶領域252の構成>
基準パターン記憶領域252には、性別、年代、体型、身長等で区分けしたサンプルの人物を夫々撮像した画像データを基準パターンとして記憶する。
<座標記憶領域253の構成>
座標記憶領域253には、遊技場に設置されている各機器の座標を記憶する。詳しくは、遊技場に設置されている各機器の識別情報(機器の名称、識別番号等)と関連付けて、遊技場内における各機器の座標が記憶されている。なお、これらの各座標は2次元における位置を示す「X座標」及び「Y座標」からなるが、当該機器の設置個所が所定の面積を有する範囲となるように、各座標も所定の範囲を有する構成である方が望ましい。なお、機器が椅子20の場合には、椅子20に対応する遊技機300を識別する台番号等の遊技機識別情報が、椅子20の識別情報及び当該椅子の座標に関連付けて記憶されている。
<調整情報記憶領域254の構成>
調整情報記憶領域254には、遊技場に設置されている各遊技機300の調整情報(本実施例では入賞率の設定値(例えば1〜6の6段階のいずれかの値))が、各遊技機300の台番号等の遊技機識別情報に関連付けて記憶されている。なお、遊技場の従業員等のユーザは、遊技場管理システムに後述の入場者の動線表示処理を実行させる前に、図4に示すような表示手段207上に表示された入賞率の設定値入力画面を見ながら、入力手段206を用いて遊技場に設置されている各遊技機300の入賞率の設定値を予め入力し、調整情報記憶領域254に記憶させておく。
<入場者情報記憶領域255の構成>
入場者情報記憶領域255には、図5に示すように入場者毎に区分けして、入場者情報が記憶されている。即ち、各入場者を識別する入場者識別情報に関連付けて、「時刻」、「X座標」、「Y座標」、「遊技機識別情報」、「従業員フラグ」、「予測X座標」、「予測Y座標」等が記憶されている。
「入場者識別情報」は、遊技場に入場した入場者に付与し、各入場者を識別する、例えば文字、図形、記号あるいはこれらの組み合わせである。「日時」は、管理装置200が撮像手段100から当該画像を受信した日時を示すものである。「X座標」及び「Y座標」は、遊技場内の入場者の位置を示すものである。なお、後述するように遊技場内の入場者の位置を示すために、フロア図記憶領域256に記憶されているフロア図には予め座標が夫々割り振られている。「遊技機識別情報」は、遊技場に設置されている各遊技機300を識別する、例えば文字、図形、記号あるいはこれらの組み合わせである。「従業員フラグ」は、遊技場への入場者のうち、従業員と遊技者とを区別するためのものであり、例えば図5に示すように「1」は従業員を表し、「0」は遊技者を表す。なお「従業員フラグ」の欄は、この構成に限定されるものではなく、例えば「1」〜「5」等の番号を格納して、従業員同士を区別できるような構成としても良い。「予測X座標」及び「予測Y座標」は、入場者の移動先を予測した予測結果である。
<フロア図記憶領域256>
フロア図記憶領域256には、遊技場のフロア図(遊技場が複数階に亘る場合には各階毎のフロア図)が記憶されている。このフロア図は縦横の2次元で構成されており、フロア図上の各地点は「X座標」及び「Y座標」を用いて表すことができるように、予め座標が夫々割り振られている。
なお記憶手段205に、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用する各種データを記憶する、例えばROM(=Read Only Memory)を有する構成としても良い。また記憶手段205に、各種データを一時記憶するための制御手段210の主メモリ、ワークエリア等として機能する、例えばRAM(=Random Access Memory)を有する構成としても良い。
入力手段206は、例えば、キーボードやポインティングデバイス(マウス等)、タッチパネルである。入力手段206を用いて、遊技場の従業員等は、管理装置200に対して、管理装置200を制御するコマンド等を入力指示する。特に、遊技場の従業員等のユーザは、入力手段206を用いて、遊技場のフロア図の中から入場者の動線表示処理を行う対象のフロア図を選択する。また遊技場の従業員等のユーザは、入力手段206を用いて、遊技場に設置されている各遊技機300の入賞率の設定値を入力する。また遊技場の従業員等のユーザは、入力手段206を用いて、入場者の動線表示処理を行う時間帯を指定する。
表示手段207は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTであり、入力手段206から入力されたコマンドや、それに対する管理装置200の応答出力等を表示するものである。
バス209は、管理装置200内のデータの流れを司るものであり、管理装置200内の制御手段210や記憶手段205等の各装置を接続する信号線である。208は通信手段であり、この通信手段208を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。
制御手段210は、例えばCPU(=Central Processing Unit)であって、記憶手段205に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、記憶手段605にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶させる制御を行う。
また制御手段210は、撮像手段100から画像を受信すると、計時手段202を参照にして日時情報を付加した上で、当該画像を画像データ記憶領域251に記憶させる制御を行う。
制御手段210は、入力手段206が受け付けた選択操作に応じて該当する遊技場のフロア図をフロア図記憶領域256から呼び出す制御を行う。また制御手段210は、調整情報記憶領域に254に記憶された各遊技機300の入賞率の設定値に基づいて、当該設定値が3以上の遊技機300を高設定台と判断し、当該遊技機300に係る遊技機識別情報を呼び出す制御を行う。また制御手段210は、入力手段206が受け付けた指定操作に応じて、画像データ記憶領域251から指定された時間帯に係る画像データを呼び出す制御を行う。
また、制御手段210は、遊技場の出入り口50付近を撮像した画像の中から、初期画像(=対象物が存在していない状態を撮像した画像)と、当該初期画像と同一のフレームに移動してきた物体が映ったその次の画像とを用いて、差分画像を生成する制御を行う。そして、制御手段210は差分画像に映っている物体の形状と予め基準パターン記憶領域252に記憶されている基準パターンとを比較する制御を行い、一致した場合には、当該物体の形状を、人物と判断する制御を行う。そして当該人物の画像の位置座標を算出する制御を行う。
また制御手段210は、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」を算出し、算出した位置座標と、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」とを比較する制御を行う。そしてその結果、位置座標に変化がある場合には、今回受信した画像データとその前に受信した画像データとを用いて差分画像を生成する制御を行う。そして生成した差分画像に基づき、画像に映っている人物の移動後の位置座標を予測する制御を行う。
また制御手段210は、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動後の位置座標)と、予測した移動後の位置座標である「予測X座標」及び「予測Y座標」とを比較する。その結果、一致した場合には、同一の入場者であると判断する制御を行う。
また制御手段210は、同一人と判断した入場者に係る入場者識別情報に関連付けて、予測した移動後の位置座標である「予測X座標」及び「予測Y座標」と、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動後の位置座標)とを入場者情報記憶領域255に記憶させる制御を行う。また制御手段210は、移動後の位置座標を記憶させる際には、対応する画像データに付加されている日時情報を入場者情報記憶領域255に記憶させる制御を行う。
また制御手段210は、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動前の位置座標)より、予測した移動後の位置座標が遊技場の内側にある場合には、当該人物を遊技場の入場者と判断し、当該人物に入場者識別情報を付与する制御を行う。そして当該入場者識別情報に関連付けて、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動前の位置座標)と、予測した移動後の位置座標である「予測X座標」及び「予測Y座標」と、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動後の位置座標)とを入場者情報記憶領域255に記憶させる制御を行う。また制御手段210は、移動前の位置座標及び移動後の位置座標を記憶させる際には夫々、対応する画像データに付加されている日時情報を入場者情報記憶領域255に記憶させる制御を行う。
一方、制御手段210は、その前に受信した画像データに係る位置座標より、予測した移動後の位置座標が遊技場の外側にある場合には、当該人物を遊技場からの退場者と判断し、当該人物の追跡を終了する制御を行う。
また制御手段210は、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」と、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」とを比較した結果、位置座標に概ね変化がない場合には、当該入場者がほぼ停止中である(=ほぼ立ち止まっている)と判断する制御を行う。その場合には、当該入場者に対して、継続して同じ入場者識別情報を割り当てる制御を行う。
また制御手段210は、当該入場者が停止中であると判断した場合にはさらに、着席者であるか否かを判断する制御を行う。そして制御手段210は、着席者であると判断した場合には、当該入場者が着席している椅子20に対応する遊技機300の遊技機識別情報を、当該入場者に係る入場者識別情報に関連付けて、入場者情報記憶領域255に記憶させる制御を行う。
また制御手段210は、指定された時間帯における、時系列に沿った遊技場の入場者の位置座標を取得すると、当該遊技場のフロア図を表示手段207に表示させ、当該フロア図上に、取得した当該位置座標に基づいて作成した各入場者の動線を表示させる制御を行う。また制御手段210は、当該フロア図上に表示された遊技機300の内、高設定台に係る遊技機300については、赤色で表示させる、あるいは点滅表示させる等他の遊技機300とは区別可能に表示させる制御を行う。
尚、以上の各手段と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
本実施例では、メディア204から本実施例に係るプログラム及び関連データを直接記憶手段205のRAM等にロードして実行させる例を示しているが、これ以外にも、本実施例に係るプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされている記憶手段205のHDD等から記憶手段205のRAM等にロードするようにしてもよい。また、本実施例に係るプログラムを記憶手段205のROM等に記憶しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接制御手段210で実行することも可能である。
また、本実施例では、説明の便宜のため、管理装置200を1つの装置で実現した構成について述べるが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、管理装置200上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
<ネットワークの構成>
ネットワーク501及び502は、典型的には、LAN(Local Area Network)であるが、有線/無線を問わずデータ送受信可能な回線であればどのような構成でもよい。例えば、公衆回線(アナログ回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)等)やWAN(WideArea Network)、無線LAN等により構成してもよい。なお、ネットワーク501、502上の通信プロトコルは、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等を採用することができる。
<遊技場管理システムの具体的な処理の流れ>
次に、遊技場管理システムが入場者の動線表示処理を行う具体的な処理の流れを、図6を用いて説明する。まず、遊技場の従業員等のユーザは、入力手段206を用いて、入場者の動線表示処理を行う対象のフロアを選択する。すると管理装置200は、遊技場の該当するフロア図をフロア図記憶領域256から呼び出す(ステップS601)。なお、フロアの選択操作は、遊技場が複数階に亘り、フロア図記憶領域256に夫々の階のフロア図が記憶されている場合に必要なものである。したがって、フロアが1つであり、これが1つのフロア図に描かれて記憶されている場合は、この選択操作は省略可能としても良い。次に管理装置200は調整情報記憶領域に254に記憶された各遊技機300の入賞率の設定値に基づいて、当該設定値が3以上の遊技機300を高設定台と判断し、当該遊技機300に係る遊技機識別情報を呼び出す(ステップS602)。次に、遊技場の従業員等のユーザは、入力手段206を用いて入場者の動線表示処理を行う時間帯(例えば、遊技場の開店時からの5分間である10時00分から10時05分)を指定する。すると、管理装置200は画像データ記憶手段251から指定された時間帯に係る画像データを呼び出す(ステップS603)。
そして管理装置200は、呼び出した指定された時間帯に係る画像データから遊技場の出入り口50付近を撮像した画像データを呼び出す(ステップS604)。それらの画像の中から、初期画像(=対象物が存在していない状態を撮像した画像)と、当該初期画像と同一のフレームに移動してきた物体が映ったその次の画像とを用いて、差分画像を生成する(ステップS605)。差分画像には、そこに移動してきた物体が撮像されている。そして、管理装置200は差分画像に映っている物体の形状と予め基準パターン記憶領域252に記憶されている基準パターンとを比較し、一致した場合には(ステップS606でYES)、当該物体の形状を、人物と判断する(ステップS607)。そして当該人物の画像の位置座標を算出する。詳しくは位置座標の算出は、管理装置200はフロア図記憶領域256から呼び出したその遊技場のフロア図と差分画像に基づいて、当該人物がその遊技場のフロア図におけるXとY座標上のどこにいるのかを算出する。
次に、図7に示すように管理装置200は、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」を算出し、算出した位置座標とその前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」とを比較する。その結果、位置座標に変化がある場合には(ステップS701でYES)、今回受信した画像データとその前に受信した画像データとを用いて差分画像を生成する(ステップS702)。そして生成した差分画像に基づき、当該入場者の移動後の位置座標を予測する(ステップS703)。
詳しくは図10に示すように、差分画像内の人物の重心の位置座標(=2連の三日月形領域で囲まれた部分)と、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動前の人物の位置座標)とに基づいて、当該人物の移動後の位置座標を予測する。例えば人の頭部に着目した場合、人の頭部が僅かに移動したとき、同図に示すように差分画像には三日月形の領域が2つ連なるようにして出現する。そこで、まず、差分画像の中でこの2連の三日月形領域をまず抽出し、その後、2連の三日月形領域の重心を求める。重心は、おおよそ、2連の三日月形領域で囲まれた部分の中に存在するであろう。次に、この重心の位置座標と、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動前の人物の位置座標)とに基づいて、移動後(現在)の人物の位置座標を予測する。
次に管理装置200は、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動後の位置座標)と、予測した移動後の位置座標である「予測X座標」及び「予測Y座標」とを比較する。その結果、一致した場合には(ステップS704でYES)、同一の入場者であると判断する。
そしてその前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動前の位置座標)より、予測した移動後の位置座標が遊技場の内側にある場合には(ステップS705でYES)、管理装置200は当該人物を遊技場の入場者と判断し、当該人物に入場者識別情報を付与する(ステップS706)。また管理装置200は、当該入場者識別情報に関連付けて、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動前の位置座標)と、予測した移動後の位置座標である「予測X座標」及び「予測Y座標」と、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動後の位置座標)とを入場者情報記憶領域255に記憶する。なお、管理装置200は移動前の位置座標及び移動後の位置座標を記憶する際には夫々、対応する画像データに付加されている日時情報を入場者情報記憶領域255に記憶する。
一方、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動前の位置座標)より予測した移動後の位置座標が遊技場の外側にある場合には(ステップS705でNO)、管理装置200は当該人物を遊技場からの退場者と判断し、当該人物の追跡を終了する。
入場者識別情報を付与した入場者については、追跡を継続する。即ち、図8に示すように管理装置200は、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」とその前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」とを比較する。その結果、位置座標に変化がある場合には(ステップS801でYES)、今回受信した画像データとその前に受信した画像データとを用いて差分画像を生成する(ステップS802)。そして生成した差分画像に基づき、当該入場者の移動後の位置座標を予測する(ステップS803)。次に、管理装置200は、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動後の位置座標)と、予測した移動後の位置座標である「予測X座標」及び「予測Y座標」とを比較する。その結果、一致した場合には(ステップS804でYES)、同一の入場者であると判断する。そして同一人と判断した入場者に係る入場者識別情報に関連付けて予測した移動後の位置座標である「予測X座標」及び「予測Y座標」と、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動後の位置座標)とを入場者情報記憶領域255に記憶する(ステップS805)。なお、管理装置200は移動後の位置座標を記憶する際には、対応する画像データに付加されている日時情報を入場者情報記憶領域255に記憶する。
一方、管理装置200は、今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」と、その前に受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」とを比較した結果、位置座標に概ね変化がない場合には(ステップS801でNO)、図9に示すように当該入場者がほぼ停止中である(=ほぼ立ち止まっている)と判断する(ステップS901)。その場合には、当該入場者に対して、継続して同じ入場者識別情報を割り当てる(ステップS902)。具体的には、当該入場者に係る入場者識別情報に関連付けて今回受信した画像データに係る「X座標」及び「Y座標」(=移動後の位置座標)と、当該「X座標」及び「Y座標」と同一の座標を予測した移動後の位置座標として入場者情報記憶領域255に記憶する。なお、管理装置200は移動後の位置座標を記憶する際には、対応する画像データに付加されている日時情報を入場者情報記憶領域255に記憶する。
また管理装置200は、当該入場者がほぼ停止中であると判断した場合にはさらに、着席者であるか否かを判断する(ステップS903)。詳しく説明する。上述したように椅子20は夫々、遊技機300と1対1の関係となるように設置されている。各椅子20の位置を示す座標は、椅子の周囲に一定の面積を持つ範囲として設定され、座標記憶領域253に記憶されている。そこでほぼ停止中であると判断した入場者の位置座標と、座標記憶領域253から呼び出した各椅子20の位置を示す座標とを比較し、入場者の位置座標が椅子20を示す座標のいずれかと一致した場合(或いは入場者の位置座標がいずれかの椅子20を示す座標の範囲に含まれる場合)には、当該入場者は着席者であると判断する。その場合には、当該入場者が着席している椅子20に対応する遊技機300の遊技機識別情報を、当該入場者に係る入場者識別情報に関連付けて、入場者情報記憶領域255に記憶する(ステップS904)。
なお、前述した各椅子20の位置を示す座標のほか、従業員判断エリア(図示省略)も設定することができる。この従業員判断エリアは、例えば、カウンタ60の内側スペース等の一定の範囲に設定され、当該エリアの位置座標を従業員判断エリアとして座標記憶領域253に記憶する。そして、出社した従業員は、まず、このカウンタ60の内側に立ち寄るようにする。
前述したように、遊技場内に人物が入ってくると、当該人物には入場者識別情報が付与される。したがって、このままの状態では、管理装置200において、この人物が遊技場の従業員なのか或いは遊技者なのかを判断できない。そこで、或る人物に入場者識別情報が付与された後、当該入場者が従業員判断エリアに入った場合には、当該入場者に、従業員であることを示す従業員フラグを立てる。詳しくは、管理装置200は入場者情報記憶領域255内の当該入場者に係る従業員フラグの欄に「1」の値を記憶させる。
管理装置200は、画像データ記憶領域251から呼び出した画像データについて、上記のような画像処理を繰り返し、指定された時間帯における、時系列に沿った遊技場の入場者の位置座標を取得する(ステップS806でYES)。そして管理装置200は図11に示すように、当該遊技場のフロア図を表示手段207に表示させ、当該フロア図上に、取得した当該位置座標に基づいて作成した各入場者の動線を表示させる(ステップS807)。また、当該フロア図上に表示された遊技機300の内、高設定台に係る遊技機300については、赤色で表示させる、あるいは点滅表示させる等他の遊技機300とは区別可能に表示させる。
このような遊技場管理システムを構成することにより、遊技場の入場者(=遊技者)が遊技場に入場してから退場するまでの動向を把握することが可能となり、打ち子である可能性がある人物(不正嫌疑者)を精度よく検出することができる。
なお、管理装置200が、不正嫌疑者を検出した場合には、遊技場の各従業員等が所持しているインカムや表示手段207を通じて、不正嫌疑者を検出した旨及び不正嫌疑者の使用している遊技機300に係る遊技機識別番号を遊技場の従業員等のユーザに報知したり、あるいは不正嫌疑者の使用している遊技機300に対応して設けられている呼出しランプ(図示省略)を点滅させて警告を行う構成としても良い。
なお本実施例では、管理装置200は、調整情報記憶領域254に記憶されている各遊技機300の入賞率の設定値のうち、設定値が3以上の遊技機300を高設定台と判断する構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、管理装置200は、調整情報記憶領域254に記憶されている各遊技機300の入賞率の設定値のうち、設定値が一番高い遊技機300及びその次に設定値が高い遊技機300を高設定台と判断する構成としても良い。また、設定値が3、4の遊技機300を準高設定台と判断し、設定値が5、6の遊技機300を高設定台と判断するようにしても良い。この設定値と高設定台、準高設定台との関係は任意で設定するようにしても良い。
また本実施例では、管理装置200は、予め指定された時間帯についてのみ、遊技場の入場者の動線を表示させる構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、管理装置200は常に、時系列に沿った遊技場の入場者の位置座標を取得し、取得した位置座標を入場者毎に区分けして記憶する処理を行い、入力手段206を通じて時間帯が指定された場合は、当該指定された時間帯に係る各入場者の位置座標に基づいて動線を表示させる構成としても良い。
また本実施例では、性別、年代、体型、身長等で区分けしたサンプルの人物を夫々撮像した画像データを基準パターンとして基準パターン記憶領域252に記憶しておき、この基準パターンと比較することで人物を抽出しているが、かかる処理を省略して、差分画像から2連の三日月領域が検出できれば人物と判断する構成としても良い。
<その他の変形例>
また、各遊技機300の近傍にCCDカメラ等の撮像手段(図示省略)を設け、遊技機300で遊技を開始すると当該遊技者の顔を撮像する構成としても良い。その場合には、遊技場の従業員等のユーザが入力手段206を用いて、入場者の動線をクリックすると、当該入場者がいずれかの遊技機300で遊技を行っている場合には、当該入場者の顔が表示手段207上に表示されるよう構成する。そうすると、不正嫌疑者の顔を、遊技場の従業員等のユーザが確認することができ、便宜である。
また、管理装置200は遊技場に設置されている遊技機300毎に区分けして稼働情報を記憶する構成であるため、表示手段207に表示されている各遊技機300のいずれかを入力手段206を用いて指定すると、当該遊技機300に係る稼働情報が表示される構成としても良い。漏洩された遊技機300の調整情報に基づいて、遊技者にとって有利に調整されている遊技機300(高設定台)で遊技を行っている不正嫌疑者は、できるだけ多くの遊技媒体を獲得すべく遊技に没頭していることが多いため、稼働情報を参照すれば、不正嫌疑者をより精度良く検出することができ、便宜である。
また、表示手段207に表示されている各遊技機300のいずれかを入力手段206を用いて指定すると、当該遊技機300に着座した遊技者の当該遊技場への入場からの動線のみを、或いは当該遊技者の動線を他の動線と区別できるよう表示させる構成としても良い。このようにすることで、例えば高設定台を指定して当該遊技機300に着座した遊技者の入場からの動線のみを、或いは当該遊技者の入場からの動線を他の動線と区別できるよう表示するため、高設定台に着目して不正嫌疑者の有無を判断しやすくなり、便宜である。
また、予め記憶手段205に不正嫌疑者のモデル動線を記憶させておき、着座したと判断した遊技者の当該遊技場への入場からの動線と比較して、当該遊技者が不正嫌疑者であるか否かを制御手段210が判断する構成としても良い。この場合、例えばモデル動線として、出入り口50から各遊技機300までの概ねの最短経路を記憶させておき、各遊技機300について、着座したと判断した遊技者の当該遊技場への入場からの動線と比較して概ね一致している(一致率が比較的高い:例えば一致率70%以上など)と制御手段210が判断した場合、当該遊技機300に着座したと判断した遊技者を不正嫌疑者と判断する構成とする。
また本実施例では遊技機300としてパチスロ機を例にとって説明したが、パチンコ機やパチロット機であっても良いことは上述のとおりである。パチンコ機の場合は、調整情報記憶領域254に釘間隔情報を遊技機識別情報と関連付けて記憶させるとともに、予めどの程度の釘間隔以上は高設定台と判断するかの基準釘間隔情報を記憶手段205に記憶させておく。そして図6のステップS602においては調整情報記憶領域254に記憶させた釘間隔情報と上述の基準釘間隔情報とから高設定台か否かを判断して、高設定台の遊技機識別情報を呼び出す構成とする。または調整情報記憶領域254に、遊技機識別情報と関連付けて高設定台か低設定台かを記憶させる構成としても良い。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を取ることが可能である。
また本発明は、前述した実施例の機能を実現するプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、このコンピュータにインストールされるプログラム自体も本発明の技術的範囲に含まれる。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含む。この場合、プログラムの提供方法としては、CD−ROM、DVD等の記憶媒体を用いて提供する方法や、電気通信回線を介して提供する方法等が含まれる。
本発明の一実施例に係る遊技場管理システムの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムの管理対象となる遊技場のレイアウトの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムの管理装置のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムの入賞率の設定値入力画面の一例を示した図である。 本発明の一実施例に係る入場者情報記憶領域の構造を模式的に示した図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムが実行する画像処理の内容を説明した図である。 本発明の一実施例に係る遊技場管理システムにおける各入場者の動線の表示画面の一例を示した図である。
100:撮像手段、
200:管理装置、202:計時手段、203:外部記憶媒体接続手段、204:メディア、205:記憶手段、206:入力手段、207:表示手段、208:通信手段、209:バス、210:制御手段、
251:画像データ記憶領域、252:基準パターン記憶領域、
253:座標記憶領域、254:調整情報記憶領域、
255:入場者情報記憶領域、256:フロア図記憶領域、
300:遊技機、
501:ネットワーク、502:ネットワーク

Claims (2)

  1. 遊技場内の人物を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像した画像に基づいて、前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置を算出する制御、
    前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置に基づいて遊技場内の前記人物の動線を作成する制御、
    遊技場内の前記人物の動線と、比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報が遊技者にとって有利に調整されている各遊技機の位置とを表示させる制御、を行う制御手段と、
    遊技場内の前記人物の動線と、比較的多くの遊技媒体を獲得可能な遊技状態へ移行する可能性に関する調整情報が遊技者にとって有利に調整されている各遊技機の位置とを表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  2. 前記制御手段が、前記撮像手段によって撮像した画像に基づいて、指定された時間帯に係る前記人物の遊技場内における撮像画像毎の位置を算出する制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の遊技場管理システム。
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