JP2013169112A - 電源装置、点灯装置、灯具、及び車両 - Google Patents

電源装置、点灯装置、灯具、及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】コストを抑えつつ安全性を高めた電源装置、点灯装置、灯具、及び車両を提供する。
【解決手段】電源装置2は、第1のコンデンサC1、第1のコンデンサC1の一端に接続された第1のインダクタL1、及び第1のコンデンサC1の他端にアノードが接続されたダイオードD1からなる直列回路と、第1のインダクタL1と第1のコンデンサC1の接続点に一端が接続されたスイッチング素子S1と、第1のコンデンサC1とダイオードD1の接続点に一端が接続された第2のインダクタL2と、スイッチング素子S1の他端と第2のインダクタL2の他端との間に接続された第2のコンデンサC2とを備える。第1のインダクタL1の他端とスイッチング素子S1の他端との間には、第1のインダクタL1の他端側が正極側となるように直流電源1が接続され、ダイオードD1のカソードと第2のインダクタL2の他端との間には負荷3が接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置、点灯装置、灯具、及び車両に関するものである。
従来より、車両に用いられる電源装置が提供されている(例えば特許文献1参照)。この電源装置は、トランスによって1次側の電流経路と2次側の電流経路とが分離されたDC−DC変換回路と、DC−DC変換回路の出力電圧の異常の有無を判定する出力異常状態判定手段とを備える。
このような車両用の電源装置において、例えば配線の噛み込みや劣化による短絡、誤配線などによって、電源装置の出力線が直流電源(バッテリー)のグランド(負極側)に接触(地絡)したり、正極側に接触(天絡)したりする可能性がある。特許文献1に示した電源装置によれば、これらのアクシデントが発生した場合には、出力異常状態判定手段により出力電圧の異常が検出されるため、異常検出時にはスイッチング素子のスイッチング動作を停止させることで回路保護を行うことができる。
特開2009−284721号公報
上述の特許文献1に示した電源装置では、出力に地絡や天絡が生じた場合にはスイッチング素子のスイッチング動作を停止させることで回路保護が行えるものの、変換回路部分にトランスを用いていることから高価な電源装置になっていた。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、コストを抑えつつ安全性を高めた電源装置、点灯装置、灯具、及び車両を提供することにある。
本発明の電源装置は、第1のコンデンサ、第1のコンデンサの一端に接続された第1のインダクタ、及び第1のコンデンサの他端にアノードが接続された整流素子からなる直列回路と、第1のインダクタと第1のコンデンサの接続点に一端が接続されたスイッチング素子と、第1のコンデンサと整流素子の接続点に一端が接続された第2のインダクタと、スイッチング素子の他端と第2のインダクタの他端との間に接続された第2のコンデンサと、整流素子のカソードと第2のインダクタの他端との間に接続された第3のコンデンサとを備える。第1のインダクタの他端とスイッチング素子の他端との間には、第1のインダクタの他端側が正極側となるように直流電源が接続され、整流素子のカソードと第2のインダクタの他端との間には負荷が接続される。
この電源装置において、第2のコンデンサと並列に第1の抵抗が接続されているのが好ましい。
また、この電源装置において、第2のコンデンサの静電容量が第1のコンデンサの静電容量よりも大きいのも好ましい。
また、この電源装置において、スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御回路を備え、制御回路は、第2のコンデンサと第3のコンデンサの接続点の電位が所定の閾値を下回ると、スイッチング素子のスイッチング動作を停止させるのも好ましい。
また、この電源装置において、第2のコンデンサ及び第2のインダクタの接続点と負荷との間に接続された第2の抵抗に印加される電圧に基づいて出力電流を検出する出力電流検出回路を備え、制御回路は、出力電流検出回路の出力が所定値となるようにスイッチング素子を制御し、第2のコンデンサと第3のコンデンサの接続点の電位が所定の閾値を下回る期間が所定時間継続すると、スイッチング素子のスイッチング動作の停止状態を維持するのも好ましい。
本発明の点灯装置は、上記の電源装置を備え、半導体発光素子を用いた光源負荷が負荷として電源装置の出力端間に接続され、光源負荷に電力供給することにより光源負荷を点灯させる。
本発明の灯具は、上記の点灯装置が搭載されている。
本発明の車両は、上記の灯具が搭載されている。
第1及び第2のインダクタと第1及び第2のコンデンサとで入力側と出力側とを直流的に遮断する回路を構成しており、変換回路部分にトランスを用いなくてもいいので、コストを抑えつつ安全性を高めた電源装置、点灯装置、灯具、及び車両を提供することができるという効果がある。
(a)は実施形態1の電源装置の基本構成を示す概略回路図、(b)は同上の構成を示す概略回路図である。 (a)(b)は同上の動作を説明する説明図である。 (a)〜(g)は同上の動作を説明する波形図である。 同上において地絡、天絡が発生した状態を示す説明図である。 (a)〜(d)は同上の地絡発生時の動作を説明する波形図である。 (a)〜(d)は同上の地絡発生時の動作を説明する別の波形図である。 実施形態2の電源装置の構成を示す概略回路図である。 (a)〜(d)は同上の動作を説明する波形図である。 同上を用いた点灯装置の構成を示す概略回路図である。 同上を用いた灯具の断面図である。 同上を用いた車両の外観斜視図である。
以下に、電源装置、点灯装置、灯具、及び車両の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1(a)は実施形態1の電源装置2の基本構成を示す概略回路図であり、図1(b)はこの基本構成を適用した電源装置2の概略回路図である。
この電源装置2は、第1のコンデンサC1、第1のコンデンサC1の一端(図1(a)中の左端)に接続された第1のインダクタL1、及び第1のコンデンサC1の他端(図1(a)中の右端)にアノードが接続されたダイオード(整流素子)D1からなる直列回路を備える。また、電源装置2は、第1のインダクタL1と第1のコンデンサC1の接続点に一端が接続されたスイッチング素子S1と、第1のコンデンサC1とダイオードD1の接続点に一端が接続された第2のインダクタL2とを備える。さらに、電源装置2は、スイッチング素子S1の他端と第2のインダクタL2の他端との間に接続された第2のコンデンサC2と、ダイオードD1のカソードと第2のインダクタL2の他端との間に接続された第3のコンデンサC3とを備える。また、電源装置2は、スイッチング素子S1のスイッチング動作(オン/オフ動作)を制御する制御回路20を備える。なお本実施形態では、スイッチング素子として、例えば電圧駆動型のMOS−FETを用いているが、スイッチング素子S1はMOS−FETに限らず、他の素子でもよい。また、整流素子についてもダイオードD1に限らず、他の素子でもよい。
第1のインダクタL1の他端(第1のコンデンサC1との接続側と反対側)には入力端子T1が接続され、この入力端子T1には直流電源(例えば12Vの車載バッテリー)1の正極側(プラス側)が接続されている。また、スイッチング素子S1の他端(第2のコンデンサC2との接続側)には入力端子T2が接続され、この入力端子T2には直流電源1の負極側(マイナス側)が接続されている。
ダイオードD1のカソードには出力端子T3が接続され、この出力端子T3には負荷3の一端が接続されている。また、第2のインダクタL2の他端(第2のコンデンサC2との接続側)には出力端子T4が接続され、この出力端子T4には負荷3の他端が接続されている。なお、電源装置2の出力端間に接続された第3のコンデンサC3は、出力平滑用のコンデンサである。
制御回路20は、回路部品小型化の観点から周波数が数百kHzの駆動信号をスイッチング素子S1に対して出力し、スイッチング素子S1を高周波でオン/オフさせる。ここでは、制御回路20は、周波数固定でスイッチング素子S1のオンデューティを変化させるPWM制御によりスイッチング素子S1のオン/オフ動作を制御する。具体的には、制御回路20は、電源装置2への入力電流や入力電圧を監視し、これらの値が所定値となるようにスイッチング素子S1のオン/オフ動作を制御することで所望の出力が得られる。或いは、制御回路20は、例えばフォトカプラを使用し、電源装置2からの出力電流や出力電圧を監視し、これらの値が所定値となるように直接的に制御する構成であってもよい。
図2(a)(b)は電源装置2の動作を説明する説明図であり、図2(a)はスイッチング素子S1がオンのときを示し、図2(b)はスイッチング素子S1がオフのときを示している。なお、図2(a)(b)中の+記号は第1〜第3のコンデンサC1〜C3に発生する電圧の極性(「+」が正極側)を示している。また、図2(a)(b)中のV10は電源装置2への入力電圧、V11は電源装置2からの出力電圧をそれぞれ示し、I1は第1のインダクタL1に流れる電流、I2は第2のインダクタL2に流れる電流をそれぞれ示している。また、図3(a)〜(g)は電源装置2の動作を説明する波形図であり、以下、電源装置2の動作について、図2(a)(b)及び図3(a)〜(g)を参照しながら説明する。
時刻t0のときに、制御回路20がスイッチング素子S1をオンにすると、スイッチング素子S1のオン期間(t0〜t1)に、第1のインダクタL1に流れる電流I1は時間経過に伴って増加し、直流電源1から第1のインダクタL1にエネルギーが蓄えられる。またこのとき、時刻t0より前のスイッチング素子S1のオフ期間において第1及び第2のコンデンサC1,C2に蓄えられていたエネルギーが、スイッチング素子S1を介して負荷3に出力される。さらにこのとき、第1及び第2のコンデンサC1,C2に蓄えられたエネルギーを受けて、第2のインダクタL2に流れる電流I2は時間経過に伴って増加し、第2のインダクタL2にエネルギーが蓄えられる。これにより、第1のコンデンサC1の両端電圧(V1−V2)及び第2のコンデンサC2の両端電圧V3は低下する。
次に、時刻t1のときに、制御回路20がスイッチング素子S1をオフにすると、第1のインダクタL1に蓄えられていたエネルギーが、スイッチング素子S1のオフ期間(t1〜t2)に、ダイオードD1を介して第1及び第2のコンデンサC1,C2に出力される。これにより、第1のコンデンサC1の両端電圧(V1−V2)及び第2のコンデンサC2の両端電圧V3は上昇し、第1のインダクタL1に流れる電流I1は時間経過に伴って減少する。またこのとき、第2のインダクタL2に蓄えられていたエネルギーはダイオードD1を介して負荷3に出力され、第2のインダクタL2に流れる電流I2は時間経過に伴って減少する。
電源装置2は、上述したようなスイッチング素子S1のオン期間の動作とオフ期間の動作を時刻t2以降においても繰り返すことにより、各部に図3に示すような電圧、電流が発生し、負荷3に電力を供給する。なお本実施形態では、出力端子T3,T4間に接続された第3のコンデンサC3によって、電源装置2の出力電圧V11は平滑される。
ここで、第1及び第2のコンデンサC1,C2の静電容量が同じ場合、エネルギーの観点から第1のコンデンサC1と第2のコンデンサC2に発生する電圧は同じであり、図3(a)〜(g)はそのときの波形を示している。つまり、第1のコンデンサC1の両端電圧(V1−V2)と、第2のコンデンサC2の両端電圧V3は同様の波形となる(図3(e)及び図3(f)参照)。また、本実施形態の回路構成では、第1及び第2のコンデンサC1,C2に発生する電圧(V1−V2、及びV3)を加えた値は、出力電圧V11と略同じ値になる。
なお、上記の説明では、電源装置2の基本動作を分かり易く説明するために、第1及び第2のインダクタL1,L2に流れる電流I1,I2がゼロになることなく連続して流れるモード(電流連続モード)を例に説明した。また、出力電圧V11についても、第3のコンデンサC3により完全に平滑された値として示した(図3(g)参照)。しかしながら、実際には第1及び第2のコンデンサC1,C2や第1及び第2のインダクタL1,L2の定数やスイッチング素子S1の駆動周波数、或いは負荷3のインピーダンスなどによって、例えば電流I1,I2の脈動が増えたり、よりフラットになったりするが、基本的な動作は上述の通りである。
次に、電源装置2の出力に地絡或いは天絡が生じた場合の電源装置2の動作について、図4〜6を参照しながら順に説明する。
図4中の(1)に示すように、低電位側となる出力端子T4が直流電源1のグランド(負極)に接触して地絡が発生している場合、電源装置2の動作は図5に示すようになる。この場合、地絡によって出力端子T4の電位は直流電源1のグランドに固定されるため、第2のコンデンサC2の両端電圧V3はゼロとなる一方(図5(c)参照)、第1のコンデンサC1の両端電圧(V1−V2)がその分上昇する(図5(b)参照)。本実施形態の電源装置2においては、このような異常(地絡)発生時であっても、必要があればスイッチング素子S1のオン/オフ動作を制御することにより、負荷3への電力供給を継続することが可能である。
また、図4中の(2)に示すように、高電位側となる出力端子T3が直流電源1のグランドに接触して地絡が発生している場合、電源装置2の動作は図6に示すようになる。この場合、地絡によって出力端子T3の電位は直流電源1のグランドに固定されるため、第2のコンデンサC2の電圧V3は出力電圧V11により決まる電位となり、その際、第1のコンデンサC1の電圧(V1−V2)はその影響により入力電圧V10と略同じ値となる。本実施形態の電源装置2においては、このような異常(地絡)発生時であっても、図4中の(1)のケースと同様に、必要があればスイッチング素子S1のオン/オフ動作を制御することにより、負荷3への電力供給を継続することが可能である。
また、図4中の(3)に示すように、出力端子T4が直流電源1の活線(正極)に接触して天絡が発生している場合、動作波形の図示は省略するが、地絡の場合と同じように出力端子T4の電位は直流電源1の正電位に固定される。本実施形態の電源装置2においては、このような異常(天絡)発生時であっても、図4中の(1)のケースと同様に、必要があればスイッチング素子S1のオン/オフ動作を制御することにより、負荷3への電力供給を継続することが可能である。
同様に、図4中の(4)に示すように、出力端子T3が直流電源1の活線に接触して天絡が発生している場合も、動作波形は省略するが、地絡の場合と同じように出力端子T3の電位は直流電源1の正電位に固定される。本実施形態の電源装置2においては、このような異常(天絡)発生時であっても、図4中の(1)のケースと同様に、必要があればスイッチング素子S1のオン/オフ動作を制御することにより、負荷3への電力供給を継続することが可能である。
而して本実施形態によれば、第1及び第2のインダクタL1,L2と第1及び第2のコンデンサC1,C2とで入力側と出力側とを直流的に遮断する回路を構成しており、従来例のようにトランスを用いなくてもいいので、その分コストを抑えることができる。また本実施形態では、第1及び第2のコンデンサC1,C2により入力側と出力側を直流的に遮断しているので、例えば出力側で地絡や天絡が生じても入力側に影響を与えることがなく、安全性の高い電源装置2を提供することができる。さらに本実施形態によれば、入力側に第1のインダクタL1が接続されているため、入力側の電流、電圧リップルを低く抑えることができる。また本実施形態によれば、直流電源1の電圧を負荷3に適した電圧に昇圧又は降圧することができる。
なお本実施形態では、第1及び第2のコンデンサC1,C2の静電容量が同じ場合を例に説明したが、第1のコンデンサC1と第2のコンデンサC2とで静電容量が異なっていてもよい。すなわち、第1及び第2のコンデンサC1,C2の静電容量を意図的に異なる値としておくことにより、エネルギーの観点から第1のコンデンサC1と第2のコンデンサC2とで発生する電圧の分担を変化させることが可能である。例えば、第2のコンデンサC2の静電容量を第1のコンデンサC1の静電容量よりも大きくすることによって、出力端子T4の電圧V3を直流電源1のグランドレベルに近づけることができる。また、第1及び第2のコンデンサC1,C2の静電容量を異ならせることは、出力電圧の範囲を所定の範囲に設定したい場合などに有効である。さらに、制御回路20によるスイッチング素子S1の制御方法についてはPWM制御に限らず、他の方法(例えば周波数制御など)であってもよい。
(実施形態2)
電源装置2の実施形態2を図7及び図8に基づいて説明する。
図7は本実施形態の電源装置2の構成を示す概略回路図である。この電源装置2は、第1のインダクタL1、第1のコンデンサC1、及びダイオードD1で構成された直列回路と、スイッチング素子S1と、第2のインダクタL2と、第2及び第3のコンデンサC2,C3と、第2のコンデンサC2と並列に接続された第1の抵抗R1とを備える。この電源装置2は、第2のコンデンサC2と並列に第1の抵抗R1を接続したことにより、第2のコンデンサC2の電圧V3を、第1の抵抗R1の抵抗値に応じた値に設定可能である。要するに、第1の抵抗R1の値を調節することによって、第2のコンデンサC2の電圧を意図的に任意の値に設定することができる。
図8は、第1の抵抗R1の抵抗値を比較的小さく設定(例えば100Ω以下)した場合の電源装置2の動作波形図である。この場合、第2のコンデンサC2の電圧V3は略ゼロとなり(図8(c)参照)、第1のコンデンサC1の電圧(V1−V2)は、実施形態1で述べたようにその分上昇する(図8(b)参照)。このように、第1の抵抗R1の抵抗値を比較的小さく設定することによって、例えば出力検出回路の構成を簡略化する目的で、出力端子T4の電位を意図的に直流電源1のグランドレベルに近づけることができる。
逆に、第1の抵抗R1の抵抗値を比較的大きく設定(例えば1kΩ)した場合には、第2のコンデンサC2の電圧V3は数V程度を中心として脈動する電圧となる。
また、この電源装置2は、目的とする出力の異常状態(地絡或いは天絡)に対応できる第1の抵抗R1の定数が選定されていると、異常発生のモードによっては異常発生時に第1の抵抗R1を介して入出力間に直流電流が流れることがあるが、異常時にも回路が壊れない。そのため、電源装置2は、入出力間がトランスを用いて絶縁される構成に比べて、簡単な回路を採用でき、トランスが不要になった分コストを低く抑えることができる。
なお本実施形態において、第2のコンデンサC2の静電容量を第1のコンデンサC1の静電容量よりも大きくすることで、第2のコンデンサC2の電圧V3のリップルを低減することができ、上記リップルも含めてゼロに近い電圧を得たい場合に有効である。
次に、本実施形態の電源装置2を点灯装置に適用した場合を例として、電源装置2のより具体的な構成について説明する。
電源装置2を備えた点灯装置は、図9に示すように、発光ダイオード(LED)などの半導体発光素子を用いた光源負荷30が負荷として1対の出力端子T3,T4間に接続され、光源負荷30に電力(定電流)を供給することにより光源負荷30を点灯させる。光源負荷30は、例えば直列接続された複数(図9では2つ)のLEDモジュール301,302で構成され、各LEDモジュール301,302は、例えば直列接続された4個のLEDチップ(半導体発光素子)で構成されている。
この電源装置2は、第1のインダクタL1、第1のコンデンサC1、及びダイオードD1で構成された直列回路と、スイッチング素子S1と、第2のインダクタL2と、第2のコンデンサC2と、平滑用の第3及び第4のコンデンサC3,C4とを備える。また、電源装置2は、第2のコンデンサC2と並列に接続された第1の抵抗R1と、第2のコンデンサC2と出力端子T4との間に接続された第2の抵抗R2と、制御回路20とを備える。ここに、第2の抵抗R2は、光源負荷30に流れる電流を計測するための検出用抵抗であり、第2の抵抗R2と制御回路20との組み合わせによって、出力電流を一定とする定電流制御が可能な点灯装置を構成する。
以下、制御回路20の具体的な構成について、図9を参照しながら説明する。制御回路20は、オペアンプ201、コンデンサC13、及び抵抗R13,R14,R15,R19で構成された差動増幅回路41と、オペアンプ202、コンデンサC12、及び抵抗R12で構成された誤差演算回路42とを備える。
差動増幅回路41は、オペアンプ201の反転入力−出力間にコンデンサC13と抵抗R13の並列回路が接続され、オペアンプ201の非反転入力が抵抗R15を介してグランドに接続されている。さらに、オペアンプ201の反転入力には、第2の抵抗R2の一端(第3のコンデンサC3との接続点)が抵抗R14を介して接続され、オペアンプ201の非反転入力には、第2の抵抗R2の他端(P4点)が抵抗R19を介して接続されている。これにより、差動増幅回路41は、第2の抵抗R2の両端間に発生する電位差(P4点の電位とP3点の電位の差分)を増幅し、出力電流を計測する出力電流検出回路を構成する。
誤差演算回路(比例積分制御で構成)42は、オペアンプ202の反転入力−出力間にコンデンサC12と抵抗R12の直列回路が接続されている。さらに、オペアンプ202の反転入力には、差動増幅回路41の出力(オペアンプ201の出力)が接続され、オペアンプ202の非反転入力には、第1の基準電圧Vref1が印加されている。これにより、誤差演算回路42は、出力電流の計測結果を基準電圧Vref1と比較して、誤差演算結果を次段の比較回路に出力する。
さらに、制御回路20は、誤差演算回路42の出力(オペアンプ202の出力)と、高周波の三角波を発振信号として出力するオスシレータ(高周波発振回路)203の出力とを比較するコンパレータ204からなる比較回路を備えている。コンパレータ204は、誤差演算回路42の出力をオスシレータ203からの発振信号と比較することにより、スイッチング素子S1の駆動信号(PWM信号)を生成する。
上記の構成により、制御回路20は、差動増幅回路41の出力が基準電圧Vref1と等しくなるように、スイッチング素子S1の駆動信号のオンデューティを決定する。コンパレータ204は、生成した駆動信号をアンド(論理積)回路200を介してスイッチング素子S1に出力しており、これにより、制御回路20は電源装置2の出力電流が定電流となるようなフィードバック制御を実現する。ここにおいて、電源装置2は、出力電流の検出に差動増幅回路41を用い、出力に異常が発生した場合でも電流検出用の第2の抵抗R2に流れる電流を検出し、この検出値が基準電圧Vref1となるようにフィードバック制御によるスイッチング動作を行っている。そのため、出力異常発生時において、光源負荷30などに過大な電流が発生するのを抑制することができる。
次に、制御回路20において、電源装置2の出力に発生する地絡や天絡などの異常を検出するための構成について説明する。
制御回路20は、オペアンプ205、コンデンサC20、及び抵抗R20,R21,R22で構成された反転増幅回路43と、コンパレータ206と、アンド回路207とを備える。
反転増幅回路43は、オペアンプ205の反転入力−出力間にコンデンサC20と抵抗R20の並列回路が接続され、オペアンプ205の非反転入力が抵抗R22を介してグランドに接続されている。さらに、オペアンプ205の反転入力には、P3点(第2のコンデンサC2と第3のコンデンサC3の接続点)が抵抗R21を介して接続され、オペアンプ205の出力はコンパレータ206の反転入力に接続されている。これにより、反転増幅回路43は、P3点の電位V3を反転増幅してコンパレータ206に出力する。
コンパレータ206は、非反転入力に基準電圧Vref2が印加されており、この基準電圧Vref2を反転増幅回路43の出力が上回ると、直ちに出力をLレベルにする。コンパレータ206の出力はアンド回路207に入力されており、アンド回路207の出力はアンド回路200に入力されている。
したがって、制御回路20は、コンパレータ206の出力がLレベルになると、アンド回路207の出力がLレベルになって、アンド回路200の出力もLレベルになる。要するに、制御回路20は、第2のコンデンサC2と第3のコンデンサC3の接続点の電位V3を監視しており、この電圧V3が所定の閾値を下回ると、アンド回路200,207の出力がLレベルになる。なお、ここでいう閾値は、電圧V3が通常取り得る値の最小値であって、基準電圧Vref2によって決定される。そして、制御回路20は、スイッチング素子S1をオフにしてスイッチング素子S1のスイッチング動作(オン/オフ動作)を停止させる。
また、コンパレータ206の出力には状態検出回路208が接続されており、この状態検出回路208の出力もアンド回路207の入力に接続されている。状態検出回路208は、コンパレータ206からの入力がLレベルとなる状態が所定時間(例えば5ms)継続した場合に、出力をHレベルからLレベルに変化させて状態を維持する。そして、状態検出回路208の出力がLレベルとなることにより、アンド回路200,207の出力もLレベルとなり、制御回路20は、スイッチング素子S1をオフにしてスイッチング素子S1のスイッチング動作(オン/オフ動作)を停止させる。
具体的には、状態検出回路208は、入力が所定時間連続してLレベルであった場合(Lレベルを維持)や、入力がHレベルからLレベルになる状態が所定時間繰り返し発生した場合(H/L繰り返し)、出力をHレベルからLレベルに変化させ、その状態を維持(ラッチ)する。
ここで、電源装置2の出力に地絡又は天絡が生じた場合の制御回路20の動作について説明する。
出力端子T3に地絡が生じた場合には、出力端子T3の電位が直流電源1のグランドに固定され、電位V3が第3のコンデンサC3の両端電圧分だけ低下するため、電位V3が所定の閾値を下回る。そのため、制御回路20では、この異常(地絡)を検出してコンパレータ206の出力がLレベルに変化する。これにより、アンド回路200,207の出力もLレベルとなり、制御回路20は、スイッチング素子S1をオフにしてスイッチング素子S1のスイッチング動作を停止させる。
また、出力端子T4に地絡が生じた場合には、出力端子T4の電位が直流電源1のグランドに固定される。そのため、電源装置2は、実質的に第1の抵抗R1と第2の抵抗R2とが並列に接続された構成となり、第3のコンデンサC3に発生した電圧によって、第1及び第2の抵抗R1,R2の並列回路を介して光源負荷30に地絡電流が流れる。これにより、第2のコンデンサC2と第3のコンデンサC3の接続点(P3点)には、第1及び第2の抵抗R1,R2の合成抵抗と、これらを流れる電流とに応じた電圧が発生する。この場合にも、第1及び第2の抵抗R1,R2の抵抗値と、基準電圧Vref2の値とが適切に設定されていれば、制御回路20では、この異常(地絡)を検出してコンパレータ206の出力がLレベルに変化する。そして、アンド回路200,207の出力もLレベルとなって、制御回路20は、スイッチング素子S1をオフにしてスイッチング素子S1のスイッチング動作を停止させる。
また、この電源装置2が昇圧回路として使用されている場合には、制御回路20は、天絡の発生時にも異常(天絡)を検出して、スイッチング素子S1のスイッチング動作を停止することができる。
而して本実施形態によれば、出力に地絡や天絡の異常が発生した場合には、上記の構成によって速やかに異常を検出し、スイッチング素子S1のスイッチング動作を停止することができ、回路保護を図ることができる。
また、制御回路20は、第2のコンデンサC2と第3のコンデンサC3の接続点(P3点)の電位V3が上記の閾値を下回る期間が所定時間継続すると、状態検出回路208により、スイッチング素子S1のスイッチング動作の停止状態を維持する。したがって、電源装置2は、出力に地絡や天絡の異常が発生した状態が所定時間継続すると、スイッチング素子S1が動作を停止した状態に維持されることになり、より確実に回路保護を図ることができる。
次に、制御回路20において、電源装置2の出力電圧を監視し、出力開放時の電圧制御、並びに出力開放状態や出力短絡状態が継続して発生した場合における回路保護を行うための構成について説明する。
制御回路20は、オペアンプ209、コンデンサC14、及び抵抗R16,R17,R18で構成された非反転増幅回路44と、非反転増幅回路44の出力に接続される3つのコンパレータ210,211,212とを備える。さらに、制御回路20は、コンパレータ211,212の出力に接続されたタイマラッチ回路213,214と、タイマラッチ回路213,214の出力とアンド回路200との間に接続されたノア(否定論理和)回路215とを備える。
非反転増幅回路44は、オペアンプ209の反転入力−出力間にコンデンサC14と抵抗R16の並列回路が接続され、オペアンプ209の反転入力が抵抗R18を介して直流電源1のグランドに接続されている。さらに、オペアンプ209の非反転入力には、出力端子T3が抵抗R17を介して接続され、オペアンプ209の出力はコンパレータ210,212の反転入力及びコンパレータ211の非反転入力に接続されている。これにより、非反転増幅回路44は、電源装置2の高電位側である出力端子T3の電位を増幅し、コンパレータ210,211,212に出力する。
コンパレータ210は、非反転入力に基準電圧Vref3が印加され、出力がアンド回路200に入力されており、基準電圧Vref3を非反転増幅回路44の出力(出力電圧の検出値)が上回ると、アンド回路200への出力をLレベルにする。このコンパレータ210は、例えば電源装置2の出力に光源負荷30が接続されていない無負荷、つまり開放状態で動作した際には出力電圧が異常に高くなるため、この異常電圧から回路を保護する目的で設けられている。すなわち、電源装置2は、出力電圧が所定の閾値(基準電圧Vref3で決まる値)よりも大きくなった場合には、コンパレータ210がアンド回路200にLレベルの信号を出力してスイッチング素子S1をオフにし、スイッチング素子S1のスイッチング動作を停止させる。このように、電源装置2は、出力電圧が所定の閾値を超えようとした場合にはスイッチング素子S1の動作を一旦停止させるので、開放電圧の制御を行うことができる。なお、この回路は光源負荷30自体がオープン故障した場合にも有効である。
また、コンパレータ211は、反転入力に基準電圧Vref4が印加されており、この基準電圧Vref4を非反転増幅回路44の出力(出力電圧の検出値)が下回ると、タイマラッチ回路213への出力をLレベルにする。タイマラッチ回路213は、コンパレータ211からの信号が所定時間継続してHレベルであった場合には、出力をLレベルからHレベルに変化させてノア回路215に出力する。このとき、ノア回路215からはアンド回路200にLレベルの信号が出力されるため、スイッチング素子S1はオフになる。つまり、この電源装置2は、出力開放などにより出力電圧が高い状態が継続して発生した場合には、コンパレータ211及びタイマラッチ回路213によってスイッチング素子S1を完全に停止させて回路を保護する。
また、コンパレータ212は、非反転入力に基準電圧Vref5が印加されており、この基準電圧Vref5を非反転増幅回路44の出力(出力電圧の検出値)が上回ると、タイマラッチ回路214への出力をLレベルにする。タイマラッチ回路214は、コンパレータ214からの信号が所定時間継続してHレベルであった場合には、出力をLレベルからHレベルに変化させてノア回路215に出力する。つまり、この電源装置2は、出力端子T3,T4間又は光源負荷30の短絡により出力電圧が低い状態が継続して発生した場合、コンパレータ212及びタイマラッチ回路214によってスイッチング素子S1を完全に停止させて回路を保護する。なお、タイマラッチ回路213,214のラッチ状態は、例えば電源装置2への電源入力を一旦オフにすることでキャンセルされる(電源リセット)。
而して本実施形態によれば、制御回路20により、出力開放時の電圧制御、並びに出力開放状態や出力短絡状態が継続して発生した場合における回路保護が可能になる。また本実施形態によれば、これらの回路保護の機能を、地絡や天絡などの異常を検出する機能と組み合わせることにより、より確実に各種の異常の検出が可能になるという利点がある。
ところで、本実施形態の電源装置2を用いた点灯装置は、例えば車両用のヘッドランプ(前照灯)などの灯具に用いられる。ヘッドランプ100は、例えば図10に示すように、光源負荷30と、光源負荷30の前方(図10中の左側)に配置される光学ユニット101と、光源負荷30に点灯電力を供給する点灯装置21とを主要な構成として灯体102に備えている。
点灯装置21と光源負荷30との間は、出力線103により電気的に接続されており、この出力線103を介して光源負荷30に点灯電力が供給される。また、光源負荷30には放熱板104が取り付けられており、光源負荷30で発生した熱がこの放熱板104により外部に放熱される。さらに、光学ユニット101は光源負荷30から出射された光の配光を制御する。点灯装置21は、灯体102の下面に取り付けられており、車両に設けられた直流電源1としての車載バッテリー(図示せず)から、電源線105を介して電源供給される。なお、光源負荷30、光学ユニット101、放熱板104等からなる光源ユニットは、固定具106によって灯体102に取り付けられる。
ここにおいて、放熱板104は、固定やノイズ対策のために車両の車載バッテリーのグランド、或いは点灯装置21の筐体と接続されることがある。この構成では、何らかのアクシデントによって点灯装置21の出力に異常(地絡)が発生する可能性がある。このような異常が発生した場合においても、本実施形態の電源装置2を用いることによって、電源装置2のスイッチング素子S1をオフにしてスイッチング動作を停止させることができる。
図11は、上述したヘッドランプ100を左右で1対搭載した車両107の外観斜視図である。この車両107においては、例えば配線の不備などにより配線切れや配線被覆の剥離などが生じ、電源装置2の出力(出力端子T3,T4)に地絡や天絡が生じても、電源装置2のスイッチング素子S1をオフにしてスイッチング動作を停止させることができる。なお、灯具はヘッドランプ100に限らず、車両107の方向指示器や尾灯などであってもいいし、それ以外の灯具でもよい。
ところで、本実施形態では光源負荷30を2つのLEDモジュール301,302で構成しているが、LEDモジュールの個数は本実施形態に限らず、1つ又は3つ以上であってもよい。また、制御回路20は、出力の定電流制御の手法として、誤差演算回路42による比例積分制御を用いているが、他の定電流制御の手法を用いてもよい。さらに、制御回路20に関しては、マイコン(マイクロコンピュータ)などを用いてもよく、フィードバック制御部をデジタル的に構成することもできる。また本実施形態では、出力電流を一定値に制御(定電流制御)する電源装置2を例に説明したが、電源装置2は、出力電圧を一定値に制御(定電圧制御)する構成であってもよい。
また、点灯装置21に適用される電源装置2は、第1の抵抗R1を備えた図7の構成に限らず、実施形態1で説明したように第1の抵抗R1のない構成の電源装置2であってもよい。
1 直流電源
2 電源装置
3 負荷
C1 第1のコンデンサ
C2 第2のコンデンサ
D1 ダイオード(整流素子)
L1 第1のインダクタ
L2 第2のインダクタ
S1 スイッチング素子

Claims (8)

  1. 第1のコンデンサ、前記第1のコンデンサの一端に接続された第1のインダクタ、及び前記第1のコンデンサの他端にアノードが接続された整流素子からなる直列回路と、
    前記第1のインダクタと前記第1のコンデンサの接続点に一端が接続されたスイッチング素子と、
    前記第1のコンデンサと前記整流素子の接続点に一端が接続された第2のインダクタと、
    前記スイッチング素子の他端と前記第2のインダクタの他端との間に接続された第2のコンデンサと、
    前記整流素子のカソードと前記第2のインダクタの他端との間に接続された第3のコンデンサとを備え、
    前記第1のインダクタの他端と前記スイッチング素子の他端との間には、前記第1のインダクタの他端側が正極側となるように直流電源が接続され、
    前記整流素子のカソードと前記第2のインダクタの他端との間には負荷が接続されることを特徴とする電源装置。
  2. 前記第2のコンデンサと並列に第1の抵抗が接続されていることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記第2のコンデンサの静電容量が前記第1のコンデンサの静電容量よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2記載の電源装置。
  4. 前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御回路を備え、
    前記制御回路は、前記第2のコンデンサと前記第3のコンデンサの接続点の電位が所定の閾値を下回ると、前記スイッチング素子のスイッチング動作を停止させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電源装置。
  5. 前記第2のコンデンサ及び前記第2のインダクタの接続点と前記負荷との間に接続された第2の抵抗に印加される電圧に基づいて出力電流を検出する出力電流検出回路を備え、
    前記制御回路は、前記出力電流検出回路の出力が所定値となるように前記スイッチング素子を制御し、前記第2のコンデンサと前記第3のコンデンサの接続点の電位が前記所定の閾値を下回る期間が所定時間継続すると、前記スイッチング素子のスイッチング動作の停止状態を維持することを特徴とする請求項4記載の電源装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の電源装置を備え、
    半導体発光素子を用いた光源負荷が前記負荷として前記電源装置の出力端間に接続され、前記光源負荷に電力供給することにより前記光源負荷を点灯させることを特徴とする点灯装置。
  7. 請求項6記載の点灯装置が搭載されていることを特徴とする灯具。
  8. 請求項7記載の灯具が搭載されていることを特徴とする車両。
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