JP2013169096A - 車両 - Google Patents

車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2013169096A
JP2013169096A JP2012031499A JP2012031499A JP2013169096A JP 2013169096 A JP2013169096 A JP 2013169096A JP 2012031499 A JP2012031499 A JP 2012031499A JP 2012031499 A JP2012031499 A JP 2012031499A JP 2013169096 A JP2013169096 A JP 2013169096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road
output
threshold value
vehicle
warning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012031499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5922427B2 (ja
Inventor
Masaya Yamamoto
雅哉 山本
Jun Yasue
淳 安江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012031499A priority Critical patent/JP5922427B2/ja
Publication of JP2013169096A publication Critical patent/JP2013169096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5922427B2 publication Critical patent/JP5922427B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】走行用の駆動力の出力が制限されることを示す警告を道路状況に応じて適切に行うことが可能な車両を提供する。
【解決手段】電気自動車100は、走行用の駆動力を出力するモータジェネレータ1と、モータジェネレータ1を駆動するための電力を蓄電するバッテリ3と、走行用の駆動力の出力が制限されることを示す警告を報知する出力制限警告灯32aを制御するメインECU11とを備える。そして、メインECU11は、ナビゲーション装置31から道路情報を取得する(ステップS1)とともに、出力制限警告灯32aに警告を報知させる条件を道路情報に応じて設定する(ステップS2)ように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、走行用の駆動力を出力するモータを備える車両に関する。
従来、走行用の駆動力源としてエンジン(内燃機関)およびモータを備えたハイブリッド車両や、走行用の駆動力源としてモータのみを備えた電動車両などが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このようなモータを備えた車両には、モータを駆動するための電力を蓄電するバッテリが搭載されている。
特許文献1には、エンジンおよびモータと、バッテリと、目的地までの道路状況を検出するためのナビゲーション装置とを備えたハイブリッド車両が開示されている。このハイブリッド車両は、目的地までの燃料消費量が最小となるように、道路状況に応じてエンジンおよびモータの運転スケジュールを設定するように構成されている。
また、上記のようなモータを備えた車両では、たとえば、バッテリのSOC(State of Charge:充電状態)が低下することにより、モータから走行用の駆動力を出力(増加)することが困難になることがあった。
そこで、従来、走行用の駆動力の出力が制限されることを示す出力制限警告灯を備えた車両が提案されている。この車両では、走行用の駆動力の出力が制限されることが予想される場合、または、走行用の駆動力の出力が現在制限されている場合には、出力制限警告灯が点灯することにより、走行用の駆動力を出力することが困難である旨をドライバに対して報知することが可能である。
特開2000−333305号公報
ここで、走行する車両では、道路状況により走行に要求されるパワーが異なり、たとえば、平坦路に比べて登坂路の方が大きなパワーが要求される。しかしながら、従来の出力制限警告灯を備えた車両では、出力制限警告灯が点灯する条件が一定であることから、出力制限警告灯が点灯するタイミングが道路状況によってドライバの感覚と異なる場合があるという問題点がある。たとえば、平坦路に比べて大きなパワーが要求される登坂路を走行する場合には、出力制限警告灯を早期に点灯させることが好ましいが、平坦路を走行する場合に、登坂路の場合と同じ条件で出力制限警告灯を点灯させると、点灯タイミングがドライバの感覚に対して早すぎてしまうという問題点がある。
なお、引用文献1では、走行用の駆動力が出力制限になった場合に、その旨を報知する構成については、開示も示唆もされていない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、走行用の駆動力の出力が制限されることを示す警告を道路状況に応じて適切に行うことが可能な車両を提供することである。
本発明による車両は、走行用の駆動力を出力するモータと、モータを駆動するための電力を蓄電する蓄電装置と、走行用の駆動力の出力が制限されることを示す警告を報知する報知部を制御する制御装置とを備える。そして、制御装置は、ナビゲーション装置から道路情報を取得するとともに、報知部に警告を報知させる条件を道路情報に応じて設定するように構成されている。
このように構成することによって、警告を報知する条件を道路情報に応じて設定することにより、道路状況に応じて警告を適切に行うことができる。これにより、必要なときに警告を報知することができるので、利便性の向上を図ることができる。
上記車両において、制御装置は、道路情報に応じて第1閾値を設定し、蓄電装置の出力制限が第1閾値を下回った場合に、報知部に警告を報知させるように構成されていてもよい。
このように構成すれば、蓄電装置の出力制限が第1閾値を下回ることにより、報知部に警告を報知させることができる。
上記車両において、制御装置は、道路情報に応じて第2閾値を設定し、走行に要求されるパワーに対する蓄電装置の出力制限の割合が第2閾値を下回った場合に、報知部に警告を報知させるように構成されていてもよい。
このように構成すれば、走行に要求されるパワーに対する蓄電装置の出力制限の割合が第2閾値を下回ることにより、報知部に警告を報知させることができる。
上記道路情報に応じて第1閾値を設定する車両において、道路情報には勾配情報が含まれており、第1閾値は、平坦路に比べて登坂路の方が大きな値に設定されていてもよい。
このように構成すれば、平坦路の場合に比べて登坂路の場合には、出力制限が第1閾値を下回りやすくすることができるので、警告が報知されやすくすることができる。
上記道路情報に応じて第2閾値を設定する車両において、道路情報には勾配情報が含まれており、第2閾値は、平坦路に比べて登坂路の方が大きな値に設定されていてもよい。
このように構成すれば、平坦路の場合に比べて登坂路の場合には、パワーに対する出力制限が第2閾値を下回りやすくすることができるので、警告が報知されやすくすることができる。
本発明の車両によれば、走行用の駆動力の出力が制限されることを示す警告を道路状況に応じて適切に行うことができる。
本発明の第1実施形態による電気自動車の全体構成を示した図である。 図1の電気自動車のメインECUを示したブロック図である。 第1実施形態による電気自動車における出力制限警告灯の点灯時の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態による電気自動車における出力制限警告灯の点灯時の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下では、車両の一例である電気自動車に本発明を適用した場合について説明する。
(第1実施形態)
−構成−
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態による電気自動車100の構成について説明する。
電気自動車100は、図1に示すように、走行用の駆動力を出力するモータジェネレータ1と、モータジェネレータ1を制御するインバータ2と、高電圧電源であるバッテリ3とを備えている。この電気自動車100は、たとえば、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)方式であり、左右の前輪(駆動輪)6を駆動する。
モータジェネレータ1は、たとえば、交流同期型であり、電動機として機能するとともに、発電機としても機能する。モータジェネレータ1は、永久磁石からなるロータと、3相巻線が巻回されたステータとを有する。ロータには、ギヤ機構4およびデファレンシャル装置5を介して駆動輪6が連結されている。
インバータ2は、たとえば、IGBTおよびダイオードを有する三相ブリッジ回路であり、MGECU12から供給される駆動信号によりIGBTのオン/オフ状態が制御されることによって力行制御または回生制御される。
具体的には、インバータ2は、バッテリ3から供給される直流電流を交流電流に変換してモータジェネレータ1を駆動する(力行制御)とともに、回生制動時にモータジェネレータ1で発電された交流電流を直流電流に変換してバッテリ3に出力する(回生制御)。
バッテリ3は、モータジェネレータ1を駆動する電力を供給するとともに、モータジェネレータ1により発電された電力を蓄電するように構成されている。このバッテリ3は、たとえば、充放電可能なニッケル水素電池またはリチウムイオン電池である。なお、バッテリ3は、本発明の「蓄電装置」の一例である。
また、電気自動車100は、電気自動車100を統括的に制御するメインECU11と、インバータ2を制御するMGECU12と、バッテリ3を制御するバッテリECU13とを備えている。
メインECU11は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、バックアップRAM114と、入出力インターフェース115と、通信インターフェース116とを含んでいる。メインECU11は、たとえば、車速センサ21の検出結果およびアクセルペダルポジションセンサ22の検出結果などに基づいて、走行に要求されるモータジェネレータ1のパワーPを算出するように構成されている。なお、メインECU11は、本発明の「制御装置」の一例である。
CPU111は、ROM112に記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。ROM112には、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。RAM113は、CPU111による演算結果や各センサの検出結果などを一時的に記憶するメモリである。バックアップRAM114は、イグニッションをオフする際に保存すべきデータなどを記憶する不揮発性のメモリである。
入出力インターフェース115は、各センサの検出結果などが入力されるとともに、各部に制御信号などを出力する機能を有する。入出力インターフェース115には、車速センサ21、アクセルペダルポジションセンサ22、ブレーキペダルポジションセンサ23およびパワースイッチ24などが接続されている。
車速センサ21は、電気自動車100の車速を検出するためのセンサである。アクセルペダルポジションセンサ22は、アクセルペダル(図示省略)の踏込量を検出するためのセンサであり、ブレーキペダルポジションセンサ23は、ブレーキペダル(図示省略)の踏込量を検出するためのセンサである。パワースイッチ24は、EVシステム(車両システム)を起動および停止させるためのスイッチである。
通信インターフェース116は、MGECU12およびバッテリECU13などと通信するために設けられている。通信インターフェース116には、MGECU12、バッテリECU13、ナビゲーション装置31およびメータ装置32などが接続されている。
ナビゲーション装置31は、電気自動車100の位置情報を取得するためのGPS受信機、渋滞情報を含む道路交通情報を受信するための通信部、道路情報を含む地図データを記憶する記憶部、および、地図を表示するとともに、その地図上に電気自動車100の位置を表示して目的地へ案内するための表示部などを含んでいる。なお、ナビゲーション装置31は、電気自動車100に搭載されていてもよいし、ドライバが保持する携帯端末であってもよい。
メータ装置32は、車速などの各種情報を表示するディスプレイ、出力制限警告灯32aを含むインジケータランプ、および、警告音を発生するブザーなどを含んでいる。出力制限警告灯32aは、走行用の駆動力の出力が制限されることを示す警告をドライバに対して報知するためのランプである。なお、走行用の駆動力の出力が制限されるとは、走行用の駆動力の出力が現在制限されている場合であってもよいし、走行用の駆動力の出力が制限されることが予想されている場合であってもよい。また、出力制限警告灯32aは、本発明の「報知部」の一例である。
MGECU12は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、入出力インターフェースおよび通信インターフェースなどを含んでいる。MGECU12は、メインECU11から送信される出力要求を受信するとともに、その出力要求などに基づいてインバータ2(図1参照)の駆動信号を生成し、その駆動信号をインバータ2に出力する。
バッテリECU13は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM、入出力インターフェースおよび通信インターフェースなどを含んでいる。バッテリECU13には、バッテリ3(図1参照)の充放電電流を検出する電流センサ25、バッテリ3の電圧を検出する電圧センサ26およびバッテリ3の温度(電池温度)を検出する温度センサ27が接続されている。
バッテリECU13は、たとえば、充放電電流の積算値に基づいてバッテリ3のSOC(State of Charge:充電状態)を演算するとともに、SOCおよび電池温度に基づいて入力制限Winおよび出力制限Woutを演算する。なお、入力制限Winおよび出力制限Woutは、バッテリ3に対して充電および放電する際の許容電力である。そして、バッテリECU13は、バッテリ3に関する情報(SOC、入力制限Winおよび出力制限Wout)をメインECU11に送信する。
ここで、第1実施形態による電気自動車100は、ナビゲーション装置31から取得した道路情報に基づいて第1閾値Th1を設定する。そして、電気自動車100は、バッテリ3の出力制限Woutが第1閾値Th1を下回った場合に、出力制限警告灯32aを点灯する。すなわち、第1閾値Th1は、出力制限警告灯32aを点灯させるタイミングを設定するための閾値であり、第1閾値Th1が大きくなるほど出力制限Woutが下回りやすくなり出力制限警告灯32aが点灯しやすくなる。出力制限警告灯32aの点灯時の動作について、以下詳細に説明する。
−出力制限警告灯の点灯時の動作−
次に、図3を参照して、第1実施形態による電気自動車100における出力制限警告灯32aの点灯時の動作について説明する。なお、以下の動作は、電気自動車100の走行中に繰り返し行われる。また、以下の各ステップは、メインECU11(図2参照)により実行される。
まず、ステップS1において、ナビゲーション装置31から所定区間の道路情報が取得される。なお、道路情報には、道路の勾配情報が含まれている。また、所定区間とは、電気自動車100がこれから走行する区間であって、たとえば、同様な状態(平坦路または登坂路など)が継続する一定の区間である。
次に、ステップS2において、取得した道路情報(勾配情報)に基づいて、第1閾値Th1が設定される。たとえば、これから走行する区間が平坦路である場合には、ROM112に記憶された標準の閾値Th1_aが第1閾値Th1として設定される。また、これから走行する区間が登坂路である場合には、標準の閾値Th1_aよりも大きい閾値Th1_bが第1閾値Th1として設定され、これから走行する区間が降坂路である場合には、標準の閾値Th1_aよりも小さい閾値Th1_cが第1閾値Th1として設定される。
次に、ステップS3において、バッテリ3の出力制限WoutをバッテリECU13から取得する。なお、バッテリECU13は、出力制限WoutをSOCおよび電池温度に基づいて算出するする。また、SOCは、電流センサ25により検出される充放電電流の積算値に基づいて算出され、電池温度は、温度センサ27により検出される。
次に、ステップS4において、出力制限Woutが第1閾値Th1を下回ったか否かが判断される。なお、第1閾値Th1は、上記したステップS2において設定されており、たとえば、平坦路の場合に標準の閾値Th1_aであり、登坂路の場合に標準の閾値Th1_aよりも大きい閾値Th1_bであり、降坂路の場合に標準の閾値Th1_aよりも小さい閾値Th1_cである。そして、出力制限Woutが第1閾値Th1を下回ったと判断された場合には、ステップS5に移る。その一方、出力制限Woutが第1閾値Th1を下回っていないと判断された場合には、ステップS6に移る。
そして、出力制限Woutが第1閾値Th1を下回った場合には(ステップS4:Yes)、ステップS5において、出力制限警告灯32aが点灯される。これにより、走行用の駆動力を出力(増加)することが困難である旨をドライバに対して報知することが可能である。なお、出力制限警告灯32aが既に点灯されていた場合には、その状態で維持される。その後、ステップS7に移る。
その一方、出力制限Woutが第1閾値Th1を下回っていない場合には(ステップS4:No)、ステップS6において、出力制限警告灯32aが消灯される。なお、出力制限警告灯32aが既に消灯されていた場合には、その状態で維持される。その後、ステップS7に移る。
次に、ステップS7において、所定区間を通過したか否かが判断される。そして、所定区間を通過したと判断された場合には、一連の動作が終了される。その一方、所定区間を通過していないと判断された場合には、ステップS3に戻る。
−効果−
第1実施形態では、上記のように、道路情報に基づいて警告を報知する条件(第1閾値Th1)を設定することによって、道路状況に応じて警告を適切に行うことができる。これにより、必要なときに警告を報知することができるので、利便性の向上を図ることができる。たとえば、登坂路の場合に標準の閾値Th1_aよりも大きい閾値Th1_bを第1閾値Th1とすることにより、平坦路に比べて大きなパワーが要求される登坂路を走行する場合に、出力制限警告灯32aを早期に点灯させることができる。また、平坦路の場合に標準の閾値Th1_aを第1閾値Th1とすることにより、出力制限警告灯32aの点灯タイミングがドライバの感覚に対して早すぎになるのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による電気自動車100について説明する。なお、第2実施形態による電気自動車100の構成は、第1実施形態とほぼ同様である。第2実施形態による電気自動車100は、ナビゲーション装置31から取得した道路情報に基づいて第2閾値Th2を設定する。そして、電気自動車100は、走行に要求されるモータジェネレータ1のパワーPに対する出力制限Woutの割合(出力制限Wout/パワーP)が第2閾値Th2を下回った場合に、出力制限警告灯32aを点灯する。すなわち、第2閾値Th2は、出力制限警告灯32aを点灯させるタイミングを設定するための閾値であり、第2閾値Th2が大きくなるほどパワーPに対する出力制限Woutの割合が下回りやすくなり出力制限警告灯32aが点灯しやすくなる。出力制限警告灯32aの点灯時の動作について、以下詳細に説明する。
−出力制限警告灯の点灯時の動作−
次に、図4を参照して、第2実施形態による電気自動車100における出力制限警告灯32aの点灯時の動作について説明する。なお、以下の動作は、電気自動車100の走行中に繰り返し行われる。また、以下の各ステップは、メインECU11により実行される。
まず、ステップS11において、ナビゲーション装置31から所定区間の道路情報が取得される。なお、道路情報には、道路の勾配情報が含まれている。また、所定区間とは、電気自動車100がこれから走行する区間であって、たとえば、同様な状態(平坦路または登坂路など)が継続する一定の区間である。
次に、ステップS12において、取得した道路情報(勾配情報)に基づいて、第2閾値Th2が設定される。たとえば、これから走行する区間が平坦路である場合には、ROM112に記憶された標準の閾値Th2_a(たとえば、「1」)が第2閾値Th2として設定される。また、これから走行する区間が登坂路である場合には、標準の閾値Th2_aよりも大きい閾値Th2_b(たとえば、「1.1」)が第2閾値Th2として設定され、これから走行する区間が降坂路である場合には、標準の閾値Th2_aよりも小さい閾値Th2_c(たとえば、「0.9」)が第2閾値Th2として設定される。
次に、ステップS13において、走行に要求されるモータジェネレータ1のパワーPが算出される。すなわち、車速センサ21の検出結果およびアクセルペダルポジションセンサ22の検出結果などに基づいて、走行時にバッテリ3から持ち出されるパワーPが算出される。
次に、ステップS14において、バッテリ3の出力制限WoutをバッテリECU13から取得する。なお、バッテリECU13は、出力制限WoutをSOCおよび電池温度に基づいて算出するする。また、SOCは、電流センサ25により検出される充放電電流の積算値に基づいて算出され、電池温度は、温度センサ27により検出される。
次に、ステップS15において、走行に要求されるパワーPに対する出力制限Woutの割合が第2閾値Th2を下回ったか否かが判断される。なお、第2閾値Th2は、上記したステップS12において設定されており、たとえば、平坦路の場合に標準の閾値Th2_aであり、登坂路の場合に標準の閾値Th2_aよりも大きい閾値Th2_bであり、降坂路の場合に標準の閾値Th2_aよりも小さい閾値Th2_cである。そして、パワーPに対する出力制限Woutの割合が第2閾値Th2を下回っていると判断された場合には、ステップS16に移る。その一方、パワーPに対する出力制限Woutの割合が第2閾値Th2を下回っていないと判断された場合には、ステップS17に移る。
そして、パワーPに対する出力制限Woutの割合が第2閾値Th2を下回った場合には(ステップS15:Yes)、ステップS16において、出力制限警告灯32aが点灯される。これにより、走行用の駆動力を出力(増加)することが困難である旨をドライバに対して報知することが可能である。なお、出力制限警告灯32aが既に点灯されていた場合には、その状態で維持される。その後、ステップS18に移る。
その一方、パワーPに対する出力制限Woutの割合が第2閾値Th2を下回っていない場合には(ステップS15:No)、ステップS17において、出力制限警告灯32aが消灯される。なお、出力制限警告灯32aが既に消灯されていた場合には、その状態で維持される。その後、ステップS18に移る。
次に、ステップS18において、所定区間を通過したか否かが判断される。そして、所定区間を通過したと判断された場合には、一連の動作が終了される。その一方、所定区間を通過していないと判断された場合には、ステップS13に戻る。
−効果−
第2実施形態では、上記のように、道路情報に基づいて警告を報知する条件(第2閾値Th2)を設定することによって、道路状況に応じて警告を適切に行うことができる。これにより、必要なときに警告を報知することができるので、利便性の向上を図ることができる。たとえば、登坂路の場合に標準の閾値Th2_aよりも大きい閾値Th2_bを第2閾値Th2とすることにより、平坦路に比べて大きなパワーが要求される登坂路を走行する場合に、出力制限警告灯32aを早期に点灯させることができる。また、平坦路の場合に標準の閾値Th2_aを第2閾値Th2とすることにより、出力制限警告灯32aの点灯タイミングがドライバの感覚に対して早すぎになるのを抑制することができる。
(他の実施形態)
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、第1および第2実施形態では、FF方式の電気自動車100に本発明を適用する例を示したが、これに限らず、FR方式または4WD方式の電気自動車に本発明を適用してもよい。
また、第1および第2実施形態において、所定区間を通過する前に次の所定区間の道路情報を取得するようにしてもよいし、複数の所定区間の道路情報を予め取得し、各所定区間を通過する際に条件(第1閾値Th1および第2閾値Th2)を変更するようにしてもよい。
また、第2実施形態において、走行に要求されるモータジェネレータ1のパワーPを道路情報に基づいて算出するようにしてもよい。
また、第1および第2実施形態では、道路情報の一例として、平坦路、登坂路および降坂路を示したが、これに限らず、道路情報が、山岳路、高速道路および市街地などであってもよい。
また、第1および第2実施形態では、道路情報に含まれる勾配情報に基づいて条件(第1閾値Th1および第2閾値Th2)を設定する例を示したが、これに限らず、渋滞情報を含む道路交通情報に基づいて条件を設定するようにしてもよい。
また、第1および第2実施形態では、走行用の駆動力の出力が制限されることを示す警告を報知する報知部の一例として出力制限警告灯32aを示したが、これに限らず、音声メッセージにより警告が報知されるようにしてもよいし、ナビゲーション装置31の表示部に警告が表示されるようにしてもよい。
また、第1実施形態において、標準の閾値Th1_aよりも大きい閾値Th1_bと、標準の閾値Th1_aよりも小さい閾値Th1_cとは、ROM112に予め記憶されていてもよいし、勾配度合いに応じて標準の閾値Th1_aから算出されるようにしてもよい。なお、第2実施形態についても同様である。
1 モータジェネレータ(モータ)
3 バッテリ(蓄電装置)
11 メインECU(制御装置)
31 ナビゲーション装置
32a 出力制限警告灯(報知部)
100 電気自動車(車両)

Claims (5)

  1. 走行用の駆動力を出力するモータと、
    前記モータを駆動するための電力を蓄電する蓄電装置と、
    走行用の駆動力の出力が制限されることを示す警告を報知する報知部を制御する制御装置とを備える車両であって、
    前記制御装置は、ナビゲーション装置から道路情報を取得するとともに、前記報知部に前記警告を報知させる条件を前記道路情報に応じて設定するように構成されていることを特徴とする車両。
  2. 請求項1に記載の車両において、
    前記制御装置は、前記道路情報に応じて第1閾値を設定し、前記蓄電装置の出力制限が前記第1閾値を下回った場合に、前記報知部に前記警告を報知させるように構成されていることを特徴とする車両。
  3. 請求項1に記載の車両において、
    前記制御装置は、前記道路情報に応じて第2閾値を設定し、走行に要求されるパワーに対する前記蓄電装置の出力制限の割合が前記第2閾値を下回った場合に、前記報知部に前記警告を報知させるように構成されていることを特徴とする車両。
  4. 請求項2に記載の車両において、
    前記道路情報には勾配情報が含まれており、
    前記第1閾値は、平坦路に比べて登坂路の方が大きな値に設定されることを特徴とする車両。
  5. 請求項3に記載の車両において、
    前記道路情報には勾配情報が含まれており、
    前記第2閾値は、平坦路に比べて登坂路の方が大きな値に設定されることを特徴とする車両。
JP2012031499A 2012-02-16 2012-02-16 車両 Active JP5922427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031499A JP5922427B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031499A JP5922427B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013169096A true JP2013169096A (ja) 2013-08-29
JP5922427B2 JP5922427B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=49179065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012031499A Active JP5922427B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5922427B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015118787A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 三菱自動車工業株式会社 バッテリ制御装置
WO2016009476A1 (ja) * 2014-07-14 2016-01-21 本田技研工業株式会社 電力システム
JP2021037825A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 株式会社デンソーテン 制御装置および制御方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08322107A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Nippondenso Co Ltd ハイブリッド車の制御装置
JP2003068342A (ja) * 2001-06-15 2003-03-07 Toyota Motor Corp 燃料電池を有する動力出力装置およびその方法
JP2005261034A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Toyota Motor Corp 蓄電機構の制御装置
JP2007288902A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Toyota Motor Corp 車両およびその制御方法
JP2008206301A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Toyota Motor Corp 車両の表示装置
JP2009008565A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Aisin Aw Co Ltd 運転支援装置及びナビゲーション装置及びコンピュータプログラム
JP2009126449A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Toyota Motor Corp 車両、内燃機関の始動制御装置及び内燃機関の始動方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08322107A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Nippondenso Co Ltd ハイブリッド車の制御装置
JP2003068342A (ja) * 2001-06-15 2003-03-07 Toyota Motor Corp 燃料電池を有する動力出力装置およびその方法
JP2005261034A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Toyota Motor Corp 蓄電機構の制御装置
JP2007288902A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Toyota Motor Corp 車両およびその制御方法
JP2008206301A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Toyota Motor Corp 車両の表示装置
JP2009008565A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Aisin Aw Co Ltd 運転支援装置及びナビゲーション装置及びコンピュータプログラム
JP2009126449A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Toyota Motor Corp 車両、内燃機関の始動制御装置及び内燃機関の始動方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015118787A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 三菱自動車工業株式会社 バッテリ制御装置
WO2016009476A1 (ja) * 2014-07-14 2016-01-21 本田技研工業株式会社 電力システム
JPWO2016009476A1 (ja) * 2014-07-14 2017-04-27 本田技研工業株式会社 電力システム
US9776622B2 (en) 2014-07-14 2017-10-03 Honda Motor Co., Ltd. Power system
JP2021037825A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 株式会社デンソーテン 制御装置および制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5922427B2 (ja) 2016-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5429197B2 (ja) 車両制御装置
US10829105B2 (en) Vehicle and method for controlling the same
JP4736678B2 (ja) 車両優遇システム、電動車両およびサーバ
JP5418785B2 (ja) ハイブリッド車両の蓄電制御装置
US9457797B2 (en) Location-based vehicle powertrain regulation system
US9758050B2 (en) Display system for electrically powered vehicle and electrically powered vehicle having the same
US10266065B2 (en) Electric vehicle and control method for electric vehicle
JP2018192912A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
WO2013121541A1 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP6414112B2 (ja) 表示装置
JP5744818B2 (ja) 車両用運転支援装置
JP5922427B2 (ja) 車両
JP5337501B2 (ja) エコ運転支援装置
US20220055497A1 (en) Vehicle and control method of vehicle
JP4802715B2 (ja) 温度上昇予測装置およびこれを備える経路案内システム並びにこれを搭載する車両、温度上昇予測方法、経路案内方法、熱負荷予測装置
JP7371596B2 (ja) ハイブリッド車両
CN109955736B (zh) 电动车
JP2013207847A (ja) 車両の制御装置およびそれを備える車両
JP6634986B2 (ja) 走行制御装置
JP2018086970A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP5270775B1 (ja) 電動車両および電動車両の制御方法
JP2018020663A (ja) ハイブリッド車両用制御装置
KR20180064106A (ko) 챠량의 암전류 검출 방법
JP7110594B2 (ja) 電気自動車
JP6702102B2 (ja) ハイブリッド車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160414

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5922427

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250