JP2013168148A - 清掃ロボットの制御方法および清掃ロボット - Google Patents

清掃ロボットの制御方法および清掃ロボット Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に、しかも速やかに清掃を行うことのできる清掃ロボットの制御方法および清掃ロボットを提供する。
【解決手段】準全方向光検出器と指向性光検出器を有する清掃ロボットの制御方法であって、前記準全方向光検出器が光線を検出する時、前記準全方向光検出器を回転させる工程と、前記準全方向光検出器が前記光線を検出しない時、前記準全方向光検出器の回転を停止すると共に、回転角度を推定する工程と、前記回転角度に基づいて、回転方向を決定する工程と、前記回転方向に基づいて、前記清掃ロボットを回転させる工程と、前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止する工程とを含む清掃ロボットの制御方法及び該制御方法に用いられる清掃ロボットを採用する。
【選択図】図7

Description

本発明は、清掃ロボットの制御方法および清掃ロボットに関するものであって、特に、準全方向光検出器(quasi−omnidirectional detector)と指向性光検出器(directional light detector)を有する清掃ロボットの制御方法および清掃ロボットに関するものである。
科学技術の進歩に伴い、電子製品の種類はますます多くなり、ロボット(robot)もそのうちの一種である。多くの移動可能なロボット裝置中、自動移動の機能を達成するため、ロボットは、通常、駆動裝置、検出器および移動コントローラーを有する。たとえば、清掃ロボットは一種の清掃裝置で、使用者による操作が不要で、自動で移動すると共に、床のほこりを吸いとることができる。
このような清掃ロボットの走行を制御するために、特許文献1(特開2010−157101号公報)には、清掃ロボットは走行装置と走行制御手段と清掃装置と光検出センサーとを備え、走行制御手段は、走行経路を走行中に、光検出センサーが所定以上の照度を検知した場合、走行装置を制御して所定以上の照度が検知される走行経路を回避して走行する清掃ロボットの自律走行システムが記載されている。また、特許文献2(特開2012−221490号公報)には、第1及び第2特定パターンを備え、光線がそれぞれの特定パターンを放射した時、第1及び第2特定反射光を発生する第1及び第2仮想壁と、この第1及び第2特定反射光に基づいて第1及び第2仮想壁の位置を得て記録し、この記録された位置によって第1仮想ラインを定義する掃除ロボットを含み、掃除ロボットの進行経路が第1仮想ラインによって制限される掃除ロボット制御システムが記載されている。
特開2010−157101号公報 特開2012−221490号公報
しかし、これら特許文献1及び2に記載されている清掃ロボットは、光検出センサー等を用いるものであるが、効率的に、しかも速やかに清掃を行うには必ずしも十分ではない。
本発明は、上記課題を解決し、効率的に、しかも速やかに清掃を行うことのできる清掃ロボットの制御方法および清掃ロボットを提供することを目的とする。
本発明は、準全方向光検出器と指向性光検出器を有する清掃ロボットの制御方法であって、前記準全方向光検出器が光線を検出する時、前記準全方向光検出器を回転させる工程と、前記準全方向光検出器が前記光線を検出しない時、前記準全方向光検出器の回転を停止すると共に、回転角度を推定する工程と、前記回転角度に基づいて、回転方向を決定する工程と、前記回転方向に基づいて、前記清掃ロボットを回転させる工程と、前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止する工程と、を含むことを特徴とする清掃ロボットの制御方法を提供するものである。
本発明は、準全方向光検出器と指向性光検出器を有する清掃ロボットの制御方法であって、前記準全方向光検出器により光線を検出する工程と、前記準全方向光検出器が初めて前記光線を検出する時、前記清掃ロボットが継続して移動する工程と、前記準全方向光検出器が光線を検出しない時、準全方向光検出器の回転を停止すると共に、回転角度を推定する工程と、回転角度に基づいて、回転方向を決定する工程と、前記回転方向に基づいて、前記清掃ロボットを回転させる工程と、前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止する工程と、を含むことを特徴とする清掃ロボットの制御方法を提供するものである。
本発明に係る前記清掃ロボットの制御方法では、前記光線を検出する時、前記光線が仮想壁から発射するか判断する工程を含むことが好ましい。
本発明に係る前記清掃ロボットの制御方法では、前記回転角度が180度より小さい時、前記回転方向は反時計回り方向で、且つ、前記回転角度が180度より大きい時、前記回転方向は時計回り方向であることが好ましい。
本発明に係る前記清掃ロボットの制御方法では、前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記準全方向光検出器のマスクを、前記準全方向光検出器の後方に固定する工程を含むことが好ましい。
本発明に係る前記清掃ロボットの制御方法では、前記清掃ロボットが、前記光線に沿って、仮想壁に移動する工程を含むことが好ましい。
本発明に係る前記清掃ロボットの制御方法では、前記清掃ロボットが前記光線に沿って、前記仮想壁に移動する時、前記指向性光検出器が前記光線を検出しない場合、所定回転方向で前記清掃ロボットを回転させ、且つ、前記指向性光検出器が前記光線を検出する時に、前記清掃ロボットの回転を停止することが好ましい。
本発明に係る前記清掃ロボットの制御方法では、前記清掃ロボットが前記光線に沿って、前記仮想壁に移動する時、前記指向性光検出器が前記光線を受信しない場合、前記清掃ロボットの移動を停止する工程と、前記準全方向光検出器を回転させて、第一回転方向を決定する工程と、前記第一回転方向に基づいて、前記清掃ロボットを回転させる工程と、前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止すると共に、前記清掃ロボットを前に直線移動させる工程とを含むことが好ましい。
本発明に係る前記清掃ロボットの制御方法では、前記準全方向光検出器は、光検出器とリブを含み、前記リブは、前記光検出器を特定方向で、発射信号の受信や発信をできなくすることが好ましい。
また、本発明は、無線信号を検出する準全方向性光検出器と、前記無線信号を検出する指向性検出器とを含む清掃ロボットであって、前準全方向性光検出器が前記無線信号を検出する時、前記準全方向性光検出器は回転方向を決定し、前記回転方向が決定される時、前記清掃ロボットは、前記回転方向で回転し、前記指向性検出器が前記無線信号を検出する時、前記清掃ロボットが回転を停止することを特徴とする清掃ロボット提供するものである。
本発明に係る前記清掃ロボットでは、前記準全方向性光検出器の第一検出結果と前記指向性検出器の第二検出結果を受信するコントローラーと、前記コントローラーの制御を受けて、前記準全方向性光検出器を回転させる第一回転モーターと、前記コントローラーの制御を受けて、前記清掃ロボットを回転させる第二回転モーターとを含むことが好ましい。
本発明に係る前記清掃ロボットでは、移動モーターを含み、前記コントローラーの指示を受けて、前記清掃ロボット前進や後退を制御することが好ましい。
本発明に係る清掃ロボットは、準全方向光検出器と指向性光検出器とを有し、準全方向光検出器により仮想壁の位置を判断し、さらに、指向性光検出器により清掃ロボットが仮想壁方向または仮想壁から離れる方向か判別すると共に、仮想壁が発する光線に沿って移動して、仮想壁が発する光線の周辺を清掃することができる。これにより、清掃ロボットの作業効率を向上させ、仮想壁が発する光線の周辺が完全に清掃できない問題を改善することができる。さらに、本件発明に係る清掃ロボットの制御方法は、準全方向光検出器と指向性光検出器とに基づく清掃ロボットの制御方法であり、光源を迅速に検出し、且つ、光線が指向性光検出器の中央に照準されるので、従来の仮想壁を繰り返し検出する時の消耗電力を減少させ、清掃ロボットの清掃作業の計画および実行時の作業効率を向上させることができる。
本発明に係る清掃ロボットと仮想壁の実施形態を示す図である。 本発明に係る準全方向光検出器の実施形態の上視図である。 図2の準全方向光検出器の実施形態の斜視図である。 本発明に係る準全方向光検出器を利用して、光線の入射角度を推定することを示す図である。 本発明に係る準全方向光検出器を利用して、光線の入射角度を推定することを示す図である。 本発明に係る準全方向光検出器の別の実施形態を示す図である。 本発明に係る清掃ロボットの制御方法の実施形態を示す図である。 本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態を示す図である。 本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態のフローチャートである。 本発明に係る清掃ロボットの実施形態のブロック図である。 本発明に係る指向性光検出器の実施形態を示す図である。 本発明に係る指向性光検出器の別の実施形態を示す図である。 本発明に係る指向性光検出器の別の実施形態を示す図である。 本発明に係る清掃ロボットの実施形態を示す図である。 本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態のフローチャートである。 本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態のフローチャートである。 本発明に係る清掃ロボットの機能ブロック図である。 本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態を示す図である。 本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態を示す図である。
図1は、本発明に係る清掃ロボットと仮想壁の実施形態を示す図である。仮想壁12は光線15を発して、清掃ロボット11が進入できない制限領域を表示する。清掃ロボット11は、リブ(rib)14を有する準全方向光検出器13を含む。リブ14は、準全方向光検出器13の表面を被覆すると共に、非透光領域を形成し、非透光領域は、準全方向光検出器13に、光線を受信することができない所定角度を有させ、所定角度の範囲は、約30度から90度である。
リブ14は、準全方向光検出器13の表面に固定されるか、または、もうひとつの回転可能な装置に固定され、リブ14は、準全方向光検出器13の表面に沿って、360度回転する。本実施形態において、準全方向は、単なる一機能上の描写であって、リブ14が、準全方向光検出器13で、リブ14のために、一定の領域は光線を検出できないことを説明する。
よって、準全方向光検出器13は二種の方式で実現される。準全方向光検出器13の第一実現方式は、全方向光検出器とリブ14は、直接、組み合わせ、リブ14は、全方向光検出器の表面上の固定位置に固定される。続いて、準全方向光検出器13は、直接、モーター駆動により回転するように設計されるか、または、準全方向光検出器13は、プラットホーム上に設置して、プラットホームがモーターにより回転するように設計され、準全方向光検出器13を回転させる目的を達成する。このような方式により、準全方向光検出器13が光線15を検出する時、準全方向光検出器13を回転させることにより、光線15の入射角度を検出することができる。
準全方向光検出器13の第二実現方式は、マスクキット(mask kit)を全方向光検出器の外側に設置し、且つ、マスクキットは回転可能であるが、全方向光検出器は回転できない。マスクキットはモーターの駆動により回転する。準全方向光検出器13が光線15を検出する時、マスクキットを回転させることにより、光線15の入射角度を検出することができる。
準全方向光検出器13の詳細は、図2から図6で説明される。
図2は、本発明に係る準全方向光検出器の実施形態の上視図である。マスク(mask)22は不透光材質から形成されると共に、全方向光検出器21の感知表面上に粘着される。マスク22は、全方向光検出器21上に、θ角の不感帯(sensing dead zone)を形成する。ここで準全方向光検出器25は、全方向光検出器21の感知表面上に不感帯を形成されたものである。
図3を参照する。図3は、図2の準全方向光検出器の実施形態の斜視図である。図3から分かるように、全方向光検出器21はベース23上に固定される。ベース23は、モーターかステッピングモーターにより回転する。モーターやステッピングモーターは、清掃ロボット内のコントローラーの制御信号に基づいて、ベース23を回転させる。一般の全方向光検出器は、死角なしで、仮想壁や充電所が発射する光線を検出することができるが、このとき、光線がどの方向から来るのかを判断することができず、仮想壁や充電所とこの時の清掃ロボットの相対位置を知ることができない。マスク22の補助により、検出された光線の角度を判断することができる。
全方向光検出器21が光線を検出する時、ベース23は、時計回り方向か反時計回り方向で、360度回転するように予設される。全方向光検出器21が、光線を検出しない時、清掃ロボット内のコントローラーは、全方向光検出器21が光線を検出しない時、ベース23の回転角度を求める。回転角度の範囲は0度から(360−θ)度である。続いて、コントローラーは、ベース23の回転方向、回転角度およびθ角に基づいて、光線の方向を推算する。詳細な説明は図4と図5を参照する。
図4と図5は、本発明に係る準全方向光検出器により、光線の入射角度を推定することを示す図である。図4において、マスク22の初期位置は位置P1である。準全方向光検出器25が光線24を検出する時、準全方向光検出器25は、所定方向で回転する。本実施形態において、所定方向は反時計回り方向である。図5において、準全方向光検出器25が光線24を検出しない時、準全方向光検出器25は回転を停止する。このとき、清掃ロボット内のコントローラーは、準全方向光検出器25の回転角度φを記録すると共に、回転角度φと初期位置P1に基づいて、光線24の方向を推定する。
本実施形態において、準全方向光検出器25はモーターにより回転し、且つ、モーターは、回転信号をコントローラーに伝送して、コントローラーは、回転信号に基づいて、回転角度φを推定する。別の実施形態において、準全方向光検出器25は、ステッピングモーターにより回転する。ステッピングモーターは、パルス信号の数量に基づいて、回転回数を決定する。よって、コントローラーは、パルス信号の数量およびステッピングモーターの毎回の回転角度により、回転角度φを推定することができる。
別の実施形態において、準全方向光検出器25は底座上に固定され、且つ、底座はギアを設置して、モーターは、直接、一ギアによりギアを回転させる、または、タイミングベルト(timing belt)によりギアを回転させる。
図6は、本発明に係る準全方向光検出器の別の実施形態を示す図である。準全方向光検出器26は、全方向光検出器27、底座28と垂直延伸部29を含む。垂直延伸部29は不透光材料から形成され、且つ、全方向光検出器27の感知表面上に、不感帯を形成する。光線が不感帯に照射する場合、準全方向光検出器26は光線を検出しない。底座28はモーターにより回転して、光線の方向を検出する。本実施形態において、全方向光検出器27と底座28は連接していない。つまり、底座28が回転する時、全方向光検出器27はそれに伴って回転しない。どのように光線の方向を検出するかは、図4と図5を参照し、ここで詳述しない。
図7は、本発明に係る清掃ロボットの制御方法の実施形態を示す図である。清掃ロボット31は、準全方向光検出器32、指向性光検出器33およびマスク34を含む。図7中の清掃ロボット31は、本発明と相関する素子だけ列記しているが、本発明はこの限りではない。清掃ロボット31は、その他のハードウェア素子またはハードウェアを制御するファームウェアやソフトウェアを含み、ここでは詳述しない。
準全方向光検出器32が光線を検出する時、準全方向光検出器32のコントローラーや清掃ロボット31のコントローラーは、まず、光線の強度を判断する。光線の強度が所定値より小さい時、コントローラー又はプロセッサは、どの処理も実行しない。光線の強度が所定値以上である時、コントローラー又はプロセッサは、光線が仮想壁から発したのかを判断する。
光線が仮想壁から発射される場合、準全方向光検出器32は回転して、光線の方向、または、光線と清掃ロボット31の現在の進行方向の挟角を検出する。光線の方向や挟角を知った後、清掃ロボット31のコントローラーは回転方向を決定し、時計回り方向か反時計回り方向に回転し、且つ、清掃ロボット31はその場で回転し、指向性光検出器33が光線を検出すると、清掃ロボット31が回転を停止する。
別の実施方式において、準全方向光検出器32が光線を検出し、且つ、光線が仮想壁からのものであると確認する時、清掃ロボット31と準全方向光検出器32は時計回り方向で回転するか、または反時計回り方向で同時に回転する。指向性光検出器33が光線を検出する時、清掃ロボット31は回転を停止する。
つまり、清掃ロボット31のコントローラーは、準全方向光検出器32の検出結果に基づいて、清掃ロボット31を制御して、時計回り方向か反時計回り方向で回転する。一旦、指向性光検出器33が、仮想壁が発射する光線を検出すると、清掃ロボット31は回転を停止し、続いて、清掃ロボット31のコントローラーは、清掃ロボット31が真っ直ぐに仮想壁に移動するよう制御する。
別の実施形態において、清掃ロボット31のコントローラーは、準全方向光検出器32と指向性光検出器33の検出結果に基づいて、清掃ロボット31の行為を制御し、この行為は、運動行為、清掃行為、ロボットと対話型装置間の対話行為等を含む。たとえば、仮想壁が発する光線の場合、清掃ロボット31のコントローラーは、清掃ロボット31が光線に沿って前進するのを制御すると共に、清掃動作を実行する。充電所が発する光線の場合、清掃ロボット31のコントローラーは、充電所に進入して充電を実行するか判断する。充電を実行する場合、清掃ロボット31のコントローラーは充電工程を実行し、清掃ロボット31が充電所に進入して充電するのを制御すると共に、進行過程で清掃行為を実行する。
別の実施形態において、清掃ロボット31が検出する光線中に、情報や制御信号を含み、清掃ロボット31のコントローラーは、まず、受信された光線に復号を実行すると共に、情報や制御信号を受信する。たとえば、充電所は、ネットワークにより、ユーザーのハンドヘルド装置に接続し、ユーザーは、ハンドヘルド装置により、清掃ロボット31を制御することができる。ハンドヘルド装置は、清掃ロボット31のリモコンやスマートフォンである。
仮想壁に到達する前、清掃ロボット31は、仮想壁が発する光線に沿って移動すると共に、清掃動作を実行する。清掃ロボット31のコントローラーは、指向性光検出器33が、仮想壁が発する光線を継続して受信するかを継続して監視する。一旦、指向性光検出器33が光線を受信しなくなると、清掃ロボット31は回転して、清掃ロボット31の進行方向を校正する。
別の実施形態において、指向性光検出器33は、複数の光検出素子から構成され、清掃ロボット31のコントローラーは、光感知素子の感知結果に基づいて、清掃ロボットの移動方向を調整する。
図8は、本発明に係る清掃ロボットの制御方法の実施形態を示す図である。仮想壁45は光線を発して、清掃ロボット41が進入できない制限領域を表示する。光線は、第一境界b1と第二境界b2を有する。時間点T1の時、清掃ロボット41は所定経路で移動する。時間点T2の時、準全方向光検出器42は、仮想壁45が発する光線の第一境界b1を検出する。このとき、清掃ロボット41は移動を停止し、且つ、準全方向光検出器42は、時計回り方向か反時計回り方向で回転する。
マスク44が、仮想壁45が発する光線を遮断すると、準全方向光検出器42は光線を検出できない。このとき、清掃ロボット41内のコントローラーは、マスク44の現在の位置を記録すると共に、マスク44の現在の位置とその初期位置に基づいて、準全方向光検出器42の第一回転角度を求める。清掃ロボット41のコントローラーは、第一回転角度に基づいて、清掃ロボット41の回転方向を決定する。
たとえば、第一回転角度が180度より小さい時、清掃ロボット41は、反時計回り方向で回転する。第一回転角度が180度より大きい時、清掃ロボット41は、時計回り方向で回転する。
続いて、時間点T3の時、清掃ロボット41は回転方向に基づいて回転し、指向性光検出器43が、仮想壁45が発する光線を検出するようになると、清掃ロボット41は回転を停止する。一般に、指向性光検出器43が、仮想壁45が発する光線を検出する時、このとき、通常、指向性光検出器43の辺縁の感知素子が検出する仮想壁45が発する光線である。よって、清掃ロボット41が移動する時、指向性光検出器43は、光線を検出できなくなりやすく、清掃ロボット41は、再度、移動を停止して、移動方向の校正を実行しなければならない。
この欠点を解決するため、別の実施方式中、清掃ロボット41のコントローラーは、清掃ロボット41の回転角速度および指向性光検出器43のサイズに基づいて、遅延時間を推定する。指向性光検出器43が、仮想壁45が発する光線を検出する時、清掃ロボット41はすぐに回転を停止せず、遅延時間を経た後、回転を停止する。遅延時間により、仮想壁45が発射する光線は、指向性光検出器43の中央に照準する。
このほか、注意すべきことは、時間点T2と時間点T3の時、清掃ロボット41は移動しないことである。時間点T2の時、清掃ロボットは、移動も回転もせず、準全方向光検出器42が回転するだけである。時間点T3の時、清掃ロボット41は、その場で回転する。図8では、時間点T2と時間点T3の時、清掃ロボット41は異なる位置にあるが、実際は、上述の二つの時間点の時、清掃ロボット41の位置は変化がない。
別の実施形態において、清掃ロボット41は、時間点T2と時間点T3の動作で、一つの工程に整合することができる。時間点T2の時、準全方向光検出器42は所定方向で回転し、このとき、清掃ロボット41も、同時に、所定方向で回転する。指向性光検出器43が、仮想壁45が発射する光線を検出する時、清掃ロボット41は回転を停止する。清掃ロボット41が回転を停止する時、準全方向光検出器42は回転を停止するかまたは継続して回転する。準全方向光検出器42が回転を継続する場合、清掃ロボット41のコントローラーは、準全方向光検出器42の回転角度に基づいて、仮想壁45が発する光線の方向を推定し、且つ、清掃ロボット41の進行方向に校正を実行する。
清掃ロボット41が仮想壁45に移動する時、清掃ロボット41のコントローラーは、清掃ロボット41の移動経路を記録すると共に、清掃ロボット41の地図上に移動経路を表示し、制限領域を書く。別の実施形態において、清掃ロボット41のコントローラーが、すでに、仮想壁45が発射する光線の方向を確認している時、コントローラーは、地図上に光線の位置を表示すると共に、制限領域を書く。地図は、清掃ロボット41内のメモリか地図データベースに保存される。清掃ロボット41のコントローラーは、清掃ロボット41の毎回の運動に基づいて、地図を修正すると共に、地図上に障害物の位置を表示する。
清掃ロボット41が仮想壁45に接近し、且つ、清掃ロボット41と仮想壁45の距離が所定値より小さい時、清掃ロボット41前端の衝突センサーまたは音響センサーは、停止信号を清掃ロボット41のコントローラーに発信する。衝突センサーまたは音響センサーは、清掃ロボット41の前端に設置されて、清掃ロボット41の前方に、障害物があるかどうか検出するのに用いられる。衝突センサーまたは音響センサーが障害物を検出した場合、清掃ロボット41は、まず、障害物が仮想壁45なのか判断する。その場合、清掃ロボット41は前進を停止すると共に、もうひとつの方向に転換して前進を継続する。清掃ロボット41が、障害物が仮想壁45でないと判断する場合、清掃ロボット41は、まず、障害物を回避し、続いて、元の経路に戻る。
清掃ロボット41が仮想壁45に接近する時、仮想壁45は、無線周波数信号、音響信号または赤外線信号を発信して、清掃ロボット41は、清掃ロボット41が既に仮想壁45にとても接近していることを知ることができる。別の実施形態において、清掃ロボット41と仮想壁45上に装着される近距離無線通信(Near Field Communication,NFC)裝置を利用して、同じ目的を達成することができる。清掃ロボット41上のNFC裝置が、仮想壁45上のNFC裝置から伝送されるデータや信号を受信する時、これは、清掃ロボット41と仮想壁45が既に非常に接近して、且つ、清掃ロボット41は移動を停止するべきであることを示す。一般に、近距離無線通信の感知距離は約20cmである。
上述の方式を利用すると、清掃ロボット41は、仮想壁45が発する光線付近の領域を清掃することができ、清掃ロボット41も制限領域に進入しない。このほか、このような方式を利用して、清掃ロボット41内のコントローラーに、清掃領域地図を描かせる。その後、清掃ロボットは、清掃領域地図に従って移動し、効果的、且つ、速やかに清掃操作を行うことができる。
図8は、仮想壁45を例としているが、本発明はこれに限定されない。図8で説明される方法を充電所に応用することもできる。充電所は、光学信号等の導引信号を発信して、清掃ロボット41を充電するために誘導する。
このほか、図8は、準全方向光検出器42と指向性光検出器43を例として説明しているが、本発明はこれに限定されない。本実施形態が開示する制御方法は修正されても、同様に、音響検出器やその他の種類の検出器にも応用できる。
図9は、本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態を示す図である。仮想壁55は、光線を発射して、清掃ロボット51が進入できない制限領域を表示する。この光線は、第一境界b1と第二境界b2を有する。時間点T1の時、清掃ロボット51は所定経路で移動する。時間点T2の時、準全方向光検出器52は、仮想壁55が発射する光線の第一境界b1を検出する。このとき、清掃ロボット51は、所定経路で移動を継続する。時間点T3の時、準全方向光検出器52は、仮想壁55が発射する光線を検出せず、このとき、清掃ロボット51は移動を停止し、且つ、準全方向光検出器52は、時計回り方向か反時計回り方向で回転を実行する。
マスク54が、仮想壁55が発する光線を遮断する時、準全方向光検出器52は光線を検出できない。このとき、清掃ロボット51内のコントローラーは、現在のマスク54の現在の位置を記録すると共に、マスク54の現在の位置とその初期位置に基づいて、準全方向光検出器52の第一回転角度を求める。清掃ロボット51のコントローラーは、第一回転角度に基づいて、清掃ロボット51の回転方向を決定する。
たとえば、第一回転角度が180度より小さい時、清掃ロボット51は、反時計回り方向で回転する。第一回転角度が180度より大きい時、清掃ロボット51は、時計回り方向で回転する。
続いて、時間点T4の時、清掃ロボット51は、回転方向に基づいて回転し、指向性光検出器53が、仮想壁55が発射する光線を検出すると、清掃ロボット51が回転を停止する。一般に、指向性光検出器53が、仮想壁55が発する光線を検出する時、このとき、通常、指向性光検出器53の辺縁の感知素子が検出する仮想壁55が発する光線である。よって、清掃ロボット51が移動する時、指向性光検出器53は、光線を検出できなくなりやすく、清掃ロボット51は、再度、移動を停止して、移動方向の校正を実行しなければならない。
この欠点を解決するため、別の実施方式において、清掃ロボット51のコントローラーは、清掃ロボット51の回転角速度および指向性光検出器53のサイズに基づいて、遅延時間を推定する。指向性光検出器53が、仮想壁55が発射する光線を検出する時、清掃ロボット51はすぐに回転を停止せず、遅延時間後に回転を停止する。遅延時間により、仮想壁55が発射する光線は、指向性光検出器53の中央に照準する。
また、注意すべきことは、時間点T3と時間点T4の時、清掃ロボット51は移動しないことである。時間点T3の時、清掃ロボットは、移動も回転もせず、準全方向光検出器52だけが回転する。時間点T4の時、清掃ロボット51は、その場で回転する。図9中では、時間点T3と時間点T4の時、清掃ロボット51は異なる位置にあるが、実際には、上述の二つの時間点の時、清掃ロボット51の位置は変化がない。
しかし、別の実施形態において、清掃ロボット51は、時間点T3と時間点T4の動作で、一つの工程に整合することができる。時間点T3の時、準全方向光検出器52は所定方向で回転し、このとき、清掃ロボット51は、同時に、所定方向で回転する。指向性光検出器53が、仮想壁55が発する光線を検出する時、清掃ロボット51は回転を停止する。清掃ロボット51が回転を停止する時、準全方向光検出器52は、回転を停止するか、または、回転を継続する。準全方向光検出器52が回転を継続する場合、清掃ロボット51のコントローラーは、準全方向光検出器52の回転角度に基づいて、仮想壁55が発射する光線の方向を推定し、且つ、清掃ロボット51の進行方向に校正を実行する。
清掃ロボット51が仮想壁55に移動する時、清掃ロボット51のコントローラーは、清掃ロボット51の移動経路を記録する共に、清掃ロボット51の地図上に移動経路を表示し、制限領域を書く。別の実施形態において、清掃ロボット51のコントローラーがすでに、仮想壁55が発射する光線の方向を確認している時、コントローラーは、地図上に光線の位置を表示すると共に、制限領域を書く。地図は、清掃ロボット51内のメモリか地図データベースに保存される。清掃ロボット51のコントローラーは、清掃ロボット51の毎回の運動に基づいて、地図を修正すると共に、地図上に障害物の位置を表示する。
清掃ロボット51が仮想壁55に接近し、且つ、清掃ロボット51と仮想壁55の距離が所定値より小さい時、清掃ロボット51前端の衝突センサーまたは音響センサーは、停止信号を清掃ロボット51のコントローラーに発信する。衝突センサーは、清掃ロボット51の前端に設置されて、清掃ロボット51の前方に障害物があるか検出する。衝突センサーまたは音響センサーが障害物を検出した場合、清掃ロボット51は、まず、障害物が仮想壁55か判断する。その場合、清掃ロボット51は前進を停止すると共に、もうひとつの方向で継続して移動する。清掃ロボット51が、障害物が仮想壁55でないと判断する場合、清掃ロボット51は、まず、障害物を回避し、続いて、元の移動経路に戻る。
清掃ロボット51が仮想壁55に接近する時、仮想壁55は、無線周波数信号、音響信号または赤外線信号を発信して、清掃ロボット51は、清掃ロボット51が既に、仮想壁55に非常に接近していることを知ることができる。別の実施形態において、清掃ロボット51と仮想壁55上に装着される近距離無線通信(NFC)裝置を利用して、同じ目的を達成することができる。清掃ロボット55上のNFC裝置が、仮想壁55上のNFC裝置から伝送されるデータや信号を受信する時、これは、清掃ロボット51と仮想壁55が非常に接近していて、且つ、清掃ロボット51が移動を停止すべきであることを示す。一般に、近距離無線通信の感知距離は約20cmである。
図10は、本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態を示す図である。仮想壁65は光線を発して、清掃ロボット61が進入できない制限領域を表示する。光線は、第一境界b1と第二境界b2を含む。時間点T1の時、清掃ロボット61は所定経路で移動する。時間点T2の時、準全方向光検出器62は、仮想壁65が発する光線の第一境界b1を検出する。このとき、清掃ロボット61は移動を停止し、且つ、準全方向光検出器62は、時計回り方向か反時計回り方向で回転する。
マスク64が仮想壁65が発する光線を遮断すると、準全方向光検出器62は光線を検出できなくなる。このとき、清掃ロボット61内のコントローラーは、現在のマスク64の現在の位置を記録すると共に、マスク64の現在の位置とその初期位置に基づいて、準全方向光検出器62の第一回転角度を求める。清掃ロボット61のコントローラーは、第一回転角度に基づいて、清掃ロボット61の回転方向を決定する。
たとえば、第一回転角度が180度より小さい時、清掃ロボット61は反時計回り方向で回転する。第一回転角度が180度より大きい時、清掃ロボット61は時計回り方向で回転する。
続いて、時間点T3の時、清掃ロボット61は回転方向に基づいて回転し、指向性光検出器63が、仮想壁65が発する光線を検出すると、清掃ロボット61は回転を停止する。一般に、指向性光検出器63が、仮想壁65が発する光線を検出する時、このとき、通常、どれも、指向性光検出器63の辺縁の感知素子が検出する仮想壁65が発する光線である。よって、清掃ロボット61が移動する時、指向性光検出器63は、光線を検出できなくなりやすく、清掃ロボット61は、再度、移動を停止して、移動方向の校正を実行しなければならない。
この欠点を解決するために、別の実施方式において、清掃ロボット61のコントローラーは、清掃ロボット61の回転角速度および指向性光検出器63のサイズに基づいて、遅延時間を推定する。指向性光検出器63が、仮想壁65が発する光線を検出すると、清掃ロボット61は回転をすぐに停止せず、遅延時間の後に、回転を停止する。遅延時間により、仮想壁65が発射する光線が指向性光検出器63の中央に照準する。
このほか、注意すべきことは、時間点T2と時間点T3の時、清掃ロボット61は移動しないことである。時間点T2の時、清掃ロボットは、移動も回転もせず、準全方向光検出器62が回転するだけである。時間点T3の時、清掃ロボット61は、その場で回転する。図10では、時間点T2と時間点T3の時、清掃ロボット61は異なる位置にあるが、実際は、上述の二つの時間点の時、清掃ロボット61の位置は変化がない。
しかし、別の実施形態において、清掃ロボット61は、時間点T2と時間点T3の動作で、一つの工程に整合できる。時間点T2の時、準全方向光検出器62は所定方向で回転し、このとき、清掃ロボット61も、同時に、所定方向で回転する。指向性光検出器63が、仮想壁65が発射する光線を検出する時、清掃ロボット61は回転を停止する。清掃ロボット61が回転を停止する時、準全方向光検出器62は、回転を停止するか、または継続して回転する。準全方向光検出器62が回転を継続する場合、清掃ロボット61のコントローラーは、準全方向光検出器62の回転角度に基づいて、仮想壁65が発射する光線の方向を推定し、且つ、清掃ロボット61の進行方向に校正を実行する。
時間点T4の時、清掃ロボット61の指向性光検出器63は、仮想壁65が発する光線を検出せず、清掃ロボット61がまず停止すると共に、同時に、清掃ロボット61と準全方向光検出器62を回転させ、指向性光検出器63が、仮想壁65が発する光線を検出すると、清掃ロボット61と準全方向光検出器62が回転を停止する。続いて、時間点T5の時、清掃ロボット61は、継続して仮想壁65に移動する。
一実施形態中、清掃ロボット61の時間点T4の回転方向は、清掃ロボット61の時間点T2の回転方向と同じである。
時間点T6の時、清掃ロボット61の指向性光検出器63が、仮想壁65が発する光線を検出しないと、清掃ロボット61がまず停止すると共に、同時に、清掃ロボット61と準全方向光検出器62を回転させ、指向性光検出器63が、仮想壁65が発する光線を検出すると、清掃ロボット61と準全方向光検出器62は、回転を停止する。続いて、時間点T7の時、清掃ロボット61は継続して仮想壁65に移動する。
清掃ロボット61が仮想壁65に移動する時、清掃ロボット61のコントローラーは、清掃ロボット61の移動経路を記録すると共に、清掃ロボット61の地図上に移動経路を表示し、制限領域を書く。別の実施形態において、清掃ロボット61のコントローラーが、既に、仮想壁65から発射する光線の方向を確認した時、コントローラーは、地図上に光線の位置を表示すると共に、制限領域を書く。地図は、清掃ロボット61内のメモリか地図データベースに保存される。清掃ロボット61のコントローラーは、清掃ロボット61の毎回の運動に基づいて、地図を修正すると共に、地図上に障害物の位置を表示する。
清掃ロボット61が仮想壁65に接近し、且つ、清掃ロボット61と仮想壁65の距離が所定値より小さい時、清掃ロボット61前端の衝突センサーまたは音響センサーは、停止信号を清掃ロボット61のコントローラーに発信する。衝突センサーまたは音響センサーは、清掃ロボット61の前端に設置されて、清掃ロボット61の前方に障害物があるか検出する。衝突センサーまたは音響センサーが障害物を検出した場合、清掃ロボット61は、まず、障害物が仮想壁65か判断する。その場合、清掃ロボット61は前進を停止すると共に、もうひとつの方向で継続して移動する。清掃ロボット61が、障害物が仮想壁65でないと判断する場合、清掃ロボット61は、まず、障害物を回避し、続いて、元の移動経路に戻る。
清掃ロボット61が仮想壁65に接近する時、仮想壁65は、無線周波数信号、音響信号または赤外線信号を発信して、清掃ロボット61は、清掃ロボット61が、既に、仮想壁65に非常に接近していることを知ることができる。別の実施形態において、清掃ロボット61と仮想壁65上に装着される近距離無線通信(NFC)裝置を利用して、同じ目的を達成することができる。清掃ロボット61上のNFC裝置が、仮想壁65上のNFC裝置から伝送されるデータや信号を受信する時、これは、清掃ロボット61と仮想壁65が非常に接近していて、且つ、清掃ロボット61が移動を停止すべきであることを示す。
図8〜図10の説明中、清掃ロボットは光線に沿って仮想壁に移動するが、本発明はこの限りではない。清掃ロボットは、仮想壁から離れる方向に移動してもよい。このほか、図8〜図10中の仮想壁も、充電所により代替することができ、清掃ロボットは、図8〜図10に類似する方法に従って、充電所で充電することができる。
図11は、本発明に係る指向性光検出器の実施形態を示す図である。指向性光検出器71は、光検出素子73、第一遮光部72aおよび第二遮光部72bを含む。第一遮光部72aと第二遮光部72bは、光検出素子73が横向けの光線を受信するのを回避する。第一遮光部72aと第二遮光部72bは不透光材料から形成される。別の実施形態において、第一遮光部72aと第二遮光部72bは、中空の環形遮光部により代替でき、且つ、光検出素子73は、環形遮光部の中空部位に位置する。
図12は、本発明に係る指向性光検出器の別の実施形態を示す図である。指向性光検出器74は、第一光検出素子76a、第二光検出素子76b、第一遮光部75aおよび第二遮光部75bを含む。第一遮光部75aと第二遮光部75bは、第一光検出素子76aと第二光検出素子76bが横向けの光線を受信するのを回避することができる。第一遮光部75aと第二遮光部75bは不透光材料から形成される。別の実施形態において、第一遮光部75aと第二遮光部75bは、中空の環形遮光部により代替でき、且つ、第一光検出素子76aと第二光検出素子76bは、環形遮光部の中空部位に位置する。
清掃ロボットが移動する時、指向性光検出器74が、仮想壁が発する光線を検出してから、光線を検出しなくなる時、清掃ロボットは、その進行方向を校正しなければならず、このとき、第一光検出素子76aと第二光検出素子76bにより、清掃ロボットが、時計回り方向か反時計回り方向で回転することを決定して、清掃ロボットの進行方向を校正する。
たとえば、指向性光検出器74が光線を検出しない時、清掃ロボットのコントローラーまたは指向性光検出器74のコントローラーは、最後に検出される仮想壁が発する光線が、第一光検出素子76aか第二光検出素子76bか判断する。最後に検出された仮想壁が発する光線が、第一光検出素子76aである場合、清掃ロボットは、反時計回り方向で回転して、清掃ロボットの進行方向を校正する。最後に検出する仮想壁が発する光線が、第二光検出素子76bである場合、清掃ロボットは時計回り方向で回転して、清掃ロボットの進行方向を校正する。
図13は、本発明に係る指向性光検出器の別の実施形態を示す図である。指向性光検出器77は、光検出素子79、第一発射器710a、第二発射器710b、第一遮光部78aおよび第二遮光部78bを含む。第一遮光部78aと第二遮光部78bは、光検出素子79が、横向けの光線を受信するのを回避することができる。第一遮光部78aと第二遮光部78bは不透光材料から形成される。別の実施形態において、第一遮光部78aと第二遮光部78bは、中空の環形遮光部により代替でき、且つ、光検出素子79は、環形遮光部の中空部位に位置する。
第一発射器710aと第二発射器710bは、光発射器か音響信号発射器である。仮想壁上に対応する受信器も有し、第一発射器710aおよび/または第二発射器710bの出力信号を受信するのに用いられる。仮想壁上の受信器が、第一発射器710aおよび/または第二発射器710bの出力信号を受信する時、応答信号を清掃ロボットに伝送する。本実施形態中、応答信号は、符号化か変調方式で、光線により清掃ロボットに伝送される。
第一発射器710aと第二発射器710bを利用して、清掃ロボットが仮想壁方向に移動するのを確保し、且つ、清掃ロボットは、第一発射器710aか第二発射器710bにより、データを仮想壁に伝送し、仮想壁は、発する光線により、データを清掃ロボットに伝送して、これにより、通信の目的を達成する。
図14は、本発明に係る清掃ロボットの実施形態を示す図である。清掃ロボット711は、準全方向光検出器712、指向性光検出器713、発射器714、衝突センサー715および移動装置716を含む。移動装置716は、準全方向光検出器712と指向性光検出器713の検出結果に基づいて、清掃ロボット711を移動させる。準全方向光検出器712が光線を検出する時、準全方向光検出器712が回転して、光線の方向を知る。準全方向光検出器712の構造は、図2から図6を参照する。準全方向光検出器712の操作や機能は図7から図10の説明を参照する。
指向性光検出器713は、清掃ロボット711を真っ直ぐ仮想壁に移動させるのに用いられる。指向性光検出器713の構造は、図11から図13を参照する。指向性光検出器713の操作や機能は図7から図10の説明を参照する。衝突センサー715は、機械式感応装置か音響感測裝置である。衝突センサー715が障害物に接触する時、感知信号を清掃ロボット711のコントローラーに発信する。コントローラーが感知信号を受信する時、コントローラーは、対応する回避工程を実行する。
図15は、本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態のフローチャートである。工程S81中、清掃ロボットは、所定経路で移動する。一般に、清掃ロボットが作業を開始する時、まず、ランダム方式で移動するか、または、ユーザーによりロボットの開始の移動モードを設定する。清掃ロボットがランダム方式で移動する場合、清掃ロボット内のコントローラーが、室内空間の平面地図を描くのをサポートする。清掃ロボットが次に起動する時、平面地図上の情報に従って移動することができる。
工程S82中、清掃ロボットの光検出器が、仮想壁が発する光線を検出するか判断する。検出しない場合、清掃ロボットは、継続して、所定経路で移動する。光検出器が、仮想壁が発する光線を検出する場合、工程S83を実行する。本実施形態中、光検出器は準全方向光検出器である。仮想壁が発する光線中に、符号化した情報や変調したデータを含む。光検出器が光線を検出する時、光線中に含まれる情報を復号するか、または、光線に復調を実行して、光線が仮想壁から発射されたか確認する。
工程S83中、清掃ロボットのコントローラーは、光検出器が、仮想壁が発する光線を検出する事態に、光線で制限される領域を離れる等の対応する動作を実行するか決定する。コントローラーが応答を決定する場合、工程S84を実行する。コントローラーが応答しないことを決定する場合、工程S89を実行し、且つ、清掃ロボットは継続して移動する。
工程S89中、清掃ロボットのコントローラーは、清掃ロボットの光検出器が、仮想壁が発する光線を検出するか判断する。検出する場合、清掃ロボットは、継続して移動すると共に、工程S89を継続して実行する。清掃ロボットの光検出器が、仮想壁が発する光線を検出しない時、工程S84を実行する。工程S89中、清掃ロボットの光検出器が、仮想壁が発する光線を検出しない状況は、このとき、ロボットが制限領域内に既に進入し、清掃ロボットは直ちに離れなければならないことを示す。
工程S83において、光検出器が、仮想壁が発射する光線を検出する時、光検出器は、第一トリガー信号をコントローラーに伝送し、コントローラーは、清掃ロボットの設定および第一トリガー信号に基づいて、工程S84やS89の実行を決定する。本実施形態において、第一トリガー信号がコントローラーの汎用入出力ピン(general purpose input/output pin,GPIO)に伝送され、且つ、GPIOピンのロジック状態を変化させる。たとえば、第一トリガー信号は、立ち上がりエッジトリガ信号で、且つ、GPIOピンの予設ロジック状態はロジック低レベルである。よって、GPIOピンが、立ち上がりエッジトリガ信号を受信する時、GPIOピンのロジック状態はロジック高レベルに変化する。GPIOピンのロジック状態の変化は、中断事態をトリガーし、コントローラーは、中断事態に基づいて、光検出器が既に、仮想壁が発射する光線を検出したことも知る。
工程S84において、清掃ロボットは移動を停止し、且つ、光検出器は、時計回り方向か反時計回り方向で回転する。本実施形態中の光検出器の構造や作動方式は、図2から図6および対応する説明を参照する。光検出器が、仮想壁の光線を検出してから、仮想壁の光線を検出しなくなる時、コントローラーは、光検出器の回転角度を求める。続いて、コントローラーは、回転角度に基づいて、清掃ロボットの回転方向を決定する。
工程S85中、清掃ロボットは回転方向で回転する。工程S86中、コントローラーは、清掃ロボットの指向性光検出器が、仮想壁が発する光線を検出するか判断する。検出しない場合、清掃ロボットは継続して回転する。検出する場合、工程S87を実行する。工程S87中、清掃ロボットは回転を停止する。
工程S88中、清掃ロボットは仮想壁に移動する。清掃ロボットが移動する期間、指向性光検出器が、仮想壁が発する光線を検出しない場合、清掃ロボットは移動を停止すると共に、時計回り方向か反時計回り方向で、清掃ロボットを回転させて、清掃ロボットの移動方向に校正を行う。
清掃ロボットが仮想壁に接近し、且つ、清掃ロボットと仮想壁の距離が所定値より小さい時、清掃ロボット前端の衝突センサーは停止信号を清掃ロボットのコントローラーに発信する。衝突センサーは清掃ロボットの前端に設置されて、清掃ロボットの前方に障害物があるか検出する。衝突センサーが障害物を検出すると、清掃ロボットは、まず、障害物が仮想壁であるか判断する。その場合、清掃ロボットは前進を停止すると共に、もうひとつの方向で継続して移動する。清掃ロボットが、障害物は仮想壁でないと判断する場合、清掃ロボットは障害物を回避し、続いて、元の移動経路に戻る。
清掃ロボットが仮想壁に接近する時、仮想壁は、無線周波数信号か赤外線信号を伝送して、清掃ロボットは、清掃ロボットが既に非常に仮想壁に接近していることを知る。別の実施形態において、近距離無線通信(NFC)裝置を、清掃ロボットと仮想壁上に装着して、同じ目的を達成することができる。清掃ロボット上のNFC裝置が、仮想壁上のNFC裝置から伝送されるデータや信号を受信する時、これは、清掃ロボットと仮想壁が既に非常に接近し、且つ、清掃ロボットが移動を停止しなければならないことを示す。
図16は、本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態のフローチャートである。工程S901中、清掃ロボットは、所定経路で移動する。工程S902中、清掃ロボットのコントローラーは、清掃ロボットの光検出器が、光線を検出するか判断する。検出しない場合、清掃ロボットは、継続して、所定経路で移動する。光検出器が光線を検出する場合、工程S903を実行して、光線が仮想壁から発したのか判断する。仮想壁が発する光線中、符号化した情報か変調したデータを有するので、よって、光検出器が光線を検出する時、光線中に含まれる情報を復号するか、または、光線に復調を実行して、光線が仮想壁から発したのか確認する。本実施形態中、光検出器は準全方向光検出器である。
工程S904中、清掃ロボットのコントローラーは、光検出器が、仮想壁が発する光線を検出する事態に対し、光線で制限される領域を離れる等の対応する動作を実行するか決定する。コントローラーが応答を決定する場合、工程S905を実行する。コントローラーが応答しないことを決定する場合、工程S910を実行し、且つ、清掃ロボットは継続して移動する。
工程S910中、清掃ロボットのコントローラーは、清掃ロボットの光検出器が、仮想壁が発する光線を検出するか判断する。検出する場合、清掃ロボットは継続して移動すると共に、工程S910を継続して実行する。清掃ロボットの光検出器が、仮想壁が発する光線を検出しない時、工程S905を実行する。工程S910中、清掃ロボットの光検出器が、仮想壁が発する光線を検出しない状況は、このとき、ロボットが、既に、制限領域内に進入し、清掃ロボットは直ちに離れなければいけないことを示す。
工程S903中、光検出器が、仮想壁が発する光線を検出する時、光検出器は、第一トリガー信号をコントローラーに伝送し、コントローラーは、清掃ロボットの設定および第一トリガー信号に基づいて、工程S904かS910の実行を決定する。一実施形態中、第一トリガー信号は、コントローラーの汎用入出力ピン(GPIO)に伝送され、且つ、GPIOピンのロジック状態を変化させる。たとえば、第一トリガー信号は立ち上がりエッジトリガー信号で、且つ、GPIOピンの予設ロジック状態はロジック低レベルである。よって、GPIOピンが、該立ち上がりエッジトリガー信号を受信する時、GPIOピンのロジック状態は、ロジック高レベルに変化する。GPIOピンのロジック状態の変化は中断事態をトリガーし、コントローラーは、中断事態に基づいて、光検出器が既に仮想壁が発する光線を検出したことを知る。
工程S905中、清掃ロボットが移動を停止し、且つ、光検出器が時計回り方向か反時計回り方向で回転する。本実施形態中の光検出器の構造や操作方式は、図2から図6および対応する説明を参照する。光検出器が、仮想壁の光線を検出してから、仮想壁光線を検出しなくなるとき、コントローラーは、光検出器の回転角度を求める。続いて、コントローラーは回転角度に基づいて、清掃ロボットの回転方向を決定する。
工程S906中、清掃ロボットは回転方向で回転する。工程S907中、コントローラーは、清掃ロボットの指向性光検出器が、仮想壁が発する光線を検出するか判断する。検出しない場合、清掃ロボットは継続して回転する。検出する場合、S908を実行する。工程S908中、清掃ロボットは回転を停止する。
工程S909において、清掃ロボットは、仮想壁に移動する。清掃ロボット移動の期間中、指向性光検出器が、仮想壁が発射する光線を検出しない場合、清掃ロボットは移動を停止すると共に、時計回り方向か反時計回り方向で、清掃ロボットの移動方向に校正を行う。
清掃ロボットが仮想壁に接近し、且つ、清掃ロボットと仮想壁の距離が所定値より小さい時、清掃ロボット前端の衝突センサーは、停止信号を清掃ロボットのコントローラーに発信する。衝突センサーは清掃ロボットの前端に設置されて、清掃ロボットの前方に障害物があるかどうか検出する。衝突センサーが障害物を検出した場合、清掃ロボットは、まず、障害物が仮想壁なのか判断する。その場合、清掃ロボットは前進を停止すると共に、もうひとつの方向に転換して前進を継続する。清掃ロボットが、障害物が仮想壁でないと判断する場合、清掃ロボットは、まず、障害物を回避し、続いて、元の経路に戻る。
清掃ロボットが仮想壁に接近する時、仮想壁は、無線周波数信号または赤外線信号を発信して、清掃ロボットは、清掃ロボットが既に仮想壁にとても接近していることを知ることができる。別の実施形態において、清掃ロボットと仮想壁上に装着される近距離無線通信(NFC)裝置を利用して、同じ目的を達成することができる。清掃ロボット上のNFC裝置が、仮想壁上のNFC裝置から伝送されるデータや信号を受信する時、これは、清掃ロボットと仮想壁が既に非常に接近して、且つ、清掃ロボットは移動を停止するべきであることを示す。
図17は、本発明に係る清掃ロボットの機能ブロック図である。コントローラー1001は、制御プログラム1006に基づいて、清掃ロボットを制御する。清掃ロボットは、第一光検出器1002および第二光検出器1003を含む。第一光検出器1002は準全方向光検出器で、第一回転モーター1007により回転される。第一光検出器が光線を検出し、且つ、光線が仮想壁から発射される時、コントローラー1001は、第一回転モーター1007を制御して、第一光検出器1002を回転させる。第一光検出器1002が、仮想壁が発する光線を検出しない時、第一光検出器は回転を停止し、且つ、コントローラー1001は、第一光検出器1002の回転角度に基づいて、清掃ロボットの回転方向を決定する。
コントローラー1001は、回転方向に基づいて、第二回転モーター1004を制御して、清掃ロボットを回転させる。第二光検出器1003が仮想壁が発する光線を検出する時、清掃ロボットは回転を停止し、且つ、コントローラー1001は移動モーター1005を制御し、清掃ロボットを仮想壁方向に移動させる。移動モーター1005は、清掃ロボット前進や後退させるのに用いられる。
図18は、本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態を示す図である。仮想壁1105は、光線を発して、清掃ロボット1101が進入できない制限領域を示すのに用いられる。光線は、第一境界b1と第二境界b2を有する。時間点T1の時、清掃ロボット1101は所定経路で移動する。時間点T2の時、準全方向光検出器1102は、仮想壁1105が発する光線の第一境界b1を検出する。このとき、清掃ロボット1101は移動を停止し、且つ、準全方向光検出器1102は、時計回り方向か反時計回り方向で回転する。
マスク1104が、仮想壁1105が発する光線を遮断すると、準全方向光検出器1102は光線を検出できない。このとき、清掃ロボット1101内のコントローラーは、現在のマスク1104の現在の位置を記録すると共に、マスク1104の現在の位置とその初期位置に基づいて、準全方向光検出器1102の第一回転角度を求める。清掃ロボット1101のコントローラーは、第一回転角度に基づいて、清掃ロボット1101の回転方向を決定する。
たとえば、第一回転角度が180度より小さい時、清掃ロボット1101は反時計回り方向で回転する。第一回転角度が180度より大きい時、清掃ロボット1101は時計回り方向で回転する。
続いて、時間点T3の時、清掃ロボット1101は回転方向に基づいて回転し、指向性光検出器1103が、仮想壁1105が発する光線を検出すると、清掃ロボット1101が回転を停止する。一般に、指向性光検出器1103が、仮想壁1105が発する光線を検出する時、このとき、通常、どれも、指向性光検出器1103の辺縁の感知素子が検出する仮想壁1105が発する光線である。よって、清掃ロボット1101が移動する時、指向性光検出器1103は、光線を検出できなくなりやすく、清掃ロボット1101は、再度、移動を停止して、移動方向の校正を実行しなければならない。
この欠点を解決するために、別の実施方式において、清掃ロボット1101のコントローラーは、清掃ロボット1101の回転角速度および指向性光検出器1103のサイズに基づいて、遅延時間を推定する。指向性光検出器1103が、仮想壁1105が発する光線を検出する時、清掃ロボット1101は回転をすぐに停止せず、遅延時間の後に、回転を停止する。遅延時間により、仮想壁1105が発射する光線が、指向性光検出器1103の中央に照準する。
このほか、注意すべきことは、時間点T2と時間点T3の時、清掃ロボット1101は移動がないことである。時間点T2の時、清掃ロボットは移動も回転もせず、準全方向光検出器1102が回転するだけである。時間点T3の時、清掃ロボット1101はその場で回転する。図18中、時間点T2と時間点T3の時、清掃ロボット1101は異なる位置にあるが、実際は、上述の二つの時間点の時、清掃ロボット1101の位置は変化がない。
このほか、時間点T3の時、清掃ロボット上の第一発射器1107aおよび/または第二発射器1107bは、信号1108を仮想壁1105上の受信器1106に発信する。第一発射器1107aと第二発射器1107bは、光学信号発射器か音響信号発射器である。信号1108は、光学信号か音響信号である。受信器1106が、第一発射器1107aおよび/または第二発射器1107bから発射される信号を受信する時、清掃ロボット1101が仮想壁1105に面していることを示す。仮想壁1105は、発する光線により、確認情報を、清掃ロボットの指向性光検出器1103か準全方向光検出器1102に伝送して、清掃ロボット1101内のコントローラーに、清掃ロボット1101の現在の進行方向が正確であることを通知する。
しかし、別の実施形態中、清掃ロボット1101は、時間点T2と時間点T3の動作で、一つの工程に整合できる。時間点T2の時、準全方向光検出器1102は所定方向で回転し、このとき、清掃ロボット1101も、同時に、所定方向で回転する。指向性光検出器1103が、仮想壁1105が発射する光線を検出する時、清掃ロボット1101が回転を停止する。清掃ロボット1101が回転を停止する時、準全方向光検出器1102は、回転を停止するか、または継続して回転する。準全方向光検出器1102が回転を継続する場合、清掃ロボット1101のコントローラーは、準全方向光検出器1102の回転角度に基づいて、仮想壁1105が発射する光線の方向を推定し、且つ、清掃ロボット1101の進行方向に校正を実行する。別の実施形態において、指向性光検出器1103が、仮想壁1105が発射する光線を検出する時、準全方向光検出器1102は継続して回転し、且つ、清掃ロボット1101は回転を停止する。清掃ロボット1101のコントローラーは、準全方向光検出器1102が、清掃ロボット1101の回転停止後に回転する角度を取得すると共に、この角度に基づいて、清掃ロボット1101の回転角度を推定して、清掃ロボット1101の進行方向を校正する。
清掃ロボット1101が仮想壁1105に移動する時、清掃ロボット1101のコントローラーは、清掃ロボット1101の移動経路を記録すると共に、清掃ロボット1101の地図上に移動経路を表示し、制限領域を書く。別の実施形態において、清掃ロボット1101のコントローラーが、既に、仮想壁1105から発射する光線の方向を確認した時、コントローラーは、地図上に光線の位置を表示すると共に、制限領域を書く。地図は、清掃ロボット1101内のメモリか地図データベースに保存される。清掃ロボット1101のコントローラーは、清掃ロボット1101の毎回の運動に基づいて地図を修正すると共に、地図上に障害物の位置を示す。
清掃ロボット1101が仮想壁1105に接近し、且つ、清掃ロボット1101と仮想壁1105の距離が所定値より小さい時、清掃ロボット1101前端の衝突センサーか音響センサーは、停止信号を清掃ロボット1101のコントローラーに発信する。衝突センサーや音響センサーは、清掃ロボット1101の前端に設置されて、清掃ロボット1101の前方に障害物があるか検出するのに用いられる。衝突センサーや音響センサーが障害物を検出する場合、清掃ロボット1101は、まず、障害物が仮想壁1105であるか判断する。そうである場合、清掃ロボット1101は前進を停止すると共に、別の方向で継続して前進する。清掃ロボット1101が、障害物は仮想壁1105でないと判断する場合、清掃ロボット1101は障害物を回避し、続いて、元の移動経路に戻る。
清掃ロボット1101が仮想壁1105に接近する時、仮想壁1105は、無線周波数信号、音響信号または赤外線信号を発信して、清掃ロボット1101は、清掃ロボット1101が、既に、仮想壁1105に非常に接近していることを知る。別の実施形態中、清掃ロボット1101と仮想壁1105上に装着される近距離無線通信(NFC)裝置を利用して、同じ目的を達成することができる。清掃ロボット1101上のNFC裝置が、仮想壁1105上のNFC裝置から伝送したデータや信号を受信する場合、これは、清掃ロボット1101と仮想壁1105が既に非常に接近し、且つ、清掃ロボット1101が移動を停止しなければいけないことを示す。
上述の方式を利用して、清掃ロボット1101は、仮想壁1105が発する光線付近の領域を清掃することができ、清掃ロボット1101も制限領域に進入しない。このほか、このような方式を利用して、清掃ロボット1101内のコントローラーに清掃領域地図を描かせる。その後、清掃ロボットは、清掃領域地図に従って移動し、さらに効果的、且つ、速やかに清掃作業を行うことができる。
図19は、本発明に係る清掃ロボットの制御方法の別の実施形態を示す図である。仮想壁1205は光線を発して、清掃ロボット1201が進入できない制限領域を表示する。光線は、第一境界b1と第二境界b2を有する。時間点T1の時、清掃ロボット1201は所定経路で移動する。時間点T2の時、準全方向光検出器1202は、仮想壁1205が発する光線の第一境界b1を検出する。このとき、清掃ロボット1201は、依然として所定経路で継続して移動する。時間点T3の時、準全方向光検出器1202は、仮想壁1205が発射する光線を検出せず、このとき、清掃ロボット1201は移動を停止し、且つ、準全方向光検出器1202は、時計回り方向か反時計回り方向で回転する。
マスク1204が、仮想壁1205が発する光線を遮断すると、準全方向光検出器1202は光線を検出できない。このとき、清掃ロボット1201内のコントローラーは、現在のマスク1204の現在の位置を記録すると共に、マスク1204の現在の位置とその初期位置に基づいて、準全方向光検出器1202の第一回転角度を求める。清掃ロボット1201のコントローラーは、第一回転角度に基づいて、清掃ロボット1201の回転方向を決定する。
たとえば、第一回転角度が180度より小さい時、清掃ロボット1201は反時計回り方向で回転する。第一回転角度が180度より大きい時、清掃ロボット1201は時計回り方向で回転する。
続いて、時間点T4の時、清掃ロボット1201は、回転方向に基づいて回転し、指向性光検出器1203が仮想壁1205が発する光線を検出すると、清掃ロボット1201が回転を停止する。一般に、指向性光検出器1203が、仮想壁1205が発する光線を検出する時、このとき、通常、どれも、指向性光検出器1203の辺縁の感知素子が検出する仮想壁1205が発する光線である。よって、清掃ロボット1201が移動する時、指向性光検出器1203は、光線を検出できなくなりやすく、清掃ロボット1201は、再度、移動を停止して、移動方向の校正を実行しなければならない。
この欠点を解決するために、別の実施方式において、清掃ロボット1201のコントローラーは、清掃ロボット1201の回転角速度および指向性光検出器1203のサイズに基づいて、遅延時間を推定する。指向性光検出器1203が、仮想壁1205が発する光線を検出する時、清掃ロボット1201は回転をすぐに停止せず、遅延時間の後に、回転を停止する。遅延時間により、仮想壁1205が発射する光線が、指向性光検出器1203の中央に照準する。
このほか、注意すべきことは、時間点T3と時間点T4の時、清掃ロボット1201は移動がないことである。時間点T3の時、清掃ロボットは移動も回転もせず、準全方向光検出器1202が回転するだけである。時間点T4の時、清掃ロボット1201はその場で回転する。図19中、時間点T3と時間点T4の時、清掃ロボット1201は異なる位置にあるが、実際は、上述の二つの時間点の時、清掃ロボット1201の位置は変化がない。
このほか、時間点T4の時、清掃ロボット上の第一発射器1207aおよび/または第二発射器1207bは、信号1208を仮想壁1205上の受信器1206に発信する。第一発射器1207aと第二発射器1207bは、光学信号発射器か音響信号発射器である。信号1208は、光学信号か音響信号である。受信器1206が、第一発射器1207aおよび/または第二発射器1207bが発する信号を受信する時、清掃ロボット1201が仮想壁1205に面することを表示する。仮想壁1205は、発する光線により、確認情報を、清掃ロボットの指向性光検出器1203か準全方向光検出器1202に伝送して、清掃ロボット1201内のコントローラーに、清掃ロボット1201の現在の進行方向が正確であることを通知する。
しかし、別の実施形態中、清掃ロボット1201、時間点T3と時間点T4の動作で、一つの工程に整合できる。時間点T3の時、準全方向光検出器1202は所定方向で回転し、このとき、清掃ロボット1201も、同時に、所定方向で回転する。指向性光検出器1203が、仮想壁1205が発射する光線を検出する時、清掃ロボット1201が回転を停止する。清掃ロボット1201が回転を停止する時、準全方向光検出器1202は、回転を停止するか、または継続して回転する。準全方向光検出器1202が回転を継続する場合、清掃ロボット1201のコントローラーは、準全方向光検出器1202の回転角度に基づいて、仮想壁1205が発射する光線の方向を推定し、且つ、清掃ロボット1201の進行方向を校正する。
清掃ロボット1201が仮想壁1205に移動する時、清掃ロボット1201のコントローラーは、清掃ロボット1201の移動経路を記録すると共に、清掃ロボット1201の地図上に、移動経路を表示すると共に、制限領域を書く。別の実施形態において、清掃ロボット1201のコントローラーが、既に、仮想壁1205から発射する光線の方向を確認した時、コントローラーは、地図上に光線の位置を表示すると共に、制限領域を書く。地図は、清掃ロボット1201内のメモリか地図データベースに保存される。清掃ロボット1201のコントローラーは、清掃ロボット1201の毎回の運動に基づいて、地図を修正すると共に、地図上に障害物の位置を表示する。
清掃ロボット1201が仮想壁1205に接近し、且つ、清掃ロボット1201と仮想壁1205の距離が所定値より小さい時、清掃ロボット1201前端の衝突センサーか音響センサーが、停止信号を清掃ロボット1201のコントローラーに発信する。衝突センサーや音響センサーは、清掃ロボット1201に前端に設置されて、清掃ロボット1201の前方に障害物があるか検出するのに用いられる。衝突センサーや音響センサーが障害物を検出する場合、清掃ロボット1201は、まず、障害物が仮想壁1205か判断する。そうである場合、清掃ロボット1201は前進を停止すると共に、別の方向で継続して前進する。清掃ロボット1201が、障害物が仮想壁1205でないと判断する場合、清掃ロボット1201は、まず障害物を回避し、続いて、元の移動経路に戻る。
清掃ロボット1201が仮想壁1205に接近する時、仮想壁1205は、無線周波数信号、音響信号または赤外線信号を発信して、清掃ロボット1201は、清掃ロボット1201が、既に、非常に仮想壁1205に接近していることを知る。別の実施形態中、清掃ロボット1201と仮想壁1205上に装着される近距離無線通信(NFC)裝置を用いて、同じ目的を達成することができる。清掃ロボット1201上のNFC裝置が、仮想壁1205上のNFC裝置から伝送されるデータや信号を受信する時、これは、清掃ロボット1201と仮想壁1205が既に非常に接近し、且つ、清掃ロボット1201が移動を停止しなければいけないことを示す。
本発明では好ましい実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動やアレンジを加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
本発明に係る準全方向光検出器と指向性光検出器を有する製造ロボット及びその制御方法により、効果的、且つ、速やかに清掃作業を行うことができる。
11、31、41、51、61、711、1101、1201…清掃ロボット
12、45、55、65、1105、1205…仮想壁
13、32、42、52、62、712、1102、1202…準全方向光検出器
14…リブ
15、24…光線
21、27…全方向光検出器
22、34、44、54、64、1104、1204…マスク
23、28…ベース
29…垂直延伸部
33、43、53、63、71、74、77、713、1103、1203…指向性光検出器
72a、75a、78a…第一遮光部
72b、75b、78b…第二遮光部
73、79…光検出素子
76a…第一光検出素子
76b…第二光検出素子
710a…第一発射器
710b…第二発射器
714…発射器
715…衝突センサー
716…移動裝置
1001…コントローラー
1002…第一光検出器
1003…第二光検出器
1004…第二回転モーター
1005…移動モーター
1006…プログラム
1007…第一回転モーター
1106、1206…受信器
1107a、1207a…第一発射器
1107b、1207b…第二発射器
1108、1208…信号

Claims (18)

  1. 準全方向光検出器と指向性光検出器を有する清掃ロボットの制御方法であって、
    前記準全方向光検出器が光線を検出する時、前記準全方向光検出器を回転させる工程と、
    前記準全方向光検出器が前記光線を検出しない時、前記準全方向光検出器の回転を停止すると共に、回転角度を推定する工程と、
    前記回転角度に基づいて、回転方向を決定する工程と、
    前記回転方向に基づいて、前記清掃ロボットを回転させる工程と、
    前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止する工程と、を含むことを特徴とする清掃ロボットの制御方法。
  2. 前記光線を検出する時、前記光線が仮想壁から発射するか判断する工程を含む請求項1に記載の清掃ロボットの制御方法。
  3. 前記回転角度が180度より小さい時、前記回転方向は反時計回り方向で、且つ、前記回転角度が180度より大きい時、前記回転方向は時計回り方向である請求項1に記載の清掃ロボットの制御方法。
  4. 前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記準全方向光検出器のマスクを、前記準全方向光検出器の後方に固定する工程を含む請求項1に記載の清掃ロボットの制御方法。
  5. 前記清掃ロボットが、前記光線に沿って、仮想壁に移動する工程を含む請求項1に記載の清掃ロボットの制御方法。
  6. 前記清掃ロボットが前記光線に沿って、前記仮想壁に移動する時、前記指向性光検出器が前記光線を検出しない場合、所定回転方向で前記清掃ロボットを回転させ、且つ、前記指向性光検出器が前記光線を検出する時に、前記清掃ロボットの回転を停止する請求項5に記載の清掃ロボットの制御方法。
  7. 前記清掃ロボットが前記光線に沿って、前記仮想壁に移動する時、前記指向性光検出器が前記光線を受信しない場合、前記清掃ロボットの移動を停止する工程と、
    前記準全方向光検出器を回転させて、第一回転方向を決定する工程と、
    前記第一回転方向に基づいて、前記清掃ロボットを回転させる工程と、
    前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止すると共に、前記清掃ロボットを前に直線移動させる工程と、を含む請求項5に記載の清掃ロボットの制御方法。
  8. 前記準全方向光検出器は、光検出器とリブを含み、前記リブは、前記光検出器を特定方向で、発射信号の受信や発信をできなくする請求項1に記載の清掃ロボットの制御方法。
  9. 準全方向光検出器と指向性光検出器を有する清掃ロボットの制御方法であって、
    前記準全方向光検出器により光線を検出する工程と、
    前記準全方向光検出器が初めて前記光線を検出する時、前記清掃ロボットが継続して移動する工程と、
    前記準全方向光検出器が光線を検出しない時、準全方向光検出器の回転を停止すると共に、回転角度を推定する工程と、
    回転角度に基づいて、回転方向を決定する工程と、
    前記回転方向に基づいて、前記清掃ロボットを回転させる工程と、
    前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止する工程と、を含むことを特徴とする清掃ロボットの制御方法。
  10. 前記光線を検出する時、前記光線が、仮想壁から発射されるか判断する工程を含む請求項9に記載の清掃ロボットの制御方法。
  11. 前記回転角度が180度より小さい時、前記回転方向は反時計回り方向で、且つ、前記回転角度が180度より大きい時、前記回転方向は時計回り方向である請求項9に記載の清掃ロボットの制御方法。
  12. 前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記準全方向光検出器のマスクを、前記準全方向光検出器の後方に固定する工程を含む請求項11に記載の清掃ロボットの制御方法。
  13. 前記清掃ロボットが前記光線に沿って仮想壁に移動する工程を含む請求項9に記載の清掃ロボットの制御方法。
  14. 前記清掃ロボットが前記光線に沿って前記仮想壁に移動する時、前記指向性光検出器が前記光線を検出しない場合、所定回転方向で、前記清掃ロボットを回転させ、且つ、前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止する請求項13に記載の清掃ロボットの制御方法。
  15. 前記清掃ロボットが前記光線に沿って、前記仮想壁に移動する時、前記指向性光検出器が前記光線を検出しない場合、前記清掃ロボットの移動を停止する工程と、
    前記準全方向光検出器を回転させて、第一回転方向を決定する工程と、
    前記第一回転方向に基づいて、前記清掃ロボットを回転させる工程と、
    前記指向性光検出器が前記光線を検出する時、前記清掃ロボットの回転を停止すると共に、前記清掃ロボットを前に直線移動させる工程と、を含む請求項13に記載の清掃ロボットの制御方法。
  16. 無線信号を検出する準全方向光検出器と、
    前記無線信号を検出する指向性光検出器と、
    を含む清掃ロボットであって、
    前記準全方向光検出器が前記無線信号を検出する時、前記準全方向光検出器は回転方向を決定し、前記回転方向が決定される時、前記清掃ロボットは、前記回転方向で回転し、前記指向性光検出器が前記無線信号を検出する時、前記清掃ロボットが回転を停止することを特徴とする清掃ロボット。
  17. 前記準全方向光検出器の第一検出結果と前記指向性光検出器の第二検出結果を受信するコントローラーと、
    前記コントローラーの制御を受けて、前記準全方向光検出器を回転させる第一回転モーターと、
    前記コントローラーの制御を受けて、前記清掃ロボットを回転させる第二回転モーターと、を含む請求項16に記載の清掃ロボット。
  18. 移動モーターを含み、前記コントローラーの指示を受けて、前記清掃ロボット前進や後退を制御する請求項17に記載の清掃ロボット。
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