JP2007175286A - 自動掃除システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より好適に所定範囲内の掃除を行うことができる自動掃除システムを実現する。
【解決手段】仮想壁形成装置10と自走式掃除機100を備える自動掃除システムにおいて、仮想壁形成装置10は、所定の超音波を出力して仮想壁Wを形成する。自走式掃除機100は、仮想壁Wを検出するとともに、その仮想壁Wに基づく仮想線Lを設定することができる。そして、自走式掃除機100は、仮想壁Wや仮想線Lを越えて移動することができないので、仮想壁Wや仮想線Lが対応付けられた境界線により定められた所定範囲内に閉じ込められるようにして、その範囲内の掃除を行うようになっている。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動掃除システムに関する。
従来、部屋の床面を自律走行して掃除を行う自走式掃除機などのロボットを、所定の範囲内に閉じ込めるためのシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このシステムでは、ロボットに赤外線センサを備え、ロボットの移動範囲を制限する境界に赤外線を放射する赤外線発信装置を配置することによって、ロボットが赤外線を検出する境界線を越えて、所定範囲外に移動してしまわないようになっている。
つまり、赤外線発信装置が放射する赤外線を仮想壁として自走式掃除機に認識させることによって、自走式掃除機が仮想壁を越えて移動しないようにし、自走式掃除機を所定範囲内に閉じ込めてその範囲内を掃除させることが可能になっている。
また、自走式掃除機などのロボットを所定の範囲内に閉じ込めるために、戸口などに設置する境界探知機も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
その境界探知機から発信される信号を自走式掃除機が受信することによって、その境界探知機が設置されている境界線を自走式掃除機が越えて移動しないようになっており、自走式掃除機が所定範囲内を掃除することが可能になっている。
特開2003−228421号公報 特表2002−533797号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、赤外線は、テレビやAV機器などのリモコンの無線信号として日常的に様々な用途に使用されているため、自走式掃除機がそれらリモコンの無線信号(赤外線)を検知してしまうことにより仮想壁を誤認し、誤作動してしまうことがあるという問題があった。
また、磁気を仮想壁として利用する場合も、日常的に様々な用途で使用されている磁石の磁気によって、自走式掃除機の誤作動をまねくことがある問題があった。
また、上記特許文献2の場合、境界探知機は、自走式掃除機の移動を制限する戸口の幅など境界線に応じた長さや形状を要するため、その設置位置毎に対応する境界探知機が必要となるので、汎用性が低いという問題があった。
本発明の目的は、より好適に所定範囲内の掃除を行うことができる自動掃除システムを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、所定の超音波を発信する超音波発信装置と、超音波を発信する発信部と前記発信部から発信され障害物にて反射された前記超音波を受信する受信部とを備える超音波センサを有して前記障害物を避けて自律走行して走行面を掃除する自走式掃除機と、を備え、前記超音波発信装置により発信される超音波からなる仮想壁を所望する境界に形成し、前記仮想壁により前記自走式掃除機の進行を妨げることによって、前記自走式掃除機を所定範囲内に閉じ込めるようにして、その所定範囲内の掃除を前記自走式掃除機に行わせる自動掃除システムであって、前記自走式掃除機は、前記仮想壁を検出する仮想壁検出手段と、前記仮想壁検出手段によって検出された前記仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を設定する仮想線設定手段と、前記仮想線設定手段によって設定された前記仮想線を越えて移動しないように、当該自走式掃除機の移動を制限する移動制限手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、所定の超音波を発信する超音波発信装置と、超音波を発信する発信部と前記発信部から発信され障害物にて反射された前記超音波を受信する受信部とを備える超音波センサを有し、前記障害物を避けて自律走行して走行面を掃除する自走式掃除機と、を備える自動掃除システムであって、前記超音波発信装置により発信される超音波からなる仮想壁を所望する境界に形成し、前記仮想壁により前記自走式掃除機の進行を妨げることによって、前記自走式掃除機を所定範囲内に閉じ込めるようにして、その所定範囲内の掃除を前記自走式掃除機に行わせることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の自動掃除システムにおいて、前記自走式掃除機は、前記仮想壁を検出する仮想壁検出手段と、前記仮想壁検出手段によって検出された前記仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を設定する仮想線設定手段と、前記仮想線設定手段によって設定された前記仮想線を越えて移動しないように、当該自走式掃除機の移動を制限する移動制限手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、自動掃除システムにおける超音波発信装置は、所定の超音波を出力し、その超音波からなる仮想壁を形成することにより、その仮想壁を形成した境界を越えて自走式掃除機が進行することを妨げることができる。
ここで自走式掃除機は、超音波を発信する発信部と、その発信部から発信され障害物にて反射された超音波を受信する受信部と、を備える超音波センサを有しており、その受信部が受信した超音波に基づき障害物を検出し、その障害物を避けるように自律走行する装置である。そこで、自走式掃除機の超音波センサが受発信する超音波と、周波数帯域が同じである所定の超音波を超音波発信装置が出力し、その所定の超音波を自走式掃除機の超音波センサが受信した場合、自走式掃除機は障害物を検出したものと判断することとなる。つまり、超音波発信装置が、所定の超音波からなる仮想壁を形成すれば、自走式掃除機の超音波センサがその仮想壁としての超音波を受信し検知することによって、自走式掃除機は仮想壁を障害物と判断し、その仮想壁を避けるように自律走行を行うこととなる。
そして、超音波発信装置が出力した超音波からなる仮想壁により自走式掃除機の進行を妨げることによって、自走式掃除機を所定範囲内に閉じ込めるようにして、その所定範囲内の掃除を自走式掃除機に行わせることができる。
つまり、超音波発信装置が形成する仮想壁を対応付けた境界線により所定範囲を定めることによって、自走式掃除機をその所定範囲内に閉じ込めることができ、その範囲内の掃除を良好に自走式掃除機に行わせることができる。
特に、自動掃除システムにおける自走式掃除機は、超音波発信装置により発信された超音波からなる仮想壁を検出し、その検出した仮想壁に基づき、その仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を設定することができる。そして、自走式掃除機は、その設定した仮想線を越えて移動しないように、その移動が制限される。
つまり、自走式掃除機は、その仮想線を越えて移動しないように制御されるようになっているので、例えば、超音波発信装置から離れた位置であって、超音波発信装置から出力された超音波により十分な仮想壁が形成されていない位置であっても、自走式掃除機は、その仮想壁に基づく仮想線に対応する境界線を越えずに所定範囲内を移動して、その範囲内の掃除を行うことができる。
また、自走式掃除機の移動を妨げる長い境界線を設ける必要がある場合であって、超音波発信装置によって形成する仮想壁がその境界線の全域に亘って形成することができない場合であっても、予め仮想壁の位置を自走式掃除機に認識させて、その仮想壁に基づく仮想線を設定させることによって、その仮想線によって二分された一方のエリアのみ自走式掃除機によって掃除し、他方のエリアには自走式掃除機を進入させないようにすることができる。
このように、超音波発信装置と自走式掃除機を備える自動掃除システムは、超音波発信装置が出力した超音波からなる仮想壁や、その仮想壁に基づき設定された仮想線に対応する境界線を越えずに所定の範囲内の掃除を行うことができる。
よって、超音波発信装置と自走式掃除機を備える自動掃除システムは、より好適に所定範囲内の掃除を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、自動掃除システムにおける超音波発信装置は、所定の超音波を出力し、その超音波からなる仮想壁を形成することにより、その仮想壁を形成した境界を越えて自走式掃除機が進行することを妨げることができる。
ここで自走式掃除機は、超音波を発信する発信部と、その発信部から発信され障害物にて反射された超音波を受信する受信部と、を備える超音波センサを有しており、その受信部が受信した超音波に基づき障害物を検出し、その障害物を避けるように自律走行する装置である。
そこで、自走式掃除機の超音波センサが受発信する超音波と、周波数帯域が同じである所定の超音波を超音波発信装置が出力し、その所定の超音波を自走式掃除機の超音波センサが受信した場合、自走式掃除機は障害物を検出したものと判断することとなる。
つまり、超音波発信装置が、所定の超音波からなる仮想壁を形成すれば、自走式掃除機の超音波センサがその仮想壁としての超音波を受信し検知することによって、自走式掃除機は仮想壁を障害物と判断し、その仮想壁を避けるように自律走行を行うこととなる。
そして、超音波発信装置が出力した超音波からなる仮想壁により自走式掃除機の進行を妨げることによって、自走式掃除機を所定範囲内に閉じ込めるようにして、その所定範囲内の掃除を自走式掃除機に行わせることができる。
つまり、超音波発信装置が形成する仮想壁を対応付けた境界線により所定範囲を定めることによって、自走式掃除機をその所定範囲内に閉じ込めることができ、その範囲内の掃除を良好に自走式掃除機に行わせることができるので、超音波発信装置と自走式掃除機を備える自動掃除システムによって、より好適に所定範囲内の掃除を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、自動掃除システムにおける自走式掃除機は、超音波発信装置により発信された超音波からなる仮想壁を検出し、その検出した仮想壁に基づき、その仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を設定することができる。そして、自走式掃除機は、その設定した仮想線を越えて移動しないように、その移動が制限される。
つまり、自走式掃除機は、その仮想線を越えて移動しないように制御されるようになっているので、例えば、超音波発信装置から離れた位置であって、超音波発信装置から出力された超音波により十分な仮想壁が形成されていない位置であっても、自走式掃除機は、その仮想壁に基づく仮想線に対応する境界線を越えずに所定範囲内を移動して、その範囲内の掃除を行うことができる。
また、自走式掃除機の移動を妨げる長い境界線を設ける必要がある場合であって、超音波発信装置によって形成する仮想壁がその境界線の全域に亘って形成することができない場合であっても、予め仮想壁の位置を自走式掃除機に認識させて、その仮想壁に基づく仮想線を設定させることによって、その仮想線によって二分された一方のエリアのみ自走式掃除機によって掃除し、他方のエリアには自走式掃除機を進入させないようにすることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る自動掃除システムの実施形態について説明する。
なお、本実施の形態においては、所定の部屋内などである所定範囲内を自走式掃除機により自動で掃除するために、超音波発信装置としての仮想壁形成装置を用いてその所定範囲内に自走式掃除機を閉じ込めるようにする自動掃除システムについて説明する。
図1は、自走式掃除機100を示す斜視図であり、図2は、自走式掃除機100の要部構成を示すブロック図である。自走式掃除機100は、室内等にて所定の走行パターンに基づいて自律走行して走行面(床面)の掃除を行う掃除機である。
なお、以下の説明では、自走式掃除機100の走行方向に沿った方向を前後方向Xとして、前進方向側を前側とし、後進方向側を後側とする。さらに、前後方向Xに直交する一方向を左右方向Yとし、前後方向X及び左右方向Yの双方に直交する方向を上下方向Zとする。
自走式掃除機100は、図1、図2に示すように、全体として略円盤状に形成された筐体部1と、筐体部1の底面側に備えられる図示しない左右の駆動輪を回転駆動させて当該自走式掃除機100を走行面に沿って所定方向に走行させる走行部2と、筐体部1の底面側に備えられる図示しない吸い込み口から走行面である床面上の塵埃等を吸い込み掃除する掃除部3と、当該自走式掃除機100による各種動作の実行を指示する操作部4と、当該自走式掃除機100の駆動電力を充電するための充電部5と、当該自走式掃除機100の各部を制御する制御部(例えば、ROM6、RAM7、CPU8)等を備えている。
走行部2は、例えば、左右の駆動輪(図示省略)を回転させる車輪駆動モータとしての左輪駆動モータ21L及び右輪駆動モータ21Rと、前方や側方の障害物等を検知したりするための超音波センサ25と、当該自走式掃除機100の走行方向(自走式掃除機100が転回する際の角速度、転回角度)を検出するジャイロセンサ26等を備えている。なお、走行部2には、例えば、当該自走式掃除機100の走行に伴って従動回転する従動輪が設けられてもよい。その従動輪は、左右の駆動輪(図示省略)の回転駆動に従った走行安定性を高める上で、当該自走式掃除機100の重量バランス等を考慮した位置に配設されることが好ましい。
左輪駆動モータ21L、右輪駆動モータ21Rは、例えば、CPU8の制御下にて駆動して、それぞれ左右の駆動輪(図示省略)を各々独立して回転させるようになっており、自走式掃除機100を所定方向に前進(直進)させたり、左転回・右転回させたりして移動させる駆動源として機能する。
なお、左右の駆動輪(図示省略)は、筐体部1の底部における略中央側の左右端部に左右方向Yに並んで設けられている。
超音波センサ25は、例えば、筐体部1の前面や側面等の所定位置に設けられ、自走式掃除機100の前方や側方に位置する壁面等の障害物を検出するためのものである。
具体的には、超音波センサ25は、超音波を発信(送波)する発信部と、発信部から発信され障害物等にて反射された超音波を受信(受波)する受信部と、を備えている。
発信部は、例えば、制御部における図示しない発振回路部から出力され入力されたパルス信号に応じて所定のタイミングで所定の超音波(例えば、周波数50kHzの超音波)を発信するようになっている。
受信部は、例えば、障害物にて反射された超音波(反射波)を検知すると、電気信号に変換して制御部に対して出力するようになっている。そして、制御部にあっては、入力された電気信号が所定の閾値以上となっているか否かを判定し、所定の閾値以上となっていると判定された場合に、制御部は、超音波センサ25により反射波(超音波)を受信したと判断するようになっている。そして、反射波(超音波)が向かってきた方向に、壁などの障害物があるものと制御部が判断することが可能になっている。
つまり、超音波センサ25は、所定の超音波を発信するとともに、反射波となって戻ってきた超音波を検知することによって、超音波を発信した方向であって、反射波となった超音波が向かってきた方向に、壁などの障害物があるものと検出することができるようになっている。
また、超音波センサ25は、後述する仮想壁形成装置10が出力する超音波を検知し、超音波からなる仮想壁を検出することができるようになっており、仮想壁検出手段の一部として機能する。
特に、超音波センサ25は、後述する仮想壁形成装置10が出力した超音波と、超音波センサ25の発信部が発信した超音波が反射波となって戻ってきた超音波とを、区別して検知することが可能になっている。
掃除部3は、例えば、走行面上の塵埃を掻き上げるように走行面を擦る図示しない回転ブラシを駆動させるブラシ駆動モータ31と、回転ブラシ(図示省略)により掻き上げられた塵埃等を図示しない吸込口を介して吸い込む吸引ファン(図示省略)を駆動させるファン駆動モータ33と、吸込口(図示省略)と連通し吸込口を介して吸い込まれた塵埃が集塵される集塵ケース(図示省略)と、左右のサイドブラシ34L、34Rを駆動させる左サイドブラシ駆動モータ35L及び右サイドブラシ駆動モータ35R等を備えている。
ブラシ駆動モータ31は、例えば、CPU8の制御下にて駆動して、自走式掃除機100の底面に設けられた回転ブラシ(図示省略)を左右方向Yの軸心周りに回転させるようになっている。
ファン駆動モータ33は、例えば、CPU8の制御下にて駆動して、図示しない吸引ファンを回転駆動させるようになっており、その吸引ファンの駆動に基づいて吸込口(図示省略)を介して吸い込まれた塵埃は、フィルターにより濾過されて吸込掃除部における所定の集塵ケース内に集塵されるようになっている。
なお、ファン駆動モータ33の回転数を上げて吸引ファンを駆動させることによって、吸引ファンが塵埃を吸い込む吸引力を上げることができ、ファン駆動モータ33の回転数をさげることによって吸引力を下げることができる。
左右のサイドブラシ駆動モータ35L、35Rは、例えば、CPU8の制御下にて駆動して、例えば、回転ブラシ(図示省略)よりも左右外側であって、左右の駆動輪(図示省略)よりも前側の位置に設けられた左右のサイド回転ブラシ34L、34Rを上下方向Zの軸心周りに回転させるようになっている。
操作部4は、例えば、自走式掃除機100の各種機能の実行等を指示するための複数の操作キーを有しており、ユーザにより操作された操作キーに対応する所定の操作信号をCPU8に対して出力するものである。
充電部5は、蓄電池51を備えており、充電部5が所定の充電器Bと接続されることによって、自走式掃除機100の駆動電力が蓄電池51に充電されるようになっている。
この充電器Bは、自走式掃除機100の所定の待機位置に配設されており、自走式掃除機100が掃除動作しない待機状態において、自走式掃除機100が待機位置に待機する際に充電部5と充電器Bとが電気的に接続するようになっている。
特に、自走式掃除機100は、操作部4が操作されたことにより、室内を所定の走行パターンに基づいて自律走行して走行面の掃除を行った後、自律走行して所定の待機位置に戻ることができるようになっている。つまり、自走式掃除機100は、所定の待機位置から自律走行した移動経路を記憶することが可能になっており、記憶した移動経路に基づいて所定の待機位置に戻ることができる。
CPU(Central Processing Unit)8は、当該自走式掃除機100を構成する各部を統括して制御するものであり、ROM6に格納されている所定のプログラムを読み出してRAM7の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行するものである。
RAM(Random Access Memory)7は、例えば、揮発性の半導体メモリであり、CPU8の制御下にてROM6から読み出されたプログラムやデータ等の格納領域や作業領域等を構成している。
ROM(Read Only Memory)6は、読み出し専用の半導体メモリであり、CPU8の制御下にて実行される各種のプログラム並びに各プログラムの処理に係るデータ等を記憶するものである。具体的には、ROM6には、例えば、掃除動作プログラム6a、仮想壁検出プログラム6b、仮想線設定プログラム6c、移動制限プログラム6d等が記憶されている。
掃除動作プログラム6aは、自走式掃除機100が、室内を所定の走行パターンに基づいて自律走行して走行面を掃除するために、走行部2や掃除部3等、自走式掃除機100の各部を動作させるためのプログラムである。
そして、CPU8が、掃除動作プログラム6aを実行することにより、CPU8は、自走式掃除機100が室内を所定の走行パターンに基づいて自律走行して走行面を掃除するように、自走式掃除機100の各部を動作させる掃除動作制御手段として機能する。
仮想壁検出プログラム6bは、超音波センサ25が検知した、後述する仮想壁形成装置10が出力した超音波に基づき、仮想壁を検出するためのプログラムである。
そして、CPU8が、仮想壁検出プログラム6bを実行することにより、CPU8は、仮想壁形成装置10が出力した超音波からなる仮想壁の位置や方向、範囲等を検出する仮想壁検出手段として機能する。
仮想線設定プログラム6cは、仮想壁検出制御手段としてのCPU8が検出した仮想壁に基づき、その仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を設定するためのプログラムである。
そして、CPU8が、仮想線設定プログラム6cを実行することにより、CPU8は、仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を設定する仮想線設定手段として機能する。
移動制限プログラム6dは、仮想線設定手段としてのCPU8が設定した仮想線を越えて自走式掃除機100が移動しないように自走式掃除機100を制御するためのプログラムである。
そして、CPU8が、移動制限プログラム6dを実行することにより、CPU8は、設定された仮想線を自走式掃除機100が越えて移動しないように、その移動を制限する移動制限手段として機能する。
このように自走式掃除機100は、室内を所定の走行パターンに基づいて自律走行しつつ床面の掃除を行う際に、壁などの障害物の存在を検出すると、その障害物に衝突しないように走行方向を転回したり、ストップしたりするようになっている。
また、自走式掃除機100は、後述する仮想壁形成装置10により形成された仮想壁を検出すると、その仮想壁を越えて移動しないように走行方向を転回したり、ストップしたりするようになっている。特に、自走式掃除機100は、後述する仮想壁形成装置10によって形成された仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を越えて移動しないようになっている。
仮想壁形成装置10は、図3に示すように、筐体状のケース体12の内部に超音波発信器13を備えている。
また、ケース体12の表面には、仮想壁形成装置10のオン/オフを切り替えるスイッチ14と、仮想壁形成装置10がオン状態である際に点灯するランプ15が備えられている。
また、ケース体12の底部には、仮想壁形成装置10を床面に安定した姿勢で配置するための座面部12aが備えられている。
超音波発信器13は、スイッチ14がオンに切り替えられた際に、所定の周波数(例えば、50kHz)の超音波を発信する。特に、超音波発信器13は、自走式掃除機100の超音波センサ25の発信部が発信する超音波と同じ周波数帯域の超音波であって、異なる超音波を発信するようになっている。
なお、超音波発信器13は、図示しない発信回路が出力する、所定の周波数(例えば、50kHz等)とパルス幅(例えば、75μs間に3パルス等)の超音波振動に対応するパルス信号に基づき、所定の超音波を出力することが可能になっている。
また、超音波発信器13が仮想壁形成装置10から超音波を出力するためのケース体12の開口部には、略円筒形状を呈するホーン部16が備えられている。
ホーン部16は、床面に載置された仮想壁形成装置10におけるホーン部16が向けられた方向に、超音波発信器13が出力した超音波を好適に発信させるための部材である。
そして、仮想壁形成装置10は、部屋などの任意の位置(床面)に載置されて、ユーザが所望する境界線に沿うように、超音波発信器13が発信した超音波を出力し、その超音波からなる仮想壁を境界線に沿って形成することができる。
なお、仮想壁形成装置10における超音波発信器13(ホーン部16)は、自走式掃除機100に設けられている超音波センサ25の高さにほぼ対応する位置(高さ)に備えられている。
このように仮想壁形成装置10は、所定の超音波を出力し、超音波からなる仮想壁を任意の位置に形成することができる。
そして、自走式掃除機100は、所定の超音波を超音波センサ25の受信部によって検知することに基づき、壁などの障害物の存在を検出し、その障害物に衝突しないように走行方向を転回したり、ストップしたりするようになっているため、自走式掃除機100の超音波センサ25の発信部が発信した超音波に限らず、同じ周波数帯域の超音波を検知すれば、その方向に障害物があるものと判断することができる。つまり、仮想壁形成装置10が発信する所定の超音波を、自走式掃除機100(超音波センサ25)が検知することによっても、自走式掃除機100は、その方向に障害物としての仮想壁があるものと判断することができる。
そして、図4に示すように、部屋Rの出入り口である戸口Tが開かれた状態で、その部屋Rの掃除を自走式掃除機100によって行う場合に、戸口Tの近傍の床面上に仮想壁形成装置10を載置し、部屋Rの出入り口の境界線に超音波からなる仮想壁Wを仮想壁形成装置10によって形成すれば、自走式掃除機100は、仮想壁Wを越えて部屋Rから出て行くことなく、その室内を所定の走行パターンに基づいて自律走行し、その部屋Rの床面の掃除を行う。
具体的には、開放された戸口Tの開口部分に沿う方向であって部屋Rの出入り口の境界線に沿うように、仮想壁形成装置10から超音波を発信することで、その戸口Tの開口を遮るように部屋Rの出入り口の境界線に超音波からなる仮想壁Wを形成すれば、自走式掃除機100が、その仮想壁Wに近付き、仮想壁Wとしての所定の超音波を検知することによって、自走式掃除機100は、そこに壁などの障害物があるものと判断し、開け放たれている戸口T(出入り口)から外に出て行くことがなくなるので、自走式掃除機100をその部屋Rに閉じ込めるようにして、その部屋Rの掃除を行わせることができる。
特に、自走式掃除機100は、先に検出した仮想壁Wに基づき、その仮想壁Wが延在する方向に沿う仮想線を設定し、その仮想線を越えて移動しないようになっているので、例えば、仮想壁形成装置10から離れた位置であって、仮想壁形成装置10から出力された超音波が拡散するなどして弱まってしまったことにより十分な仮想壁Wが形成されていない位置があるような場合であっても、自走式掃除機100は、その仮想壁Wを越えずに所定の部屋R内の掃除を行うことができる。
つまり、図5に示すように、広い部屋R内の床面上に仮想壁形成装置10を載置して仮想壁Wを形成した際に、その部屋Rを二分するように仮想壁Wを形成することができなくても、予め仮想壁Wの位置を自走式掃除機100に認識させることによって、自走式掃除機100は仮想線Lを設定することができるので、その仮想線Lによって部屋Rを二分し、その部屋Rにおける一方の掃除エリアのみ自走式掃除機100によって掃除し、他方の進入禁止エリアには自走式掃除機100を進入させないようにすることが可能となる。
なお、超音波は、通常の居住環境において、何らかの無線信号用途などに使用されることは稀であるので、仮想壁形成装置10や自走式掃除機100以外の超音波によって、自走式掃除機100が誤作動する可能性は極めて低く、超音波を使用して仮想壁Wを形成する仮想壁形成装置10は、特に有効に機能する。
次に、本発明に係る自動掃除システムにおいて、仮想壁形成装置10が形成した仮想壁Wにより閉じられた室内を自走式掃除機100が掃除する動作を、図6に示すフローチャートに基づき説明する。
予め仮想壁形成装置10のスイッチ14をオンに切り替えて仮想壁を形成した状態において、自走式掃除機100の操作部4におけるスタートキーを押下するなどして、自走式掃除機100を起動させることによって、自走式掃除機100は所定の範囲(部屋)の自走掃除を実行する(ステップS101)。
次いで、自走式掃除機100は、進行方向に仮想線が設定されているか否かを判断する(ステップS102)。
自走式掃除機100のCPU8が、仮想線があると判断すると(ステップS102;Yes)、ステップS107へ進む。
一方、自走式掃除機100のCPU8が、仮想線がないと判断すると(ステップS102;No)、ステップS103へ進む。
ステップS103において、自走式掃除機100は、超音波を検出したか否かを判断する(ステップS103)。
自走式掃除機100のCPU8が、超音波を検出していないと判断すると(ステップS103;No)、ステップS101に戻る。
一方、自走式掃除機100のCPU8が、超音波を検出したと判断すると(ステップS103;Yes)、自走式掃除機100は、その超音波が超音波センサ25から出力されて反射波となったものか否かを判断する(ステップS104)。
自走式掃除機100のCPU8が、その超音波が反射波であると判断すると(ステップS104;Yes)、ステップS107へ進む。
一方、自走式掃除機100のCPU8が、その超音波が反射波でないと判断すると(ステップS104;No)、自走式掃除機100は、その超音波は仮想壁形成装置10により出力された超音波である仮想壁であるか否かを判断する(ステップS105)。
自走式掃除機100のCPU8が、その超音波が仮想壁でないと判断すると(ステップS105;No)、ステップS103に戻る。
一方、自走式掃除機100のCPU8が、その超音波が仮想壁であると判断すると(ステップS105;Yes)、自走式掃除機100のCPU8は、その仮想壁に基づく仮想線を設定する(ステップS106)。
ステップS107において、自走式掃除機100は、仮想壁に応じた境界線や、仮想線に応じた境界線を越えて移動しないように走行方向を転回し、その境界線を回避するように移動して自走掃除を継続する(ステップS107)。
次いで、自走式掃除機100は、全ての範囲の掃除を終えたか否かを判断する(ステップS108)。
自走式掃除機100のCPU8が、全ての範囲の掃除を終えていないと判断すると(ステップS108;No)、ステップS101に戻る。
一方、自走式掃除機100のCPU8が、全ての範囲の掃除を終えたと判断すると(ステップS108;Yes)、自走式掃除機100は、所定の待機位置に自走して戻り、掃除動作を停止し(ステップS109)、自走掃除を終了する。
このように、本発明に係る自動掃除システムにおいて、仮想壁形成装置10が形成する所定の超音波からなる仮想壁Wを、自走式掃除機100が障害物として検出することによって、自走式掃除機100は仮想壁Wを超えて移動することができなくなる。
従って、自走式掃除機100が出入りしては不都合が生じる戸口などの出入り口の境界線や、自走式掃除機100を進入させたくない所定のエリアの境界線に、仮想壁形成装置10によって仮想壁Wを形成することによって、自走式掃除機100の移動を制限し、自走式掃除機100を所定の範囲内で移動させ、その範囲内を掃除させるようにすることができる。
つまり、自走式掃除機100は、自走式掃除機100自身が備える超音波センサ25が発信した超音波が障害物などに当たって反射し、反射波となった超音波を超音波センサ25が検知することによって障害物を検出し、その障害物を避けるように自律走行するロボット(掃除機)であるので、その自走式掃除機100の超音波センサ25が発信する超音波と同じ周波数帯域の超音波を発信することができる超音波発信器13を仮想壁形成装置10に備えることによって、その仮想壁形成装置10が超音波を出力して形成する仮想壁Wにより、自走式掃除機100の移動を好適に制限することが可能になる。
そして、仮想壁形成装置10は、自走式掃除機100が自律走行するために備える超音波センサ25が受発信する超音波と類似する超音波を利用するようにして、その超音波からなる仮想壁Wを形成することにより、自走式掃除機100の移動を好適に制限することができる。
特に、本発明に係る自動掃除システムにおける自走式掃除機100は、検出した仮想壁Wに基づき、その仮想壁Wが延在する方向に沿う仮想線Lを設定することができる。そして、その仮想線Lを越えて移動しないように、自走式掃除機100は制御されるようになっているので、仮想壁形成装置10から離れた位置であって、仮想壁形成装置10から出力された超音波により十分な仮想壁Wが形成されていない位置であっても、自走式掃除機100は、その仮想壁Wや仮想線Lに対応する境界線を越えずに所定範囲内の掃除を行うことができる。
また、自走式掃除機100の移動・進行を妨げる長い境界線を設ける必要がある場合であって、仮想壁形成装置10によって形成する仮想壁Wがその境界線の全域に亘って形成することができない場合であっても、予め仮想壁Wの位置を自走式掃除機100に認識させて、仮想壁Wに基づく仮想線Lを設定させることによって、その仮想線Lによって二分された一方の掃除エリアのみ自走式掃除機100によって掃除し、他方の進入禁止エリアには自走式掃除機100を進入させないようにすることができる。
よって、本発明に係る自動掃除システムは、仮想壁Wや仮想線Lを対応付けた境界線により、所定範囲を定めることによって、自走式掃除機100をその所定範囲内に閉じ込めるようにして、その範囲内の掃除を良好に行うことができるので、仮想壁形成装置10と自走式掃除機100を備える自動掃除システムは、より好適に所定範囲内の掃除を行うことができる自動掃除システムであるといえる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図7(a)、(b)に示すように、仮想壁形成装置11のケース体12に、2つの超音波発信器13a、13b及び2つのホーン部16a、16bを並べて備えるようにしてもよい。
この仮想壁形成装置11は、所定の方向に沿った2つの仮想壁Wa、Wbを形成することができるので、例えば、2つの仮想壁Wa、Wbを合わせたような厚い仮想壁を形成することができる。
また、例えば、仮想壁形成装置11によって形成される一方の仮想壁Waを警告仮想壁とし、他方の仮想壁Wbを本仮想壁とすることによって、自走式掃除機100が警告仮想壁としての仮想壁Waを検出した後に、本仮想壁としての仮想壁Wbを検出したことに伴い、自走式掃除機100が仮想壁(Wa、Wb)に対応する境界線を回避するように移動して自走掃除するようにしてもよい。
また、例えば、自走式掃除機100が一方の仮想壁Wa(警告仮想壁)を検出した後、そのまま前に所定距離(例えば、5cm)進んだ際に、他方の仮想壁Wb(本仮想壁)を検出しない場合に、自走式掃除機100をストップさせるようにしてもよい。この場合、一方の超音波発信器(13a、13b)が壊れるなどして超音波を出力できなくなった際における自走式掃除機100の誤作動を防ぐことができる。
なお、本発明の適用は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明における自走式掃除機を示す斜視図である。 本発明における自走式掃除機の要部構成を示すブロック図である。 本発明における仮想壁形成装置を示す斜視図である。 自走式掃除機が自律走行する部屋の戸口に、仮想壁形成装置が仮想壁を形成した状態を示す説明図である。 自走式掃除機が自律走行する部屋内に、仮想壁形成装置が仮想壁を形成した状態を示す説明図である。 本発明に係る自動掃除システムにおいて、仮想壁形成装置が形成した仮想壁により閉じられた室内を自走式掃除機が掃除する動作に関するフローチャートである。 本発明における仮想壁形成装置の変形例を示す斜視図(a)と、その仮想壁形成装置が形成する仮想壁に関する説明図(b)である。
符号の説明
2 走行部
21L 左輪駆動モータ
21R 右輪駆動モータ
25 超音波センサ(仮想壁検出手段)
3 掃除部
31 ブラシ駆動モータ
33 ファン駆動モータ
34L サイドブラシ
34R サイドブラシ
35L 左サイドブラシ駆動モータ
35R 右サイドブラシ駆動モータ
4 操作部
5 充電部
6 ROM
6a 掃除動作プログラム
6b 仮想壁検出プログラム
6c 仮想線設定プログラム
6d 移動制限プログラム
7 RAM
8 CPU(仮想壁検出手段、仮想線設定手段、移動制限手段)
10、11 仮想壁形成装置(超音波発信装置)
12 ケース体
13、13a、13b 超音波発信器
14 スイッチ
15 ランプ
16、16a、16b ホーン部
100 自走式掃除機
R 部屋
T 戸口
L 仮想線
W、Wa、Wb 仮想壁

Claims (3)

  1. 所定の超音波を発信する超音波発信装置と、超音波を発信する発信部と前記発信部から発信され障害物にて反射された前記超音波を受信する受信部とを備える超音波センサを有し前記障害物を避けて自律走行して走行面を掃除する自走式掃除機と、を備え、前記超音波発信装置により発信される超音波からなる仮想壁を所望する境界に形成し、前記仮想壁により前記自走式掃除機の進行を妨げることによって、前記自走式掃除機を所定範囲内に閉じ込めるようにして、その所定範囲内の掃除を前記自走式掃除機に行わせる自動掃除システムであって、
    前記自走式掃除機は、前記仮想壁を検出する仮想壁検出手段と、
    前記仮想壁検出手段によって検出された前記仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を設定する仮想線設定手段と、
    前記仮想線設定手段によって設定された前記仮想線を越えて移動しないように、当該自走式掃除機の移動を制限する移動制限手段と、
    を備えることを特徴とする自動掃除システム。
  2. 所定の超音波を発信する超音波発信装置と、
    超音波を発信する発信部と前記発信部から発信され障害物にて反射された前記超音波を受信する受信部とを備える超音波センサを有し、前記障害物を避けて自律走行して走行面を掃除する自走式掃除機と、を備え、
    前記超音波発信装置により発信される超音波からなる仮想壁を所望する境界に形成し、前記仮想壁により前記自走式掃除機の進行を妨げることによって、前記自走式掃除機を所定範囲内に閉じ込めるようにして、その所定範囲内の掃除を前記自走式掃除機に行わせることを特徴とする自動掃除システム。
  3. 前記自走式掃除機は、
    前記仮想壁を検出する仮想壁検出手段と、
    前記仮想壁検出手段によって検出された前記仮想壁が延在する方向に沿う仮想線を設定する仮想線設定手段と、
    前記仮想線設定手段によって設定された前記仮想線を越えて移動しないように、当該自走式掃除機の移動を制限する移動制限手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の自動掃除システム。
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