JP2013167728A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Mitsutaka Okita
光隆 沖田
Emi Hyugano
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Abstract

【課題】表示品位の良好な液晶表示装置を製造する。
【解決手段】ポリシリコン半導体層を備えたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に電気的に接続された画素電極と、前記画素電極を覆う第1配向膜と、を備えたアレイ基板と、前記画素電極に対向する対向電極と、前記対向電極を覆う第2配向膜と、を備えた対向基板と、前記第1配向膜と前記第2配向膜との間に保持された液晶層と、前記アレイ基板の外面に配置され第1正面位相差を有する第1位相差構成体と、前記第1位相差構成体に積層され第1吸収軸を有する第1偏光板と、前記対向基板の外面に配置され第2正面位相差を有する第2位相差構成体と、前記第2位相差構成体に積層され前記第1吸収軸とクロスニコルの位置関係の第2吸収軸を有する第2偏光板と、を備え、前記第1正面位相差は、前記第2正面位相差よりも小さい液晶表示装置。
【選択図】 図7

Description

本発明の実施形態は、液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータなどのOA機器やテレビなどの表示装置として各種分野で利用されている。近年では、液晶表示装置は、携帯電話などの携帯端末機器や、カーナビゲーション装置、ゲーム機などの表示装置としても利用されている。
中でも、視野角及び応答速度を改善可能な液晶表示装置として、光学的補償ベンド(Optically Compensated Bend)配向技術を適用したOCBモードの液晶表示装置が注目されている。このようなOCBモードの液晶表示装置は、一対の基板間に所定の電圧を印加した状態でベンド配向した液晶分子を含む液晶層を保持した構成である。このようなOCBモードは、比較的応答速度の高速化が可能であり、さらに液晶分子の配向状態により液晶層を通過する光の複屈折の影響を光学的に自己補償できるため視野角の拡大が可能であるという利点がある。
液晶表示装置には、種々の光学補償を目的として位相差板が適用されることがある。正面方向や斜め方向から観察したときに優れた表示品位を得るために、適用すべき位相差板の構成や組み合わせが検討されている。
特開2007−164125号公報
本実施形態の目的は、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することにある。
本実施形態によれば、
ポリシリコン半導体層を備えたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に電気的に接続された画素電極と、前記画素電極を覆うとともに配向処理された第1配向膜と、を備えたアレイ基板と、前記画素電極に対向する対向電極と、前記対向電極を覆うとともに前記第1配向膜の配向処理方向と平行且つ同じ向きに配向処理された第2配向膜と、を備えた対向基板と、前記第1配向膜と前記第2配向膜との間に保持され、前記画素電極と前記対向電極との間に電界が形成された状態でベンド配向する液晶分子を含む液晶層と、前記アレイ基板の外面に配置され、第1正面位相差を有する第1位相差構成体と、前記第1位相差構成体に積層され、第1吸収軸を有する第1偏光板と、前記対向基板の外面に配置され、第2正面位相差を有する第2位相差構成体と、前記第2位相差構成体に積層され、前記第1吸収軸とクロスニコルの位置関係の第2吸収軸を有する第2偏光板と、を備え、前記第1正面位相差は、前記第2正面位相差よりも小さいことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
図1は、本実施形態における液晶表示装置の構成を概略的に示す平面図である。 図2は、図1に示した液晶表示装置に適用される液晶表示パネルの構造の一例を概略的に示す断面図である。 図3は、図2に示した第1光学素子及び第2光学素子の構成を具体的に示す図である。 図4は、液晶分子の配向状態と基準方位との関係を説明するための図である。 図5は、ポリシリコン半導体層を透過した光の偏光状態の変化を説明するための図である。 図6は、第1正面位相差に対する液晶表示装置のコントラスト比の測定結果を示す図である。 図7は、本実施形態の構成例1、構成例2、及び、比較例のそれぞれの素子構成を説明するための図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態における液晶表示装置1の構成を概略的に示す平面図である。
すなわち、液晶表示装置1は、アクティブマトリクスタイプの液晶表示パネルLPN、液晶表示パネルLPNを照明するバックライトBL、液晶表示パネルLPNに接続された駆動ICチップ2及びフレキシブル配線基板3などを備えている。
液晶表示パネルLPNは、アレイ基板ARと、アレイ基板ARに対向して配置された対向基板CTと、これらのアレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQと、を備えて構成されている。これらのアレイ基板AR及び対向基板CTは、例えば、ガラス基板などの絶縁基板を用いて形成されている。このようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、シール材SEによって貼り合わせられている。液晶層LQは、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に形成されたセルギャップにおいてシール材SEによって囲まれた内側に保持されている。
このような液晶表示パネルLPNは、シール材SEによって囲まれた内側に、画像を表示する略矩形状のアクティブエリアACTを備えている。このアクティブエリアACTは、m×n個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている(但し、m及びnは正の整数である)。駆動ICチップ2及びフレキシブル配線基板3は、アクティブエリアACTよりも外側において、アレイ基板ARに実装されている。
各画素PXの構成は、例えば以下の通りである。アレイ基板ARは、一方向に沿って延在したゲート線GL、ゲート線GLに直交する方向に沿って延在したソース線SL、ゲート線GL及びソース線SLに電気的に接続されたスイッチング素子SW、スイッチング素子SWに電気的に接続された画素電極PEなどを備えている。対向基板CTは、液晶層LQを介して複数の画素電極PEに対して共通に配置されたコモン電位の対向電極CEを備えている。
バックライトBLは、液晶表示パネルLPNのアレイ基板ARと対向する側に配置されている。このようなバックライトBLとしては、種々の形態が適用可能であり、また、光源として発光ダイオードを利用したものや冷陰極管を利用したものなどのいずれでも適用可能であり、詳細な構造については説明を省略する。
図2は、図1に示した液晶表示装置1に適用される液晶表示パネルLPNの構造の一例を概略的に示す断面図である。
アレイ基板ARは、ガラス基板などの光透過性を有する第1絶縁基板10を用いて形成されている。このアレイ基板ARは、第1絶縁基板10の対向基板CTに対向する側に、スイッチング素子SW、画素電極PE、第1配向膜20などを備えている。
スイッチング素子SWは、第1絶縁基板10の上に形成されたポリシリコン半導体層12を備えている。このポリシリコン半導体層12は、チャネル領域12C、ソース領域12S、及び、ドレイン領域12Dを有している。このようなポリシリコン半導体層12は、第1絶縁膜14によって覆われている。なお、第1絶縁基板10とポリシリコン半導体層12との間には絶縁膜であるアンダーコート層が配置されていても良い。
スイッチング素子SWのゲート電極WGは、第1絶縁膜14の上に形成され、ポリシリコン半導体層12のチャネル領域12Cの直上に位置している。このゲート電極WGは、上述したゲート線GLと電気的に接続されている。このようなゲート電極WGは、第2絶縁膜16によって覆われている。
スイッチング素子SWのソース電極WS及びドレイン電極WDは、第2絶縁膜16の上に形成されている。ソース電極WSはソース領域12Sにコンタクトしており、ドレイン電極WDはドレイン領域12Dにコンタクトしている。ソース電極WSは、上述したソース線SLと電気的に接続されている。これらのソース電極WS及びドレイン電極WDは、第3絶縁膜18によって覆われている。
画素電極PEは、第3絶縁膜18の上に形成され、ドレイン電極WDと電気的に接続されている。このような画素電極PEは、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。
アレイ基板ARの対向基板CTと対向する表面、つまり、液晶層LQに接する面は、第1配向膜20によって覆われている。つまり、画素電極PEは、第1配向膜20によって覆われている。また、第1配向膜20は、第3絶縁膜18の上にも配置されている。このような第1配向膜20は、水平配向性を示す材料によって形成され、配向処理されている。
一方、対向基板CTは、光透過性を有する第2絶縁基板30を用いて形成されている。この対向基板CTは、第2絶縁基板30のアレイ基板ARに対向する側に、ブラックマトリクス、カラーフィルタ層、オーバーコート層などの誘電体層34や、対向電極CEなどを備えている。ブラックマトリクスは、詳述しないがゲート線、ソース線、スイッチング素子などの上方に位置し各画素PXを区画する。カラーフィルタ層はブラックマトリクスによって区画された各画素PXに配置されている。オーバーコート層はカラーフィルタ層に積層され、カラーフィルタ層の表面の凹凸の影響を緩和する。
対向電極CEは、誘電体層34の上に配置されている。この対向電極CEは、液晶層LQを介して複数の画素電極PEと対向している(図中では1個の画素電極PEのみと対向した状態を示している)。このような対向電極CEは、ITOやIZOなどの光透過性を有する導電材料によって形成されている。
対向基板CTのアレイ基板ARと対向する表面、つまり液晶層LQに接する面は、第2配向膜36によって覆われている。対向電極CEは、第2配向膜36によって覆われている。このような第2配向膜36は、水平配向性を示す材料によって形成され、配向処理されている。
上述したようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、それぞれの第1配向膜20及び第2配向膜36が対向するように配置されている。このとき、アレイ基板ARの第1配向膜20と対向基板CTの第2配向膜36との間には、図示しないスペーサ(例えば、樹脂材料によって一方の基板と一体的に形成された柱状スペーサ)により、所定のセルギャップが形成されている。
液晶層LQは、上述したセルギャップに封入されている。この液晶層LQは、例えば、正の誘電率異方性を有する液晶材料によって構成されている。
アレイ基板ARの外面、つまり、第1絶縁基板10の外面10Bには、第1光学素子OD1が配置されている。この第1光学素子OD1は、例えば、外面10Bに接着されている。また、対向基板CTの外面、つまり、第2絶縁基板30の外面30Bには、第2光学素子OD2が配置されている。この第2光学素子OD2は、例えば、外面30Bに接着されている。
図3は、図2に示した第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2の構成を具体的に示す図である。なお、ここでは説明に必要な構成のみを図示している。
すなわち、アレイ基板ARを構成する第1絶縁基板10の外面10Bには第1位相差板R1が接着され、第1位相差板R1のバックライトBL側には第2位相差板R2が積層され、さらに、第2位相差板R2のバックライトBL側には第1偏光板PL1が積層されている。つまり、アレイ基板ARと第1偏光板PL1との間には、2枚の位相差板が配置されている。このような第1位相差板R1及び第2位相差板R2は、アレイ基板ARと第1偏光板PL1との間に位置する第1位相差構成体RC1として機能する。
対向基板CTを構成する第2絶縁基板30の外面30Bには第3位相差板R3が接着され、第3位相差板R3の表示面側(液晶表示パネルLPNを挟んでバックライトBLとは反対側)には第4位相差板R4が積層され、さらに、第4位相差板R4の表示面側には第2偏光板PL2が積層されている。つまり、対向基板CTと第2偏光板PL2との間には、2枚の位相差板が配置されている。このような第3位相差板R3及び第4位相差板R4は、対向基板CTと第2偏光板PL2との間に位置する第2位相差構成体RC2として機能する。
例えば、第1位相差構成体RC1及び第2位相差構成体RC2は、それぞれ正面位相差(あるいは面内位相差)を有する位相差板を含んでいる。第1位相差構成体RC1が有する第1正面位相差Re1とは、アレイ基板ARと第1偏光板PL1との間に位置するすべての位相差板などの光学素子における正面位相差の総和に相当する。同様に、第2位相差構成体RC2が有する第2正面位相差Re2とは、対向基板CTと第2偏光板PL2との間に位置するすべての位相差板などの光学素子における正面位相差の総和に相当する。
第1配向膜20は第1配向処理方向L1に配向処理され、第2配向膜36は第2配向処理方向L2に配向処理されている。第1配向膜20及び第2配向膜36の配向処理については、例えば、ラビング処理や光配向処理などの手法が適用可能である。図示した例では、第1配向処理方向L1と第2配向処理方向L2とは、平行且つ同じ向きに設定されている。
液晶層LQに電圧が印加されていない状態(つまり、画素電極PEと対向電極CEとの間に電界が形成されていない状態)では、液晶分子LMは、第1配向膜20及び第2配向膜36による配向規制力により、スプレイ配向している。
図4に示すように、OCBモードでは、画素電極PEと対向電極CEとの間に所定のバイアス電圧を印加(低電圧印加)することで液晶分子LMの配向状態は、スプレイ配向からベンド配向に転移する。液晶分子LMがベンド配向した状態からさらに高い電圧(高電圧印加)を印加することで、液晶分子LMは、基板表面に対して略垂直に立ち上がるように配向する。
ノーマリーホワイトモードにおいては、低電圧印加時に、第1光学素子OD1を通過した所定の偏光状態のバックライト光は、液晶層LQを通過する際にλ/2の位相差を受け、第2光学素子OD2を透過する(白表示)。また、高電圧印加時には、第1光学素子OD1を通過した所定の偏光状態のバックライト光は、液晶層LQを通過する際に、偏光状態をほとんど変えず、第2光学素子OD2の第2偏光板PL2で吸収される(黒表示)。つまり、黒表示を実現するために液晶層LQに印加される高電圧(あるいは、画素電極PEと対向電極CEとの間に電界を形成するための高電圧)が黒表示電圧に相当し、上記の高電圧印加時とは液晶層LQに黒表示電圧が印加された状態に相当する。
ところで、OCBモードでは、液晶層LQに黒表示電圧を印加した際、ほとんどの液晶分子LMは立ち上がるが、第1配向膜20付近あるいは第2配向膜36付近の液晶分子LMは完全に立ち上がらないため、液晶層LQに正面位相差が残る現象が生ずる。黒表示電圧を印加した際に液晶層LQに残る正面位相差を残留正面位相差と称する。このような残留正面位相差がある状態では、正面方向で観察した際の黒表示の輝度が十分に低下せず、コントラスト比の低下を招く。このため、液晶層LQの残留正面位相差を光学補償するような正面位相差を有する位相差板を適用することにより、黒表示の輝度を十分に低下させることができ、正面方向でのコントラスト比の低下を抑制することが可能である。
つまり、残留正面位相差を有する液晶層LQは、第1配向処理方向L1及び第2配向処理方向L2に遅相軸を有する位相差板とみなすことができる。
図4に示した例では、対向基板CT側から液晶表示装置を観察したとき、アレイ基板AR(または対向基板CT)の主面に平行な平面内において、便宜上、互いに直交するX軸及びY軸を定義し、この平面の法線方向をZ軸と定義する。面内とは、X軸及びY軸で規定されるX−Y平面内に相当する。ここで、X軸は、第1配向処理方向L1及び第2配向処理方向L2と平行な方向に設定し、第1配向処理方向L1及び第2配向処理方向L2の向きを基準方位(0°)とする。液晶分子LMは、X−Z平面内でベンド配向する。このような液晶分子LMを含む液晶層LQは、X軸に平行な遅相軸を有する位相差板とみなされる。
このような液晶層LQに対しては、第1配向処理方向L1及び第2配向処理方向L2に直交する遅相軸を有する位相差板を適用し、その正面位相差が残留正面位相差と略同等であれば、残留正面位相差を光学補償する(つまり、残留正面位相差をキャンセルする)ことが可能である。
図4に示した例では、X軸と平行な遅相軸を有する位相差板とみなした液晶層LQに対して、正面位相差を持った位相差板をその遅相軸がX軸と平行となるように配置した場合には、位相差板の正面位相差は液晶層LQの残留正面位相差に加算されることとなり、正面位相差を持った位相差板をその遅相軸がX軸と直交するように配置した場合には、位相差板の正面位相差は液晶層LQの残留正面位相差から減算されることとなる。
つまり、残留正面位相差を光学補償するための正面位相差は、遅相軸の軸角度が90°となるように配置された位相差板によってもたらされる。なお、以下で述べる軸角度とは、偏光板についてはその吸収軸が基準方位(X軸)に対して反時計回りになす角度であり、位相差板についてはその遅相軸が基準方位(X軸)に対して反時計回りになす角度であるものとする。
本実施形態においては、液晶層LQの残留正面位相差は、第1位相差構成体RC1の第1正面位相差Re1及び第2位相差構成体RC2の第2正面位相差Re2の総和によって光学補償される。ここでは、残留正面位相差が例えば60nmである場合について光学補償の一例を述べる。
第1位相差構成体RC1が20nmの第1正面位相差Re1を有する位相差板を含みその遅相軸の軸角度が90°に設定され、また、第2位相差構成体RC2が40nmの第2正面位相差Re2を有する位相差板を含みその遅相軸の軸角度が90°に設定されることで、60nmの残留正面位相差を光学補償することができる。
また、第1位相差構成体RC1が30nmの第1正面位相差Re1を有する位相差板を含みその遅相軸の軸角度が0°に設定され、また、第2位相差構成体RC2が90nmの第2正面位相差Re2を有する位相差板を含みその遅相軸の軸角度が90°に設定されることでも、60nmの残留正面位相差を光学補償することができる。
このとき、残留正面位相差を光学補償するための正面位相差は、原理上、第1正面位相差Re1と第2正面位相差Re2とでどのように配分しても良いはずである。しかしながら、発明者は、図2などを参照して説明した液晶表示パネルLPNを適用した場合、第1正面位相差Re1と第2正面位相差Re2との配分の仕方によって、コントラスト比が異なることを見出した。より具体的には、第1正面位相差Re1が小さいほど高いコントラスト比が得られ、逆に、第1正面位相差Re1が大きいほどコントラスト比が低くなる現象が確認された。このようにコントラスト比が低くなる現象をさらに詳細に検討したところ、画素PXのうち、スイッチング素子SWの周辺で光漏れが確認され、その原因がポリシリコン半導体層12の位相差の影響であることを突き止めた。
すなわち、バックライト光は、第1光学素子OD1を通過した際に第1正面位相差Re1の影響を受けて偏光状態が変化する。第1光学素子OD1において、例えば、第1偏光板PL1の第1吸収軸A1と遅相軸とのなす角度が45°となる条件下で、第1偏光板PL1を通過した直線偏光がλ/4に相当する第1正面位相差Re1の影響を受けると、円偏光になる(但し、λは光学素子を通過する光の波長である)。第1正面位相差Re1が比較的大きい場合には、第1偏光板PL1を通過した直線偏光は円偏光に近い楕円偏光となり、また、第1正面位相差Re1が比較的小さい場合には、第1偏光板PL1を通過した直線偏光は直線偏光に近い楕円偏光となる。
このような第1光学素子OD1を通過した所定の偏光状態の光は、アレイ基板ARから液晶表示パネルLPNに入射した際に、種々のパスを通って液晶層LQを通過し、さらに、対向基板CTを通過して第2光学素子OD2に至る。上記の通り、高電圧印加時には、第1光学素子OD1を通過した所定の偏光状態の光は、液晶層LQを通過する際にほとんど偏光状態を変えずに第2光学素子OD2に至り、第2偏光板PL2によって吸収される。ところが、第1光学素子OD1を通過した所定の偏光状態の光のうち、ポリシリコン半導体層12を透過した光は、ポリシリコン半導体層12の正面位相差の影響を受けてその偏光状態が変化する。このような光がアレイ基板ARを構成する薄膜間の界面で多重反射されるなどして第2光学素子OD2に到達しても、第2偏光板PL2で吸収しきれず、一部の光が漏れる。このため、第1光学素子OD1を通過した光がポリシリコン半導体層12を透過しても、偏光状態の変化が小さい条件を見出す必要がある。
発明者が検討したところでは、円偏光に近い楕円偏光ほどポリシリコン半導体層12を透過した際の偏光状態の変化が大きく、逆に、直線偏光に近い楕円偏光ほどポリシリコン半導体層12を透過した際の偏光状態の変化が小さいことを見出した。つまり、第1正面位相差Re1が小さい場合ほど、ポリシリコン半導体層12の位相差の影響を受けにくくなることが見出された。
図5の(a)で示した例では、円偏光は、ポリシリコン(p−Si)半導体層12の正面位相差の影響を受けて、楕円偏光となり、その偏光状態は大きく変化する。これに対して、図5の(b)で示した例では、直線偏光に近い楕円偏光は、ポリシリコン(p−Si)半導体層12の正面位相差の影響を受けても、依然として直線偏光に近い楕円偏光であり、その偏光状態の変化は小さい。
したがって、第1正面位相差Re1はより小さいことが望ましい。また、第1正面位相差Re1と第2正面位相差Re2とを比較した場合には、第1正面位相差Re1が第2正面位相差Re2よりも小さいことが望ましい。さらには、第1正面位相差Re1は、30nm以下であることがより望ましい。なお、第1正面位相差Re1が0nmである場合は、第1位相差構成体RC1が正面位相差を有する位相差板を含まない場合に相当する。
次に、以下に示す実験を行った。
すなわち、液晶層LQの残留正面位相差が60nmの液晶表示パネルLPNと第1偏光板PL1との間に第1位相差構成体RC1を配置し、液晶表示パネルLPNと第2偏光板PL2との間に第2位相差構成体RC2を配置した構成の液晶表示装置のサンプルを用意した。そして、このような構成の液晶表示装置の正面方向でのコントラスト比を測定した。このコントラスト比の測定は、第1位相差構成体RC1の第1正面位相差Re1が0nmから150nmまでの範囲で、第1位相差構成体RC1と第2位相差構成体RC2との組み合わせを変えて行った。なお、いずれの第1位相差構成体RC1と第2位相差構成体RC2との組み合わせにおいても、それらのトータルの正面位相差(第1正面位相差Re1と第2正面位相差Re2との総和)は残留正面位相差をキャンセルするように設定されている。
図6は、第1正面位相差に対する液晶表示装置のコントラスト比の測定結果を示す図である。図中の横軸は第1正面位相差(nm)であり、図中の縦軸は測定したコントラスト比である。
この測定結果によれば、第1正面位相差が30nm以下の範囲では、約1000:1のコントラスト比が得られることが確認された。また、この測定結果によれば、第1正面位相差が30nmを超えると、コントラスト比が急激に低下する傾向があることも確認された。なお、発明者は、液晶層LQの残留正面位相差が60nmではない条件でも同様の実験を行ったが、コントラスト比の測定結果は図6に示した場合と同様の傾向が確認された。つまり、残留正面位相差の大きさにかかわらず、第1正面位相差を30nm以下の範囲とすることで高いコントラスト比が得られることが確認された。但し、液晶層LQの残留正面位相差(あるいは、第1位相差構成体RC1及び第2位相差構成体RC2のトータルの正面位相差)は、コントラスト比の観点から60nm以下であることが望ましい。
次に、本実施形態の構成例と比較例について説明する。
図7は、本実施形態の構成例1、構成例2、及び、比較例のそれぞれの素子構成を説明するための図である。なお、図中の正面位相差Reは、式:Re=(nx−ny)・dで定義される。また、図中の厚み方向位相差Rthは、式:Rth=(nx−nz)・dで定義される。ここで、nxは位相差板の遅相軸方向の屈折率であり、nyは位相差板の進相軸方向の屈折率であり、nzは位相差板の厚み方向の屈折率であり、d(nm)は位相差板の厚みである。遅相軸とは位相差板の面内で屈折率が最大になる方向であり、進相軸とは位相差板の面内で遅相軸と直交する方向である。正面位相差Re及び厚み方向位相差Rthは、波長550nmの光に対する値である。図中の軸角度は、上記の通り、第1配向膜20及び第2配向膜36の配向処理方向を基準方位(0°)としたときの角度である。
構成例1、構成例2、及び、比較例のいずれにおいても、セルギャップdが4.2μmであり、液晶分子LMのプレチルト角Θpが7°である。液晶層LQにおける残留正面位相差は60nmである。第1偏光板PL1の第1吸収軸A1及び第2偏光板PL2の第2吸収軸A2は、クロスニコルの位置関係にある。第1偏光板PL1は、第1吸収軸A1の軸角度が45°となる方位に設定される。第2偏光板PL2は、第2吸収軸A2の軸角度が135°となる方位に設定される。
≪構成例1≫
第1位相差板R1は、その遅相軸の軸角度が90°となる方位に設定される。この第1位相差板R1は、20nmの正面位相差Reを有するとともに、10nmの厚み方向位相差Rthを有している。第2位相差板R2は、正面位相差は有しておらず、−236nmの厚み方向位相差Rthを有している。つまり、液晶層LQと第1偏光板PL1との間に位置する第1位相差構成体RC1の第1正面位相差Re1は20nmである。
第3位相差板R3は、その遅相軸の軸角度が90°となる方位に設定される。この第3位相差板R3は、40nmの正面位相差Reを有するとともに、20nmの厚み方向位相差Rthを有している。第4位相差板R4は、正面位相差は有しておらず、−236nmの厚み方向位相差Rthを有している。つまり、液晶層LQと第2偏光板PL2との間に位置する第2位相差構成体RC2の第2正面位相差Re2は40nmである。
第1位相差板R1の遅相軸及び第3位相差板の遅相軸は、いずれも第1配向膜20及び第2配向膜36の配向処理方向に対して直交している。このため、液晶層LQの残留正面位相差をキャンセルするためには、第1正面位相差Re1(=20nm)と第2正面位相差Re2(=40nm)との和が残留正面位相差(=60nm)と略等しくなるように設定される。
このような構成例1によれば、第1正面位相差Re1が第2正面位相差Re2よりも小さく、また、第1正面位相差Re1が30nm以下であるため、液晶表示装置の正面方向において、1000:1以上のコントラスト比を得ることができた。
≪構成例2≫
第1位相差板R1は、その遅相軸の軸角度が0°となる方位に設定される。この第1位相差板R1は、30nmの正面位相差Reを有するとともに、15nmの厚み方向位相差Rthを有している。第2位相差板R2は、正面位相差は有しておらず、−236nmの厚み方向位相差Rthを有している。つまり、液晶層LQと第1偏光板PL1との間に位置する第1位相差構成体RC1の第1正面位相差Re1は30nmである。
第3位相差板R3は、その遅相軸の軸角度が90°となる方位に設定される。この第3位相差板R3は、90nmの正面位相差Reを有するとともに、45nmの厚み方向位相差Rthを有している。第4位相差板R4は、正面位相差は有しておらず、−236nmの厚み方向位相差Rthを有している。つまり、液晶層LQと第2偏光板PL2との間に位置する第2位相差構成体RC2の第2正面位相差Re2は90nmである。
第1位相差板R1の遅相軸は配向処理方向に平行であり、第3位相差板の遅相軸は配向処理方向に対して直交している。このため、液晶層LQの残留正面位相差をキャンセルするためには、第2正面位相差Re2(=90nm)と第1正面位相差Re1(=30nm)との差が残留正面位相差(=60nm)と略等しくなるように設定される。
このような構成例2によれば、第1正面位相差Re1が第2正面位相差Re2よりも小さく、また、第1正面位相差Re1が30nm以下であるため、液晶表示装置の正面方向において、1000:1以上のコントラスト比を得ることができた。
≪比較例≫
第1位相差板R1は、その遅相軸の軸角度が90°となる方位に設定される。この第1位相差板R1は、60nmの正面位相差Reを有するとともに、210nmの厚み方向位相差Rthを有している。第2位相差板R2は、その遅相軸が0°となる方位に設定される。この第2位相差板R2は、178nmの正面位相差は有するとともに、85nmの厚み方向位相差Rthを有している。つまり、液晶層LQと第1偏光板PL1との間に位置する第1位相差構成体RC1の第1正面位相差Re1は、−118nm(=60nm−178nm)である。
第3位相差板R3は、その遅相軸の軸角度が90°となる方位に設定される。この第3位相差板R3は、118nmの正面位相差Reを有するとともに、300nmの厚み方向位相差Rthを有している。第4位相差板R4は、その遅相軸の軸角度が90°となる方位に設定される。この第4位相差板R4は、60nmの正面位相差Reを有するとともに、30nmの厚み方向位相差Rthを有している。つまり、液晶層LQと第2偏光板PL2との間に位置する第2位相差構成体RC2の第2正面位相差Re2は、178nm(=118nm+60nm)である。
これらの第1正面位相差Re1と第2正面位相差Re2との総和は60nmであり、液晶層LQの残留正面位相差(=60nm)と略等しくなるように設定されている。
しかしながら、このような比較例によれば、第1正面位相差Re1が30nmを越えるため、液晶表示装置の正面方向において、500:1程度のコントラスト比しか得られなかった。
なお、上記した厚み方向位相差Rthは一例であって、要求される視野角特性に応じて種々変更が可能である。
また、上記の第1位相差構成体RC1は、上記の第1位相差板R1と第2位相差板R2との組み合わせに限らず、例えば、1枚の二軸位相差板に置き換えることができる。同様に、上記の第2位相差構成体RC2は、上記の第3位相差板R3と第4位相差板R4との組み合わせに限らず、例えば、1枚の二軸位相差板に置き換えることができる。また、第1位相差構成体RC1及び第2位相差構成体RC2は、いずれも2枚の位相差板の組み合わせに限らず、3枚以上の位相差板を組み合わせても良い。
また、上記した例では、OCBモードの液晶表示装置について説明したが、これに限らず、電界制御複屈折(ECB)モードにおいて正面位相差を有する位相差板を用いて黒表示電圧を制御する表示モードにおいては、本実施形態が適用可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…液晶表示装置
LPN…液晶表示パネル AR…アレイ基板 CT…対向基板 LQ…液晶層
SW…スイッチング素子 PE…画素電極 CE…対向電極
20…第1配向膜 36…第2配向膜 LM…液晶分子
OD1…第1光学素子 RC1…第1位相差構成体
PL1…第1偏光板 R1…第1位相差板 R2…第2位相差板
OD2…第2光学素子 RC2…第2位相差構成体
PL2…第2偏光板 R3…第3位相差板 R4…第4位相差板

Claims (5)

  1. ポリシリコン半導体層を備えたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に電気的に接続された画素電極と、前記画素電極を覆うとともに配向処理された第1配向膜と、を備えたアレイ基板と、
    前記画素電極に対向する対向電極と、前記対向電極を覆うとともに前記第1配向膜の配向処理方向と平行且つ同じ向きに配向処理された第2配向膜と、を備えた対向基板と、
    前記第1配向膜と前記第2配向膜との間に保持され、前記画素電極と前記対向電極との間に電界が形成された状態でベンド配向する液晶分子を含む液晶層と、
    前記アレイ基板の外面に配置され、第1正面位相差を有する第1位相差構成体と、
    前記第1位相差構成体に積層され、第1吸収軸を有する第1偏光板と、
    前記対向基板の外面に配置され、第2正面位相差を有する第2位相差構成体と、
    前記第2位相差構成体に積層され、前記第1吸収軸とクロスニコルの位置関係の第2吸収軸を有する第2偏光板と、を備え、
    前記第1正面位相差は、前記第2正面位相差よりも小さいことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第1正面位相差は、30nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1正面位相差及び前記第2正面位相差は、前記液晶層に黒表示電圧が印加された状態での前記液晶層の残留正面位相差をキャンセルするように設定されたことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第1位相差構成体の遅相軸、及び、前記第2位相差構成体の遅相軸は、いずれも前記第1配向膜及び前記第2配向膜の配向処理方向に対して直交し、
    前記第1正面位相差と前記第2正面位相差との和は、前記液晶層に黒表示電圧が印加された状態での前記液晶層の残留正面位相差と略等しいことを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第1位相差構成体の遅相軸は前記第1配向膜及び前記第2配向膜の配向処理方向に平行であり、前記第2位相差構成体の遅相軸は前記第1配向膜及び前記第2配向膜の配向処理方向に対して直交し、
    前記第1正面位相差と前記第2正面位相差との差は、前記液晶層に黒表示電圧が印加された状態での前記液晶層の残留正面位相差と略等しいことを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
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