JP5514410B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液晶表示装置に係り、特に、直線偏光主導型の電界制御複屈折(ECB;Electrically Controlled Birefringence)モードの液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータなどのOA機器やテレビなどの表示装置として各種分野で利用されている。近年では、液晶表示装置は、携帯電話などの携帯端末機器や、カーナビゲーション装置、ゲーム機などの表示装置としても利用されている。
このような液晶表示装置においては、視野角の拡大が望まれている。
例えば、特許文献1には、液晶分子のねじれ角がゼロ度であって且つホモジニアス配向したECB方式を利用した表示方式を採用し、液晶セルの両側に偏光板を備え、且つ、一方の偏光板と液晶セルとの間に第1の光学異方性層及び第2の光学異方性層を備えた透過型液晶表示装置が開示されている。特に、第1の光学異方性層は、ネマティックハイブリッド配向構造を固定化した液晶フィルムから構成されている。
特開2007−316211号公報
特許文献1に記載された構成のように、直線偏光を利用したECBモードにおいて、視野角拡大効果を狙って配置した液晶フィルムは高価であり、コストアップの要因となっている。
また、ECBモードにおいては、リタデーションの設計が極めて重要である。特に、液晶フィルムのリタデーションは、固定化された液晶分子の配向状態などに基づいて決定されるが、所望の配向状態が得られなかった場合などには設計値から大幅にずれるおそれがある。このような場合、ECBモードでは、表示に悪影響を及ぼす。
液晶表示装置として組み立てられた後の表示性能評価で、液晶層を含む位相差板が所望のリタデーションを有していないことに起因してNG判定となった場合には、位相差板の貼り替えが必要となる。
液晶セルの後方(つまりバックライト側)に液晶フィルムを配置した構成では、液晶フィルムがバックライトに貼り付けられているため、貼り替えが必要となった液晶フィルムを含む光学素子はバックライトから剥がす必要がある。光学素子とバックライトとは両面テープなどで強固に接着されていることが多いため、光学素子が剥がされた後のバックライトは再利用できないことが多い。バックライトは、液晶表示装置の構成部品の中でも比較的高価であるため、再利用できない場合には、歩留まりの低下及び製造コストの増大を招くおそれがある。
さらに、上述した液晶フィルムは、比較的波長分散が大きいといった特性を有している。つまり、透過する光の波長によっては付与するリタデーションが理想値よりも大きく異なることがある。このため、例えば表示モードがノーマリホワイトの構成において、黒を表示した際に青に色づき、表示品位の劣化を招くおそれがある。
この発明は、上記した課題に鑑みなされたものであって、その目的は、コストの低減が可能であるとともに表示品位の良好な液晶表示装置を提供することにある。
この発明の第1態様による液晶表示装置は、
第1基板と第2基板との間に液晶層を保持した構成の液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルを前記第1基板側から照明するバックライトと、
前記液晶表示パネルと前記バックライトとの間に配置された第1偏光板と、
前記液晶表示パネルの前記第2基板側に配置された第2偏光板と、
前記液晶表示パネルと前記第2偏光板との間において、その遅相軸が前記液晶層に含まれる液晶分子の配向方向に対して直交するように配置された第1位相差板と、
を備えた直線偏光主導型のECBモードの液晶表示装置であって、
前記第1偏光板の吸収軸と前記第2偏光板の吸収軸とが直交し、
表示モードは、前記液晶表示パネルの前記液晶層に電界が印加されていない無電界時に黒を表示するノーマリブラックであり、
前記第1位相差板は、2軸の屈折率異方性を有し、無電界時における前記液晶層のリタデーションと略同等の面内リタデーションを有することを特徴とする。
この発明の第2態様による液晶表示装置は、
第1基板と第2基板との間に液晶層を保持した構成の液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルを前記第1基板側から照明するバックライトと、
前記液晶表示パネルと前記バックライトとの間に配置された第1偏光板と、
前記液晶表示パネルの前記第2基板側に配置された第2偏光板と、
前記液晶表示パネルと前記第2偏光板との間に配置されたAプレート相当の第1位相差板と、
前記液晶表示パネルと前記第1位相差板との間に配置されたCプレート相当の第2位相差板と、
を備えた直線偏光主導型のECBモードの液晶表示装置であって、
前記第1偏光板の吸収軸と前記第2偏光板の吸収軸とが直交し、
表示モードは、前記液晶表示パネルの前記液晶層に電界が印加されていない無電界時に黒を表示するノーマリブラックであり、
前記第1位相差板は、その遅相軸が前記液晶層に含まれる液晶分子の配向方向に対して直交するように配置され、しかも、無電界時における前記液晶層のリタデーションと略同等の面内リタデーションを有することを特徴とする。
この発明によれば、コストの低減が可能であるとともに表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
すなわち、直線偏光主導型のECBモードの液晶表示装置であって、表示モードがノーマリブラックである構成において、第1位相差板は、2軸の屈折率異方性を有し、しかも、無電界時における液晶層のリタデーションと略同等の面内リタデーションを有している。このような第1位相差板は、その遅相軸が液晶層に含まれる液晶分子の配向方向に対して直交するように配置されている。
このため、無電界時においては、液晶層におけるリタデーションが第1位相差板の面内リタデーションによってキャンセルされる。したがって、第1偏光板を通過した直線偏光は、その偏光状態を維持して第1位相差板を通過し、第1偏光板の吸収軸と直交する吸収軸の第2偏光板によって吸収される。これにより、表示品位の良好な黒表示が可能となる。
しかも、第1位相差板は2軸の屈折率異方性を有しているため、正面方向から観察した場合のみならず、斜め方向から観察した場合においても光学補償の関係が維持され、視野角を拡大することが可能となる。
このように、高価な液晶フィルムを用いることなく、コントラスト比の向上、視野角の拡大が可能となり、良好な表示品位が実現できる。
以下、この発明の一実施の形態に係る液晶表示装置について図面を参照して説明する。ここでは、バックライト光を選択的に透過して画像を表示する透過表示部を備えた液晶表示装置を例に説明する。
図1及び図2に示すように、液晶表示装置は、例えばアクティブマトリクスタイプのカラー液晶表示装置であって、透過型の液晶表示パネルLPNを備えている。この液晶表示パネルLPNは、アレイ基板(第1基板)ARと、アレイ基板ARに対向して配置された対向基板(第2基板)CTと、これらのアレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQと、を備えて構成されている。
また、この液晶表示装置は、液晶表示パネルLPNの一方の外面(すなわちアレイ基板ARの液晶層LQと接触する面とは反対側の面)に設けられた第1光学素子OD1、及び、液晶表示パネルLPNの他方の外面(すなわち対向基板CTの液晶層LQと接触する面とは反対側の面)に設けられた第2光学素子OD2を備えている。さらに、この液晶表示装置は、第1光学素子OD1側から液晶表示パネルLPNを照明するバックライトBLを備えている。
このような液晶表示パネルLPNは、画像を表示する表示領域DSPを備えている。表示領域DSPは、m×n個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている。
アレイ基板ARは、ガラス板や石英板などの光透過性を有する絶縁基板10を用いて形成されている。すなわち、このアレイ基板ARは、表示領域DSPにおいて、絶縁基板10の一方の主面(つまり、液晶層LQと対向する面)に、画素毎に配置されたm×n個の画素電極EP、これらの画素電極EPの行方向に沿ってそれぞれ形成されたn本の走査線Y(Y1〜Yn)、これらの画素電極EPの列方向に沿ってそれぞれ形成されたm本の信号線X(X1〜Xm)、各画素PXにおいて走査線Yと信号線Xとの交差部を含む領域に配置されたm×n個のスイッチング素子Wなどを有している。
アレイ基板ARは、さらに、表示領域DSPの周辺の駆動回路領域DCTにおいて、n本の走査線Yに接続された走査線ドライバYDを構成する少なくとも一部、及び、m本の信号線Xに接続された信号線ドライバXDを構成する少なくとも一部を備えている。走査線ドライバYDは、コントローラCNTによる制御に基づいてn本の走査線Yに順次走査信号(駆動信号)を供給する。また、信号線ドライバXDは、コントローラCNTによる制御に基づいて各行のスイッチング素子Wが走査信号によってオンするタイミングでm本の信号線Xに映像信号(駆動信号)を供給する。これにより、各行の画素電極EPは、対応するスイッチング素子Wを介して供給される映像信号に応じた画素電位にそれぞれ設定される。
各スイッチング素子Wは、例えば、nチャネルの薄膜トランジスタ(TFT)によって構成され、絶縁基板10の上に配置された半導体層12を備えている。この半導体層12は、例えば、ポリシリコンやアモルファスシリコンなどによって形成可能であり、ここではポリシリコンによって形成されている。半導体層12は、チャネル領域12Cを挟んだ両側にそれぞれソース領域12S及びドレイン領域12Dを有している。この半導体層12は、ゲート絶縁膜14によって覆われている。
スイッチング素子Wのゲート電極WGは、走査線Yに接続されている(あるいは走査線Yと一体的に形成されている)。ゲート電極WG及び走査線Yは、ともにゲート絶縁膜14上に配置されている。これらのゲート電極WG、及び、走査線Yは、層間絶縁膜16によって覆われている。
スイッチング素子Wのソース電極WS及びドレイン電極WDは、層間絶縁膜16上においてゲート電極WGの両側に配置されている。ソース電極WSは、信号線Xに接続される(あるいは信号線Xと一体に形成される)とともに、半導体層12のソース領域12Sにコンタクトしている。ドレイン電極WDは、画素電極EPに接続される(あるいは画素電極EPと一体に形成される)とともに、半導体層12のドレイン領域12Dにコンタクトしている。これらのソース電極WS、ドレイン電極WD、及び信号線Xは、有機絶縁膜18によって覆われている。
画素電極EPは、有機絶縁膜18上に配置され、有機絶縁膜18に形成されたコンタクトホールを介してドレイン電極WDと電気的に接続されている。この画素電極EPは、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。すべての画素PXに対応した画素電極EPは、配向膜20によって覆われている。
一方、対向基板CTは、ガラス板や石英板などの光透過性を有する絶縁基板30を用いて形成されている。すなわち、この対向基板CTは、表示領域DSPにおいて、絶縁基板30の一方の主面(つまり、液晶層30と対向する面)に、対向電極ETなどを備えている。対向電極ETは、複数の画素電極EPに対向するように配置されている。この対向電極ETは、ITOなどの光透過性を有する導電材料によって形成されている。また、この対向電極ETは、配向膜36によって覆われている。
カラー表示タイプの液晶表示装置は、各画素に対応して液晶表示パネルLPNの内面に設けられたカラーフィルタ層34を備えている。図2に示した例では、カラーフィルタ層34は、対向基板CTに設けられている。カラーフィルタ層34は、互いに異なる複数の色、例えば赤色、青色、緑色といった3原色にそれぞれ着色された着色樹脂によって形成されている。赤色着色樹脂、青色着色樹脂、及び緑色着色樹脂は、それぞれ赤色画素、青色画素、及び緑色画素に対応して配置されている。なお、このようなカラーフィルタ層34は、アレイ基板AR側に配置しても良い。
このような対向基板CTと、上述したようなアレイ基板ARとをそれぞれの配向膜20及び配向膜36を対向するように配置したとき、両者の間に配置された図示しないスペーサ(例えば、樹脂材料によって一方の基板と一体的に形成された柱状スペーサ)により、所定のギャップが形成される。なお、配向膜20及び配向膜36のそれぞれのラビング方向は互いに平行であり、逆向きである。これらのアレイ基板AR及び対向基板CTは、シール材によって貼り合わせられている。
液晶層LQは、これらのアレイ基板ARの配向膜20と対向基板CTの配向膜36との間に形成されたギャップに封入された液晶分子40を含む液晶組成物によって構成されている。この実施の形態では、ECBモードを採用しており、液晶層LQは、ツイスト角が0degのホモジニアス配向した液晶分子40を含んでいる。
この実施の形態に係る液晶表示装置において、第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2は、これらを通過した光の偏光状態を制御する。
すなわち、図3及び図4に示すように、第1光学素子OD1は、第1偏光板PL1のみによって構成されている。つまり、第1偏光板PL1は、液晶表示パネルLPNとバックライトBLとの間に配置されている。この第1偏光板PL1は、アレイ基板ARを構成する絶縁基板10の外面に接着されている。
第2光学素子OD2は、第2偏光板PL2と、第1位相差板RF1とによって構成されている。第2偏光板PL2は、液晶表示パネルLPNの対向基板側に配置されている。第1位相差板RF1は、液晶表示パネルLPNと第2偏光板PL2との間に配置されている。この第1位相差板RF1は、対向基板CTを構成する絶縁基板30に接着されている。また、第2偏光板PL2は、第1位相差板RF1の上に接着されている。
ここで適用される第1偏光板PL1及び第2偏光板PL2は、光の進行方向に直交する平面内において、互いに直交する吸収軸及び透過軸を有している。このような偏光板は、ランダムな方向の振動面を有する光から、透過軸と平行な1方向の振動面を有する光すなわち直線偏光の偏光状態を有する光を取り出すものである。
ここで適用される第1位相差板RF1は、光学的に異方性を有する位相差板であり、例えばシクロオレフィン系ポリマーなどを用いた高分子延伸フィルムによって構成されている。この第1位相差板RF1は、互いに直交する遅相軸及び進相軸を有しており、所定の面内リタデーションを有している。
屈折率異方性を有する液晶分子40の配列が印加電圧に応じて変化する液晶層LQや、屈折率異方性を有する位相差板において、複屈折を議論する上では、相対的に屈折率の大きな軸が遅相軸に対応し、相対的に屈折率の小さな軸が進相軸に対応する。遅相軸は、異常光線の振動面と一致するものとする。進相軸は、常光線の振動面と一致するものとする。
液晶層LQを通過する常光線及び異常光線の屈折率をそれぞれno及びneとし、それぞれの光線の進行方向に沿った液晶層LQの厚さをdとしたとき、液晶層LQの位相差(リタデーション)は、Δn・d(nm)=(ne×d−no×d)で定義される(つまり、Δn=ne−no)。
位相差板については、互いに直交する3つの軸に対応した主屈折率を適用し、位相差板の面内での互いに直交する軸に対応した主屈折率をそれぞれnx及びnyとし、その法線方向(すなわち位相差板の厚み方向)の軸に対応した主屈折率をnzとしたとき、位相差板の厚みをdとすると、位相差板の正面位相差あるいは面内リタデーション(Re)は、Re=(nx−ny)×dで定義される。また、位相差板の厚み方向のリタデーション(Rth)は、Rth=(nz−(nx+ny)/2)×dで定義される。
この実施の形態において、第1位相差板RF1は、光学的に正の2軸の屈折率異方性を有している。すなわち、第1位相差板RF1は、液晶層LQに電界が印加されていない無電界時における液晶層LQのリタデーションRと略同等の面内リタデーションRe(つまりAプレート相当のリタデーション)を有している。このような第1位相差板RF1は、液晶表示パネルLPNと第2偏光板PL2との間において、その遅相軸D1が液晶層LQに含まれる液晶分子40の配向方向に対して直交するように配置されている。
なお、第1位相差板RF1の面内リタデーションReは、透過する光に対して1/2波長に相当する。例えば、第1位相差板RF1は、自身を透過する波長560nmの光に対して1/2波長に相当する280nmのリタデーションを付与する。
また、この第1位相差板RF1は、上述した面内リタデーションReに加えて、厚み方向のリタデーションRth(つまりポジティブCプレート相当のリタデーション)を有している。
ここで、第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2の液晶表示パネルLPNへの具体的な配置について説明する。
ここでは、対向基板CT側から液晶表示装置を観察した場合のアレイ基板AR(または対向基板CT)の主面に平行な平面内において、便宜上、互いに直交するX軸及びY軸を定義し、この平面の法線方向(あるいは光の進行方向)をZ軸と定義する。面内とは、X軸及びY軸で規定される平面内に相当する。ここで、例えば、X軸は画面の水平方向に対応し、Y軸は画面の垂直方向に対応するものとする。また、X軸の正(+)の方向(0°方位)が画面の右側に対応し、X軸の負(−)の方向(180°方位)が画面の左側に対応するものとする。さらに、Y軸の正(+)の方向(90°方位)が画面の上側に対応し、Y軸の負(−)の方向(270°方位)が画面の下側に対応するものとする。
液晶表示パネルLPNにおいては、アレイ基板AR側の配向膜20のラビング方向Rb1は、X軸に対して315°の方位に設定されている。また、対向基板CT側の配向膜36のラビング方向Rb2は、配向膜20のラビング方向Rb1と平行且つ逆向きであって、X軸に対して135°の方位に設定されている。つまり、ホモジニアス配向した液晶分子40の配向方向は、135°−315°の方位に相当する。
第1偏光板PL1は、その吸収軸A1が液晶分子40の配向方向に対して45°の角度をなすように、例えば90°−270°の方位を向くように配置される。第2偏光板PL2は、その吸収軸A2が第1偏光板PL1の吸収軸A1と直交するように(しかも液晶分子40の配向方向に対して45°の角度をなすように)配置され、ここでは吸収軸A2が0°−180°の方位を向くように配置される。
第1位相差板RF1の液晶表示パネルLPNへの配置は、液晶分子40の配向方向に基づいて設定される。すなわち、第1位相差板RF1は、その遅相軸D1が液晶分子40の配向方向とほぼ直交するように配置され、ここでは、45°−225°の方位を向くように配置される。
なお、液晶分子の配向方向が上記条件とは異なる場合でも、上記角度の関係を維持していれば良い。
上述したような直線偏光主導型のECBモードの液晶表示装置においては、以下のように動作する。なお、ここでは、第1偏光板PL1の吸収軸A1と第2偏光板PL2の吸収軸A2とが直交し、表示モードがノーマリブラックである場合について説明する。
すなわち、第1光学素子OD1の第1偏光板PL1を通過したバックライト光は、直線偏光に変換され、液晶層LQに入射する。第1偏光板PL1の吸収軸A1がY軸と平行である場合、この直線偏光の長軸方向はX軸と平行である。
液晶層LQに電界が印加されていない状態、つまり、液晶層LQを挟む画素電極EPと対向電極ETとの間に電位差が形成されていない電圧無印加時(あるいは低電圧印加時)において、液晶層LQのリタデーションRと、第1位相差板RF1の面内リタデーションReとは略同等であり、しかも第1位相差板RF1の遅相軸D1と液晶層LQに含まれる液晶分子40の配向方向とは直交している。
これにより、電圧無印加時の液晶層LQのリタデーションRがキャンセルされ、液晶表示パネルLPNと第1位相差板RF1とが協働して通過する光に対する面内リタデーションをゼロとしている。このため、液晶表示パネルLPN及び第1位相差板RF1を通過した後の光の偏光状態は、液晶表示パネルLPNに入射する前の偏光状態を維持する。つまり、第1位相差板RF1を通過した光は、X軸と平行な直線偏光となる。
したがって、第2光学素子OD2において、X軸と平行な吸収軸A2を有する第2偏光板PL2を適用することにより、第1位相差板RF1を通過した直線偏光を高吸収率で吸収させることができる(黒表示)。
一方、液晶層LQに電界が印加された状態、つまり、液晶層LQを挟む画素電極EPと対向電極ETとの間に電位差が形成された電圧印加時において、液晶層LQに含まれる液晶分子40は概ね電界方向に沿って立ち上がる。このため、液晶層LQのリタデーションRは略ゼロとなる。これにより、液晶表示パネルLPNを通過した後の光の偏光状態は、液晶表示パネルLPNに入射する前の偏光状態を維持する。つまり、液晶表示パネルLPNを通過した光は、X軸と平行な直線偏光となる。
液晶表示パネルLPNを通過した光は、第1位相差板RF1を通過する際に第1位相差板RF1の面内リタデーションReの影響を受ける。すなわち、第1位相差板RF1は、通過した直線偏光に対して1/2波長のリタデーションを付与する。これにより、第1位相差板RF1を通過した光は、第1位相差板RF1に入射する前の直線偏光と直交する直線偏光に変換される。つまり、この直線偏光の振動面はX軸に直交するY軸と平行となる。したがって、第2光学素子OD2において、X軸と平行な吸収軸A2を有する第2偏光板PL2を適用することにより、液晶層LQを通過した直線偏光を高透過率で透過させることができる(白表示)。
上述した構成により、液晶表示装置を正面から観察した場合について、黒表示時及び白表示時のいずれにおいても光学補償がなされ、高いコントラスト比(CR)を得ることが可能となる。
また、上述した実施の形態によれば、第1位相差板RF1が2軸の屈折率異方性を有しているため、正面から観察した場合のみならず、斜め方向から観察した場合であっても十分な光学補償がなされ、視野角を拡大することが可能となり、良好な表示品位が得られる。
しかも、視角拡大用途の液晶フィルムが不要であるため、コストを低減することができ、しかも、高い品質を維持することが可能となる。また、液晶フィルムを適用した場合のような品質等に起因した貼り替えロスが防止でき、さらに、波長分散などのフィルムの特性に起因した表示品位の劣化を抑制できる。
このような構成の液晶表示装置について、コントラスト比の視野角依存性を測定したところ、図5に示すような結果が得られた。ここで、コントラスト比の視野角依存性に関する測定結果を示す図においては、中心が液晶表示パネルLPNの法線方向に相当し、法線方向を中心とした同心円は、法線に対する倒れ角度(視角)が20°、40°、60°、80°に相当する。ここで示した特性図は、各方位について等コントラスト比の領域を結ぶことで得られたものである。
ここに示した例では、第1位相差板RF1の面内リタデーションReは、波長560nmの光に対して280nmとした。また、第1位相差板RF1について、その面内での互いに直交する方位の屈折率をそれぞれnx及びnyとし、その法線方向の屈折率をnzとしたときに、Nz=(nx−nz)/(nx−ny)で与えられるNz係数は0.1とした。なお、各構成の軸角度の関係については、図4に示した通りである。
図5に示したように、本構成によれば、等コントラスト比(CR)=10:1の視野角範囲は、画面の上下及び画面の左右でともに十分な広視野角化を実現でき、概ね全方位で60°以上であることが確認できた。
さらに、本構成によれば、図6の色度座標に示したように、黒表示状態(電圧無印加時)Bkから白表示状態(電圧印加時)Wまでの間でのカラーシフトが低減され、黒を表示した際の青味付きを抑制できることが確認され、表示品位の向上が可能となった。
第1位相差板RF1について、Nz係数による視野角特性の変化をシミュレーションした。図7に示すように、Nz係数に依存して視野角特性が若干変化するものの、Nz=1.0以下(−1.0以上)であれば、概ね全方位にわたって比較的広い視野角が得られ、特に、画面の上下方向及び左右方向については広い視野角が得られた。
また、Nz係数を−0.5〜+0.5の範囲に設定することにより、より広い視野角が得られ、特に、画面の上下方向及び左右方向について、80°以上の視野角を得ることが可能となった。
さらに、Nz係数を−0.1〜+0.1の範囲に設定することにより、さらに広い視野角が得られ、特に、画面の上下方向及び左右方向について、80°以上の視野角が得られるのに加えて、画面の全方位について、概ね60°以上の視野角を得ることが可能となった。
次に、他の実施形態について説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成については、同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
すなわち、図8及び図9に示すように、第1光学素子OD1については、上述した実施の形態と同一構成である。第2光学素子OD2は、第2偏光板PL2と、第1位相差板RF1と、第2位相差板RF2と、によって構成されている。第2偏光板PL2は、液晶表示パネルLPNの対向基板側に配置されている。第1位相差板RF1は、液晶表示パネルLPNと第2偏光板PL2との間に配置されている。第2位相差板RF2は、第1位相差板RF1と液晶表示パネルLPNとの間に配置されている。
第2位相差板RF2は、対向基板CTを構成する絶縁基板30に接着されている。第1位相差板RF1は、第2位相差板RF2の上に接着されている。第2偏光板PL2は、第2位相差板RF2の上に接着されている。
第1位相差板RF1及び第2位相差板RF2は、高分子延伸フィルムなどによって構成されている。第1位相差板RF1は、一軸の屈折率異方性を有し、Aプレート相当の屈折率異方性(nx>ny=nz)を有している。つまり、この第1位相差板RF1は、所定の面内リタデーションReを有している。この面内リタデーションReは、上述した実施の形態と同様に、無電界時における液晶層LQのリタデーションRと略同等に設定され、しかも、透過する光の1/2波長(例えば280nm)に相当する。
第2位相差板RF2は、一軸の屈折率異方性を有し、ポジティブCプレート相当の屈折率異方性(nx=ny<nz)を有している。つまり、この第2位相差板RF2は、所定の厚み方向のリタデーションRthを有している。
この実施の形態においても、第1位相差板RF1は、その遅相軸D1が液晶層LQに含まれる液晶分子40の配向方向に対して直交するように配置されている。これにより、黒を表示する無電界時の液晶層LQのリタデーションRがキャンセルされる。
このような構成の液晶表示装置について、コントラスト比の視野角依存性を測定したところ、画面の上下及び画面の左右でともにさらなる広視野角化を実現できていることが確認できた。
以上説明したように、この実施の形態によれば、コストの低減が可能であるとともに表示品位の良好な液晶表示装置を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、表示モードがノーマリブラックモードである場合について説明した。この場合、各画素PXを区画するためのブラックマトリクスは不要となる。
すなわち、ノーマリホワイトモードの場合には、電圧印加時が黒表示となるため、隣接する画素間に不所望な電界が印加された際に液晶分子の配向不良などに起因して光漏れが生じ、コントラスト比の低下を招くおそれがある。このため、ブラックマトリクスは、対向基板CT側に設けられ、アレイ基板ARに設けられた走査線Yや信号線X、スイッチング素子Wなどの配線部に対向するように配置される。
これに対して、ノーマリブラックモードの場合には、無電界時が黒表示となるため、隣接する画素間での光漏れによるコントラスト比の低下が抑制される。このため、ブラックマトリクスは不要となる、あるいは、最小限の幅に留められる。これにより、ノーマリホワイトモードを適用した場合よりも、開口率を向上することができ、しかも、光コントラスト比を得ることが可能となる。
図1は、この発明の一実施の形態に係る液晶表示装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した液晶表示装置の構造を概略的に示す断面図である。 図3は、図2に示した液晶表示装置に適用可能な第1光学素子及び第2光学素子の構成を概略的に示す図である。 図4は、図3に示した構成例において、液晶分子の配向方向に対する各位相差板の遅相軸の方位及び各偏光板の吸収軸の方位を説明するための図である。 図5は、図3に示した構成の液晶表示装置において透過表示を行った際のコントラスト比の視野角依存性をシミュレーションした結果を示す図である。 図6は、図3に示した構成の液晶表示装置における白表示状態から黒表示状態までのカラーシフトをシミュレーションした結果を示す図である。 図7は、図3に示した構成の液晶表示装置における第1位相差板のNz係数による視野角特性の変化をシミュレーションした結果を示す図である。 図8は、図2に示した液晶表示装置に適用可能な第1光学素子及び第2光学素子の他の構成を概略的に示す図である。 図9は、図8に示した構成例において、液晶分子の配向方向に対する各位相差板の遅相軸の方位及び各偏光板の吸収軸の方位を説明するための図である。
符号の説明
LPN…液晶表示パネル
AR…アレイ基板 CT…対向基板
LQ…液晶層 40…液晶分子
BL…バックライト
DSP…表示領域 PX…画素
OD1…第1光学素子 OD2…第2光学素子
PL1…第1偏光板 PL2…第2偏光板
RF1…第1位相差板 RF2…第2位相差板

Claims (3)

  1. 画素電極を覆う第1配向膜を備えた第1基板と対向電極を覆う第2配向膜を備えた第2基板との間に液晶層を保持した構成であり前記第1配向膜及び前記第2配向膜のそれぞれのラビング方向が互いに平行であり逆向きであって前記液晶層に含まれる液晶分子がホモジニアス配向した液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルを前記第1基板側から照明するバックライトと、
    前記液晶表示パネルと前記バックライトとの間に配置され前記液晶分子の配向方向に対して45°の角度をなす第1吸収軸を有し、前記第1基板を構成する絶縁基板の外面に接着された第1偏光板と、
    前記液晶表示パネルの前記第2基板側に配置され第2吸収軸を有する第2偏光板と、
    前記液晶表示パネルと前記第2偏光板との間において、その遅相軸が前記液晶層に含まれる液晶分子の配向方向に対して直交するように配置され、透過する光に対して1/2波長の面内リタデーションを付与する第1位相差板と、
    を備えたECBモードの液晶表示装置であって、
    前記第1偏光板の前記第1吸収軸と前記第2偏光板の前記第2吸収軸とが直交し、
    表示モードは、前記液晶表示パネルの前記液晶層に電界が印加されていない無電界時に黒を表示するノーマリブラックであり、
    前記第1位相差板は、2軸の屈折率異方性を有し、無電界時における前記液晶層のリタデーションと略同等の面内リタデーションを有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第1位相差板は、その面内での互いに直交する方位の屈折率をそれぞれnx及びnyとし、その法線方向の屈折率をnzとしたときに、Nz=(nx−nz)/(nx−ny)で与えられるNz係数が−0.3〜+0.3の範囲に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1位相差板は、高分子延伸フィルムによって構成されたことを特徴とする請求項に記載の液晶表示装置。
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