JP2013167490A - バケット式流量計システム - Google Patents

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Abstract

【課題】バケット式流量計を用いて配管内を流れる液体の流量を安定して計測できること。
【解決手段】一対のます部23、24が支点21A、21Bに対する両側に形成されると共に支点回りに回動して転倒可能に設けられたバケット11を備え、このバケット11のます部23または24に注水パイプ17から水1が注水されて一定量貯溜されたときにバケット11が転倒して排水する単位時間当たりの転倒回数と前記ます部23、24への水の貯溜量とから水1の流量を計測するバケット式流量計12と、このバケット式流量計12の注水パイプ17に接続され、この注水パイプ17に水を供給する給水配管13と、この給水配管13に下方に湾曲して設けられ、給水配管13内に蒸気が生じた場合にこの蒸気の流れを制止するU字管15と、を有するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バケット(転倒枡)式流量計を有するバケット式流量計システムに関する。
バケット(転倒枡)式流量計は、一定量の水が溜まると転倒するバケットと、このバケットの転倒を検知する検知器と、検知器からバケットが転倒した旨の信号を入力して流量を演算する演算部とを有して構成されている。
従来、検知器としてのセンサ回路によりバケットが転倒中であることを検知し、バケットの転倒中には、バケットに水を流す流路に設けられた電磁弁を閉弁してバケットへの水の流れを遮断し、これにより流量の計測精度を向上させる、雨量計としてのバケット式流量計が開示されている(特許文献1参照)。
また、原子力発電プラントにおいて、バケット式流量計は、原子炉一次冷却材の漏洩検出を目的として、原子炉建屋におけるドライウェル内の空調機からの凝縮水(ドライウェルクーラードレン)の流量を計測するために設置されている(特許文献2参照)。
特開平4−164286号公報 特開2010−237056号公報
ところで、原子力発電プラントに設置されたバケット式流量計は、前述のように重要な計器であり、保安規定により1日1回、流量計の指示トレンドを確認するよう定められている。しかしながら、バケット式流量計が原子炉建屋のドライウェル内に設置されているため、原子力発電プラントの運転中に流量計の指示が欠測した場合には、この欠測が、実際に流量がないからなのか、または流量計の故障に起因するものなのか判断できず、原子力発電プラントの運転を停止しないと原因を調査することができない。
また、通常時、ドライウェル内の空調機からの凝縮水は流量が微小であり、配管内を流れる凝縮水は少量である。従来の設計では、空調機からバケット式流量計までの距離が離れているため、配管内の空気の流れによってその配管内を流れる凝縮水が蒸発してしまい、凝縮水の流量を安定して計測できなくなる恐れがある。
更に、従来のバケット式流量計では、バケットの転倒回数を検知する検知器が磁石とリードスイッチにより構成されている場合、リードスイッチに不具合があると、バケットの転倒を正確に検知できず、流量計測に影響(例えば欠測)を与える恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、バケット式流量計を用いて配管内を流れる液体の流量を安定して計測できるバケット式流量計システムを提供することにある。
本発明は、一対のます部が支点に対する両側に形成されると共に前記支点回りに回動して転倒可能に設けられたバケットを備え、このバケットの前記ます部に注液部から液体が注液されて一定量貯溜されたときに前記バケットが転倒して排液する単位時間当たりの転倒回数と前記ます部への液体の貯溜量とから、液体の流量を計測するバケット式流量計と、このバケット式流量計の前記注液部に接続されて、この注液部に液体を供給する配管と、この配管に下方に湾曲して設けられ、前記配管内に気体が生じた場合にこの気体の流れを制止するU字管と、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、バケット式流量計の注液部に接続された配管にU字管が設けられ、このU字管が、前記配管内に気体が生じた場合にこの気体の流れを制止して、前記配管内で気体の流れによる液体の蒸発を防止するので、バケット式流量計を用いて配管内を流れる液体の流量を安定して計測できる。
本発明に係るバケット式流量計システムの第1実施形態を示す構成図。 図1のバケット式流量計を示す正断面図。 図2のバケット式流量計のバケットなどを示す斜視図。 本発明に係るバケット式流量計システムの第2実施形態におけるバケット式流量計を示し、(A)は正断面図、(B)は図4(A)のバケットなどを示す斜視図。 図4の第2実施形態における第1変形形態を示し、(A)はバケット式流量計の正断面図、(B)は図5(A)のバケットなどを示す斜視図。 図4の第2実施形態における第2変形形態を示し、(A)はバケット式流量計の正断面図、(B)は図6(A)のバケットなどを示す斜視図。 本発明に係るバケット式流量計システムの第3実施形態を示す構成図。 図7の第3実施形態における第1変形形態を示すバケット式流量計システムの構成図。 図7の第3実施形態における第2変形形態を示すバケット式流量計システムの構成図。 本発明に係るバケット式流量計システムの第4実施形態を示す構成図。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図3)
図1は、本発明に係るバケット式流量計システムの第1実施形態を示す構成図である。この図1に示すバケット式流量計システム10は、バケット11を備えたバケット式流量計12と、このバケット式流量計12に接続された給液配管としての給水配管13及び排液配管としての排水配管14と、給水配管13に設けられたU字管15とを有し、給水配管13内を流れる液体としての水1の流量をバケット式流量計12を用いて計測するものである。
特に、本実施形態のバケット式流量計システム10は、原子力発電プラントにおける原子炉建屋のドライウェル内に設置された空調機(空気調和機)からの凝縮水を給水配管13に導いて、その凝縮水の流量を計測している。上記ドライウェル内で原子炉一次冷却材が漏洩した場合には、上記凝縮水の流量が増加するので、この凝縮水の流量を計測することで、原子炉一次冷却材の漏洩を検知できるのである。
前記バケット式流量計12は、前述のごとく、給水配管13内を流れる水1の流量を計測するものであり、図2及び図3に示すように、ケース16、注液部としての注水パイプ17、バケット11、メイン転倒検知手段としての検知器18、及び演算部19を有して構成される。
ケース16は、略円筒形状のケース本体16Aの両端に蓋板16B(図2では一方のみを示す)が固着されてなる。ケース本体16Aの上部から内側へ向かって注水パイプ17が突設され、この注水パイプ17に給水配管13の下流端が接続されている。給水配管13から供給された水1は、注水パイプ17からバケット11のます部23または24(共に後述)へ注水(流下)される。また、ケース本体16Aの下部に排水配管14の上流端が接続される。
ケース16の両蓋板16Bには、席板20(図2では一方のみを示す)がボルトなどを用いて固着される。このうち、一方の席板20にバケット11の一方の支点21Aが枢支され、他方の席板20(不図示)に固着された取付板22に、バケット11の他方の支点21Bが枢支される。
このバケット11は、同軸の支点21A及び21Bに対する左右両側に一対のます部23、24がそれぞれ形成されている。これらのます部23または24に、注水パイプ17から水1が注水されて一定量貯溜される。ここで、ます部23とます部24の水1の貯溜量は同一に設定されている。
バケット11は、ます部23または24に一定量の水1が貯溜されたときに、貯溜した水への重力の作用で支点21A及び21B回りに回動し転倒して、貯溜した水1を排出する。このバケット11の転倒は、2枚の席板20の少なくとも一方に植設されたストッパ25または26にバケット11が当接することで規制される。また、バケット11から排出された水1は、ケース16のケース本体16Aに流れ落ちた後、排水配管14に導かれる。
例えば、バケット11のます部23に注水パイプ17から水1が注水され一定量貯溜されたときに、バケット11は支点21A及び21Bを中心に図2における反時計方向に回動して転倒し、ストッパ25に当接して転倒動作を停止し、バケット11のます部23から水1を排出する。このときには、バケット11のます部24が注水パイプ17に対向した位置になるので、次に、注水パイプ17からます部24に水1が注水される。
ます部24に一定量の水1が貯溜されたとき、バケット11は支点21A及び21Bを中心に図2における時計方向に回動して転倒し、ストッパ26に当接して転倒動作を停止し、バケット11のます部24から水1を排出する。このように、バケット11は、ます部23とます部24に水1を交互に貯溜し、転倒して排出する。
前記検知器18は、バケット11の支点21A及び21Bの近傍に設置された磁石27と、この磁石27の接近によりON操作し、離反によりOFF動作するリードスイッチ28と、を有して構成される。リードスイッチ28は、前記取付板22に設置され、バケット11における支点21A及び21Bの下方に位置づけられる。従って、バケット11が転倒する際には、磁石27もバケット11ともに移動し、この移動する磁石27の磁力によってリードスイッチ28がOFF動作からON動作し、パルス信号を出力する。このパルス信号は、バケット11が1回転倒する毎に1パルス出力される。
前記演算部19は、単位時間当たり(例えば1分間)のバケット11の転倒回数と、バケット11の各ます部23、24における水1の貯溜量とから、給水配管13を流れる水1の流量を計測する。即ち、演算部19は、リードスイッチ28からのパルス信号を入力し、このパルス信号を単位時間当たり(例えば1分間)で積算し、この値に、バケット11の各ます部23、24が水1を貯溜する一定の貯溜量を乗算して、給水配管13を流れる水1の流量を演算し、流量信号として外部へ出力する。
上述のように構成されたバケット式流量計12のケース16に設けられた注水パイプ17へ水1を供給する給水配管13には、バケット式流量計12の上流側に、図1に示すようにU字管15が配設される。このU字管15が、給水配管13に対し下方へ湾曲して設けられ、常時水1を貯溜して、給水配管13内に気体としての蒸気が発生した場合に、貯溜した水1によって、発生した蒸気の流れを制止する。従って、給水配管13におけるU字管15の下流側の部分において、蒸気の流れによる水1の蒸発を防止する機能を果たす。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)を奏する。
(1)バケット式流量計12の注水パイプ17に接続された給水配管13にU字管15が設けられ、このU字管15が、給水配管13内に蒸気が生じた場合にこの蒸気の流れを制止して、給水配管13内で蒸気の流れによる水1の蒸発を防止するので、この給水配管13の下流側に位置づけられたバケット式流量計12を用いて、給水配管13内を流れる水1の流量を安定して計測できる。
[B]第2実施形態(図4〜図6)
図4は、本発明に係るバケット式流量計システムの第2実施形態におけるバケット式流量計を示し、(A)は正面図、(B)は図4(A)のバケットなどを示す斜視図である。この第2実施形態において、前記第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施形態のバケット式流量計システム30が前記第1実施形態と異なる点は、バケット式流量計31に、バケット11の転倒を検知するメイン転倒検知手段としての検知器18(磁石27及びリードスイッチ28)の他に、この検知器18とは異なるパラメータを用いてバケット11の転倒を検知するサブ転倒検知手段としての検知器32が配置された点である。
この検知器32は、本実施形態では、バケット11の転倒に伴いケース16の内部に水1が排出される際に変化するケース16内の湿度をパラメータとし、この湿度の変化(上昇)を検出してバケット11の転倒を検知する湿度計33である。この湿度計33は、例えば一方の席板20に設置される。
また、上記検知器32は、図5に示す本実施形態の第1変形形態では、バケット11の転倒に伴い発生する音をパラメータとし、この音を検出してバケット11の転倒を検知する音響センサ34である。この音響センサ34は、例えば一方の席板20に設置される。
更に、上記検知器32は、図6に示す本実施形態の第2変形形態では、パラメータとしての光の変化を検出してバケット11の転倒を検知する赤外線センサ35である。バケット11の転倒時には、このバケット11によって赤外線センサ35に入射する光が遮断されるので、赤外線センサ35は、このときの光(光量)の変化を検出してバケット11の転倒を検知する。この赤外線センサ35は、例えば一方の席板20に一対設置される。
従って、本実施形態のバケット式流量計システム30においても、バケット式流量計31へ水1を供給する給水配管13にU字管15が配設されているので、前記第1実施形態の効果(1)と同様な効果を奏するほか、次の効果(2)を奏する。
(2)バケット11の転倒を磁石27及びリードスイッチ28を有してなる検知器18によって検知できるほか、湿度計33、音響センサ34または赤外線センサ35からなる他の検知器32によっても検知できる。従って、検知器18のリードスイッチ28等に不具合が生じて、この検知器18によりバケット11の転倒を検知できない場合であっても、検知器32(具体的には湿度計33、音響センサ34、赤外線センサ35)からの出力信号を演算部19が入力し、この演算部19が、単位時間当たりのバケット11の転倒回数を把握することで、原子力発電プラントの運転を停止することなく、給水配管13内を流れる水1の流量を継続して計測できる。
[C]第3実施形態(図7〜図9)
図7は、本発明に係るバケット式流量計システムの第3実施形態を示す構成図である。この第3実施形態において、前記第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施形態のバケット式流量計システム40が前記第1実施形態と異なる点は、U字管15に、このU字管15内を流れる水1の流量を計測する、バケット式流量計12とは異なる種類の他の流量計41が設置された点である。
この流量計41は、本実施形態では、U字管15内を流れる水に対して超音波信号を送信し、その透過した超音波信号や反射した超音波信号を受信して、U字管15内の水1の流量を計測する超音波流量計42である。
また、上記流量計41は、図8に示す本実施形態の第1変形形態では、電磁誘導を利用して、U字管15内を流れる水1の流量を計測する電磁流量計43である。即ち、この電磁流量計43は、磁界中を水1が流れることによって発生する、水1の流速(流量)に比例した起電力を検出することで、水1の流量を検出するものである。
更に、上記流量計41は、図9に示す本実施形態の第2変形形態では、コリオリの力を利用してU字管15内を流れる水1の流量を計測するコリオリ式流量計44である。本実施形態では、上述の流量計41(超音波流量計42、電磁流量計43またはコリオリ式流量計44)とバケット式流量計12との両者により、給水配管13(U字管15を含む)内を流れる水1の流量が計測される。
従って、本実施形態のバケット式流量計システム40においても、バケット式流量計12に水1を供給する給水配管13にU字管15が設けられたので、前記第1実施形態の効果(1)と同様な効果を奏するほか、次の効果(3)を奏する。
(3)バケット式流量計12に水1を供給するU字管15に、このU字管15内を流れる水1の流量を計測する、バケット式流量計12とは異なる種類の他の流量計41(具体的には超音波流量計42、電磁流量計43またはコリオリ式流量計44)が設置されている。このため、バケット式流量計12における例えば検知器18のリードスイッチ28等に不具合が生じて、このバケット式流量計12により給水配管13内を流れる水1の流量を計測できなくなった場合でも、上記流量計41(超音波流量計42、電磁流量計43、コリオリ式流量計44など)により、原子力発電プラントの運転を停止することなく、給水配管13(U字管15を含む)内を流れる水1の流量を継続して計測できる。
[D]第4実施形態(図10)
図10は、本発明に係るバケット式流量計システムの第4実施形態を示す構成図である。この第4実施形態において前記第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施形態のバケット式流量計システム50が前記第1実施形態と異なる点は、バケット式流量計12の下流側の排水配管14に、バケット式流量計12とは別の他のバケット式流量計51が設置された点である。即ち、バケット式流量計が2台以上の複数台、直列に多重化して配置された点である。
従って、本実施形態においても、バケット式流量計12、51に水1を供給する給水配管13にU字管15が配設されたことで、前記第1実施形態の効果(1)と同様な効果を奏するほか、次の効果(4)を奏する。
(4)バケット式流量計12の下流側に他のバケット式流量計51が設置されて、これらのバケット式流量計が多重化して設置されたので、一の例えばバケット式流量計12がリードスイッチ28の不具合等により、給水配管13内を流れる水1の流量を計測できなくなった場合にも、他の例えばバケット式流量計51により、排水配管14内を流れる水1の流量を計測できる。この結果、原子力発電プラントの運転を停止することなく、配管(給水配管13、排水配管14)内を流れる水1の流量を継続して計測することができる。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形してもよく、また、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。例えば、第2実施形態のバケット式流量計31を備えたバケット式流量計システム30のU字管15に、第3実施形態の流量計41(超音波流量計42、電磁流量計43またはコリオリ式流量計44など)を設置してもよい。
1 水(液体)
10 バケット式流量計システム
11 バケット
12 バケット式流量計
13 給水配管(給液配管)
15 U字管
17 注水パイプ(注液部)
18 検知器(メイン転倒検知手段)
19 演算部
21A、21B 支点
23、24 ます部
27 磁石
28 リードスイッチ
30 バケット式流量計システム
31 バケット式流量計
32 検知器(サブ転倒検知手段)
33 湿度計
34 音響センサ
35 赤外線センサ
40 バケット式流量計システム
41 流量計
42 超音波流量計
43 電磁流量計
44 コリオリ式流量計
50 バケット式流量計システム
51 バケット式流量計

Claims (6)

  1. 一対のます部が支点に対する両側に形成されると共に前記支点回りに回動して転倒可能に設けられたバケットを備え、このバケットの前記ます部に注液部から液体が注液されて一定量貯溜されたときに前記バケットが転倒して排液する単位時間当たりの転倒回数と前記ます部への液体の貯溜量とから、液体の流量を計測するバケット式流量計と、
    このバケット式流量計の前記注液部に接続されて、この注液部に液体を供給する配管と、
    この配管に下方に湾曲して設けられ、前記配管内に気体が生じた場合にこの気体の流れを制止するU字管と、を有することを特徴とするバケット式流量計システム。
  2. 前記バケット式流量計には、バケットの転倒を検知するメイン転倒検知手段の他に、このメイン転倒検知手段とは異なるパラメータを用いて前記バケットの転倒を検知するサブ転倒検知手段が配置されたことを特徴とする請求項1に記載のバケット式流量計システム。
  3. 前記U字管には、このU字管内を流れる液体の流量を計測する、バケット式流量計とは異なる種類の他の流量計が設置されたことを特徴とする請求項1または2に記載のバケット式流量計システム。
  4. 前記サブ転倒検知手段は、バケットの転倒に伴い液体が排出される際に変化する湿度をパラメータとし、この湿度の変化を検出して前記バケットの転倒を検知する湿度計、または前記バケットの転倒に伴い発生する音をバラメータとし、この音を検出して前記バケットの転倒を検知する音響センサ、または前記バケットの転倒に伴い変化する光をバラメータとし、この光の変化を検出して前記バケットの転倒を検知する赤外線センサであることを特徴とする請求項2に記載のバケット式流量計システム。
  5. 前記他の流量計は、超音波を用いて流量を計測する超音波流量計、または電磁誘導を利用して流量を計測する電磁流量計、またはコリオリの力を利用して流量を計測するコリオリ式流量計であることを特徴とする請求項3に記載のバケット式流量計システム。
  6. 前記バケット式流量計の下流側に、このバケット式流量計とは別の他のバケット式流量計が設置されたことを特徴とする請求項1または2に記載のバケット式流量計システム。
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