JP2013166322A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊光沢インクを印刷対象画像が表すシーンに対してどのように付加するのかをユーザーがわざわざ指定する必要がなく、簡単に特殊光沢インクを利用した画像データを形成する。
【解決手段】画像データORGのシーン判別情報からシーンを判別し、メタリックインク(特殊光沢インク)を付加する画素およびインク色が設定されている複数のメタリックインク付加パターンP(特殊光沢インク付加パターン)から選択して、メタリックインクを付加する画素を決定し、画像データORGとメタリックインク付加情報SAに基づいてRGB表色系(第1の色空間情報)の画像データORGからCMYK表色系およびメタリック色(第2の色空間情報)で表される画像データFORGへと変換し、ハーフトーン処理をして印刷データPORGを生成するプリンター10(画像形成装置)とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成方法に関する。
近年、メタリックインクなどの特殊光沢インクを利用した印刷技術が提案されている。たとえば特許文献1に開示される技術では、特殊光沢インクにより得られる質感とカラーインクによる色表現性とを両立させて印刷を行なうために、印刷対象画像の印刷においてインク使用量の多いカラーインクを1つの主要インクとして特定し、メタリックインクのドットがONとなった場合には、主要インクのドットがONとならないように、すなわち、メタリックインクと主要インクのドットが重畳しないように、同一のディザマスクを連続的に使用して、組織的ディザ法によりハーフトーン処理を行ったあとに印刷を実行するようにしている。
特開2010−76317号公報(要約参照)
メタリックインクなどの特殊光沢インクを利用した印刷では、特殊光沢インクを印刷対象画像のどの部分にどの程度のインク量を付加するのかを決定するためのメタリック版を利用することが一般的であり、特許文献1に開示される印刷技術においても、ユーザーが設定したメタリック版に基づいて印刷が行なわれる。したがって、従来の特殊光沢インクを利用した印刷方法では、印刷実行前にユーザー自らがメタリック版を準備する必要がある。また、ユーザー自らメタリック版を作成することができたとしても、画像データが示すシーンによっては単一のメタリック版では最適な効果が得られない場合がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、特殊光沢インクを印刷対象画像が表すシーンに対してどのように付加するのかをユーザーがわざわざ指定する必要がなく、簡単に特殊光沢インクを利用した画像データを形成できる画像形成装置および画像形成方法を提供することである。
本発明の一側面である画像形成装置は、複数の画素から構成される画像データを入力する画像入力部と、画像入力部から入力される画像データのメタデータとして含まれるシーン判別情報に基づいて画像データのシーンを判別するシーン判別部と、シーン判別部の判定に応じて、特殊光沢インクを付加する画素および付加する画素における特殊光沢インクのインク色が設定されている複数の特殊光沢インク付加パターンの中から1つの特殊光沢インク付加パターンを選択するパターン選択部と、パターン選択部により選択された1つの特殊光沢インク付加パターンに基づいて特殊光沢インクを付加する画素を決定する画像処理部と、画像入力部から入力される画像データおよび画像処理部により決定された特殊光沢インクを付加する画素情報に基づいて第1の色空間情報における画像データから第2の色空間情報における画像データへと変換する色変換部と、色変換部により変換された画像データに基づいて印刷データを生成する画像形成部を備えることを特徴とする。これにより、複数の特殊光沢インク付加パターンの中から、画像データが示すシーンに対応した1つの特殊光沢インク付加パターンが選択され、特殊光沢インクを付加する箇所が自動的に決定されるので、特殊光沢インクを印刷対象画像が表すシーンに対してどのように付加するのかをユーザーがわざわざ指定することなく、簡単に特殊光沢インクを用いた画像データを形成することができる。
また、シーン判別部は、画像データのメタデータとしてのEXIFタグに含まれるシーン判別情報を参照して画像データのシーンを判別し、パターン選択部は、シーン判別部が判別したEXIFタグに含まれる情報が示すシーンに対応する特殊光沢インク付加パターンを選択し、画像処理部は、画像データに含まれる特定のオブジェクトを検出して、検出された特定のオブジェクトに含まれる画素に対してパターン選択部により選択された特殊光沢インク付加パターンに基づいて特殊光沢インクを付加する画素を決定することができる。これにより、画像データに含まれる特定のオブジェクトに対して、選択された特殊光沢インク付加パターンに基づいて特殊光沢インクを付加する画素を決定することができるため、画像データが表すシーンに応じて視覚的な効果が得やすい箇所に対して特殊光沢インクが付加されるので、特殊光沢インクによる視覚的な効果がより得やすくなる。
また、本発明の一側面である画像形成方法は、複数の画素から構成される画像データを入力する画像入力ステップと、画像入力ステップで入力される画像データのメタデータとして含まれるシーン判別情報に基づいて画像データのシーンを判別するシーン判別ステップと、シーン判別ステップの判定に応じて、特殊光沢インクを付加する画素および付加する画素における特殊光沢インクのインク色が設定されている複数の特殊光沢インク付加パターンの中から1つの特殊光沢インク付加パターンを選択するパターン選択ステップと、パターン選択ステップで選択された1つの特殊光沢インク付加パターンに基づいて特殊光沢インクを付加する画素を決定する画像処理ステップと、画像入力ステップで入力される画像データおよび画像処理ステップで決定された特殊光沢インクを付加する画素情報に基づいて第1の色空間情報における画像データから第2の色空間情報における画像データへと変換する色変換ステップと、色変換ステップにより変換された画像データに基づいて印刷データを生成する画像形成ステップと、を含むことを特徴とする。これにより、複数の特殊光沢インク付加パターンの中から、画像データが示すシーンに対応した1つの特殊光沢インク付加パターンが選択され、特殊光沢インクを付加する箇所が自動的に決定されるので、特殊光沢インクを印刷対象画像が表すシーンに対してどのように付加するのかをユーザーがわざわざ指定することなく、簡単に特殊光沢インクを用いた画像データを形成することができる。
本発明によれば、特殊光沢インクを印刷対象画像が表すシーンに対してどのように付加するのかをユーザーがわざわざ指定する必要がなく、簡単に特殊光沢インクを利用した画像データを形成できる画像形成装置及び画像形成方法を提供することができる。
本実施の形態に係るプリンターの構成例を示すブロック図である。 制御ユニットが実行する印刷処理を説明するフローチャートである。 メタリックインク付加情報を生成する処理を示すフローチャートである。 メタリックインクが付加された画像の一例を説明するための図である。 メタリックインクが付加された画像の一例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明における画像形成装置の一例としてのプリンター10は、カラーインクとして、シアンインク(C)と、マゼンタインク(M)と、イエロインク(Y)と、ブラックインク(Bk)とをそれぞれ収容したカラーインク用のインクカートリッジと、特殊光沢インクの一例であるメタリックインク(S)を収容したメタリックインク用のインクカートリッジとが搭載された印刷ヘッド(不図示)が備えられており、カラーインクとメタリックインクとを併用した印刷をできるものとする。なお、本実施形態において「カラーインク」という場合には、ブラックインクも含む意味であることとする。しかしながら、「カラーインク」の概念にブラックインクを含めないようにしても良い。
また、メタリックインクとは、印刷物がメタリック感を発現するインクであり、このようなメタリックインクとしては、たとえば、金属顔料と有機溶剤と樹脂とを含む油性インク組成物を用いることができる。視覚的に金属的な質感を効果的に生じさせるためには、前述の金属顔料は、平板状の粒子であることが好ましく、この平板状粒子の平面上の長径をX、短径をY、厚みをZとした場合、平板状粒子のX−Y平面の面積より求めた円相当径の50%平均粒子径R50が0.5〜3μmであり、かつ、R50/Z>5の条件を満たすことが好ましい。このような金属顔料は、たとえば、アルミニウムやアルミニウム合金によって形成することができ、また、金属蒸着膜を破砕して作成することも可能である。メタリックインクに含まれる金属顔料の濃度は、たとえば、0.1〜10.0重量%とすることができる。もちろん、メタリックインクはこのような組成に限らず、メタリック感が生じる組成であれば他の組成を適宜採用することが可能である。たとえば、印刷媒体に吐出されたインクがインク吸収層に浸透して、インク吸収層にて発色する染料インクを用いてもよい。
本実施例では、メタリックインクの組成は、アルミニウム顔料1.5重量%、グリセリン20重量%、トリエチレングリコールモノブチルエーテル40重量%、BYK−UV3500(ビックケミー・ジャパン株式会社製)0.1重量%とする。
また、以下の説明における「画素」とは、基本的には画像データにおける「画素」を指すが、印刷結果である印刷画像の「画素」を指すものとしてもよい。また、以下の説明における「画像」とは、基本的には印刷結果である印刷画像の全体または一部を指すが、「画像データ」の一部または全体を指すものとしてもよい。
また、以下の説明では、画像形成装置は、プリンター10のみで構成するものとして説明するが、不図示のパーソナルコンピューターに、プリンター10に対して印刷処理を実行させるためのプログラム(プリンタードライバー)をインストールし、これらを1つの画像形成装置として構成するようにしてもよい。なお、上記のプログラムには、プリンタードライバー以外に、アプリケーションプログラムを含めるようにしても良い。
〔プリンター10の概要〕
図1は、本発明の画像形成装置の実施形態としてのプリンター10の概略構成図である。このプリンター10は、制御ユニット20を備える。制御ユニット20では、CPU21、ROM22、RAM23、EEPROM24がバスで相互に接続され構成されている。また、この制御ユニット20は、ROM22やEEPROM24に記憶されたプログラムをRAM23に展開し、実行することにより、画像入力部31、シーン判別部32、パターン選択部33、オブジェクト検出部34、メタリックインク付加部35、色変換部36、ハーフトーン処理部37、画像形成部38として機能する。これらの各機能部の詳細については後述する。EEPROM24には、RGBの各階調値、および後述するメタリックインク付加情報SA(画素情報の一例)に基づいてCMYKおよびメタリックインクSの各階調値に変換するためのLUT(Look Up Table)39と、画像データORGのシーンに応じたメタリックインク付加パターンPが複数記憶されている。
制御ユニット20には、メモリカードスロット40が接続されており、メモリカードスロット40に挿入したメモリカードMCから画像データORGを読み込んで入力することができる。本実施例においては、メモリカードMCから入力する画像データORGは、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3色の色成分からなるデータである。なお、制御ユニット20に入力する画像データORGは、メモリカードMCから読み込まれるものでなくてもよく、デジタルスチルカメラ、パーソナルコンピューター、USBメモリなどから読み込まれるものであってもよい。
また、制御ユニット20は、操作パネル41等を介したユーザーからの指示を受けて、入力した画像データORGに対して、メタリック色を付加するか否かを決定することができる。制御ユニット20は、ユーザーからメタリック色を付加する旨の指示を受けると、R,G,Bの各色成分のいずれかからなる画素または領域(以下、「カラー領域」という)以外に、メタリック色からなる画素または領域(以下、「メタリック領域」という)を所定の判定基準に従って決定することができる。なお、メタリック領域とカラー領域とは、重畳しても、重畳しなくても構わない(重畳領域は、「メタリックカラー領域」という)。また、同一領域内に、カラーインクのより形成されるドットと、メタリックインクにより形成されるドットとが混在する印刷が行われるようにしてもよいし、カラーインクによる印刷とメタリックインクによる印刷とがそれぞれ独立して行なわれるようにしてもよい。
以上のような構成を有するプリンター10は、印刷媒体上にメモリカードMCから入力された画像データORGに対して、ユーザーが画像データORGの表すシーンに応じたメタリック色を施した印刷を行いたい場合に自動的にメタリック色を付加する箇所が決定されて、簡単にメタリック色を施した画像データを形成して印刷をすることが可能となっている。
[印刷処理]
次に、プリンター10の印刷処理について説明する。図2は、図1に示すプリンター10の制御ユニット20が実行する印刷処理を説明するフローチャートである。なお、この印刷処理は、たとえば操作パネル41等を介したユーザーからの指示によって開始される。
ステップS1において、制御ユニット20の画像入力部31は、メモリカードMCから取り込んだ画像データORGを入力する。具体的には、画像入力部31は、取り込んだ画像データORGをシーン判別部32へ入力する。
ステップS2において、制御ユニット20のシーン判別部32、パターン選択部33、オブジェクト検出部34、およびメタリックインク付加部35は、画像データORGに対するメタリックインク付加情報SAを生成する。なお、画像データORGに対するメタリックインク付加情報SAの具体的な生成処理については後述する。画像データORGおよびメタリックインク付加情報SAは、色変換部36へと供給される。
ステップS3において、制御ユニット20の色変換部36は、LUT39を参照して、画像データORGおよびメタリックインク付加情報SAから画像データFORGを生成する。具体的には、色変換部36は、LUT39を参照して、ステップS2の処理で生成されたメタリックインク付加情報SAからメタリックインクSを付加する画素およびそのメタリックインクSのインク色に対応する階調値へと変換したもの(いわゆるメタリック版)を生成すると共に、LUT39を参照して画像データORGを、RGB表色系からプリンター10が表現可能なカラーインクへと変換したものを生成する。すなわち、ステップS3においては、プリンター10が表現可能な色空間情報(カラーインクおよびメタリックインク)における画像データFORGが生成される。画像データFORGは、ハーフトーン処理部37へと供給される。
ステップS4において、制御ユニット20のハーフトーン処理部37は、画像データFORGに対してハーフトーン処理を行って、画像データHORGを生成する。具体的には、ハーフトーン処理部37は、色変換部36によって色変換された画像データFORGが示す各階調値を、ドットの分布によって各インクにおけるドットのON、OFFを決定するための処理を行ったものを画像データHORGとして生成する。なお、ハーフトーン処理部37が実行する処理としては、公知のディザ法、誤差拡散法、濃度パターン法等を利用することができる。画像データHORGは、画像形成部38へと供給される。
ステップS5において、制御ユニット20の画像形成部38は、画像データHORGに対して印刷するための処理を行って、印刷データPORGを生成し、印刷処理を実行する。具体的には、画像形成部38は、画像データHORGの並びを、プリンター10の不図示の印刷ヘッドに転送すべき順序に並べ替えたものを印刷データPORGとして生成し、印刷処理を実行する。
図3は、図2のステップS2のメタリックインク付加情報SAを生成する処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS11において、制御ユニット20のシーン判別部32は、画像データORGのメタデータに含まれるシーン判別情報を参照して、画像データORGのシーンを判別する。たとえば、シーン判別部32は、画像データのEXIF(Exchangeable Image File Format)タグに含まれるシーン判別情報(たとえば、夜景、夕景、ポートレートなど)を参照して、画像データORGが表しているシーンの判別を行なう。なお、シーン判別部32は、画像データORGの画像特徴量からシーン判別を行なうようにしてもよい。
ステップS12において、制御ユニット20のパターン選択部33は、ステップS11において判別されたシーンに応じたメタリックインク付加パターンPを選択する。
ステップS13において、オブジェクト検出部34は、シーン判別部32で解析されたシーンに基づいて画像データORGに含まれる特定のオブジェクトを検出する。オブジェクト検出部34は、たとえば、シーン判別部32によって解析された画像データORGのシーンが夜景である場合、夜景に含まれるオブジェクトとして、星、月、ネオンなどの領域の有無を検出する。なお、ここでのオブジェクトの検出方法は、どのようなものであってもよく、たとえば、パターンマッチング、統計的識別法、構造識別法などの公知の画像認識技術によって検出すればよい。
ステップS14において、メタリックインク付加部35は、オブジェクト検出部34により検出されたオブジェクトおよびパターン選択部33で選択されたメタリックインク付加パターンPに基づいて、メタリックインクを付加する画素および付加する場合のメタリックインクのインク色を決定する。たとえば、メタリックインク付加部35は、検出されたオブジェクトの輪郭内に含まれる画素に対してメタリックインクを付加するフラグを設定すると共に、明度、色彩値が最も高い画素から離れるほどメタリックインクSのインク色が薄くなるように、すなわち、グラデーションが形成されるようにメタリックインクSのインク色が設定される。そして、メタリックインク付加部35は、メタリックインクSを付加するフラグを設定した画素およびメタリックインクSを付加するフラグが設定された画素毎のメタリックインクSのインク色を示す情報(すなわち、メタリックインク付加情報SA)を色変換部36へと供給する。このようにメタリックインク付加情報SAを画像データORGのシーンやオブジェクトに応じて自動的に生成することで、メタリックインクSを付加する箇所をユーザーがわざわざ指定する必要がない。
[印刷される画像の一例]
図4は、図1に示すプリンター10が実行する印刷処理によって印刷される画像の一例である。図4に示す画像50は、夕景のシーンを示す風景画である。たとえば、この画像50において、シーン判別部32が画像50の元となる画像データのEXIFタグ情報から夕景であると判定すると、パターン選択部33は夕景用のメタリックインク付加パターンPを選択する。パターン選択部33により夕景用として選択されたメタリックインク付加パターンPには、たとえば、太陽、月などのオブジェクトに対して好ましいメタリックインク付加情報SAが登録されている。すなわち、オブジェクト検出部35により検出された太陽SUが描かれている範囲において、メタリック付加部35により夕景に対して効果的なメタリックインクSを付与させるものとなっている。具体的には、図4に示す画像50では、オブジェクトである太陽SUの中心点Tから所定の範囲内に含まれるオブジェクトの画素に対してメタリックインクSを付加する画素として決定すると共に、メタリックインクSのインク色を決定している。その結果、画像50Aに示すように、太陽SUの中心部分を形成する円では、中心点Tから離れるほどメタリックインクSのインク色が少なくさせることでグラデーションをかけ、太陽SUの一部分であるA1(太陽SUの中心部分の周囲に形成されている三角形状の領域)では、それぞれの領域内でグラデーションをかけるようにしている。なお、画像50Bのように、オブジェクトである太陽SUの特定の箇所(たとえば、太陽SUの周囲の一部であるA2)の画素に対してメタリックインクSを付加させるようにしてもよい。このように、画像データのEXIFタグ情報が示すシーンに応じてメタリック色を付加すると好ましい箇所に対してメタリックインクSを付加することができる。
図5は、他の実施形態におけるプリンターが実行する印刷処理によって印刷される画像の一例である。図5に示す画像60は、夜景のシーンを示す景色である。たとえば、この画像60において、シーン判別部32が画像60の元となる画像データのEXIFタグ情報から夜景であると判定すると、パターン選択部33は夜景用のメタリックインク付加パターンPを選択する。パターン選択部33により夜景用に選択されたメタリックインク付加パターンPは、オブジェクト検出部35により検出された夜景の中で光る領域において、メタリック付加部35により効果的にメタリックインクSを付加させるものとなっている。たとえば、図5に示す画像60では、夜景の中で光る領域としては三日月M1を形成している領域の内部およびビルの窓を形成している領域M2の内部などがあり、これらの領域に含まれる画素に対してメタリックインクSを付加する画素として決定する。その結果、三日月M1を形成している領域の内部およびビルの窓を形成している領域M2の内部それぞれにメタリックインクSが付加されている画像60Aが形成される。このように、画像60の元となる画像データのEXIFタグ情報が示す夜景のシーンに応じてメタリック色を付加するのに好ましい箇所にのみメタリックインクSを自動的に付加させることができる。特に画像60のように、夜景の明度が高くない領域である背景を構成する画素に対して、メタリックインクSを使用しても、メタリック感を出すことが困難であるため、このような領域に含まれる画素にはメタリックインクSが使用されないので、コストを抑えることができる。
[発明の実施の形態における効果]
以上、本実施の形態のプリンター10は、複数の画素から構成される画像データORGを入力する画像入力部31と、画像入力部31から入力される画像データORGのメタデータとして含まれるシーン判別情報に基づいて画像データORGのシーンを判別するシーン判別部32と、シーン判別部32の判定に応じて、メタリックインクS(特殊光沢インク)を付加する画素および付加する画素におけるメタリックインクSのインク色が設定されている複数のメタリックインク付加パターンP(特殊光沢インク付加パターン)の中から1つのメタリックインク付加パターンPを選択するパターン選択部33と、パターン選択部33により選択された1つのメタリックインク付加パターンPに基づいてメタリックインクSを付加する画素を決定するメタリックインク付加部35(画像処理部)と、画像データORGおよびメタリックインク付加部35により決定されたメタリックインク付加情報SA(メタリックインクSを付加する画素情報)に基づいて第1の色空間情報であるRGB表色系における画像データORGから第2の色空間情報であるCMYK表色系およびメタリック色における画像データFORGへと変換する色変換部36と、色変換部36により変換された画像データFORG,ハーフトーン処理がなされた画像データHORGに基づいて印刷データPORGを生成する画像形成部38を備えているため、メタリックインクSを印刷対象画像が表すシーンに応じてどこに付加するのかを指定することなく、簡単にメタリックインクSを用いた画像データを形成することができる。また、印刷対象画像が表すシーンに応じてメタリック感が発現されると好ましい箇所に対してメタリックインクSが自動的に用いられるため、印刷対象画像が表すシーンに関係なくメタリックインクSを使用する場合と比較してコストを抑えつつ、視覚的な効果(金属的な質感)を得ることができる。
また、シーン判別部32は、画像データORGのメタデータとしてのEXIFタグに含まれるシーン判別情報を参照して画像データORGのシーンを判別し、パターン選択部33は、シーン判別部32が判別したEXIFタグに含まれる情報が示すシーンに対応するメタリックインク付加パターンPを選択し、オブジェクト検出部34(画像処理部)は、画像データORGに含まれる特定のオブジェクトを検出して、検出された特定のオブジェクトに含まれる画素に対してパターン選択部33により選択されたメタリックインク付加パターンPに基づいてメタリックインクSを付加する画素を決定するようにしている。これにより、画像データORGに含まれる特定のオブジェクトに対して、選択されたメタリックインク付加パターンPに基づいてメタリックインクSを付加する画素を決定することができるため、画像データORGが表すシーンに応じて視覚的な効果(金属的な質感)が得やすい箇所に対してメタリックインクSが付加されるので、メタリックインクSによる視覚的な効果(金属的な質感)がより得やすくなる。
また、上述したプリンター10の画像形成方法は、画像入力部31が複数の画素から構成される画像データORGを入力する画像入力ステップと、シーン判別部32が画像入力ステップで入力される画像データORGのメタデータとして含まれるシーン判別情報に基づいて画像データORGのシーンを判別するシーン判別ステップと、パターン選択部33が、シーン判別ステップでの判定に応じて、メタリックインクS(特殊光沢インク)を付加する画素および付加する画素におけるメタリックインクSのインク色が設定されている複数のメタリックインク付加パターンP(特殊光沢インク付加パターン)の中から1つのメタリックインク付加パターンPを選択するパターン選択ステップと、メタリックインク付加部35がパターン選択ステップにより選択された1つのメタリックインク付加パターンPに基づいてメタリックインクSを付加する画素を決定するメタリックインク付加ステップ(画像処理ステップ)と、色変換部36が、画像データORGおよびメタリックインク付加部35により決定されたメタリックインク付加情報SA(メタリックインクSを付加する画素情報)に基づいて第1の色空間情報であるRGB表色系における画像データORGから第2の色空間情報であるCMYK表色系およびメタリック色における画像データFORGへと変換する色変換ステップと、画像形成部38が、色変換ステップにより変換された画像データFORG,ハーフトーン処理がなされた画像データHORGに基づいて印刷データPORGを生成する画像形成ステップを含んでいるため、メタリックインクSを印刷対象画像が表すシーンに応じてどこに付加するのかを指定することなく、簡単にメタリックインクSを用いた画像データを形成することができる。また、印刷対象画像が表すシーンに応じてメタリック感が発現されると好ましい箇所に対してメタリックインクSが自動的に用いられるため、印刷対象画像が表すシーンに関係なくメタリックインクSを使用する場合と比較してコストを抑えつつ、視覚的な効果(金属的な質感)を得ることができる。
[その他の変形例]
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化したり、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせたりすることにより種々の発明を形成できる。たとえば、上述した実施の形態では、画像データORGの第1の色空間情報をRGB表色系の色空間情報とし、第2の色空間情報をCMYK表色系およびメタリック色の色空間情報として変換したが、第1の色空間情報および第2の色空間情報のメタリック色以外の色空間情報は、RGB表色系以外の色空間情報(たとえば、CIE表色系、XYZ表色系、L*u*v*表色系、L*a*b*表色系、マンセル表色系など)を用いるものであってもよい。また、図2および図3で示したメタリックインク付加情報SAの生成処理は、プリンター10で出力するための色変換処理の前に行なっていたが、色変換処理の後に行ってもよい。
また、上述したすべての実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10 プリンター(画像形成装置の一例)、20 制御ユニット、21 CPU(画像入力部、画像処理部、色変換部、画像形成部の一例)、31 画像入力部(画像入力部の一例)、32 シーン判別部(シーン判別部の一例)、33 パターン選択部(パターン選択部の一例)、34 オブジェクト検出部(画像処理部の一例)、35 メタリックインク付加部(画像処理部の一例)、36 色変換部(色変換部の一例)、
37 ハーフトーン処理部(画像形成部の一例)、38 画像形成部(画像形成部の一例)、P メタリックインク付加パターン(特殊光沢インク付加パターンの一例)

Claims (3)

  1. 複数の画素から構成される画像データを入力する画像入力部と、
    前記画像入力部から入力される前記画像データのメタデータとして含まれるシーン判別情報に基づいて前記画像データのシーンを判別するシーン判別部と、
    前記シーン判別部の判定に応じて、特殊光沢インクを付加する画素および付加する画素における前記特殊光沢インクのインク色が設定されている複数の特殊光沢インク付加パターンの中から1つの特殊光沢インク付加パターンを選択するパターン選択部と、
    前記パターン選択部により選択された1つの特殊光沢インク付加パターンに基づいて特殊光沢インクを付加する画素を決定する画像処理部と、
    前記画像入力部から入力される前記画像データおよび前記画像処理部により決定された前記特殊光沢インクを付加する画素情報に基づいて前記第1の色空間情報における画像データから第2の色空間情報における画像データへと変換する色変換部と、
    前記色変換部により変換された画像データに基づいて印刷データを生成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記シーン判別部は、
    前記画像データのメタデータとしてのEXIFタグに含まれるシーン判別情報を参照して前記画像データのシーンを判別し、
    前記パターン選択部は、
    前記シーン判別部が判別した前記EXIFタグに含まれる情報が示すシーンに対応する特殊光沢インク付加パターンを選択し、
    前記画像処理部は、
    前記画像データに含まれる特定のオブジェクトを検出して、検出された前記特定のオブジェクトに含まれる画素に対して前記パターン選択部により選択された特殊光沢インク付加パターンに基づいて特殊光沢インクを付加する画素を決定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 複数の画素から構成される画像データを入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップで入力される前記画像データのメタデータとして含まれるシーン判別情報に基づいて前記画像データのシーンを判別するシーン判別ステップと、
    前記シーン判別ステップの判定に応じて、特殊光沢インクを付加する画素および付加する画素における前記特殊光沢インクのインク色が設定されている複数の特殊光沢インク付加パターンの中から1つの特殊光沢インク付加パターンを選択するパターン選択ステップと、
    前記パターン選択ステップで選択された1つの特殊光沢インク付加パターンに基づいて特殊光沢インクを付加する画素を決定する画像処理ステップと、
    前記画像入力ステップで入力される前記画像データおよび前記画像処理ステップで決定された前記特殊光沢インクを付加する画素情報に基づいて前記第1の色空間情報における画像データから第2の色空間情報における画像データへと変換する色変換ステップと、
    前記色変換ステップにより変換された画像データに基づいて印刷データを生成する画像形成ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
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